2008年05月11日

ITこぼれ話「WEB2.0時代って何?」

ミッキー中川 (IT相談員)

さてWEB2.0のことですが、これは2005年に登場、2006年のIT業界の流行語となりました。
WEB2.0とは、曖昧な用語で、定義ははっきりしていません。
しかしここにきて、「ネット上の不特定多数の人々(または企業)を、受動的なサービス受益者ではなく、能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」と定義づけられました。
わかっていることは、ここ数年の明らかに以前と違うネット上の現象を総称して、WEB2.0と呼んでいることです。

WEB2.0の始まりは、2004年以降の通信回線の高速化に始まります。通信の高速化によって、大容量のデータ(ファイル・画像・動画・音声等々)の送受信が、スムーズにできるようになりました。
また同じ時期に、検索エンジンの精度の向上や、個人間のコミュニケーションツールである「ブログやSNS」の登場により、ネット社会は、見る世界から参加する世界に移行することになり、個人の情報量がネット上の大半占めるようになったのです。

・代表的なSNSであるMIXIは、2004年2月にサービスを開始、2006年3月300万人が参加、2007年5月には1200万人を超えています。(ただし利用率は、2007年5月現在64%と言われている)。
登録は、紹介システムでしたが、ここまで来ると、紹介なしと同じになりました。YAHOOのSNSは、紹介なしにして、MIXIを超えると宣言しています。

これに類似するサービスが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』や、ネット上の相談室「おしえてgoo」である。個人の知恵が「集合知」となった最たるものといえるでしょう。

hyo

掲示板とブログとSNS
「掲示板」は、課題(タイトル)に意見を書き込み、コメント欄があります。
「ブログ」は下記内容@Aのん内容に記事のカテゴリー分けができます。
「SNS」は下記内容すべての機能があります。もちろんコメント欄もあります。
@プロフィールの表示
他の人にあなたがどのような人か伝えることです。プロフィール内容のプライバシーの内容は、公開制限ができます。またプロフィールは後から編集もできます。
この公開する内容が、「お友だちを探せる」情報に登録されます。
検索情報は、ニックネーム、性別、趣味、血液型、出身地、現住所など。
A日記の表示自由な日記が書ける。(自分史や旅行記、その日の出来事でもなんでもOK!写真も載せられます)
自分の日記にコメントが書かれたり、お友だちの日記にコメントが書ける。
日記から共通の趣味や新しいお友だちがみつかる。
B友達に登録されたメンバーの表示
C参加しているコミュニティの表示
コミュティエリアには、コミュニティの紹介、参加者、特定のテーマに興味のあるメンバーが集まる「掲示板」が用意されます。
コミュニティ管理者が、メンバーの参加・不参加を決めることができます。
既に活動されている団体の方は、メンバー同士のコミュニケーションツールとして、個人で何か探している方は、趣味と仲間探しのツールとして使うことが出来ます。
Dあしあと
自分のページに訪れた人を記録します。いつだれが見に来てくれたか一目で分かります。見に来てくれたひとのページに行って、交流を図ることができます
Eネットワーク内でのメール交換
メールアドレス使わずに、メールを送受信することができます。

「SNS(Social Networking Service)」とは、人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のコンテンツです。
コミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供することに特化しています。

「IT(情報技術=Information Technology)」という言葉も、「ICT(通信情報技術=Information and Communications Technology)」の言葉に代わって来ました。

では、「WEB2.0時代はバラ色か?」「落とし穴は?」みんなの意見(集合知)は「正しい」?しかし「あるべき姿」なのでしょうか。
掲示板やブログへの書き込みは特定層(賛同者、反対者を含め)の意見が多く、えてして偏った意見が幅を利かせやすいのが目立ちます。

みんなの意見(集合知)、つまり個々の知識や意見を共有し合う、「WEB2.0の特徴」が、その道のプロの意見でなくても、気楽さ・責任の無さ(簡単に配信・修正・削除できること)から、個々の意見を誤ったままでも、多種情報として公開される結果となっています。

1.「情報の玉石混淆が激しい。」これからの時代は、自身に必要な情報、コメントを見極める力と受け流すことが必要となるのです。つまり、書き込みが、冷やかしか或いは誹謗中傷かを見極める能力が必要になるという意味です。

2.では、注意点とは何か。
「ブログや掲示板、コメント欄」に、内部告発的なことは書かない。会社や公的立場であると処分対象となります。
ブログや掲示板に、特に自身の身分を隠して誹謗中傷や暴露記事を書くことは許されないということです。
逆に、ブログや掲示板の内容に反感を持つ人が、コメント欄を利用して集中的に荒らし記事を書くことを「炎上」といいますが、自身のエリアが荒らされた時は、自身の「書き込み内容」に非はなかったか検証、非があれば詫びる、なければ真意を説明、真面目な管理者ならば、コメントを削除する旨を声明することが必須条件になる時代が到来するということです。

では、どうすべきなのか・・・公開範囲が限定でき、コミュニティ機能に優れたSNSの普及が進むものと思われます。
インターネット社会の先進アメリカと違い、まだまだ日本のネット社会では、自由に意見を述べる意味と意見に対して自粛自戒するバランス感覚が整っているとは云えません。言い換えれば自浄作用ができていないと云っても過言ではありません。
もっとネット社会に、バランス感覚のあるシニア層が参加することと、ネット社会を成熟させる義務と責任を痛感する一般の方の協力で、ネットコミュニティの高度化・熟成化にに期待したいものです。

参考文献:日経ビジネス(Associe’)
     フリー事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック