2022年09月22日

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
               頂門の一針 6267号
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   2022(令和4年)年 9月22日(木)



     自衛隊法改正が危機対応の前提だ:櫻井よしこ
  
             台湾有事で国民脅す:高野孟 

      ガス代、年60万円時代は来るか?:和田憲治

            アルメニア軍が窮地:宮崎正弘 
                 

                 重 要 情 報
                 身 辺 雑 記

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自衛隊法改正が危機対応の前提だ
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           櫻井よしこ

日本ルネッサンス 第1015回

ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問を機に、台湾を巡る軍事情勢が大
きく変化した。中国軍機はほぼ連日、台湾海峡の中間線を越えて飛行し威
嚇を続ける。中国に近い台湾の離島、金門島と馬祖島には中国軍の無人機
(ドローン)が侵入を続ける。台湾側は遂に9月1日、中国の無人機を撃ち
落とした。台湾情勢は確実に緊張激化の方向に進んでいる。

また、ロシアが極東で行う4年に一度の軍事訓練、「ボストーク2022」で
は中露両軍が北海道沖の日本海で実射訓練をした。台湾有事のとき、ロシ
アは北方領土や北海道周辺で軍事行動を展開し、日本が南西諸島と台湾に
集中できないように、力を分散させる戦略が見てとれる。

危機が迫るいま、有事で押し潰されないように自衛力を強め、理に適った
軍事行動をとれるように自衛隊法の欠陥を正して部隊行動基準(ROE)
を定めることが急がれる。元空将の織田邦男氏が、空における軍事的緊張
の危険性について次のように警告した。

日本も中国もどの国の空軍も戦闘機にはミサイルを搭載し、機関砲を装備
して飛ぶ。フル装備の戦闘機同士がミサイルの射程圏内で遭遇する場合、
明確なルールに従って行動しなければ空中衝突やミサイル発射という重大
事に至りかねない。地上や海上とは異なり、戦闘機の動きは超高速で、危
機は瞬時に有事に発展する。あらゆる意味で一触即発の危機に満ちている
のが空だという。

にもかかわらず、日本には危機をエスカレートさせないための法的整備が
ない、つまりROEがないと、織田氏は憂える。

陸も海も同様の不備に直面している。法律の土台になっている憲法が、日
本国は軍事力(戦力)を持ってはならないと規定し、自衛隊を軍隊ではな
く警察権の範疇にいれていることが元凶である。憲法は、国民、国土、領
海、領空を守るにしても、力の行使は最小限にとどめ、最後の最後になっ
ても軍事的手段はとらないとする考え方で作られている。それゆえに有事
対応の法律が整備されていないのは当然であろう。

軍と警察の大きな違い

その結果、台湾・日本有事のとき、与那国、宮古、下地、石垣などの沖縄
の島々の住民避難は「武力攻撃事態」が認定されてからようやく指示が出
せる状況だ。それでは遅すぎて住民は命の危険に晒される。

なぜもっと早めに武力攻撃事態を宣言できないのかという疑問は当然だ。
元陸上幕僚長の岩田清文氏は、これを国レベルで考えると全く別の様相が
見えてくると語る。

「もし日本政府が沖縄・台湾を巡る情勢が武力攻撃事態に至ったと認定す
れば、中国はこれを敵対的宣言と受けとめ事態がエスカレートしかねませ
ん。その場合、中国在住の邦人10万人は人質にされ、日本企業の資産も凍
結されかねない。国民と企業を守るために武力攻撃事態の認定が出来ない
という矛盾に陥るのです」

ならば、宣戦布告ととられるような宣言を出さずとも、眼前の状況判断に
基づいて住民避難を指示できるようにするのが政治であり、通常の軍の法
体系であろう。しかし、日本国の法律はこのような臨機応変の判断を自衛
隊には許していない。

これは軍のおよそ全てを否定する憲法の精神から生まれた悪しき結果であ
る。前述のように反軍思想に貫かれている憲法で自衛隊は軍隊でなく警察
法の体系下に置かれている。軍と警察の大きな違いはネガティブ・リスト
とポジティブ・リストである。日本を除く国々では軍はネガティブ・リス
トに基づいて行動する。これはしてはならないことのリストだ。非戦闘員
を殺してはならない、学校や病院を攻撃してはならない、捕虜を虐待して
はならないなどがその典型例だ。軍隊はこのネガティブ・リストを守った
うえで、状況に応じて司令官の判断で最善の方法をとって使命を達成する。

