2021年12月24日

◆希望的平和志向 脱皮を

        【櫻井よし子 美しき勁き国へ】 

 米中の価値観をめぐる対立の顕在化で両国間の妥協の余地が狭まりつつ
ある。米外交専門誌「フョーリン・アフェアーズ」11・12月号でシカゴ大
学のジョン・ミアシャイマー教授は米国が長年、中国の現実から目をそら
してきた結果、両国間紛争は回避不可能な状況に達し、人類は核戦争への
エスカレーションの危機にあると、警告した。

 米中対立はそれほど深刻である。決して起こしてはならない核戦争を防
ぐため、私たちはかってないほどの決意で現実を見詰め、責任ある思考を
巡らせなければならない。

 核戦争の危険を避けるには、米国が恐ろしいほどの軍事力を東アジアに
配備し中国を抑止することだとミアシャイマー氏は書いた。岸田文雄首相
の持論「核なき世界を目指す」という漠とした考えでは日本および周辺諸
国を守り切ることはできない。ではこの危機をどう乗り越えるか。

 米国は明確な戦略変更を打ち出した。そのひとつの現象が12月9日、10
日に開催する民主主義サミットであろう。約110の国・地域を招き、2
日間のオンライン会議で@各国が自国の民主主義の実態を確認し、A1年
後、足らざるところを埋めて共同で対処するというものだ。

 一国だけでは中国の脅威には向き合えない、同盟諸国や価値観を同じく
する国々と繰り返す。頼りないとはいえ実践例のひとつがこれであろう。

 バイデン米政権は米軍配備の指針「世界規模での軍事態勢見直し
(GPR)」で、中国を念頭にインド・太平洋地域に重心を移す方針を示
した。部隊の大規模配置は見送った。米国の小幅な戦略見直しはここでも
諸国の落胆を招いた。中国の脅威をかわすのに米国を頼りつつも世界全体
が積極的に協力すべきところに来ているのである。

 中国は米国の民主主義サミットに対抗して12月4日、「中国の民主」を
発表した。同報告を貫くのは「全過程人民民主」という中国流民主主義の
正当性を強調する強引な主張だ。24ページにわたる主張は、習近平氏が中
国共産党のトップとなった「2012年以降、中国は素晴らしい成果」を
おさめてきたという自画自賛から始まる。これはおよそ全ての文書の枕詞
(まくらことば)として使われる習氏への個人崇拝促進表現だ。

 習氏に絶対専制独裁体制は民主とは程遠いが、中国は言う。「中国の民
主」は人民が国家の主だと。人民には投票権も立候補権もあり、政府批判
の権利、言論、報道、集会、結社、デモ、信教の自由もあると。

 それにしては、香港の自由な言論空間は、あっという間に消えた。香港
の選挙は形だけとなった。自由も民主的選挙も既得権益の塊である一党独
裁の中国共産党には絶対に受け入れられないものだ。

 中国は民主の旗を立てながら、その実、非民主的な力の行使に何の抵抗
も感じていない。その統治の方式は中国が他国に勢力を伸ばすとき、非統
治国にも必ず適用されるはずだ。そのことを岸田文雄政権は肝に銘じて対
中外交を展開しなければならない。甘い考えで国と国民を守れると思って
はならない。

 恐ろしいほどの野心を抱く習氏だが、一方で国際社会の批判におののい
ているのか。「中国の民主」に続いて翌5日には「米国の民主状況」を発
表させ、米国の民主主義を切って捨ててみせた。米国社会の人種差別、富
の偏在、大資本によるメディア支配、名目だけの言論の自由などと弊害を
あげつらっている。

 中国の指摘は一面の真実を突くものではあるが、中国にも米国と同じか
それ以上に深刻な同様の問題があることを彼らは認めない。

 米中両国の価値観の戦いの中でわが国が人類社会に対して担う責任は重
い。第1に、日本は世界第3の経済大国として、基本的に自力で自国防衛
をなし遂げ、米国をも支え、協力する姿を全世界に示すことだ。たとえば
中国が台湾、尖閣、沖縄を奪取するための基本戦略と見なす第1列島線に
米国の中距離ミサイルではなく、わが国の技術で製造する中距離ミサイル
を配備することだろう。

