変見自在】九電力自衛隊
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高山 正之 『週刊新潮』
ビン・ラディンはテロ実行犯に民間旅客機4機を乗っ取らせた。
うち2機はニューヨークの世界貿易センタービルに、3機目はワシント
ンDCの国防総省に突っ込ませた。
4機目のユナイテッド航空93便は実行犯に乗っ取られてUターンはした
ものの、途中で墜落している。
この機はどこを狙ったか。機首方位からワシントンDCのホワイトハウ
スという説もあった。
そうすると標的は三階建てで高さは21メートル。実行犯は軽飛行機の操縦経
験があるだけで、115トンの機体操って突っ込むのには標的はあまりに小
さすぎる。
大きくて狙いやすい。それで米社会に甚大な被害をもたらす。その視点
で標的を推測していって浮上したのがニューヨーク市から40キロ、ハドソ
ン川に臨むインディアンポイント原子力発電所だった。
原子炉は3基。もしもここに115トンの旅客機が突っ込んだらどうなる
か。米原子力規制委(NRC)はモックアップを作って実際にF4フャン
トムを突っ込ませる実験をやった。
建屋は少し破損しただけで原子炉格納容器は無傷だった。ただ、突入の
衝撃と火災被害が大きかった。
衝撃で炉の脇の核燃料プールの底が割れ、電源もすべて失われた。
冷却水は循環せず、炉は暴走を始め、干上がったプールでは核燃料棒が
高温で燃え上がることが判った。
この想定通りなら初期段階で周辺の4万4000人が死に、最終的に80
キロ圏内で50万人が犠牲になる。
つまり4番機がここに突っ込んでいればマンハッタンの全域が死の街に
なってしまったというわけだ。
NRCはこれを基に2005年、各原発に複数の強靭な予備電源設置を
義務付ける改善命令を出した。
米政府も国土安全保障省(DHS)を新設し、FBIや国防総省と協力
してヘンな外人の監視から核施設の徹底防護まで講じられた。乗っ取られ
た民間機があれば躊躇いなく撃墜することも決まった。
改善命令はGEにも届いたが、GE製軽水炉を入れた東電には知らせな
かった。
もし伝えていれば6年後の3・11の大津波でも電源喪失という事態は避
けられたはずだ。あの事故は無責任な米企業がもたらした人災だった。
東電福島に不幸は重なった。菅直人が日本版原子力委を新設したが、原
発もテロも知らない素人をそのメンバーにした。
規制委はなぜか地震研と組んで地震と津波対策を要求。意味のない長城
を原発周辺に築かせた。
テロ対策は米国の想定を超える200トンの旅客機が突入と想定。それに耐
える建屋の補強を要求した。
そうなれば衝撃も火災も凄い。管理棟も燃えれば冷却水の取水管も壊れる。
だから地下100メートルに5万トンの貯水池と地下制御室を作らせた。
地上からのテロもあり得るからそれも対応するよう命じた。先日、規制
委は東電柏崎のテロ対策が「なってない」と罰を科したが、それは本来、
国がやることだろう。
テロ機は自衛隊機が撃墜すればいい。地上攻撃は陸自が粉砕すればいい。
しかし規制委はすべて原発側の負担で守れという。
無意味な長城建設費やテロ警戒費用は総計で1基数千億円に達した。
結果、原発コストは天井知らず。先日の経産省の計算では原発が太陽光
パネルより割高になったという。
過去、原発は実質1キロワット5円以下だった。日本中の工場に安い電気を
安定供給でき、原発城下町は好きなだけたかっていられた。
東電福島の周りの市町村の箱モノはみな東電のカネで建てた。東電御用
で何千人の億万長者が生まれた。
事故の後も東電の出資は続き、被災長者がごろごろ生まれている。それ
でもまだ原発は安価な安定供給が可能だったが、とうとう規制委に潰された。
この際、政府は各原発に対空ミサイル付きの自衛隊を駐屯させ以て安価
な電気の供給を可能にさせてみたらどうだ
高山正之氏の本紙連載が、単行本になりました。
