2020年10月20日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(93」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/204(2020/10/18/日】米国のANTIFA(アンチ・ファシズム)。「ナチスめ!」というのは「ナチス独裁信奉のキチ〇イめ!」という罵倒だが、「ファシズム、ファシストめ!」とは何か。


以前は「強権独裁」程度の意味だったが、そんな国は中露北などを始め世界中にゴロゴロしているからインパクトがなく、今では少なくとも欧州では「クソ野郎、バカめ!」の罵倒の意味しかないようだ。


つまりANTIFAは「自由民主の弱肉強食的資本主義を潰して共産主義社会を目指そう、トランプ・共和党のクソ野郎どもを叩き潰せ!」というのが実態だろうと小生は思っている。不平不満居士を集めて大騒擾を起こし、トランプ・共和党政権を潰せ!、バラマキ福祉のバイデン民主党政権へ!というのが当面の目標だろう。


定職がないような人々、特に前科者の黒人がANTIFAに利用されているのではないか。「死の政治利用」はアカの常套手段だ。


WIKIによると米国人口の黒人比率は12.5%程だが、2009年の収監者に占める黒人の割合は39.4%。AFP2008年6月7日によると「米国の囚人は世界最多の230万人、30代前半の黒人男性は11%が壁の中」だという。米国の囚人を人種別にみると――


<2017年には成人10万人あたりの黒人に対する黒人囚人は1549人であり、白人の272人の6倍近く、ヒスパニックの823人の2倍近かった>(Pew
Research Center)


2017年頃のニューズウィークによると――


<アーバンインスティテュートの調査によると、アメリカでは実刑判決となる黒人の数が激増している。2000〜2014年までに黒人の平均的な収監期間がおよそ5年増加している


ペンシルベニア州では受刑者の49%、さらに長期受刑者の60%を黒人が占め、フロリダ州でも受刑者の48%、長期受刑者の55%が黒人である>


ただ、2017年頃から全体的に受刑者は減っている。それが実際に犯罪が減っているためなら結構だが、刑務所の運営維持費用を抑えるために「短期の囚人は収容しない」、野放ししているからだという説もある。実態はどうなのか。


日本では法務省矯正局が「矯正施設」(収容者7万8000人ほど)を管理運営しており、収容者1人当たりの年間直接費用(食事、被服、寝具、医療など)は55万ほどらしいが、刑務官の人件費などを含めると250万あたりになるとか。


365日、3交代勤務で“殺すのも殺されるのもへっちゃら、塀の中の懲りない面々”100人の囚人を安全管理する(しくじると始末書もの)なら、最低でも10人の刑務官が必要だし、面会、事務、業者との折衝の仕事もあるから20人は必要になる。刑務所は金食い虫、江戸時代はさっさと殺すか追放した(禁固刑なし)。


米国ではコスト軽減のために刑務所を民営化している。金杉由美(図書室司書)という方のシェーン・バウアー著『アメリカン・プリズン』書評から。



<アメリカの人口は世界全体の5%なのに、囚人数はなんと25%にもなるらしい。全世界の囚人の4人に1人! 驚異の市場占有率! そして全米150万人の受刑者のうち、13万人が民営刑務所に収監されている。


民営であるからには利益の追求は避けられない。アメリカにおいて刑務所は巨大な利潤を生みだすビジネスモデルなのだ。


本書の著者シェーン・バウアーは、CCAという企業が運営するルイジアナ州のウイン矯正センターに看守として雇用され、4ケ月間の潜入取材を敢行する。


内部から見た「民営刑務所」という閉ざされた世界。そこでの日常は想像を絶する。そもそも刑務官という責任の重い職種なのに最低賃金しか支払われないため(経費削減)なかなか成り手がいない。だから犯罪歴があろうが人格に問題があろうが応募してくる人間を片っ端から採用。


囚人が問題行動を起こしても、刑務官の人数が足りないため(経費削減)報復を恐れて取り締まることが出来ない。点呼もベッドに寝っ転がったまま。監房をチェックすると何百個も手製の武器が見つかる。スマホも見つかる。麻薬も見つかる。喧嘩がおきる。窃盗がおきる。殺人がおきる。刑務官に受刑者がセクハラやパワハラをする。時々監査が入るけど(運営会社と)癒着しているので基準を満たしていなくてもパスしてしまう。ユルすぎる!


