わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
頂門の一針 6209号
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2022(令和4年)年 7月25日(月)
朝日新聞に質問状で直撃:長谷川熙
浮上した「外国勢力」:冷泉彰彦
「結局、中国だったのか」:伊勢雅臣
そうは烏賊(いか)の金玉:馬場伯明
:宮崎正弘
重 要 情 報
身 辺 雑 記
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頂門の一針(まぐまぐ)
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☆朝日新聞に質問状で直撃!
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長谷川熙
安倍元首相銃撃めぐり「川柳」大炎上事件や国葬を揶揄 「無責任な報道
姿勢」と指弾も
朝日新聞が、参院選の街頭演説中に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の事件
や国葬を揶揄(やゆ)するような「川柳」を複数掲載して、ネット上で
大炎上≠オている。夕刊フジは19日、掲載の経緯などを聞く、質問状を
出した。朝日新聞は、川柳の選者は「元社員」で、「様々(さまざま)な
考え方や受け止めがあることを踏まえ、今後に生かしていきたい」などと
回答したこれで納得できるだろうか
ネット上などで批判が殺到しているのは朝日新聞の15、16日付朝刊に掲載
された「朝日川柳」。特に16日は、《疑惑あった人が国葬そんな国》など、
採用された7句すべてが安倍氏暗殺や国葬に関する内容だった。
元NHKアナウンサーで、自民党の和田政宗参院議員はツイッターで、
「民主主義の根幹である選挙運動中に受けた銃撃殺害事件を、あざ笑うか
のような句を掲載。朝日新聞は殺人や民主主義や言論への暴力を肯定する
のか。報道機関としてあり得ない」と怒りをにじませた。
ネット上では、「国葬の是非に議論はあるが言論の自由を逸脱している」
「亡くなった安倍氏を貶めている」といった批判の一方で、「こんな川柳
が生まれるのは国が健康だということ。ユーモアも風刺も封殺する国は滅
ぶ」などと擁護する声がある。
夕刊フジでは19日、▽川柳の選者「西木空人」氏の名前と肩書▽川柳の選考
方法と、最終的な掲載可否の職責レベル▽選出が国葬や安倍氏死去に偏っ
た理由▽今回の件に関する、朝日新聞への意見などの件数▽朝日新聞の見解
―などについて朝日新聞広報部に質問した。
注目の回答全文は別項の通り。
朝日新聞OBで、『崩壊 朝日新聞』(ワック)、『偽りの報道 冤罪
「モリ・カケ」事件と朝日新聞』(同)などの著書があるジャーナリスト
の長谷川熙氏は「意見があるなら、堂々と社論として表明すればいい。
『川柳』に代弁させたりするのは卑怯(ひきょう)だ。朝日新聞の立場を
明示せず世論を誘導しようとする意図がみえる。OBとしても、耐えがた
い姿勢だ。いわゆる慰安婦問題でも、日本政府の強制連行があったなどと
する誤った報道について国内外で幅広く訂正する様子がない。こうした無
責任な報道姿勢は大変な悪影響があるが、国民世論はすでに、朝日新聞の
『本質』として理解しているのではないか」と厳しく指摘した。
【朝日新聞社広報部の回答全文】
まとめてお答えいたします。
朝日川柳の選者は、本社の元社員で、2004年から選者をお願いしていま
す。掲載は選者の選句をふまえ、オピニオン編集部で可否を最終的に判断
しています。
15、16日付の川柳につきましては、多くのお問い合わせやご意見を頂戴し
ております。ご批判は重く、真摯(しんし)に受け止めています。
朝日新聞社はこれまで紙面とデジタルの記事で、凶弾に倒れた安倍元首相
の死を悼む気持ちをお伝えしてきました。国葬についても様々(さまざ
ま)な考え方や受け止めがあることを踏まえて、今後に生かしていきたい
と考えています。
なお、15日付の「還らない命・幸せ無限大」の句につきましては、東電旧
経営陣に賠償命令が出たことについて詠んだ川柳であり、新聞やデジタル
記事に掲載した句評でも説明していることを申し添えます。
※ルビは夕刊フジが挿入
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文
夕刊フジ【zakzak】ニュース採録
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浮上した「外国勢力」
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冷泉彰彦
浮上した「外国勢力」の資金提供。安倍政権界隈が右派的言動で溢れてい
た背景
憲政史上最長の通算8年8ヶ月もの間、首相として日本を牽引してきた安倍
晋三氏。さまざまな功績を残した一方で、政権周辺には批判的な勢力に対
して厳しい言葉を浴びせる向きが多数存在し、国民の間に分断に似た空気
を充満させたこともまた事実です。その背景には一体何があるのでしょう
か。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の
冷泉彰彦さんが、読者からの質問に答える形で彼らの「恫喝体質」の源泉
を明らかにしています。
Q. 安倍政権が「恫喝体質」によって日本政治のカルチャーを貶めたこと
についてどう思われますか?
