2022年09月04日

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
               頂門の一針 6250号
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   2022(令和4年)年 9月4日(日)



         【変見自在】付け火天国:高山 正之

    アベイズムで危機突破!:“シーチン”修一 2.0

            保守主義と安全保障:三橋貴明

        一流ホテルの薬局も深夜営業:宮崎正弘 
                 

                 重 要 情 報
                 身 辺 雑 記

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【変見自在】付け火天国
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         高山 正之


 神奈川・大磯の城山公園の一角に旧吉田邸がある。
庭先からは市街地越しに相模湾が望めた。

 三木武夫がそこを訪ねたとき、吉田は眺めのいい庭先にいて笑いながら
三木を手招きした。

「ほら悪党の家が燃えている」と平塚市街の方を指差した

 そこには河野一郎の二階建ての屋敷があって、紅蓮の炎に包まれてい
た。少し前、民族派の野村秋介が河野邸を訪れていた。河野は不在で、野
村は家人を退去させてから家に火を放った。家人の中に生後6カ月の太郎
がいた。

 野村は罪に服したあと今度は朝日新聞社長室に行って慰安婦の嘘ばかり
並べる中江利忠を厳しく説教してから拳銃自殺した。野村は河野邸の放火
で吉田茂が大喜びしたことは最後まで知らなかった。

 吉田は「インドネシアのスカルノと韓国の李承晩と河野一郎の三人を蛇
蝎のように嫌った」と堤堯『昭和の三傑』にある。三人ともカネに汚く、
吉田はそれを最も嫌った。

「私のように親の財産を使って家を建てれば頼んでも放火はされない」と
後に語っている。

「親」とは、元福井藩士の吉田健三のこと。ジャーディン・マセソン横浜
支店長を振り出しに実業界入りし、フランネル輸入などで大きな成功を収
めた。

 吉田茂は健三に所望された養子で、40歳で急逝した養父は城山に建てた
広大な屋敷と、当時のカネで50万円の財産を残した。屋敷は昭和30年代に
吉田茂が自費で数寄屋風に立て直している。

 やましさの一片もない吉田邸なのに、2009年3月22日の朝、何者か に
よって放火された。吉田の没後も大平首相とカーター大統領の日米首脳会
談の場にもなった 総檜造りの屋敷は火の付け所がよかったのか、全焼した。

 実は貴重な文化財の放火はその一週間前にもあった。横浜市戸塚区の旧
住友家俣野別邸で、同じ時刻に放火され全焼していた。俣野別邸は昭和初
期に建てられた西洋館で、04年に重文に指定され、一般公開に向けて補修
中だった。

 現場は高さ3メートルのフェンスがめぐらされ、侵入防止用の赤外線セン
サーも置かれていたが、犯人はその電源を事前に落としていた。ここまで
警戒していたのは前年の08年1月、県の重文指定を受け、一般公 開用の
整備をしていた藤沢市大鋸のモーガン邸が和のよさを取り入れた和 風西
洋館の私邸だった。

そういう前例があったから俣野別邸の補修工事は赤外線センサーを置い
た。放火犯はそれを事前に知っていたのだ。
吉田邸も実は俣野別邸やモーガン邸と同じように県の重文指定を受け、
一般公開のために公費による補修が行われていた。

 つまり三件とも国もしくは県の重文指定を受け、一般公開のために公費
を使って補修中だった。放火犯は内部事情に詳しい。犯行は三件とも夜明
けごろで、現場にはバ イクで乗り付けている。その線から様々な噂が出
てきた。

 例えば県の文化財保護に関わる部局で「大財閥が人民から搾取したカネ
で建てた建物にどれほどの意味があるのか」みたいな論議も裏で出ていた
とか。吉田茂が「私は河野一郎とは違う」と言ったことはその場では言及
されなかったみたいで、吉田邸も一緒に燃やされてしまった。

 その辺から「金持ちの趣味を保存するために県民の血税を使うべきでな
い」と信ずる県庁関係者がヒシと推測されていた。ただ問題はそこまで犯
人像が絞られながら、神奈川県警は動かなかった。

 ここはオウムが坂本弁護士一家を殺しバッジまで残していったのに放置
した過去がある。

今回も何もしないまま放火事件は時効を迎えた。

 サンマが目黒なら「付け火殺しは神奈川がいい」なんて言われていいのか。

〈新潮社編集部より〉

高山正之氏の本紙連載が、単行本になりました。

『変見自在バイデンは赤い』(定価1650円)絶賛発売中。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
   松本市 久保田 康文 

『週刊新潮』令和4年9月8日号採録
      

            
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アベイズムで危機突破!
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     “シーチン”修一 2.0


【雀庵の「大戦序章」86/通算518 2022/9/2/金】涼しくなり、雨が降ら
なかった8/30から外壁のペンキ塗りを始めた。日課の散歩の代わりで、2
時間程しかできないが、天気が良ければ来週中にはとりあえず終わるだろう。

ペンキを塗りながらちらった思った、俺の人生も塗り直したい、と。「血
に暴れれば角が立つ、嬢に竿させば流される、とかくこの世は面倒だ」。
しかし、過去があるから今がある、「過去を肥やしに今を意義あるように
生きればいいのじゃないか・・・」とも思う。

♪ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか ニ、ニ、ニーチェかサルトルか 
みーんな悩んで大きくなった(大きいわ 大物よ)俺もお前も大物だ!
(大物よ)・・・

1976年のサントリー・オールドのテレビCM。“焼け跡・闇市派”の野坂昭如
が歌い踊って随分人気になった。小生は25歳で出版社に潜り込んだばかり
で庶民向けのサントリー・レッドを愛飲していたが、上司が海外出張の土
産でジョニーウォーカーのレッドやブラック(ジョニ赤、ジョニ黒、どう
いう訳か高級酒の代表だった)をくれたりして、やがて口が肥えてジャッ
クダニエル、ヘネシーとかメーカーズマークなどでないと感激しない体に
なってしまった。

