頂門の一針 6274号
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2022(令和4年)年 9月29日(木)
岸田首相はどこで間違えたのか:高橋洋一
元文科相の 厚顔無恥:新恭(あらたきょう)
国民生活よりも増税優先か:田中秀臣
劣勢挽回に予備役30万人を動員へ:宮崎正弘
重 要 情 報
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頂門の一針(まぐまぐ)
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岸田首相はどこで間違えたのか
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高橋洋一
【⽇本の解き⽅】…人事最優先が裏目で支持率低下傾向 挽回には経済政
策回帰しかない
岸田文雄内閣の支持率が各種世論調査で低下傾向だ。参院選後、岸田首相
は打つ手を間違えたのか。支持率回復には何が求められるのか。
岸田首相はかつて「何がやりたい」と問われたら「人事」と答えたことが
あるらしい。政権発足時と昨年10月の衆院選後にそれぞれ人事を行った
が、安全運転のあまり他派閥の意向をくんだため、自分らしい人事ではな
かったようだ。それもあって今年7月の参院選で勝利した後の人事にかな
り入れ込んでいたと思われる。
その参院選の最中の7月8日、安倍晋三元首相が暗殺された。選挙戦中の悲
劇でもあり、「検討使」の異名を持つ岸田首相としては早い決定を下し
た。6日後の14日に記者会見で国葬を執り行うと発表し、22日に閣議決定
した。
これは、岸田首相が自分カラーの内閣改造をするため保守派を懐柔する目
的もあったのではないかと筆者は推測している。
「岸田カラーの人事」とは、率直にいって安倍派外しだ。特に安倍氏の実
弟で、台湾との関係を重視する岸信夫防衛相(当時)は、親中派の岸田首
相の目の上のコブだったといえる。そこで、防衛省次官交代という官僚人
事で外堀を埋めた上での内閣改造だったのではないか。
国葬の動きと連動していたのがマスコミの旧統一教会たたきだ。その結
果、各種の世論調査を見ても旧統一教会の否定と国葬の否定がかなりリン
クした。(1)旧統一教会はケシカラン(2)安倍氏と旧統一教会はズブ
ズブ(3)なので国葬反対―というロジックだ。
(2)については一部政党が主張するが、筆者の知り得たことと、安倍氏
の秘書らからの証言からみればフェイクである。
筆者にとって意外だったのは、内閣改造の前に、岸田首相が「旧統一教会
外し」を公言したことだった。岸田首相に近いといわれるメディアからも
旧統一教会たたきがあった。
これらを総合すると、国葬も旧統一教会たたきも、岸田首相が自分カラー
の人事を行いたいという思いとともに浮上したといえる。しかし、策に溺
れて両者は連動し、結果として巨大ブーメランとなって、岸田政権を支持
率低下で苦しめている―。こう筆者は邪推している。
参院選後、岸田政権が人事で頭がいっぱいだったのか、8月4日、日本の
排他的経済水域(EEZ)に中国からミサイル5発を打ち込まれたが、国
家安全保障会議(NSC)は開かれなかった。国葬の日程が9月27日に
なったのも、人事優先で内閣改造が先にありきだったのだろう。国連総会
の直後で、9月29日の日中国交回復50周年の直前という奇妙なスケ
ジュールとなった。
この劣勢から挽回するには、政策回帰しかない。喫緊の課題は経済問題で
あり、そのための対策は政府でかなり実施できる。具体的には、外国為替
特別会計(外為特会)の評価益を吐き出すなど、真水で30兆円規模の物
価対策を行うのがいい。物価対策を今の予備費の範囲で終わらせることな
く、補正予算のための臨時国会を一刻も早く開くべきだ(元内閣参事
官・嘉悦大教授、高橋洋一)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文
夕刊フジ令和4年9月27日号採録
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元文科相の厚顔無恥
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新恭(あらたきょう)
