2022年10月24日

わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン

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               頂門の一針 6299号
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  2022(令和4年)年 10月24日(月)


    勇武の精神なければ亡国:“シーチン”修一 2.0

        日本シリーズ第1戦の観戦記:前田正晶

  台湾統一の使命を負う習近平:勝又壽良

        年内までに1億ドルが不払い:宮崎正弘

    自民党は許されないが身内は許される:伊勢雅臣
         
                 

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 勇武の精神なければ亡国
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       “シーチン”修一 2.0


【雀庵の「大戦序章」102/通算534 2022/10/22/土】2000年振りに祖国を再興したユダヤ人国家のイスラエル。それには日本も貢献したが、今、同じユダヤ人が先頭になってプーチン・ロシアの侵略と戦っているウクライナに対してイスラエルは距離を置いている。「なぜ助けないのか、あまりにも冷淡ではないか?」と小生はいぶかっていた。

猪突猛進が大好きな吶喊小僧の小生は「義理と人情を 秤(はかり)にかけりゃ
義理が重たい
男の世界」。イスラエルは人情としてはウクライナを支援したいがロシアへの義理とか遠慮があり敵対したくないのかなあと思っていたが、それほど単純ではないようだ。


10/17の佐藤仁氏(学術研究員・著述家)の論稿「ウクライナ軍『イラン製軍事ドローンの次の標的になるのはどこ?』 イスラエルへの軍事支援要求を示唆か」は日本ではあまり報道されないイスラエルの事情、本音(?)を論じており勉強になった。以下転載。


<【13時間で37機のイラン製軍事ドローン迎撃】 2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻。ロシア軍によるウクライナへの攻撃やウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生用ドローンも監視・偵察のために両軍によって多く使用されている。


2022年9月からはロシア軍はイラン政府が提供した攻撃ドローン「シャハド136(Shahed136)」と「マハジェル6(Mohajer6)」を頻繁に使用している。さらに最近では「シャハド136」よりも搭載している爆弾量が少ない攻撃ドローン「シャハド131(Shahed131)」も使用してウクライナ軍だけでなく、キーウの民間施設や一般市民も標的に攻撃しているとウクライナ軍も発表している。


2022年10月に入ってからも首都キーウの民間施設や一般市民を標的としたイランの軍事ドローンの攻撃は続けられており、ウクライナ軍は13時間で37機のイランの軍事ドローンと3発のミサイルを迎撃して防衛したと公式SNSで伝えていた。


またウクライナ軍はイランの軍事ドローンによるキーウへの攻撃の被害の様子を伝える写真も公式SNSでアピールしている。そして「イランとロシアの2か国は“ならずもの国家”です。イランの軍事ドローンの次の標的になってしまうのはどこの国ですか? 今こそイランの軍事ドローンの攻撃をやめさせる時です」と訴えていた。


【イスラエルへの軍事支援要求を示唆か】 イランの兵器のほとんどは1979年まで続いた王政時代にアメリカから購入したもので、現在はアメリカとの関係悪化による制裁のためアメリカから購入できないので、特にドローン開発に注力している。


イランの攻撃ドローンの開発力は優れており、敵国であるイスラエルへも飛行可能な長距離攻撃ドローンも開発しており、イスラエルにとっても脅威である。イスラエルのガザ地区の攻撃の際に(イラン)はパレスチナにドローンを提供してイスラエルを攻撃していたと報じられていた。またイランでは開発したドローンを披露するための大規模なデモンストレーションも行ってアピールもしていた。


イラン製の軍事ドローンはロシア軍のウクライナ侵攻のために開発されたものではなく、イランにとっては敵国であるイスラエルを標的にして使用することを念頭に開発されたものだ。そのためロシア軍がウクライナで使用しているイラン製の軍事ドローンの攻撃力、破壊力についてはイスラエルのメディアも強い関心を示している。


ウクライナ軍は「イランの軍事ドローンの次の標的はどこでしょうか?」と公式SNSで伝えていたが、念頭にあるのはイランの敵国であるイスラエルだろう。


そしてウクライナ軍もイスラエルへ軍事支援の協力を呼びかけるかのように、あきらかにユダヤ人の出で立ちをした人の写真とともに「我々はどのようなテロリストにも屈しない。ウクライナは強く戦っている」とアピールしていた。


イスラエルにはドローン迎撃のためのアイアンドームなどが既にある。2021年5月10日から約3000発のハマスからのロケット弾や攻撃ドローンの9割を迎撃していたと報じられていた。実戦においてもアイアンドームの精度の高さを見せつけていた。アイアンドームは地上にいる人たちや建物への攻撃を回避させダメージを最小化させることができて、ハマスからの攻撃ドローンやミサイルを迎撃してイスラエル国土防衛に貢献していた。そのようなイスラエルの軍事技術はウクライナにとってもすぐにでも欲しいだろう。


【イランの軍事ドローンには強い関心を示すが一枚岩でないユダヤ社会】 イスラエルはロシア、ウクライナそれぞれとの関係を考慮してウクライナ紛争については中立であり、表面上は冷静である。ウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ人ではあるが、イスラエルはウクライナに肩入れもしていない。