『変見自在 コロナが教えてくれた大悪党』(定価1450円)絶賛発売中。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文 採録
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雀庵の「常在戦場/65 死者を冒涜する中共独裁」
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“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/350(2021/8/9/月】台風9号と10号が競り合って
いる、まるで“台風五輪”、列島から静かに去って欲しいが・・・
中共を襲った7月の豪雨は凄まじかったが、報道管制で詳細は分からな
かった。「不都合な真実は隠蔽する」のが中共流だが、昨年を上回る大災
害のよう。人命や民生なんて優先順位は低い、どうってことない、「大体
我が国は人口が多過ぎる」(毛沢東)という国柄とは言え・・・中共は1
日永らえば1日の禍、早く除去しないと犠牲は大きくなるばかりだ。
チャイナウォチャーの渋谷司・アジア太平洋交流学会会長の「中国、各地
で甚大な洪水被害」(Japan In-depth 2021/8/6)から。
<2021年7月から8月にかけて、中国各地で甚大な洪水被害が起きてい
る。最近の大雨と直近の台風6号(インファ)による影響である。7月下
旬、我が国では、台風6号が沖縄を通過した。気象庁は同月28日午前3時、
中国長江下流付近で熱帯性低気圧になったと発表している。
ところが、その後「インファ」はゆっくりと華中沿岸部を北上し、8月に
入っても東北三省で猛威を振るった。そのため、同地方はもとより広東
省、浙江省、江蘇省、河南省、湖北省、上海市、天津市、北京市等でも水
害が起き、各地で甚大な被害が生じた(7月30日、広州市の地下鉄「神舟
路」駅で大量の水が駅構内に流れ込み、ホームまで浸水している)。
被害に遭った省市の中で、河南省鄭州市の状況が一番酷いようなので、
ここでは同市をケーススタディとして取り上げたい。
7月17日、鄭州市では雨が降り始め、昼夜を問わず4日間降り続けた。そし
て20日午後4時から5時にかけて、1時間に200ミリ以上の降水量を記録した
のである。
同日午後6時50分頃、同市地下鉄5号線の車両が「海灘街」駅を過ぎたと
ころで、突然停止した。午後7時時点で、多数の乗客が車両の中に閉じ込
められている。そして電車内では水位が乗客の首あたりまで迫った。結
局、電車内では14人が死亡している。
その後「沙口」駅出口付近には、遺族らが献花した。ところが初七日の
同月26日、当局は献花台が見えないようにパネルで封鎖している(いった
ん、市民によってパネルは取り除かれたが、また封鎖された)。
他方、鄭州市では、京広高速(全長25.2キロ)が交通の要ある。この京広
高速には、3つの不連続のトンネル(4.3キロ)がある。その中で1番被害が
大きかったのは京広北路トンネル(全長1835メートル、高さ6メートル)
だった。
このトンネル内に大量の雨水が浸入し、多数の車がほとんど動けないまま
水没した。一説にはおよそ6000人が亡くなったという(『自由時報』「解
放軍全面接手!京廣隧道傳已控出6000遺體 真相恐成『國家機密』」2021
年7月24日付)。また葬儀場には約2万人弱のご遺体が運ばれて来たという
未確認情報もある。
けれども、鄭州市当局は、トンネル内死亡者は6人、廃車になった車両は
247台だと公表した。無論、トンネル内の犠牲者がたった6人であるはずは
ない。当局は死者数の隠蔽を謀ったのである。京広線トンネルの歩道橋に
は、地下鉄「沙口」駅付近同様、死者を悼んで献花された。
一方、中国共産党は外国人記者に対し、中国の災害状況の取材をしないよ
う警告した。また、同党は共産主義青年団(共青団)を使って、外国人記