下村博文氏「激怒」の何サマ。統一教会からの陳情を認めない元文科相の
厚顔無恥
週刊誌編集部やフリージャーナリスト各氏の取材力により、続々と「発
掘」される自民党所属議員と旧統一教会との関係を示す教団の内部文書。
それでも頑なに彼らからの陳情や働きかけを認めない議員たちに国民から
向けられる目は、日に日に厳しいものになりつつあります。今回のメルマ
ガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新
恭さんが、「家庭教育支援法案」の法制化に向けた動きの中で明らかに
なった、旧統一教会と下村博文、山谷えり子両議員の「不自然なまでに
揃った足並み」を紹介。さらにあくまで白を切り通す彼らに対する苦言を
記しています。
家庭教育支援法案にみる統一教会と自民党安倍派の共闘
週刊文春がこのほど入手し公開した動画と記事に、下村博文元政調会長が
怒っている。
動画の舞台は、昨年10月9日、東京・板橋区の区立グリーンホール。下村
氏が国政報告をした後、国際勝共連合幹部・青津和代氏が「家庭教育支援
法制実現を」というテーマで講演したうちの一コマだ。
青津氏 「ただいま、下村博文先生が熱気あふれるコメントをしていただ
いて、私も十数年前から先生とご縁を持たせていただき選挙のたびにマニ
フェストにのせていただくように青少年健全育成法と家庭教育支援法はな
んとしても自民党が達成していただきたいということで、政調会長室に今
回も伺いましたし議員会館のほうにも伺いました。総裁選も期待したとこ
ろなんですけれども、総裁選の先生が発表される前々日くらいに政調会長
室にお伺いしたときに秘書を呼びつけて家庭教育支援法、青少年健全育成
基本法を必ず入れるようにということでですね、文面もちゃんとお渡しす
ることができまして…」
滑らかに弁舌をふるう青津氏。統一教会の“政界工作担当”と言われる人物
だ。先に国政報告を終えた下村氏が見守るなか、蜜月関係を強調してみせ
たわけだが、話の中身はごくシンプルなものだった。
下村氏が党総裁選への出馬断念を表明した昨年9月9日の「前々日くらい」
に青津氏は党本部を訪れ、政調会長だった下村氏に対し、家庭教育支援
法、青少年健全育成基本法をマニフェストにのせてほしいと要請、下村氏
は秘書にそうするよう指示したと受け取れる。
2021年衆院選を控え、党の政策をまとめていた最中のことで、その後、実
際に公約に盛り込まれたこともあり、統一教会の望む政策が自民党の公約
にダイレクトに反映した顕著な実例のように思える。週刊文春もそのよう
な趣旨の記事を載せた。
しかし、下村氏は「陳情を受けた事実はなく、公約に入れろと指示もして
いない」「2017年の公約で既に明記されていた」「(記事を)即刻撤回す
るよう抗議する」と強気なのだ。
たしかに、下村氏の言い分には一理ある。2017年衆院選、2019年参院選と
もに、公約には家庭教育支援法がすでに明記されていたからだ。だが、青
津氏は選挙のたびに陳情を続けてきたと言っている。もちろん17年も19年
もだ。昨年も念押しに来たに違いない。これについて下村氏は反論できる
のだろうか。
下村氏が文科大臣だった2015年、それまでの方針を転換して統一教会の名
称変更を認証したことについて、下村氏は関与を否定しているが、青津氏
が言うように、統一教会と十数年来の付き合いであるとするなら、所管大
臣として何ら口を出さなかったというほうが不自然だ。
下村氏が統一教会から政策面での影響を全く受けていないはずはなく、家
庭教育支援法と、それとセットの青少年健全育成基本法が統一教会の推進
したい最重要政策であることは、十分すぎるほど承知していたはずである。
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国民生活よりも増税優先か
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田中秀臣
【ニュースの裏表】日本経済に「冷や水」浴びせる財務省 国民生活より
も増税優先か 根っからのムラの一員♀ン田首相では危機的状況に 夕
刊フジ令和4年9月27日号
「
日本経済に冷や水を浴びせる名人がいる。財務省という組織だ。財務省の