いつも、多角的で冷静な状況分析に、大変勉強させていただいておりま
す。今回も、安倍晋三元首相の評価について、ユニークかつ説得力のある
考察をありがとうございました。
安倍元首相が「右派ポピュリズムをひとつの足場としながらも、必要とあ
らば左派リベラル的な政策もかなり強力に推進することで大きなことを成
し遂げた」という評価は、全く同感です。このことを一顧だにせず、安倍
政権をひたすら蛇蝎のごとく嫌悪するのは、生産的でもクレバーでもない
のは、おっしゃる通りと存じます。
ただ、冷泉さんの考察に、ひょっとしたら多少抜け落ちているのではない
か、と感じる点がありました。それは、安倍首相というよりは、安倍政権
の構成員たちが、きわめて恫喝的な手法によって日本政治のカルチャーを
貶めたという点です。
安倍政権のもとでは、たとえば、俳句に「平和」という言葉が入っている
だけで、「左翼的」「政治的」といちゃもんをつけられて、展覧会から撤
去されるようなことが相次ぎました。それは、「安倍チルドレン」として
国会議員となった主として文教族の議員たちが、権力をカサに来て、リベ
ラル系の政治カルチャーをいびることをして回ったからです。
私は、多くの「アンチ安倍」の人たちが言っていた「アベ政治」とは、こ
の「恫喝体質」のことなのではないかと思っています。自民党支持者の方
達にとっては、「単なるメディア戦略」と思われるのかもしれませんが、
私は何か違うと感じております。やはり、安倍政権には、各省庁や各業界
はもとより、一般人にまで「忖度」を強いるカルチャーが満ち満ちていま
した。これは、官邸や内閣府に権力が集中するようになった行政改革の結
果を、国民がしっかり受け止められなかったから、ということもあるで
しょう。
たしかに安倍晋三氏からは、権力の腐臭のようなものは、あまりしません
でした。安倍氏と何度も話したことのあるリベラル系の新聞の記者をして
いる知人も、「直接会うと、安倍さんはとても好人物」「そして、地頭は
とてもいい」と言っていました(だったら、そういう記事も書けばいいの
に…)。ですから、「善良な少年のまま」の「透明」な人格ゆえに、知的
ではなかったが多くのことを成し遂げた首相、という冷泉さんの安倍評価
には、「なるほど、そうかもしれない」と思いつつも、「しかし、あの恫
喝部隊たちはなんだったのか…」という思いも胸に蟠(わだかま)ってい
るような次第です。
私は、安倍政権の「恫喝体質」を問題にいたしましたが、その根底にあ
る、「国民を“味方”と“敵”に分断して統治する」という手法が、私の最も
納得いかないところでありました。この手法は、何も新しいものではな
く、カール・シュミットなどが分析対象としているところでもあり、近年
の各国の為政者たちの多くが、それなりに取り入れているところだと思い
ます。
ただ、安倍氏には、やはり知性が欠けていたためなのか、これがあまりに
剥き出しになってしまったのを感じます。街頭演説の際、自分にヤジを送
る人々を指差して「あんな人たちに負けるわけにはいかないんです」と言
い放った態度は、一国の宰相として、あまりにも残念なものではなかった
でしょうか。そういう態度が積み重なった上での「モリカケ」であり、
「桜」であり、「アベノマスク」ですから、一部の少なくない国民は、嫌
気が差してしまったのではないかと思います。
安倍氏の非業の死に際しても、国論は(喪に服しつつも)2つに割れたま
まのように思われます。私は、冷泉さんの「安倍さんは国葬に相応しい」
というご意見に共感するものですが、安倍氏が日本国民をこれほどまでに
分断してしまったことを思いますと、できるだけ静かに見送らせていただ
くことも、また已むを得ない気がしてしまいます。
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「結局、中国だったのか」
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伊勢雅臣
中国が「出発物質」の輸出を止めれば、日本で医薬品が無くなるという安