小料理屋「おそめ」のママの「お酒飲む人、花ならつぼみ、今日もサケ、
サケ、明日もサケ」。因果応報、6年ほど前にアル中になって今は一滴も
飲まない、飲めない(飲みたい!)が、最期には冷えた吟醸酒をおちょこ
で飲んで「うまいなー」と言って大往生することにしている。末期の酒で
生き返って「ホント、往生際が悪い!」なんて罵倒されたりして・・・


“焼け跡・闇市派”と言えば、亭主と娘を捨てて男と駆け落ちした淫乱ドン
スの“子宮作家”を思い出す。今東光に下半身封印を誓って天台宗の尼僧に
なり文壇に復帰、芸能人のようにファンを前に偉そうに説教していたが、
亭主と娘が許したのならともかく小生は嫌悪感を持つ。下劣!(人のこと
は言えそうもないが・・・)

大江健三郎ら容共&反日の“戦中・戦後世代”とそのチルドレンの時代が終
わって、日本を含む世界は新しい時代を迎えつつあるようだ。ざっくり言
えば「共産主義独裁 VS 自由民主主義」の冷戦版が「熱戦版」になってき
た。まあ露骨に言えば「反米 VS 親米」の最終戦争。国際版「天下分け目
の関ケ原」。

どちらにも与したくないような国が結構多いが、彼らは中立を装い、両方
の陣営から“うまい汁を吸う”という戦略のようである。風見鶏、洞ヶ峠の
21世紀版。

しかし、この手の国は、熱戦が決着しても勝者と敗者の双方から「嫌な野
郎、汚ねえ奴」と蔑まれるというリスクがある。もしそれなりに敬意を表
される「富国強兵」の国を目指すのであれば「中立」は良い戦略ではない
だろう。

「富国強兵は望まない、静かに暮らしたい、そっとしておいて」と言った
ところで、強国は概ね貪欲だから容赦しない。無抵抗主義の仏教国チベッ
トは情け容赦なく中共に併呑されてしまった。ウイグル民族、モンゴル民
族も中共から激しい弾圧を受けている。弱小国と言えども旗幟鮮明を求め
られるから、それなりの準備と覚悟が必要だ。戦国時代・・・難しい時代
である。

赤色独裁者は周辺のみならず世界革命をしないと安心できない。資本主義
経済は「日進月歩の競争経済」であり、競争のない共産主義経済ではとて
も太刀打ちできない。世界中を赤化しないとなりたたないのが共産主義経
済なのである。

共産主義国も富国強兵を目指しているが、競争の激しい最先端のハイテク
分野などではどうしても後れを取る。資本主義圏では必死で研究開発し市
場で勝負するのだが、共産主義国にはとてもそんな能力はない。先端技術
を盗むのは当たり前、さらに武力に訴えて周辺国を強奪し富国強兵を目指
すのが彼らの常套手段である。

プーチンは牙剥き出しにウクライナに咬みついている。ロシアと軍事同盟
を結ぶ貪欲な習近平も、己の実績づくりのために虎視眈々と獲物の台・日
を狙っている。「中国、ブータンとの係争地域で入植地建設」から。

<【ニューデリー2022/1/12 ロイター】中国が、領有権をめぐる係争が生
じているブータンとの国境地域での入植地建設を加速させている。ロイ
ターが行った人工衛星画像の分析で、2階建ての建物を含む200以上の構造
物の建設が6カ所で進められていることが分かった>

ブータンは人口90万人たらずの小国。ブータンが“幸せの絶頂期”だった
頃、国王は「GDPよりもGNH(国民総幸福量)を重視する」と語って世界か
ら注目されたものだが、習近平は容赦なく嚙みついた。チベット仏教の
ブータンはなす術もなく、国際社会も沈黙したままだ。

昨年、アフガニスタンは米国バイデンに見捨てられて、一神教に淫したイ
スラム過激派ゲリラのタリバンに乗っ取られた。一神教に淫している国は
珍しくないが、タリバンは今度は国家を維持・防衛する立場になったわけだ。

ゲリラ戦は自分の都合に合わせて好きな時に好きな所を攻撃できる。毛沢
東は「敵が出れば引く、敵が引けば出る」ゲリラ戦術を紅軍は徹底させて
勝利した。後進国の反政府組織はこの「毛沢東流ゲリラ戦」を大いに踏襲
して勝ってきた。確かに効き目はある。最強の米軍もソ連軍も係争地から
逃げ出した。

ゲリラ戦では、守る側は24時間365日、ありとあらゆる場所で敵対勢力か
らの攻撃に備えなくてはならない。内政・外政を余程厳格にしないと反
乱・侵略を防げないことになる。

タリバンはゲリラ戦で政権を奪取したが、今度は守る側になり、富国&強
兵を進めなければならない。因果応報かどうかはともかく、いずれも先立
つものはカネである。富国強兵のためには経済・商売を盛んにし、最低で
も国民が飢えないようにしなければならないが、隣国パキスタンの支援に
頼ってきたガチガチのイスラーム原理主義のタリバンが金儲けという、そ
んな“下劣”なことをできるわけがない。

アジア・太平洋制圧を目指す中共はパキスタンを支援し、そのカネの一部
がアフガニスタンのタリバンの資金源になっているだろうが、タリバン統
治下の庶民には回ってこないから暮らしは日を追うほどに貧しくなる一方
だ。この地獄を招致したのは愚かなバイデン米国民主党である。

