【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
自民党が想定外の勝利をおさめ、立憲民主党と日本共産党は想定外の大惨
敗を喫した。今回の衆院選を特徴づける右の2つの「想定外」は、日本が
直面する危機の本質をメディアや政治家よりも、国民の方が正確に理解し
ていたことを示している。
2つの野党の合体は単なる政権交代への道ではなく、自由と民主主義の政
治体制か、共産党の影響を強く受ける政治体制かの体制選択選挙そのもの
だった。また立民と共産の共闘は後述するように、日本国を安全にするも
のでも日本国民を幸せにするものでもない。そのことに国民の多くが気付
いたのではないか。
安倍晋三元首相、菅義偉前首相への非難に多くの時間を割いた立民・共産
両党の思惑の向こうに、共産党主導の政治体制が出現し得ることや、両党
の共闘に肩入れするメディア報道の偏向などを見てとった有権者は多かっ
たのではないか。
事前予想では、自民党は公示前の議席数を大幅に減らし、過半数の233
議席の確保が焦点だった。結果は261議席、絶対安定多数を得た。日本
維新の会は4倍近くの41議席、公明党の32議席を入れて334議席。共産
党と対立した3党が憲法改正に十分な数を得た。
他方、立民は大幅増を期待されたが、議席は14も減らして96だった。共産
党は得票850万票、得票率15%の目標を横に置いて「閣外協力」の名の
下に事実上の2党合体に踏み出したが失敗した。
国の形について大きく考えの異なる政党共闘にいかがわしさを国民が嫌う
のは当然だ。例えば焦眉の急の国防政策である。共産党は綱領で日米同盟
の「廃棄」をうたう。「アメリカ軍とその軍事基地を撤廃させる。対等平
等の立場にもとづく日米友好条約を結ぶ」「いかなる軍事同盟にも参加せ
ず、非同盟諸国会議に参加する」とする。
日米安保条約を軍事的要素のない「友好条約」に置きかえ、自衛隊は「憲
法第9条の完全実施に向かって前進をはかる」。「陸海空軍その他の戦力
は保持しない。国家の交戦権は、これを認めない」が憲法9条2項である
から、自衛隊は解消することになる。これでどのようにして日本を守れる
のか。
皇室について共産党は「一人の個人が世襲で象徴となるという現制度は、
民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく」、天皇制(皇
室)の「存廃は、将来、醸成が熟したときに、国民の総意によって解決さ
れるべき」とする。共産党は皇室をなくすのであろう。他方、立民は日米
同盟、自衛隊、皇室については存続の立場だ。立民は国柄の根本に関して
これほど異なる共産党と連携した。一体どんな国をつくろうというのか。
この節操のなさが野党共闘の実態だ。
いま、国際社会は自由と民主主義の国々が、専制独裁の共産主義諸国と対
立する構図の中にある。相互に深く経済でつながりながらも、人間の自由
を厳しく制限し、各民族、各国の宗教、政治信条、言語、文化、歴史に非
寛容な中国などの専制独裁国家と私たちは相対峙(たいじ)している。
侵略を受けないために重要なのが安全保障の力だ。つい10日ほど前、中露
の海軍艦艇10隻が日本列島を周回した。中国版トマホークを積んだ最新鋭
の巡洋艦を投入した中国はこの演習を「より実践的で、対抗性が大幅に向
上した」と誇った。脅威は日々、目に見える形で増大している。
そうした中、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、「自由で開かれた
インド太平洋(FOIP)」日米豪印4カ国(クアッド)などに見られる
ように、日本が貢献していることは非常に多い。日本への国際社会の期待
度は高く、岸田政権の仕事は日本を強く勇気のある国にすることだ。その
ための応分の責任を果たせる法整備を進めることだ。
たとえば中国がアジアから米国を排除するためにこだわる第一列島線であ