イスラエルには戦後に主に欧州やソビエト連邦(ロシア)からのユダヤ人らがやってきた。ロシアから来たユダヤ人、ウクライナから来たユダヤ人がイスラエルには多くいる。彼らは自分たちや祖先が住んでいた国を支援しているわけではない。


例えばポーランドやリトアニア、西欧諸国からイスラエルに来たユダヤ人の多くは今回の紛争ではウクライナに同情的だ。ロシアから来たユダヤ人はロシア人から迫害、差別されていたし、ウクライナから来たユダヤ人はホロコーストの時代にはナチスドイツだけでなく多くのウクライナの地元住民も殺害に加担していたこともあり、ロシアやウクライナに対する感情もそれぞれの出自や家族の経験によって複雑である。


ナチスドイツの親衛隊は誰がウクライナ人で、誰がユダヤ人かの区別がつかなかったので、地元のウクライナ人らにユダヤ人狩りをさせて連行させ、射殺させた。ウクライナでは根強い反ユダヤ主義が歴史的に続いていたため、多くのウクライナ人がナチスドイツに協力したし、ナチスドイツの命令を断ることができなかったウクライナ人も多かった。


そしてホロコースト時代最大の大量虐殺と言われているバビ・ヤールでは3万人以上のユダヤ人が射殺されたが、このような組織的大量虐殺も地元のウクライナ人の協力があったから遂行できた。


そのためホロコースト時代にウクライナに住んでいたユダヤ人にとっては、ナチスドイツの手先となってユダヤ人殺害に加担していたウクライナ人は大嫌いで思い出したくもないという人も多い。当時の生存者らの多くが他界しているが、生存者らの経験や証言はデジタル化されて今でも語り継がれている。


このようにイスラエルのユダヤ人と言っても決して一枚岩ではなく、ウクライナとロシアに対してそれぞれの複雑な思いがある。イスラエルの国土防衛と安全保障の根底には「二度とホロコーストを繰り返さない。二度とユダヤ人が大量虐殺の標的にされない」という強い信念がある。


イスラエルでは徴兵に行く若者たちがホロコースト博物館でホロコーストの学習をしたり生存者の体験を聞いたりして、ユダヤ人国家防衛の重要性を学んでいる。戦後にイスラエルを建国してから、二度とホロコーストの犠牲にならないという想いで陸海空サイバーの全ての領域における安全保障と国防、攻撃から防御まであらゆる防衛産業を強化してきた>(以上)


「愛は一時的、憎しみは永遠」という言葉がある。憎しみがいつしか友情になったという小説「恩讐の彼方に」って現実にあり得るのか。作者の菊池寛は苦労人だったが、この小説などによって作家として名を挙げ、文藝春秋社を興し、実業家としても大成功した。


現実の世界では「恩讐の彼方に」とはならず、「奴らを絶対許さない、あの世に逝っても呪ってやる、恨み晴らさでおくものか」・・・憎しみ、憎悪、敵意は永遠のようで、一番激しい感情ではないか。「中露北とは共に天を頂かず、撃ちてし止まん!」、小生はほとんどビョーキだ。


調べたら人間には8つの感情があるそうだ。不安、怒り、嫌悪、恥、悲しみ(以上が生存感情)、喜び/興奮、愛情/信頼(以上が愛着感情)、そして驚き(強化感情)。驚き(強化感情)というのは――


<「驚き」を引き起こす神経伝達物質としてノルアドレナリンが考えられます。感情を強化する働きがあり、「生存感情」を「愛着感情」に、逆に「愛着感情」を「生存感情」に変換する働きもあります。


例えば、恋人の浮気が発覚し、驚いた結果として、突然不安や怒りを感じたり、また、いままで嫌悪感を感じていた人が、実は裏で自分のことを守ってくれていたと知って驚いた結果として、その人に対して今度は喜びや信頼を感じるといったようにです>(ライフハックアニメーション)


「驚く」というのは大体、「こうあって欲しい」「こうはならないだろう」という期待/予想がはずれることによる。「勝てないまでも負けはしないだろう、それなら御の字だと思っていたら圧勝! まったくびっくりした」といった朗報は人生でもあまりないのではないか。


小生は第一志望の高校受験に受かった時、草むらに大の字になって感動した。最初の期末試験でけつっぺたであるのを知り、これまたびっくりして焦りまくったが、それ以外は「驚く」というのはあまりない。

締め切りだ! どうしよう? ええい、徹夜すればなんとかなる!
ちょっとだけガソリン入れるか!? 気が付いたら朝だったり・・・いちいち驚いている暇がない、驚いていても進展しない、何の救いにもならない、驚く暇があったら焦りまくって原稿書け! 大人になるというのはそういうことだろう。


今の小生は中露北への「怒り、憎悪」がエネルギーになっている感じ(何となく生き甲斐リストの上位)。中露北殲滅を目指す同志が少しでも増え、皆が警鐘を鳴らすようになれば日本でも世界でも大きなパワーになり、共産主義独裁を一掃、さらに小生の余命が尽きなければ過熱化した銭ゲバ資本主義も修正できればと願っている。