パキスタンは今夏は大洪水に見舞われ資金が枯渇しているからタリバンへ
の支援は細るだろう。アフガン国民は今では生活苦に喘いでおり、国連が
人道支援したところでタリバンが猫ババするだけだから国民は飢餓地獄に
陥りそう。中共はタリバンとの関係を強めるチャンスだと支援するだろう
が、それも国民を助けることにはなりそうもない。気の毒ながらタリバン
政権が続く限り国民の地獄は続くのだろう。

弱肉強食は世の倣い・・・アフガンのように、あるいはウクライナのよう
になりたくなかったら平時から国家・国民が危機意識を持ち、自主独立の
「自立」に努めなければならない。経済力を強靭化するのは当然だが、軍
事力の強化も怠ってはならないということだ。

軍事・国防力のキモは「攻撃力は最大の防御力」であるということ。自前
で軍事力を強化するか、同盟を組むかしかないが、今のG20の先進諸国は
ほとんどが何らかの軍事同盟に参加しているのではないか。大きいのでは
米欧諸国などの北大西洋条約機構(NATO)、中露などの上海協力機構など
がある。「自前で軍事力を強化」すればカネがかかり過ぎるのだ。

アジア・太平洋制覇を目指す習近平・中共は今年からプーチン・ロシアと
の軍事協力、軍事行動を一気に強めているが、wowKrea 2022/8/26「中
国、ロシア主催の軍事演習に参加 『史上初』陸・海・空軍を全て派遣」
と、こう報じている。

<中国の官営英字紙“グローバルタイムズ”は8月26日「中国は30日からロ
シアで開かれる軍事演習に、史上初めて陸・海・空軍の兵力を同時に派遣
する」と報道した。

中国国防省の報道官は前日の記者会見で「中露軍事協力計画と合意に基づ
き、人民解放軍は“ボストーク(東方)2022”演習に参加するため、一部の
兵力をロシアに派遣した」と明らかにした。

中国の軍事専門家である宋忠平氏は同紙に「ロシアが主催する単一演習
に、中国の陸・海・空軍が同時に参加するのは今回が初めてで、中露軍事
協力の持続的な深化を示すものだ」とし「中国とロシアには各自の強みが
あるため、互いに学ぶことだろう」と語った>

世界を敵に回している中露は結束を強め、威嚇と挑発を強めている。自由
民主陣営はロシアの侵略と戦っているウクライナを「明日は我が身」と危
機感をもって全力で支援し続けなければならないが、安倍氏亡き後の日本
はリーダー不在のようで小生はいささか不安である。

グラント F.ニューシャム日本戦略研究フォーラム(JFSS)上席研究員・
元米海兵隊大佐が習近平・中共と戦う法輪功系メディアNTD(唐人
網)2022/7/12のインタビュー「安倍元総理が日本に残した影響」で安倍
氏の功績を語っている。以下抜粋。

<――安倍元総理の暗殺は、日本だけでなく、台湾さらにはインド太平洋で
どのような意味をもたらすか

安倍元総理は、日本への脅威を無視した愚かな平和主義から日本を立ち直
らせた、という点で称賛に値します。日本だけでなく、この地域の自由主
義国家を立ち直らせたのは彼なのです。

退任後も、日本の強力な国防、自由で開かれたインド太平洋、つまり自由
な国々が集まって自国の利益を守り、地域の繁栄を可能にすることをたゆ
まず推進していました。また、日米同盟を強く支持し、台湾の支持者でも
ありました。

――安倍氏は 、特に中国に対して何をしたのか


彼は一連の活動を始めました。日本の国防力、自衛力、理想を守る力を向
上させる活動です。まず、10年にわたる日本の防衛費削減を覆しました。
彼は、わずかでも毎年増加させました。これは大きな変化でした。いわゆ
る「集団的自衛権」に関する法律の解釈を変えたのです。

日本の官僚や政治家は、この(防衛費抑制という)概念のため、長年にわ
たって自国を締め付けてきました。国防力を高めるという当たり前のこと
さえ、できませんでした。安倍氏は、この状況を変えたのです。

現在、日本の自衛隊は全域で実戦訓練を行っていますし、他の国々と協力
しています。このようなことは、以前は全くありませんでした。政治家や
評論家たちが反対する中で、彼はそれを押し通しました。とても勇気の要
ることでした。

また「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」を変えさせ、米国側
と折り合いをつけることに成功しました。ですから現在 、日本は同盟国
として米軍を実際に支援できるようになったのです。変更前は、実際の支
援はできない状況でした。

さらに、世界中に出かけていくようになり、日本のために発言しました。
日本の政治家や首相は伝統的に物静かで、多くの国を訪れることはありま
せんでした。しかし、彼はあちこちに出かけ、民主主義の理想を訴えたの
です。

さらに、日米豪印の協力枠組み「クアッド」は彼の功績です。現在は非公
式な防衛グループですが、2006年に彼が最初に就任した時に軌道に乗せた
発想でした。これは評価に値します。「自由で開かれたインド太平洋」と
いう表現は、彼の政権で生まれたものです。

また、トランプ大統領の当選直前に米国がTPP(環太平洋パートナーシッ
プ協定)から離脱した後も、彼はその構想を継続していきました。それは
経済的にも政治的にも重要なことでした」

――この勢いは、安倍元総理が亡くなっても続いていくか

そう思います。日本の政治家、自衛隊の間でさえ(アベイズムは)かなり
定着していると思います。一般市民全体に定着しています(浸透しつつあ
ります?)。興味深いことに、日本の一般市民は、ほとんどの政治家より
も外交問題に対して優れたセンスを持っている(人が多い)と思います。
彼らは、国家が直面しているリスクを理解しています。

一般市民にとって、日本が防衛力を高め、米国との協力関係を向上するこ
とは理に叶うことなのです。(安倍氏の悲劇に際して)このような表現は
したくありませんが(日本の)大きな転換点になると思います。

