2022年09月15日

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
               頂門の一針 6261号
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   2022(令和4年)年 9月15日(木)


       有事対応、全くお粗末な現実:櫻井よしこ

             安倍元総理の本質:北野幸伯

            安倍氏銃撃で状況一変:上杉隆 
        
      EU委員会と世界銀行が見積もり:宮崎正弘 
      
       過去の犯罪歴だけで差別しない:伊勢雅臣         

                 重 要 情 報
                 身 辺 雑 記

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         頂門の一針(まぐまぐ)
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「有事対応」、全くお粗末な現実 
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             櫻井よしこ

日本ルネッサンス 第1013号

中国人民解放軍(PLA)は8月30日から9月5日まで、ロシア軍との合同
軍事演習をロシア極東地域で行うと発表した。このことですぐに思い出す
のが今年5月24日、中露両軍が展開した13時間にもわたる合同軍事飛行だ。

それは東京で日米豪印(QUAD)首脳会談が行われている最中に決行さ
れた。前日には岸田文雄首相とバイデン大統領が首脳会談を行い、東シナ
海や南シナ海における中国の力による現状変更に強く反対し、台湾海峡の
平和と安定を重視するとして警告を発した。

日米両国が中国に対する厳しい共同声明を発表したタイミングで、中露両
軍は最新鋭の戦略爆撃機計6機を日本海、東シナ海、西太平洋上で13時間
も共同飛行させた。彼らが初めて日本周辺を共同飛行したのは2019年7月
だ。以来20年12月、21年11月と続き、今回は4回目だった。元空将の織田
邦男氏が解説した。

「中露は、日本や米国にQUADの動きを許さないぞ、と警告しているの
です。昨年10月、中露が軍艦10隻で日本列島をほぼ一周したときと同じ
で、力を誇示して政治的に脅迫するのです。軍事演習は繰り返すことに意
味があります。反復によって連携の練度が上がります。8月末からの合同
演習で彼らの作戦はさらに相互運用性が高まると思います」

中露による8月末からの演習は、22日からの米韓合同演習「乙支(ウルチ)
フリーダムシールド」(自由の盾演習)への牽制でもあろう。日本が注目
すべき点は中露の演習に北朝鮮が参加するか否かだと、織田氏は言う。

「1990年以降、中国は戦闘機や潜水艦をロシアから大量に輸入し始めまし
た。ロシアは中国への最大の武器装備供給国です。中露の演習に北朝鮮が
参加するような事態は日本の悪夢です。中露の軍事行動に合わせて北朝鮮
が弾道ミサイルを発射する。これこそわが国が最も懸念する三正面事態です」

沖縄県は福建省と友好都市

日本を取り巻く軍事的危機は本当に厳しい。そのことを岸田首相は認識し
ているのか。8月4日、中国は米下院議長のナンシー・ペロシ氏の台湾訪問
への報復として、台湾を取り囲む六つの海域で激しい軍事演習を行った。
その烈しさと規模は、専門家が台湾侵攻の予行演習だと見做したほどだ。
その中で中国軍はわが国の排他的経済水域(EEZ)にミサイル5発を撃
ち込んだ。にも拘わらず、岸田首相自身はその日、抗議もせず、国家安全
保障会議も開かなかった。

ミサイルが撃ち込まれたのはわが国最西端の与那国島からわずか80キロほ
どの海域だった。この種の攻撃を受ければ、紛争や戦争が起きてもおかし
くない。だが岸田首相が中国のミサイル攻撃に抗議する会見を開いたのは
一夜明けてペロシ氏と会談してからだった。中国は日本与(くみ)し易し
と、さぞ侮っていることだろう。こんな油断と無関心さを見せてはならな
い。中国に誤解させてはならないのだ。つけこまれること必定である。

だが、ご本人にはそんな批判は届いていないのであろう。8月10日の内閣
改造で岸田氏は語っている。「有事に対応する政策断行内閣」だと。強い
言葉を使っているが、足下を見ると全く対策などとられていない。与那国
町の住民は約1600人、町長の糸数健一氏は有事対応とは住民を島外に避難
させることだと強調する。

「国は国民保護法でさまざまな状況を想定しています。住民に避難を指示
できるのは、武力攻撃事態が認定されてからで、軍事侵攻が始まる段階で
す。それでは遅すぎます。切羽詰まった状況下で住民に避難を指示できる
といっても、島には地下壕もありません。住民を島に残しておくことは危
険すぎます。どうすればよいのか。県にも国にも解決策を求めましたが回
答はありません」

8月19日の金曜日、玉城デニー沖縄県知事は知事選を前に与那国島を訪れ
た。そこで糸数氏は「台湾有事は日本有事、沖縄有事だ。住民を危機の中
でどう守るべきか、県に問い合わせても回答が得られない」と訴えた。す
ると玉城知事はこう言ったという。

「この件は世界中のウチナンチュー(沖縄人)に呼びかけて、どの国とも
仲よくするのが大事だ」

答えになっていない。糸数氏はさらに訴えた。

「台湾の花蓮市と与那国は姉妹都市で今年は提携40年目だ。あらゆる意味
で日台交流に協力したい」

すると玉城氏は「沖縄県は福建省と友好都市だ」と回答したという。

「中国によって沖縄、とりわけ与那国をはじめとする小さな島々が危機に
直面していることへの理解がないのです。こんな状況ですからいざという
とき、1600人をどう守るか、国に問い合わせると、県を通してくれと言
う。与那国は現実の危機に直面しているのです。そのことを分かってほしい」

糸数氏の訴えはもっともだ。

町民避難のための基金

住民保護は地方自治体が主導して具体策をつくらなければならない。県も
国も頼れない状況下、与那国町がいまできることは何なのか。糸数氏は有
事の際、島民の集合場所3か所はこれまでの防災訓練等で決まっていると
いう。しかしそこから先は全て未定である。

「あくまでも仮定の話ですが、大型機の離着陸が可能な長い滑走路をもつ
下地島に住民を避難させるとして、現在の定期便では一度に50人を運べま
す。島民全員の避難には30回以上飛んでもらわないといけません。しかも
それは極めて短時間にやり遂げないとならない」

