加瀬 英明
ホワイトハウスの無策が招いたアフガニスタンの大混乱
私はアフガニスタンのモハンマド・ハルン・アミン駐日大使が、2004年
に37歳の若さで東京に着任してから親しかった。
翌年、全国から青年男女を集めて、『日本海海戦勝利百周年を祝う集
い』を都内の赤坂プリンスホテルの大ホールで催した時に、アミン大使が
登壇してアフガン国民がイギリス、ロシアの侵略者を打ち破ったと、訴え
た。私は集会の主催者だった。
大使はソ連が一九七九年にアフガニスタンに侵攻すると家族と米国に逃
れ、高校卒業後に祖国へ戻り、ムジャヒディン(聖なる戦士)に投じて、
ソ連軍と戦った。2002年に駐米公使をつとめ、この年にニューズウィーク
誌によって「未来の世界を担う77人」の1人に選ばれた。残念なことに、
2015年に米国で癌に蝕まれて、数奇な生涯を閉じた。
アフガニスタンは「帝国の墓場」といわれた。今回、米国も大敗した。
だが、米国は力によって敗れたのではない。バイデン大統領の無策による
大失敗である。
アフガニスタン国民の大部分は貧しく、旧態依然としたイスラム教徒
で、「外国人、女性、民主制」を3つの敵としてきた。米国育ちのアミン
大使は、祖国を豊かな近代国
家につくりかえたいと夢見ていた。
2001年に米軍が侵攻して、アル・カイーダに基地を提供していたイスラ
ム原理主義のタリバン政権を倒し、8月に倒壊したアフガニスタン・イス
ラム国が、米国に守られて誕生した。アフガニスタンは人口2500万人、反
目しあう14の主要な部族と多言語によって構成される、パッチワーク(寄
せ集め細工)の国だ。
国歌に、ペシュトン、タジク、ハザラ、ウズベク、バローチ、トルクメ
ン、ノーリスタン、パミール、アラブ、パシャイ、グジャール、ブラ
フィ、キジルバン、アイマクの14部族の名がでてきた。宗教は同じイスラ
ム教だが、敵対しあうスンニ、スフィ、シーア派に分裂している。
タリバン(意味はイスラム教の学徒)はペシュトン族を基盤としてい
る。(アミン大使はタジク族だった。)タリバンはサウジアラビアと同じ
シャリア(厳格なイスラム
法)による政治を行って、女性の自由を極端なまで制限し、盗みを働いた
ら腕を切断する、不倫は石打ちによる公開処刑を行った。
バイデン大統領は8月9日に記者会見で、「アフガン国軍が30万人、近代
的な空軍と優良な装備を持っているのに対して、タリバンは7万5000人
で、心配ない。私はアフガン政府の軍事力を信頼している」と述べた。
バイデン大統領はその僅か7日後に、アフガン政府軍が全国にわたって
戦わず溶解して、タリバンが首都カブール郊外に迫ると、「政府高官が逃
げ、国軍が戦闘を放棄し
た。米国は自ら守る意志のない者のために戦うべきでない」と、少しも悪
びれずに前言を翻した。
バイデン政権は4月に米軍のアフガニスタンから完全撤収を発表してか
ら、秩序ある撤収を計画するのに、十分な時間があった。国防省、国務省
がホワイトハウスに、アフ
ガニスタンがタリバンによって呑み込まれると、警告していた。
カブール空港の大混乱は、バイデン氏のホワイトハウスの混乱を写しだ
したものだった。
アフガニスタンは民主政権が倒れるまで、米国の援助が経済を支えた。
サウジアラビアにとっての石油に当たるものだった。タリバン政権はどう
するのか。
タリバンはアル・カイーダ、イスラム国(IS)を抱えており、タリバ
ンの勝利に全世界のイスラム過激派が凱歌をあげている。
だが、アフガニスタンは再び内戦に陥ることとなろう。
バイデン政権は日本の守護神だが、心もとない。日本がしっかりとホワ
イトハウスを支えなければならないが、日本政府にそのような力があるだ
ろうか。
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◆雀庵の「常在戦場/95 窮鼠猫を嚙んで中共沈没」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/375(2021/10/11/月】10月7日夜、寝付いて間も
ないころの地震は怖かった。「いよいよか」と思ったが単発で終わった。
室内も外も近所も被害なし。建物は随分丈夫になったものだ。気象庁によ
ると22時41分、マグニチュード5.9、震源は千葉県北西部・深さ75km、最
大震度5強。津波もなくてよかった。
小生に「諸行無常」を思い知らせた2011/3/11の東日本大震災は最大震度