日本に滞在したことのある人なら分かると思いますが、今の日本は10年前
とは大きく変わっています。第2次世界大戦の終焉以来、これほど良い振
る舞いと、強い責任感を持つ国は他にありません。地域そして世界にとっ
て(日本は)大きなプラスだと言えるでしょう>

安倍氏支持の小生としては“嬉し恥ずかし”の気分だが、安倍氏には確固と
した政治哲学「アベイズム」があった。状況を見ながら一歩一歩慎重に駒
を進め、猪突猛進吶喊小僧の小生から見ればイライラさせられる場面も
あったが、着実に「日本を取り戻」していった。歴史に名を遺す稀代の政
治家だった。

日本に限らず、為政者と国民に「国家運営哲学」というような基礎的思考
がないと一流国家にはなれないような気がする。「面白おかしく好き勝手
に生きてどこが悪い?!」と反発されるだろうが、国家という「土台」の
上で我々は生きているのであり、土台が脆弱では中露北のような「暴力団
的戦狼侵略国家」による侵略攻撃を抑止も撃退もできないだろう。

共産主義独裁国家による侵略戦争で負けて日本の「土台」が崩れれば「国
破れて山河在り」、面白おかしく生きるどころか奴隷にされ、逆らえば殺
される。「雪の国境越え 愛と逃亡の果て」、女優岡田嘉子と日共党員の
杉本良吉の樺太国境越え、着いたところは天国どころか「この世の地獄」。

歴史から学ばない、今の世界も知らない、知りたくもない、「いいじゃな
いの幸せならば」・・・これは人畜無害だが、立憲共産党みたいに、この
期に及んで自由世界で自由を謳歌しながら共産主義独裁を理想とするよう
な「自称リベラル≒中露北支持者」は実に多い。

彼らの多くはおそらくマルクス流「共産主義=暴力革命=一党独裁」を学
んだことはなく、「弱者と自然に優しい地球市民主義」くらいの認識しか
ないのだろう。赤色革命を目指す少数の確信犯的ワルに引率されている暗
愚の群、それが自称リベラルの実態ではないか。

彼らにつける薬はない。彼らは有事になれば「我らの内なる敵」になる。
立憲共産党は斜陽だが、あらゆる組織に根を張っているから油断大敵だ。
東京都武蔵野市はアカ(朝日記者の娘?)に乗っ取られて「文革」真っ盛
りだ。気を緩めることなく言論戦・選挙戦で駆除すべし。


 
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保守主義と安全保障
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       三橋貴明

 詳細は動画を観て頂ければいいのですが、
わたくしは「保守主義の始まり(エドモンド・バーク)」からして、保守
とは「コンサバティブ」というよりは
「メンテナンス」だと考えているわけです。

 先祖代々受け継いできた社会、システムを大切にし、
現実に対応できなくなった部分を「修繕」していくのが「保守」でしょ?

 日本の保守主義は、反米だったり、反中だったり、
親米(笑)だったり・・・・。反共だったら保守。

ということは、勝共連合(旧:統一教会)も保守?
バカバカしい。外国との関係など、環境によって変わってくる。靖国神社
に参拝すれば、保守? ということは、構造改革で日本の「先祖代々受け
継いできた社会、システム」を破壊した小泉純一郎も、保守?

『防衛論にまっとうな保守主義を(前略)故安倍晋三氏は、「防衛費の増
額は国債で対応していけばいい」と述べていたそうである。しかし日本が
防衛費を倍増したとして、その財源が借金だった場合に中国やロシアはど
う受け止めるか。

 「しめしめ、10年後の日本が楽しみだ」と考えるのではないか。 財政
が破綻した国の防衛ラインを破るのは、
 赤子の手をひねるようなものであろう。(中略)

安全保障の議論にはもっと大きな視野が必要であろう。
食料やエネルギーの安定供給も含めて論じるべきではないか。いわばまっ
とうな保守主義が欠けていると思うのである。』恐ろしいことに、タイト
ルと最後の部分以外は全て間違っている、日経新聞の「保守と安全保障」
論です。

もしかして、彼らの頭の中では、「保守=財政均衡論」
とでもなっているのだろうか。なっているんでしょうね。

現在の日本には、財政問題などない。国民を護るために、国債(貨幣)を
発行し、防衛力を強化し、東アジアの軍事バランスを回復させる。

国民を護り、先祖から受け継いだ国土、社会を護るために政府が動くこと
こそが、「保守」なのではないでしょうか。存在しない財政問題に足を取
られ、国力が衰退していくと、やがては供給能力が大幅に不足していく。

日本の生産力が無くなれば、貿易赤字が拡大し、固定為替相場制を採用せ
ざるを得なくなり最終的に外貨建て国債の発行に依存するようになり財政
破綻の可能性が生まれる。

日経の「シャッキンガー」論が、日本を亡国に導く。
財政破綻の可能性を生じさせる。加えて、東アジアの軍事バランスをさら
に中国に傾け、戦争の可能性を高める。

逆に、防衛・食料・エネルギー・防災・医療安全保障等を強化するため
に、政府が支出し、需要を創出。

総需要不足の解消、つまりはデフレ脱却と、安全保障強化を同時に達成で
き、日本の亡国は回避され、東アジアの軍事バランスが維持され、戦争が
起きない。

 日経新聞は、支那事変勃発後の
日本のマスコミ同様に、
日本国を「戦争」へと導いているんですよ。           


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 一流ホテルの薬局も深夜営業
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和四年(2022)8月29日(月曜日)弐
        通巻第7445号 
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トルコでロシア人観光客が医薬品の爆買い
現在までにおよそ300万人。一流ホテルの薬局も深夜営業
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 NATOを攪乱するトルコ。エルドアン大統領の辣腕ぶりはつとに知ら
れるが、米国が反対したロシア製イスカンダル(ミサイル防衛システム)
を導入し、ロシアからのパイプライン敷設を断行し、さらに夏にはフィン
ランドとスウェーデンのNATO加盟に強烈な反対を表明し、ロシアに飛
んでプーチンと談合を繰り返した。ウクライナからの小麦輸出が可能と
なったのも、トルコの仲介だった。