全保障上のリスク
原薬メーカー、桂化学(神奈川)社長の桂良太郎がつぶやいた。納入元の
インド企業からの遅れの原因を探っていて、行きついた先はさらに上流。
インド企業が中国企業から仕入れる「出発物質」の納入が滞っていた。コ
ロナ禍による供給網停滞の影響だという。
医薬品製造には、まず大本(おおもと)となる出発物質と呼ばれる化学物
質が必要で、これらを合成して「中間体」や「原薬」ができ、さらに製剤
化して製品が完成する。かつては国内でも原材料を生産する企業が少なく
なかったが、現在、全工程を1社で完結させられる企業は世界でもほとん
どない。
日本も、調達先の大半を海外に依存する。厚生労働省によると、令和2年
の医療用医薬品の国内生産8兆5195億円のうち、主成分の半分以上が
輸入品だったのは5兆8947億円、全体の約7割にのぼる。
独占のリスクは、コロナ禍前にも顕在化した。平成から令和に代わる
2019年、手術時の感染症予防などに欠かせない抗菌剤「セファゾリ
ン」の供給が長期にわたって滞り、医療現場に混乱をもたらした。
高いシェアを持つ国内の後発薬メーカーが一時製造停止に追い込まれたた
めだが、もとをたどると、原薬に必要な物質を世界で唯一製造していた中
国企業が、中国当局による環境規制上の指示で供給をストップしたことが
一因だった。
「海外の状況によって国内の患者の命が左右される安全保障上の問題に
陥っている」。日本化学療法学会など4学会が国に抗菌薬の安定供給を求
めた提言に、危機感があふれた。
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そうは烏賊(いか)の金玉
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馬場伯明
皆さん、「地口(じぐち)」ってご存知ですか。地口で遊んでいますか。
Wikipediaより。《地口とは言葉遊びの一種で「洒落(しゃれ)」とほぼ同
じ意味を持つ》。・・・【次の】3種類がある。
【もじり】有名な文句をもじったもの。「舌切り雀」をもじって「着たき
り娘」。「いずこも同じ秋の夕暮れ」:「水汲む親父秋の夕暮れ」
【韻】韻を踏むことによってリズムをつけるだけで、特に意味のないも
の。「結構毛だらけ猫灰だらけ、けつのまわりは糞だらけ(寅さんの台
詞)」。「美味しかった(大石勝った)」:「吉良負けた」
【掛詞】掛詞の技法を使い、後に意味のない言葉をつなげたもの。「むだ
口」。「あたり前田のクラッカー」(当たり前だと前田のクラッカー)。
「すみま千円」(すみませんと千円)(引用終わり)。
だんだん髪の毛が薄くなっている私が、以前本誌に「頂門(天辺)がすだ
れ状態になった」と書いたら「馬場さん同情します」とありがたいコメン
トがあった。私よりは地毛が少し残っている人だったのか。
《久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 紀友則》《・・・・
しづ心なく髪の散るらむ》と揶揄するもじりの地口が有名である。確かに
薄毛や禿げの人は「しづ心(!)」の境地にはなれない。
さて、ここで、2022年のプロ野球の動向を「地口」を援用し、主に、私が
60数年間推してきた球団のカープを事例に記述する。
2022年の開幕直前には、カープ担当以外の評論家が全員リーグ最下位と予
想する中で、カープは脱兎のごとくスタートダッシュした。一時は首位に
立ったが、巨人に連敗した頃から暗雲が垂れ込めた。物事はそうそううま
くはいかないものである。
《そうは烏賊(イカ)の金玉》。
この有名な地口どおりになってしまった。トホホ!《「烏賊(いか)の金
玉」は、烏賊の足の間にある骨格質の咀嚼(そしゃく)器(口)の俗称
で、江戸時代から珍味として持て囃された。俗に「とんび」。(Yahoo知
恵袋00)》。金玉は下品な言葉だとして、(そうはイカの)《金時計や金太
郎》と言いかえる上品な紳士もいるらしいが大きな違いはないだろう。