者に嫌がらせを行っている。ちなみに北京政府は英国のBBCが“フェイク
ニュース”を流していると非難した。
8月2日、河南省政府は、水害による死者が302人、行方不明者が50人に
達したと発表している。
このような情勢下、被災した地域住民は東京オリンピック観戦を楽しんで
いる場合ではないだろう。生きるか死ぬかの瀬戸際である(一部の養豚農
家は水害に遭ってほとんどの豚を失い、生活に困窮している)。
また、中国では食糧危機が迫っているせいか、7月30日、国家発展改革委
員会は、国内の一部主要肥料メーカーが一時的に輸出を停止すると発表し
た。水害で食糧生産が厳しい状況に陥っている証左ではないか。
現在、10省25都市に「新型コロナ」が再流行している(中国製ワクチンの
効果については世界から疑われている)。「新型コロナ」の再流行は洪水
被害と相まって、習近平政権に大きなダメージを与えているのは間違いな
いだろう。
以前から我々が主張しているように、中国共産党は同党にとって不都合な
数字はほとんどすべて隠蔽する(場合によっては数字を捏造する)。なぜ正
確な数字を隠すのか。
第1に考えられるのは、同党は正確な数字を公表して、民衆から批判を
受けたくないからではないか。共産党による“統治の正当性”が疑われ、揺
らぐからだろう。
周知の如く、中国共産党は建国以降、町や村などの選挙以外、それより広
域である省市等の地域代表、および全国代表の「両会」(全国人民代表大
会代表と政治協商会議全国委員会委員)などを選ぶ“普通選挙”を行った事
が一度もない。そのため、同党の“統治の正当性”が疑問視されている。
第2に考えられるのは、中国人特有の“面子”の問題ではないか。統治者と
して正確な数字(特に死者数の如く大きな数字)を出すのは恥ずかしいの
で、発表しないのかもしれない。
第3に考えられるのは、『孫子』の教えに従い、敵(自国民や諸外国)を混
乱させようとして、デタラメな数字を公布している可能性も否定できない
だろう>
中共メディアでは軍隊などが被災者を救援している映像を流して、甚大な
被害を中共独裁のPRに利用している。エゲツナイどころか、完全に悪魔の
所業で、吐き気を催す。中共殲滅、支那解放は喫緊の課題だ。「習近平を
駆除しますか、それとも人間やめますか」。
中共党員は今はすっかり人間をやめて「習核心」のようだが、3年ほど前
には「駆除、除染」を唱える動きがあったようである。時事2021/8/5「習
主席批判、異例の公表 党内の個人独裁反対論に警告」(時事通信解説委
員・西村哲也)から。
<中国でこのほど、習近平への権力集中を批判し、党内民主主義の重視
を求める意見を習氏が「奇怪な議論」と非難した内部演説が初めて公表さ
れた。党内のこの種の意見対立が明らかにされるのは異例。最高指導者の
厳しい発言を広めることで、習氏の個人独裁志向に反対する動きに警告す
る狙いがあるとみられる。
◆党内民主重視は「奇怪な議論」:党内統治強化に関する習氏の新しい
論述集が党中央の党建設工作指導小組によってまとめられ、6月下旬に出
版された。香港メディアなどによると、それに収録された2018年1月の演
説で習氏は次のように語った。
」
「党内統治の全面的厳格化が不断に進行するにつれて、党内で幾つかの雑
音・騒音が生じてきた。『(総書記就任から)過去5年間、党の集中統一
を強調してきたが、もう十分だ。これからは党内民主の発展に重点を置こ
う』と言う者もいるが、奇怪な議論だ。(そういう論者は)政治的立場が
あいまいで、頭がはっきりしていない者もいれば、自身が清廉でないた
め、何とかごまかして乗り切ろうという下心を持つ者もいる」
習氏は公式に「党中央の核心、全党の核心」とされているので、「集中
統一」が習氏個人への権力集中を指すのは明らかだ。それに反対する者は
思想がおかしいか、腐敗していると習氏は決めつけている。