そのトルコに『ロシア異変』が起きている。もとよりロシア人観光客はト
ルコに溢れていた。キプロスやスペインにもロシア人ツアーが目立った
が、ウクライナ侵攻後はEUの制裁に直面したため、なおさらトルコ観光
が栄える。

 異変は薬屋においてロシア人の爆買いである。売れ筋は鎮痛剤、降圧
剤、そして糖尿治療薬。一流ホテルでも列ができた。 思い出すのはソ連
崩壊直後のロシアの風景だ。ルーブルがみるみる下落し、1ルーブ
ル=240円だったレートは、60円、1円、最後は12銭に大暴落を演じた時
代、どこへ行っても街中で近寄ってくるロシア人は「ドルと交換してくれ
ませんか?」、「栄養剤もってないか?」。そして「カラーフィルムを
譲って欲しい」。
ホテルの従業員からは執拗に「栄養剤があったら欲しい」と要求された。
あいにく当方は正露丸しかない(征露丸ではないが)。

 ちなみにトルコ観光局発表のロシア人入国は1月〜7月で220万人(前年
同期は155万人)。8月にはいって、さらに急増し8月17日までの速報で
524000人だそうな。
 
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☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆   書評 しょひょう 
BOOKREVIEW 書評  
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 縄文土器の出現は窯業史上を画期し、水田稲作遺跡は経済史を書き換えた
  前方後円墳は墓制、祭祀の歴史考察を画期し、マルクス歴史家は沈黙した

   ♪
藤尾慎一郎『日本の先史時代』(中公新書)
@@@@@@@@@@@@@@@@@
 この本の筆者は佐倉市にある国立歴史民俗博物館の教授で、専攻は先史
考古学。本書は日本の考古学最前線から『日本創世』の実像を追求する。
最新の情報がつまっていて、現段階の考古学の実情が手に取るように分か
る。知らないうちに最前線ではつぎつぎと従来的史観がひっくり返ってい
たのだ。1949年の岩宿の発見が、日本に旧石器時代の存在を浮き彫りにし
たが、以後、考古学世界では重要な遺跡の発見ラッシュが続いている。な
にしろ考古学を画期する遺跡がつぎつぎと出てくると、従来の歴史学者は
真っ青になる 氷河期が終わりかけた時代、北海道と樺太と沿海州シベリ
アは陸続きだった。本州と四国と九州は繋がっていた。日本海はまさに湖
のようで、津軽海峡は氷結すると渡河できた。対馬、壱岐も九州の一部
(つまり陸続き)だった。朝鮮半島は目の前、縄文海進で海面が上昇する
のは6000年から6500年前、縄文中期である。マンモスを追ってシベリアか
らやってきた原日本人は津軽海峡を渡河できた(マンモスは北海道で南下
がおわった、と著者は言う)。それ以前の氷河期には恐竜がうようよと日
本列島を這い回っていた。丹波から越前にかけて恐竜王国だが、この時代
までは本書はカバーしていない1999年に津軽半島の太平山元遺跡から
16500年前の土器が出土し、この「大事件」が日本史を塗り替えた。ただ
し、土器の出土は日常的に食糧を加工していたことは分かったが、弓矢、
石鏃は発見されなかった。漁は小舟で、狩猟は罠を仕掛けていたのだろう。
縄文芸術でもある土偶は13000年前のものが三点見つかっており、縄文中
期になると、祭祀の祭具として儀式に使われ、アニミズム的シャーマン
が、原始的な祈りを捧げるときに土偶を用いたことがわかったのも、近年
である。

水田遺跡でも板付遺跡から縄文土器が出土した。
ということは、稲作が縄文時代から定着していたことが判明したのだ。こ
の大発見は1978年になってからだ。つい昨日の大事件、板付遺跡の水田跡
には井戸、用水路、堰、取水溝、排水溝の設備があり、弥生時代になると
環濠集落化していたことも考古学的に証明された。「板付遺跡で水田稲作
が始まってから百年ほどたったころ、北西約1キロメートルにある那珂遺
跡で、環濠集落が出現する。環濠は二重にめぐって」(116p)いて、同
様に付近の遺跡から石剣、石鏃など武器がでた。戦争が常態化する時代と
なっていた。東北でも「前四世紀に遡る水田跡が発見された。弘前市にあ
る砂沢遺跡だ」(130p)。著者の藤尾氏は縦軸に先史時代、旧石器、縄
文、弥生、そして古代の遺跡を比較総合し硬質な記述を避けながら具体的
に論じていく。

 さて評者(宮崎)は高校時代の夏休みを利用して三週間ほど東日本を
ほっつき歩いたことがある。放浪癖は中学生時代からで、各地のユースホ
ステルに泊まり歩き、北は北海道でアイヌ集落、青森でねぶた祭り、仙台
で七夕祭り、三陸リアス式海岸も歩いた。学校の歴史では「登呂遺跡」が
日本最古と教わり、静岡へ行ったときは真っ先に登呂遺跡見学へ行った。
凄い人出があってわくわくしたものだった。1962年ごろだから60年前のこ
とになる!二年ほど前に改めて訪れたが、見学者がほとんどいない。閑散
としており、資料館は近所の子供たちの学習塾風。駅からのバスで登呂遺
跡(終点)まで乗っていたのは評者一人である。バスの運転手は「寂れて
しもうて、観光客なんか来んで。ここ(登呂)の前の縄文の遺跡がぎょう
さん出てきたからね」と言った。板付遺跡の発見は1950年だが、発掘は
1970年からで、用水路と灌漑施設が発見され、縄文期に水田があったと分
かったのは1978年である。比較的近年のことだ。稲作が弥生時代に半島か
らもたらされたとした従来の説は否定された。