そんなことは可能なのかと糸数氏は自問する。住民の島外避難と入れ替え
に自衛隊が島に入ることも必要だろう。しかし、それこそ国の決定事項
で、与那国町は関与できない。住民避難の課題さえ県とも国ともまともな
話し合いができていない段階で、町長の悩みは深い。これが日本の実態な
のである。糸数氏はいま、町民避難のための基金の設立さえ考えていると
いう。

「有事の際、島民をまとめてどこかに避難させる目途がつかない以上、町
長としては、危険が迫ったら早めに家族や親戚のいる所に一時的に身を寄
せて下さいと言うしかない。そのために飛行機代や当座の出費として一人
100万円支給すれば何とかなるのではないか。1600人で16億円、そのよう
な基金も用意して、とにかく住民を守らなければと考え始めています」

台湾からわずか111キロ、与那国島は台湾有事の際、恐らく最も危険な島
のひとつになる。その島で町長がこんな悩みを抱えているのだ。中露の力
による現状変更は止まらない。台湾有事の危険性も高まる一方だ。「有事
に対応する政策断行内閣」と宣言した岸田氏よ、首相として有事対応の本
気度を見せよ。      

            
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★安倍元総理の本質
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        北野幸伯

安倍元総理の国葬について、「反対」の人が多いそうです。「文春オンラ
イン」が7月30日から8月7日までに行った調査では、

「賛成」が499人(16.7%)
「反対」が2375人(79.7%)
「どちらともいえない」が107人(3.6%)

なんと約8割が「国葬反対」。
朝日新聞が9月10日、11日に行った調査によると、
国葬賛成は38%、反対は56%でした。

こちらは、文春オンラインより反対派が少ないです。
どうして反対派が多いのでしょうか?
一番大きいのは、最近の「統一教会つながり報道」でしょ
うか。その前を見ると、「桜を見る会」とか「モリカケ問題」とか、いろ
いろ騒がれていました。

リベラルな人たちは、安倍元総理が「靖国参拝」したこと
や、憲法改正に熱心だったこと、集団的自衛権を行使でき
るようにしたことなどを批判します。さらに保守陣営でも、安倍政権が消
費税を二回引き上げたことで、幻滅した人がかなりいました。

では、私自身はどうでしょうか?

私は、安倍さんが総理大臣だったころ、モスクワに住んで
いました。それで、私の視点は、「外国人と変わらない視点」だろうと思
います。では、外国人から見る安倍総理は、どうだったのでしょうか?
これは間違いなく、

【日本史上もっとも偉大な政治家だった 】です。

そのことは、安倍元総理が亡くなったときのリアクション
を見ればわかります。

・トランプ、アメリカ前大統領「世界のとてつもない損失だ」(容疑者に
ついて)「地球から偉大な存在を奪ったことに迅速かつ重い代償を払うこ
とを望む」

・蔡英文、台湾総統
「言葉にならないほどのショックを受けています。台湾に実に多くのご支
援とご配慮をくださいました。私たちはこのことを決して忘れません」

・オーストラリア、 アルバニージー首相
「日本は真の愛国者と真のリーダーを失った。
また、オーストラリアは“真の友人”を失った」

・エリザベス英女王
「深く悲しんでいます。2016年に安倍ご夫妻とお会いした時のことを懐か
しく思い出します」

・カナダ、トルドー首相
「安倍晋三氏の暗殺は信じられないほど衝撃的で、深く悲しんでいる。世
界は志ある偉大な人物を失った。カナダは親しい友人を失った」「友よ、
あなたがいなくなると寂しくなる」

・バイデン米大統領
「彼の妻と家族、日本の人々にとってだけでなく、世
界にとっての損失だ。平和と決断力の男である彼は、皆に惜しまれるだろう」

・オバマ米元大統領
「友人であり、長年のパートナーだった安倍氏が暗殺され
、衝撃と悲しみを感じている」「日米同盟を強化するための我々の活動や
感動的な経験を、ずっと心に留めている」

・インド、モディ首相
「親愛なる友人が悲惨な死を遂げ、言葉にできないほどシ
ョックを受け、悲しい。今日はインド全体が日本とともに彼の死を悼んで
いる」

・ダライ・ラマ14世
「私たちの豊かな仏教の文化遺産とアイデンティティを守
るための支援に非常に感謝しています」「安倍氏は、他者のために奉仕す
る、本当に意義深い人生を送りました」

・マクロン仏大統領
「フランス国民の名において、日本政府並びに日本国民に
哀悼の意を表します。国に生涯を捧げ、世界の均衡に努めた偉大な首相を
日本は失いました」

・プーチン、ロシア大統領
「犯罪者の手は、長い間、日本政府を率いて、両国間の良
好な隣人関係を発展させるために多くのことをした優秀な
政治家の人生を断ち切った」「シンゾウとは定期的に連絡を取り合い、彼
の優れた資質は十分に発揮されていた。
この素晴らしい人物のよき思い出は彼を知るすべての人の
心に永遠に残るだろう」

・ニュージーランド、アーダーン首相
「日本の安倍晋三元総理が集会で銃撃された後に死亡した
というニュースを見て、本当にショックを受けています」
「彼は常に集中していて思慮深く、また、寛大でした。
最初の二国間会談の後、公式写真の撮影を待っていた際、
安倍元総理が、私の猫が死んだことを『残念に思う』と言
ってくれたことを覚えています」「日本の総理大臣を最も長く務めた安倍
元総理、その喪失感を多くの人々が深く感じることでしょう」

・メルケル、ドイツ前首相
「かつての長年の同僚である安倍晋三氏に対する恐ろしい
暗殺計画の知らせに接し、非常に驚愕しています。私たちは緊密にお互い
に信頼を寄せて協力し合ってきました。私は安倍氏と一緒に仕事をするの
が楽しみでした。私の気持ちは安倍氏、安倍夫人、そして彼の家族と共に
あります」


どうでしょうか?