る。第一列島線の島々は日本国の領土である南西諸島だ。日本は自国領で
ある島々で米国と協力し、豪印英仏独などとも協力して東シナ海、南シナ
海、台湾を守る態勢を構築できるのだ。わが国の安全のために、岸田首相
には自衛隊強化の公約実現が期待されている。
衆院選投開票日直前、岸田首相はインターネット番組「言論テレビ」に出
演し、「国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画(中期防)の
改定」の公約実行を強調した。
首相は改定の時期には言及しなかったが、来年冬までにこれら3つの戦略
を根本的に見直し、令和5年には防衛力強化に力強く踏み込むのが望まし
い。占拠で力強い支持を受けたのである。自信をもって公約をやり遂げる
ことが負託に応える道であろう。憲法改正についても岸田首相は多弁だった。
「国民との対話の中で、一票の格差、緊急事態、自衛隊の明記など改正の
意義を十分理解できると気づいていてくれる人々が多かったことを実感し
た。国民の世論形成と国会議員との議論、これを並行してやっていきたい」
憲法改正には固い決意と幅広い支持が必要だ。日本維新の会は力強い賛同
者であろう。自民、維新で公明党を巻き込むのだ。3党で全議員の3分の
2以上の議席を得たのは天命であろう。憲法改正実現こそ岸田首相の公約
で責務である。
産経新聞 令和3年11月2日 【櫻井よしこ 美しき勁(つよ)き国へ】
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松本市 久保田 康文 採録
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◆雀庵の「常在戦場/106 「勝って兜の緒を締めよ!」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/386(2021/11/3/水】弘法も筆の誤り・・・11/1
産経(最終13版、1日午前0時50分現在記事)は「自民245、公明28、立民
78、共産10、維新34、国民6」と報じ、コラム産経抄では「自民はなぜ大
幅に議席を減らしたのか」と悲憤慷慨していたが、11/2では「自民261、
公明32、立民96、共産10、維新41、国民11」に大訂正。
「勝った」はずが「負けた」のなら大外れの大ショックだが、現実は「負
けた」はずが実は「勝った、大勝ちだ」になったのだから、まあ笑い話、
記者諸君もほっとしたろう。乾正人・論説委員長の以下の“釈明”も何やら
ウキウキしている。
<期日前投票も前回を下回り、投票率は史上最低を記録するのでは、と気
をもんでいたが、あに図らんや前回を上回った。
若い世代を中心に(夕方からの)駆け込み投票が目立ち、都内では行列の
できた投票所もあった。おかげで午後8時の投票締め切りと同時に(情
勢、結果を)発表するため、夕方で打ち切る場合の多い報道各社の出口調
査は大外れ。平均して自民党を約20議席低く見積もり、逆に立憲民主党を
過大視してしまった。(立民が)3桁を割るとは私も想定外で、まったく
面目ない>
小生が「隠れ革マル」と見ている立民・枝野一派とJR総連はどうするのだ
ろう。この際だから暴力革命を起こすか。これまた「隠れ革マル」臭い
「プレジデント」は11/1に「論破王ひろゆき『若い人が選挙に行っても政
治は変えられない』」と題して以下の記事を載せた。
<若い人に向けて「選挙に行けば政治を変えられる」とよびかける人がい
ますが、これはウソですね。日本は平均年齢が48歳の、高齢社会だからで
す。20歳から39歳までの日本人は、40歳以上の人の3分の1しかいないんです。
少数派の若者の全員が選挙に行っても、若者向けの政治が行われることは
ありません。若者が全員選挙に行ったって初めから勝てないこの仕組みこ
そ、政治が変えてほしい>
若者よ、蜂起せよ、勃起せよ、恋せよ乙女、子作りに励め、5人産めよ増