一方、警察はポジティブ・リストにあたる警察官職務執行法によって、し
てよいことを法律として明記している。逆に言えば、リストにないことは
一切してはならないのだ。

有事が迫ったとしても現場判断で住民に避難指示ができないのはこのポジ
ティブ・リスト、つまり警察ルールゆえだ。政府が武力攻撃を認定して初
めて、法制化されたルールに従って住民への退避の指示が許されるという
わけだ。自衛隊も国際社会の軍と同様、ネガティブ・リストを行動基準と
するのがよいのだが、それができていない。繰り返すが元凶は憲法だ。織
田氏が語る。

「どの国のどの軍隊も、いつでも命令一下、自衛権行使の権限を与えられ
ています。ただ、軍がやたらに軍事行動に走らないように制御するROE
があり、ROEが厳守されているかを監視するのが政治の役割です。日本
は命令を下すための法律論議が複雑で、命令が下ってからはROEのかわ
りに、警察法に基づくポジティブ・リストで自衛隊を縛っているのです」

ひたすら逃げるしか

全てが流動的になる有事のとき、現場でとるべき最善の行動を、永田町で
作った法律で時々刻々に、的確に把握し対応するのは困難だ。いま迫りつ
つある危機に現行法のままの体制で対応すれば、すでに述べたように住民
避難のための宣言が事態を逆にエスカレートさせかねない。

この本末転倒を避けるためのルールがROEなのである。ROEの設定に
よって、実は自衛隊員の直面する危機はより適切に管理され、結果として
隊員の命も守られることになる。織田氏が2016年に、東シナ海上空で発生
した危機について語った。

「当時、海上では日米印の共同軍事訓練が進行中で、海上の動きに呼応す
るように中国人民解放軍(PLA)の戦闘機が南下してきたのです。当
然、航空自衛隊はスクランブルをかけました。それに対して中国機が突然
挑発行動を取った。空自機をミサイル標的としてロックオンし、空自機は
撃墜されかねない危機に陥りました」

他国の空軍ならROEに基づいて空中戦(ドッグファイト)で逆転し相手
の戦闘機にミサイルをロックオンできる位置をとることなどが可能だ。し
かし、日本国にはそれがない。結果として空自機はひたすら逃げるしかな
かった。

「ミサイルの目眩ましになるフレアを出しながら、一挙に何万フィートも
降下するという命がけの危機回避行動でベテランの空自パイロットはよう
やく逃げきりました。けれど状況をふりかえれば、撃墜され、危機がエス
カレートして日中紛争が起きてもおかしくなかったと思います」

緊張が高まる今だからこそ、危機対応は現場の状況を踏まえなければなら
ない。現行の法の隙間を埋めるために、どの国の軍にもあるROEの設定
が急がれる。諸悪の根源である憲法改正の実現は言うまでもない。     



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 台湾有事で国民脅す
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        高野孟


「早ければ2027年」台湾有事で国民脅す“ヒゲの隊長”佐藤正久議員の半狂乱

ここ数年の間、いつ勃発しても不思議ではないとの報道が多く見られる台
湾有事。日米の専門家や政治家の中にも「もはや避けられない事実」のよ
うに論ずる向きが少なくありませんが、果たしてそれは正しい見立てなの
でしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャー
ナリストの高野孟さんが、「ヒゲの隊長」として知られた自民党参院議員
の佐藤正久氏の著作を取り上げ、台湾有事をはじめとした軍事論のあまり
のお粗末さを強く批判。さらに「佐藤氏のような人間が自民党の外交・防
衛政策の中心にいること自体が我が国の安全保障上の脅威」とまで言い
切っています。


プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告
会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経
ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイ
ダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授
に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県
鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

佐藤正久『知らないと後悔する、日本が侵攻される日』のお粗末な軍事論
/「日本侵攻は2027年か」と煽る無責任
佐藤正久は言わずと知れた元“ヒゲの隊長”で、自民党から参議院に出て早
3期目。今は自民党外交部会長、自民党国防議員連盟事務局長として同党
の外交・防衛政策を左右するキーパーソンである。岸田文雄政権は今年末
までに「安保3文書」すなわち国家安全保障戦略、防衛計画の大綱、中期
防衛力整備計画の改定を行い、そこでは「台湾有事切迫」という情勢認識
と、それに対して15年安保法制強行採決という安倍政治の遺産を大前提と
して、米日が緊密に協力して中国との戦争も辞さずに対処するという方向
での大軍拡路線が打ち出されることになりそうでそれには佐藤の果たす役
割も小さくないと考えられる。

