Andy Chang
AC 論説No.848
米国の国境問題最高責任者に任命されたカマラ・ハリス副大統領が25日、
テキサスのエルパソを訪れ、
記者の質問に対し「国境問題や違法移民の問題はその根源(Root Cause)
から始めなければならない」
と答えて並み居る記者を唖然とさせた。
ハリスが国境問題の最高責任者に任命されて94日目だが一度も国境を視察
しなかったし、今回の視察は
違法入国の問題が少ないエルパソを選び、しかも彼女は到着した後も国境
を視察せず、空港と近くのオフ
イスで国境警察から状況を聞いたあとで記者会見をしただけだった。
この94日の間に彼女はグアテマラとエルサルバドール、メキシコなどを訪
問した。けれどもアメリカの
国境における違法入国の状況や悲惨な未成年者収容所を視察していない。
ハリスはグアテマラに3億ドル
の支援を約束して戻ってきただけ。この金は国境問題に殆ど関係のない無
駄遣いである。その上で記者
会見で「Root Causeが大切」とは呆れる。ハリスは最高責任者に任命され
たけれど国境問題について何
もしなかったと認めたのである。彼女の答えが今の米国病の根源(Root
Cause)を証明している。米国
病の根源はバイデンとハリスである。
二週間前にバイデンがG7会議とプーチン会談で英国とスイスを訪問し、全
世界にバイデンの記憶力減退
と無能ぶりを曝け出した。そのあと幕僚はバイデンが新聞記者の質問に答
えないよう箝口令を敷いたと
言われている。バイデンの帰国後、元ホワイトハウスの専任医師と共和党
議員56名がバイデンに智能
検査を受けるよう連名で手紙を出してメディアでもバイデンの早期引退が
話題になった。ところが今回の
ハリスの国境視察でバイデンが引退してハリスが大統領になったらもっと
大変だとわかった。バイデンも
ハリスもダメ、これが米国病のRoot Causeである。
前々回の記事(No.846)で書いたようにアメリカはさまざまな危機を迎え
ている。これらの危機はアメ
リカの癌だが、バイデンは危機の解決とは逆に新たな危機を作り、しかも
危機に加勢している。バイデ
ンの記憶力減退は明らかで、毎度の公式発言では彼の目がいつもある箇所
を見ているのでテレプロンプ
ターで原稿を読んでいるとわかる。陰でバイデンを操っているのはスーザ
ン・ライスとオバマ、Ron
Klain幕僚長だが他にも圧力を加える勢力がある。行政、司法、立法の各
部門とメディアが一致協力して
危機を増幅させているから今の米国は癌が全身に広がって治癒不能になっ
たような状態だ。前にも書い
たが国内でも問題が山積している。アメリカの危機を幾つか上げてみる。
人種差別問題:
人種差別は黒人、特にBLMがAntifaとグルになって人種差別を暴力化した
ので人々は後難を恐れて発言
を控えるようになり言論の自由は無くなった。黒人とサヨク団体はすぐに
レイシスト、人種差別だ、と
相手にレッテルを貼り、街頭デモ、暴力や脅迫メールを使って相手を黙ら
せる。彼らにおベッカを使う
ようバイデンは白人の原罪意識をかかげ、人種問題はすべて白人が悪いと
し、暴力行為を阻止しないから
アメリカ社会は平和と安定を失った。暴力事件は各地で毎日起きているけ
れど、人種差別と叫んだら政
府も警察も放置するだけである。
犯罪の増加:
全国各都市の犯罪率は多少の差はあれどどこでも20%以上の増加である。
シカゴやニューヨークでは毎
日殺人事件が起きているが、今ではシアトル、ミネアポリス、ポートラン
ド、ヒューストン、デトロイト
なども同じように殺人事件が増発している。調査によると犯罪事件の86%
は黒人で、その内の56%は殺
人事件である。
バイデンは殺人事件の増加を憲法違反であるガンコントロールを主張して
いるが、これは壁に描いた虎
のように効果ゼロである。犯罪者は違法と知りながら法を犯すのだから規
制で縛ることができない。犯
罪防止には警察が必要だが、各都市のサヨク民主党議員は警察の廃止や経
費削減を主張している。
司法の左翼化と警察の減少:
バイデン政権は黒人の犯罪を取り締まる勇気がない。去年のフロイド事件
のあと警察が黒人の犯罪を取
り締まっても民主党寄りの司法官が犯罪者を釈放、保釈するから各都市の
警察も黒人の犯罪を放置する
しかない。
社会の平和と安定は犯罪を取り締まることだが司法が左翼化したから犯罪
は増加する一方である。
ヒューストンのある司法官は一人の犯罪者を十五回も保釈したが、その男
は同じ犯罪を繰り返していた。
サヨク政治家によって警察の経費が削減され、司法は警察に協力しない。