「恩讐の彼方に」ということでイスラエルはウクライナを支援できないものだろうか。憎しみの連鎖をどこかで断たなければ永遠に続いてしまう。プーチン・ロシアのウクライナ侵略は現代のホロコーストではないか? プーチンは己の野心「偉大なるソ連帝国復活の英雄」として称賛されたいために戦争を仕掛けたのだ。私利私欲、名誉欲のために隣国を侵す・・・こんなことが見過ごされたら世界秩序はなりたたない。マキアヴェッリ曰く――


<自国の近辺の二大勢力が戦争になった場合、中立を守るより、はっきりした態度をとった方が、たとえ敗者側になったとしても有利である。自国の態度を明らかにしないとか、中立を守る、距離を置くというのは一見良さそうだが、現実はそうはならない。


勝者は「中立」を唱えるその手の国家を「姑息な軟弱者め、有事の際に助けにはならない信用できぬ奴」と軽侮し、やがては勝者の餌食にされやすいのだ。


同時に敗者は、進んで剣を手にして自分と運命を共にしなかった中立国を侮蔑し、当然、中立国が有事の際には協力しないし、中立国が負ければ「いい気味だ」と嘲笑するのである。


中立国は戦争当事者の双方からバカにされ、軽侮され、やがては落ち目になるのだ。


風雲急を告げる戦時には当事国は周辺国に「是非我が方にお見方を」と工作する。外交の使者となった古代ローマの武将曰く「この戦に、中立を守ることが貴国に有利であるというのはもってのほかの下策。何となれば、中立によって貴国は何ら感謝されることもなく、面目を施すこともなく、ただ勝利者の好餌になるのみ」>(以上は日本語訳が原文に忠実過ぎて分かりにくいので小生が咀嚼した)


ウクライナの指導者、ゼレンスキー大統領はユダヤ教徒で、側近にもユダヤ教徒が多いようだ。それならイスラエルがもっと支援しても良さそうだが、ロシアには少数ながら(14万人ほど?)ユダヤ教徒がおり、また中東情勢でプーチンを敵に回したくないという思惑もあるので「触らぬプーチンに祟りなし」という曖昧外交のよう。


イスラエルは歴史的な背景からウクライナに速攻でなびくわけにはいかないという事情があるにせよ、小生のような猪突猛進の単細胞人間には「どっちつかずの姑息な外交」に見えるし、イスラエルの最大の友好国である米国もイライラしているとか。米国も単細胞? 2022/3/20ロイター「イスラエルは武器供与を、ウクライナ大統領が国会で演説」から。

<ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、イスラエル国会でビデオ演説し、ウクライナへのミサイル防衛システムの提供やロシアへの制裁発動を求めた。イスラエルのラピド外相はゼレンスキー氏に対し、ウクライナの人々に「できる限り」の支援を続けると表明した。


ウクライナ・ロシア危機の調停役を務めるイスラエルは、ロシアのウクライナ侵攻を非難しているが、イスラエル軍が親イラン武装勢力をたびたび攻撃している隣国シリアに対して影響力を持つロシアとの関係が緊迫化することを懸念している。ウクライナに野戦病院やその他の人道支援は提供している。


ユダヤ系であるゼレンスキー氏は「イスラエルのミサイル防衛システムが最高であることは誰もが知っている。あなた方は間違いなくウクライナの人々、ウクライナのユダヤ人の命を救うことができる」と強調。


さらに「なぜ、あなた方から武器を受け取れないのか。なぜ、ロシアに強力な制裁を科したり、ロシア企業に圧力を掛けたりしていないのか」と質問を浴びせた。ゼレンスキー氏は、パレスチナ自治区ガザで過激派が発射したロケット弾の迎撃に使用されているミサイル防衛システム「アイアンドーム」に言及した。


また、ロシアのウクライナ侵攻を第二次世界大戦中のナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)になぞらえ、ロシアが「最終的解決」というナチスドイツが使用した言葉をウクライナ人問題に対して使用していると訴えた>(以上)


産経2022/4/12「ゼレンスキー大統領が批判する『兄弟』国イスラエルの事情」でも取り上げられている。


<世界には現在、ユダヤ教徒が国家元首である国は2つしかない。一つはユダヤ人が人口の7割以上を占めるイスラエル。もう一つはロシアの侵略を受け、ユダヤ系のゼレンスキー大統領が国民を鼓舞し続けるウクライナである。


ゼレンスキー氏はイスラエル国民を「兄弟たち」と呼び、強硬な対露制裁や優れた兵器の供与を求めているが、イスラエルは制裁には消極的で、ウクライナ支援も人道分野にとどめている。背景には、ロシアとの関係も悪化させられないというイスラエル独自の事情が垣間見える。


ゼレンスキー氏は先月来、欧米諸国や日本などの議会でオンラインで演説して支援を求めており、3月20日にはイスラエル国会に向けて演説した。各国での演説内容はそれそれの事情に合わせた工夫が凝らされ、おおむね好意的な印象を与えているが、イスラエル国会での演説は批判色が濃く、驚きをもって受け止められた、云々>


イスラエルの歴史的な背景によるとしても、今のどっちつかずの外交は、やがてはマキアヴェッリの指摘する「中立国は戦争当事者の双方からバカにされ、軽侮され、やがては落ち目になる」のではないか。


