2020年09月20日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(78」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/188(2020/9/18/金】「箍を締める」(タガをしめる)。「また負けた・・・箍を締めて出直しだあ!」なんて言う。「緩んだ気持ちや規律を引き締める。タガは、桶や樽の周りにはめて緩まないようにする竹や金属の輪」と辞書にある。


パレスチナ問題は何十年たってもタガが締まらない。アッバス率いるパレスチナ自治政府はそもそもタガを締める力はないし、その気もない。永らく国連など世界中から「お気の毒に」と同情され、見舞金やら義援金で暮らしているから、遊んで暮らせる。まじめに働く気なんて起きやしない。


第一、平和になったら「いつまでもブラブラしてないで働けば」となり、カンパ収入は激減してしまう。自治政府の腐敗貴族は干上がってしまから「平和なんて大嫌い! 平和反対、紛争賛成!」だろう、本音は。


パレスチナ問題はパレスチナを巡るアラブ人とユダヤ人(イスラエル)との大昔からの領土紛争である。1993年の「オスロ合意」でしばらく鎮静化していた時は、多分世界中が「パレスチナ国家建設、地域の安定」を期待したろう。小生もそうだった。我々は人を見る目がなかったのだ。

中東情勢に詳しい産経の佐藤貴生記者も嘆き悲しみ、ついに見放した。

<苦境を招いたのはパレスチナ自身でもある。アッバス議長率いる自治政府がヨルダン川西岸を、一方でイスラム原理主義組織ハマスが自治区ガザをそれぞれ統治する分裂状態が10年以上に及び、国際社会への訴求力は弱まるばかりだ。


アッバス氏は任期が切れた2009年の後も自治政府の議長選を行わず、腐敗の蔓延も伝えられる。独立国家創設の熱意など、とても感じられない>


利害関係のない第三者の産経でさえ「自治政府には何を言ってもムダ、付ける薬なし」と匙を投げたのだから、西側も中東諸国も「我々は待った、待ち続けた、それなのに自治政府はまったく動かなかった」と大きな挫折感を持っただろう。


元祖過激派PLOの首魁アラファトを真似て義援金のネコババで優雅に暮らしているような自治政府支配階級は、狂気の原理主義テロリスト集団ハマスを制圧する意志も力もない


<一般的に日本のメディアでは「ハマス」「イスラム原理主義組織ハマス」と表記されることが多い。


イスラエルに対してテロを含めた武装闘争路線を維持するハマスに対する評価は、国や団体により様々である。イスラエル、欧州連合(EU)、米国はハマスをテロ組織に指定している>(WIKI)


寄生虫の自治政府と時代錯誤のイスラム原理主義テロリストに愛想を尽かしたアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンはついに“宿敵”イスラエルとの国交正常化に踏み切った。中東情勢は新たな時代に入ったのだ。


産経2020.9.17「パレスチナ問題、風化が加速」から。


<米国の仲介によりホワイトハウスで15日、アラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンの外相はイスラエルと国交正常化の署名式典に臨み、イスラエルのネタニヤフ首相に、ともにパレスチナ問題解決に努力するよう求めた。


だが、式典の場にパレスチナ高官の姿はなく、現地では抗議のデモが起きていた。パレスチナ問題を置き去りにするUAEとバーレーンの姿勢は明らか。問題風化の加速は避けられない。


両国はイスラエルとの国交正常化という「アラブの禁じ手」を使い、パレスチナの独立国家創設に見切りをつけた。パレスチナでは「裏切りだ」との非難があふれ、式典のさなかにはパレスチナ自治区ガザからイスラエル領にロケット弾が撃ち込まれた。


パレスチナ暫定自治に道を開き、中東和平への期待が高まった「オスロ合意」から27年。イランの脅威増大を訴えてアラブ諸国の結集を図るというトランプ米政権の異次元のアプローチで、パレスチナ問題はかつてないほど色あせた>


中東情勢安定化の壁になっていたパレスチナ問題は終わったといって良いだろう。今後イスラエルは“中東の期待の星”としてほぼフリーハンドで新秩序を創っていくはずだ


まずガザからハマスを追放し、独立を迫るだろう。次いでパレスチナ自治政府とヨルダン川西岸の国境確定を進める。シーア派大国イランへの警戒感が高まっている現在なら西側世界から反発されることは少ないだろう。


膝元の火種を消せば、次は問題児のレバノン、シリア、イラク、イエメン、トルコ、そして総元締めのイランを牽制していくだろう。問題児の後ろにはターミネーターのプーチン・ロシアが控えているが、ロシアの最大の売物は天然ガスであり、最大の顧客はヨーロッパである。


イスラエルが問題児の牙を抜いていく過程で、問題児はプーチンに支援を要請するだろう。しかし、プーチンが軍事行動を起こせばEUは「ロシアからの天然ガスパイプラインを止めるぞ」とプーチンを牽制するはずだ。世界中でエネルギーはだぶついており、EUは米国やサウジなどから輸入できるので強気になれる。


計算高いプーチンは表立っては参戦できないから、クリミア強奪戦争のようにこっそりやるだろうが、4年間の経済制裁(残り1年)を再び課せられてはたまらないから、言い訳程度の支援しかできないだろう。


つまりイスラエルは足を引っ張られることなくハマス的狂信教問題児を個別撃破できる。イスラム教国だって多くの為政者は過激な原理主義者には手を焼いているから、イスラエルを強く非難したり制裁することはないだろう。


パレスチナ問題は貪官汚吏の寄生虫を生んで自壊したが、長い間の「中東問題」解決へ道を示したという点で世界に貢献したと言えるかもしれない。


習近平・中共も強権独裁と夜郎自大の愚昧で自壊するだろうが、共産主義幻想を完全に払拭したという点で世界に貢献したと歴史に刻まれるのではないか。


フォークランド紛争の時、アルゼンチン海軍は深く静かに潜行した英国原潜を発見できずに、戦わずして海軍は港に引き籠るしかなかった。小生思うに、これが最大の敗因だろう。



NHK2020/9/15「海上自衛隊 訓練に潜水艦の追加派遣
事前公表は異例の対応」から。


<海上自衛隊は南シナ海からインド洋にかけての海域で行っている訓練に、潜水艦を追加で参加させると発表しました。中国が海洋進出を強めるこの海域への潜水艦の派遣を事前に公表するのは異例の対応で、専門家は中国海軍の出方を伺うねらいがあると指摘しています>


中共は海自の蒼龍型潜水艦を捕捉できない。となれば素人から見ても中共の艦船は港から出られないことになる。出れば魚雷攻撃を受ける。


イージス艦などを航行できなければ海上での安全確認ができないから、戦闘機や偵察機も運航できない。ターゲットになるだけだ。せいぜい沿岸を警戒するしかできない。


つまり中共は陸上から敵地をミサイル攻撃するか、自国内での伝統的な陸戦しかできないことになる。移動ができない/しにくい拠点ならすぐに衛星で捕捉されるから恰好のターゲットになり、一晩でガラクタになるだろう。イラク戦争でのフセイン軍のように。


陸戦と言っても支那の国土に上陸しようという無謀な国はない。中共の反撃がなくなり、事実上の停戦になれば、長城作戦で包囲網を固め、中共を自壊、崩壊させればいい。人民がその後の支那の国体、政体を決めるだろう。


それにしても世界市場に通用する自動車さえ造れない国が世界制覇を狙うというのは・・・習近平は緊急措置入院精神科急性期閉鎖病棟に保護拘束した方がいい。努力すればまあ小生ぐらいには穏やかになるかもね。


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