世界のリーダーたちが、安倍さんの死に衝撃を受け、悲し
みました。外国のリーダーたちは、国葬に反対している日本人とは違う視
点で安倍さんのことを見ていたことになります。一体、なぜ安倍さんは、
外国で「偉大だった!」と絶賛されているのでしょうか?

安倍総理が偉大である三つの理由を挙げましょう。


1、中国の【 反日統一共同戦線戦略 】を無力化した

2012年11月、中国は、ロシアと韓国に「【反日統一共同
戦線】を創ろう!」と提案しました。

中国の提案は、

・中ロ韓で、「反日統一共同戦線」を創ろう!
・中ロ韓で、日本の領土要求を断念させよう
・断念させる領土とは、北方領土、竹島、尖閣と【沖縄】
である
・日本、【沖縄の領有権はない】!!!
・反日統一共同戦線には、【アメリカ】も引き入れる


これを見て、【トンデモ陰謀論きた〜〜〜〜〜!!!】
と思われた方は、こちらの証拠を熟読してください。

https://rpejournal.com/rosianokoe.pdf


私は当時、「日中戦争がはじまった!」と嘆きました。
ところが、2012年12月に安倍さんが総理に返り咲き、そ
れから3年かけて、中国の戦略を無力化することに成功したのです。

どういうことでしょうか?
ざっくりお話しします。

中国の戦略は、「日米」「日ロ」「日韓」関係をぶちこわ
すことで「反日包囲網」を築き、日本を破滅させることで
した。そこで安倍さんは、「日米」「日ロ」「日韓」関係を良好にするこ
とで、中国の戦略を無力化したのです。

裏事情を知る人にとって、
安倍元総理は、まさに【日本を救った人】だったのです。

後二つ、ざっくりと。
安倍総理、実をいうと【歴史に名が残る世界的戦略家】で
す。
なぜ?
今、日本、アメリカ、欧州、インド、オーストラリアなど
は、共通の「対中大戦略」をもっています。そう、「自由で開かれたイン
ド太平洋戦略」です。この戦略を考え出したのが、安倍元総理なのです。

皆さん、考えてみてください。
「日本の総理大臣が考えた大戦略が、西側諸国全体の共通
戦略になっている」これは、すごいことではないですか?
少なくとも「歴史上はじめて」であることは間違いありま
せん。

もう一つ。


安倍元総理は、【真の自立外交】を成し遂げました。
これをいうと、必ず、「何をいいやがる。安倍さんは、トランプのポチ
だっただろ!」と反論がきます。
いえいえ。安倍さんは、トランプのポチではありません。


トランプはTPPから離脱しました。安倍さんは、TPPを推進しつづけました。

トランプはパリ協定から離脱しました。
安倍さんは、パリ協定を支持しつづけました。

トランプはWHOから離脱する方針でした。
安倍さんは、WHOを支持しつづけました。

トランプは、「エルサレムはイスラエルの首都」と認定し
ました。
安倍さんは、この決定に反対しました。

トランプは、イラン核合意から離脱しました。
安倍さんは、イラン核合意を支持しつづけました。

どうですか?

安倍さんは、トランプの重要な決定にほとんど反対してい
ます。これでも「安倍さんはトランプのポチ」といえるでしょうか?

実際は、「これほどアメリカ大統領のいうことを聞かない
日本の首相はいなかった」といえるのです。

さらにすごいのは。
安倍さんは、トランプのいうことを全然聞かず、
なおかつ【トランプの親友だった】ということ。
これは、本当にすごいことです。

アメリカに逆らった総理は、他にもいました。
田中総理、細川総理、鳩山総理など。
いずれも短期間で失脚しています。

安倍さんは、自立外交をしてアメリカに逆らい、なおかつ
オバマ、トランプの親友で、史上最長政権を実現したので
す。真に偉大な人物だったといえるでしょう。

というわけで、私は国葬に賛成です。
ですが、国葬に反対の人の意見も理解できます。
とはいえ、「安倍元総理の功績が知られていないのではな
いか」と思い、メルマガを出させていただきました。


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安倍氏銃撃で状況一変
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        上杉隆


ついに外れた五輪汚職という不正隠しの蓋


東京地検特捜部の捜査により次々と明らかになる、東京オリンピックを巡
る不正の実態。なぜ開催から1年というこのタイミングで、「五輪汚職」
というパンドラの箱は開かれたのでしょうか。今回のメルマガ『上杉隆の
「ニッポンの問題点」』では、ジャーナリストで『暴走検察』の著者でも
ある上杉さんが、これまで時の権力に左右され続けてきた東京地検が蘇っ
た理由を考察しています。

【五輪汚職】蘇った東京地検特捜部、続々逮捕の3つの理由(1)
安倍晋三元首相の銃殺
甲斐行夫検事総長の就任
市川宏東京地検特捜部長の存在
五輪汚職のパンドラの箱の蓋が開いた。連日、東京地検特捜部による捜査
が続いている。期待してよいのだろうか。何度も裏切られた特捜部に、私
たちは期待してもよいのだろうか。

「検察は、厳正公平・不偏不党を旨として、事案の真相を明らかにし、刑
罰法令を適正かつ迅速に適用・実現することを使命としています。安全な
社会があってこそ、国民の皆さんは安心して、仕事をし、学校に行き、日
常生活を送ることができるものだと思います。検察としては、警察等関係
機関と連携しつつ、安全・安心な社会の実現に貢献するため、基本に忠実
に、一つ一つの事件に取り組むことにより、国民の皆様の期待に応えられ
るよう、力を尽くしたいと思っております」(甲斐検事総長)

長年、検察では「安倍=黒川」ラインの暗黒時代が続いていた。とくに
2012年の第二次安倍政権以降、時の権力に左右される検察の姿に世間の期
待は低かった。

私たちの税金を何兆円も使ったスポーツイベントにおいて、私腹を肥やす
輩をジャーナリズムが糾弾しても、黙殺されるのが関の山だった。いや、
それどころか、検察幹部は、不正を追及するジャーナリストたちをマスメ
ディア、とくに記者クラブと一緒になって排除する始末だった。これは
『ニューズ・オプエド』で報じ批判し続けてきた通りだ。