演説は第19期党中央規律検査委員会で行われた。規律検査委は党員の不
正を取り締まる「反腐敗闘争」の執行機関。汚職調査の実質的権限は警察
や検察より大きく、これまでに失脚した党中央指導部メンバーら政界有力
者はいずれも中央規律検査委に摘発・処分されてから投獄されている。失
脚するのは常に政権内の非主流派である。
この規律検査委総会は、国家主席の任期(2期10年)を撤廃して習氏の終
身支配を可能にした憲法改正の直前に開かれた。党の最高指導機関である
中央委員会は同18〜19日の総会で改憲案を決定。それに沿って、国会に当
たる全人代が3月11日、憲法を改正した。
習氏は1月の演説で反腐敗闘争の刃(やいば)をちらつかせて、改憲反対
論を抑え込んだのだろう。
◆「党の指導否定」と決めつけ:実は「奇怪な議論」という言葉は規律
検査委総会の閉幕から2日後(同15日)に同委員会機関紙の論評で使われ
ていたが、習氏の演説からの引用であることは伏せられていた。論評は以
下のように指摘した。
「一、過去5年間は管理が厳し過ぎたので、もう緩めるべきだと考える
者、党内統治を全面的に厳格化すれば、幹部がやるべきことをやらないよ
うになって経済発展に影響すると考える者、反腐敗は権力闘争だと考える
者がいる。
一、(思想や倫理に問題がある者より)もっと重大なのは、党内統治の
全面的厳格化をほしいままに歪曲し、悪いことであるかのように言う人々
がいることであり、その最終目的は中国共産党の指導を否定することだ」
中央規律検査委の機関誌が18年第3号に掲載した「いかなる時でも党の集
中統一指導を強調しよう」と題する論文にも「奇怪な議論」が登場。その
実例として、「民主集中制を曲解して、民主と集中を引き裂き、さらには
対立させて、党の集中統一指導に対してとやかく言う者」を挙げていた。
論文は党内統治について、「集中」偏重による独断専行の危険性に触れつ
つも、「極端な民主化や無政府主義」を強く警戒。「強固な指導核心がな
ければ(党は)ばらばらの砂になるしかなく、統一的意志と統一的行動が
なければ、偉大な勝利を手にすることは全く不可能だ」と強調した。
いずれの指摘も習氏の発言に基づいていたとみられる。
◆反対勢力を徹底粛清へ:これら一連の批判は長年続く反腐敗闘争の歴
史の中でも異例の激しさで、習氏の強引な権力基盤固めに対する党内の反
発が当時いかに強かったかが分かる。
それから3年以上たって、党中央は「奇怪な議論」批判が習氏自身の考え
であることを明らかにした。党内でこうした議論がいまだになくなってい
ないということだろう。
習氏の論述集出版と同時期の6月25日、中央規律検査委の機関紙は習氏
を党の核心として擁護し、「党の集中統一指導」を堅持するよう呼び掛け
る評論員論文を掲げ、その中で「偽の忠誠を示す両面派(言動に裏表のあ
る勢力や人)を断固として取り除く」必要性を強調。7月9日の評論員論文
でも党に対する忠誠がいかに大切かを指摘した上で、「獅子身中の虫を除
去せよ」「刀の刃を内に向け、内部の裏切り者を一掃せよ」と訴えた。
習氏としては、来年後半に開かれる見通しの第20回党大会で個人独裁体制
を完成させるため、反腐敗闘争で反対勢力を徹底的に粛清し、異論を封じ
込める決意のようだ>
反腐敗・・・小生は「お前は腐ってる!」と幹部のMさんに言われて中核
派から追放されたが、腐らずに兵隊を続けていたら前科10犯、人生のほと
んどを刑務所暮らしになっていたろう。
Mさん、私の今があるのはあなたのお陰です、追放してくれてありがと
う、「裏切り者め!」と殺されなかったお陰で今は反共闘士として元気に
中共殲滅戦に頑張っています・・・
中共結党以来の100年は内ゲバの100年でもあった。国家権力との外ゲバで
戦死した党員より、劉少奇、林彪を始め党内派閥抗争で殺された党員が圧
倒的に多いだろう。共産主義は基本的に宗教カルト、トップに逆らう=腐
敗分子は容赦なく殺す、それが初期設定だ。恐るべし!