7、マグニチュード9.0で、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査
所によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震だった。それから10
年経っても原発処理などまだまだ復旧途上だ。
現在の耐震基準は1995/1/17の阪神・淡路大震災の教訓による。2000年の
建築基準法・同施行令改正(「2000年基準」)などで「地耐力(地盤の強
度)に応じた基礎構造が必要」「住宅品質確保促進法」「耐震等級」も運
用され始めた。その効果はすこぶる高い。
◆阪神・淡路大震災(1995年)最大震度7、死亡6434人、負傷者4万3792
人、全壊10万4906戸、半壊14万4274戸。
それが「2000年基準」後は、
◆熊本地震(2016/4/14と16)最大震度7、死亡50人、負傷者2809人、全壊
8667戸、半壊3万4719戸。
震災当時の人口は阪神・淡路エリアは100万人ほど、熊本市と周辺は70万
人ほどだったが、熊本地震の死亡者は阪神・淡路大震災の8%未満で済ん
だ。密集度や火災規模など住宅事情の違いなどはあるが、驚異的な改善だ。
建築基準法は新築物件から適用されるから、それ以前の建物は基準に満た
ないものが多いが、震度7程度では建築物が倒壊・崩壊しない「耐震化工
事」も急速に進んでおり、10年も経たないうちに丈夫な建物ばかりになっ
ていくだろう。
大地震は津波を伴うことがままあるが、東日本大震災では死者のうち津波
による溺死が90.64%(1万4308人)にもなった。巨大津波は甚大な被害を
もたらすから「巨大な海岸堤防を造る」というのは分からないでもない
が、数百年に一度の大災害に備えて景観を破壊してまでやるのはどうなの
だろう。「温暖化対策」を錦の御旗にあれもダメ、これもダメというポリ
コレ(ポリティカル・コレクトネス、我こそ正義病、エコナチ)に似てい
るようで、いささか拙速に過ぎないか。
巨大堤防は何となく日本版の「万里の長城」みたいだ。長城は北方の異民
族が津波のように押し寄せるのを拒否するために造られたが、どうもただ
の国境フェンスでしかなかったようだ(平時には南北の交易市場になって
いたとか)。それでも1980年の改革開放以降はドル箱の観光資源になった
から、巨大堤防も100年200年500年1000年も経てば「世界遺産」に登録さ
れたりして地元経済を潤すか。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は人間の性だろうが、「天災は忘れた頃に
やってくる」、これは寺田寅彦の箴言だ。関東大震災を体験し、調査した
寅彦曰く、
「災害を防ぐことが出来ない相談であるとすれば、残る唯一の方法は人間
がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないであろう。
文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を
十分に自覚して、平生からそれに対する防禦策を講じなければならないは
ずであるのに、それが一向に出来ていないのはどういう訳であるか。主な
る原因は、畢竟そういう天災が極めて稀にしか起らないからであろう」
(以上、国交省、建設会社、WIKIなどのサイトを参考にした)
「災難の怒涛の進撃」というのはありそうだ。大雨で堤防決壊、洪水を逃
れるために山に避難したが土砂崩れ、這う這うの体で高台の公民館に辿り
ついたら大地震、続いて大津波・・・1週間後には救助隊が来て支援物資
も届き「ああ、どうにか生き延びた」と一息ついたら、北海道はロシア
兵、本州は中国兵、九州は韓国兵、四国は朝鮮兵ばかりが目立つ。
国際救助隊? 自衛隊と交代したのかなあと思っていたら、避難所はあれ
よあれよの間にフェンスで覆われ、どういうわけか赤旗がなびき、「災害
救助2.0 中国管理施設」などの看板が付けられてい
た。?、?、!、!・・・悪夢だ、悪夢に違いない、早く目を覚ました
い・・・「災は徒党を組んでやってくる」、ありそうな話だ。
勝共連合系「思想新聞」 2021/9/9「戦後思考からの脱却が焦眉の急」から。
<バイデン米大統領は「米国の国益に沿わない紛争にとどまるという過去
の過ちは繰りかえさない。アフガン国軍が戦う気のない紛争で米兵が戦死