そこで早速、佐藤が8月に上梓した『知らないと後悔する、日本が侵攻さ
れる日』(幻冬舎新書)を読んでみたが、これがとんでもなく粗雑な、ウ
クライナ戦争でのロシア軍の蛮行への人々の恐怖感をさんざん煽って、そ
れよりもさらに「一か国ではなく、ロシア、北朝鮮、中国の3カ国に狙わ
れている日本が抱える危険性は、開戦前のウクライナよりも高い」
(P.20)と脅しまくる、チンピラ右翼のアジビラのような代物で、呆れ
返ってしまった。

自衛隊OBの軍事論がこんなんで自衛隊は大丈夫なのか?自民党外交部会長
の戦略論がこんなんで自民党は大丈夫なのか?本誌がNo.1164(7月18日
号)で肯定的に紹介した文谷数重の『軍事研究』7月号の論文「間違いだ
らけの台湾有事論」をもう一度引き合いに出しながら検討する。
            



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ガス代、年60万円時代は来るか?
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          和田憲治

今日の日経新聞に
『体感物価、低所得層1.5倍 「ガス年60万円」』
という記事がありました。あなたの体感物価や生活基盤はどうでしょう
か?放送や音声講座の「米中20年戦争に備えよ」シリーズでは去年から
「本格的なインフレに入る」とガンガン取り上げていたのですが、現在で
は、世界的により強烈なインフレになっています。

私はインフレが起こる。アメリカでは金利が上がる。
ハイテク株はPER60倍だった株は30倍や20倍くらいまで売られるよ
うになる。ともお伝えしていました。
ハイテクを売って、その分石油やメタル系の資源株の分量を増やしまし
た。さて、日経の記事に戻りますと、恐ろしいことが書かれています。低
所得者層にとっては体感で1.5倍のダメージがあるというものです。確か
に、インフレ資産を持たずに月のキャッシュフローが少ない人はそうなり
ます。岸田政権はそこに現金5万円配って体感を鈍らせ、黙らせようとし
ています。

欧州ではいち早く電気ガス代が値上がりしました。
イタリアでは払えないから、「私達は払わない」というスローガンの市民
運動が始まっているそうです。インフレ、エネルギー高問題は、欧州全
体、世界全体に広がっています。ドイツについては日経の記事ではこうです。
ーーーーーーー
大国ドイツも揺らぐ。比較サイトのベリボックスによると
首都ベルリンで100平方メートルの家に住む場合、
ガス契約料金は最安で月平均400ユーロ弱(約5万7千円)
年間では60万円台になる計算だ。
単価は1年前の3倍に跳ね上がっている。
ーーーーーー

日本もガス代が月5万、年60万円時代がくる可能性があります。なぜ、ま
だ大丈夫なのか?逆に日経の記事では書かれていないことがこれです。ガ
ス代などの値上げは日本では先送りされているという点です。資源高な上
に円安ですから、日本こそ無傷でいられません。実際東京ガスは、来年3
月まで毎月値上げすると発表しています。日本政府が国民を守るためか急
激な値上げを食い止めているのです値上げは3月まででおさまらず、さら
に継続されていくでしょう。それ は、正しいのか?

世界的に上昇している中で、むしろ値上げが遅いために
日本人の危機感がまだまだないのが逆にまずいことだと思います。もっと
エネルギー問題含めて、根本である安全保障など、根本の危機感をもっ
て、根本の政策を考える方向に目を向けるべきです。日銀が長年ゼロ金利
を続けていることも、本来、経済人であれば必要な金利感覚をなくしてい
ます。

ロシア・ウクライナ戦争で危機感を持った日本人は少ない。遠いからで
す。それはまだいいでしょう。しかし、台湾危機について、本気で考えて
いない、本気でリスクがあると考えていない日本人が多数なのです。新聞
テレビの大手メディアは、統一教会問題や安倍晋三元首相の国葬問題に明
け暮れています。本来やらねばならないのは、憲法改正して、とっとと中
国の侵略に対峙できる体制をつくることです。


アホな大手メディアの報道で、インフレに対する感覚、金利に対する感
覚、安全保障に対する感覚を日本人は完全に失っています。大手メディア
に頼ることはできません感覚が鈍くなるばかりです。そして、陰謀論ばか
りになっているネット言 論もだめです。これは別世界にいる感覚だけが
異常に発達しアタマがオカ シクなってしまうだけです