やせよ、ヂヂババが元気なうちに!と言えばいいものを。
少数派が体制変革する一番の近道は暴力革命だ。1960年代の新左翼運動を
繰り返す・・・そう言えばポリコレ病のアメリカもそんな雰囲気・・・歴
史は繰り返す、今度は喜劇だな。欧州の若者はシリアなど中近東でイスラ
ム過激派から軍事訓練を受けたらしいから、米国のアンティファの若者や
隠れ革マルの連中は中近東や中共へ行って首狩りの訓練を受けてはどう
か。もっとも欧州人のケースでは挫折して帰国しヒッキーになったのが多
いとか。
労組の「連合」は組合員700万人、昔の総評みたいなものか、革命を目指
しているようだ。日本労働組合総連合会事務局長・清水秀行「第49回衆議
院選挙結果についての談話」2021/11/1から。
<自民党と公明党が293議席を獲得し、絶対安定多数を許す結果となっ
た。第2次安倍政権発足以降、長らく続いた国会の勢力図が変わらず、二
大政党的体制の実現に至らなかったことは極めて残念である。
連合は、立憲民主党・国民民主党の議席の最大化をめざし、両党と政策協
定を締結して三者一丸となって選挙戦に臨んだ。国民民主党は健闘した一
方、野党第一党でもある立憲民主党は改選前の議席を割り込んだ。両党に
は、今回の選挙結果を受け止め、検証するとともに、働く者・生活者の立
場に立った政策の実現に向けて、両党間の連携・協力をさらに深化させて
いくことに期待する>
連合が組合員の待遇改善や賃上げを望みたいなら、普通の頭なら自民党を
支持するがなあ。自民党だって大票田の連合が支持してくれれば企業に
「内需を高めるためにも子作りを促すためにも給料を上げてくれ」と説得
するだろう。それとも連合の幹部は世界史上一件も成功したことのない共
産主義革命を望んでいるのか。
事務局長・清水秀行は日教組委員長だった。日教組の立役者の槙枝元文は
日教組委員長・総評議長を兼任し、「連合の基礎を創った」と言われてい
る。北朝鮮万歳のズブズブのアカで、日教組と朝鮮総連は今でもWinWinの
強い絆で結ばれている。
北朝鮮の朝鮮新報2021/11/2は枝野立民凋落への報復のつもりか、「“国定
教科書化でわい曲が促進”来年度導入の『歴史総合』 朝大・金竜進教授が
指摘」と難癖をつけている。
<いっそう加速する日本政治の右傾化、歴史修正主義により歴史教科書の
書き換えに歯止めがかからない。2022年度4月から高等学校に新科目「歴
史総合」が導入される。これは2018年に告示された「新学習指導要領」に
基づくもの。10月29日に行われた朝鮮大学校朝鮮問題研究センター朝鮮文
化研究室研究会で金竜進教授(文学歴史学部)は、日本政府よる国定教科
書化で教科書記述の歴史わい曲が進んでいると警鐘を鳴らした>
「朝鮮学園を支援する全国ネットワーク」などが「日本政府が朝鮮大学校
学生への20万円コロナ支援金を排除した」と9月に大騒ぎしたものの相手
にされなかったことへの報復も含まれているようだが、日本人をさんざ拉
致しながら「カネ寄越せ」だと・・・日教組のオツムも連合のオツムも北
朝鮮・金正恩と同じだろう。
労組からアカを叩き出さないとロクなことにならない。ボンサイ枝野は自
沈を装っただけ、各々方、中露朝韓&米の左巻きに油断召されるなかれ!
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◆タジキスタンに中国軍の秘密基地
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)11月1日(月曜日)
通巻第7103号
やっぱり噂は本当だった。タジキスタンに中国軍の秘密基地
ロシアは、嘗ての軍事同盟国の問題になぜ沈黙しているのか?
アフガニスタンから中国へ繋がる回廊(ワクハン回廊)がある。地図帳
を見ても、タジキスタンの南側、アフガニスタンに挟まれて、中国の新彊
ウィグル自治区へ直結している。この回廊がテロリスト潜入の道に化けると?