真脇遺跡の発見は1980年、評者の息子が生まれた年である。能登半島は珠
洲市の手前が能都町、富山湾に面した入り江からちょっと奥まった場所
で、三方が段丘に囲まれて沖積層。6000年前から2300年前まで、じつに
3700年間、この真脇集落が継続したというから、三内丸山の5500年前から
1500年続いた例より長い。5000年前の地層からイルカの骨が夥しくでた。
それで真脇遺跡が「日本の漁業発祥の地」と言われる。真脇遺跡の敷地か
ら集団墓地が発見されたのが2000年で、加賀のチカモリ遺跡も1980年から
本格調査が開始された。共通は巨木を円形にくみ上げた祭壇。ともかく真
脇縄文集落が三内丸山より長いのは驚き以外のなにものでもない。

また鳥のかたちをした土器、把手付きの土製ランプ、魚のかたちをした石
製品等。ほかの遺跡にない遺物が大量にでて、このうちの219点の出土品
が重要文化財に指定された
2021年に「世界遺産」となった北海道、東北縄文遺跡群の代表格は三内丸
山である。存在は江戸時代からそれとなく分かっており菅江真澄の旅日記
にも三内丸山遺跡の場所に「ナニカアル」と書いている。
この三内丸山遺跡の発見は1974年だった。本格的な発掘がきまると、予定
していた野球場は別の場所に建設される。三内丸山遺跡は青森空港や新青
森駅からも近いので、いまでは相当な人手がある。ともかく本書は先史時
代の移り変わりを一望できるので有益である。
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム  
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樋泉克夫のコラム 
【知道中国 2414回】          
 習近平少年の読書遍歴・・・「あの世代」を育てた書籍(習80)
      ▽
 たとえば「外国の記者は客観・真実・公正な報道を強調している。客
観・真実・公正な報道は彼らの目指すところだ。一方、我々が敢えて客
観・真実・公正な報道を目指さず、単に自らの立場だけを強調したなら、
我々の報道は主観主義に陥り、一方的に過ぎてしまう」──劉少奇のこの発
言を標的に、筆杆子は集中砲火を浴びせ掛ける。

 こんな堕落した考えを持つゆえに劉少奇は「骨の髄からの外国の奴隷」
であり、「外国のブルジョワ階級の記者に完全にひれ伏し、とどのつまり
はプロレタリア階級の報道機関に“自らの邪な考え”を全面的に持ち込もう
とするものだ」と激烈に罵倒する。

 要するに「メディアは階級性、党派性を持つ」。だから「階級を超越し
た『客観報道』など全くありえない」。そこで「ブルジョワ階級の新聞は
人民を騙し、自らの階級の罪悪に満ちた統治を維持するために万策を弄し
てでも是と非を逆転させ、白を黒と誤魔化し、客観的事実を歪曲し、ゆえ
なく革命人民を侮辱するものでしかない」と糾弾する。炸裂した“紙の爆
弾”から飛び出すのは限りない悪罵に難癖である。

 これが『充分発揮筆杆子的戦闘作用』を貫く基本だが、では、筆杆子は
実際にはどのように運用されるのか。その実例を挙げておきたい。

 先ずは「紅小兵学習毛沢東思想補助読物」と名づけられた『我們是毛主
席的紅小兵』(上海人民出版社)だが、巻頭に置かれた「告読者」は次の
ように訴える。
「長い間、叛徒、内なる敵、労働匪賊の劉少奇と文化界の代理人は、出版
事業を資本主義復辟のための重要な陣地とし、封建・資本・修正主義の毒
素を撒き散らしてきた。

 少年の読み物において、「彼らは児童少年が毛沢東思想と労働者・農
民・兵士の英雄を学ぶことに反対した。資本主義の世界観を鼓吹し、ブル
ジョワ階級の『童心論』や『児童本意論』を売り捌いていた。その目的
は、少年世代を骨抜きにし、プロレタリア階級との間で後継者を奪い合
い、自らのための資本主義復辟に服務させようということにある」。まさ
にヘリクツだが、そのヘリクツを筆杆子はウンザリするほどに繰り返す。
それというのも、劉少奇路線に占領されてしまったメディアで毒された少
年世代を救い出し、「児童少年が毛沢東思想と労働者・農民・兵士の英雄
を学ぶこと」を徹底しようというわけだ。

 『我們是毛主席的紅小兵』には、ソ連と対峙する緊張の国境最前線で、
鉄道で、学校で、養豚場で、農場で、工場で、都市で、農村で、災害現場
で、「決心を定め、
犠牲を恐れず、万難を排し、勝利を勝ち取れ」「人民のための死こそが所
を得た死だ」「一に苦労を厭わず、二に死を恐れず」「凡そ反動分子とい
うものは君たちが戦わなかったら、倒れることはない」「断固として、
断々固とし階級闘争を忘れてはならない」などの『毛主席語録』の一節を
心にシッカリと刻むだけでなく、周りの仲間や大人に呼び掛け、「為人民
服務」の日々を率先励行している少年・少女についての27の物語──純粋無
垢な『毛沢東のよい子』たちの物語──が収められている。