実際、イスラエルでは長期政権を担ってきたネタニヤフ首相が下野してから政権が安定せずに、3年半でなんと5回目の総選挙が来月(11月)に行われるという(NHK
2022/7/1)。


今のイスラエルの政界はまるでレームダックのようで、ウクライナどころではないようだが、ウクライナ人ばかりでなく世界中のイスラエル&ユダヤ人応援団をがっかりさせているのではないか。


欧州から遠い日本もウクライナとの共通の敵はプーチン・ロシアであり、日本ももっと積極的にウクライナを支援すべきではないのか。義を見てせざるは勇無きなり、その支援さえ満足にできなければ北方四島の奪還なんて永遠にできやしないし、日本の存続自体もすこぶる危うい、と小生は悲観的だ。


しかし、だ、同志諸君、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」、イザッ!という有事の際に日本人は勇武の精神を取り戻すと小生は信じている。松陰先生の言う「狂」、そのDNAは有事にあって目覚めるに違いない。(まあ、そう思わないとやってられない、というのが本心だけど・・・)


            
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日本シリーズ第1戦の観戦記
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         前田正晶


スワローズ対バッファローズの日本シリーズ第1戦の観戦記


冷静なる評論家としては、日本シリーズ第1戦の観戦の弁を述べておきたい。偽らざる所をいえば「スワローズの二連覇となる方が面白いだろうが、どちらが勝つかの予想はつかない」のである。


1回の裏に現れたパシフィックリーグの投手4冠王の山本由伸の表情を一目見て「これは駄目ではないか」と閃いた。案の定、一球目を塩見に叩かれてレフト前ヒット。何となく「これで勝敗の行方が決まったのではないか」と感じた。山本由伸は優れた投手であるのは論を待たない。だが、私が気になっている事は「体の開きが早く手投げになっている」と見える点だ。「あれでは、打者に球の出所(リリースポイント)が見えてしまうのではないのか」と気になっていた。


昨夜の彼の不安に見えた表情からは「何か身体的か物理的な不安材料があるのか、または過度に緊張していて制御できていないのか」の何れかと見た。それでも不調が続く山田は三振に取れたが、村上宗隆にはストライクが入らず四球の後に、オスナに三塁線を破られて二失点。私はスワローズがこの得点を守れるとすれば、勝負あったかとすら感じていた。山本の不安げな自信がない表情は変わることなく、4回、4失点で自分から降りてしまった。


スワローズはまともな先発投手がいなくても優勝できたのが特徴だ。昨日の小川も決して良い出来ではなく、バッファローズに沢山ヒットを打たれていたし、押し出しの四球などと褒められた出来ではなかった。だが、何とか5回を2失点で投げきって、優れた救援投手陣に後事を託していた。中継ぎに良い投手がいるのはバッファローズも同じ事。皆が150km以上の速球投手だ。


結果的には解説の工藤公康が指摘していたように、スワローズの5得点のうちの3点はソロホームランでの流れで、全部を適時打で取れた訳ではない。本日の2戦目の先発が誰かは知らないが、バッファローズは宮城大弥だろうから、塩見やオスナをどうやって抑えるかに懸かってくるのではないか。私は村上宗隆が56本目を打つまでの不振から未だ立ち直れていないと見ている。もしかすると「3冠王」が重荷になって緊張し過ぎたか、相手投手に手の内を読まれたかの何れではないか。


昨夜の二人の解説者、工藤公康と谷繁元信は良かったと思う。両者とも打者と投手の心理と駆け引きを読んで聞かせてくれたのが興味深かった。解説者はこうあって欲しいと思っている。今夜はテレ朝が中継するのだが、前田智徳が解説に登場と聞いて早々と、敬遠してNHKのBSで見ると決めた。前田智徳は恐らく全テレビ局が使う解説者の中で最悪と査定している。喋ることに中身がないし、その上に声も悪く何を言っているか聞き取りにくい。


スワローズとバッファローズの何れがこの日本シリーズを制するのかは未だ解らない。と言うか閃きが来ていないだが「頼りにしていたはずの山本由伸で第1戦を落としたバッファローズが精神的に劣勢では」という気がする。

        

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台湾統一の使命を負う習近平
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勝又壽良



異例の3期目で武力行使へ。「第2のプーチン」確実

習近平氏の異例でもある国家主席3期目が、23日に正式決定される見通しだ。3選理由は、中国社会主義の実現とされている。これは、表向きの理由であろう。武力による台湾統一が最大のテーマなのだ。習氏は台湾侵攻に踏み切れるだろうか。その見本は、ウクライナへ侵攻したロシア経済のその後の状況が示唆している。(『
勝又壽良の経済時評 』勝又壽良

プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)
元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。
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習近平、異例の3期目で「台湾侵攻」に現実味
中国は、10月16日から共産党大会を開催している。習近平氏の異例でもある国家主席3期目が、23日に正式決定される見通しだ。

習氏の3選理由は、中国社会主義の実現とされている。これは、表向きの理由であろう。武力による台湾統一が最大のテーマなのだ。もちろん、平和的統一をお題目に上げているが、その可能性はゼロである。民主主義を謳歌している台湾が、専制主義の中国へ組み込まれることを受け入れるはずがない。