そう言えば、法輪功のニュースサイトには洪水でトンネルや地下鉄で溺
死した被災者から角膜を切り取っているらしい男の映像があった。「未確
認情報」だとしているが、中共の臓器狩りは有名だし、平気でウイグル族
女性に不妊手術をしている国だから、まったく痛痒を感じないようだ。洪
水被害者の遺体を夜中に大型トラックで回収して運んでいる動画もあった。
トウ小平の遺灰は娘の希望で海に散骨されたが、墓を荒らされて遺体を侮
辱されるのを避けるためだったらしい。一方で民主主義化を唱えノーベル
平和賞を受賞した劉暁波氏は中共により獄中死、その上、勝手に海に散骨
されたが、これは墓を造ると「民主主義の聖地」になることを中共が恐れ
たためと言われる。中共では故人を侮辱するために墓に小便をかけるのは
珍しくないと聞いたことがある。
死者までを冒涜する中共独裁国家・・・1日も早く駆除したいものだ。
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南シナ海へフリゲート艦を派遣
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)8月4日(水曜日)
通巻第7006号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ドイツ海軍、南シナ海へフリゲート艦を派遣
中国は意図的にか沈黙。ドイツの鵺的行動をどう見るか
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8月2日、ドイツ海軍はインド太平洋地域にフリゲートを派遣したと発表
した。
フリゲート「バイエルン」は北海に面するウィルヘルム・スハーフェン
港を出港し、インド太平洋地域において存在感を示威する。南シナ海を通
過するに前後して、シンガポール、韓国、オーストラリアを経由するという。
このフリゲート艦は1996年に就航、4900トン、乗員は380
名、ディーゼル駆動で、全長が139メートル。29ノット。日頃はアド
リア海に配置されてきた。
これをどう見るべきか。短絡的にドイツもとうとう西側の一員として、
米英主導の中国包囲網に加わり、日米豪印のクアッドの動きに触発されて
のことなのか、どうか。
ドイツは中国との経済的関係を維持するため、英仏の南シナ海派遣を横
目に、決定を大幅に遅延させてきたが、メルケル政権の黄昏が視野に入
り、反メルケル政治勢力の反撃のチャンスが、このフリゲート派遣に繋
がった。
ドイツ国防大臣は女性のウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライ
エン(EC委員長をつとめた)。しかも反メルケル派で、はやばやとドイ
ツ海軍の艦船派遣を唱えてきたが、ドイツの政界はなかなかまとまらな
かった。
またNATOの重要なメンバーとしては、大勢がアンチ北京の雰囲気と
なってきたので、アリバイ証明的にNATOの一員の義務を演じる必要が
あったのだろう。
こうしたドイツの鵺的行為に対して、中国はいまのところ沈黙している。
☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆読者の声 どくしゃのこえ
READERS‘ OPINIONS 読者之声
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪
(読者の声1)御新刊の『日本人が知らない 本当の路地裏中国──乗って
歩いた! 全33省旅遊記』(啓文社書房)を拝読しましたが、よくもまぁこ
こまでお歩きになったとは。執念ですね。それにしても中国の異様さ、恐
ろしさは何でしょう。およそ文明の枠を破壊しまわっているとしか見えま
