2008年03月15日

◆雪解けが待ち遠しい山菜

                  渡部亮次郎

<植物食べ中毒、1人重体=散歩の女性に勧められ調理−宮城

11日午後7時半ごろ、宮城県大崎市岩出山の民家で、カブのような植物の
煮物料理を食べた女性(65)が突然、気分が悪くなった。

女性は病院に搬送されたが、けいれん症状を起こし意識不明の重体。煮
物を調理した近所の女性(65)も吐き気などを訴え入院した。県警鳴子
署は食中毒の疑いがあるとみている>。2008年3月12日9時31分配信 時事
通信

秋田の日本海沿岸近くで育ったので、山菜にはあまり縁がなかった。精
々、ワラビ、ゼンマイ、ミズを五城目(ごじょうのめ)の道路端に展開
される青空市場で買って食べた。

カロリーはゼロ。終戦直後の空腹を満たすものでは全くなかったが、何
しろ山菜の登場は長かった冬がようやく終わった事を象徴する何よりの
喜びだった。

東京下町生まれの家人は秋田から送って来る茸(きのこ)には高い関心
を示すが、山菜にはあまり。私だけが地元の雪解けを首を長くして待つ
次第。おひたし、味噌汁の実など堪えられない。

関東や関西にも山菜はあるだろうが、人々が探しに山入りしたとは聞い
た事がない。天草出身の園田直外務大臣(故人)も話題にした事が無かっ
たから、九州にも山菜は無いのかもしれない。雪の積もらない山だと春
も乾いているから生えないか。

都会生活の間は尊敬する先輩門間吉右衛門さんに甘えた。中年になって
角館や田沢湖に遊ぶようになってからは田中昭一さんに主に面倒を見て
もらっている。しかし今年は雪の消えるのが遅い分、山菜の春も遅くな
るらしい。

山菜(さんさい)とは、山野に自生しているものだが、最近は里で栽培
されるのも出てきた。


ノビルやヨモギなど、土手やあぜ道に自生している植物で食用になる場
合もあるが、これらは普通山菜とは区別して野草と呼ばれる。
冒頭で指摘されたのも山菜ではなく野草だ。

野生植物である山菜は、収穫量も多くなく、味にもやや苦みがあったり
「あく」があったりと、やや難がある場合も多い。しかし、そこに独特
の風味や変化を感じて堪らない。

また栽培野菜はさほど季節を問わないのに対して、野生植物にははっき
りした季節の変化があり、それを採取するのが季節の楽しみという面も
ある。

地域によっても種に違いがあるため、地域の特異性も見いだしやすい。
山里ではそれぞれに山菜料理を名物にしている店がある。

もっとも近年では山菜も栽培される例が少なくなく、広く流通している
ものもある。そのため、名物の山菜料理がある程度どこでも同じものを
出している、という例が少なくないのも事実である。

平成に入る頃から、山菜ブーム、自然食ブームの煽りを受け、初心者や
業者による破壊的な採取や乱獲などの問題が浮上するようになった。こ
れは、ひとつには都会と田舎の乖離が大きくなったためでもある。

主な山菜

アケビ アザミ アズキナ(ピョン) イワブキ(ダイモンジソウ) ウド
ウワバミソウ オオバギボウシ(ウルイ) カタクリ キノコ ギョウジャ
ニンニク(別名:アイヌネギ、キトビロ) クサギ クコ(カラスナンバン)

コゴミ コシアブラ シャク サルナシ セリ ゼンマイ タケノコ たらの芽
つくし ハスカップ ハマボウフウ ハンゴンソウ フキ、フキノトウ ニリ
ンソウ マタタビ ミツバ モミジガサ(別名:シドケ) ヤチブキ 山ブド
ウ 山ワサビ ワラビ

山菜には似た見かけの毒をもった植物がある場合がある。これらを見分
けるには知識と経験が必要であり、素人がむやみに山菜を採ってきて食
べるのは食中毒の危険がある。

山菜と間違えやすい毒草
スズラン:ギョウジャニンニクと間違えやすい。
トリカブト:ニリンソウなどと間違えやすい。
ドクゼリ:セリと間違えやすい。
バイケイソウ:オオバギボウシと間違えやすい。
ハシリドコロ:フキノトウと間違えやすい。
ウルシ:タラノキと間違えやすい。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渡部がよく利用するのは秋田県仙北(せんぼく)市田沢湖生保内(おぼ
ない)の「宝風」。
電話:0187-43-0456  Fax:0187-43-2588
Hpアドレスhttp://www.takarakaze.com
Eメイルアドレス:Shigeru@takarakaze.com
2008・03・10


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