 「米帝国主義、ソ連修正主義に狙いを定め、突撃だー!」と吶喊の声を
上げるのは、軍訓練幹部兼軍事演習指揮官兼紅小兵部隊長の志紅クン。肩
書に劣らず名前もスゴイ。「紅」を「志す」というのだから、正真正銘の
毛沢東思想の申し子だ。志紅クンは右手にピストルを掲げ大きな岩の上に
立ち、部下の少年に山頂への突撃を命じた。「突撃だーッ、殺せーッ」の
叫びは山をも揺るがすほど。紅小兵たちは怒涛のように、我先に山頂に攻
め登る。

 「暫しの後、山頂に紅旗が翩翻と翻る。紅小兵たちは勝利のうちの任務
完遂を喜びあった」。部下を整列させ点呼。志紅クンは部下の1人である
志軍クンが欠けているのに気づく。「軍」に「志す」とは、部下の名前も
隊長に負けずに『革命的』である。隊長が共産党(紅)で、部下が人民解
放軍(軍)を暗示・象徴している。勇気凜々・意気軒昂。
   □☆●□☆●□☆●☆□☆●□☆●□
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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読
者之声
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   ♪
(読者の声1)31日の桜チャンネルで、宮崎さんは「その後のアフガニ
スタンに興味ありますか?」がテーマだそうですが、大いに興味あります。
中国がカブール郊外に10階建ての工業ビルを建設するとか。戦争中の国
や、治安が最悪の箇所へ、よく出て行くものと感心してもいます。(DD
生、岐阜)


(宮崎正弘のコメント)直近のニュースと言えば、ムラー・ムハマド・ヤ
コブ国防相代行が記者会見し、「ザワヒリ暗殺のドローンはパキスタンの
基地からアフガニスタンのCIA拠点に運ばれた」としてパキスタン関与
を批判した。パキスタンはすぐに否定した。「遺体は(粉々になったの
で?)ない』(アルジャジーラ、8月28日)。
タリバン支配から一年を経過して、アフガニスタンの混乱と混沌はまだま
だ続いています。

━━━━━━━━━━━━━━
マレーシアの乾季と雨季
━━━━━━━━━━━━━━

★さまよい歩くのぞき見比較文化研究家★

マレーシアというと常夏のイメージですが、その他の赤道直下の国々と同
様に、乾季と雨季があります。気温は、乾季と雨季の違いに関わらず、年
間を通して25度から35度ぐらいで建物の中では年中エアコンがしっかり効
いています

かくいう私は、マレーシア=常夏=いつでも暑いというステレオタイプのも
と、持って行く衣類を用意したために、マレーシアに引っ越してから1週
間ぐらいは震える羽目に陥りました。屋外は常夏でも、室内では羽織もの
が必須だったんですね。

私がマレーシアに引っ越した時は乾季だったので、羽織ものがどこを探し
ても見つからず、日本の家族に送ってもらったカーディガンやセーターが
届くまでは、友達のセーターを借りてしのぎました。

そう、マレーシアの乾季と雨季、なんとなく(北半球の)夏と冬みたいな
感じなんですね。気温はほとんど変化がないのですが、乾季になると夏物
の衣類が販売され、雨季に入るとダーク系の色の衣類が増えたり、ちょっ
と厚ての羽織ものが売られるようになります。ブーツさえも販売されるよ
うになります。

実際に、乾季は雨が全く降らないわけではないのですが、降ったとしても
ほんの少し、雨季はスコールがあります。乾季は雨季に比べると晴れる日
が多く、湿度も低めです。

雨季のスコールでは、短時間に激しい雨が降り、湿度も高くなりますが、
激しいスコールの後はほこりなどが一掃され、さっぱりとした涼しい気分
に、時には肌寒く感じることもあります。それでも、30度前後の気温で
セーターとブーツはどうなんだろう?と思わないでもないですが、室内に
いる限り、年中セーターあるいは薄手の羽織ものが必要です。

ちなみに、常夏マレーシアでは、40度を超える日はあまりありません。最
近の日本のほうがよっぽど暑いのです。マレーシアの人々が、日中は熱中
症対策として屋外に出ることを避け、できるだけ歩くのを避けるためにタ
クシーを頻繁に利用することを考えると、40度でもしっかりきっちりスー
ツを着用している日本の方々の忍耐度というかその異常な感じはおのずと
明らかです。

ちびちび@マレーシア番外編 


━━━━━━━
重 要 情 報
━━━━━━━
◎兎角此の世には解り難いことばかり:前田正晶

GO:
つい先日のことだった。家内と外出すると、同じ棟から出てきた長身で垢
抜けた服装の女性が「カツカツ」とヒールの音を響かせて足早に我々を追
い抜いていった。ところが、この女性は50mほど先の四つ角の信号のとこ
ろに立ち止まって、しきりにスマートフォンをいじっていた。すると、直
ぐにそこに横っ腹に大きく「GO」と掲示された黒いタクシーが寄ってき
て、格好良く乗り込んで見せてGOだった。

「なるほど。これが日本交通の川鍋社長が週刊新潮の佐藤優氏との対談で
語っておられた、タクシー配車アプリか」と納得した。そんなに直ぐにタ
クシーが来るのかと言われそうだが、恐らくその交差点から50mも行かな
い場所に東京山手メデイカルセンターがあり、客待ちのタクシーは常時5
台やそこらは並んでいるのだ。

そこで、家内に言ったことは「この儘、世の中がディジタル化されるとい
うかスマートフォン用のアプリが増えていくと、何時の日か我々時代に遅
れた高齢者は街でタクシーが拾えなくなるかも知れないね」だった。実
は、我々が出掛けていく先はと言えば「漸くその扱いに慣れた、タブレッ
トで注文する回転しない回転寿司の『魚べい』だった」のだ。一事が万事
で、時代は誰が決めたのか知らない「スマートフォンを持っていないと暮
らせなくなる」方向に進んでいくようだ。

