2010年09月02日

◆巴里だより マルセイユ石鹸の威力

          岩本宏紀(在仏)

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最近、ボデイローションもつけないのに肌がつるつるすることがある。
去年の4月、秋田県大曲の近くにある柵の湯温泉に漬かった翌朝のようだ。

なぜだろう、と不思議がっていたら
「サボン・ドゥ・マルセイユのおかげよ。」と妻のひとこと。
ただ、どこのメーカーでもいいというものではなく、最近買った、
古くからのメーカーのものでなければだめなのだそうだ。

ヨーロッパの冬は、暖房のせいで室内の空気が乾燥しているので、
肌がかさかさしてくる。だからボディーローションが欠かせないのだが
この石鹸があればもう大丈夫だ。

アムステルダムの今日の気温は14度。
冬はもうそこまで来ている。
2010-08-30 06:27:00

2010年08月31日

◆巴里だより ムール貝が旬?

          岩本宏紀(在仏)

8月22日、オランダの南東の港で、ムール貝のワイン蒸しを食べた。
大きな、ぷりんぷりんした身で実に旨かった。
いよいよムール貝の季節なのかな。

反面、生牡蠣がなかったのが残念。
早すぎたようだ。

ご存知だと思いますが、ムール貝はその貝殻をピンセットのように
使って食べます。
フォークは不要です。
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2010年07月22日

◆巴里だより すでにこがね色

岩本宏紀(在仏)

暑中お見舞い申し上げます。日本は本当に暑いそうですね。

アムステルダムも巴里も暑いことは暑いのですが(30度くらいになる)、
湿度が低いので、日陰に入ればさわやかです。
風が吹けば涼しいし、高原のようです。

広大な麦畠はすでにこがね色に変わっており、刈り取りを待つばかりです。

ぼくが子どもの頃、広島の稲刈りは10月だったので、
ヨーロッパに赴任して、7月にこがね色の麦畑を
見たときにはびっくりしました。
25年経った今でもどうもしっくりきません。

2010年07月15日

◆巴里だより 「あせもと鼻血」

            岩本 宏紀(在仏)

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夏が来ると思い出す。

小学生の低学年まで、あせもがひどかった。
風呂上りのぼくにに母親が首のまわりにつけてくれたのは、
「てんかふ」という白い粉。パウダーだ。
肌が一時的にさらさらになって気持ちよかった。

眠りに落ちてしばらく経つと、
口の周りが濡れて目が覚めることが多かった。
ときには枕まで赤く染まった。
鼻血である。
母親がよもぎを摘んできて、絞った汁を
水で薄めて塩を加え、飲ませてくれたような
気がする。ぼんやりした記憶だ。

暑い、暑い50年前の広島の夏の思い出である。

2010年06月20日

◆「巴里だより」ゴーダチーズはこうやって計る?

          岩本宏紀(在仏)

ゴーダ(オランダ語ではハウダ)には、1688年に造られた重量検定所がある。

仕事柄、こういうところには興味がある。

なかにはいると巨大な天秤があった。左の皿には25kgの分銅が2個載っている。

ということは、右の皿に載っているチーズはひとつが8Kg以上ということだ。

今はチーズ博物館になっているこの建物。

買って帰ったゴーダチーズは、サラダに入れて食べた。
人気の高い塩味の効いたオールド・アムステルダムよりは
一般受けする味だった。
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2010年06月11日

◆巴里だより 生まれて初の連続バーディ

        岩本宏紀(在仏)
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朝の大雨(フランス語でオラージュといいます)のせいで、スタートが
1時間遅れたが、前半46とまずまず。

後半シャンクが出てどうなくことかと思ったが、
バーディ、バーディ、パーと生まれて初めての連続バーディ。
それもパーオンしてワンパット。
今年2度目の80代だった。 入賞はできなかったが、満足、満足。