● 【検証!東京2020贈賄疑惑事件第4弾 事件の本質を暴く!何故事件は起
きたのか!?】ニューズ・オプエド

ところが、7月8日に状況は一変した。安倍晋三元首相という、本人も無自
覚の大きな存在が暗殺によって消えたのだ。不正隠しの蓋が外れ、闇の中
に光が差し込み始めた。

端緒は、広告代理店最大手の電通本社と五輪組織委員会理事の高橋治之容
疑者への捜査だった。東京地検特捜部は、本丸である電通と高橋容疑者の
自宅と会社への家宅捜索を行い、高橋容疑者を逮捕したのだ。

AOKIやKADOKAWAなどのスポンサー企業は捜査のための「階段」にすぎない
ターゲットのひとりが高橋治之氏だった。

筆者にとって、元電通で五輪理事の高橋治之容疑者の逮捕は何よりの驚き
だった。           


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 EU委員会と世界銀行が見積もり
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和四年(2022)9月12日(月曜日)
        通巻第7459号 <前日発行>
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EU委員会と世界銀行が見積もり報告を提示
ウクライナ復興に必要なコストは3490億ドル
(およそ50兆円)
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 9月9日、世界銀行とEU委員会はウクライナ復興資金見積もり報告を
提示した。それによれば社会インフラ、学校、病院、住宅再建、道路補修
そのほかに必要なコストは3490億ドル(およそ50兆円)とはじき出
した。

 EUはすでに100億ユーロの拠金を決めており、人道支援ならびに緊
急軍事支援に使われる。くわえて、別途50億ユーロがパイプラインの再
建に必要コストと見積もり、予算化する用意があるとした。合計150億
ユーロ(およそ2兆円強)だ。
 世銀みつもりの25分の1である。

 しかしウクライナは緊急に170億ドルが必要で、向こう三年以内に
1050億ドル、ともかく年内に34億ドルの支援を要請すると、デニ
ス・シュミガル(ウクライナ首相が)が表明した。
 ウクライナの2020年のGDPは1556億ドルで、前年比マイナス
4%、戦争開始以来、推定されるGDPはマイナス60%、人口4400
万人のうち、まだ700万人は外国に避難したままである。

 また七月にマドリッドに開催されたNATO会議ではオンライン出席の
ゼレンスキー大統領は、『毎月50億ドルが必要』とひたすらカネを要求
した。スペインはウクライナ兵の特訓を9月からひき受けている。

 欧州のネットにでた意見のなかには「ウクライナはお荷物。もういい加
減にして欲しい」という反撥意見が並ぶようになった。
□☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き☆□☆□   
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☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆     書評 しょひょう 
BOOKREVIEW 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 国民の90%
が「中国が嫌いだ」と応答しているにもかかわらず
「自民党議員の80%が親中派」という矛盾。これ如何に?