都民割り:
何を割るのかが解らないうちに発売されたのだそうだ。その施設と場所に
よっては、発売後の10分で完売したと報じられていた。その中の人気集中
の例としてニューオータニ(ホテル)のスイートルーム(なのかな?)が
テレビで紹介されていた。詳細まで記憶していないが、確か1泊1人85,000
円の部屋が何パーセントか割引になる他に、ホテル内のレストラン等の施
設を使えるクーポンが貰えるとあった。

話を聞いていると、何となく「インバウンド」とやらが一向に回復してこ
ない状況にあるかのようなホテル業界に、救いの手を差し伸べているかの
ような感があった。それはそれで結構なことだと思うが、そういう事より
も、岸田内閣は給与水準が可及的に引き上げられるような策を講じられる
事を優先して頂く方が良いことのように思えてならない。

私は在職中は仕事の性質上、自慢じゃないがアメリカ中の有名ホテルを
corporate rateという格安の値段で泊まって歩かざるを得なかった。だ
が、仕事では夜チェックインで朝食を終えればチェックアウトして外出と
いう具合で、ゆっくり高級ホテル滞在を楽しんだという記憶がない。ただ
泊まって寝るだけでは、シングルベッドの部屋でもスイートルームでも同
じことだった。朝食だって多くの場合にブレックファストミーティングの
場に過ぎなかったので、美味いと感じたのはオレンジジュールまでだった。

90歳が目前に迫ってきた残り少ない人生だから、偶にはニューオータニの
ようなホテルと悠々と過ごすのも良いかなと思っても、直ぐに完売では手
遅れだったのは残念だ。この世は上手く行かないものだ。

国葬:
岸田文雄総理は何かを見誤っておられたのかという感があるのは見当違い
かな。それは、安倍晋三元総理が亡くなられた直後に、あれほど多くの国
民が実際に献花に出掛け心からの弔意を示したのを見て、野党とマスコミ
がここを先途と批判するように「国会等での手続きを経ずして閣議決定」
を急がれたのではないかという気もする。私の「閃き」では、既に述べた
ように安倍晋三元総理が亡くなった直後に「国葬だろう」となっていた。

大体からして、私は功績があった総理大臣があのような形だろうと何だろ
うと亡くなった場合に、国葬にすることの当否を世論調査で問うべき事の
如くに持っていった野党とマスコミの手口が良く解らないのだ。しかも、
立憲民主党の泉健太代表はしきりに予算というか「金」を問題にしている
し、不参加云々に触れているのは我が国の政党の代表としては非常に礼節
を欠いていると非難したくなる。共産党が反対というのは何ら不思議では
ないので、論評の限りではない。

しかも、そこに「魔女狩り」とまで言う向きが出てきたあの野党とマスコ
ミ連合軍が血道を上げている「自民党議員と旧統一教会とも関連の問題」
が出てきた。その為に、この岸田総理の判断というか問題の傾向と対策を
混乱させた(のだろう?)元凶の山上徹也のことなど何処かに消し飛ばさ
れてしまった。マスコミは警察庁と奈良県警の総括の遅れと責任者の進退
問題の決定の遅れ等は、さして問題にしていない。専ら「自民党と旧統一
教会の関係批判」だけだ。

岸田さんの優柔不断振りに見える点も気になるが、野党とマスコミ連合軍
が不当に与論を誘導して世間を何処に持っていこうとしているのかが「見
え見え」なのが気に入らない。旧統一教会と関係があったことは、何か法
に触れるのだろうかなどと考えさせられてしまいそうだ。兎角此の世には
解り難いことが多いのだ。


◎台風11号の沖縄襲来に、神の怒りを思へ。

テーマ:ブログ:北村維康

 台風11号が、沖縄に居座ってゐる。再三沖縄本島を窺ひ上陸する気配を
見せてゐる。これはふしぎなことだが、 

来る9月11日には、沖縄県知事選挙が行はれる。現職の玉城デニー知事
は、再選を狙ってゐるが、およそ沖縄は治外法権の如く、公職選挙法な
ど、どこ吹く風、公示の前から名前入りの幟は町の角々に建てるは、やり
たい放題である。しかも政治の内容はデタラメで、其処を沖縄を狙う中国
が付け込んで、思ふやうに入り込んでゐるやうだ。「いい加減にしろ」
と、ウタキの神様が怒り心頭に達して、台風の風と雨で清めてゐるに違ひ
ない。

 私は偶々、この機会に沖縄入りして、正しい沖縄は如何にあるべきか
を書いたチラシを配った。然し余りにも台風が暴れさうなので、安全を期
して本土に避難した。そして今、神の怒りにふと気がついたのである。沖
縄の同胞よ、神の怒りを想へ。そして正しい候補者に投票せよ。


━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━
4日の東京湾岸は曇り。

渡部亮次郎わたなべりょうじろう86歳。

元NHK政治部記者。当時「文芸春秋」に「赤坂太郎」で
政治評論を書いた。1字10円だった。

仙台、盛岡局勤務の後、東京の政治部へ。河野一郎を
担当。河野先生は酒 を一滴も飲めなかった。毎夜、赤坂の料亭に立ち
寄っていたが、お膳を前にお茶を飲んでいたとは。呑み助の私には想像も
できない。
外務大臣秘書官。その後、社団法人の理事長を18年間。
現在は年金生活者。メルマガ「頂門の一針」主宰者。
 
秋田県生まれ1936年1月13日。どこといって故障個所は無いから100位まで
は生きるだろう。このメルマガの届かなくなった日が私の死亡日です。

兄は81で、姉は91で死んだ。遺伝の話をすれば、 父親は60代に死んだが
母親は98まで生きた。

渡部 亮次郎

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渡部 亮次郎
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