 第2に、米国とも異なり、無論中国とは正反対の日本の文化と価値観に
基づく国家観を打ち出すことだ。中国に位負けせずに言うべきことを言う
ことだ。たとえば北京五輪についてバイデン米大統領は11月18日、「外交
的ボイコットを検討中」と語った。英国を含む欧州諸国も同様だ。わが国
こそ真っ先にそれを言わなければならない。

 せっかく、国際人権問題担当首相補佐官を設け、中谷元・元防衛相を起
用した。首相は中谷氏に明確な発信を指示すべきだろう。中谷氏は補佐官
就任と同時に中国の人権問題に物言わぬ人となったが、物言わぬのであれ
ば更迭すべきだ。

 台湾問題に関する林芳正外相の沈黙も国民のみならず、国際社会の疑惑
を深めている。対照的に中国が林氏擁護に熱心だ。

 そもそも中国は日本の政治家をどのように分析しているか。中国共産党
機関紙、人民日報系の「環球時報」の編集長は9月5日、「日本の政治家
はせいぜい中国に対する口先攻撃で満足する人々だ。安全保障における攻
撃的な行動を取る勇気は絶対にないだろう」とツイートした。

 日本の政治家をこのようにおとしめる一方で、彼らは林氏を称賛する。
林氏が外相就任時に日中友好議員連盟の会長を辞した件について環球時報
は11月19日、東北アジア戦略研究所の笪志剛首席専門家の論文を載せた。
笪氏は、林氏の日中議連会長辞任は「一人を殺して大勢の見せしめにしよ
うとするものだ」と批判し、「(林氏ら)知中派は日本の保守的思考を食
い止める清流勢力だ」と持ち上げた。中国に物言わぬ「知中派」は何より
も中国の国益につながると見ているのであろう。

 今はあらゆる意味で戦うときだ。「台湾有事は日本有事であり日米同盟
の有事である」(安倍晋三元首相)。「中国が台湾に侵攻すれば多くの
人々にとって恐ろしい結果になる。米国は断固として台湾に関与する」
(ブリンケン米国務長官)。両氏のように明確なメッセージを発信して中
国に誤解させないことが肝要だ。自民党公約を見れば首相は宏池会の希望
的観測に基づく平和志向からの脱皮を意図しているのだろう。ならば迅速
に行動で示すべきだ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文 

産経新聞 採録



━━━━━━━━━━━━━
◆岸田首相に沈められる日本株
今市太郎

時価総額の伸び世界96市場中81位で海外勢から総スカン


今年は31年ぶりに日経平均がバブル後高値を更新しましたが、ドルベース
の時価総額の伸びを見ると、もはや日本は三流国と成り果てています。
2022年4月の東証「市場再編」も期待できず、世界市場における日本の存
在感はますます薄れてしまいそうです。(『今市的視点 IMAICHI POV』
今市太郎)

岸田首相の「自社株買い規制」匂わせで株価下落
岸田首相が国会答弁の中で「分配」に絡めた視点から、民間企業の自社株
買いに何らかの規制を加えかねない発言をしたことで、株価が下がる場面
がありました。

米国でもストック・オプションで報酬を得ている雇われ経営者であるCEO
が、自らの取り分を増やすために、やたらと自社株買いをしていること
を、民主党左派のエリザベス・ウォーレンなどが厳しく批判して規制をか
けようとしています。

これとは理由が異なっても、主要国では自社株買いに規制が出る世の中に
なるのは、時間の問題なのかもしれません

しかし、この自社株買いは、米国の株式市場では、ここ数年相場を持ち上
げる最大の材料になっているのもまた真実で、本邦でも同様のことになっ
ているのは紛れもない事実です。

しかも、この国では自社株買いがあっても株価は停滞を余儀なくされてお
り、日経平均が9月に3万円台を回復したことで、なんとなく株式相場は戻
しているといった感が醸成されていますが、この1年の地盤沈下は目を見
張るものがあるのが実態となっています。

世界は日本株のことなど気にしない
GAFAの時価総額の合計のほうが、東証のそれより大きいというのは有名な話。

さらに引きから日本の株式市場を眺めて見ますと、東証の時価総額合計の
対世界比は、今年すでに5.3%台にまで落ち込んでしまい、ほとんど世界
の株価に影響を与えない存在になったことがわかります。