目的を簡単にいうと、「増税と予算節約」である。コロナ禍や「物価高」
で生活に悩む国民が多い中では、まさに天敵である。
しかし財務省には手ごわい応援団が存在している。国会議員やマスコミ、
財界などに固定ファンが多い。財務省から情報を得ることで、仕事の役に
立つことが多い人たちだ。テレビのワイドショーなどを見ていると、まる
で財務省の広報のような解説が多い。財務官僚からレクチャーを受けたま
ま流しているのだろう。
岸田文雄首相はこの財務省の最上位の推し≠ニして知られている。岸田
首相は、本音では単なる増税派である。実際に、総理になる前に出した
『岸田ビジョン』という著作には、主要な政策として緊縮財政がメニュー
として並ぶ。根っからの財務省ムラの一員である。
「新しい資本主義」や「貯蓄から投資へ」、最近では「資産所得倍増」な
どとスローガンを掲げているが、その目的は財務省ががっちり増税するこ
とにある。国民生活よりも財務省ムラの利益が優先している。
具体的にみておこう。中国、ロシア、北朝鮮など周辺国との防衛バランス
を考えれば、防衛費の拡大は当然だ。だが防衛費の財源で話題になってい
るのが、金融所得課税だ。これは財務省ムラからずっと出ている政策であ
る。目的は資産所得の公平性を図ることだという。だが、そんな表向きの
理由を信じる人は愚かである。
実際には、さらなる消費増税が政治問題化しやすい中で、さっと取れ
て、しかもそれなりに多額の税収が見込まれると踏んでのことだろう。金
融所得課税をやれば日本の株式市場に深刻な冷や水を浴びせるが、そんな
ことは財務省ムラの知ったことではない。
そもそも防衛費のために特定の税収が必要だ、という議論自体がインチキ
だ。現状いわれている国内総生産(GDP)比2%程度の防衛費拡充なら
ば、景気を良くして自然増収で十分に賄えてお釣りがくる。初めから特定
の税収とひも付けて防衛費を縛ると、安全保障をむしろ不安定なものにし
てしまうだろう。
「物価高」で悩む日本だが、その実態は電気、ガス、ガソリンや一部の
食料品の値上げだ。これにふさわしい政策は、まさに消費減税だ。だが、
財務省ムラの一員である岸田首相にそれを望むのは無理だろう。今後は、
日本銀行の総裁、副総裁人事でも増税派が送り込まれることが懸念される
まさに日本経済の危機だ(上武大学教授・田中秀臣)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松本市 久保田 康文
夕刊フジ令和4年9月27日号採録
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劣勢挽回に予備役30万人を動員へ
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)9月22日(木曜日)弐
通巻第7472号
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ドネツク、ルガンスクで住民投票はパロディか茶番か
ロシア軍、劣勢挽回に予備役30万人を動員へ
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9月21日、ロシアのプーチン大統領は、予告から一日遅れで「重要演
説」を行い、予備役などを「部分的動員」する大統領令に署名したと発表
した。
予備役の動員計画は前々から準備されていた。同時に高給を謳って外国
人志願兵を募り、一部の報道は囚人の動員を行っているという。
動員される対象は軍隊経験がある予備役に限られ、規模は30万人。ハリ
コフ州をウクライナに奪回されたのは兵員不足が原因とされるからだ。ロ
シア軍は英米が供与したハイマース、155ミリ榴弾砲によって、いきなり
劣勢に陥った。ドローンも不足し、イランから緊急に600機の供与を受けた。
プーチンはウクライナ侵攻をあくまでも「特別軍事作戦」と呼称するの
も、もし「国家総動員」発動となると、ロシア国民の反発が予測される。
げんに予備役招集決定でも、反対デモが組織され、600名ほどが逮捕された。
東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の「解放」をめざす軍
