岩本宏紀(在仏
)
酸素透過性ハードレンズの寿命は、3年程度。
ぼくのレンズはすでにそれを超えているためか、ときどき目が疲れる。
1週間前にアムステルダムのコンタクトレンズ専門店へ行き、おなじレンズを注文した。
昨日新しいレンズを受け取りに行った。一応目に入れて問題ないか試してみた。
左目、OK. よく見えるし違和感無し。
右目、おかしい。 度が強すぎるし、周辺部が乱反射している。
検眼師に説明すると、目に慣れるまで時間がかかることもあるという。
30年以上コンタクトレンズを使っていて、なおかつメニコンに8年勤務したぼくが、そんな説明に納得するわけがない。
とにかく調べてもらった。
右目を拡大鏡でチェックした検眼師のコメントに愕然としたのはぼくだった。
「レンズが2枚入っていますよ。 古いレンズの上に新しいレンズが乗っている」。
やってしまいましたね。
それにしても、2枚重ねても結構見えるものですね。ど近眼用だからかなり強い度数だが、手元から先はピントが合う。
新しいレンズ1枚だけにしたら、非常に快適。これで長距離ドライブも安心だ。
ちなみにぼくはソフトレンズは使っていない。
包帯効果と言って、レンズが角膜と空気の接触を断つため、目に異常があってもソフトの場合、痛みが和らぐ。
はずすと痛い。 ついついはめたままにしてしまい、その間に症状が進行する危険性があるからだ。
ハード系レンズなら、目に異常があったらレンズを入れると痛くてがまんできず、医者に駆け込む。そこで異常が発見され、治療ができる。
酸素透過性なら、ハードレンズでありながら、はめたまま寝てしまっても問題ないし。