せん。ますますもっての御活躍が求められますね。ご自愛のほどを。(松
本徹)
♪
(読者の声2)貴著『『日本人が知らない 本当の路地裏中国──乗って歩
いた! 全33省旅遊記』を拝読。世界中歩きまわった宮崎さんならではの、
しかも視野の広い旅行記に感心しました。
中国には二十年前までは何回か行きましたので、地方によっては思い出し
て、まさに隔世の観あり、今度も旅をされて、見たこと聞いたことを聞か
せて下さい(高池勝彦)
♪
(読者の声3)中国は、本当に残虐ですね。「和」の国の日本人は、神話
によると天孫です。かたや中国は、伏羲と女?という、下半身が竜蛇で
す。すなわち、人を人ではなく、動物とみているのでしょう。だから、ダ
ムを決壊させて地下鉄を水浸しにしても、意に介さないのでしょう。
漢の呂后は、関夫人を人豚(じんてい)にした。隋の煬帝は、父帝の夫
人であった宣華を、「蒸す」とあります。資治通鑑では、蒸すとは、義母
を犯すとあるが、宣華は、翌年には死んで居ます。もっと深い意味があり
そうです。
これも、毛沢東が唯物史観の共産主義革命で、焚書・禁教にしたので、
なおさら、増幅したようです(斎藤周吾)
♪
(読者の声4)中国河南省の洪水被害で泥だらけになった自動車の一時保
管場所の動画(1分ほど)
https://streamable.com/bjq5jr
鄭州市から北に黄河を越えて位置する衛輝市周辺の7月26日の洪水の模
様。60万人が避難したという動画では大型重機(ホイールローダー)の
ショベル部分に被災者を載せて運ぶ。後半には高速鉄道車内からと思われ
る映像。行けども行けども水浸し。
https://www.youtube.com/watch?v=PfarYjskRHE
新疆タクラマカン砂漠ではシノペックの機器が3万セット浸水(中国石
化3万套設備被淹)、砂漠がいきなり湖になる。
https://news.ltn.com.tw/amp/news/world/breakingnews/3623320
中国語のメディアでは養豚場の水没、葉たばこやとうもろこし(玉米)
畑の水没などでてくる。エネルギーと食糧生産にも影響が大きく、中国各
地の被災状況はますます広がることでしょう。(PB生、千葉)
♪
(読者の声5)A: 貴誌通巻6909号でMKM様は「個人(故人)の手
紙、日記、写真等を保存する施設のようです。この制度は、フランス、イ
タリアが発祥で、最近欧州へ広まったとあります。この指摘を受けて、最
近日本で問題になっている孤独死に思いが至りました」と御意見を述べら
れ、私は「文化庁やデジタル庁に『令和正倉院・電子万葉集の編纂・電子
民族蔵書館・電子記念廟』の創設をしたらどうか」と申しました。
それが社会との接点を増し孤独感を軽減するとともに、国家の安全に最も
重要な国家との「絆意識」を強化することが期待できるからです。
B:ところで千葉市図書館は7月30日からスマートフォンやタブレッ
ト、パソコンで7600冊の本を読むことができる電子書籍サービスを開始す
ると発表しました。電子書籍の機能としては「文字の大きさの変更や音声
読み上げなどがあり、図書館に足を運ぶことなく、本を借りたり、返すこ
とができます」と。
C:私はこのB.はA.の構築に十分使えるなと思いました。なぜならばす
でに7600冊分のdataは千葉市図書館にあるのですから、全国どこの公
的図書館でも千葉市図書館の電子書籍サービスを、技術的には簡単に共用
できるはずです。例えばOO市の市長さんが千葉市長に OO市・千葉市図
書館を提携してくれませんかと申し出、それが合意されればそれで済むこ
とになります。そうすればOO市はほとんどコストゼロで千葉と同じサー
ビスをOO市市民に提供できます。
C.そして次なるステップとして、OO市民が「自分で本を作ったらそ
