高山 正之
日本人にとって韓国の大統領はみな禄でもない人のように見える。
初代の李承晩は日本が占領下で手出しができないのをいいことに漁船員
を拘束し、竹島まで盗った。
吉田茂が切れて在日の追放と韓国艦船の実力排除を下知すると、李承晩
は慌てて「日米韓三国平和条約」を提案し米国のスカートの中に逃げ込ん
だ。実に卑劣な男だった
金泳三は人気回復のために日本が建てた朝鮮総督府を爆破した。山ほど
爆薬を仕掛けたのにドーム部分にぽこり穴が空いただけだった。
それでも支持率は80%を越えた。以来、人気回復は反日が常套になっ
た。ただ日本には碌でなしでも、韓国の為政者としては評価される者はい
る。例えば朴正熙だ。
彼が政権を取ったころの韓国は「分裂と腐敗と因循姑息に塗れ、工業化
など神話」(米経済学者W・ロストウ)でしかなかった。
朴はそれを承知していたので「韓国人ではなく日本人にやらせよう」と
考えた。彼は血書で日本人を感動させ、満洲軍官学校に裏口入学した過去
がある。日本人の操り方を知っていた。
で、ライシャワーに頼んで日韓会談を再開させ、日本人を怒らせた「謝
罪」の文言を引っ込めた。そして「我々は共産主義の防波堤になって日本
を守っている」「自衛隊 の代わりにベトナム戦争にも参戦する」と言った。
日本人はころり騙された。5億ドルの経済援助に加え、半島に残した7
兆円の日本資産から工業化のノウハウまでくれてやった。かくて韓国人が
一切関与しない「漢江の奇跡」ができあがった。
朴正熙に次ぐのは彼の暗殺後に出た全斗煥と盧泰愚の軍人コンビになる
か。全もただわあわあ騒ぐだけの民の性状を知っていたから戒厳令で黙ら
せ、まともさを教え込んだ
漢江の奇跡は一時の徒花(あだばな)に終わらず、一人前の工業国家に育
て上げられた。盧泰愚はそれを受け、ソウル五輪を成功させ、国連加盟も
果たした。
ロストウの見立てたダメな国は三人の軍人大統領によって大きく化け
た。しかしそこはごねる民情の国だ。勝手を言っては暴れる。北朝鮮が支
援して光州市で火を噴いた
武装した市民が警官と衝突し、国軍も制圧に出る血みどろの騒ぎとなっ
た。 厳重な報道管制下だ。何も聞こえてこないときに現地の「T・K
生」が「貴重な真実」を雑誌「世界」に報じ続けた。
「全斗煥は空挺部隊員に覚醒剤を飲ませ、全羅道市民の皆殺しを始めた」
「タクシー運転手も殺され、女子高生は裸に剥がれて銃剣で刺された」
「妊婦を刺し、胎児を投げ捨てた」「虐殺された市民は2000人にの ぼった」
T・K生の報告に、例えば西岡力も全斗煥の政治に眉を顰めたと『日韓
「歴史認識問題」の40年』にある。
日本人はもっと初(うぶ)だから金大中みたいなのをいい人と思い、「ま
だ北のほうがまし」風の空気も生まれた。
現場の韓国はもっと酷い。二人の大統領は光州市大虐殺の廉(かど)で裁
かれ、後に減刑されるが、全は死刑、廬も無期が宣告された。そして何年
かして元在日の池明観が「私がT・K生です」と志村けん風 に名乗り出た。
彼は東京女子大で先生をしながら見て来たかのようなお話を書いていた
のだ。それが事実ならまだしも後の検証でT・K生の話はほぼ嘘。市民の
死者数は10倍も誇張され裸に剥がれた女子高生も、殺された妊婦もいな
かった。
連載は本多勝一より酷いデマと嘘の塊だった。
池の嘘は日本にも影響があった。「北の方がまし」論のせいもあって拉
致問題は朝日が一笑に付し、吉田康彦が大声で否定して、被害者救出は大
きく遅れた。
嘘つき池が先日、死んだ。ベタの亡者記事でも勿体ないのに、朝日は評
伝に加え天声人語で池の嘘の数々をあたかも真実かのようになぞって見せた。
そんなのを子供に書き写させて楽しいか。
〈新潮社編集部より〉
高山正之氏の本紙連載が、文庫になりました。
『変見自在 習近平は日本語で脅す』(定価605円)絶賛発売中。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文 採録
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◆開戦前夜/14 21世紀版“独ソ不可侵条約”の怪しさ」
雀庵の“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/425(2022/1/30/日】自由主義圏にとって現在の
最大の脅威は中露+イラン・北だが、このところドイツが急速に警戒され
るようになった。ドイツ民族はヒトラー・ナチス的な「私は優秀である、
正義である」という思い込みが激しいようで、欧州に散らばっていたドイ
ツ民族を結束させドイツ国家を創った(1871年、明治3年)宰相ビスマル
クも随分苦労した。
ビスマルクは“遅れてきた青年”明治日本に多大な影響を与えたが、日本は
片想いが過ぎたようで、結果的には日本はドイツと共に沈没し、米国のク