こうなれば最終的に、中国は武力を用いた統一という血なまぐさい蛮行に訴えざるを得まい。だが、ロシアによるウクライナ侵攻の例が見せているように、21世紀の現在、武力を用いた領土併合は国際的にも否定されている。

先の国連総会で、ロシアのウクライナ4州を自国領とする決定は、142ヶ国から反対意思が表明された。台湾についても同様の事態が予想されるのだ。

台湾が日清戦争の結果、日本の植民地になったのは、清国にとって渡りに船であった。当時の台湾は、「化外(けがい)の地」で首狩りの蛮族が横行していた島である。清国は、この台湾統治に手を焼いており、日本へ譲渡したのは「厄介者払い」に等しかった。その台湾が、日本の近代化教育で見事に発展して、今や収益面で半導体世界一にまで成長している。中国は、ハイレベルな半導体を製造できないだけに、台湾が垂涎の的に違いない。

「台湾を手に入れたい」これが本音であろう。中国共産党は、この大任を習氏に任せたのである。

習近平は批判許さない存在
10月12日に閉幕した、中国共産党の第19期中央委員会第7回全体会議(7中全会)は、コミュニケに習近平氏の絶対的な地位を確認する文言を盛り込んだ「2つの確立」と「2つの擁護」という風変わりな文言が挿入されたのである。

「2つの確立」とは、習氏の党の核心としての地位と、習氏の政治思想の指導的地位を確固たるものにする。

「2つの擁護」とは、習氏の党の核心としての地位と、習氏を中心とする党中央の権威を順守させる目的だ。

共産党大会では、党の憲法ともいわれる党規約を改正して、前記の「2つの確立」と「2つの擁護」を盛り込む方向とされる。つまり、習氏の考えや方針に公然と異を唱えれば、党規約違反で取り締まり対象になるとみられる。個人崇拝の極致だ。

こうして習氏は、自らへの批判をすべて封じ込めることに成功したが、これで安泰と言えるだろうか。           

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年内までに1億ドルが不払い
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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和四年(2022)10月17日(月曜日)
         通巻第7494号  
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スターリンクの端末セット二万台でウクライナ軍の通信網
   年内までに1億ドルが不払い、これ以上の慈善事業は出来ないとマスク
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 世界一の金持ち、ビジネスの英雄にも限界があった。ウクライナから英雄と讃えられたマスク、一転してケチと批判され始めた。
過激派のサイトでは「暗殺リスト」に入った。

「スターリンクの端末セットを二万台、ウクライナ軍の通信網のために供与した。費用は   年内に1億ドルに達するが、ほぼ不払いとなっていて、これ以上の慈善事業は出来ない。したがって、「慈善事業」をこれ以上、単独で続けられない」とイーロン・マスクが発言した。

 ウクライナの通信網を確保するためにスペースXのスターリンクを、マスクは無償で提供して来た。もはや衛星サービススターリンクの費用を私たちが支援し続けることができないと主張し、ペンタゴンに支援を求めた。衛星インターネット端末はウクライナ軍にとって不可欠な通信手段で戦争を維持できた。ミカン箱の半分ほどの大きさで、どこへでも戦場に携行できる。
 
 マスクは「米軍が毎月数千万ドルを寄付しない限り、SpaceXがウクライナでのサービスのサポートを停止する可能性がある」と国防総省に警告してきた。 
すでにマスクは九月に国防総省に通知しているが、数百万ドルの輸送費を負担しただけだった。

 ウクライナのミハイロ・フェドロフ(デジタル大臣)は直ちに記者会見し、「スターリンク通信の継続を希望する。そうなると期待している」と発言した。
フェドロフは、マスクと交渉し、戦争前から段取りを組んでいた人物である。  
     □☆◎☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き  
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●樋泉克夫のコラム ●樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
【知道中国 2435回】             
 ──習近平少年の読書遍歴・・・「あの世代」を育てた書籍(習101)       ▽
 1961年、彼に思いがけない幸運が舞い込む。毛沢東の著作を、村に進駐してきた人民解放軍兵士から学ぶことになったのである。

 「ランプの光が明るさを増すほどに、彼の心はいよいよ輝く。食事を摂らず、睡眠を取らずとも、毛主席の著作の学習は止めるわけにはいかない」。学習の効果というものだろう、村一番の働き者でもあった彼は、やがて毛沢東思想の導き手となって文革の活動家へと成長する。「虚仮の一念」と言うのは失礼だ。やはり「意思あるところに道あり」と言いたい。

 18歳の彼に向って村人が将来の希望を問うと、「彼は毛主席像を真正面に見据え、壁に貼られた世界地図を指差して『銃を手に毛主席の歩哨となり、プロレタリア階級のために広い世界に飛び出し、全人類を解放したい』と熱く語った」のであった。

 1969年3月2日、念願が叶い、彼は人民解放軍の新兵に。
 その時、「憎っくき社会帝国主義が我が領土を侵犯したとの情報が入った」。彼は連隊本部に駆けつけるや、「連隊長ドノ、前線に急行し祖国防衛の任に当たらせて戴きたいであります」。すると連隊長は彼の両腕を強く掴み、「祖国防衛の真の戦士になるためには、毛沢東思想を活学活用しなければならない」と熱く説いた。