各都市の警察はフロイド事件
のあと多くが引退、辞職した。警察力と司法力がない社会は無法地帯である。
正義の通らない国:
民主党は国政をやらないで政争をやる。司法はトランプ陣営の調査しかや
らない。数日前にニューヨー
クの司法官はトランプの法律顧問ジュリアーニの弁護士ライセンスをス
トップした。理由はトランプの政
治活動を助けた時に違法があったと言う。続いて同じニューヨークの司法
部長がトランプの財務顧問を
個人の問題で起訴すると発表した。
司法部とFBIはトランプとトランプの支持者を攻撃するが民主党側の犯罪
は調査も起訴もしない。バイデ
ンの息子ハンターは拳銃ライセンスの違法、拳銃の違法棄却の証拠があっ
たけれどデラウエア州の警察
は彼を逮捕も起訴もしなかった。
もう一つのニュースではハンターバイデンが絵画の経験もないのに絵を書
いたら、匿名の男がその絵を
50万ドルで買った。これは明らかな賄賂だがFBI、司法部は沈黙している。
司法とはトランプとトランプ陣営の違法犯罪探しをするだけで、バイデン
や民主党側の違法は調査しな
い。司法は政敵を攻撃する手段で正義は完全に無くなった。米国病とは正
義のない社会のことである。
CRTを推進するバイデン政権:
前にも書いたが、CRT(Criminal Race Theory)とは白人が黒人奴隷を迫害
した歴史を宣伝し、白人の原
罪意識をアメリカの歴史に認定させるための人種差別である。つまりCRT
とは人種闘争の形を取ったマ
ルクス主義の階級闘争で、白人を悪と定義して黒人の地位を高める闘争で
ある。
バイデンがCRTで白人の罪障意識を子供達に教え込もうと主張し、教育部
長が小学校のカリキュラムに
CRTを採用することを強要した。各州各地のPTA集会で父母が強く反対して
いる。
バイデンがCRTを推進する理由は黒人票を取るためだが、全國各地のPTAで
反対をしているのは白人だ
けでなく黒人の父母も多い。どうして我々の国が白人優越で黒人迫害の悪
い社会であると子供に教える
必要があるのか。来年の中間選挙では民主党がCRT問題で惨敗するだろう。
オーストラリアの国会はCRTを禁止する法案を通したと言うのに、黒人恐
怖症のバイデンはCRTを通す
ことで懸命になっている。
違法入国と犯罪、麻薬と外国スパイの問題:
バイデンが国境を解放したので違法入国の増加で犯罪者も麻薬密輸入も大
幅な増加である上に、未成年
者の収容でもひどい状態である。加えてバイデンはトランプ時代に送還し
た密入国者や犯罪者の再入国
を許可する大統領命令に署名した。犯罪者を歓迎する法案に署名したのは
米国の癌をさらに悪化させる
行為である。バイデンや民主党は中国スパイ、中東テロリストの増加を放
置し、違法に入国した人たち
が市民権を取って民主党の票源となると思っている。
メディアの信用度:
ロイターの報道によると英国のOxford大学が世界各国のメディアの信用度
を調査したところ、アメリカ
は46カ国のうち最低の46番目だった。アメリカのメディアがサヨクの
宣伝部、民主党の選挙機関と
化したのでアメリカ国民は信用しなくなった。世界で最も偉大な民主国家
だったアメリカは今や言論の
自由も報道の信用度もない世間に嘲笑されるサヨク国家となったのである。
長くなったがここに書いたアメリカの癌はバイデンとハリス、サヨク民主
党、そして彼らをを支持する
Deep State、GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)などのため不治の
病いとなっている。そして
サヨクが懸命にトランプを排除するのはトランプがアメリカファーストを
掲げて米国の共産化を防いでい
るからである。
MSNBCのジョー・スカーボロは「バイデンのG7旅行は、21世紀における米
国大統領の外国での政治活
動で最も際立った(Significant)ものだ」と呆れはてたおベッカで顰蹙を
買った。
バイデンのG7旅行はバイデン大統領の痴呆を世界に見せびらかし、米国が
不治の病に罹っていることを
理解させる「最も際立った旅」だった。ジョー・スカーボロのおベンチャ
ラは別の意味で当たっている
のである。
2021年07月02日
◆米国病の根源(Root Cause)
at 08:08
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| Andy Chang
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