してはならない」と言明している。
トランプ前大統領は日米安全保障条約について「日本が攻撃されれば、米
国は第3次世界大戦を戦う。我々は命と財産をかけて戦い、彼らを守る。
しかし我々が攻撃されても、日本は我々を助ける必要はない。彼らができ
るのは攻撃をソニーのテレビで見ることだ」(2019/6/26)と条約の片務
性を揶揄したことがあるが、バイデン大統領は一歩進めて「戦う気力のな
い国は切り捨てる」と明言したのだ
トランプ氏の呈した疑問は米国民の中に潜在的にあった。バイデン時代に
それが顕現してくると見なければならない
台湾では「きょうのアフガンは明日の台湾」との不安が生じ、「台湾はア
フガンを教訓にすべきだ。米国に頼れば何も起きないという考えを捨てね
ばならない」「バイデン米大統領は軽々と盟友を見捨てる」といった懸念
の声が出ている。
これに対して蔡英文総統は「台湾の唯一の選択肢は、自らをより強くし、
より団結することだ」と強調している(産経新聞8/20)。日本にも
「きょうのアフガンは明日の日本」と言い得る。日本も「自らをより強
く」すべきだ。
安全保障を米国に頼っていれば事足りるという米国依存体質と、それに疑
問も抱かない戦後思考に訣別しなければならない。これは元来、戦後の主
権回復と同時に行うべきだった。それを怠ったツケが回ってきた。今こそ
国家としての自立心を取り戻すときなのだ。
戦後思考は現行憲法が「平時の憲法」と呼ばれるように有事を想定しな
い。どの国にもある緊急事態条項を持たない。軍隊を持たない(憲法に明
記せず自衛隊で甘んじている)。それは日本を半人前国家にとどめ、米国
に囲われた国家に貶め、二度と立ちがれない様に仕組まれたからだ。
占領憲法の下での人権至上、個人至上で、国家国民への奉仕、犠牲心を軽
んじる戦後日本人が生み出されてきた。こういう国と国民はあっという間
に滅んでしまうのが歴史の常である。今まで生き永らえてきたが、このま
までは亡国あるのみと自覚せねばならない>
正論だ。「明日の日本は大丈夫だろうか」などと思う人は人口の20%程、
うち半分は「日本が普通の国になるのを恐れる」左翼=アカ=反日=中共
の狗、残り半分は右翼=愛国(親米と反米あり)あたりあろう。人口の
40%程は危機感はあまり持っていないが、この曖昧国民がイザという時は
左か右につく。いわゆる「キャスティング・ボートを握っている」人々。
支持率50%を確保するためには彼らの票が不可欠だ。民主主義は実に悩ま
しく、民度の高い国でしか根付かない。
中共国民、支那人は「己の利益になるかどうか」で意思決定するから「強
い者に就く」という事大主義が骨の髄まで浸み込んでいるようだ。お偉い
さんが強そうに振舞えば周りはそれに従う、だから習近平一派も人民も
「中共中央が近隣国を威嚇すれば、それに従うのが当然」と信じて疑わな
い。
ところが威嚇すれば逆に反発するのがG7諸国であり、G20でも中共に同調
するのはロシアくらいしかない。習近平がヤクザのように「あんた、後悔
するぜ」と脅したところで多くの国は「やれるもんならやってみろよ、香
港みたいにはいかんぜ、ベトナムで痛い目に遭ったことを忘れるな」と窮
鼠猫を嚙むがごとくに猛反発する。それが習近平一派にはまったく理解で
きないのだ。
「窮鼠猫を嚙む」。その初出は前漢の始元6年(紀元前81年)に開かれた
政府と民間の「塩鉄会議の記録」だという。そこには「そもそも聖人君主
は徳によって治めるべきで武力を使うべきではない。外に軍を出すと国内
が荒れるので、まずは内政を重視すべき」との進言がある。中共は焚書坑
儒で古人の智慧を抹殺したから習近平一派も外交のイロハが全く分かって
いない。無知蒙昧のリーダーは14億人を道連れに地獄に堕ちるだろう。14
億の大帝国に最後の皇帝を処刑し、新時代を拓くリーダーは現れるのだろうか
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◆アボット豪元首相が台湾を訪問
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)10月7日(木曜日)
通巻第7075号
アボット豪元首相が台湾を訪問。フランス、リトアニアも議員団、 サ
リバン(米大統領補佐官)、楊傑チ(前外相)国務委員とスイスで会談へ
台湾領空へ中国軍機56機が侵犯した10月6日に、台湾では慌ただしい動