バブル絶頂の1987年あたりは、本邦の株式時価総額は120兆ドルを軽く超
え、世界的なそのシェアは40%超となっていました。上位100社には金
融・生保・メーカーなどがゴロゴロと名を連ねていたのがまったく嘘のよ
うな状態です

安倍元首相などは、この頃の日本のポジションがまだ続いていると錯覚し
て、他国にばらばらとカネをバラまいていましたが、実はもはやバラまく
側ではなく、施しを受ける側にまわってしまっているのが現実の状況なの
です。


━━━━━━━━━━━            
◆待ち時間の市場原理
轟晃成(とどろき・あきなり)の人間社会考察

モノやサービスの価格は需要と供給のバランスで決まります。経済学の市
場原理と呼ばれます。この市場原理は、お金(値段)だけでなく時間にも
適用されるように思います

たとえばテーマパークのアトラクションの待ち時間は、人気の乗り物には
人が集中して待ち時間が長くなります。そうすると、待つくらいなら第一
希望の乗り物でなくても別の乗り物で妥協しようという人も中には出てき
ます。このようにしながら、いずれ需給がバランスして、人気の乗り物は
まるでサービスの値段が上がるように待ち時間が増えていきます。

もちろん、面白くて人気があって、かつキャパシティが大きかったり回転
率が良かったりして、人気の割にそれほど混まないものもあるでしょう。
それは、品質が良くて安いものがあるようにお金でも同じだと思います。

テーマパークは、有料の優先案内券を除けば、入場料を払ってからは、一
つ一つの乗り物は無料であることが多いです。お金は固定の状態で「時間
でサービスを買う市場」があるように考えられます。

首都圏は道路網が発達していますが、朝の通勤ラッシュ時は非常に渋滞し
ます。カーナビでも最短経路が道路状況により刻々と変わっていくことも
経験したことがあります。Google mapのナビを使っている人も多いかと思
いますが、想像するにGoogleに従って多くの人が裏道に誘導されて、それ
で次はその裏道が混雑するということもありそうです。

そのようにしながら、完全ではないにしろ市場原理が働き、いずれ道路を
使う人々がそれぞれほぼ最短経路に近い道を通るように自然と調整されて
いくのではないでしょうか。

さらに面白いことに、道路の場合は高速道路が存在します。お金を払うこ
とで所要時間を短縮することができます。今度はお金と時間の相互関係が
ありますのでより複雑になります。

他にも、お金ではなく時間でサービスを買うという発想では例えばお花見
の場所取りもそうかもしれません。いわゆる「早い者勝ち」なパターンで
す。時間による市場は身の回りに色々ありそうです。

経済学では完全競争市場では一物一価になるとされます。すなわち、同一
製品は同一価格になるということです。しかし現実にはそうはなりませ
ん。また、値段が高いからといって価値も高いと錯覚してしまうことにも
注意が必要です。しかし目安にはなります。行列のできるラーメン屋さん
は、みんなが時間とお金をかけるくらいきっと美味しいのです。




━━━━━━━━━━━


◆「台湾有事は日本有事」

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)12月15日(水曜日)
通巻第7161号    

現職の時に発言して欲しかったけれど、安倍元首相
「台湾有事は日本有事」
  中国高官は呟いた。「火遊びで焼け死ぬぞ」

 安倍晋三元首相の12月1日の発言(「台湾有事は日本有事」)はアジ
ア政界に大きな注目を集めた。14日に台湾で開催された「国際フォーラ
ム」にも、元首相はオンライン出席し、英語で基調講演を行った。蔡英文
総統も出席した。

 安倍元首相は「民主主義を守るために私たちは闘わなくてはならず、そ
れを強く、新しくしないといけない。この意味で台湾に勝るネーション
(nation)はない」と述べた
「地域」ではなく台湾を「国」と呼んだ点に留意が必要だ

 また安倍元首相は、中国を名指しした。
「軍事的な冒険を追い求めるのは、自殺的な行為だ。我々は、領土の拡張
や挑発を行わぬよう強く促すべきだ」と訴えた。サウスチャイナ・モーニ
ングポストは、この「自殺的行為」を見出しに立てた(12月15日付け)。

 また元首相は(中国の圧力は)「我々への激甚なる挑戦である。とりわ
け日本に深く関係する」とし、「日米台は海洋や空中、サイバー空間や宇
宙において能力を高め続ける必要がある」と唱えた。

