2021年01月25日

◆トランプは新党「愛国党」を結党へ

宮崎 正弘

 
令和三年(2021)1月22日(金曜日)弐 通巻第6773号 

 トランプは新党「愛国党」を結党へ(ウォールストリート・ジャーナル)
英紙インデペンダント、ロシア紙スプートニクも追跡報道

 トランプは離任演説で「なんらかのかたちで、私は帰ってくる」と言い
残し、フロリダ州の別邸へ向かった。「戦いはいま始まったばかり」とも
言った。

 これを保守系の「ウォールストリート・ジャーナル」紙は、「トランプ
は共和党支持者を集めて、新党『愛国党』を結党する」と報道した(1月
21日)。
事実、1月6日の議事堂占拠事件以後、共和党内は分裂気味だが、トラン
プ陣営に寄せられた政治献金は増え続けており、4億ドルを超えたとも言
われる。

トランプ新党という観測記事は英紙インデペンダント紙が追加で報道し、
つづけてロシアの有力英字紙『スプートニク』紙も報じる騒ぎとなった。

現時点での共和党の実情から言えば、2024年にトランプは予備選を勝
ち抜いて、共和党正式候補となる可能性は低い。すでに共和党主流派はト
ランプを離れているし、マルコ・ルビオ上院議員を推す動きがある。茶会
系はテッド・クルーズ上院議員を再び担ぐだろうし、エバンジュリカルは
ペンス前副大統領に集中するだろう。ダークホースはニッキー・ヘイリー
元国連大使である。

この分裂状態の共和党を、いま一度、トランプが凄まじい求心力を持って
再結集させるには、今後二年間にカリスマ性を維持発展させる必要があ
る。いずれにしても、トランプの新党結成の動きは、共和党内主流派が意
図的に流した報道と思われる。
二年後の中間選挙でトランプ応援の議員らが流れを変えれば、次の展望が
拓けることだかは確かだろう。
      ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜読者の声 どく
しゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読 者之声
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(読者の声1)三島由紀夫氏の自死から50年余、西部遭氏の自裁(78歳
時)から3年。自分にとって、どちらの「事件」による打撃も激しいもの
でしたが、自己への衝撃度としては、年齢的に、西部事件の方がより強い
ものがあったとも思います。 

猪瀬直樹著『ペルソナ』(1995年)についての書評「25回目の憂国忌
に」(『週刊ポスト』1995年12月1日号)では、西部氏(当時56歳)は次
のように述べておられます。

「・・・・三島さん、あなたの感じとった矛盾は、ほとんどすべての人が
心密かに感じている矛盾なんだ。それを耐え忍ぶために家庭を作り、職場
を持ち、交遊関係を切り結んでいる。あなたが大言壮語してバルコニーに
立つならば、矢継ぎ早に山ほどの原稿を書くならば、同じく虚無主義と絶
対主義の間で揺れ続けながら人知れず努力をしている人々に役立つような
言葉を吐くべきだ。さもなければ、安っぽい猿芝居とはいわぬまでも、出
来の悪い観念論に堕してしまうよ・・・・・」

宮崎氏は「三島研究会の公開講座にも(西部氏に)講師としてきて頂い
た。その記録を調べると平成8年(1996)5月のことで、演題は『三島由
紀夫の思想的可能性』。この頃の西部さんの三島評価は低かった。という
ことは自死に否定的ではなかったか」と述べておられます(メルマガ通巻
5587号)。

 しかるに、『私の死亡記事』(単行本は2000年12月刊、その後文春文
庫)という書では、当時61歳の西部氏は、「自殺できて安堵しておりま
す」という題で、以下のように述べておられます。

「私儀、今からちょうど一年前に死去致しました。死因は薬物による自殺
であります。

・・・・・・自殺を選んだ理由は、自分の精神がもうじき甚だしい機能低
下を示してしまう、と確実に見通されたということであります。それは自
分が単なる生命体に化すことであり、単なる生命体である自分が他の生命
体を食して生き長らえるという状態を想像しますと、そういう状態にしか
向かえない自分の生が無意味に思われました。ましてや、自分の単なる延
命のために長年連れ添ってきた妻に介護の労苦を強いるのは想像するだに
おぞましいことでした

つまり、虚無の温床である生命それ自体にケリをつける、それが自分の
生にかろうじて意味をみつける最後の手立てになった次第であります。そ
う考えそう行うことの妥当性については、かねてからの話し合いにより、
妻子はよく理解してくれておりました。