本当の危機に目を向けざるをえないと考えている人のために、音声講座の
「米中20年戦争に備えよ」シリーズがあり、最新作のpart.8ができまし
た。世界でどういった事が起こっているのか?奥山先生が参考にする世界
の知識人たちはどう捉えているのか?では、どう考えて行くべきか?どう
感覚を磨いていくべきか?よろしかったら聞いて、あなたも一緒に考えて
いきましょう。


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 アルメニア軍が窮地
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和四年(2022)9月16日(金曜日)
        通巻第7465号 
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ウクライナ戦争の隙を突いたアゼルバイジャン
  アルメニア軍が窮地。そして次はコソボではないか?
*****************************

 9月13日、ナゴルノカラバフの停戦ラインを超えて、アゼルバイジャン
軍が発砲し、アルメニア軍兵士59名が死亡した。ロシア軍は「停戦監視
団」を置いているが、ウクライナ戦争で、手薄になった隙を突かれた格好だ。

 他方、アゼルバイジャン国防省は、アルメニア軍が「停戦に違反し、迫
撃砲と大砲でケルバハルとラチン近くのアゼルバイジャン陣地を砲撃し
た」と発表した。トルコの報道に拠れば、双方で百名前後の死者かでたと
している。

 2020年の戦闘ではイスラム圏からの武器輸入によって軍事力を増強 さ
せていたアゼルバイジャンが「アルメニアに奪われた聖域」を恢復し、
ロシアが停戦に介入して暫時の均衡状態があった。ロシアとしてはアルメ
ニアが東方正教会であり、防衛同盟の紐帯のために軍事的に介入したのも
当然の帰結だった。

その後、EUが交渉に乗り出し、以後の平和の回復を図ろうとしたが「ブ
リュッセル合意」は事実上無効になった。

 この春にブリュッセルで開催の、EUが仲介した交渉ではアゼルバイジャ
ンのイルハム・アリエフとアルメニアのニコル・パシニャンが会談し、と
もかく「議論を進める」という条項のみ合意した。

 EU、米国、ロシア、イラン、そしてトルコ紛争の拡大に懸念を表明
し、戦闘行為の即時終結を求めたものの、ロシアの「平和維持軍」が、ウ
クライナ戦争で削減された情報があり、ロシアの衰退を目撃したアゼルバ
イジャンが一気に攻勢に出た。

 拙著『ウクライナ危機後に、中国とロシアは破局を迎える』(宝島社)
のなかでも、この事態を予測したが、次はコソボだろう。

セルビアは中国から空輸した兵器で軍事力を充実させており、ロシアの支
援がなくとも、NATOが介入してこないと判断すれば、アルバニアに奪
われたコソボの恢復に挑む可能性が高い。
      □☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き  
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  ☆⌒☆⌒☆ ☆⌒☆⌒☆⌒☆ ☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆    
  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読
者之声
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  ♪
(読者の声1)伊藤貫さんが、philosophy─paradigm─policy つまり「哲
学─世界観─政策」の三層思考を「3P」と呼んでおられて、なるほどと思い
ました。
安倍さんが提唱し、自由主義諸国にみとめられて共通の価値観ともなっ
た、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)構想でいえば、「自由
で開かれた」がphilosophy、「インド太平洋」という枠組みがparadigm
に相当するでしょう。
policyには経済、軍事、文化、今後充実すべきさまざまな課題があります。
戦後長く、安全保障をアメリカに依存してきたいわば「吉田パラダイム」
が、中国の台頭と米国の混迷など、全く現実的な基盤を失って、すでに死
に体なこと、日本の国としての存続は、安全保障を軸とするFOIP「安倍パ
ラダイム」の推進にしかないことは、あきらかです。
「戦後最長の任期」などは末梢のこと。安倍国葬は、吉田パラダイムの葬
式、日本の新たな出発の儀礼として位置付けてしかるべきです。そうかん
がえると、悔い改めも現実思考もできない老人たちや、前科まみれのメ
ディアの諸公が、例の理不尽の限りを言い立てる騒音も、日本を鼓舞する
吹奏楽(石川県、半ボケ)

(宮崎正弘のコメント)数年前に東京で会ったことがありますが、伊藤貫
氏は参議院議員山谷えり子氏の実弟ですね。父上の山谷親平氏もタカ派で
した。

  ♪
(読者の声2)朝鮮民主主義人民共和国の人民にとって最大の敵は、指導
者・金日成、金正日、金正恩であり、金家にとっての最も恐るべき敵は、
自国人民である。隠蔽されてきた内部の情報が漏れ、あらゆる面で、最悪
の国家であると世界は認識して久しい。
しかも核兵器などを持ち、世界を恫喝し、更に日本国民を一千人近く拉
致・誘拐・監禁・殺害し、大量の偽札・麻薬製造・販売などを大規模に行
なっている世界最大最悪のテロ犯罪集団である。
故に、「全ての人間は自由な豊かな幸せな生活を求める権利がある」と信
ずる世界の民主的国家は、北朝鮮人民を独裁者から救済すべし、という価
値観を共有する。
間違っても独裁者に有利な取引・協定・合意・援助などは赦されない。積
極的に人民を救う意図も能力も無いのならば、無関与無交渉の政策を採る
べき。
 然るに歴代の総理、外務省、日本政府は、あたかも普通の国であるかの
ような外交関係・交渉をしてきた。量は少ないが正式・非公式な貿易は行
われ、パチンコ業界などからは莫大な資金が金家に送られ、独裁政権維持
を可能にしてきた。
北朝鮮の工作員が多数日本で活動しているが、排除する気配も見られない
ほど、日本の政治、警察、司法は腐敗荒廃している。日本は金家によって
誘導支配されていると言っても過言ではない。
 更に、遺憾にも、過去数十年間これと全く同じ、非倫理的で「日本国益
に反する」政策・関係が支那、ロシアとの間でも日本の総理・政府によっ
て行われ、今に至る。

 人類歴史上、強い国が弱い隣国を侵略占領し自国領とする事は、警察、
司法、犯罪を罰する機関が存在しない状態では、事後的に新しい事実が自
動的に正当性を得てきた。
この強弱の変化による侵略は、恒常的な不可避な地政学的現象として続い
ていたが、近代になって、力、軍事による侵略は、世界的に「悪、犯罪、
国際法違反」と認識される。
ほぼ全ての国は、過去数十年、数世紀に遡れば、隣国からの、隣国への不
法な侵略を経験し記憶している。
しかし未来の悲惨な悲劇を防ぐために、涙を呑んで歯を食いしばって、忍
び難きを忍び、「他国への侵略はダメ」と言う国際的な合意に達した。し
かしながら支那、露、両国はこの人類が到達した多大な犠牲を払って得た
知恵、総意を公然として踏み躙ってきた。
例えば、ウクライナ侵略、モンゴル、チベット、ウイグルへの侵略など。
そして公然と公式に北海道、沖縄、そして日本全土を侵略し占領すると公
言して着実に計画を進めている。
 そんな明らかな敵国に対して、歴代の総理、日本政府は、国益を無視し
て過去70余年にわたって「友好関係の促進」のためと称して、多大な援助
を与え続けてきた。
北朝鮮の金氏は、国を支配し、所有者として、国益、つまり金家族の利益
財産を最優先する。
氏の行動を見れば、あらゆる手段を使って、防衛し、国体を堅持している。
これに比較すると、日本の総理は、本を自己の財産として認識していない
為か、躊躇なく売国奴となる。それは解任間近の雇われ社長が会社を安く
売り飛ばす態度に似ている。岸田総理は金正恩氏に劣る、と言っても過言
ではない。
つまり「日本は消滅し、北朝鮮は生き残る」未来が予想される。「政治と
は結果が全て」の極めて現実的な作業である。
 占領中にGHQ指導によって作られた政治・選挙制度では、適正な指導者
を生み出せない、選択されないという事実が明確になった。
「選挙に強いだけの」世襲おじさん達の「年功序列・派閥・互選」では必
要な資格、能力、勇気を持ったおじさんは生まれない。(在米のKM生)

(読者の声3)サマルカンドで開催中のSCOで、習近平とプーチンの首
脳会談が実現。しかしああしたカメラに公開した面談ではなにほどの密約
も語られなかったのではと想像しますが、詳しい情報はありますか?
  (JJセブン)

(宮崎正弘のコメント)メディアはプーチンvs習近平にばかり焦点を当
てていますが、重要な会議はもう一つ。インドのモディ首相もサマルカン
ドで、プーチン、習近平とそれぞれ個別会談を行います。ロシアは中国と
インドへの石油輸出で、じつは140億ドル(21年)から、200億ド ル(1
月〜8月)に外貨を増やしています。