 以来、彼は「毛主席の著作を読み、毛主席の話を聞き、毛主席の指示に従って事をなせ」という林彪の『金言』を忠実に励行することになる。苦労を厭わず、働きに働く。ケガなんかで弱音は吐かない。ケガを押して軍務に励む。やがて連隊長の推薦をえて共産党への入党を申請する。69年12月29日に提出された申請書の最後は、「全人類を解放するため、燃え滾る真紅の血で地球全体を染めあげたい」と結ばれていた。

 年が明けた70年1月25日午後、作業を誤って電線を切ってしまった戦友を救うために、彼は電線を掴んだ。その刹那、高圧電線の先から火花が飛び散る。かくて人々の願いも虚しく、「胡業桃の心臓が再び元気良く動き出すことはなかった」。それにしても高圧電流が流れる電線を素手で掴むとは、いかな百戦百勝の毛沢東思想で完全武装したとしても、無謀が過ぎる。古来、「暴虎馮河、死して悔いなきを匹夫の勇・・・」と言うではないか。

 「胡業桃は偉大な一生を送った。生前、革命の青春は燃え盛る炎に似て、死後、英雄的な行いは四海(せかい)に伝わる」。その結果、「1970年12月、中共中央は光栄ある党員として追認し、併せて『模範共青団員』の光栄ある称号を授与した」のである。

 「憶苦思甜」は、全国民に毛沢東政治の正しさを植え付ける魔法の4文字だった。建国と共に国境が閉じられたことから、国民は他国との横の比較が出来ない。些か旧い表現だが、建国の瞬間から中国全土は巨大な『毛沢東思想サティアン』と化したのである。

全国民の生殺与奪の権を一手に握った毛沢東は、他国とではなく自国の過去と比較することで自らの正しさを国民の頭に叩き込んだ。過去の「苦」しみを「憶」い起こせ。現在の「甜(うるわし)」い生活をもたらした共産党にこそ感謝せよ、というリクツである。

 『罪悪的収租院』は「憶苦」を表象化した連環画であるだけに、「階級闘争とは、ある階級がある階級を消滅させることである。これこそが歴史であり、数千年の文明史である」との『毛主席語録』の一節が巻頭に置かれている。だが次の頁には、奇妙にも「階級闘争のなんたるか。搾取のなんたるかが判らないということは、革命が判らないということだ。過去の苦しみを身に沁みて感じていないということは現在の幸運を知らないということであり、ましてや今日の喜びを苦しみと誤解してしまうということだ」との林彪の言葉が記されている。

 出版は71年3月だから、『罪悪的収租院』は毛沢東と林彪の権力闘争が顕在化する以前に企画され、決定稿が定まり、印刷に付されたと考えてほぼ間違いないだろう。
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 << 今月の拙論予定 >>
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「ウクライナ戦争と宗教」(『WILL』12月号、松本佐保さんとの対談。26日発売)
「金本位制復帰議論、再燃」(『北国新聞』コラム、北風抄、10月31日)
「一帯一路大幅に軌道修正へ」(『月刊日本』、11月号、10月23日発売) 
「習近平三期目で中国は何処へ行くか?」(『夕刊フジ』10月31日〜11月4日日連載)           
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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴著の『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)を読んで、長年疑問としてきた謎が一気に解けた気になりました。「ときはいま天のしもしる五月かな」が檄文にかわるメッセージだという御説、なによりも驚きました。そういえば「天のしもしる」は天皇が治めるという意味ですし、五月は端午の節句、尚武の精神です。「しらす」、「うしはく」の相違は歴史学では常識でした。
 明智の蹶起は尊皇攘夷を目指したクーデターだったという宮崎正弘さんの解析。これまでの歴史家の解釈とはいったい何だったのでしょうか?
 というわけで、近刊『徳川家康 480年の孤独』(ビジネス社)を時間をかけて熟読しました。
家康の国家百年の計がなって、日本が世界史ではじめて法治国家、近代国家となり、また秀吉も出来なかった通貨の統一、儒学の政治利用など目から鱗の連続。通説を覆す御論と思いました。(CH生、船橋市)

