2007年09月12日

◆安倍首相、突然の辞意表明

                        渡部亮次郎

<安倍晋三首相は12日、首相官邸で自民党の大島理森国対委員長と会談し、「首相を辞めるので、代表質問はできない」と述べ、首相を辞任する考えを明らかにした。
大島氏は民主党の山岡賢次国対委員長に電話で、首相の辞意を説明した。>Sankei Web (2007/09/12 13:00)

<首相は7月の参院選で自民党が惨敗した後も続投した。9日には訪問先のシドニーでの記者会見で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊のインド洋での給油活動の継続について「国際的な公約となった以上、私には大きな責任がある。職を賭して取り組む」との強い決意を表明。
活動が継続できなければ退陣する意向を示していた。>Asahi Com  2007年09月12日13時07分
<【安倍の自爆テロ】
テロ対策特別措置法に基づいたアフガニスタンにおける海上給油活動は「国際公約」であり、それを継続するために「局面を変えなければならない」と安倍総理は辞任を表明した。
自爆テロのようなもので、これで局面を変えたい、国際テロへの戦いを継続したいという思いだろう。吉と出るか凶と出るか。次期総理は麻生だろうか。>(平井修一)

<安倍さんがかなり痩せられた、という情報を11日夜、日本プレスセンターで聞いた。育ちが良くて正直な人は政治家には向かない。祖父の岸信介に比べれば父親の安倍晋太郎はお人よしといわれた。

いつの世も政治家はあくどい位の個性的が望ましい。しかし戦後教育
(アメリカの陰謀)は悪どい人材を輩出しないようになっているから本当の政治家よ出よといっても果て無き夢だ。>メイルマガジン「頂門の一針」9月12日号「身辺雑記」渡部亮次郎。

<安倍首相辞意:「週刊現代」が「脱税疑惑」追及で取材
突然辞意を表明した安倍首相については、「週刊現代」が首相自身の政治団体を利用した「脱税疑惑」を追及する取材を進めていた。
 同編集部によると、安倍首相は父晋太郎氏の死亡に伴い、相続した財産を政治団体に寄付。相続税を免れた疑いがあるという。晋太郎氏は91年5月に死亡し、遺産総額は25億円に上るとされていた。編集部は安倍首相サイドに質問状を送付し、12日午後2時が回答期限としており、15日発売号で掲載する予定だったという。> 毎日新聞 2007年9月12日 15時00分

< 宮沢喜一元首相の<知性>をそのまま受け継いだような長女啓子は、ざっくばらんに父親を批評した。
 「父は昔よく私に、『知の上に徳がある』って言ってくれていたんですが、『知』ということではとても勉強家で知的だとは思います。でも、大きな意味での『徳』っていうとどうかなあなんて。

 ものを頭で解決するのが好きな人ですから、ハートで情で、となると、とても嫌がります。私なんかが、『娘が頼むのよ』なんて言い方すると一番嫌がりますから」
 啓子はさらに辛らつである。> 「プライベートでは保守的でなく、非常にラジカルで進歩的ですね。それを政治のほうにも出していったら面白いのにと思っていたのですが、保守本流ということで、父の政治姿勢はつまらないくらい保守的です。

 私も弟も時々もどかしく思っていました。特に総理としての能力には満足してなかったですね。向いてなかった。
 『いろんな総理に登用していただいた頭の切れるスタッフとしては最高だけれども、リーダーとしてはどうかな』
 などと私たち子供が言うと、父も笑って、
 『そうかもしれない』
 と言ってました」

 こんなに自由奔放に語れる娘に育て上げた宮沢は、まず家庭において第一級の教育者だった。啓子はこんなことも漏らした。
 「安倍さんを拝見していてもそうなんですが、日本人て、『なっちゃった人』を降ろすのが好きですよね」

 14年前の宮沢退陣劇への懐疑が重なっている。政争向きでなかった父親への悔しさでもある。とにかく、棺をおおいてから、愛娘にこんな含蓄ある言葉を投げてもらえる宮沢は幸せ者だ。>近聞遠見:「総理に向いてなかった」=岩見隆夫(9月1日付毎日新聞)2007・09・12

<小沢民主党党首会見:9月12日15時〜】

7月の参議院選挙で与党が過半数を割った。国民の支持を得られなかった。この事態の中で総理にいつづけ、先日は内閣改造、昨日は所信表明を行い、今日は代表質問の予定だったが、直前に辞任表明。私の40年間の政治生活の中で初めてのことだ。本当のところ、総理自身がどういう心境か、よくわからない。

――テロ対策特別措置法の継続のために局面を打開するために辞任したが。

分かりません。総理がそう思われたので、私に聞かれても分かりません。テロ特措法、イラクについても我々の安全保障政策はマニフェストで反対を示している。それで過半数を得ているので、考えが変わることはありえない。

――党首会談が断られたことを辞任の理由にあげているが。

再三、申し入れがあって、私が拒否したと報道されているが、会談の呼びかけを一度も受けていない。間違った報道はしないでほしい。呼びかけは大島国対委員長から本日の昼前に申し入れがあった。

「いつでもいい」と言ったが、ただし本日の情況で、どういう話をしたいのか、きちんと申し入れてほしいと言ったら、「ごあいさつ」だと言う。ご挨拶ということなら、この時点でどうか、と。これを官邸に伝えるという話だったと聞いている。大島国対委員長がどう伝えたかは知らないが、今日の申し入れ以前に党首会談の申し入れは受けていない。

――総理が辞めて新総裁になるが、国会対応で変化はあるのか。いといわれたら。

国会運営は新しい総裁に聞いてください。話し合いにはいつでも応じる。

――○○(聞き取れず)
次は衆議院選挙で、いつ解散があるか分からない。万全の態勢をとっておくのが政党の心構えだ。

――安倍政権への評価は。
40年の政治生活でも、過半数を割っても辞めない、内閣を改造して、所信表明演説をし、代表質問の前に辞める。総理の心境がよく分からない。

――○○(聞き取れず)
我々は参議院選挙で約束したことで過半数をいただいた。その約束を全力を尽くして実現したい。

――テロ特措法は退陣で審議が先延ばしになるが。
与党の考えていることは分かりません。与党に聞いてください。

――○○(聞き取れず)
自民党の総裁が代わっても我々の考えは変わらない。

――○○(聞き取れず)
我々が最終的に首班を決めるには衆議院で過半数を取らなければならない。早い機会に解散を望む。自民党云々ではなく、民主党は総選挙で国民の過半数の理解を得られる政党になりたい。参院選挙公約の実現に努める。>
メモ提供平井修一氏。

◆<渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針  第928号 >
   (2007)年09月12日(水)

・ 多数者革命って何:渡部亮次郎
・無意味なハイオク論議:古澤 襄
 ・急成長する民間軍事会社:平井 修一
・辺境「長白山」に飛行場:宮崎正弘

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