この文章で書かれた内容と経過が異なるのは、自殺の手段と、妻が氏よ
り先立たれる結果になり、「長年連れ添ってきた妻に介護の労苦を強い
る」ということはなくなったものの、代わりに、「子に介護の労苦を強い
る」ことになりつつあったということでしょうが、この61歳当時の「想
定」と約17年後の「実行」とは、基本的には変わりはないように思います。

なお、雑誌『群像』で、保阪正康氏が「Nの廻廊」という題で、青少年 時
代の西部氏についての交友を述べておられますね(椿本祐弘)

  ♪
(読者の声2)元大統領オバマの父と母は共産主義者であり、ロシア語を
学ぶ同級生としてハワイの大学で知り合った。彼の周りには幼い頃から同
じ思想・目的と
する人間に囲まれていた。その一人は戦略家として高名なシカゴのソウ
ル・アリンスキー氏がいた。暴力による革命を否定し、「内部から合法的
に体制を改革する」という地味な長期戦術を推奨し、オバマはかなり汚い
手段を使ってシカゴの政治に参加し、連邦政府・上院にまでたちまち登り
あげる。「上院100人中、最も左翼」と評価された。そんな怪しい危険な
前歴をマスコミは隠匿し、大統領に祭り上げた。

シカゴにいたクリントン女史もアリンスキー氏を師匠と崇めた一人であ
る。両氏とも、米国の最高学府に属する超エリートであり、彼らと同様な
思想・目的を持つ同級生も多かったに違いない。そして、彼らは米国のあ
らゆる指導的な機関の中、司法、軍部を含め、で着々と高い地位と権限を
獲得していた。

両氏の8年x2、16年間にわたる内部からの工作はまさにアリンスキー 氏
が夢に見た、「非暴力・無血革命」の誕生の長い周到なる準備期間を提
供した。これらの静かで大いなる政治運動に対して、保守派はあまりにも
無力・無関心であった。

今回、米国のあらゆる連邦・州政府の機関、裁判所を含め、がトランプ氏
の(国民の)敵に廻った。大統領の憲法上保証されている権限さえも、無
効化されてしまった。

最後の最後の頼みとされる軍からさえ、裏切られ た。おそらく、氏は
「軍の管理の元に、選挙結果の再確認」を要請した が、断られた、のだ
ろう。最後の切り札をも奪われていた。バイデンの新 閣僚のほぼ全員
が、当然4年前クリントン政権下で機能するはずであった オバマの家来。

つまり現在の政権とは「共産主義怪物」に支配された家来、売国奴の集
団。中共の違いとは、米国民の半分は騙されている、とは夢にも思ってい
ないが、支那人は全員「嘘」を知っている。

ヒットラーは一人の人間であったが、今回の米国製の独裁者は複数の頭を
持った蛇のような怪物で、その構造は日本の仕組み「既得権益集団」にも
似ている。これを退治する方法はあるのだろうか。

参考;米軍の官僚・政治化・劣化(日本の自衛隊に同じ)
https://www.revolver.news/2021/01/not-your-grandfathers-patriotic-military/
   (KM生)


  ♪
(読者の声3)尊敬する落合先生が、憲法は改正しなくても自衛隊の武装
は強化できると書いておられますが、私は、属国憲法である日本国憲法の
害毒は、武器というハードウエア─よりも、国民の精神面において甚だし
く、これを直すためには、憲法改正ではなく、廃棄あるいは無効化しかな
いと思っています。

ジェイソン・モーガン氏も一日も早く破ってごみ箱に捨てよと書いていま
す。現実論と称する方々は、難しいから、一部の改訂で行こうというよう
ですが、私から見ると、その方がよほど難しく、改定論というのは、土俵
を護憲派のレヴェルに引き下げて、護憲派と同格で論じることになると
思っています。

そうすると護憲論にも、それなりの強みがでてきます。
(関野通夫)

   ♪
(読者の声4)未来ネット「宮崎正弘の生インタビュー #5 台湾の現在と
未来」(ゲスト=許世楷(前台湾駐日代表/台湾大使)はユーチューブで
ご覧になれます。
https://youtu.be/ma1xvsJbTm8
   (未来ネット。旧「林原チャンネル」)

  ♪
(読者の声5)前号記事中、駐米台湾大使のこと、父親は台湾人、母親が
アメリカ人です。(KL生、日光市)
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