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(読者の声2)友人に唆されて初めて株を買ったが、当時は電話で「x社の株をxの値段でx株を買え」と指示すると、数時間後に電話が入り、xの値段で買えましたと報告が来た。
 暫くするとコンピューターが入り、即時に売買が成立する様に進歩した。
ほとんどの大手企業、債券、国債などは極めて流動性が高く、例外なく、瞬時に売買が成立し決済される。
大変便利になりましたが、それにつれて巨額な金が世界を駆け巡る。その多くはコンピューターが自動的に機会を見つけて売り買いをしている。 
親戚の娘が美術学校で手織りの布を専攻し、展示会を開き、かなり高価な値段を付けていたが、全く売れず、憐憫の情をもって母親が内緒で何点かを購入した。
世界第3位の先進国日本政府が発行する国債が「過去4日間、連続して全く売れない」という極めて異常な事態が出現した。
つまり、日銀以外の買い手が、とうとう「円の切れ目が縁のツキ」で不買運動を始めた。これは地質学的に見れば、大地震の予兆に当たる。経済学の世界では、MMT信者が危篤状態になった。 
上記の母親にあたるのが、日銀、その祖父・保護者FRBであるが、日本、英国、そしてスイスに大量のドルを緊急事態供給している。
毎日の国際間の決済に必要な少額の貸し出しはあったが、今回スイスには$6.3BILLION,
(9000億円)もの融資を行なっている。金利は3.3%と、安くしてあげている。
この様な事態の後進国では、金利が20とか50%とかになる。
https://www.zerohedge.com/markets/cue-dollar-squeeze-panic-fed-sends-record-63-billion-switzerland-swap-lin
今、日銀とFRBが、どんな会話をしているか、罵り合いをしているのか、分からないが、一蓮托生を避けているらしい。
飛行機事故は、「落ちていく者が、周りを引き込む、という原理で連続する」という仮説があるので兎に角、事故を避けなければならない。最期に聞こえたのは乗務員の「みなさま、しっかりとシート・ベルトをしてくださいませ。では、またの日に」(在米のKM生)

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(読者の声3)16日から北京で共産党大会が始まりましたが、長い長い習近平の演説でした。みなはメモをとったりして、おわったら拍手と、まるでしゃんしゃん大会ですが、注目の人事は何時でしょうか?(DD生、岐阜)


(宮崎正弘のコメント)人事は23日、あるいは24日でしょう。
 党大会は実況されており、ネット画面を見ていましたが、習の次に入場してきたのは胡錦濤でした。白髪の爺さんでしたね。李克強の前です。江沢民は欠席。
ひな壇に昔の顔ぶれがずらり、曽慶紅、李徳江、李長春、温家宝らに混じって105歳の宋平が曽の右隣に。そしてテニス選手とのセクハラ疑惑の張高麗も何食わぬ顔で並んでいました。李瑞環も画面で確認できましたが、朱容基の出席は確認できなかった。
 長老を立てた演出ですが、この雰囲気から推すと人事に劇的なことはなさそうです。

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(読者の声4)イギリスでは、はやくも、トラス首相降ろしが激しく、かつての日本のよう。今週を乗り切れるかが鍵、とてもクリスマスまで持ちそうもない。
ジュークライナと揶揄されるゼレンスキーの50億ドルクレクレ攻撃に FOX News
タッカー・カールソンがブチ切れる様は面白かった。(日本語字幕付)
https://twitter.com/Jano661/status/1580975386321903616

 フランスは製油所のストライキで給油に大行列。欧州の鉄道・航空も人手不足とストで大混乱。チェコの学校では生徒はブランケットで寒さをしのぐ。トルコは炭鉱事故とリビアとのエネルギー協力、東地中海の海底資源をめぐってエジプト、ギリシャ、イスラエル、レバノンと縄張り争い。
 アフリカはマリをはじめロシアのワグネルが進出し反仏感情を煽る。ウクライナではスターリンクの運用が復活? 
ロシア版GPSのGLONASSは新衛星を打ち上げ、南米でもサービスを開始するという。
 世界的な金融危機で経済は減速見通し、穀物・油脂などの先物相場はかなりの下落。クリスマス商戦も期待できず、太平洋航路のコンテナ船は運賃下落、FedExは多くの機材が運行停止。
 中国の富裕村として有名だった華西村は2017年に債務が問題化していたが、実質破綻していた?
という記事。放漫経営で破綻というのは日本のバブル時代の後追いだが中国はさらにひどい。BBCの中文記事がよくまとまっている。
https://ameblo.jp/hagure1945/entry-12769445963.html
https://www.bbc.com/zhongwen/trad/chinese-news-56563870(PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)タッカー・カールソンが、ゼレンスキーを批判する画面ですが、これがアメリカの保守派が抱く心情を象徴していますね。トランプは「わたしの任期中、ウクライナ援助は3億ドル台だった。ウクライナが返せる金額だった。バイデンが520億ドル! バイデンは狂っている」という発言の延長線上とみます。


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自民党は許されないが身内は許される
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          伊勢雅臣

立憲民主党、旧統一教会との接点があった議員17名。でも「自民党は許されないが身内は許される」

立民は旧民主党時代から、ブーメラン政党といわれてきた。今回の問題をめぐっても、旧統一教会との接点が判明した所属議員は17人に上り、今後も増える可能性がある

つい最近も、辻元清美参院議員が旧統一教会の関連団体勉強会に出席し、会費を支払っていたことが明らかになった。その辻元氏は9月の沖縄県知事選では、有権者にこう呼びかけていた。

「(旧)統一教会と関係している方を知事に選ぶことは、みなさん絶対に避けなければなりません。油断しないでください」

「あの人はブーメランのプロだ」(日本維新の会の馬場伸幸代表)と評されるだけのことはある。一方、この件について立民の逢坂誠二代表代行は3日のBSフジ番組で、視聴者に「自民党は許されないが身内は許されるのか」と問われ、自民の事例とは異なると強調した。