きがあった。
双十節を前に、台湾では国際会議「玉山フォーラム」が毎年、開催され
ており、20年は日本からも古屋圭司代議士(高市選対本部長でした)が
演説した。ことしも8日開催予定である。
https://www.bing.com/videos/search?q=%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e5%9c%ad%e4%ba%8c&docid=608006767557941574&mid=6718022ED4D3C5D8ADED6718022ED4D3C5D8ADED&view=detail&FORM=VIRE
5日に台北入りしたのはアボット豪元首相、フランスからは元国防相と
上院議員一行、ほかに欧州諸国の代表団も台湾を訪問した。いずれも玉山
フォーラムに参加する予定、前後に蔡英文総統と面会する。
「玉山」フォーラムは台湾版のダボス会議。
とくに注目されるのは対中強硬路線に転じた豪が、中国のTPP加盟に
強く反対しているうえ、台湾の加盟を支持している。TPP議長国は日本
だから、西側社会の期待に応えて、中国の参加拒否、台湾歓迎という路線
に踏み切れるか、どうか。
米中戦争の陰に隠れているが、豪中貿易戦争も熾烈で、最近は原潜建造
で英米の強力な後押しが得られることとなった(AUKUS).
他方、米国大統領安全保障担当補佐官のジェイク・サリバンは訪欧途
中、スイスへ立ち寄り、10月7日に、チューリッヒの空港ホテルで、楊
傑チ前中国外相兼国務委員と急きょ会談する。
9月24日にカナダから釈放されたファーウェイCFOの孟晩舟問題
で、米国は「司法の独立」として口を挟まず、これは米中関係改善の予兆
だと、中国が判断したらしい。
バイデン政権は外交的にはトランプ政権と殆ど変更がないが、通商問題
では一部の関税を引き下げるべく、水面下の交渉をおこなっており、逆に
政権与党の米国民主党が、このバイデン路線に反対している。
バイデン政権にとって目下の最大の課題は米国債務上限額の改定である。
さて中国は相変わらず台湾に強硬姿勢を見せつけ、台湾支援したら原爆
をお見舞いするぞ等と日本を脅しているが、新彊ウイグル自治区からの輸
出がコットン制裁などで急減し、2020年には前年比9・2%減少したと発表
があった。
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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【知道中国 2285回】
─英国殖民地だった頃・・・香港での日々(香港167)
△
「大陸反抗」を獅子吼し、「我が中華民国こそが正統の中国であり、台
湾海峡の向こう側の漢土は非合法団体である『共匪』に騙し取られた。ア
レは偽中国だ」と声高に叫んで肩肘を張りはしたものの、やはり蒋介石政
権は「後ろめたさ」から逃れることは出来なかった。
「我らこそ『自由中国』だ」などと胸を張ってはみたが、それが絵空事
でしかないことを蒋介石も承知していただろうに。「自由中国」という空
虚な4文字に投影された敗残の身の忸怩たる思いを、禁戯措置を受けた演
目が物語っているとは、些か言い過ぎか。
一方の共産党政権だが、建国1年前の1948年11月13日の『人民日報』で
伝統演目の改革方針を掲げた。建国直前の1949年7月に開催した第一次全
国文学芸術工作者代表大会では、周恩来は演目のみならず、役者、劇団組
織を含む興行形態にまで徹底してメスを入れ、演劇界を骨の髄から蝕んで
きた封建社会の残滓を取り除く方針を打ち出した。魑魅魍魎に蝕まれ、封
建社会の因習に骨がらみの芝居の世界を革命するとの狼煙である。
芝居の世界を革命し、革命された芝居によって国民を教化・洗脳しよう
というのが狙いだろう。役者を「人民の魂の教師」と再規定(煽て上
げ?)し、統一戦線工作に従事させる。その一方で芝居の興行に絡んでい
た黒社会(ヤクザ)を全面解体し、興行に関わる一切を共産党政権の下に
置いた。政治による演芸の一元支配と言うことだ。
いわば役者、興行側、政府当局(警察)が互いの領分を侵さないように
グレーゾーンを保ちながら、「互恵互利」の関係で行われてきた従来の興
行システムから興行主側を徹底排除し、政府当局が直接的に興行を取り仕
切る形に大変革したのである。
たとえていうなら縁日や祭りからテキ屋を排除し、当局が直接的に管