ビキを受けることになって今に至っている。それも何となく終わりそうな
気配だが・・・
「外語スペシャリスト」という月刊誌を編集していた時、大手ドイツ企業
の日本支社長(ドイツ人)にインタビューしたことがあるが「これからの
目標は?」と聞いたら、「やるべき仕事はし終えたから・・・」と困惑し
ていたことを思い出す。通訳してくれた秘書が取材後に「彼は優秀だった
からご褒美と慰労のために日本支社長として赴任して来たのよ」と説明し
てくれた。言わば老後の物見遊山での日本滞在であり、実務は副社長など
がこなしているわけだ。
日本人は経営者であれ社員であれ仕事を「天職」と思う人が珍しくない
が、どうもドイツ人は「仕事=労働は生活のための手段、苦痛」というの
が初期設定のよう。労働=搾取というマルクス主義の土壌はドイツ人の民
族性そのもののようである。夏彦翁は「国家とは言語である」と言ってい
るが、ドイツ語ガイド&哲学徒の宮城保之氏は「ドイツ語」についてこう
説いている。
<フランス、イギリスにおけるパリやロンドンのような政治的・文化的中
心を持たなかったドイツ語圏では、言語に関しても各方言が分立した状況
で、統一された正書法もなく、いわゆる「標準ドイツ語」と認められるも
のがなかったのです。
また特に学術分野での著述は、概念の未熟から教養人の言語としてのラテ
ン語やフランス語で行われざるを得ない状況が18世紀までも続きました。
ドイツ語の歴史とは、民族意識の高揚と共にそのような状況から脱却し、
自らの言語が参照すべき規範を結実させてゆく発展過程とも言えるでしょう>
日本語は西暦500年頃には成立していたろうが、ドイツ語は1700年(日本
の江戸時代)あたりから標準語になっていったようだ。言語=国家とすれ
ば、ドイツという国はまだまだ若いというか青年というか、英仏のような
“老練=狡猾”ではないとは言えるだろう。何となく危なっかしい感じで、
フランスのマクロンが後見人みたいにいつも保護≒監視しているのも青年
の暴走を抑えるためのようだ。本人が自覚していないのがどうも問題のよ
うである(小生の痛い経験による)。
共に“青年”新興国であるドイツとソ連が結んだ「独ソ不可侵条約&秘密議
定書」が第2次世界大戦の火元になった、という説は現在では多くの国で
共有されている。
<独ソ不可侵条約は1939年8月、ドイツとソ連との間に結ばれた条約。
ミュンヘン会談(1938)でのイギリス・フランスのドイツに対する宥和政
策に不信感を強めたスターリンと、ポーランド侵略をもくろむヒトラーの
間で結ばれた。この条約は、日独防共協定を結び、ノモンハンでソ連と紛
争中であった日本政府に大きな衝撃を与え、平沼騏一郎内閣は方向性を失
い、「欧州情勢は複雑怪奇」との声明を出して総辞職した
またポーランド、バルト3国の分割が「付属秘密議定書」において取決め
られた。この条約の発表後、ドイツはポーランド侵攻を開始、9月にはイ
ギリス、フランスがドイツに宣戦布告を行い、第2次世界大戦が勃発。 41
年6月22日、ドイツ軍によるソ連攻撃が開始され、条約は破綻した>(WIKI)
在独評論家の川口 マーン 惠美氏「ドイツ海軍トップの『不適切発言』で
可視化された、ウクライナ危機の残念な背景 だからドイツはロシアに強
く出られない」現代ビジネス2022/1/28は、未だに大人になりきれない“青
年”ドイツの未熟さ、危うさを実に丁寧に説いている。怪しい“乳母”メル
ケルに育てられた“赤色青年”ドイツにつける薬はあるのかどうか・・・
<ドイツ海軍のシェーンバッハ司令官が1月22日、ロシアとウクライナ
について不適切な発言をしたため、即日、任を解かれた話は日本でも報じ
られた。シェーンバッハ氏は海軍中将で、事実上はドイツ海軍のトップで
ある。
ただ、氏の辞任によって、この事件が終わったわけではない。それどこ
ろか、ウクライナ問題に対するドイツの特殊なスタンス、また、ロシアと
の海底ガスパイプライン「ノルトストリーム2」への固執などが、突然、
可視化されてしまった。
当然、ウクライナやNATO同盟国の間からは、ドイツは信用できるのかとい
う声が上がり始め、ドイツ政府にとって極めて難しい事態に発展しつつある。
▼西側が口が裂けても言わなかったことを・・・:まず、1月22日、いった
い何が起こったのか? その日、シェーンバッハ氏は、インドのデリーで
開かれたシンクタンクの会合に出席していた。会議室のような部屋で大き
なテーブルを囲んで数人が座っており、その中の一人であるシェーンバッ
ハ氏が英語で力説しているシーンが、ユーチューブにアップされている。
内容はというと、「ロシアがウクライナの一部を占領しようとしていると
いうのはナンセンス。プーチン大統領が真に求めているものは、対等な目
線による敬意だ」「彼に敬意を表するには、ほとんど一銭もかからない、
まったくかからない」「もし、自分が訊かれればこう答える。プーチンに