中国はETIM(東トルキスタン独立運動)を敵視し、その摘発、活動
家の割り出しなどをアフガニスタンで、秘かに行い、さすがのアフタニス
タン政府も彼ら中国人スパイを追放した。
米国は2020年11月に「ETIM」をテロリストのリストから削除
した。理由は「活動した形跡もなく、組織が存在しているかどうかも疑わ
しい」とした。
つまり中国はETIMがテロリストだとしてウィグル自治区における弾
圧の合法性を得たと錯覚していたのだ。
タジキスタンは嘗てロシアのアフガニスタン侵略の前線基地だった。い
まなお条約によりロシア軍基地は残存している。人口950万、ひとりあ
たりのGDPは3500ドル程度で中央アジアの最貧国ではあるが、ロシ
アとの距離を置き、中国のSCOに加盟している。
ほかの旧ロシアの中央アジア諸国と異なるのは、紀元前からスキタイが
入り込み、さらにペルシャの遠征があり、近世にはチュルク系が入り込む
などして、言語はタジグ語(ペルシア語の方言に近い)。イランとの関係
が強いことでも知られる。
中国は前述のワクハン回廊から僅か12キロという場所に緊急展開部隊
(ロシア軍のSOBRに匹敵)の基地を建設している。(ワクラン回廊の
イシカシムという場所)。
主要な執務ビル、兵舎、給水塔、コンピュータから家具まで中国から輸
入してまかなったが、タジキスタンのラフモンン大統領は、これらを免税
とした。引き換えに中国は相当量の武器を供与した。建設費用は850万
ドル。
タジキスタンにとって最大の投資国は中国であり、一帯一路の目玉とし
てタジキスタンを横断するハイウェイのバイパスを建設している。ほかに
発電所、通信ネットワーク、金融システムの構築などに10億ドルを投
資、ハイウェイ建設だけでも2039万ドルをぶち込んだ(プラウダ英文
版、10月28日)。
ロシアはこの問題に沈黙を続けているが、ホンネは、ややこしいタリバ
ンやらテロリストと中国が替わりに戦ってくれるのだから、じつは欣快と
しているらしい。
プラウダが露骨に書いた。
「ロシアは中国に死に往く機会を提供したのだ」と。
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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【知道中国 2292回】
──英国殖民地だった頃・・・香港での日々(香港174)
△
霊魂や冥界は当たり前のこと、霊魂となってでもこの世に蘇り、ついに
恨みを晴らすなど、社会主義社会からすれば荒唐無稽の極みであり、全く
認められる話ではない。だいいち非科学的に過ぎる。だから禁戯──という
ことになるはずだ。だが、毛沢東革命によって生じた多くの犠牲者の立場
に立てば、晴らせない恨みの持って行き場がない。
たとえば「土地改革」によって土地財産を没収され惨殺された地主の遺
族である。頼るべき一家の大黒柱を殺されたばかりか、生きる術を失った。
挙げ句の果てに共産党政権成立後には人間扱いをされないままに生きるこ
とを強いられたのだ。叶うことなら毛沢東以下共産党幹部を嬲り殺しの目
に遭わせ、地獄の底に突き落とし、針の山で終わることのない塗炭の苦し
みを味合わせてやりたい。こう念じたとしても不思議でも何でもないだろう。
だが、現実には復讐は無理だ。ならば、せめて舞台の上の絵空事の世
界であったにせよ、現実世界では出会えそうにない清官が現れて破邪顕正
のお裁きを下してくれるわけだから、心の中だけでも復讐を果たせる。僅
かばかりでも気分を晴らしたい。そう考えるに違いない。キッとそうだ。
京劇(芝居)の効用の1つに「借古諷今(古を借りて今を諷する)」が
ある。目前の現実社会を「諷(あてこすり)」、「諷(いさめる)」こと
は容易ではない。時として権力からの危険が我が身に及びかねない。だ
が、これは昔々の話として「古を借り」たことにすれば、事を荒立てるこ
ともないだろう──というカラクリである。
じつは建国当初は、国を挙げて「旧社会の迷信を社会から一掃する運
動」を展開していたわけだから、「善有善報、悪有悪報」「因果応報」な
どと言った封建道徳とテーマにした「奇冤報」の公演が許されるわけがない。
だが邪推を逞しくするなら、「奇冤報」は「土地改革」を柱とする一連
の毛沢東革命の理不尽さを舞台から訴えていたのかもしれない。あるいは
「清官」を称えるが、じつは官僚組織によって支配されていた封建社会を
全面否定する共産党にとっては、官僚に清官も貪官もない。
すべてが打倒すべき対象だったわけだから、「奇冤報」は共産党政権に
とっては厄介千万な演目と言うことになる。だから禁戯を言明したに違い
ない。
「奇冤報」もまた第六劇場では思う存分、繰り返して愉しませてもらい
ながら、民衆が「奇冤報」に託した共産党に対する抵抗・批判精神の一端
を推測することができたのだから、これまた感謝である。
次は『水滸伝』を種本とする「翠屏山」(別名は「?家殺山」「殺嫂投
梁山」)だ。
梁山泊の英雄の1人で肉屋を営む楊雄の恋女房の潘巧雲は、じつは好色坊
主の裴如海とただならぬ仲。彼女と和尚の濡れ場を目にしたのが、楊雄に
とっては刎頸の友の石秀であった。秘密を知られた潘巧雲は色仕掛けで石
秀を誘い、口封じを目論んだものの、キッパリと撥ねつけられてしまう。
そこで一計を案じた潘巧雲は「石秀が言い寄って困る」と夫の楊雄に告げ
口。当然のように楊雄は石秀を疑い、漢(おとこ)の友情にヒビが入る。
石秀は悩んだ末に裴如海を惨殺し、事の顛末を楊雄に打ち明けた。
ここで芝居は山場へ。翠屏山の墓場となる。恋女房であればこそ、裏切
りは許されない。石秀の目の前で事の顛末を明らかにしようとする。だが
健気に振る舞う潘巧雲を前にしては、さっきまでの決心は鈍るばかり。
楊雄の心の動揺を見透かすかのように、土壇場で潘巧雲は尻を捲った。
石秀を指さしながら、「ソイツかい。それともワタシかい。
いったい、どっちを選ぶんだい。ワタシが和尚といい仲になってシッポリ
濡れたのも、しょせんはアンタが甲斐性なしのデクノボーだからよ」と毒
づくばかり。それでも楊雄は決心がつかない。水滸伝の英雄も形無しだ。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)今回の記事はアメリカにおけるナチスとユダヤの活動につ
いて。
神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 アメリカ(12-079)
【大阪朝日新聞 1934.4.30 (昭和9) アメリカとナチス NRAの影に潜む
社会不安】
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00515655&TYPE=IMAGE_FILE&POS=1&LANG=JA
まずNRA[National Recovery Administration] とは米国復興局。ニュー
ディール政策の一環として設けられた政府機関。1933年成立の産業復興法
の執行機関。以下、抜粋。
・さきごろ、ニューヨークで、ユダヤ系の米人が主催者となって、ドイツ
宰相ヒットラーを被告とする模擬公判を開き、マディスン広場に、二万の
大衆が集って、弁論審議の結果、アドルフ・ヒットラーを『文明の敵』と
して極刑に処すべきことを宣告したが、この弁論には、昨年まで大統領の
懐刀としてブレーン・トラストの牛耳をとっていたレイモンド・モーレー
やニューヨーク市長フィオレロ・ラガルディアのような名士も多数参加し
てドイツ宰相を論難した。
・ナチス宣伝部隊が初めてアメリカに入ったのは一九二六年のことである。
彼等はドイツ系の米人を糾合していわゆる『細胞』をつくり、軍隊教練
を施し、アメリカ全国を東部、中部および西部の三区に分ち、組織的に宣
伝網を拡大した。最近には、十九の大都市に少なくとも六千人の党員を有
