2007年12月14日

◆徒ならぬ福田・小沢関係

                    渡部亮次郎

事情通に言わせると、民主党小沢一郎代表氏。中国ゴマスリ遠足から帰ってから元気がないという。

また週刊新潮は13日発売の2007年12月20日号でこてんぱん。「中国の“皇帝”に卑屈な態度で拝謁した小沢氏。が、開会中の国会を無視して強行した訪中に見るに耐えないと党内からも批判が噴出」と厳しく4ページに亘って笑われている。

これでは従(つ)いていった国会議員連中ですら、選挙のことを考えれば行かないほうが良かった?

捜査が政界ルートに向かって進展中とされる防衛省過剰接待事件。十何年前、自民党当時、田村秀昭空将を参院議員に仕立てるために山田洋行の宮崎専務(当時)との間に金銭の授受が噂されたものの「時効」で救われた言われたものだ。

ところが、経緯を熟知する人物に言わせると、「時効になっていない部分がある」と言い、小沢氏が自民党を抜け、さらに民主党に加わってからも防衛庁(当時)の事務官をめぐって田村氏の時と同じような事をして、東京地検が嗅ぎまわっているようなことを言う。

つまり今度の事件で或いは地検に呼び出されるのではないかとマスコミが追い回しているこの人物に言わせると、小沢氏は民主党へ行ってからも防衛利権と繋がっていた証拠だというわけである。

このことに関しては2007年11月上旬ごろ変な情報がインターネット上を流れた。

<ああいう利権から得たカネというのは、日本国内で保管するから表沙汰になって地検に把握される。山田洋行の1億を当時専務だった宮崎(日本ミライズ社長)が使い込んだとかいう話は、アメリカにあっても日本企業だから出た話。

そもそも湾岸戦争時に1兆円もの特別会計が組まれたが、ああいう防衛利権は海外で”食う”から、日本ではまず表に出ない。過去の報道をくまなく分析・調査すると、○○が海外に隠し資産を持っていることはもはや暗黙の了解、政界の常識と言っていい>というものであった。

この情報を流した人物は「従って福田首相と小沢代表の会談は連立や政策協議もさることながら、本筋は防衛利権捜査の行方をめぐるきわどい取引が主テーマと断じていた。憶測ではないとは言うが、あまりにも大きな話ではある。

ところで2人の党首会談をめぐる自民、民主の「大連立」話。どうもあれで終わったとは思えない。そんな単純なものではなかったはずだからである。

それは小沢のハラが元々政界再編成による大保守政党の編成にあると見るからである。小沢の魂は、菅や横路との心中にあるのではない。公明抜き保守の再編成にあると見るからである。

田中角栄に引き立てられて育った小沢一郎。旧田中派で金丸信をめぐる野中広務との対立から派内に居られなくなり、遂には脱党した。その結果新党を立ち上げて細川内閣を作って自民党を公明党に売り渡すこととなった。

しかし、これは小沢の本意では絶対無いはずである。小沢こそは保守政治の真髄に迫って行く政治家であるはずだ。だから角栄が本物に育て上げようとしたのである。金丸が目を掛けたのである。

多くの人は福田・小沢会談は過去のものと思っているが、私は小沢が最終的な大保守合同への野望を棄てるはずは断乎として無い、と思うものだから回線は繋がったままだと思う。2007・12・13

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