敬意を持って接することは簡単だ。しかも、彼はそれに値すべき人間だ」
等々。
西側では、2014年のロシアのクリミア併合以来、プーチン大統領は国際法
違反の極悪人扱いなので、まず、この発言が完全にNGである。
さらにシェーンバッハ氏は現在、西側がとり続けているロシアに対する制
裁は「間違った方向に行っている」とし、ロシアとの連帯を促す。なぜな
ら「中国の脅威が迫っているから」。氏は、自分は敬虔なカトリック信者
だと述べており、中国に対抗するためには、キリスト教国のロシアを味方
に付けることが良策であるとする
プーチンが無神論者でも「それはどうでもよい」。「ロシアはドイツとイ
ンドにとって大切な国で」「たとえロシアが民主主義でないとしても、こ
の大国をパートナーとすればロシアを中国から離しておくことができる」。
シェーンバッハ氏のこの発言からわかるのは、親露というよりも、彼が中
国の脅威を非常に深刻に捉えていることだ。彼にとっての最悪のシナリオ
は「ロシアと中国の結託」であり、しかし、西側がこれ以上ロシアを敵に
回せば、必ずそれが起こると確信している。西側の対ロシア制裁が間違っ
た方向に行っているというのはそういう意味だ。
インドと中国は長年に亘り敵対する問題を多く抱えているため、中国の脅
威を強調すれば、対ロシア宥和政策へのインドの支持を得られると考えた
のではないか。
シェーンバッハ氏はさらに決定的なことも言っている。「クリミヤは失わ
れた。2度と戻ってはこない」。これこそ、西側が口が裂けても言わな
かったことだ。クリミア半島はウクライナ領であり、国境は元に戻されな
ければならない。そのためウクライナへの支援が不可欠であるというの
が、西側の正論である
▼ウクライナとドイツの温度差:要するに、この日のシェーンバッハ氏の
発言はすべて(政治的に)間違っており、当然、ベルリンは蜂の巣を突い
たような騒ぎとなった。国防省の報道官は、「シェーンバッハ氏の発言内
容、および使われている言葉は、我が省の取っているポジションとはまっ
たく違う」と火消しにおおわらわ
また、当のシェーンバッハ氏もツイッターで、自分の発言を「明らかな誤
り」と認め、「思慮の浅い発言が、これ以上ドイツ海軍、陸軍、とりわけ
ドイツ政府に損害を与えないため」、その日のうちに辞表を提出。それが
瞬く間に受理された。お役所仕事に時間のかかるドイツにしては、異例の
早さだった。
しかし、すでにその間に、ウクライナではドイツ大使がキエフで外務省に
呼び出されて説明を求められ、一方、ベルリンではウクライナのメルニッ
ク大使が、ディ・ヴェルト紙の取材に答えて、思い切り咆哮していた。
彼曰く、このスキャンダルは「ドイツの国際的な信用度と責任感に大いな
る疑念を生じさせるもの」で、「この軽蔑的な言動は、我々に、ナチに占
領され、ウクライナ人が下等人間として扱われていた頃の恐怖を無意識の
うちに彷彿とさせる」と
ナチを持ち出されると反論できなくなるのがドイツ人だが、ここから先が
さらにすごい。「ドイツ国防軍の最高幹部の一人が、ドイツの傲慢と狂気
で、戦争犯罪者プーチンと聖戦連合を組み、中国相手に現代の十字軍を派
遣することを夢見ている
ウクライナは何だかんだと言いながらも、現在、NATOの援助で急速に軍事
力を増強している。英国とは共同で軍艦の建造、トルコとは戦闘用ドロー
ンのライセンス製造の話が進んでいる。また、米軍からは2億ドル分の軍
備の出荷が決まっており、エストニアはすでに昨年、2400丁のピストルを
送ったという
どれもこれも、国境のところに集結している10万以上のロシア兵がまもな
くウクライナに侵攻するという前提の下での対策だ。ウクライナは当然、
ドイツにも武器の協力を要請したが、ドイツ政府はそれに応じていない。
それどころか、エストニアがドイツ製の武器をウクライナに送ろうとした
のを妨害したほどだ。
新政府のベアボック外相は緑の党ということもあり、紛争地域への武器の
輸出など、たとえ防御用の武器であっても御法度で、その代わりに提案し
た援助は傷病兵の治療や野戦病院の整備だった。温度差は激しい。
▼ウクライナ側に募っていたイライラ:ただ、真相は少し違う。実はドイ
ツ政府は、ロシアに強い態度で出られない事情がある。ロシアのガスへの
依存が強すぎるのだ。
しかも、昨年の大晦日に予定通り3基の原発を止めたため、今後、さらに
ガスの輸入を増やさなければ停電の危険もあるという瀬戸際だ。だから
EU、およびNATOの一員として、対ロシア政策を共有しているはずといえ、
その態度は煮え切らない。
ロシアに逆らってガスの供給が滞っただけで、ドイツ産業は壊滅状態に陥
る。つまりドイツ政府は現在、あたかも罠に落ちたような八方塞がりの只
中にいる
そのため、ロシアからドイツへ直結する海底ガスパイプライン「ノルトス
トリーム2」の存在が、日に日に重要度を増している。ドイツ政府として
