2007年11月28日

◆馬鹿につける薬

                   渡部亮次郎

よく「馬鹿につける薬は無い」と言う。馬鹿を治す方法は無いという意味だ。口の悪い政治記者は今の馬鹿は民主党国会対策委員長山岡賢次だという。

旧姓藤野。慶応を出て、大作家山岡荘八の入り婿になった。それでも既に64歳。近々政権を取って大臣に成らない事には、何のために政治家を20年もやってきたか意味を見出せずに老人になるところだ。

国会を賑わしている山田洋行問題。民主党は、賄賂性のある日本橋人形町の料亭「濱田屋」の宴会に財務大臣額賀福志郎氏が同席したかどうかで対立しているが、この問題は適当なところで手を引かないと、火の粉が小沢民主党代表に飛ぶ。

<民主党は15日の証人喚問で、守屋氏が額賀氏の宴席同席を証言して以降、額賀氏が同席を否定し続けたため、2人の証人喚問を要求。27日の役員会で改めて喚問を求める方針を確認した。

夕方には山岡賢次・国対委員長らが国会内で会見し、党が守屋氏から直接電話で聴取した話として、額賀氏が同席した際のより具体的な模様を紹介した。山岡氏は「守屋氏と額賀氏のどちらが偽証なのか、国民にはっきり示す段取りを整えるのが国会の責任だ」と述べた。

これに対し、額賀財務相は22日の参院財政金融委員会で、民主党が宴席があったと指摘した06年12月4日夜は、家族らと会食した後、都内で開かれた防衛関係の「勉強会」に出席したと、具体的な日程を示して、同席を改めて強く否定した。

27日午前の閣議後の記者会見では「『勉強会』は会議録もあるし、テープもとっている」と述べた。午後には、自民党の大島理森国対委員長が記者会見、家族らとの会食写真や当日の詳細な日程、勉強会でのやりとりとされるものの一部を公表。自民、民主両党が「証拠」を提示しあう異例の展開となっている。>Asahi Com 2007年11月27日21時29分

防衛専門商社「山田洋行」をめぐる事件で、防衛省の守屋武昌前事務次官(63)が、接待以外の個人的な飲食費も、元同社専務宮崎元伸容疑者(69)側に負担させていたことが27日、関係者の話で分かった。

世間はこればっかり知らされているが、真実は違う。元山田洋行専務宮崎元伸容疑者(69)が守屋次官以前に狙ったのが空将田村秀昭であり、そのための小沢一郎であり、金丸信だったのだ。深入りすると山岡は墓穴を掘るというのはそういうことなのだ。

宮崎は田村を参院議員にしようとしたが、自民党首脳にコネは全く無かった。そこである人物を介して小沢自民党幹事長に接近、さらに副総裁金丸に面談。結果、全国区の当選順位が飛躍的に格上げ。詳しい人は格上げは「10位」と言う。

そのためにスポンサー宮崎が使った金は2億円と言われている。山岡はこのことを全く知らない。東京地検は時効の関係で今回はこのことには触らないで捜査を進めるが、山岡が余り調子に乗りすぎると自民党はマスコミにはこのことを流して民主党の足を掬おうとするはずである。

それに気付かないで追究を煽っているのが山岡委員長。だから「馬鹿につける薬が無い」との声が内外からあがるのだ。

田村追及の声が自民党から出ないのは、次の総選挙を睨んで国民新党との提携を睨んだ配慮があるという。さらに本音をいえば小沢も追い詰めたくない。今度は自民党に何が刎ねかえってくるかか分かったものじゃないからだ。

それを知らない山岡は1人で粋がっている。他の野党や民主党内でも「大丈夫か」と懸念する声があがっている。バカにつける薬はないというわけだ。

報道各社の記者は事件の主役を防衛庁長官経験者や防衛大臣経験者だと思っているが、東京地検は守屋前事務次官と宮崎の贈収賄に絞っているのでは無いか。今話題にされている額賀財務大臣も久間初代防衛大臣も防衛利権には神経質になっていたから事件には出来まい。

まして民主党にまで飛び火すると成れば日本国はひっくり返ってしまう。東京地検は角を矯めて牛を殺す権限は無いはずではないか。
(文中:敬称略)2007・11.27

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