   ♪
門田隆将『日中友好侵略史』(産経新聞出版)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 重厚な労作で、中国という邪悪な存在を外交の裏面から、様々なエピ
ソードを交えて解き明かす。本書の基軸は「日中友好」なるものが、中国
の、間接的な、しかし高等戦術を駆使した日本「侵略」であったという外
交戦術の本質をえぐる視点にある。
日本は中国共産党のマインド・コントロールにみごとに引っかかった。し
かも、その工作に協力した日本人が多くいたのだから始末に負えない。
 たしかに昭和三十年代まで戦争体験組の一部に中国に対する『贖罪意
識』とかの不可思議な心象を抱いていた人々の一群があった。また中国か
らの引き上げ組の一部には郷愁があったし、インテリには古代からの中華
文化への憧れがあった。
もうひとつ加えると無事に帰還できた日本兵の蒋介石に対する温情に対し
て感謝の気持ちが強くあった。恩返しをしたいと台湾防衛に白団や根本・
元中将らが蒋介石のもとに馳せ参じた。金門島防衛の参謀役は根本だった。
 田中角栄の国交回復から半世紀が経って9月29日に記念日を迎える
が、その祝賀行事の侘しさ。
 いま、日本国民の90%が中国は嫌いという世論なのに、永田町には国
民の声をしっかりと代弁する政治家が少数である。『台湾有事は日本の有
事』と真実を述べると「極右」のレッテルが貼られるほどにメディアの中
国報道は可笑しい。国民から浮き上がっている。
 メディアはもとより北京万歳組だから、我国における中国論はまことに
不思議な現象を醸し出してきた。
評者(宮崎)の体験で言うと、中国批判をしていた論客は1989年6月
4日までは稀な存在で、チャイナウォッチャーの集まりに出ると白い目で
見られた。天安門事件以後、中国批判の批評家が増えたが、反日暴動の
時、ウィグル人権問題が浮かび上がったときも、中国批判組は主流メディ
アからは遠ざけられた。
この雰囲気、たぶん古代のシナ崇拝の環境と似ているのではないか。
 日中友好の足がかりをつくった創成期のひとりは元華族の西園寺公一
だった。祖父は西園寺公望。公一は宮内省入りの予定だったが、「マルク
ス主義者であることを理由に拒否、外務省の試験を受けるが不合格」。
 結局、西園寺公一は嘱託として外務省条約局に勤務し、ゾルゲや尾崎と
いうソ連スパイと交流した。このため「国防保安法違反容疑で逮捕」さ
れ、西園寺公爵家から「廃嫡」された。
 この西園寺公一を標的に中国共産党独裁政権は「対日工作」の代理人に
仕立てあげるべく廖承志の巧妙狡猾な接触が始まった。日本は左翼の全盛
期。ウィーンで開催された「諸国民平和大会」には西園寺、廖承志の他、
羽仁五郎や共産党員等も参加し、宋慶齢、郭沫若の顔もあった。
 しっかりとオルグされた西園寺は「国交回復のメドが立つまで」、北京
に駐在し、日本と中国の根回しをおこなう。つまり無自覚の影響力ある代
理人ではなく、「自覚」したエージェントに自らなり下がった。
 中国は日本の野党とも強いコネクションがある
国会で最終決定権を持つ政権中枢にアプローチできる代理人を探していた
のだ。
 廖承志は日本で生まれ、日本人と同じレベルの日本語を駆使し、その
上、父親は孫文の後継者に擬されたほどの革命家である。父の仲凱は
1925年に暗殺された。余談だが、広州市に廖承志親子の記念館がある。
十五年ほど前に孫文元帥府の裏道をうろうろ歩いていたら、小学校に行き
当たり、その入口の教室が記念館に当てられていたので見学したことを思
い出した。「日中友好」の美名に隠れて展開された工作が写真パネルで業
績として示されていた。ただし、ガラスケースもなく専業案内係もいな
い、粗末な記念館だったが。。
 さて廖承志の対日工作の重要課題は「自民党への工作強化」である。石
橋湛山と松村謙三に最初のターゲットが絞られた。
廖承志は松村謙三の趣味が蘭の栽培と囲であることを知り、蘭に詳しい朱
徳元帥が、囲は陳毅(副首相)が担当となった。そこまで芸が細かいのは
どの国でも外交の初歩だが、国交もない時代に中国は松村を籠絡させるた
めに手の込んだ準備をした。そして松村訪中団が実現し、帯同した古井と
か田川とかの議員等によって「その後、日中国交正常化への推進勢力とな
る」のである。
 次の標的は公明党だった。現在の日本で、もっとも「中国寄りの政党」
だが、池田大作との面談を廖承志に勧めたのはLT貿易でしられる高碕達
之助だった。
 同時期に中国の工作はブンカジンにも及び、亀井勝一郎を団長とする
作家たちが北京に招待された。
亀井勝一郎といえば、日本浪曼派の作家であり、『大和古寺風物詩』や
『聖徳太子』、『美貌の皇后』などの著作で知られた。そんな作家が、な
ぜ中国にのめり込んだのか。学生時代の左翼活動の古巣へ舞い戻りたかっ
たのか。評者が保田与重郎、林房雄、檀一雄らが昭和47年に復刊した月
刊『浪曼』の編集に携わったとき、すでに亀井は鬼籍に入っていたので聞
く機会はなかった。
亀井訪中団のなかで中国が対日工作のターゲットとして絞り込んだのが、
女流作家の有吉佐和子だった
 中国が目をつけたのは「思想・信条の自由や言論の自由が保証された日
本では、野党に大きな『権限』が与えられているからである。『国会質
問』だ」(50p)
 井上靖、平野謙ら訪中団のなかで、とりわけ目立った有吉。歓迎会では
周恩来も彼女と並んで写真に収まり、「日本の作家たちの影響力で、なん
とか日本の政権を中国に呼び込みたい意図が滲んでいる。いつの時代も、
作家には左翼思想が多い。映画、演劇、文学、ジャーナリズムは、左翼系
の牙城である。それだけに周恩来や廖承志は彼らの中に出来るだけ多くの
『親中分子』をつくりたかった」(56p)
 有吉を駆使し、中国は池田大作を狙い撃ちした。
 創価学会、公明党が雪崩をうって親中路線を突っ走る引き金を引いたの
は有吉佐和子だったのだ。やがて「池田が身元引受人となって創価大学が
受け入れた海外留学生第一号の程永華は、2010年に駐日大使となった」。
 かくて「公明党が『中国の代弁者』であるのは、はるか半世紀以上前か
ら始まった中国共産党の『対日工作』による」のである。
 こうして日本には中国との友好、文化交流が重要というムードが醸成さ
れ田中角栄は台湾と断交してまで北京と結ぶ日本外交の愚策を演じ、『転
換』を行った。ところが日中国交回復から半世紀を閲して、ムードは反転
し、国内世論は反中国となった。
 22年9月8日に台湾外交部は、安倍晋三元首相の国葬への代表派遣の
意向を示しところ、中国外務省の毛寧副報道局長は「台湾独立勢力が政治
工作する舞台を日本は提供してはならない」と内政干渉の発言をした。中
国は日本の国葬儀に対して、「台湾は中国の不可分の領土だ」と相変わら
ず非現実的な言辞を弄したが、こうも言った。「日本は『一つの中国』原
則に基づき厳格に処理すべきだ。政治的なたくらみは実現できない」
岸田、林ラインの日本外交は、中国の度重なる内政干渉に強い反論もせ
ず、沈黙気味である。こうした居丈高な中国の姿勢、傲然たる態度が日本
人を立腹させた。
 「日本の技術、カネ、ノウハウは、なにもなかった中国を確実に復興さ
せていった。それが深化し、実際に中国が国力をつけてくると、中国の態
度は変わった。日本に対する感謝は消え、あろうことか日本を『下』に見
て、居丈高な態度が目立つようになった」(374p)
 六世紀に仏教が伝来してから九世紀の遣唐使廃止まで、日本政治は中国
の『下』だった。大和朝廷には強い主権意識がまだ希薄だった。シナが文
明と文化の先進国と誤解しておおくの留学生が派遣されたが、学ぶベき本
質を習得するや殆どが帰国した。逆に日本へ派遣された遣日使の多くは日
本に留まり、帰国を希望しなかった。
帰化人、渡来人の多くはなぜ自分たちの国に帰らず日本への永住を望んだ
のか。
「もはや学ぶべきことはない」と遣唐使の中止を建言したのは菅原道真
だった。いま、求められるのは『現代の菅原道真』ではないのか。
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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読
者之声
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(読者の声1)貴誌7457号の「地域社会共同体からの乖離、離脱こそ
が個人の潜在的な価値を高める最大の条件になっている」とお考えの海外
にお住いのKM生様のご見解を以下のごとく二つ(A:とB:)に整理・引用
してみました。そして私はCのごとき感想を持ちました。