は、1日も早く稼働させたい。ところが、米国、およびEU各国が挙って反
対しており、いまだに稼働できない。しかも、一番強硬に反対しているの
がウクライナなのである。
ノルトストリーム2が開通すれば、ウクライナ経由の陸上パイプラインが
ほぼ不要になり、ウクライナは膨大なトランジット料を失う。つまり、国
の浮沈のかかった問題だ。強硬に反対するウクライナを、保障までつけて
宥めようとしているドイツだったが、ウクライナのドイツに対する不信感
は大きかった
1月17日、ベアボック独外相はウクライナの首都キエフを訪れ、武器は輸
出しない代わりに、水素プロジェクトを持ち出した。
以前より、未来のエネルギーである水素のパイオニアになると豪語してい
たドイツだが、新政府はそれを早急に実行に移すため、キエフに水素外交
事務所なるものを創設すると宣言。将来は、ドイツ・ウクライナ両国で再
エネ発電を拡大し、その電気で水素を製造する。それが商業ベースに乗っ
た暁には、既存のガスパイプラインを水素の輸送のために活用しよう!と
いう遠大な計画である。
これを聞いて、ウクライナのクレバ外相の堪忍袋が切れたかどうかはわ
からない。しかし、ウクライナが緊急に必要としているのは、いつできる
かわからないグリーン水素ではなく、今、使える武器である。
そして、そのわずか5日後、この不協和音がまだ鳴り止んでいない時
に、シェーンバッハ氏の失言事件が起こった。その途端、ウクライナ側が
総出で言いたい放題になった背景には、ドイツに対するこういうイライラ
があったわけだ
ドイツでは、家庭用の電気代やガス代は、今年から平均6割も値上がりし
ている。パイプラインはどうしても稼働させたい。ただ、ナチとの比較ま
で持ち出されたドイツが、今後、どうすればそれを稼働させられるのかは
不明だ。ショルツ首相は、ノルトストリーム2は民間事業であり、政治と
は無関係という苦しい言い訳をしているが、ドイツが次第に孤立し始めて
いることは否めない。
▼日本は自国を守る算段を:さて、シェーンバッハ海軍中将の失脚は、実
は日本と無関係ではない。対中包囲網の一環としてアジア方面に派遣され
ていたドイツのフリゲート艦を率いていたのも彼だ。そして、昨年11月、
東京に寄港した際、艦上で日本のメディアのインタビューに応じ、法に基
づく平和と秩序に貢献するため、「可能ならば2年に1度は艦船を派遣した
い」と語っている。
今思えば、この発言にも氏の対中防衛の思いが色濃く出ていたのである。
EUに、中国を世界平和の真の危機と見ている政治家はあまりいない。そん
な中、シェーンバッハ氏の脱線と脱落は、世界の力学を微妙に変えてしま
うかもしれない。もちろん、日本にとっては不幸な方向に。
一番の懸念は、氏が恐れていた「ロシアと中国の結託」だ。私たちは今、
ものすごく危うく、きな臭い歴史の曲がり角にいるのかもしれない。日本
は無駄な感染対策や、蜃気楼のように実態のない論争ばかりしていない
で、自国を守る算段に本気で取り掛かるべきではないか
そんなまともな政治家は“USAハイスクール”の日本にはほとんどいないよ
うな感じがする。ドイツ人哲学者・ボン大学教授のマルクス・ガブリエル
は「日本はテクノロジーに関するイデオロギーを生み出すのが抜群にうま
い」とヨイショするが・・・
<昔流行った「たまごっち」は、機械に愛情を投影することで人間として
の欲望が置き換えられるものだった。日本はこうしたモデルを受け入れる
傾向が他の地域よりあると思う。
ドイツで起きた反GAFA運動について思うのは、ドイツは長い期間、テクノ
ロジーと独裁主義、イデオロギーとの関りを味わってきた。ドイツは自動
車を発明したが、ドイツが行った人類滅亡への多大な“貢献”だ。ドイツの
イデオロギーとか発明は人類史上最悪である。
ドイツは二度の世界大戦で重大な役割を果たした。あれは人間を破壊する
ためにテクノロジーが使われた戦争だった。ドイツ人はテクノロジーとは
「壊滅という悪の力」だと思っているから、テクノロジーで利益を上げて
いる一部の人を除き、ドイツ人はデジタルテクノロジーに強い抵抗を示
し、「これは独裁だ」と本能的かつ直観的に反発する>(著書「世界史の
針が巻き戻るとき」から要約)
彼はテクノロジー、最先端技術に対するドイツ人の危惧を共有しているよ
うだ。原発反対、風力・太陽光発電、カーボンニュートラル、プーチン印
の天然ガス大好きという、いささか妄想性暴走族のドイツ人から見れば、
それに異議を唱える野党のAfD(ドイツのための選択肢)に同情し、新し
いもの好きで軽薄、その上、お行儀だけは良いタマゴッチ日本は「異端、
邪教」ということになる。だからガブリエルは「日本は非常に柔和で優し
いが、完璧に滑らかな機能性には暗黒面(ダークサイド)があり、まるで
ソフトな独裁国家のようだ」と評している
お前に言われたくないよ、とは思うが、軽佻浮薄、付和雷同の陰に何をし