 さらに台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入申請にも言及し、「台
湾は疑いなく加盟資格がある。日米政府は、台湾を世界保健機関などの国
際機関に迎える努力をなすべきだ」とした。同席した蔡英文総統は日本側
の支持に謝意を表した。

 この一連の安倍元首相発言に中国高官へ言った。
「火遊びで焼け死ぬ」(北朝鮮の独裁者も同じことを言ったっけ)。

 12月14日、ブリンケン米国務長官はジャカルタにいた。
 当該地域の安全保障に関して、「北東から東南アジア、メコン川流域、
太平洋島嶼国に至るまで「中国の攻撃的な行動」に対しての懸念が拡大し
ている。中国への対抗を念頭に「同盟国や友好国と連携し、外交、軍事、
情報を組み合わせた戦略」の重要性を述べた。まさに安倍演説とおなじ基
調である。
       
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)(承前)「ロシア革命の出来事に関する米国上院の公聴会
(1919年)の記録」(5)
http://rus-sky.com/history/library/overman.htm
  
「聖なるもの」の否定こそ共産主義の理想。スモーリヌイの少女たちは穢
された。
【ニューヨークのメソジスト教会牧師、ジョージ・A・シモンズ博士の証
言】−3
1907年秋から1918年10月6日まで、シモンズはペトログラードのメソジス
ト教会の院長としてロシアに滞在

キング上院議員:なぜ彼らはそんなに反キリスト教的なのか? ボリシェ
ビキ−彼らは無神論者、合理主義者、反キリスト教者なのか?
Mr. Simons:ボリシェヴィキ政権下で生活した私の経験から言うと、ボリ
シェヴィキの宗教は絶対的に反宗教的、無神論的であるだけでなく、目的
を達成したらすべての宗教活動を不可能にすることを目的としていま
す。...ここでは、そのテーゼの一つを紹介します。「世の中の悪いこと
はすべて、貧困も苦しみも、主に[神がいる]という偏見のせいだ」。

キング上院議員:先生、あなたはIWW(左翼労組)について読んだり聞いた
りしたことがあるでしょうし、国内でIWWの人たちに会ったこともあるで
しょう。あなたの観察によれば、IWWとボリシェヴィキの間には何か違い
があるのでしょうか?
Mr. Simons:私の印象では、IWWとボリシェヴィキの運動は同じです。
ゾーリンが教えてくれたのは、郵政省の長官...。
オーバーマン上院議員:彼はアメリカ人でしたか?
Mr. Simons:彼はニューヨークに8年間滞在していて、ニューヨークのメ
ソジスト教会のリーダーたちと知り合いでした。
ハムズ少佐:彼はこの国(アメリカ)に帰化したのですか?
Mr. Simons:いいえ、彼はニューヨークに8年間住んでいて、何人かの
リーダーと宗教論争に参加したという。ゾーリンが私に言ったのは、「マ
キシム・ゴーリキーという大きな獲物を得た。今や我々の側についた。彼
は今、私たちと一緒にいて、私たちの文学的な仕事を引き受けてくれてい
る。我々がロシアを制覇したことは知っているだろう。次はドイツとアメ
リカを征服する」。

Mr. Simons:...ボリシェヴィキ運動が顕在化したとき、本物のユダヤ人
の名前を持っているのに使わない人がたくさんいることに気がつきまし
た。これには2つまたは3つの理由があると思います。
1つ、これらの人々が2つまたは3つのパスポートを持っていた。
2つ目、ロシア人にはユダヤ人に対する反感があり、ユダヤ人の名前を持
つ人は差別されていたという説。
3つ目の説明は、「ユダヤ人である我々の実名が公表されたら、我々の目
的の成功、社会主義の実験の成功に反することになる」。人々(本物のロ
シア人)は、「このケースはロシア的ではない」と言うでしょう。
 ボルシェビキが政権を取ったとき、すぐにペトログラード中にイディッ
シュ語の宣言文がたくさん出たことを付け加えておきます。ほとんどの宣
言文はイディッシュ語で、大きなポスターもすべてイディッシュ語で書か
れていました。これがロシアの主要言語の一つになることは明らかで、本
物のロシア人はもちろんこれを承認せずに扱いました。

