2007年10月26日
◆巴里だより「パイプオルガン」への読者の声
<同エッセイは,本欄10月21日に掲載されたものです・・編集部>
岩本宏紀(在仏)
◆少年合唱団も 。。。京都の女性
素敵ぃ。私も偶然演奏を聴いたことがあります。
感動で、すぐに改宗したくなりました(笑)とっても有難い響きでした。
教会で少年合唱団に遭遇したときは、涙が止まりませんでした。
そして、跪いて懺悔したくなりました(笑)
◆天使の声の正体 。。。。巴里の女性
パイプオルガンって見ても美しいですよね。 ちょっと話は逸れますが、私がまだ子供の頃、引っ越した先の裏からコーラスの声が聞こえてきました。
真面目に「天使の声が聞こえる...」と言う私に 母が微笑んでくれました。
それは裏にあった中学校のコーラス部の練習で 都でも何度か優勝するほどの腕前だったそうです。
信仰の場所って宗教はなんであれ 厳かな気分になれます。
◆ジャズと校歌とパイプオルガン 。。。。巴里の郊外に住む男性
私にとっての最初のパイプオルガンは、通っていた学校(一環教育で幼稚園から大学まである)の礼拝堂にあるパイプオルガンです。
一緒にバンドをやっていた友達のピアニストと、こっそり入り込んで校歌を即興でジャズ風にアレンジして弾いていたら、学長が通りかかって、何処かで聞いた事ある曲だなと立ち止まったので、冷や汗をかいた思い出があります。
(岩本:みなさん、それぞれ教会にまつわるいい思い出をもっておられるのですね。
お寺や神社についてもきっとそうでしょうね。 ぼくの場合特に強烈な印象が残っているのは
1. 伊勢神宮の澄んだ空気
2. 中宮寺の弥勒菩薩
3. 出雲大社のしめ縄
4. 広隆寺の弥勒菩薩
5. 亀岡大本の万祥殿(ばんしょうでん)の清らかな空気 。みなさんはどうでしょうか)
◆マドレーヌ寺院でこっくり 。。。。元巴里、今は大阪の男性
マドレーヌ寺院、ここは、ずいぶん昔に初めて観光旅行でパリを訪問したとき、偶然立ち寄った記憶が鮮明に残る寺院です。その時はバロックのコンサートが夜にあるというので、チケットを買って改めて夜に出かけたわけですが、あまりの気持ちよさに、日本との時差も加わり演奏時間中はコックリコックリしていた記憶があります。
(岩本:この教会の祭壇にはキリストがいない。多分マリアと天使だけです。珍しいですよね。
添付画像をご覧ください。)
◆演奏場所は狭そう 。。。巴里の男性
そうなんです!教会はその祭壇や左右の彫刻、天井画や絵画のすばらしさ、美しさより、
パイプオルガンの設備や荘厳さの方が面白いのですよ。(個人的には)僕は常にパイプオルガンが気になって、どの教会でも正面から入ると正面祭壇には目もくれず、直ぐに振り返って各教会の誇る?パイプオルガンを見比べています。
日本人女性の演奏者にも会って話を聞いたこともありますし、直ぐ傍まで近寄って観させてもらったこともあります。演奏者は少ないようで、鍵盤と立ち並ぶパイプ、それに音調を操作する装置に前後挟まって演奏している状態でした。
ピアノ線の調弦があるように、パイプの調筒なんていうものもあるのでしょうか?!教会内は常に涼しいので、パイプが膨張縮小することなんてきっとないのでしょう。
一度フルで演奏を聞いてみたいものです。
(岩本:一度パイプオルガンの機構を見せてもらいたいですね。
電気がなかった時代はだれかが一所懸命にペダルを踏んだりしていたのでしょうね。)
◆ミサ曲を聴いていたら巴里だよりが 。。。岡山の男性
広島の友人の娘さんが歌ったフォーレのミサ曲を聞いていたら、岩本からのメールにパイプオルガンというフレーズがあり、思わず開けて、写真を見ながら、ミサ曲を聞いています。
何というタイミング!岩本が感じたように、僕も「よし」と言われているのかもしれない(僕の場合は、しれないかもしれないかもしれないかも、くらいですが)と思いながら見て、聞いています。
(岩本:こういうタイミングのよさは本当に嬉しいよね。なにか目に見えないものの力を感じます。)
◆神様の声 。。。。東北の女性
岩本さんがお聞きになった音は、まぐれもなくパイプオルガンを通しての神様の声だと思います。重病の老犬のために、十字架を求めておられたお友だちの犬への愛情も、その犬のために祈りを捧げようとされた岩本さんのお心も美しく、神様がオルガンを通して、お言葉をかけられたのでしょう。
お写真のマドレーヌ寺院のパイプオルガンは、本当にすばらしいですね。私はカトリックですので、ヨーロッパの教会にはとても憧れています。
その時、私にはパイプオルガンの音が、どのように聞こえるのでしょう。私は岩本さんのように愛情深くはありませんので、もしかしたら戒めのお言葉が聞こえるかもしれません。
(岩本:日本の寺の天井には龍が描いてあることがありますね。和尚さんのはなしでは龍とは迷っている人をどついて、「くよくよ考えずに、さあ行きなはれ!」という役目を負っているのだそうです。ちょっとパイプオルガンに似ていると思いませんか?)
◆三越本店のパイプオルガン 。。。。巴里の男性
パイプオルガン、これまた懐かしい事々を思い出しています。終戦後のまだ何も無い頃、日本橋の三越本店にパイプオルガンがあり、幼い私にはとても素晴らしい気高く荘厳な音に感じ、その為に三越への買い物をせがんだものです。
演奏していなくとも、遠くから見るだけでも大きく豪華な物と映りました。その後四ッ谷のイグナチオ教会ではミサや結婚式などの機会に何とも云えない天の音楽を何度も聞きました。
ところが当地に参り、ランス、シャルトルといったカテドラルばかりか、殆どどの教会にも、その聖堂に合わせて設計、設置されたパイプが何千本のパイプ・オルガンがあるのを見、演奏を聴いて、ウットリを超えたことが何度あったことでしょう。
巴里ではサント・ユスターシュが一番と云われていますが、ノートルダムでもサンジェルべでも何処もそれぞれに素晴らしいものと感じます。
天国を想像させる音なのでしょう。
(岩本:デパートのパイプオルガンがあったとは驚きですね。金儲けだけではなく、もっと
こころの余裕があった時代なのでしょうか。) (完)
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