でかすか分からない「不気味さ」が日本にあるのは否定できない。逃げな
いで吶喊する・・・勇武と言えば聞こえはいいが、狂気と言えば狂気のよ
う。しかし、督戦隊がないと兵士(ほとんどが農村戸籍らしい)が逃げて
しまうという中共以外は似たようなものではないか。松陰先生曰く「狂の
一字を忘れるな、我、二十一回猛士たらん」。
(ここだけの話だが、病識のある小生は常に再発狂しないように自分で自
分を監視している。誰よりも自分を恐れている。ここまではまあいいが、
「誰よりもクリエイティブではない狂者の真似っ乞食的無差別殺傷を激し
く憎んでいる」というのはいささか物騒か。この手の無差別殺人狂をキチ
〇イの風上におけぬゲス野郎と軽蔑しており、罪のない人を1人でも殺し
たら原則即効で死刑にしろと思っている。殺された本人、家族、被害者に
寄り添うどころか、犯人の人権を云々する人非人、心神喪失だからと不起
訴にする法匪を、犯人ともども処刑したい気分だ。人殺しに甘い社会、こ
れが文化文明か? 人権を錦の御旗にしながら中共の人権無視には知らん
ぷり・・・こういう似非人権派を如何にせん、最低でも研究助成費を断つ
べきではないか。閑話休題)
フランスはドイツ担当の刑務官、噛み癖のあるシェパードを訓練している
担当官みたいだが、フランス人の歴史人口学者エマニュエル・トッドによ
ると、ドイツが親ロシアになったのは米国の歴史無視のソ連=ロシア叩き
だったという
<フランスの「反米」はドイツの「反米」に比べれば冗談の類だ。私見に
よれば、ドイツ人は第2次世界大戦の米国勝利を正当なものとは見做して
いない。というのも、真の勝利は地上戦における勝利であり、その勝利は
ロシアのものであったということ、ナチス・ドイツと熾烈に戦った連合国
軍の90%がロシア人だったということを、ドイツ人は知っているからだ。
ソ連ブロック瓦解後にアメリカがロシアにとった過酷な政策は、戦略的に
とてつもない過ちだった。アメリカは冷戦の勝利に酔いしれて、自らがド
イツを不安定な、危なっかしい状態へと促していることに気付かなかった
アメリカはナチス・ドイツに対する真の勝者であったロシアに屈辱を味わ
わせた。それはある意味で、第2次世界大戦がなかったかのような仕打ち
だった。勝者も敗者もないという歴史無視だった。その結果、(戦端を開
いた)ドイツは自国の過去(原罪)から解放された。つまり、米国は反ロ
シア政策をとったことで、ドイツに対するコントロール力を失ったのだ>
(著書「問題は英国ではない、EUなのだ」から要約)
プーチンのウクライナ侵略=NATO加盟阻止に、根っこが親露、親中、反
米、共産主義志向のドイツは目をつぶるのだろう。それは暗黙ながらも
「21世紀版の独ソ不可侵条約」みたいで、プーチンと習近平は喜んでいる
だろうが、ドイツは米国陣営から総スカンを喰らうことになるのは間違い
ない。
英国は「大英帝国の偉大なる復興」を目指しているのだろう、ウクライナ
防衛戦を準備しており、狡猾なドゴール主義のフランスが主導権を持つEU
は米国と距離を置き、調停役を務めるつもりのようである。NATOが同盟国
ではないウクライナのために動くかどうかも怪しい。
当のウクライナのゼレンスキー大統領は「報道機関そのものがパニックを
作り出している。尊敬される複数の国家指導者でさえ、明日にも戦争にな
ると言ってくる。これはパニックだ。そのせいで我々の国家にどれほどの
犠牲を払えというのか」と非難している(キエフ共同1/28)。ウクライナ
自身が「NATO加盟を巡って戦争になるよりはプーチンと妥協した方がマシ
だ」と腰が引けてきたよう。プーチンの勝ちか? またも負けたかバイバ
イ・バイデン? それなら習近平は大喜びして台湾・日本に襲いかかるだ
ろう。
日本はウクライナ在留邦人の退避を進めているが、国内ではコロナと佐渡
金山の大問題で「ウクライナってなーに?」の感じ、次元が違うという
か・・・小生が妄想性イカレポンチなのか、岸田政権がボンクラなのか、
間もなく分かるだろう。
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◆ロシア軍のウクライナ侵攻は準備完了
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)1月30日(日曜日)
通巻7202号
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ロシア軍のウクライナ侵攻は準備完了
米英は増派、マクロンは一時間にわたりプーチンと電話会談
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ウクライナの戦雲、戦争回避の見通しは視界不良。
ポーランドはベラルーシとの国境186キロに、高さ5・5メートルの
高い壁を作り始めた。2月10日から始まるロシアとベラルーシの軍事訓