事目的を全面に掲げるプーチンは、「領土保全が脅かされれば(核兵器を
含む)あらゆる手段を講じる」とした。ゼレンスキーはすぐに呼応して
「核兵器を使うはずがない」と演説したが、西側軍事筋は「戦術核」のオ
プションをまったくのゼロとは想定していない。
ロシアはドンバスと南部2州で23日から四日間、「ロシア編入への賛
否」を問う「住民投票」を実施するとしたが、「パロディ」とマクロン仏
大大統領が皮肉ったように世界から反撥の声があがった。
□☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き
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BOOKREVIEW
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昭和12年(1937)を世界史のパースペクティヴで眺めると世界史
の回転は地球規模で連動していたことが歴然と浮かび上がる
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倉山満、宮脇淳子編『1937年の世界史』(藤原書店)
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編者らが主宰する「昭和12年学会」は発足以来、じつに活発な活動を続
けている。既存の『アカデミズム』を僭称する歴史学者への挑戦である。
1937年とは昭和12年に該当し、激動する歴史の火ぶたが切られた。 盧溝
橋事件、スペインではゲルニカ空爆(ピカソは想像で、この地獄絵を 描
いた)、ソ連では大粛正の嵐。これら世界史的なドラマを満州、モンゴ
ル、中国、ソ連ばかりか、英仏独に加え、バチカンの動きを捉え、スペイ
ン、イタリア、そして米国で何が起こっていたかを適材適所の筆者が起用
され、1937年の断面図を描いた。執筆陣は江崎道朗、柏原竜一、グレン
コ・アンドリー、樋泉克夫、福井 義高とそうそうたる学者等が書いてお
り、総合的な視点にたって世界史を 総体的に展望できる。
「昭和12年学会」の由来を宮脇淳子会長が語る
「日本にとっての運命の年を切り口に、日本史と世界史という縦割りの
区分を取り払うだけでなく、既成の様々な学問、たとえば歴史学、政治
学、法学、経済学、軍事学、社会学、心理学、哲学などの専門分野の枠組
みを超えて、イデオロギーにとらわれない公平・公正な研究によって真実
を追究したいと考えた」からである。
本書8頁に掲載された世界地図をながめると、あっと声を挙げるよう
に、当時のシナ大陸、ユーラシアの政治状況が把握できる。往時の中華民
国は中支、南支を抑えていただけで、南千島から台湾、朝鮮 半島と満州
には日本の色が塗られている。北支の大連から天津、北京、上 海、南京
は帰趨が決まって居らず、また内蒙古、新彊、青海、チベットは 独立然
としていて、列強の目標とされ、南アジアから東南アジアに目を転 じる
と、ベトナムはフランス、マレー、ビルマ、印度は英国領だったのだ。
なお本書は藤原書店のテーマ視『環境』別冊27として編まれている。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読
者之声
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(読者の声1)第5回大東亜戦争を考える会講演会のご案内
登壇は北村稔(立命館大学名誉教授)「日中戦争の真実 日本はなぜ断
罪されたのか」
八巻康成(近現代史資料研究家)「開戦4年前「東亜解放」を明記した陸
軍文書」
https://www.sdh-fact.com/CL/041009.pdf
記
日時 令和4年(2022年)10月9日(日)午後1時30分開場 午後2時開演
会場 文京区民センター3階A会議室
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」5分 都営地下鉄「春
日駅」1分
会費 1,000円 予約必要ありません
主催 小島孝之(アジア民主化運動代表)連絡先03-5840-6460
kasiademo@fij.tokyo
