<「恋はみずいろ」…指揮者ポール・モーリアさん死去
【パリ=島崎雅夫】「恋はみずいろ」「エーゲ海の真珠」などのヒット曲で知られるフランスの指揮者で作曲家ポール・モーリアさんが3日、仏南部のペルピニャンで死去した。 81歳だった。死因は不明。4日、関係者が明らかにした。>(読売新聞 5日)
あの軽快さが好きで、日本で発売されたレコードやCDは殆どを買った。81歳か。ま、歳に不足はないという人も居るだろうけれど、死因が不明と言うのは腑に落ちない。欧米では死因はプライバシーとして秘匿する例は多いのだが、
朝日新聞のAsahi Comはどうだろうかと見た。
<「恋はみずいろ」「オリーブの首飾り」などの編曲で知られるフランスのオーケストラ主宰者(指揮者)ポール・モーリアさんが3日、南仏ペルピニャンで死去した。81歳だった。近親者の情報としてAFP通信が4日伝えた。>2006年11月04日22時07分と素っ気無い。あとは生前のことを付け足してあるだけ。
毎日はどうだろう。
<日本の親しい関係者に入った情報によると、「血液の病気」を理由に夏ごろから通院。先月28日に入院し、今月2日に容体が急変した。6日に葬儀が営まれる方向で、妻は近親者のみでの密葬を望んでいる。詳細は葬儀後に公表するという。>5日「スポーツ・ニッポン」とある。
ところが、やはり産経新聞パリ支局の山口さんだ。長く駐在しているのは伊達ではない。抑えるべき人脈はちゃんと抑えてあった。急性白血病で、検査で分った時は手がつけられなかった、ところまで突き止めている。以下に全文を引用する。
< 【パリ=山口昌子】世界的にヒットした「恋はみずいろ」で知られるフランスのイージーリスニングの第一人者、ポール・モーリアさんが3日、仏南部ペルピニアンの病院で急性白血病で死去した。近親者が4日、明らかにした。81歳だった。
近親者の話によると、モーリアさんは先週、ペルピニアンの別荘に滞在中、体調不良を訴え、近くの病院に検査入院したところ、急性白血病であることが判明したが、手の施しようがなかったという。
6日に近くの火葬場で荼毘(だび)に付す。葬儀はイレーヌ夫人の意向で近親者だけで営まれる。
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