練を前に、難民が集中する可能性が高いからだ。
ベラルーシの独裁者ルカチェンコ大統領は「ロシアがもし攻撃されれば、
戦うだろう」と豪語し、ロシアとの同盟の絆を強調した。
バイデン米大統領は8500人の米兵派遣を発表して準備に入ったが、
さらに「若干プラスする」と1月29日に述べた。
英国ジョンソン首相は英国軍の東欧派遣を声明した(現在、英軍はエスト
ニアに900,ポーランドに150人が駐屯)。
ミリー米統幕議長は「戦争となれば甚大な被害が出るだろう」とし、オー
スティン国防長官は「まだ戦争を回避できる可能性がある」。2004年
のオレンジ革命から二十年近い歳月が流れたが、最大の軍事的緊張状態が
さらに深刻化している。
こうした中、フランスのマクロン大統領はプーチンと一時間にわたっての
電話会談を行い戦争回避の道を探った。
プーチンは「われわれは戦争を望んでいない。NATOが東方拡大をしな
いとした約束を守り、NATOは東欧諸国から撤退するべきだ」と語った
という。
すでにウクライナ周辺に十万以上のロシア兵を配置し、黒海艦隊は20隻
がウクライナ南部海岸を遊弋している。またロシア軍は武器弾薬、燃料な
ど兵站を拡充させており、後方支援システムもまもなく準備完了の状態と
みられる。
肝心のウクライナだが、ゼレンスキー大統領は発足時に73%あった支
持率が陥落。昨年12月の世論調査で、支持率25%。民意はNATO加
盟、EU加盟のほうが強い。
米大使館職員、家族のキエフからの引き揚げにゼレンスキー大統領は
「かえってパニックを煽る」と批判した。米国の演出と踏んでいるようで
ある。
他方、米国の世論は軍事介入に消極的な上、バイデンの無様なアフガニ
スタンからの撤退ぶりに失望した経緯もあって、その戦争指導力を根底か
ら疑っている。
共和党のなかには「ウクライナは欧州の問題であり、いま米国が同盟国
と一緒に取り組むべきは中国の軍事的脅威である」という見解が強く支持
されている。
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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戦前の歴史教科書はかくも健全で客観的だった
戦後の左翼史観の堕落と腐敗にはあきあきした
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『(復刻版)中等歴史 東亜及び世界篇』(三浦小太郎解説。ハート出版)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
戦前のわが国で、これほど正しい歴史教育が行われていたことを私たち
は76年間も忘れていた。
このたび復刻された歴史教科書は昭和十九年のもので、大東亜戦争中だ
からと言って、敵国を決して侮らず、格調高く、学ぶべきことは、正確に
筆も曲げず客観的に記述している。
アジアを侵略し、過酷な支配、略奪、搾取を行っていた英・仏・独、そ
して米国。この欧米列強(戦勝国)に不都合な真実は、GHQにとっては
知られてはまずいことだった。
占領政策の根幹は日本人から大和魂を奪うことにあり、歴史教科書など
は真っ黒に墨を塗られ、やがて回収され、廃棄された。
ところがこんど復刻された教科書を読むと、偏向にみちた内容ではなく、
当時の日本の知識人と文部省は理性と公正な目で歴史を見ていたことが判る。
中国古代史もちゃんと支那と書かれ、「土地が広く、統一が困難なの
で、国家というよりも、寧ろ社会といった感じが濃厚である。随って、こ
れを治めるには、主権を尊大にする必要がある。君主が、天の命令により
政治を代行するものとして、古来、天子と言われた」。
じつに分かりやすい説明である。
謎の国、ツーグース系といわれた渤海の興起に関してもこういう記述で
ある。
「渤海は、わが奈良時代の初め、今の渤海の地に興り、二百余年間続い
た王国で、上京を首都とし、諸制度を設けて海東の盛国といわれた。まさ
に高句麗の後を承けた、満州民族による堂々たる独立国家である。この国
は頼りに唐の文化を輸入するとともに、高句麗の先例にならい、わが国を
慕って、聖武天皇の御代から約三十回も朝貢した。わが朝廷では、その使
節を優遇せられ、又、答礼使をお遣わしになった」(因みに拙著『葬られ
た古代王朝高志国と継体天皇』にも渤海使の一覧を掲げておいた)。
問題は蒙古の企図した日本侵略戦争、すなわち元寇である。戦前の教科
書はどう教えていたのか。
「(モンゴルの)第5代の君主となったのは、クビライ即ち世祖であ
る。かれは、都をカラコルムから大都(北京)に遷し、国号を元と定め、
南宋の討伐に向かった。南宋では、忠臣文天祥らが防戦に努めたが、それ
も空しく遂に滅びて、ここに北方民族最初の支那全土支配が実現した。し
かし蒙古人は、どこまでも陸の王者であった。海上の進軍では、二回にお