し、党費を徴し、宣伝費を募っている。彼等の集会はナチスの制服をつけ
たストーム・ツルーブはヒットラーのスツルム・アブタイルング(突撃隊)
に倣ったもので、謂わばナチスの神風隊である。
ドイツ政府はこの宣伝に全く無関係なることを明言しているが、アメリ
カの識者はそうは見ていない。少くとも最近のアメリカの言論機関は、こ
の『ヒトレリズムの侵入』に対し、かなり神経をとがらしている。
・ルーズヴェルチズムには二つの方面がある。その一は景気回復案であっ
て、その二は社会改造案である。第一の景気回復策についても議論はある
が、これに対する非難は、思うたほどには効果が挙らないという非難で
あって、やらぬよりはよかったという意味においては、概ね与論が一致し
ている。労働争議は絶えないが、兎も角も賃金はあがり、失業者も減って
いる。物価もあがり、破産件数も減った。
ただ第二の社会改造案については、国民は一体どこへつれて行かれるの
か解らないという疑惑をもっている。大統領身辺の人々が、ルーズヴェル
チズムはボルシェヴイズムでもない、ファシズムでもない、ナチスでもな
いと弁解すればするほど、それでは一体何だという懸念が濃厚になって来
る。ルーズヴェルト革命という言葉さえ行われている。それほど目標が茫
漠としているのだ。
・ルーズヴェルトの周囲には国務長官コーデル・ハルのような伝統的なデ
モクラツトも多いが、先日農務次官に補せられたレキスフォード・タグ
ウェルの
ような革新論者も少なくない。
ブレーン・トラストの人々は大抵この革新派に属する。尤もブレーン・ト
ラストのうちにも意見の相違はあって、絶えず集合離散が行われている
が、大統領はややもすればこの少壮革新派に引摺られようとする。そして
この不安がナチス排撃の心理に現われているように思われる。アメリカ人
はヒットラーのナチスに脅えているのではなくて、ルーズヴェルトの影に
潜むヒトレリズムを恐れているのではあるまいか。意見の相違によってブ
レーン・トラストから離れたモーレーがヒトレリズム排撃の音頭をとって
いることを思い合すと、一層この感を深くする。
ユダヤによるヒトラーに対する模擬裁判と同様のものが日本では2000年
末に「国際女性戦犯法廷」という名でありました。判決は「天皇裕仁及び
日本国を、強姦及び性奴隷制度について、人道に対する罪で有罪」。表に
出てきたのは韓国の慰安婦団体に朝日新聞とNHKでしたがユダヤ系が背
後にいるのがまるわかり。
世界のユダヤ団体による1933年のドイツ製品ボイコット運動はドイツに
対する宣戦布告に等しいとされドイツ国内でのユダヤ人迫害に拍車をかけ
た。さらに1938年にはユダヤの銀行家による秘密会合でドイツと連合する
国に対しても同様であるとされたという。
国際金融資本を敵に回したイラクもリビアも潰された。中国がどう動く
のか、習近平体制が生き残れるのか興味は尽きません。
(PB生、千葉)
♪
(読者の声2)「祖国とは国語」の著者、藤原正彦氏の両親は著名な作家
であり、数学者として国外で世界を知り、国語こそ国の根幹であると主張
される。この本が書かれたのは20年前になる。
当時「失われた10年」と言われていたが、今30年となった。植民地統治方
法として、現地の言葉を禁止し、よって文化、歴史、価値などを総合的に
破壊するが、これには一世代、20年で完結し、非可逆性である。言葉を
失った人民は、もはや国民ではあり得ない。しかも、現地人には知識も思
考も教育も与えない。考える人民とは、危険。ほんの一握りの現地人に
は、「管理の代理人」として飼育し雇う。表面的には、肌の色が同じ人民
が同じ人民を治めている。
近年の日本の場合、同様な「国家存亡の危機」が2度あった。明治維
新、GHQ支配、いずれも「西欧の外圧」による、とされるが、いずれも現
地人の自主的な強い賛同によって運営、施工され、現在に至る。
そして、第三の外圧とは、グローバル化、という全世界を植民地化すると
いう計画が進んでいる。
