2020年10月30日

◆最も破壊的なプロパガンダとは?

北野 幸伯


●学校が教えない本当の日本史

皆さん、アメリカで「反黒人差別」の大規模デモが起こっ
たこと、ご存知でしょう。

これに関連して、アメリカ大陸を発見したコロンブスや、
アメリカ建国の父などの銅像が、次々と倒されています。


そして、「アメリカの歴史 = 黒人差別の歴史だ!」と
いう見方が急速に広がっている。。

これについて、伊勢先生は、以下のように書かれています


<イギリスの清教徒たちがメイフラワー号で1620年に
辿り着いたことを建国起源とする従来の米国史観から見れ
ば、まことに大胆な「歴史の書き換え」です。

信仰の自由を求めて新大陸にやってきた清教徒たちの歴史
は、「自由の国」アメリカの建国物語として、アメリカ国
民の統合を支えるエネルギーを供給する「根っこ」でした。

1619プロジェクトも、初代大統領ですら人種差別主義
者とする糾弾も、「自由の国」アメリカの「根っこ」を攻
撃する手段に見えます。

それはアメリカ国民の人種対立を燃え上がらせ、またそう
いう歴史を教わる子供たちに、国家のために尽くそうとす
る志を失わせる所業です。

一国の国民統合を破壊するのに、これほど威力のある戦術
はないでしょう。>(12〜13p)


なるほど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

一国の国民統合を破壊するためには、「神話」「根っこ」
を攻撃すればいいのですね。

「最強の情報戦」とは、ある国の「神話」「根っこ」を
攻撃することといえるのでしょう。


プロパガンダに踊らされないために、伊勢先生は、


<川を上り、海を渡れ」という、視点の拡大が必要です。>


とおっしゃっています。

「川を上り」とは、過去と比較すること。

昔はこうだったけど、今はこうだ。

アメリカに黒人差別があることは、誰も否定しないでしょ
う。

ですが、昔は奴隷だった黒人が、今では大統領になれる。

(正確にいうと、オバマさんは黒人と白人のハーフですが


黒人差別が減少していることは、明らかでしょう。


「海を渡れ」とは、外国と比較してみること。


<たとえば現代中国では一説には100万人と言われるウ
イグル人を強制収容所に入れて、強制労働を課しています。

一人の黒人が、白人警官に暴行を受け、死亡したことを糾
弾して全米各地でデモを起こせる国と、100万人と言わ
れる規模のウイグル人を強制収容所に入れ、それを公に批
判もできない国とを比べてみるべきでしょう。

そういう比較もせずに、「アメリカの黒人差別は今も残っ
ている。ひどい国だ」と糾弾するのは、政治的なプロパガ
ンダであっても、公正な評価ではありません。>


確かにその通りですね。

気づくべきは、「私たち日本人も無意識のうちに、根っこ
への攻撃を受けている」ということです。

「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」問題は、まだわかりやす


もっとわかりにくいのは、日本史の教科書に書かれていて、
それを疑いもなく信じ切っている諸問題についてです。


この本で伊勢先生は、ステルス的に洗脳され、自虐史観を
植えつけられている私たちに、

新たな視点を与えてくれています。

具体的には、


・辺境異民族征服史観

・キリシタン迫害史観

・階級搾取史観

・沖縄差別少数民族史観


について、新しい視点を提供してくださっています。

私たちは、たいていステルス洗脳にやられています。

この本を読んで、是非新たな視点を手に入れてください。

私も読ませていただきましたが、正直「知らない話」ば
かりでした。
at 07:47 | Comment(0) | 北野幸伯
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