よぶわが国への元寇が、神州の威武によって撃壌されたばかりでなく、
ジャワへの侵攻もまた不成功に終わった」
驚くべし。元寇の記述は、この数行だけ。鎌倉武士の勇敢な防戦ぶり、
防人の強さ、防塁、水城などに関しては記述がない。さらりと書くに留め
ているのだ。逆に言えば自信の表れだろう。
ならば秀吉の朝鮮征伐は、いかにまとめられていたか。
「秀吉の雄心壮図は、一種の新東亜建設をめざしたものである。惜しく
も中途にたおれたため、その抱負は実現されなかったが、この頃開始され
た朱印貿易は、江戸初期に至って益々発展し、ヨーロッパ人がまだ南方に
はびこらぬ時、既に各地方で著しい活躍ぶりを示していた」。
秀吉は切支丹伴天連の日本侵略をまえに予防戦争を仕掛けたのが実情
だったが、時の大東亜戦争の目標が東亜新秩序だったから、秀吉の戦略を
重ねたのだろう。
本巻解説は三浦小太郎氏が担当している。
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
【知道中国 2322回】
─英国殖民地だった頃・・・香港での日々(香港204)
△
曹操の逃避行にかかわる物語は千変万化し、やがて正史が記した姿とは
趣の異なった佇まいの曹操として「捉放曹」の舞台に立ち現れる。
このような変化は、なぜ起こるのか。おそらく創り手である戯作者や役者
は自分の思い描いた性格を備えた曹操を創造し、舞台に送り出すのであろ
う。そんな曹操に観客は熱狂する。
かくて正史が描き出す曹操ではなく、舞台の上に躍動する曹操こそを、民
衆は「真の曹操」として受け止めるのではないか。
民衆は王朝公認の正史なんぞ知らない。であればこそ舞台の上に描き出
される英雄群像が織りなす人間模様が、民衆にとっての歴史となる。そこ
ら辺りに、娯楽は民衆教育の手段であるという芝居の持つ効用が秘められ
ているように思える。
極めて生硬で回りくどい話になってしまったが、要するに実際は極めて
優れた軍略家・政治家・文学者とされるものの、やはり物語や芝居──民衆
にとっての中国史──では曹操は飽くまでも「大悪人」として性格づけられ
ている、ということだ。
この場合の「悪」はワルではなくツヨイを意味するが、では、なぜ民衆に
とっての中国史の中で曹操は「悪」の大英雄として振る舞わねばならない
のか。史書などが伝える歴史上の人物や出来事が京劇の舞台に移された末
に、いったい、どのように変貌を遂げているのか。
──こんな視点から京劇を見直してみたいと思うが、それには稿を改める
しかなさそうだ。
それにしても、である。多種多様な楽しみの『タネ』をもたらしてくれた
第六劇場、それに春秋戯劇学校に半世紀の時を超えて、改めて感謝するば
かりである。
さて京劇に対する些か、いや過度の偏愛ぶりに我ながら呆れ返るしかな
いのだが、こ辺で京劇を切り上げ軌道修正し、再び香港での日々に戻るこ
とにしたい。
第六劇場通いが順調に続いている一方で、我が生活は突如として異常事
態に見舞われてしまった。
大家が突然に「家賃に関し価格調整をしたい」と言い出したのだ。もちろ
ん家賃を低い方に「調整」するわけがない。高額の方に「調整」、つまり
値上げである。それにしても直截に「値上げ」と言わず、婉曲に「調整」
とは言い得て妙だ。流石に「文字の民」ではある。だが、そう言って感心
ばかりしてもいられない。それというのも予想外に大幅な「調整」が突き
つけられたからである。
「おいおい突然に、余りにも理不尽じゃないか。アンタのトイレ長時間
占拠に文句を言うこともなく付き合ったではないか」と抗議の一つもした
いところだったが、冷静に考えれば、一般の家賃相場に較べて安かったこ
とも事実だった。加えて大家には大家の事情があったのだろう。大家は貧
乏留学生を追い出し、新しい借り手を探そう。いや、すでに次の借り手の
見当は付いていたのかもしれない。いや、きっとそうだ。そうに違いない。
だが、だからと言って大家の言いなりになったら、粒々辛苦して築き上
げた京劇中心の快適な生活が完全に狂ってしまうことになる。ここは思案
のしどころだ。
快適な居住環境か、それとも第六劇場漬けの生活か。
その時の思いを幕末・維新期の梟雄で知られる雲井龍男が詠じたとされ
る「棄児行」(「斯の身飢ゆれば 斯の児育たず 斯の児棄てざれば 斯
の身飢ゆ 捨つるが是か 捨てざるが非か 人間の恩愛 斯の心に迷
う」)に託すなら、さながら「斯の身飢ゆれば 京劇育たず 京劇棄てざ
れば 斯の身飢ゆ 捨つるが是か 捨てざるが非か」だろう。相当に芝居
がかってはいるが、そこで敢えて「斯の身飢ゆ」の道を選ぶことにした。
そうと決まったら、なによりも新しい下宿だ。
だが当時の家賃相場から考えるなら、九龍の街中で窩打老道の冠華園で味
わっていたような快適な生活環境を確保することは至難だ。そこで思い
