2020年10月19日

◆日本経済を発展させる方法(前編)

小野盛司
  
シミュレーションで発見した

 
(1)はじめに

一切の先入観を排除し、純粋に科学的方法で、どうやれば日本経済は発展するのかを探る。ここで使ったのは日経新聞社が開発したNEEDS日本経済モデルである。これは47年の歴史を持ち、日本最大級の経済データを持つ日経新聞社が開発したもので最新のものはMACRO80である。筆者はこのモデルを20年近く前から使っているが、その予測精度は内閣府のモデルの十倍以上だと考えている。この信頼できる試算結果を、マスコミも政府も先入観を持たずに見て頂きたい。内閣府のモデルが政府に忖度したものしか発表できないのに対し、今回の試算は政府からの干渉を全く受けていない。

失われた20年で落ち込んでいた日本経済だが、昨年の消費増税で更に落ち込んだ。その上にコロナ禍で日本経済は最悪の状態にある。しかし日本人は経済悪化に慣れてしまい、黙ってそれを受け入れようとしている。ちょっと待って欲しい。NEEDSを使った計算は財政支出の拡大で経済を急回復させる事ができることを示している。4月30日に令和2年度の第1次補正予算が成立し、1人一律10万円の特別定額給付金の支給が決定した。この決定には多くの国民は賛成している。『文春オンライン』では、緊急アンケートとして「新型コロナ緊急対策『1人10万円給付』に賛成? 反対?」を実施。5日間で総数905票、20代〜80代から回答が得られた。結果は賛成が731票(80.8%)、反対が174票(19.2%)と圧倒的に賛成が多かった。財源は国債発行だが、国債暴落もハイパーインフレも円の暴落も起きていない。生活苦の人々にも10万円が届き、喜んだ人も多いだろう。素朴な疑問は、この10万円給付を繰り返し行ったら何が起きるのかということだ。ここはNEEDSに聞いてみれば良い。
@日本経済復活の会会長
  /ベーシックインカム学会理事

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