理・運営するようなもの。なんとも味気なく息苦しい限りだ。
かくて建国直後の1950年から52年にかけ、共産党政府は「人民を恐怖に
陥れ麻痺させる封建道徳と迷信を鼓吹するもの」「淫毒奸殺を煽るもの」
「労働人民の言葉と振る舞いを醜悪化させ侮辱するもの」を基準に、従来
から演じられてきた演目を厳重審査し、26本を禁戯とした。禁じたと言う
ことは、とりもなおさず客を呼べる演目だったに違いない。
「淫毒奸殺」の4文字を訳せばエロ・グロ・ホラー・アブノーマル・イ
ンモラル・バイオレンスとなろうか。
「淫毒奸殺」の非日常の世界が存分に描き出されるからこそ、芝居が人々
を芝居小屋に誘う。「淫毒奸殺」が消えた謹厳至極の舞台なんぞクソ面白
くもない。だが共産党政権が目指す社会は、飽くまでも“清く明るく正し
く美しく”あらねばならないから、当然ながら「淫毒奸殺」は認めるわけ
にはいかないことになる。
結局、文革開始前の1960年代半ばまでに、30本の京劇が禁戯処分を受け
ている。
いま、それら禁戯処分を受けた演目を示しておくと、「殺子報」「九更
天」「滑油山」「奇冤報」「海慧寺」「双釘記」「深陰山」「大香山」
「関公顕聖」「双沙河」「鉄公鶏」「活捉三郎」「大劈棺」「鍾馗」「黄
氏女游陰」「活捉南三復」「活捉王魁」「陰魂奇案」「因果美報」「僵屍
復仇記」「薛礼征東」「八月十五殺韃子」「小老媽」「引狼入室」「蘭英
思兄」「鍾馗送妹」「麻瘋女」「李慧娘」「海瑞上疏」「海瑞罷官」──
文革発動の口実になった「海瑞上疏」「海瑞罷官」を除くと、他は例外
なく「淫毒奸殺」がテーマである。だから、注目すべきは「淫毒奸殺」だ
ろう。
じつは?小平が対外閉鎖から対外開放へと大胆に舵を切った直後の1980
年6月6日、中国政府(文化部)は、「非合法劇団や素人一座が禁戯措置を
受けている演目を舞台に掛け、大衆に毒素をばら撒き、劣悪な影響を与え
ている。
このような状況に対し、当該地区(の政府)は適当な方式によって上演を
取り止めさせ、さらなる悪影響の拡大を防ぐべし」と謳った「関于制止上
演『禁戯』的通知」を告知したのであった。
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読者の声 READERS‘OPINIONS どくしゃのこえ 読者之声
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(読者の声1)中国軍機の台湾侵入は、国内の政治不安を国外にそらす意
図、という貴誌の解説には納得です。
中国軍戦闘機の殲20にしても、国産エンジンの性能は悪い。F15の設計
飛行時間は8000時間で、整備改良すれば32000時間にもなるというのに、
中国は、整備・改良の技術力に乏しい。設計飛行の4000時間にも満たない
と言われる。
それなのに、多くの軍用機を飛ばしている。いざ戦闘になっ たら、どれ
ほどが飛べるのだろう。また、識別圏侵入は台湾本土ではな く、東沙諸
島です。
アメリカ軍は中国機の識別圏侵入を、南シナ海に展開する原子力空母上
で、F35戦闘機のパイロットは、コーヒーを飲みながら頭上を飛ぶ殲20を
眺めていることであろう
(斎藤周吾)
♪
(読者の声2) 歴史は繰り返す、というので、昭和16年12月8日の原文を
コピペし、若干の調整をしてみた。故三島由紀夫氏によると、「臣下とし
て、握り飯の熱いのを握って、天皇陛下にむりやり差上げるのが、忠義だ
と思う」ので、不遜ながら昭和天皇陛下に代わって、勝手に時代に合わせ
ました。昭和の格調高い原文は今となっては、文科省の愚民政策のお陰
で、臣民が判読できないので、平たく翻訳。(X国は、原文では英、米)
「令和の開戦詔書」
神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、忠実
で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。私はここにX国に対して宣戦を布告
する。私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、私のすべての政府
関係者は務めに励んで職務に身を捧げ、私の国民はおのおのその本分を尽
くし、一億の心をひとつにして国家の総力を挙げ、この戦争の目的を達成
するために手違いのないようにせよ?
