2021年11月20日

◆拉致への姿勢 変わらぬ朝日

   【阿比留瑠比の極言御免】 令和3年11月18日

  まだ13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて44年を数えた15
日、出勤すると拉致被害者を救う会の西岡力会長の新著『わが体験的コリ
ア論 覚悟と家族がウソを暴く』が届いていた。同書には、昨年6月に亡
くなっためぐみさんの父、滋さんら家族と西岡氏らが戦った第一のウソと
して「拉致など存在しない」というマスコミの姿勢が挙げられていた。

 「『産経新聞』以外の全てのマスコミが拉致疑惑と書いて、北朝鮮の言
い分と私たちの言い分を両論併記していた

「国交正常化の障害」

 西岡氏は一例として、朝日新聞の平成11年8月31日の社説「『テポドン
一年』の教訓 北朝鮮政策」を紹介する。社説は拉致問題について、日朝
国交正常化交渉の「障害」だと書いたのだった。障害は「邪魔」や「妨
げ」を意味し、家族らの心を深く傷つけた。西岡氏は記す。

 「滋さんは親の代から『朝日新聞』の読者だったが、これを読み、『産
経新聞』に購読を変えた」

 当時、西岡氏らが街頭署名をしている際には「ビラを投げ捨てて踏みつ
けられた痢、署名用紙をたたき落とされたりした。冷たい視線を送って無
視されることが普通だった」という。

 朝日は、小泉純一郎首相(当時)による14年9月17日の初訪朝当日の紙
面でも、家族らが集会でこぶしを突き上げている写真の説明文でこう書い
ていた。

 「拉致問題解決を訴える行方不明者の家族たち」

 行方不明者とはこの頃、拉致を認めない北朝鮮側が使っていた用語であ
る。被害者である同胞よりも、むしろ北朝鮮側に共感しているかのようで
はないか。

 マスコミだけではない。小泉訪朝は拉致被害者5人とその家族の帰国に
つながり、一定の成果を挙げたが、当時の政府は安倍晋三官房副長官ら一
部を除き拉致問題にむしろ冷淡だった。優先順位は第一に国交正常化で、
拉致問題は二の次、三の次だった。

 古川貞二郎官房副長官は9月12日の記者会見で、日朝首脳会談の目的に
ついて赤裸々に語った。

 「拉致問題で何人かが帰ってくるこないということではない。そういう
ことがあればハッピーだが、それよりまず国交正常化に対する扉を開くこ
とに大きな意義がある」

 筆者は国交正常化に前のめりな政府の姿勢に疑問を抱き、福田康夫官房
長官の記者会見で「そもそも日本にとって北朝鮮と国交正常化するメリッ
トは何か」と質問したことがある。福田氏は一言で答えた。

 「いい質問だね」

 何の回答にもなっておらず、説明する気もなかったのだろう。小泉首相
以下、国交正常化は政権の歴史的実績になると熱に浮かされているように
見えた。

首相出席に隔世の感

 今月13日に東京都千代田区で開かれた拉致被害者家族会などによる国民
大集会には、岸田文雄首相、松野博一官房長官らも出席し、首相は「私の
手で必ず解決しなければと強く考えている」と決意を語った。

 安倍政権以降、国民大集会に首相が出席するのは当たり前になったこと
に、小泉初訪朝の頃を思うと隔世の感を覚える。その後、拉致被害者の帰
国が新たになっていないのは残念でならないが、マスコミや政府の姿勢は
以前と変わった。

 そう思っていたところ、西岡氏から今回の国民大集会翌日の14日付朝日
朝刊は、集会を全く報じていないと聞いた。確かめると在京紙では朝日だ
けが取り上げておらず、拉致問題への関心の薄さは以前と変わっていない
ようである。

(産経新聞論説委員兼政治部編集委員)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文 

       
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◆【正論】現実野党が日本を前進させるか

 作家・ジャーナリスト・門田隆将 


改憲勢力伸長、護憲勢力衰退

自民党総裁選に続く衆議院選挙、その末に国民が創りあげた政界勢力図に
よって、日本に新たな動きが生じている。菅義偉首相の突然の辞任表明か
ら2カ月余。紆余(うよ)曲折を経たさまざまな動きは感慨深い。