ウォルコット上院議員:ボルシェビキ運動の指導者の側で、今朝あなたが
述べたような反道徳的な理想を組織的に広めようとする試みはありましたか?
Mr. Simons:このような反道徳的な勢力が、堂々と明らかな形で奨励され
ているのを私はよく見てきました。女性の方もいらっしゃることを念頭
に、慎重に説明を行いたいと思います。

オーバーマン議員:後でこの問題に戻って、女性たちに退場してもらうべ
きではないでしょうか?
ウォルコット議員:ドクター(シモンズ博士)は自分の言いたいことを知っ
ていて、それを表現することができます。

Mr. Simons:具体的な例を挙げましょう。私が帰国する数日前、私たちの
女性支援協会の会長から声をかけられました。彼女は、ある有名な帝国の
教育機関
※で25年以上も講師を務めている学識豊かな女性です。...嗚咽で息を切ら
しながら彼女は言いました。「私たちの大きくて美しい建物を知っていま
すか?
アメリカの女性たちにこのことを伝えてほしい」と、両手で顔を覆い語っ
た。「宮殿のような大きな学院の1階には大きな部屋があります。ボル
シェビキのコミッサールは、何百人もの赤軍や海軍の兵士、水兵、船員を
そこに収容し、12歳から16歳までの私たちの学院の少女たちは、そのフロ
アの残り半分に滞在するように命令しました。こんなものを見るくらいな
ら、死んだほうがましです。でも、そのことをアメリカに伝えてほしいの
です」。
※スモーリヌイ女子修道院学校
https://jp.rbth.com/multimedia/pictures/2014/06/26/48857

ウォルコット議員:ちょっと待ってください。これは単なる無責任な兵士
の暴徒の行為ではないのですか?? それはボルシェビキの幹部による命令
だったと理解してよろしいのですか?
Mr. Simons:彼らの指示によるものです。
キング議員:それはもちろん、不幸な少女たちが紅衛兵の獣のような欲望
に任されていたということですね?
Mr. Simons:ご自分で結論を出してください。
キング議員:その目的について、疑う余地はないのでしょうか?
Mr. Simons:私はその多くを見てきたので、あなたが尋ねていることがそ
うであるならば、イエスと答えざるを得ません。
キング議員:疑いの余地はありませんか?
Mr. Simons:私にはありません。ここには女性がいるので、少し心配です。
キング議員:適切な表現ですね。獣姦や残虐行為を見たと言っても何の問
題もありません。

Mr. Simons:これは私が45年間見てきた中で、最も醜い犬たちです。...
そして、先生は続けてこう言いました。ある日、公教育委員会のルナチャ
ルスキー副官が、ネフスキー大通りの映画館で、私たちの少女たちのグ
ループと一緒にいたとき、彼は12歳、15歳、16歳の少女たちに向かって、
こう言った。「お嬢さん方、花婿はどこですか?」、少女たちは赤面し
「花婿はいません」と答えた。彼は言った、「娼婦のようにネフスキー大
通りに行って、求婚者を見つけたらどうだ? 」 この言葉を繰り返すこと
をお許しください。

キング議員:私は、個人の犯罪をボリシェヴィキのせいにしたくありませ
ん。これらの行動が組織全体の行動であるか、または組織によって支持さ
れている場合にのみ、私たちの検討対象となります。この違いがわかりま
すか?
Mr. Simons:はい、具体的な例を挙げます。政権全体の性質が不道徳だっ
た。それを否定することはできません。

キング上院議員:まず、公平を期すために、ボリシェヴィキの衛兵やすべ
てのボリシェヴィキの男たちは、女性をレイプしたり、強盗をしたりしま
したか?
Mr. Simons:もちろん、そうですね。トロツキーが何ヶ月も熱心に手入れ
をしていたラトビア連隊が前線に行くことを拒否して、ツァールスコエ・
セロー(ペテルブルクの離宮、エカテリーナ宮殿などがある)の近くに留
まっていたことを知っています。...そこへトロツキーがやってきて言っ
た「ペトログラードの全てはあなたのものだ」。 自分で言うのもなんで
すが、彼らは「好きな女を好きなだけ連れていける」と豪語し、平気で
堂々と家に侵入していました。

キング上院議員:兵士に多額の報酬を支払って、軍に留まらせていたので
すか?
Mr. Simons:私の理解では、赤軍には多額の報酬が支払われ、その他の特
権もありました。
キング上院議員:つまり、現代のボリシェヴィキ政権は、レーニンとトロ
ツキーが運営する単なる独裁政権ということですか?
Mr. Simons:はい。