勤務先の女性に「『そうは烏賊の金玉』って知っている?」と訊けば、憮
然として「何ですか。知りません!」だと。彼女の知識不足を正す以前
に、やはり訊くんじゃなかったか。でも、金玉は人類の再生産を託す人体
の重要な器官であるから本来恥ずべきことではないのだが・・・。
プロ野球。ところが、カープにはさらに奈落が待っていた。セパ交流戦で
何と5勝13敗(勝率0278)で12チーム中最下位となった。職場や親しいメ
ル友らにもプロ野球の話をするのが躊躇われ、楽観・強気の私も気が滅
入ってきた。球団と固く結ばれてきた60数年来の老ファンであるのに、
カープの窮状に対し無力であり、居心地が悪く「居候(いそろう)」みた
いに鬱な気分になった。
《居候三杯目にはそっと出し》
という川柳がある。他家に世話になっており役に立たない居候は食事の際
も「三杯目の(ごはんの)お代わり」は遠慮がちになる。その悲哀の状態
と自分とが重なってきた。
セパ交流戦でここまで大きく負けてしまうと「もう、しょんなか(仕方が
ない)」と早々に白旗を上げ、素直に頭を下げるしかなくなる。
《恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)》
「他球団(およびファン)のみなさん、恐れ入りました」と頭を下げた。
この鬼子母神は東京入谷真源寺のことである。このように軽妙に洒落た表
現をすることにより、お道化(どけ)やはにかみなどの微妙な雰囲気が醸
し出される。《恐れ入谷》と略すこともある。
若いヤクルトファンのA君が笑って言った。「もともと、シーズン初に
カープがトントン勝ったことが異常だったのです。序盤戦でヤクルトが負
けるし、びっくりしました」と。そこで次の「広徳寺」が登場する。
《びっくり下谷(したや)の広徳寺》
江戸っ子のもじりは軽妙でうまい。入谷(JR鶯谷辺り)と下谷(JR上野駅
から徒歩数分)は離れているが、けっこう近いともいえる。鬼子母神(真
源寺)や広徳寺のご本尊は、「わしら、関係ないのに人間どもが勝手なこ
と言いよって(!)」と不満であろう。
《そうで有馬の水天宮》《情け有馬の水天宮》
「カープが負けたか。そうであろう。そうであろう」水天宮さまは弱い者
の味方であり情が深いとも聞く。プロ野球の勝敗を酒の肴に、一献やりな
がらあたたかく見守ってくださっているかもしれない。プロ野球の動向と
は無関係だが語呂合わせの地口が続く。
《志やれの内のお祖師様(おそっさま)》
《うそを築地の御門様》
水天宮(久留米有馬家屋敷)、お祖師様(妙法寺・日蓮上人)、それに築
地(本願寺)も、言われもなく人間どもに茶化され、嘘つきにもされ、た
まったものではないという気分であろう(笑)。(なお、お寺さんの場所
は読者においてお探しご参拝ください。ご利益があるかも)。
ここで、プロ野球に戻る(2022/7/21現在)。セパ交流戦以降、とくに
2022/7以降のオミクロン株(BA-5)の急激な感染もあいまって、変動が
あった。巨人はスタッフを合わせ57人の感染者となり2202/7/22からの三
連戦が中止となった。セリーグの成績を次に示す。
1位:ヤクルト 55勝32敗 1引分 勝率0.632ゲーム差0
2位:DeNA 42勝42敗 2引分 勝率0.500ゲーム差11.5
3位:カープ 44勝45敗 3引分 勝率0.494ゲーム差12.0
4位:阪神 43勝46敗 2引分 勝率0.483ゲーム差13.0
5位:巨人 45勝50敗 1引分 勝率0.474ゲーム差14.0
6位:中日 38勝50敗 1引分 勝率0.432ゲーム差17.5
わがカープは、悪夢のセパ交流戦を着実に乗り越え予想外に善戦してい
る。問題は、対首位ヤクルトだ。これに惨敗している。1勝10敗1引分。と
くに、本塁打でヤクルト104:カープ51、それに、お家芸だった盗塁で、
55:16と大負けしており、改善は緊急の課題である。
古い友人数人と「メル友会」を作り日々交流している。早朝パソコンのメ
−ルを見る。仕事や趣味の動向を書き、季節の写真を交換し、家族の近況