選挙で国民が示した意思とは、「改憲勢力の伸長」と「護憲勢力の衰退」
である。自民党は追加公認も含め、絶対安定多数の261を確保。日本維
新の会(以下、維新)は4倍近い41(プラス30)、国民民主党は
11(プラス3)を得た。3党で憲法改正発議に必要な全体の3分の2の
「310」を3議席上回り、与党公明党も入れると345という圧倒的数
字となった。

一方、護憲勢力の立憲民主党(以下、立民)はマイナス14の96、共産
党はマイナス2の10。立民が「日米安保条約破棄」と「自衛隊違憲」を
基本とする共産党と連携し、全289選挙区のうち、213で統一候補を
立てたが、国民は「ノー」を突きつけたのだ。

民主党政権時代の3年3カ月で戦後最悪の日米関係に陥った記憶は国民の
間で風化していない。尖閣諸島を自国の領土と主張し、領海侵犯をくり返
し、力による現状変更を前面に打ち出す中国。台湾という自由主義圏への
侵略さえ「必ず成し遂げる」という国に、日米関係を後退させ、自衛隊も
違憲という勢力が政権を握った日本が「立ち向かえる」と思う国民は少な
かったのである。
躍進した維新からの叱咤

まして10月19日、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の実
験を行い、中国は選挙戦のさなかにロシアとともに計10隻の艦船で津軽
海峡と大隅海峡を通過して日本を1周し、「いつでも攻撃できるぞ」との
デモンストレーションを敢行。そんな中で、日本の防衛を丸裸にする方向
の政党が票を集めるはずはなかった。

躍進した維新は早速、衆院選投開票の翌々日の11月2日に松井一郎代表
が「来年の参院選までに憲法改正案を固め、参院選と同時に国民投票を実
施すべきだ」とブチ上げ、7日には副代表の吉村洋文大阪府知事もフジテ
レビの番組で、「自民党は憲法改正を一部保守派へのガス抜き≠ノ使っ
てきた。もし、憲法改正を本気でやるなら私たちも本気でつき合う」と語
り、2日後の会見でも「自民党は党是で改憲を謳(うた)っているがや
るやる詐欺=B議席が3分の2あるなら国民に改憲を諮るのが当然だ」と
述べた。自民党への叱咤(しった)である。

維新は選挙公約で憲法改正を掲げ、教育無償化、統治機構改革、憲法裁判
所の設置の3点を挙げている。同党幹部は筆者に「中国の覇権主義は目に
余るものがある。わが国には強固な抑止力が必要であり、改憲議論を早急
にスケジュールを決めて進める必要がある」と語っており、無論、憲法9
条改正が念頭にある。

先のフジの番組で吉村知事とともに出演した玉木雄一郎・国民民主党代表
も、「憲法審査会は毎週開いたらいい。我々は議論するために歳費をいた
だいている」と語り、「やる気のない」自民党に対する現実野党のもどか
しさと怒りが示されたのである。

日経新聞の調査では、すでに2019年段階で18歳以上29歳以下の若
者の72%が憲法改正に賛成し、今年5月の産経新聞の調査でも「与野党
は具体的な改憲論議を進めるべきだと思う」との答えが全体で72%に及
び、「思わない」の19%に大差をつけた。
「国民の命」守る憲法改正を

私は、憲法改正の意味が13年を境に大きな変化を遂げたと考えている。
10年に日本をGDPで抜き去り、態度を急変させた中国に習近平国家主
席が登場し、「百年の恥辱を晴らし、偉大なる中華民族の復興を果たす」
との国家目標を広言するに至った。

これは、建国百年の49年までに米国を凌駕(りょうが)して世界の覇権
を奪取するという野望であり、それまでの「韜光養晦(とうこうようか
い)(自らの意思を隠して力を蓄えるの意)」策を捨て去ったことを意味
する。南シナ海の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化し、尖閣侵入はもち
ろん、「沖縄トラフまでは中国の大陸棚」との主張まで展開する「力」に
よる現状変更方針は、まさに「百年の恥辱を晴らす」ために日本に向かっ
ていることを示している。