校内暴力がはびこっているダメダメな底辺校以上のユルさ。ドキュメンタリー番組なんかで目にする日本の刑務所は分刻みのスケジュールと厳しい規律で管理されているけど、ここにはそんなものは存在しない。


アメリカ刑務所の歴史もまた凄まじい。それは南北戦争時代まで遡る。奴隷制度廃止により不足した労働力を補うため、囚人を貸し出すというアイデアが生み出されたのだ。やがて刑務所自体が官営の農園と化して囚人を使役するようになる。


奴隷は大切な財産だが、囚人は使い捨て。死んでしまってもいくらでも代えがいる。奴隷より過酷な環境で拷問を受けながら働かされ、虫のように死んでいく囚人たち。綿花産業の隆盛や鉄道事業を支えたのは、囚人の労働力だった。やがて受刑者が増え刑務所が過密になり、民営刑務所が誕生する。


刑務所の歴史も現状も酷いとしかいいようがないが、その根底には「罪人に税金をつかいたくない」という国民の意識がある。刑務所は更生施設ではなく、犯罪者を隔離しておくためのゴミ溜め。そして腐りきったウイン矯正センターも、腐り始めた著者も限界に達する・・・>


中共は今でも少数民族を奴隷にしているが、先進国とは100年ほどの差があるみたいだ。


ANTIFAはこのままでは社会から忘れられ、消滅するばかりだから、起死回生、乾坤一擲の反転攻勢を狙って“武装蜂起”したのだろう。連合赤軍や中核派とそっくり。


<連合赤軍は、1971年から1972年にかけて活動した日本の極左テロ組織、新左翼組織の1つ。共産主義者同盟赤軍派(赤軍派)と日本共産党(革命左派)神奈川県委員会(京浜安保共闘)が合流して結成された。山岳ベース事件、あさま山荘事件などの殺人事件、リンチ殺人を起こした>(WIKI)


今秋、50年振りに表舞台に出た中核派幹部の清水丈夫(通称シミタケ、ペンネーム津久井良策)は、地下に潜る直前の1971年10月に出版した「内乱と武装の論理 70年代革命の総路線」でこう書いている(要約)。


<機動隊にのみ依存する反革命側からの脅迫に対して、革命的内乱を対置し、闘争の武装的発展を無制限に追及していくこと、これ以外に保守反動永久政権(自民党)を倒す方策はないのである。9月の三里塚闘争(小生は“戦死”)、天皇訪欧阻止闘争はこうした闘いを切り開き、内乱的死闘期の政治的・軍事的根拠地の形成に成功した。不敗の根拠地を背後に形成しつつ、内乱と武装への道を徹底的に推進すること、これこそ70年代革命勝利への唯一の道である>


三里塚で警察官3人、直後の11月「渋谷暴動」で警察官1人を殺した中核派や新左翼は完全に凋落していった。連合赤軍の残滓は立民にわずかに生息しているだけである。目が点になって時代を直視できなかったのだ。最後の決戦に挑んだANTIFAも消えていくしかない。


サナダムシの革マル派と世襲的労働貴族の日共は、背景の色に溶け込む変身術でカメレオンのようにして生息するだろうが、特権階級のオイシイ暮らしに慣れて暴力革命を忘れたアカはレゾンデートル、存在理由がない。


マルクス曰く「プロレタリアは革命において『鎖』の他、失うものは何もない」、ブルジョワ化した共産主義者は富、利権、地位を失う革命なんてするわけがない。存在が意識を決定するのであれば、肥え太ったアカは“紅三代目”のお坊ちゃま、お嬢さま、やがては消滅、絶滅、Gone
with China となるしかない。


習近平・中共がこければ連鎖的に世界中のANTIFAもどきは消えていく。1990年のソ連崩壊、30年後の2020年は中共崩壊・・・アジア太平洋は米日豪印台英加の“AP7”が自由主義的秩序を維持発展する任務を負うことになるだろう。


フォーリン・アフェアーズ・リポート2020年10月号、ジェニファー・リンド/ダートマス大学准教授(政治学)「中国が支配するアジアを受け入れるのか――
中国の覇権と日本の安全保障政策 」から。


<現在のトレンドが続けば、そう遠くない将来に、中国はアメリカに代わって、東アジアの経済・軍事・政治を支配する覇権国になるだろう。そして、地域覇権国は近隣諸国の内政にかなり干渉することを歴史は教えている。


中国に対抗できるポテンシャルをもつ唯一の国・日本は、特に重要な選択に直面している。日本人は軍備増強には懐疑的で、むしろ、経済の停滞と高齢社会のコストを懸念しており、引き続き、銃よりもパンを優先する決断を下すかもしれない。


だが実際にそうした選択をする前に、中国が支配するアジアにおける自分たちの生活がどのようなものになるかについて日本人はよく考えるべきだろう。北京は尖閣諸島の支配権を握り、日米関係を弱体化させ、中国の利益を促進するために、さらに軍事的・経済的強制力をとり、日本の政治に干渉してくるかもしれない>


中共の侵略からアジア太平洋を守る。日本はその役割を担うのが天命だ。戦後の日本復興をリードした商社マンなどの産業戦士やJICAが同地域の事情には通じているから経済発展にも大いに寄与できるだろう。


同志諸君、世界は日の出を待っている。老体に鞭を打って最期のご奉公へ、イザ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。