かつては戦艦や兵器が使われたが、今回は「超限戦」と言われる言論、思
考、価値観、文化、政治を、穏便に執拗に操作する事で支配する。当然、
飴も鞭も使う。武漢菌兵器は鞭。飴は美味しい食べ物や映画、麻薬、金、
SNS、などなど。
この戦争には自衛隊は主役にはなれない。出番が無いうちに終わってし
まうから。最大、最後の国防の武器とは、国語になる。その武器を製造、
管理するのが文科省、その配下の学校、大学、文化人、という悲惨な状態
にあるが、誰も何もしない。
明治の頃に始まる公立学校とは、その根本が植民地のそれと同じ、つまり
役に立つ雇用を大量生産。限られた必要な知識だけを与え、自分で考える
ことは禁止され、創造性は嫌われる。そんな操り人形からなる社会でこそ
オーム真理教が産まれ繁殖できた。
GHQの親分、マッカーサー氏は当時「日本人は12歳」と公言したが、
今の日本人の言論、行動を見たら「6歳以下」と言われても文句が言えない。
宮崎氏の読者の声は例外で、YOUTUBEの論客に対するコメントを見ると、
かろうじて文字を覚えた幼児のような感想が「絵文字」でつずられる。そ
んな高尚な話に興味がない女の子は、大人の真似をして、援助交際で飴玉
をしゃぶる。三島氏は、早くサヨナラして正解だった、と永遠の純粋な文
学の世界を楽しまれておられるのだろう。
国家の本質とは、国語と知識。そのいずれも急速に失っているが、そ
れを止めることもしていない。これは、国防上の大問題。その最大の原因
は、教育と
報道、つまり文科省とNHK。GHQは7年かけて、日本を根本的に変え、しか
も信頼の置ける後継者を養成し、今だにGHQの管理運営方針を世襲的に
守っている。つまり、非日本・弱日本化が推進されている。支那や朝鮮
は、GHQの後釜として空いた席に入った。NHK本部に支那国営放送が公然と
同居している。いつでも、時が来れば、習近平氏の顔が現れ全国緊急命令
が放送される準備だろう。NHKは早速、素晴らしい支那の「真相はこう
だ」報道を毎日、命令されなくとも、行い洗脳する、だろう。文科省は小
学生の検定教科書を全て北京語で表記するよう、勧告する。
かつての植民地政策はひとたび統治されると数百年維持された。多くの
被害国は物理的には今だに存在するが、国も国語はすでに消滅し、遺跡と
し歴史文書にのみ残った。
日本破壊の犯人、文科省とNHKをとりあえず、直ちに「ぶっ壊す」。最
大の敵は国内にあり、その気になれば、簡単に壊すことが出来る。(しか
し、それを理解し行動できる国民がすでに消えてしまっている、らしい。)
(在米のKM生)
♪
(読者の声3)貴誌通巻第7099号(読者の声1)に纏向遺跡が邪馬台
国の有力候補地とされる記事がありました。また先日、産経新聞にも邪馬
台国纏向説の論説が見られました(2021/10/27 08:00 小畑三秋氏)。
しかし昨年「考古学から見た邪馬台国大和説 畿内ではありえぬ邪馬台
国」(梓書院)という書籍を、長年、橿原考古学研究所の所員として纒向
遺跡の発掘・調査に携わってきた専門家の関川尚功氏が出しています。
その前から九州説の研究者らが大和説への説得力ある反論を出しており、
現在は九州説が有力です。すでに大和説は学術的に過去のものとなってい
ます。しかし、NHKもそうですが、マスメディアがこれを正しく伝えない
ので、多くの読者・視聴者が誤解したままです。これについて先程、詳し
い記事をアップしましたので、よろしければ拙ブログへお越しください。
よろしくお願い致します。
https://blog.goo.ne.jp/katumoku10
(刮目天)
2021年11月05日
◆日本を守らぬ野党共闘
at 05:16
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| 櫻井よしこ
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