2008年05月07日

◆胡錦濤お見送りは当然の儀礼

                    渡部亮次郎

中国の胡錦濤国家主席は日本の国賓としての来日だが、5月9日金曜日の日程の中で10:00 天皇、皇后両陛下にホテルニューオータニへ訪問して頂く(〜10:30)。を叩頭外交と誤解して騒ぐ向きがある。

これだけ見れば誤解も当然だが、その後の胡氏の日程を見れば、両陛下のホテルご訪問は「お見送り」であり、国賓に対する礼儀としては普通の事である。

かの「広辞苑」でも「歓送迎会への天皇の出席、21発の礼砲、宮中晩餐会の行事がある」と説明している。5月7日水曜日に、09:00 皇居にて歓迎式典、天皇陛下への謁見とあって歓迎した以上、お見送りは付き物。

9日は09:00 ホテルニューオータニにて在日チャイナ大使館員や留学生、駐在員らと朝食会。11:20 JFEアーバンリサイクル施設(神奈川県川崎市川崎区水江町)を視察とあって東京を離れるのだから、両陛下としてはその前に「お見送り」が当然。

午前10時に胡氏宿泊のホテルに出向いてお見送りの挨拶をされるのは叩頭でも土下座でも無い。国賓に対する当然の儀礼に過ぎない。
それが屈辱というなら国賓としての招待を拒絶するしかない。

抗議しても両陛下はおやめになるわけにはいかない。胡氏を国賓として接遇する事は内閣が閣議で決定したことであり、天皇陛下といえども憲法上、逆らう事ができないからだ。

一旦、国賓として国家が決定した以上、皇室と政府は最高の接遇は当然であり、歓迎はしても見送りはしないというのは大人としては失礼な行いである。(元政治記者・大臣秘書官)   2008・05・06



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