2021年03月05日

◆粗利補償をしない政権

                      室伏 謙一


政府のせいで倒産、破産、廃業が止まらない
 
私の地元、静岡市でクラフトビール、地ビールの先駆けとなった「アオイ
ビール」を製造し、店舗で提供していたアオイブリューイングが破産手続
を開始する方向であるとのニュースが入ってきました。
https://aoibrewing.com/index.html

 地元に帰れば必ずと言っていいほど立ち寄って1杯2杯と飲んでいたお
店だけに、地元で人気のお店だっただけに、非常にショックでした。

 破産手続に入る理由は、報道によれば、新型コロナの感染拡大を受けた
大幅減収とのこと。ちょうど1年ほど前から、日本の未来を考える勉強会
が強く求めていた「失われた粗利の補償」が実現していればこのようなこ
とになっていなかったと思うと、非常に残念であるとともに、補償をしよ
うとせずに、微々たる「協力金」でお茶を濁そうとしていることに憤りを
感じます。

 これは一つの事例ですが、東京商工リサーチの最新の情報によると、今
年2月の準備中等を含む倒産件数は、負債1000万円以上で122件と、コロナ
関連の倒産の月別では最も多くなっており、これまでの累計で1058件と
なっているとのこと。これには破産や廃業は含まれていないようですの
で、それらを含めた、倒産、破産、廃業の件数は、かなりの数に上ってい
ると考えられます。それほどまでに日本経済は、地域の社会経済は危機的
状況に陥っているのです

 ところが、「小さい個人店の場合はもらいすぎのところもある!」など
と煽る人まで出てきている始末。補償したくない連中には、攻撃・批判を
そらせることも手伝って、好都合なのかもしれません。しかも、そうした
倒産、破産、廃業するお店についても、「いい店だったのに残念」で終
わってしまっている人の方が多いようです。

 確かに負債を肩代わりできるわけでもなく、お客さん、一般市民には、
出来ることと言えば、頻繁にそのお店を訪れることぐらいしかないでしょ
うから、「残念」で終わってしまうのも無理もないこと。

 しかし、実は他にもできることがあります。それは、一般市民のみなさ
んが「失われた粗利の補償」を求める声を上げて、高めていくこと。それ
を実現させない政権・政府は「棄民政権・政府」であると断言し、来るべ
き衆院選挙では「棄民政権党」には一切票は入れないと声を大にして訴え
ることです。

 もちろん投票の更なる判断基準として、政党を問わず「これまで現実的
に粗利補償」を提言し、併せて消費税の廃止や凍結等も求めて来たか否か
といったこともありますが、まずは第一の基準、すなわち「失われた粗利
の補償の早期実現を求める。それを実現させない、やる気もない政権・政
府は棄民政権・政府である。」これを声を大にして主張し、拡散・浸透さ
せていくことです。

 加えて「国の借金が〜」とか「家計に例えると〜」とか、「出口戦略
を〜」とか「支出した分をコロナ増税で回収を〜」とかとか、そんなマク
ロ経済も解しない、貨幣観も間違っており、税金は財源ではなく税収と予
算は別物ということも知らない、理解していない主張をしたり顔でしてい
る「言論人」や「主流派経済学者」らが出演している番組等は見ないこ
と、名前が上がっただけで批判することですね。

 いい加減、黙っているのはやめにしましょう。黙っていたら「奴らは」
舐め腐って、本当にこの国を、この国の社会経済をズタズタにしてしまい
ますよ。

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