を報告し、そして、読み、驚き、微笑む。ときには、国内外の政治、経
済、文化などの世相などを批評する。
《なんだ神田の大明神》
自由気儘なメ−ルの時間(とき)だ。話題や主張に制約はない。古い友同
士、議論はするが決定的な争点の手前で立ち止まりお互いを認める。なん
だかんだ言いながら、メ−ル鳥たちは天空を自由に飛んでいく。
おっと!《その手は桑名の焼き蛤》
2022/7/17藤井聡太五段が名古屋市で棋聖3連覇を果たした。見事である。
棋聖戦の第4戦は104手で3勝1敗。桑名と言えば、東海圏(三重県桑名市)
である。決めの一手で、藤井五段は(声には出さなかったもしれないが)
この有名な地口《その手は桑名の焼き蛤》という決め台詞を静かに一発かま
したと想像している。
《そうは烏賊(いか)の金玉》さ!
《その手は桑名の焼き蛤》だ!
今夜から、カープ:ヤクルトの東京神宮球場三連戦である。地口って、お
もしろい。言葉には魔力がある。強敵首位ヤクルトを、茶化し、すかし、
いなし、かき回し、走り、三振とって、一発打って、さあ、快勝だ。
(2022/7/22.千葉市在住)
(速報!)
2022/7/22(金)21:38 カープはヤクルトに5:2で初戦勝利。0:2か
ら、8回2点、9回表3点を取って逆転勝ちした。(了)
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重 要 情 報
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◎2022年世界の大学ランキングからー我が国に誇りと自信を持つべきであ
る:前田正晶
言い換えれば「我が国にとっては、最早ヨーロッパ/アメリカへの崇拝
(憧憬)は無用ではないか」なのだ。この点をPresident誌の22年8月12号
で、脳科学者・茂木健一郎氏が独立研究者の山口周氏との対談で指摘して
おられた。それでは「世界の大学ランキングは何処に行ってしまったの
か」との疑問が出るだろうが、そこに行く前に私にとってこの両氏の対談
で印象的だったことから入っていこう。
それは、両氏が「このイギリスの高等教育専門誌The Times higher
educationが毎年発行する世界の大学ランキングの22年度版には上位50校
以内には東京大学が35位に入っていた以外には1校もなかったことを嘆く
には当たらない」と指摘しておられた点である。茂木氏は“東大、京大が
揃って上位にランキングされていない現実に「おまえらもっと頑張れよ」
と思っていた。”と言われていた。
更に「でも、ここ最近はどうでもよくなってきてしまった・・・。つま
り、これは当然の話なんですけれど、イギリスの教育界がジャッジするラ
ンキングですから、圧倒的に英米の大学が上位を占めているんですね。そ
んな彼らの価値観に、そもそも他言語文化の日本が必死に寄り添う必要は
あるのかという疑問がある」と指摘されていた。賛成である。
それを受けて、山口氏は「他者が始めたゲームに気づいたら参加させら
れていて、しかも真面目な日本人は、その土俵で必死に頑張り、上位を目
指してしまうサガがあります」と応じられていた。20年以上も彼等アメリ
カ人(「白人」としても良いと思う)の中で、彼らの1人となって、彼ら
の思想・信条・哲学の下でというか、彼らの文化と思考体系に順応して働
いていた者として言えば、この点も尤もな指摘であると思う。
換言すれば「彼らヨーロッパ/アメリカ人たちが打ち出した基準を最高
のものの如く崇めて受け入れ、それに何としても付いていこうとする必要
は最早ないのではないか」と言っておられると読んだ。私は永年の白人世
界で過ごして「我が国にはヨーロッパ/アメリカにはない独自の文明
(civilization)と文化(culture)がある。それらを何か彼ら白人の世
界のものよりも低位にあるかの如くに誤解して卑下する必要など毛頭な
い」と認識しているので、両氏の指摘を尤もだと解釈したのだ。
敢えて再確認しておくと、私はこれまでに何度か「マスコミが世界の最