台湾有事、日本有事への自由主義陣営の危機感は大きい。英国の最新鋭空
母クイーン・エリザベスをはじめ、米、豪、カナダ、ドイツ、ニュージー
ランドが艦船を派遣し、この夏以降、東・南シナ海では対中国を念頭に合
同軍事演習がおこなわれた。

中国が手出しできない集団安保体制を構築しなければ「日本は危ういぞ」
との自由主義陣営の叫びが聞こえたのは私だけだろうか。

台湾有事が起こってからでは遅い。東アジアの平和と、国民の命を守るた
めの憲法改正が待たれる。日本という国は、危機に至るとやはり何か
が起こるのか。そんなことを感じさせてくれる国民による絶妙な選挙結果
だった。(かどた りゅうしょう


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文 

           
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◆「ジェノサイドを認めた」

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)11月18日(木曜日)
通巻第7119号

米国、北京五輪に外交団を派遣しない        (事実上のボイ
コット)欧米も同調、日本が派遣すれば「ジェノサイドを認めた」と批判
されるが。。。

 米政府は高官筋の話として「米中首脳会談(オンライン)では「新疆や
チベット自治区、香港における中国の行動と、より広い範囲での人権侵
害」への懸念を表明したが、五輪の話題はなかったとした。

しかし北京五輪への外交使節団の派遣を取りやめ、事実上のボイコットを
宣言した。
米国議会ではペロシ下院議長らが、「中国でのジェノサイド(民族虐
殺)」に抗議するため、世界各国は北京五輪に選手団を参加させる一方、
首脳や外交使節団の派遣は見送るべきだ」と訴えてきた。

共和党でも上院外交委員会のリッシュ委員長は、「中国の強権的で抑圧的
な体制を称揚する場として五輪を利用させてはならない」と外交ボイコッ
トを呼びかけた。

 さて日本政府だが、北京五輪への政府要人派遣に関しては「何も決まっ
ていない」として、依然として日和見の態度だ(官房長官の記者会見)。

 東京五輪開会式に中国は苟仲文(国家体育総局長)と、甚だしく格下官
僚を送ってきた。もし送るとすれば外務省の課長ていどで良いのではない
かとする声がある。

 北京五輪ボイコットは世界に拡がっており、欧米主要国は「民主主義」
「「人権」をかざして、外交使節団を送らないとしている。とはいえ、五
輪に外交使節派遣そのものが政治であり、基本的には外交に利用するもの
である。 

  
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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  ♪
(読者の声1)貴誌連載中の樋泉克夫氏の「知道中国」ですが、京劇の話
を興味深く読んでいます。毛沢東が死ぬ前に見ていたのは自分が滅ぼした
伝統京劇だったというのは、驚きですが、別の見方から見ると理解できます。
 個人独裁
というのは毛沢東は共産主義を建前にしていましたが、本当は秦の始皇帝
に憧れた単なる個人独裁主義者でした。だから利用できる者は何でも利用
し、用済みになると弊履のように捨てたのです。
薬も漢方薬は飲みませんでした。西洋医薬だけです。マルクス主義も看板
だけでしたが、文革発動時の1966年に人民日報で「マルクス主義は入り組
んでいるが一言で言えば破壊だ」と喝破しています。これは正しいと思い
ます。
これで紅衛兵はお墨付きを得て「造反有理・革命無罪」をスローガンに伝
統文化の大破壊、二千万人の大虐殺にむかったのです。そして中共の内戦
がコンミューン形成の動きを見せると毛沢東は停止を命じ、紅衛兵は地方
に追いやられて滅ぼされました。
 マルクス主義の虚構性
マルクス主義の実態は革命暴動の煽動だけでした。資本論はそのためのエ
セ理論化でした。資本論は労働価値説の間違った経済分析ですが、構わな
かったのです。なお資本論はマルクスが執筆途中で死亡したので、エンゲ
ルスが半分以上書いており、別々の本の合冊です。
 現代では、共産主義、社会主義、マルクス主義が混乱しています。共産
主義は財産共有の僧院生活、社会主義はユートピア主義の楽園建設思想
(歴史観なし)、マルクス主義はキリスト教の終末論を真似た歴史(唯物
史観)の必然によって共産主義が到来するという楽園到来思想です。
社会主義が共産主義の前段階というのは、革命後楽園が来ないので困った
ソ連共産党が建設と到来の異質の楽園思想を無理にくっつけたものです。
日本ではソ連が崩壊して詐欺思想のからくりが分かったのにまだこの誤っ
た理解が主流です。困ったものです。共産主義からの解放が必要です。
   (落合道夫)