切って繁華な九龍を離れ、田園豊かな新界に転居することにした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜読者の声 ど
くしゃのこえ READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)「日本のグレタちゃん」=ゆたぼん君。
在米なので、知らないことが多い。10歳のユーチューバ─少年革命家、
「ゆたぼん」aka 中村逞珂(ゆたか)氏を発見した。
「なんで不登校になったかというと、周りの子たちがロボットに見えたか
らです」「人生は冒険や」「不登校は不幸じゃない」「いやいや学校へ
行ってる子たちの方が不幸だと思う」など、文科省の教育を、解析、批判
するばかりでなく、現場で「悪と戦う」と言う行動をとる。ほぼ99.9%の
児童、学生は6+3+3+4=16年間を恐らく世界で最も劣化した高価な教育
を受け、親もそれを過去半世紀当然の事として感受してきた。
抗議し、我が子を「救い出す」行動に出るものはいなかった。無関心、無
責任、無情の極み。そのツケが、世界最高の自殺、援助交際、非日本人
化、学力の劣化、無気力、貧困化、少子化、「絶望」。
そもそも公共、公立学校とは、その時代、政府にとって都合の良い人材を
大量生産するための仕組みである。
現在の仕組みは明治時代に設計され、当時の雇用に適した能力を備える任
務をいまだに受け継いでいる。言わばEV車の代わりに蒸気機関車を強要す
る。幼い子供は、いつの時代でも大人に利用されることは、かつてのナ
チ・ドイツでも文化大革命中共でも、繰り返され、優秀な大人が、洗脳さ
れた子供たちによって処刑された。グレタ氏、ゆたぼん氏はどんな革命
を、誰を何を糾弾するのか。誰がそれを利用するのか。
子供の夢、素晴らしい自由の未来。恐らくダヴォス会議で決められるよう
になるのだろう。恐らく投票権は18歳から12歳位に直す。
ゆたぽん氏の発言、行動は大人によって、支持されたり、非難されるが、
根本の「腐敗、荒廃した究極の独占、賎脳、反日、弱日本化共同体」。文
科省を直ちにぶっ潰せ、と言う有識者はいない。
というところに日本の深い危機的な状況を散見する。
(在米のKM生)
(宮崎正弘のコメント)トランプは2016年立候補声明と同時に刊行し
た『身体障害のアメリカ』のなかで、「文部省は不要だ」と主張していた
ことを思い出しました。
♪
(読者の声2)宮崎正弘先生の新刊『日本の保守』(ビジネス社)を基軸
に、大和魂、日本の保守思想を論じた番組(下記サイト)を二回、みました。
じつに平明に印章深く頭の中に刻まれました。日本の保守思想の原点は神
武天皇以来ということも初めて知りました。
https://www.youtube.com/watch?v=F_oOJ0KsS3k
日本文化チャンネル桜という局は、じつに有益な番組を提供しているので
すね。(DD生、前橋)
♪
(読者の声3)ウクライナ危機とフィンランド戦争
1.「一寸の虫にも五分の魂」現在の危機に1939年のフィンランド冬戦
争を重ね合わせる人が多いだろう。当時人口350万のフィンランドは人口
1.5億のソ連の恫喝に抵抗して戦った。まさに一寸の虫にも五分の魂だ。
最終的には広大な領土を奪われたが偉いものである。この戦争はノモンハ
ン事件の直後であることが重要だ。
2.「ノモンハンの教訓」というのは、1939年のソ連赤軍はスターリン
の独ソ戦に備えた幹部大粛清でガタガタになっていた。そこでスターリン
はノモ
ンハンで実戦訓練を行わせたが日本の関東軍により大打撃を受けてしまっ
た。このため軍内部で反省が行われたが、その報告書をジューコフが保身
のために握りつぶし、現地シュテルン司令官の責任にしたので司令官は処
刑された。そしてこの組織的な混乱を引きずったまま戦争に入ったのが、
フィンランド冬戦争だったのである。このため赤軍は再び大打撃を被って
しまった。厳冬のフィンランドの森の中で冬装備の不十分なソ連兵が大量
に凍死したが、フィンランドの司令官は我々の責任ではない、と述べたと
いう。
ヒトラーはこのソ連の大損害を見て、対ソ戦を軽く見たという意見もあ
る。またこの緒戦の大敗はヒトラーを油断させるスターリンの罠という意
見もある。
3.「現代の解決」現代は核兵器が発達しているので、小国でも古典的
な大国と五分に渡り合える時代だ。ウクライナも核兵器を少しでも保存し
ていればこんな侵略を受けなかった。
日本も核不拡散などと世迷い言を言っている時代ではない。国家の自由と
独立はすべてに優先する。
(落合道夫)
2022年02月02日
◆【変見自在】TK生の嘘
at 10:13
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| 高山 正之
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