A)1.260年間の江戸時代の根本的な国策は「現状維持・徳川家固守」で
あった為、全ての政策はこの目的の為に作られた。これによって、人民の
「職業、移動、生活規範、道徳、などの自由」が厳しく制限され、その結
果、多くの「人材の能力」が開花される事なく、失われた。
2.現在においても、日本人も「完全に自由」ではなく、独裁的強制的単
一な国営文科省教育によって、自動的に賎脳を受け、その結果自主的に多
くの「自由」を自ら制限している。例えば7割ほどの児童・生徒・学生
は、6334年間の盲目的修行を当然の必要な人生経歴だと信じて、他の
選択を調査、検討する事もしない。
 3.更に、安定、安心、安全な状態は、忖度し安定志向となり、周りの
人間・組織と
の問題を回避し、個人の野望、進歩をも低減する傾向を生み出す。清貧の
礼賛。過保護で育った子供は、肥満体となり怠惰な人生を送る。美味しい
物を食べることが人生の目標になる。
 4.徳川家の利益のために、日本は鎖国、停滞、現状固持が続き、現在
進行中の「失われた30年」の原因にもなっている。独裁政権・霞ヶ関幕府
が、その共同体員の利益のために、日本が犠牲になっている。国民の1%
にも満たない、政治、経済、教育、報道などの指導者が、99%の国民に
犠牲を強いている。現状維持のために、未来が否定されている。世界は進
歩するので現状維持とは、相対的な劣化を意味する。

B)5.明治になって、「農民は村を離れる自由」を得る。都会などに出
て、色々と見て周り、知識を得て、試してみて、職業、商売などを始め
る。完璧な自由ではないが、村の共同体に比べると比較にならない。この
様な、地域社会共同体からの乖離、離脱こそが個人の潜在的な価値を高め
る最大の条件になっている。 
ユダヤ人は、外的な理由で、物理的な国を失い、世界に拡散する結果に
なった訳であるが、国家の喪失=個人の自由が拡大化=能力の飛躍的進歩
になった、と思われる。
 6.ところが、飢餓、貧困、差別、逆境とは、必然的に生き延びる為に
生活力、免疫力、創造力を増大する。
7.皮肉にも、もし日本が侵略、占領され、ユダヤ人が辿った過去を追従
する事態になれば、世界に拡散した日本人は、初めて、期せずして本来の
潜在能力を発揮する機会になるかも知れない。それから2000年後、ついに
国土を奪還し、放火され消滅していた伊勢神宮、明治神宮も再構築する。
天皇も総理も、毎朝参拝なさる。そんな未来が長い苦難の後、訪れるかも。

C)通巻7453号で、私はこう書きました。
「価値には欲望的価値から根源的(死活的)価値までの幅があり、人間の
社会はこの双方の価値量(強さ)の合計が膨張してゆく過程がインフレで
あり、沈滞・縮小し
てゆく過程がデフレである。今までの『需要>供給』時がインフレ、『需
要<供給』時がデフレという理論は、金兌換廃止後の通貨体制下ではイン
フレ・デフレの派生
的・付随的現象であり、出発点の理論ではない。・・・欲望的価値が膨ら
んで行く過程は、通常の「インフレの領域」であるものの、根源的・死活
的価値が大きくなり
だした時こそ、ハイパーインフレの端緒であり、それは食糧・エネルギー
資源などが数字で認識できる(目に見える)尋常ではない(縮小)現象が
始まった時である。・・・死活的価値の急増(膨張)は、戦争・政治体制
や権力の移行による混乱・自然災害・物流(サプライチェーンなど)の遮
断・疫病などを原因とする。簡単に言ってしまえば、コスト・プッシュ・
インフレの原因が、極端になった段階にハイパーインフレが発生する」
 
 私の考えは、つまり、Aは専らデフレ(マインド)的・もしくは弱イン
フレ的マインドの国家(民族)の状態、Bはインフレ(マインド)濃厚国
家(民族)の状態であるが、死活的危機に直面し、ハイパーインフレを経
験した国家(民族)は、事後「(自国にとっての利益を求める体制のため
の)グローバル世界」を希求し、覇権主義的な「富国強兵」の度合いが濃
くなるというものです。(SSA生)

(読者の声2)連載されている樋泉克夫氏の詳細なる現地報告書【知道中
国 2419回】によると、文革初期の中心テーマは「四旧(旧思想・旧文
化・旧風俗・旧習慣)の打破」。
「労働者・農民よ、哲学を学べ」と哲学学習が大いに奨励。「哲学を哲学
者や書籍から解き放ち、民衆が手にする尖鋭な武器とせよ」(『毛主席語
録』)「毛主席の哲学思想を立派に学び自覚的に世界観を改造せよ」最後
は「毛主席の哲学思想を真に自らのものとし、中国革命の為、世界革命の
為、全人類解放のために全身全霊で貢献しよう」と結ばれる。『文革式聖
人君子の創られ方』と。
 過去77年間の日本にとっての「四旧(旧思想・旧文化・旧風俗・旧習
慣)とは、GHQ主席様が創られた「新しい思想、文化、風俗、習慣」であ
り、端的に言えば「3S」スポーツ、セックス、スクリーン(映画)に象
徴される。
旧日本に関するあらゆる有形無形の国体から人民は解き放され、新憲法は
「先鋭な武器」として使われ、この米国式文化大革命は日本のあらゆる指
導者が嬉々として全身全霊で進められ、今だに継続されている。
毛首席もGHQ様も、ごく短期間に、人民の「全身全霊」を操作することに
よって、極めてコスパの高い改造を廉く成し遂げた。
 この事例から学ぶことは、その気になれば、強い指導者が居れば、精密
な計画を施行すれば、今の荒廃した日本の国体を再建する事が可能である。
国家とは、国体とは、不動産でもなく、富の総額でもなく、「思想・文
化・風俗・習慣」を保持する極めて「抽象的な無形」な存在である。
逆に言えば、たとえ高額な不動産を支配する国家であっても、国体は消滅
している事もある。米国をはじめ日本を含め、多くの国家がそんな状況に
なってきているという新しい時代が到来した。
NEW WORLD ORDERを礼賛する指導者 vs 「四旧(旧思想・旧文化・旧風
俗・旧習慣)人民防衛軍 の世界戦争とも言える。蛇足ながら「聖人君
子」の日本政府、文科省、NHK などは人民軍の敵であるらしい。人民軍の
味方は少なく、武器もない。末筆ながら、桶泉氏に謝謝。
 (在米のKM生)