巴里の北50Kmにあるこのゴルフ場(Apremont アプルモン)で
今日はリスを見かけた。1mに近づいても逃げない。
目がかわいかった。

子うさぎ2匹が疾走するのも見た。 白うさぎよりも耳が短い。
30mくらい離れていたので、どんな顔なのかは わからなかったが、
必死に走る姿はかわいい。

ずっと前に他のゴルフ場で、グリーンの向かい側に子うさぎが
3,4匹並んでこちらを見ていたことがあった。
あれは本当に可愛かったなあ。
2010.06.09

添付画像 アプルモンゴルフ場の黄水仙

2010年05月06日

◆巴里だより 高速でガス欠

岩本宏紀(在仏)

生まれて初めて高速道路でガス欠を起こしてしまいました。 オレンジの警告ランプが点灯しても、通常は100Km走るので、まだ大丈夫とたかをくくったのが間違いのもと。

クルマはどうなるか?

突然加速しなくなります。 同時にエンジンのイラストが点灯します。 そしてエンジンが止まります。
けれどもガクン、と止まる訳ではありません。 惰力で走ります。 この間にそおっと路肩に寄せます。

どうやって救援を呼ぶか?

フランスの場合、112に電話して Service Autoroute(高速道路サービス係)を選択します。
すると交換手が出ますので、事情を説明します。

高速道路の名称、どちら方面かに加えて、 中央分離帯にある距離表示を教えてくださいと言われます。
100メートルごとに設置されている白い標識を探し、 距離を伝えます。

30分くらいすると修理のトラックが黄色いランプを点けて やってきます。 10リットルのガソリンを入れてもらい、
133ユーロ(16,000〜17,000円)を支払っておしまいです。

ぼくは現金で支払いましたが、クレジットカードもおそらく OKです。請求書に、現金、小切手、クレジットカードが
併記してありましたから。

フランスの場合、高速でガス欠を起こすと 道路交通法違反として反則金を払わねばならないと聞いていましたが、 救援に来てくれたのは道路公団の職員でしたから、反則金は 請求されませんでした。

やれやれ、貴重な経験をしました。 (完)

■<お勧め>5月6日掲載の全国誌「頂門の一針」1907号

<目次>―(既存メディアが書かない卓見満載!)
・偉大なる首領さまの沖縄訪問 :阿比留瑠比
・鳩山政権への「真の軽蔑」:古森義久
・首相「県外」断念「公約破り」に怒り:古澤 襄
・臆病者(チキン):MoMotarou
・中国株「下落」狙った金正日の訪中:宮崎正弘
・話 の 福 袋
・反     響
・身 辺 雑 記
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 下記のホームページで手続きして下さい。
 http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm


2010年02月20日

◆巴里だより コンタクトレンズ事件

岩本宏紀(在仏

酸素透過性ハードレンズの寿命は、3年程度。
ぼくのレンズはすでにそれを超えているためか、ときどき目が疲れる。

1週間前にアムステルダムのコンタクトレンズ専門店へ行き、おなじレンズを注文した。

昨日新しいレンズを受け取りに行った。一応目に入れて問題ないか試してみた。

左目、OK. よく見えるし違和感無し。
右目、おかしい。 度が強すぎるし、周辺部が乱反射している。

検眼師に説明すると、目に慣れるまで時間がかかることもあるという。
30年以上コンタクトレンズを使っていて、なおかつメニコンに8年勤務したぼくが、そんな説明に納得するわけがない。

とにかく調べてもらった。
右目を拡大鏡でチェックした検眼師のコメントに愕然としたのはぼくだった。

「レンズが2枚入っていますよ。 古いレンズの上に新しいレンズが乗っている」。

やってしまいましたね。

それにしても、2枚重ねても結構見えるものですね。ど近眼用だからかなり強い度数だが、手元から先はピントが合う。

新しいレンズ1枚だけにしたら、非常に快適。これで長距離ドライブも安心だ。

ちなみにぼくはソフトレンズは使っていない。
包帯効果と言って、レンズが角膜と空気の接触を断つため、目に異常があってもソフトの場合、痛みが和らぐ。

はずすと痛い。 ついついはめたままにしてしまい、その間に症状が進行する危険性があるからだ。

ハード系レンズなら、目に異常があったらレンズを入れると痛くてがまんできず、医者に駆け込む。そこで異常が発見され、治療ができる。

酸素透過性なら、ハードレンズでありながら、はめたまま寝てしまっても問題ないし。



2010年01月31日

◆巴里だより ドーバー海峡冬景色

岩本宏紀(在仏)