の書籍などを、OO市図書館で電子化して、OO市民が読んだり(読み上
げ機能を付けて)聞くことができるようにすること」です。つまりMKM様
のお話しの「この考えはフランスとイタリアで当初発案され、今や他の欧
州諸国へ広がっています」という仕組みが一気に日本でも広げることがで
きると期待できます。
D。この仕組みはもう一つ重要な効用が期待できます。それは音声読み
上げ機能付きなので、多くの視覚障碍者が利用できるということであり、
まさに障碍者支援策として最適なのです。私もぜひどこかの市当局にこの
仕組みを提案してみようと思いますので、貴誌の読者の方々にもそれぞれ
のお住いの市当局への働きかけを期待いたします。
(SSA生)
♪
(読者の声6)貴誌第7005号(読者の声4)に再度景初三年説に反論
されています。反論の 根拠を三点あげ、刮目天の推理は根拠が明示され
ていないとのことです。しか し、推理の根拠はすでに何度も繰り返し述
べています。誤った景初二年説に固執するあまり、景初三年説の根拠が素
直に受け取れないようですので、今一度、景初二年説を頭から取り除いて
考えてみてください。
景初二年説では倭の遣使が司馬懿の功績によるものだと魏の朝廷が認知
していることを説明できません。西晋の陳寿も「魏志倭人伝」に卑弥呼を
親魏倭王とする詔勅の全文を載せる理由もありません。詔勅全文は全く他
に例のないことです。
「西域伝」を載せなかった理由も説明できません。そして難升米が面会し
た帯方郡太守が、明帝が帯方郡攻撃のために任命した劉?(りゅうきん)
ではなく、劉夏(りゅうか)だったということを景初二年説では全く説明
できません。
「晋書 高祖宣帝懿紀」に魏の少帝「斉王が即位すると、転任して侍中兼
持節兼都督中外諸軍兼録尚書事となった。」とあります(訳出担当 田中
愛子/辰田淳より)。録尚書事は官吏の考課、宮中の文書発布を司る尚書
台の長官である尚書令よりも上位で、あらゆる職務を統括する役職です。
景初三年説であれば、司馬懿が自分の部下劉夏を倭国懐柔のために帯方郡
太守に任命でき、自分自身の功績をアピールするための倭女王をべた誉め
した詔を出すことが出来るからです。何
よりも、当時の魏の人々が、東夷が朝貢したのは、明帝の功績ではなく、
司馬懿
の功績だと認めていることが推理の大きな根拠です。
そうすれば、景初三年六月に劉夏が難升米を帯方郡に呼び寄せて二人で
十分に談合し、明帝の喪中が明ける直前の十二月に洛陽で少帝に拝謁させ
たことも説明できます。尚書を司馬懿が掌握するまでに十二月までかかっ
たということなので、 それまで難升米は帯方郡に留め置かれたのです。
そして景初年間は形式上は明帝の時代ですので、喪が明けて改めて正始元
年春正月(240年)に少帝が正式な詔を発し、喪中だったので十分返礼を
整えられなかったということで、返礼をさらに上乗せして、後日魏使を倭
に送って届けさせたということです。
すべて司馬懿の差配なのですから、反論者様があげられた三点の疑問もす
でに述べられた最初の疑問もすべて解消されるはずです。そして重要な点
は、景初二年説ではこのような事実とそれに基づく推論の流れを全く説明
できないと思います。
邪馬台国問題が解決しなかった大きな理由のひとつは、景初三年が原本
の誤写によって曖昧にされたため、目先の議論に陥って全体の流れを読み
切れなかったことではないでしょうか。
すでに述べましたが、「日本書紀」や「梁書 倭伝」に景初三年と明記さ
れていることを勝手な解釈で無視する姿勢も、誤写のある版本を原文だと
思い込まれていることから起こっているのだと思います。ここで景初二年
説によって何が明らかになり、何が不明になるのかをもう一度整理される
と、景初三年説が正しいとご理解いただけると思います。
そして最も大事な点は、景初三年説であれば、邪馬台国問題を二・三百