(読者の声3)9月の千田会は『読んでおきたい日本の「宗教書」』『日
本再建は水戸学国体論から!』ダブル出版記念講演会 『日本復活のため、
いま学ぶべき国のかたち』
 https://www.kokuchpro.com/event/sendakai_127/
 新進気鋭の保守系講師二人=『読んでおきたい日本の「宗教書」』著者
の小野耕資先生と『日本再建は水戸学国体論から』著者の折本龍則先生
が、新刊出版記念講演会『日本復活のため、いま学ぶべき「国のかた
ち」』と題して語ります。今回は『維新と興亜』編集部様が後援。皆様の
ご来場をお待ちしております。
          記
【日時】令和4年9月25日(日)18時30分〜20時30分(開場:18時10分)
【会場】としま区民センター6階会議室601-602 豊島区東池袋1-20-10
 交通:JR・東京メトロ・西武池袋線・東武東上線「池袋駅」東口32番出
口より徒歩4分
【参加費】事前申込:2000円、当日申込:2500円、事前申込の大学
生:1000円、高校生以下無料
【講師1】小野耕資(おのこうすけ)先生 大アジア研究会代表
 昭和60年神奈川県生まれ。青山学院大学文学研究科史学専攻博士前期課
程修了。現在、道義国家日本を再建する言論誌『維新と興亜』副編集長、
大アジア研究会 代表、里見日本文化学研究所 研究員。著書『資本主義の
超克-思想史から見る日本の理想-』『筆一本で権力と闘いつづけた男 陸
羯南』。近著は新刊『読んでおきたい日本の「宗教書」 日本人の生き方
を考える12冊』
【講師2】折本龍則 (おりもとたつのり)先生 崎門学研究会代表・浦安市
議会議員
 昭和59年、千葉県浦安市出身。早稲田大学政経学部卒。現在、浦安市議
会議員。道義国家日本を再建する言論誌『維新と興亜』発行人。崎門学研
究会代表。著書『崎門学と保建大記』、共著『権藤成卿の君民共治論』。
近著は新刊『日本再建は水戸学国体論から!新論 国体篇』

【申込先】9月24日21時迄にメールでのみ受付(氏名=漢字フルネームと連
絡先必須)
     E-mail:morale_meeting@yahoo.co.jp
【主催】千田会 https://sendakai.wixsite.com/home

(読者の声4)9月7日のフィンランドの日刊紙・イルタサノマットによ
ると、ロシアのサンクトペテルブルク市の地方コミューンの議会(市議会
よりも小規模)で、昨今のプーチン大統領のウクライナ戦争に対する批判
が大っぴらに出てきたそうです。
約10人の地方議員がプーチン大統領批判をしたそうです。批判内容は戦争
による負傷兵の増加、外国資本の逃避、ロシア人知識人の国外逃避・・・
など、私達が知っている情報はプーチンの情報統制にも拘らず、大都市で
は多くのロシア人たちも知っているようです。
これから、この様な批判が弾圧されるのか、それとも、ロシア国内で拡大
していくのか見ものです。
  (佐々木章、フィンランド)


━━━━━━━━━━━━━━
過去の犯罪歴だけで差別しない
━━━━━━━━━━━━━━
           伊勢雅臣


旧統一教会の集会出席、「過去の犯罪歴だけで差別しない」と米子市長の
堂々たる正論


<市長という立場は、私の支援者であろうとなかろうと、思想信条がどう
であろうと、市民であれば話も聞く>

<悪質な商法が問題ということであれば、消費者契約法に基づいて、適切
に司法の手続が行われるべき>

<仮に過去に犯罪歴があったとしても、過去の犯罪歴だけで差別しない>

<教団側に過去、悪質商法のトラブルがあったことは認識しているが、現
時点で国政や警察の側で何等かの措置が取られてない以上、市民の皆様の
集会に出席することに問題はない>

米子市内の施設で開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の集会に
過去2回、来賓として出席、あいさつしたことをメディアにとがめられた
伊木隆司米子市長の答え(要約)だが、まさに正論。立派な答えではない
か(全文はフェイスブックで)。

朝日新聞などのメディアに追及されて右往左往している自民党議員たちは
伊木市長を見習えと言いたい。

茂木敏充幹事長あたりが、最初にこう答えていれば朝日などのメディアも
追及しようがなかったろう。

と、前置きが長くなったのは、今週も各誌、代わり映えのしない統一教会
批判を続けているからだ。

『週刊新潮』(9月1日秋初月増大号)「地獄へ落ちる『岸田統一教
会$ュ権』 やっぱりズブズブ 教祖『文鮮明ファミリー』とお友達『萩
生田政調会長』の嘘・嘘・嘘」

統一教会の大幹部とお友達≠ニいうのだが、事務所スタッフが管理して
いるフェイスブックで「友達申請」があったのを承認しただけ。

━━━━━━━
重 要 情 報
━━━━━━━

◎なおス:前田正晶


「なおス」とはSNS上で流行ったとか聞いた表現「なおエ」を流用してみ
たのだった。即ち、「なおエ」とは大谷翔平が幾ら活躍しても「なお、エ
ンジェルスは負けた」なのだそうで、昨13日の夜は村上宗隆が55本目の本
塁打を打っていた。だが、「なお、スワローズは7対9でジャイアンツに敗
れた」という残念な結果だったのだ。

実は、昨13日にはスワローズ対ジャイアンツは村上宗隆が菅野から54本
目を打った辺りまでは見ていたが、スワローズの敗色濃厚と判断したし、
好みではないジャイアンツが勝つところを見たくないので、観戦を打ち
切って早寝にしてしまった。その為に55本目は見損なったのだが、1回の
裏に先頭打者・塩見が菅野の初球をホームランにしたところで「スワロー
ズに勝ち目なし」と閃いていた。