後援 新しい歴史教科書をつくる会
賛同者(50音順) 荒岩宏奨(展転社代表取締役)荒木和博(拓殖大学海外
事情研究所教授)
小野寺彰(文京区の学校教育を考える会会長)川端幸夫(集広社代表)込
山久夫(新しい歴史教科書をつくる会東京支部長)小林秀英(チベット問
題を考える会代表)
齊藤文彦(東京郷友連盟)佐藤和夫(英霊の名誉を守り顕彰する会代表)
鈴木信行(前葛飾区議会議員)高池勝彦(新しい歴史教科書をつくる会会長)
藤岡信勝(通州事件アーカイブス設立基金代表)藤田裕行(国際問題研究
所長)
村田春樹(今さら聞けない皇室研究会顧問)茂木弘道(史実を世界に発信
する会代表)
♪
(読者の声2)エリザベス女王の葬儀は滞りなく終了。日本は皇室がガー
ター勲章持ちのためか菊花紋の旗が掲げられた。
https://i.imgur.com/ykB1Xc5.jpg
こういった席次は王族や大英帝国がらみが優先、マレーシアやブータン
が上席、日本が6列目でアメリカ大統領など16列目と後方だったらしい。
エリザベス女王の訪問国一覧を見たら中東各国は第二次石油ショック時か
ら一通り廻っているが、イスラエルだけなし。
英国はパレスチナで二枚舌外交の末にアラブ・ユダヤ双方から攻撃され
る始末。イスラエル建国までの英国の政治家・外交官・兵士に対するテロ
等の経緯を考えると当然か。イスラエルは建国時からテロ国家であり現在
もアパルトヘイトの国、イスラエル対応はアメリカ任せなのかもしれない。
エリザベス女王の中東訪問時の機体はコンコルド。英仏の威信をかけて
作られたが石油ショックと騒音問題で頓挫した。しかし老獪な英国外交ら
しくアラブの王族は国賓で何度も招き権益確保には余念がない。金持ちが
最後に求めるのは名誉・栄誉であることをよく理解している。
ディズレーリの小説コニングスビーには英国の政体についての問答がで
てくる。
1640年の清教徒革命ではヴェネツィアはジュネーブ(ピューリタン)に負け
た、もし勝っていれば英国はヴェネツィア共和国になっていただろう、さ
らに大臣は議会に従うのか国王に従うのか、今の王室はヴェネツィア憲法
の下にあるという。
『ハンプデンの最初の運動から1688年の最後の最も成功した運動まで、
イングランドのホイッグの指導者の大きな目的は、当時すべての思索的政
治家の研究と賞賛の的であったヴェネチアを手本とする高貴な貴族共和国
をイングランドに設立することであった、と述べた。
ハリントンを読み、アルジャーノン・シドニーに目を通すと、17世紀のイ
ギリスの指導者たちの心がいかにヴェネチア様式で満たされていたかがわ
かるだろう。
そして彼らはついに成功した。ウィリアム3世はそれを見抜いた。彼はホ
イッグ党の指導者たちに、「私はドージェにはならない」と言った。彼は
政党のバランスをとり、50年前にピューリタンが彼らを困惑させたよう
に、彼らを困惑させたのである。
アンの治世は、ヴェネツィア方式とイギリス方式の間の闘いであった。
アーガイルとサマセットという二人のホイッグ貴族は、十人評議会に名を
連ねるにふさわしく、臨終の間際に国王に大臣の交代を強要した。彼らは
目的を達成した。
彼らは自分たちのやり方で新しい家族を迎え入れたのである。ジョージ1
世はドージェ、ジョージ2世はドージェ、彼らは偉大な人物であるウィリ
アム3世がなり得ないものだった。ジョージ3世はドージェにならないよう
に努めたが、深く仕掛けられた組み合わせに対抗することは物質的に不可
能であった。
ジョージ3世は、ホイッグの大物たちを排除することはできても、ヴェネ
チア憲法を排除することはできなかった。そして、ハノーバー家の即位か
ら1832年まで、ヴェネツィア憲法がイギリスを統治したのである。』
ヴェネツィア憲法を調べてもよくわからない。欧州の歴史はまだまだ学ぶ
べきことが多いようです(PB生千葉)
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(読者の声3)かつて、急速な科学技術・医学の発展で生活は豊かに健康
になり、人類は傲慢になり、自己過信に陥り、大胆になる。「神は死ん
だ」と。
ところが近年になると、不都合な真実が次々と出てくる。
例えば、宇宙は「ダーク・マッター、ダーク・エネルギー」なるものが支