新の科学と学問、スポーツ、歌舞音曲といった芸能の分野に我が国の優れ
た人たちが進出して輝かしき実績を挙げるか、世界的に著名は賞を受ける
と欣喜雀躍して、一斉に連日連夜報道して『さー、皆で祝いましょう。喜
びを分かち合いましょう』と騒ぎ立てるのだ。
それはそれで結構なことだが、海外で認められたことでそんなに歓喜す
る時代は過ぎたのではないか。我が国には“ジャパン・アズ・ナンバーワ
ン”と称えられた時期があったではないか。海外進出が快挙であった時代
は終わっているのではないのか。もっと矜持を持って自分の国に誇りを持
つべきではないのか」と指摘してあった。茂木氏と山口氏の指摘は、こう
いう点を穏やかに、実例を挙げて語っておられたと読んだのだ。
そこで、President誌に掲載されたランキングの概要を取り上げておこ
う。意外だと思われる方はおられるだろうと思う事は、我が国で崇められ
ているIvy Leagueの代表的な名門、ハーバード大学は第3位なのだった。
第1位はオックスフォード大学、第2位はカリフォルニア工科大学
(Caltech)、4位はスタンフォード大学、第5位はケンブリッジ大学、第6
位はマサチューセッツ工科大学(MIT)、第7位はプリンストン大学、第8
位はカリフォルニア大学バークレー校(州立)、第9位はイエール大学、
第10位はシカゴ大学となっており、上位10校は見事なほどアメリカとUKの
大学だった。
50位までをザット見ていくと15位にスイスのスイス連邦工科大学チュー
リッヒ校、16位に北京大学と精華大学、17位にトロント大学(カナダ)、
21位にシンガポール大学、30位に香港大学、32位にルートヴィヒ・マクシ
ミリアン大学ミュンヘン(ドイツ)、33位にメルボルン大学(オーストラ
リア)、35位に東京大学、37位にブリティッシュコロンビア大学(カナ
ダ)、38位にミュンヘン工科大学とアメリカとイギリス以外の大学がラン
クされていた。因みに、50位にはマンチェスター大学(UK)だった。私は
中国の大学の評価が高いのは気になった。
重ねて言うと「このようなランキンが出てきたことで一喜一憂する必要
などない」のである。寡聞にして、このランキングを採り上げて報じてい
たメデイアがなかったように思うがもし見る機会があって、報道機関が卑
下するような自虐的な論調だったとしても「何を言うか」と相手にしない
ようにして頂きたいのだ。山口氏は「相手の土俵で必死に頑張らないよう
に」と示唆しておられたではないか。私はこの指摘は報道機関に向けられ
たと解釈するものだ。
◎◇◆◇唸声の気になるニュースとストリートビュー 2022年7月24日◇◆◇
▼唸声一行日誌/今週の気になったことを一日一行に
07/18(月) 米インディアナのフードコートで銃乱射男を目撃者が射殺、死傷者5名
07/19(火) ネタ切れにビール切れ、切れるスシローか?スシローに切れる
か?
07/20(水) 英空軍基地の滑走路が猛暑で溶け離発着が一時停止・・・
07/21(木) 世界最強のパスポートは日本、ビザなし渡航193カ国でトップ
07/22(金). バイデンコロナで息子は訴追?10日以内に米中首脳会談・・・
07/23(土) 35歳のパンダ安楽死、人間年齢なら110歳、レンタルで安楽死?
07/24(日) サル痘、WHOが緊急事態宣言、感染者はゲイに多い・・・
https://ameblo.jp/unarigoe/entry-12754961620.html
今週の一言
直近1か月の東京都の新型ウイルス感染者は297435人で死亡者は49人、致
死率は0.016%と季節性インフルエンザの致死率0.01〜0.05%並みとなって
ます。もういい加減メディアで騒ぐのやめたらどうでしょうか?もうコロ
ナと呼ばずに武漢型インフルエンザとしてはどうでしょうか?当然なが
ら、2類から5類にすべきです。
唸声千流<インフルの5類で困るコロナ好き>
2022年07月25日
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