(宮崎正弘のコメント)欧米に亡命した中国の知識人と話すと、マルクス
主義は外来思想であり、中国の伝統や思考のメンタリティにはそぐわない
ものだと正面から批判します。基底にあるのは中華という攘夷思想ですね。



   ♪
(読者の声2)貴誌前号、読者の声のUFOに関する話、子供のころは
ジョージ・アダムスキーの円盤など男子ならみな知っていた。昭和の時代
はテレビでも宇宙人やネス湖のネッシーなど謎に溢れていた。
 1953年の映画、宇宙戦争では火星人の襲来がテーマ。カレーテレビの開
発が進んでいたアメリカらしく宇宙人は三原色の光を放ちながら家を覗き
込む。日本でカラー放送が始まった頃は新聞のテレビ番組欄には「カ
ラー」とわざわざ表示されていた。
カラー映画の「風と共に去りぬ」が1939年公開なのでアメリカの豊かさ・
先進性には圧倒されていた時代でした。
 宇宙戦争ではアメリカらしくキリスト教の牧師が聖書を掲げて火星人に
近づきますがたちまち光線で焼かれてしまう。軍隊の反撃もむなしく人々
が逃げ惑うが火星人は動きを止める。火星にはなかったウイルスにやられ
てしまうという結末。
 火星といえばエドガー・ライス・バロウズの「火星のプリンセス」は面
白かった。初版は1917年なので第一次世界大戦の頃。主人公のジョン・
カーターは幽体離脱のような経緯で火星に行くあたり科学とオカルトが盛
んだった時代背景でしょうか。火星というのはなぜか心惹かれるものがあ
り中国でも火星探査計画を発表していますが今の科学技術では火星までの
時間がかかりすぎるのが難点。
 セルビア生まれのニコラ・テスラは真空からエネルギーを取り出せると
考えた。その研究所は火事で消えてしまった。アメリカでは人工降雨を行
う人物もいましたがこれも消されてしまう。ナチス・ドイツのUFOは有名
で、南極の地下基地に移転したという伝説まである。アメリカがナチスの
南極基地を探るため海軍の艦隊を派遣したというロシアの動画を見たこと
がある。
ナチス・ドイツ : UFO作戦 (ロシア/2006) [日本語字幕]
https://www.youtube.com/watch?v=mqv-7cz_VVA
 ナチス・ドイツでは1939年から大量の建設資材が南極に運び込まれてい
た。さらに敗戦前後に消えた多数の科学者と潜水艦。アメリカでは
1946-47年にハイジャンプ作戦という南極探検の艦隊が派遣された。1947
年2月26日には無線が妨害され、猛スピードで海面から上昇した謎の機体
は壊滅的なダメージを与え水中に消え去ったという。
 動画は16世紀に発見されたという氷床のない南極大陸地図、秘密結社と
古代文明、クルスクの戦いで目撃された空飛ぶ円盤、ブラックホールと
ワームホールによる時空移動、アラスカのHAARPと実に面白い。
 現在の科学などウイルスや細菌、細胞などが作り出す物質すら合成には
高温高圧が必要だったりと一苦労。植物のように光合成もできないから
CO2騒動で炭素利権まで生まれる。常温常圧で物質を合成分解する生命の
仕組みに物理の量子力学が関係しているとされたのも最近のこと。
 インドの行者のように身体を剣で突き刺しても平気だったオランダのミ
リン・ダヨの動画を見ると科学万能主義は破綻しているように思える。
https://www.youtube.com/watch?v=rPE6JtuN7vo
 いまの科学などまだまだ低レベルなものかもしれない。
   (PB生、千葉)



  ♪
(読者の声3)滋賀県知事が記者会見で「琵琶湖の水位が下がっている」
と警告したようです。またテレビニュースでは水位が65センチも下がっ
たため、坂本城の石垣が出現し、大河ドラマ「麒麟がくる」の影響もあっ
て見物客が絶えないとか。明智光秀を書かれた宮崎さんは、現場をご覧に
なりましたか?
   (DD生、大津)