「全く質が違う。知人に誘われた勉強会で会費を払った。しばらくたって領収書をみるとあれ、これはもしかして…ということなんです。質が全く違う」

とはいえ、立民はこれまで自民議員が「関連団体とは分からなかった」と説明したらそれで納得してきただろうか。辻元氏が勉強会に出席した平成24年4月は民主党政権時代であり、辻元氏は与党の一員だったのである。

それが今では、自分は知らずに巻き込まれただけの被害者のような口ぶりで、「細田氏を見過ごすわけにはいかない」と言うのには開いた口がふさがらない。



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重 要 情 報
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◎病み上がりのストーイック(stoic)な食生活:
前田正晶

これから、あらためて語って行こうとする私の食生活の内容を聞かれた方が「貴方は意志が強い」と褒めて下さった。私は謙遜でも何でもなく「いえ、いえ。私はそれほど意志強固ではありません。ただ単に未だ死にたくないので、主治医の指示に従っているだけのこと」と答えた。その内容はストーイックかも知れないが、そうする以外の選択肢は無いと思っているだけ。


先ずは「カフェイン」を極力避けること。これは、2006年1月の最初の心筋梗塞で入院したときに看護師さんに厳しく告知されたことだった。「どんなにコーヒーが好きだったとしても1日1杯が限度。理由は「カフェインが血管を収縮する効果があるから」だった。退院してからは家では「カフェインレス」と表示されているインスタントコーヒーのみを飲んでいる。外では付き合いで本当のコーヒーを飲まざるを得ない場合もある。なお、カフェインレスはアメリカでは“decaf“と言われていて、発音は「ディーキャフ」である。


次なる課題は「減塩」だった。これは既に述べてあったように半年は続けた。その手法としては減塩醤油、減塩サラダドレッシング、減塩出汁のもと、インスタントの減塩味噌汁等々だった。探せば未だあったかも知れないが、味気ない食べ物の追及だった。最も極端な例では、寿司には一切醤油をつけずに食べることだった。これも馴れれば生の魚の味が分かって面白かったと言うのは「負け惜しみ」かも知れない。


「脂肪分抜き」にも挑戦していた。これは病院食の中にあった例で、ハンバーグで一切脂肪分を抜いて調理した物が出てきたのに倣った。塩分と脂肪分を抜いたハンバーグがどのような味になるか、想像して見て頂きたい。でも、これで「動物タンパク」が摂れるのだ。


麺類を忌避すること。どうやら「饂飩」は小麦粉で構成されているので炭水化物であるから宜しくないようで、蕎麦なら良いようだった。饂飩がダメならば、ラーメンも好ましくないようだった。従って、退院後は殆ど外食ではラーメンを避けていたが、偶には懐かしくて食べることもあった。その際には汁を飲むことは避けるようにしていた、栄養士からは「塩分の塊」と聞かされた記憶があったから。この原則は今でも守っている。

カフェインの話に戻ると、先頃の入院まではCoca
Cola等にはカフェインが含まれていると知って避けてきた。だが、入院中に栄養士さんから「あの程度のカフェインの含有量では、少しくらいなら飲んでも問題ない」と聞かされたので、先日恐る恐る飲んでみた。炭酸飲料の爽快感はあったが、その時だけにして今でも無難な麦茶にしている


しかし、ビーフステーキやトンカツ等の動物タンパクは高齢者には必要と聞いた気がするので、月に数回は積極的に食べるようにしている。こうすることで、食生活に少しは彩りがあるようになると思うのだ。なお、私はアルコールが体質に合わないので飲んでいないし、飲みたいとも思わない。ではあっても、夏になれば「昔はビールを飲んでいたこともあったな」と、懐かしくテレビCMを見ている。



◎人間が作ったAIやロボットは、人間の心(情緒、感情、倫理観など)を持ち得るか。

テーマ:ブログ=北村維康

 数年前に、私が見たユーチューブで、ブルガリアの女性物理学者が、タイムトラヴェルをやってみたくて、タイムマシンを尋ねて世界中を歩き回ったが、何のことはない、自分の国のブルガリアのある科学者が、すでにそれを開発し、すでに30回も過去や未来に行ってゐた事を知った。そこで彼女も、タイムトラヴェルを体験させて貰ったのであるが、その時は、その女性科学者は、自分が体験し、見聞きした、西暦3800年のの未来が、余りにも人類にとって絶望的なものだったので、敢へてその写真や解説文の公開を控へてゐたが、最近その考へ方が変って、寧ろ積極的にそれらを公開することによって、その絶望的な未来の到来を、少しでも中和する為には、今ここでそれらを公開したほうが良いとの考へを持つに至ったのだといふ。


 その西暦3800年の未来では、人工頭脳が人間より遥かに頭が優秀で、人間を凌駕してゐるのであるが、此処でふと思ひ出すのは、手塚治虫の創作した『鉄腕アトム』は、人造人間ではあるのに、人間の心、つまり感情、愛情、正義感、などを持ってゐると言ふことが、時の読者には、新鮮に映った。私も含め、多くの人たちが、この漫画を夢中になって読んだものである。未来にアトムは生存できるか否か?未来に希望を繋ぎたいものですね!↓

(585) 西暦3800年にタイムトラベルをした女性が衝撃の写真を公開! -
YouTube
URL: https://youtube.com/watch?v=8MYrEyhdDLE
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