配し、それが如何なるものか、想像さえ出来ないほど未知である。生物に
してもDNAの殆どが、どんなものか、何の為にあるのか、不必要な無意味
な羅列なのか、見当もつかない。
つまり、世界は依然として、人類にとっては魔法の世界であり、理解して
いると思っている部分は非常に少ない。
そんな謙虚さ、常に自己の意見、説が誤りである可能性を尊重する「科
学する態度」が当然とされてきた。
故に新しい事実、証拠が発見されると、隠蔽されずに、議論され、既存の
知識、仮説、理論を事実に合わせて破棄、修正する。
ところが、3年前に武漢菌が始まると、如何なる悪魔の計らいか、全世
界の科学者・医学者・遺伝学者、政治家、報道陣などが突然に、気が狂っ
たのか、変質してしまった。言わば、真っ昼間に大勢の幽霊が現れた様な
異様な状況になった。
これは、あたかも暗黒の中世期に戻った様である。
中世とは、国王、法皇、支配者のみが、真実・真理を知り、全ての違論、
疑問、反論は許されない。無論、異なる意見を持つ者との討論、議論も許
されない。つまり宗教界における教祖と信者の関係、一つの正しい真理、
それのみを信じる信者。
この状態では、社会は不変で安定しており支配者・指導者にとっては安全
で、彼らの権力も富も守られている。
しかし、社会は不変で、進歩も改善もない。残酷な「魔女狩り」も正当化
される。いくら証拠があっても、地動説は、排除され、科学も論理も無力
になる。
では、何故今2020年になって、否定された中世の悍ましい文化が、しか
も全世界的に同時に再来したのだろうか。
現在の正しい唯一の承認されている「天動説」とは、「武漢菌は恐ろし
い、m RNAワクチンなるものは安全で有効であるから人民須く受け入れよ。」
この背景にあるのは、
1。2016年の選挙で、トランプ候補者が勝つはずは無い、しかし視聴率が
取れるので、大々的に報道した為、予想外。迂闊にも氏を大統領にしてし
まった。この致命的な「誤算・間違い」を正すべく、全報道陣、全ての政
府・政治・司法、指導者が「如何なる手段・非合法であっても」を使って
氏を排除するという黙認の合意になり、今に至る。彼らにとっては、この
大義を深く「信じている」ので、罪悪感もなく、 米国歴史上、前例のな
い極めて違法な大胆な大規模な弾圧を公然とトラン プ氏、関係者、支持
者に対して行なっているつまり、ほぼ全ての報道、民主党系の政治家、指
導者は、数年前まで堅持 していた価値観、倫理、合理性、遵法精神、を
捨ててしまった。かつての 悪が善に変化した。赤信号みんなで渡れば青
信号。
2。自己の全財産、全知能、を賭けて正しい決断と勇気で巨万の富と影響
力を獲得した若い起業家達は、自分を異次元の偉大な人間と感じる様にな
る。その感覚は、かつての国王、法皇のものに近い。或いは、数倍の身体
を持ち、君臨する女王蜂の様な存在。僅かな政治献金、賄賂を与えれば、
議員は従順な家来となり議会、政府機 関も操れる。僅かな金で、報道機
関をも買収し、言論封鎖もできる。
3。彼らの影響力はどんな価値観、世界観に基づいて使われるのか。彼ら
は高学歴ではあるが、国王、元首のための「帝王学」には接していない。
グレタちゃんとほぼ同じ教育を与えられ、しかも起業に没頭してきた故
に、学生時代に与えられた左翼の「賎脳」を検証し、疑い、改心する機会
がなかった。
かつてGHQが行った自虐史観、米帝国主義・人種差別などの悪。環境破
壊、気候変動。資源の枯渇、人口問題、などを素直に信じ、信じるが故
に、多少の人民の犠牲は避けられない、と考えている、らしい。未来の地
球、環境を救うために、不必要な有害無益な人口を減らす。
中世期が数世紀も続いた原因は言論、論理、科学を封じた独裁性にあ
る。今回は、幸いにもネットという新しい「言論封鎖」に対抗する仕組み
があるので、長続きしないと希望するが、今回も人民の敵は、変な信仰を
蔓延させた教祖様達であり、それを盲信する多くの熱狂的、感情的な信者
の集団である。
グレタ女子は、毛沢東主席の家来、紅衛兵にあたる。
デイープ・ステイトとかロスチャイルド、軍産共同体、ユダヤの陰謀とか
言われるが、これを運営しているのは上記のような多くの不特定な富と影
響力を持つ曖昧な集団が、同じ思想、危機感を持って動いている、特定の