(宮崎正弘のコメント)坂本城址には二度、取材しておりますが、いずれ
も水位が高いときで石垣は見物できませんでした。坂本城は「花の御所」
を想定して、明智が壮麗なる建築思想で築城したもので、安土城に次ぐ華
麗絢爛の城だったのです。
残念ながら本能寺の変で焼かれ、その後、丹羽氏が再建するものの、江戸
時代に大津城築城のため、大半の石垣と木材が移設され、残骸だけの城跡
になった。
したがって琵琶湖の水中の没したとされるものの、残るのは石垣の一部で
す。城跡に立つ明智の石像はユーモラスな漫画風。あれこそ撤去して欲しい。



  ♪
(読者の声4)「テスラ vs  MBA」
 MBAとは米国発の経営学の学位で、近年まで日本を含めて、大企業の指
導者に必須の肩書と信じられていたが、イロン・マスク氏に「MBAは企業
の敵だ」と言われて人気が落ちた。氏によると、短期的な簡単な利益を追
うために、長期の投資を必要とする企業戦略を建てられず、MBAどもは、
個人的な利益を得て、さっさと逃げてしまい、会社は潰れ、社員は解雇、
その地元の社会も崩壊。そんな悲劇が数十年に及ぶが、MBAどもは政府・
報道と結託し、売国奴となった。それはかつての植民地を支配した経営者
の非国民の態度に似ている。
 具体的には、GM,FORD, などの本社は付属の役員達のゴルフ場に囲ま
れ、2時間の昼飯の後、MBAがいつでも気軽に楽しく遊べる様になってい
る。40年ほど前、トヨタ、ダットサン、ホンダ、などが攻めてきた時、彼
らは、鼻で笑って、ツバもかけてくれなかった。GMは世界最大の企業だっ
た。ゴルフ三昧の優雅な怠惰な生活が、彼らの市場の半分以上をうばっ
た。そんな苦い経験があるにも関わらず、今目前にある「中国製のEV車」
が「トヨタの再来」だと認識していない。
 馬鹿げたことに、欧米、日本の全ての自動車会社は支那国内に巨大な投
資をして最新・最高の工場を建て、最新の車を大量に製造している。彼ら
の利益のほとんどが支那の運営利益に依存している。つまり支那は、盗ま
なくとも、いつの間にか世界最大、最強、最高の車製造工場・工程・技
術・秘密を得た。世界最高のデザイナーを雇うから、当然に素敵な綺麗な
車が生まれる。欧米に輸出を目的にしているので、勿論現地の規制、安全
基準などを満たしている。
 それ故に支那製のEV車はすでに世界最高に近い水準に達しており、その
価格は西欧の半分ほど。来年あたりから本格的に米国に、日本にも上陸す
るらしい。テスラ以外はこれに対抗する準備も能力も金も人材も無い。
MBA氏は、いまだに「心配するな」と言っているが、何もやる気はない。
もう勝負アリ、と知っている。
 つまり近未来に、世界の自動車業界は収束し、テスラvs中国製のEV車、
という戦いになる。過去の戦い、日本vs米国、ではまだ第2次大戦を経験
した米国の男がいて、絶対にジャップの車はたとえ良くても安くても、絶
対買わないという愛国者が残っていた。
しかし今は違う。iPHONEは中国製だと知っていても、良ければ高くても買
う米国人が大多数。たとえ虎さんが返り咲きして、高額の関税、あるいは
輸入禁止、をすれば、支那は、当然に報復して、米国の車会社の施設・資
産などを凍結するだろう。米国内のMBAが支那の家来、米国の敵となり、
虎さんをいじめる。テスラもついでに虐める。
 つまり米国、西欧、日本の全ての車会社は、絶滅の危機に向かう。それ
は、MBAによる裏切り、自己破壊であり、支那は長期的なブレない孫子の
匠な戦略によって勝利することになる。
そんな恐ろしい環境の中、テスラはひたすら黙って改善、進歩、を最高速
度で走り抜く、らしい(MBAとは日本では東大法科卒などの官僚、役人的
指導者を意味し、ゴルフの代わりにノーパン・しゃぶしゃぶ、貧困女子実
態人体調査、天下り確保、などに忙しい。)
(在米のKM生)
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