勝負の結末は兎も角、村上宗隆は大した打者だし素晴らしい素材だと高
く評価している。彼は私が定義する「運動神経発達型」の選手ではないよ
うだと見ていたが、最近になって足も速いことが解ってきたので、漸くこ
れぞ近年希に見る大谷翔平の域に達するだろう打者になるかと評価するよ
うになった。それでは遅いじゃないかと言われれば確かにその通りだ。だ
が、凄い素質を持った選手が必ずしもその素材を活かした大選手になると
は限らないのだ。

村上宗隆は5年目でその域に達したのだから凄い。村上の素材として凄
さの他に打者として何処が優れているかを認識できたのは、嘗ての3冠
王・松中信彦の解説を聞く機会があったからだ。松中は村上の素晴らしさ
は投球に合わせてバックスイングを開始するのではなく、最初から「弓を
後方に目一杯引いた形で待っていて、その位置からスゥイングを開始して
いること」と分析していた。この形で打つのは容易ならざる技術であると
賞賛していた。これで初めて「なるほど」と納得した。

確かに、気をつけて村上の打法を観察して見ると、その目一杯引いた形
がゴルフなどで言われている”top-of-the-swing“(=トップスイング)に
なっていると解った。昨夜の54本目のスゥイングなどは誠に目にも止まら
ぬ速さで、投げた菅野が後ろを振り向いたときには既にライト後方の観客
席に球が飛び込んでいたかの感すらあった。

私には村上宗隆がこの儘60本まで到達するのか、あるいは新記録を打ち
立てて貰いたいと思う。だが、これまで通りに成長していくだろうから、
何れはMLBからの勧誘も来るだろうし、本人も向こうに行って「限りある
身の力試さん」と望むだろう。MLBでの成長と大活躍を期待しても良いだ
ろう。

言い難いことだが、昨夜の敗戦でスワローズはベイスターズに5.5ゲー
ム差に迫られてしまった。そのベイスターズの勝利たるやヒット1本でそ
の1点も内野ゴロで取ったものだったそうだ。スワローズは14試合残して
11試合勝てないと連覇にはならないそうだ。私は既に指摘したように先発
投手陣の駒不足が気になる。山田哲人とオスナとサンタナが奮起して打っ
て勝っていかないと、上記とは別な形の「なおス」になってしまいはしな
いか。

だが、それにつけても悲しいと言うか残念なことは「何故、我らがサッ
カー界には大谷翔平級や村上宗隆級の素材が現れないのだろうか」と、何
時もも残念に思っている辺りだ。

◎本当の敵は何処にゐる?本気の
          パネル・ディスカッション

テーマ:ブログ:北村維康

 世の中には、パネル・ディスカッションといふ討論会形式がある。それ
ぞれの論客が、自分の置かれた立場を代表して、本心を述べ合ふものだ
が、得てして、仲良しクラブに偏する傾向があり、面白くもなんともな
い。かつて埼玉大学の長谷川三千子名誉教授は、「こんなパネル・ディス
カッションなど、盛り上がりに欠いてつまらない。本当は、論者同士が、
怒って、壇上でつかみかからんばかりに論争するのなら、見応へもあるの
だが」とコメントしたことがある。さう言ふ点では、今回のK女史とR氏と
の論争などは、二者の立場の相違と言ふか、主観の違ひを明確に表してゐ
る点で、今後のこの問題の決着に、寄与するのではないかと期待されるの
である。

そこで、この論争を整理し直して、論点の推移を明らかにしてみよう。

A.司会者(ブログ主)

 司会: 今回の沖縄の知事選挙では、大変に失望した。沖縄は中国に
盗られたのも同然。日本全体が取られるかもしれない。

B. K女史: 沖縄人が決めたこと。一切国の補助金などの援助はしな
いことです。災害も自衛隊を派遣しない。デニーが知事の内はネ。司会者
の応援は役に立たなかったのは、沖縄人がをかしい。

C. R氏:左派の圧倒的な選挙応援に対して、自民党政府は何もしなかっ
た。K女史は、日本の周りの地政学的な状態が分かってゐない。自民党か
らの援助も、スズメの涙だった。

D.K女史:なにさ、上から目線で偉さうに。もうメールするな。

E.講評(司会):両者とも、自分の立場を代弁してゐるが、其処にとど
まってゐる。ではこの膠着した国難を解決するにはどうしたらよいのかと
の各論がない。今、一番必要なこととは一体何なのか???

司会者の意見を言へば、日本は安倍元総理の暗殺に対する報復、つまり敵
討ちを、真剣に考へる必要がある。主敵は、日本海の向こう側にゐる国々
である。これをやっつけなくては、日本人の目が覚めない。

アメリカも、大東亜戦争以後、日本に対して、脛に瑕を持つ身(原爆投
下のこと)を自覚し、日本人から復讐されることを恐れて、日本で『忠臣
蔵』の歌舞伎上演、映画の公開などを禁じた。今、国葬や統一教会のこと
など、枝葉末節である。そんなことに拘るのは、一種の陽動作戦だ。よろ
しいですか。我らの元の首相が殺されたのですぞ。
(本件に関する、ご意見をお送り下さい)


━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━
15日の東京湾岸は晴。

渡部亮次郎わたなべりょうじろう86歳。

元NHK政治部記者。当時「文芸春秋」に「赤坂太郎」で
政治評論を書いた。1字10円だった。

仙台、盛岡局勤務の後、東京の政治部へ。河野一郎を
担当。河野先生は酒 を一滴も飲めなかった。毎夜、赤坂の料亭に立ち
寄っていたが、お膳を前にお茶を飲んでいたとは。呑み助の私には想像も
できない。
外務大臣秘書官。その後、社団法人の理事長を18年間。
現在は年金生活者。メルマガ「頂門の一針」主宰者。
 
秋田県生まれ1936年1月13日。どこといって故障個所は無いから100位まで
は生きるだろう。このメルマガの届かなくなった日が私の死亡日です。

兄は81で、姉は91で死んだ。遺伝の話をすれば、 父親は60代に死んだが
母親は98まで生きた。

渡部 亮次郎

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