指導者の居ない、伝染病の蔓延に近いらしい。この病に応じるワクチンも
「洗脳」方法も未だに開発されていない。
参考。古代戦争歴史家Victor Davis Hanson氏の50分動画、英語。著作は
多いが邦訳は無い。聞き手はオーストラリア人で発音がおかしいが、CCを
作動すると字幕で読める。
https://www.youtube.com/watch?v=vmMNVEv6fI8
(在米のKM生)
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重 要 情 報
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◎「国葬」参加体験記:北村維康
靖国神社から千鳥ヶ淵公園の前を通り抜け、警察の指示通りに四谷方面へ
抜けると、しずしずと行進してくる一団の老若男女に出くはし た。それ
がまた、一種異様の、鬼気迫るといへば言ひ過ぎだが、ものすごい迫力
を、周囲に発散してゐたのである。これは、本日の国葬以外では、一寸お
目にかかれないものであらう。例へて言へば、日本が敗戦して、満州から
引き揚げてくる邦人の一団も、かくのごときであったらう。また決死の覚
悟で、敵艦めがけて突っ込んでくる、特別攻撃隊の群れも、かくありなんか。
そこへ、朝日と書いた腕章を腰に巻き付けた、坊やの如き青年が
通りかかったので、思はず声をかけた。「朝日さん、朝日新聞ですよね」
青年は「ハイ」と頷いた。(このおっさん、何を言ひ出すのかな)とでも
言ひたげに、見てゐる。私は言った。「この行列を観なさい。これは日本
人が本当に怒ってゐるのだよ。我らの元首相が殺されたんだ。日本人は、
満州から引き揚げてきたときも、特攻隊で体当たりしたときも、本当に
怒って行動したんだ。いままたそれが起きてゐるんですよ。私は77歳だ
が、あなたは何歳ですか?」「二十〇さい」と、蚊の鳴くやうな声で、そ
の坊やは言った。「それぢゃ分からないのも無理はないが、まあ、一所懸
命やってくださいね」と、最後はやさしく、朝日社員を解放した。しか
し、この国民の怒りを内に秘めた、献花台への行進は、本日の最大の収穫
であった。明日があるので、途中でリタイアしたが、この国葬は、実際の
戦闘と勝るとも劣らない、愛国心と「国葬ハンタイ」と喚く奴らの敵愾心
との、一大激突の場面であったのである。
◎「国葬」参加体験記 君子
北村さま
受信しました。ありがとうございます。
安倍元総理の国葬の日には日の丸に黒い喪章をつけて掲げると言った知り
合いからのメール。もちろん、国葬へ参加されたとの事です。と、知り合
いにテキストしました。😊
友人代表の菅元総理の追憶の辞に目頭が熱くなりました。
献花される方々の列が4キロも続いている。
が男性の司会者、所々に苦味を感じました。それと、チャットが醜くて
ビックリしました。あまりにも下品な書き込み
イギリスのエリザベス女王の国葬のようなきらびやかさとは違い静かな舞
いを観てるかのような安倍元総理の国葬
安倍元総理もこの様子を見ておられると思います。
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身 辺 雑 記
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29日の東京湾岸は晴。
渡部亮次郎わたなべりょうじろう86歳。
元NHK政治部記者。当時「文芸春秋」に「赤坂太郎」で
政治評論を書いた。1字10円だった。
仙台、盛岡局勤務の後、東京の政治部へ。河野一郎を
担当。河野先生は酒 を一滴も飲めなかった。毎夜、赤坂の料亭に立ち
寄っていたが、お膳を前にお茶を飲んでいたとは。呑み助の私には想像も
できない。
外務大臣秘書官。その後、社団法人の理事長を18年間。
現在は年金生活者。メルマガ「頂門の一針」主宰者。
秋田県生まれ1936年1月13日。どこといって故障個所は無いから100位まで
は生きるだろう。このメルマガの届かなくなった日が私の死亡日です。
兄は81で、姉は91で死んだ。遺伝の話をすれば、 父親は60代に死んだが
母親は98まで生きた。
渡部 亮次郎
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渡部 亮次郎