ネルソン上院議員:ほとんどの農民は、ソビエト政府に代表されていない
のですか?
Mr. Simons:一般的には、少なくとも90%の農民は反ボルシェビキである
と考えられており、私が一緒に乗って帰ったアメリカ人もそう考えていま
す。このことから、彼らはボリシェヴィキ政権に参加していないと結論づ
けられます。そして、少なくとも労働者の3分の2は反ボルシェビキ派でも
あることは、すでに述べたと思います。

キング議員:司祭は、農民に対してどの程度の影響力を持っているのか、
それとも失ってしまったのでしょうか。
Mr. Simons:残念ながら、平均的なロシアの司祭は、大衆から尊敬された
ことも、愛されたこともないのです。私の発言が、ロシア正教会の敵に利
用されないことを願っています。ボリシェヴィキは正教会をずっと攻撃し
ていた。彼らにとって、正教会は反動的な機関でした。

キング上院議員:教会の財産や建物の没収はあったのですか?
Mr. Simons:修道院には宝物があります。そして、ボリシェヴィキ幹部に
よる様々な猥褻行為が行われた。教会がダンスホールになっているところも
ありました。私が知っている事例では、ボリシェヴィキの代表者が、人々
が聖体拝領を待っている教会に入り、司祭を追い出し、教会のローブを身
にまとい、祭壇に上がって儀式をあざ笑いました。彼は背教者のユダヤ人
だった。無実の神父が裁判なしで殺害されたという証拠がある。クロン
シュタット(フィンランド湾コトリン島に位置する軍港都市)で殺害された
者もいる。これらの事実はすべて、ノルウェーの外交官を通じて入手可能
です。

キング議員:あなたの家の前を通って護送された人たちはどうなりました
か? 牢屋に入れられたのですか?
Mr. Simons:はい。 司祭たちが大通りを護送され、船に乗せられてクロ
ンシュタットに送られる様子を何度も見ました。ノルウェーの使節団の代
表は、司祭の何人かが殺されている証拠があると言い、役員の多くも殺さ
れていると言いました。クロンシュタットの海岸に投げ捨てられた2、3人
のロシア人将校の遺体を自分の目で見たこともあります。それは、何人も
の(数百人とも言われる)将校を海に投げ込んでいた時期です (PB
生、千葉)

  ♪
(読者の声)いま、米国債の「イールドカーブのフラット化」が進んでい
る。ユーロドルではすでに「逆」になっている。これは、近い将来の不景
気、恐慌などを予想する最も信頼できる指標とされている。
短期の金利が長期より高くなる、と言う不自然な状態を指す。
 将来のインフレを予想しているのなら、例えば「10年1%、30年1.3%」
ではなく、「10年6%、30年6.3%」となっているだろう。現在すでにイン
フレが7%に近いので、確実に毎年ー6%の損になる。なぜそんなバカな
投資をするのだろうか。
 それはインフレを予想していない人、情報収取に疎い個人投資家、収益
にあまり関心のない国家とかが、金利が少しでも高い方がいいと思って超
長期債を買っているに過ぎないのだろうと投資家の藤巻健史氏が言ってい
るが、もう一つの恐ろしい可能性がある。
 それは、−6%より酷い被害を予想し、最も安全な国債を買い、その保
管料として「−6%の損失」を払うつもり、と言う非常に悲観的、保守的
な投資家の判断である。いまの状態はかつての日本の1989年、米国2000
年、2007年の頃のバブルには比較にならないほど膨らんでいる。
つまり株、資産の暴落。過去の危機に助け舟を出した支那も瀕死の状態。
世界の中央銀行もすでに「玉を撃ち尽くした」状態であり、今回の世界大
恐慌は数年続くらしい。
 おまけに、政治的な破綻。武漢菌問題、それにまつわる専門家、医学機
関の嘘、による社会的な信頼度の低下、そしてインフレ、などが複合的に
介入し、どんな結果がいつ現れるか、誰も予想できないが、来年には始ま
るらしい。「皆様、まもなく着陸でございます。シートベルトをしっかり
と」、和風にいうと「フンドシを締めなおせ」くださいませ。
(在米のKM生)
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