2007年11月09日

◆東北人には迷惑

                    渡部亮次郎

<小沢代表「口べたな東北かたぎ」と釈明

「口べたな東北かたぎ(気質)でして」。7日午後、東京・永田町の民主党本部で衆参両院議員懇談会に出席した小沢一郎代表。居並ぶ国会議員らを前に「辞職願提出は不器用だった」と釈明した“壊し屋”の目は、潤んでいた。

詰めかけた報道陣がビルの外にまであふれ、異様な熱気に包まれた党本部。マイクに向かった小沢氏はまず深々と一礼し、くちびるをかみ締めながら話した。

「自分は口べたな東北かたぎでして…」。小沢氏がこう話すと、それまで息をのむように静まり返っていた出席者から笑いが漏れ、場の雰囲気がわずかに和らいだ。

「みんなで頑張りましょう」との言葉で着席した小沢氏に向かって、割れるような拍手と「そうだ、頑張ろう!」との声が飛ぶ。小沢氏は立ち上がって「ありがとうございました」と再び頭を下げた。

しかし、続く質疑応答では国会議員から「民主党と国民にギャップがある」「お忙しい体で大変だろうが、代議士会や本会議にもご出席いただきたい」などと厳しい意見が続出。

首を傾け、目を閉じて神妙な面持ちで聞き入る小沢氏の顔には、疲れがにじんでいた。>11月7日17時22分配信 産経新聞

党幹部をドタバタさせた原因を東北人気質のせいにして笑いを誘い場内の雰囲気を和ませたのは政治家らしいズルさだが、納まらないのが我々東北人である。

江戸時代は差別され、戊辰戦争では秋田を除いて「朝敵」にされて
明治政府に苦しめられた。政府側についた秋田藩も、ドジだったとはいえ陸軍でも海軍でも大将には絶対、してもらえなかった。

口下手なのは寒いからあまり口を開きたくない。自然、説明下手になる。だから居並ぶ国会議員らを前に「東北人・・・」と言えば会場は和んだに違い無い。

それはともかく今回、小沢氏のやった事は、老練な政治家として当然のやり方であって、それを瞬間的に理解できない鳩山や菅といった調教不足の素人に原因がある。

仮に大連立に踏み切るとしても、期間は衆議院解散までの短時間である。その間に民主党の参議院支配を梃子に民主党のマニフェスト
を政府・与党にすべて呑ませることが出来る。そうなれば「民主党もたいしたものだ」となって総選挙で大勝する。

当に小沢氏の戦略は「庇を借りて母屋を取る」大博打だったのである。手品に等しい大博打を事細かに身内にしろ説明したら、ネタのばれた手品。途端に崩れてしまう。

説明不足と言って民主党内は騒いだが、騒いだ奴らは、学力はあるが智恵は全く無い「単純性脳膜炎」患者。要するに馬鹿。小沢氏にすれば、こいつらとは「やってられないよ」となったのだ。

だから辞める、ではこれまた単純だったが、既にそこには小沢新党結成への設計図があった。参院で自民、民主の真ん中にあって、政府与党の首根っこを抑える事のできる数、最低17人の参院小沢新党。軽く20人は纏まると踏んでいたようだ。

ところが事情通によると、なんと14人しか読めなかった、小沢が突然弱気になったのが、この時点。辞意表明の夜だった。後はズブズブと沈んだ。

なんともみっともない「幕切れ」のように思えた。しかし、ここから粘るのが東北人の本来の姿。新しい戦略と戦術が練られているはずである。

原作:中曽根康弘 脚本:渡邉恒雄 監督:森喜朗 主演:小沢一郎 助演:福田康夫の演しもの。幕切れなんかで無い。幕開けである。貫禄、経験不足の鳩山や菅、岡田なんかはとても従いては行けない。文中敬称略。2007・11・08

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