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アムステルダムからロンドンへ、くるまで出張した。

フランスのカレーでくるまごと列車に乗る。

何度か大きな事故があったせいか、安全性にはやかましい。
一車両に6台くらいしか載せず、延焼防止のためか自動ドアで各車両は仕切られている。

緊急放送がすぐに聞こえるように窓を少し開けた状態でエンジンを止める。

くるまから降りてもかまわないが、小さな窓と狭い通路しかないので
みんな乗ったままだ。

35分でイギリスのドーバーに到着し、そのままイギリスのドーバーに上陸だ。

「トンネルを抜けると雪国」を期待していたが、数週間前の寒波と雪は去り、陽がさしていた。

連絡船のような風情はないが、一時間も時間が節約できるのは魅力的だ。
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2010年01月07日

◆巴里だより 「意外、オランダの牡蠣」

岩本宏紀(在仏)

ゴルフ友達おすすめのYerseke(なんと読むのでしょう?イェルセーケでしょうか。)に行ってきました。

アムステルダムからおよそ170Km。地図でみるとアントワープの北あたりの海辺です。
正月2日の土曜日ということもあり、閉まっているレストランが多かった。

生牡蠣は丸くて浅い殻のものが出てきました。
殻に似合わず身がふっくらと大きい。
旨かった。
巴里に負けません。

焼いた牡蠣は広島産のように細長くて深い。
チーズをかけて焼いてある。
これまた美味です。

15年くらい前、フランスのナントの中之島にある
「とりがい」という日本人シェフ鳥飼さんのフレンチレストランで食べた焼いた牡蠣を思い出しました。

ムール貝のワイン蒸しは塩味を抑えた味付け。
身が肥っているのに驚きです。

レストランの名前は de Schelde。
お薦めです。



2010年01月02日

◆巴里だより ストラスブールのXマス

岩本宏紀(在仏)

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巴里から600Km離れているのにTGVだと2時間20分。 速い。
寒かったがクリスマスマーケットを楽しんできました。

特に買いたいものはなかったのですが、熱い赤ワインやオレンジジュースで身体を温めながら、屋台を見て回る雰囲気は、日本の祭りの感じです。

犬を連れた人が多かったのも印象的です。
大型犬が目立ちました。

目当てのシュークルートは巴里に比べてあっさり味。
旨かった。ボリュームがすごいので、もちろん食べきれませんでしたが。

それにしてもコロンバージュ(木枠)の民家は風情がありました。
さすがUNESCOの世界遺産です。(完)

2009年12月21日

◆巴里だより「ー6度のアムステルダム」

<在仏・岩本宏紀>

12月20日 今朝は晴天。 でも気温は低く、数日前の雪がまだ溶けずに残っている。
それでも元気を出してジョギング。
ヒートテックは効果あり。 30分走ったらいつものように汗をかいた。

写真はぼくのジョギングコース。

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マイナス6度のアムステルダム

自転車専用道、かつ朝まで街灯が点いているので安全です。

2009年11月27日

◆巴里だより 仏人に受けた精進料理

岩本宏紀(在仏)

精進料理をフランス人に紹介するパーティに行ってきました。
場所は巴里の11区、バスチーユの少し北でした。

参加した30人ほどのフランス人男女に一番受けたのは
ぴりからこんにゃくと、しょうがで煮たごぼうでした。

料理を指導された精進料理研究家のかたは、
正直なところこの二品がもっともフランス人に敬遠されるだろうと
思っていたそうです。

意外な結果に驚いておられました。

アぺりティフに出された梅酒も好評でした。

フランス人の食への好奇心を実感した夜でした。