そもそも東アジアの安定を確保し、世界の平和に寄与する事は大いなる明
治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、私が
常に心がけている事である。 そして各国との交流を篤(あつ)くし、万
国の共栄の喜びをともにすることは、帝国の外交の要としているところで
ある。今や不幸にして、x国と争いを開始するに至った。 誠にやむをえな
い事態となった。このような事態は、私の本意ではない。
X国は、以前より我が帝国の真意を理解せず、みだりに闘争を起こし、
東アジアの平和を乱し、もう30年以上経過している。(それだけでな
く)、帝国の周辺において軍備を増強して我が国に挑戦し、更に帝国の平
和的通商にあらゆる妨害を与え、ついには、帝国の生存に重大なる脅威を
加えている。
私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようと、長い間忍耐して
きたが、互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようと
し、その間にもますます経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによっ
て我が国を屈服させようとしている。
このような事態が続けば、東アジア の安定に関して我が帝国の積年の努
力はことごとく水の泡となり、帝国の 存立もまさに危機に瀕している。
ことここに至っては、帝国は今や自存と 自衛のため、決然と立ち上がっ
て一切の障害を破砕する以外にない。
皇祖皇宗の神霊をいただき、私は汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、祖先
の遺業を押し広め、速やかに禍根をとり除いて東アジアに永遠の平和を確
立し、それによって帝国の光栄の保全を期すものである。
御 名 御 璽(ぎょめいぎょじ) 令和x年x月x日
解説と対策。
支那共産党独裁組織は、「卑怯な」突然の軍事行動「真珠湾攻撃の愚」を
よく学び、羊の仮面を被り、根気良く内部からの非軍事的な「国家の崩壊
工作」を進めた。
つまり、戦争は始まって久しい。国会議員の大多数が既 に親中、媚中、
反日になり、世襲4代目河野太郎氏などは、公然と恥じら いも躊躇なく
共同経営者・家来になり下っている。そんな輩が総理になり 「日本を謝
罪・贈与」しようとしている。
支那は日本の全不動産、約10京円を無傷のまま最小の費用で入手するのが
目的であり、自ら近未来の自国の財産を壊す事は極力避ける、はずであ る。
要は、現地人を追い出し、支那の余剰な人口・移民・難民に素敵な場 所
をタダで提供する。皇居は首席の安全快適清潔な別荘になる。
「超限戦」とは電通などが得意とする、宣伝、洗脳、説得、教育、そして
時には恫喝し、女や金を与え、城を明け渡すまで気長につずける。
その代 行担当(役に立つバカ)が、NHK, 朝日、文科省、野党議員、官
僚、学者 などが、自主的にタダで働く。という未来が予想されるので、
今回、陛下 は「令和の開戦詔書」に署名される機会もなく、やがて「極
東自治区」が 生まれ、丸く収まる、という不幸な歴史を回避するために
「神々の御加 護」によって静かに登場したのが、一人の女、早苗次期総理。
「国民はおのおのその本分を尽くし、一億の心をひとつにして国家の総力
を挙げ、「この総裁選」を勝ち抜くために手違いのないようにせよ」と、
昭和天皇陛下は望んでおられる。と思ふ。(皇室について、ついでに慮っ
てみると、「英国では自動車事故で解決したようだ」、と)米国では飛行
機事故がよく使われる(在米のKM生)
2021年10月13日
◆アフガニスタンの大混乱
at 05:49
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| 加瀬 英明
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