━━━━━━━
重 要 情 報
━━━━━━━

◎寅ヒゲの話:北村維康
テーマ:ブログ

 かつて、民主党が「政権交代だ」と騒いでゐた、つまり政権を取る前
に、私は武蔵野市に住む知人の女性と話してゐた。話が選挙の話になる
と、彼女は即座に言った。「うちは、もうカンさんしかゐないから」と。

 それからまた数年前に遡る話だが、日本文化チャンネル桜が、武蔵野市
で、菅直人らに対して、デモを掛けたことがある。私も参加して、サヨク
の問題点を大いに喚いたものだが、不意に、後ろから何かに、「ドン」と
体当たりされた。見るとそれは、若い女性である。つまり、私に対して、
肉弾攻撃を仕掛けたのだった。私も対抗上、更に大きな声で呼ばったが、
今にして思へば、「デブタ姐ちゃん、もういちどやってよ」とでも言って
やればよかった。かつて、サヨクのデモ隊を取り締ってゐた佐々淳行
(さっさよしゆき)氏が言ってゐたが、火炎瓶を投げるデモ隊の中に、少
し後ろにゐて、いざといふときには逃げ足が速く、捕まへられない、佐々
氏が「第4列の男」と呼んでゐる男がゐたが、それがそのカンであった。
「あいつだけは捕まへたかった」としみじみ述懐してゐたが。

 さて、話はまた飛ぶが、学生時代、或るテレビ局で、昼のヴァラエ
ティ番組のフロア・ディレクターなるアルバイトをしたことがある。その
時一緒に働いてゐた仲間の頬に、虎の髭が生えてゐるやうに見える男がゐ
た。それは、肉眼ではなく、心眼と言ふか、霊感で観たのであるが、それ
はつまり、動物的な感じがしたのである。それと同じ寅ヒゲを、上記のカ
ンさんの顔に感じるのだ。尤も、かく言ふ私も、他人から見れば、どんな
顔に見えてゐるかは分からない。人は十人十色であるから、どんな顔に見
えても、それはそのひとの自由である。しかし、何万年も前から、人の顔
は様々に見えてきたであらうことは、想像に難くない。縄文時代の人の顔
は、どんな風にみえただらうか。

 台風も東北地方に抜けたやうだ。東北のみなさん、お気をつけ下さ
い。これから顔を洗って、近所のお宮にお詣りに行って、清めてきます。



◎統一教会「日本の信者は日本がこれまで犯した罪を償うため韓国に献金
し なければならない」=伊勢雅臣


統一教会問題≠ヘ、韓国系宗教にかかわる韓国がらみの問題であるにも
かかわらず、韓国では関心が薄い。韓国にとって不愉快かつイヤな問題だ
からだが、そんな中で先週、やっとMBCテレビが特集番組で大きく取り
上げた(8月30日放送の「PD手帳」)。

放送後、テレビ局には信者たちが抗議に押しかけていたが、番組で興味深
かったのは「日本人がなぜ信者に?」というナゾ(?)に迫っていたこと
だ。結論は「日本人の対韓贖(しょく)罪(ざい)意識を利用したから」
だった。

番組に登場した2世信者の日本女性は、「日本が過去に韓国を支配し辱め
たから、メシア(救世主=教主)のいる韓国に謝罪し続けなければならな
いといわれた」と語り、韓国の学者は教会の資料を紹介しながら「日本の
信者は日本がこれまで犯した罪を償うため韓国に献金しなければならない
という名分で搾取されてきた」と分析していた。

 
━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━
22日の東京湾岸は雲りのち雨。

渡部亮次郎わたなべりょうじろう86歳。

元NHK政治部記者。当時「文芸春秋」に「赤坂太郎」で
政治評論を書いた。1字10円だった。

仙台、盛岡局勤務の後、東京の政治部へ。河野一郎を
担当。河野先生は酒 を一滴も飲めなかった。毎夜、赤坂の料亭に立ち
寄っていたが、お膳を前にお茶を飲んでいたとは。呑み助の私には想像も
できない。
外務大臣秘書官。その後、社団法人の理事長を18年間。
現在は年金生活者。メルマガ「頂門の一針」主宰者。
 
秋田県生まれ1936年1月13日。どこといって故障個所は無いから100位まで
は生きるだろう。このメルマガの届かなくなった日が私の死亡日です。

兄は81で、姉は91で死んだ。遺伝の話をすれば、 父親は60代に死んだが
母親は98まで生きた。

渡部 亮次郎

--
渡部 亮次郎
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