2007年11月24日

◆巴里だより「わかっちゃいるけどやせられない」

  岩本宏紀(在仏)

●男85cm 女90cm
メタボリック症候群の判定基準に男のへそ周り85cm以上という項目がある。 

ぼくにも82cmという時代があった。年月を経て87cm、ときには88cmに達する今日この頃。鏡に映った我が体幹部は、本来くびれているべき箇所が外側に膨らんでいる朝もあり愕然とする。85cm以下がいいのは言われなくたってわかります。

●腹筋運動とゴルフ
ゴルフの飛距離を伸ばしたくて、2年前から腹筋運動、腕立伏せ、ストレッチをやっている。甲斐あって飛距離は着実に伸びている。しかしながらデブ腹はなおらない。年末年始の飲み会を思うと憂鬱だ。一体どうすればいいのだ。

●最後に脂肪が減る
食事を減らせば体重は減る。しかしそこには落とし穴がある。
フランスで体組成計(体脂肪だけでなく筋肉、水分、内臓脂肪などがわかる体重計)の説明会を開いたとき、肥満治療を専門とする医者は集まったジャーナリストにこう説いた。

「運動量を変えず食事を摂らなかったら、まず水分が減る。次に筋肉が小さくなる。脂肪が燃焼するのはその後。つまり体重は減るが健康な身体にはならない。筋肉を維持しながら脂肪を減らすのが正しいダイエット。それには運動が欠かせない。」

●20分未満でも効果あり
数年前までは 「脂肪を燃やすには少なくとも20分継続して運動する必要がある。なぜなら最初の20分は血液のなかの糖分がエネルギーとして使われ、
それを過ぎて初めて脳が、脂肪を燃やしてエネルギーとせよ!と命令するからである。」と言われていた。朝のわずか15分だけ筋肉トレーニングをする自分には、効果が現れないと悲観的になっていた。
 
ところが最近嬉しい説が出てきた。
「短時間の運動でも効果はある。なぜなら運動によって筋肉が増える。 
脂肪と違って筋肉はエネルギーを消耗するので、食べたものがしっかり消費され、肥りにくくなる。

脂肪がぐんと減ることは期待できないが、少なくとも今以上に肥ることはない。」という考え方である。この言葉に勇気付けられたぼくは、これかれも筋肉トレーニングを続ける。

●あなたに褒められたくて
実はもうひとつ重要な動機がある。それは「あなたに褒められたくて」という気持ちだ。高倉健は何をするにも、おかあさんに認めてもらいたいという気持ちが根底にあったことをこの題名の本のなかで吐露している。 ぼくの場合、自分にとって大切なひとから「デブ腹にならにように気をつけているじゃないか」と思われたい。

さらさらの髪、つるつるの肌、光沢のある爪を保ちたい女性も、自分の好きなひとに喜んでもらうため、と思えば日々の手入れも苦にならずむしろ喜びになるのではないだろうか。美しさ、自分のためのみならず。(完) 


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