年議論しても解決しなかったという事実を説明できますから、解決の道が
開かれるのです。邪馬台国への行程記事も、倭国の支配者とする女王卑弥
呼のイメージも邪馬台国が列島最大の都だというのも全て司馬懿の功績を
曹魏第一とするためのフェイクだったのです。これは倭国大乱を考古学の
成果を用いて考察すれば証明できます。
つまり、文献に書かれていることは、その目的を推理して検証すれば真偽
が分かるということなのです。すべてではないですが。ご興味が湧けば、
拙ブログ【刮目天の古代史】にお越しください。
(刮目天)
♪
(読者の声7)また8月15日がやってくる。今年で50回忌の「金本位制」
の命日にあたる。当時の大統領ニクソン氏が日曜日の午後、突然基軸通貨
であるドルの金との兌換性を「暫定的」に停止すると宣言し、世界が驚愕
した。
世界の金融史5000年ほどの中で、何の裏ずけもない通貨が基軸通貨であっ
た例はない。つまり、この「ショック」は人類歴史、初の極めて異例な事
件だった。暫定的が半世紀間恒常化し、今こんな事件を持ち出す者は極め
て少ない。
当時、しばらくはブツブツ文句を言う者もいたが、心を入れ換え、時代が
変わり、価値も変わり、金融の法則も変わり、それに適応せねば生存でき
ない、と世界の全ての通貨が同時に、フィアット(裏ずけのない)通貨に
移行した。
過去にそんな実験はなんども繰り返され、その度に失敗してきたと言う悲
しい経緯があるにも関わらず、である(ついでに言えば、翌年同氏は、台
湾を裏切って、中共独裁政権に騙されこれを認め、巨大な敵を育て現代に
至ると言う大犯罪をも犯している)。
「処世術」には悲しい響きがある。時にはその場に合わせて、迎合し、
曲げて、不本意ながら生きるために、己を捨て、倫理、正義もついでに捨
てる。個人も国家もそんな不本意な行動をとる。
一度、身を崩した女が娼婦になり幼い弟を立派に育てる、などと言う美談
もある。
ドイツも日本も酷いインフレに悩ませられた最近の記憶が残っていたた
め、日本政府は「通貨の価値を維持」する重大さを肝に命じていたので、
ニクソン氏の暴挙に唖然とした。
それから50年経った今、振り返ると、
1。「みんなで渡れば怖くない」理論を世界の全ての政府、中央銀行が採
択してしまったので、日本は先頭を切って渡る。その結果、国債の規模は
世界一最悪、と言う危険な状態になった。MMT理論とは最近米国の綺麗な
経済学者が言うように、日本で長い間実験、実践されてきた。それで安心
して米国も勇敢に「渡り」出した。
2。しかしこの理論、処世術は、過去50年間の異例な状態においてのみ機
能する、と言う「但し書き」免責文が忘れられている。日銀やFRBの優秀
な官僚は高度の数学を使い、精密な機械を完璧に安全に運営しているかの
ように宣伝するが、例えれば、火星の弱い重力、薄い空気密度に応じた飛
行機を作り安全に50年間使用していたが、故郷の地球に戻しては、使い物
にならない。
武漢菌のおかげで、世界の政府に好都合ないい訳が生まれ、この1年間
で天文学的な極めて大胆で不健康な大量の通貨をばらまいた。
50年つずいた自堕落な、しかし金融企業にとっては大変ありがたい、時代
がそろそろ終わろうとしている、と思ふ。
その終わり方には
1。正当な歴史に忠実な「金本位制」に戻る。そして健全な正直者が馬鹿
を見ない世界に戻る。
2。官僚主導の全体主義が益々強化され、本来の貨幣の価値、意味も失わ
れる。(在米のKM生)
2021年08月11日
変見自在】九電力自衛隊
at 10:22
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| 高山 正之
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