2017年07月23日

◆“南京虐殺事件”は

東郷 勇策




“南京虐殺事件”は支那とアメリカの合作捏造プロパガンダ

今月20日の早川昭三氏のご論考『「南京大虐殺」は無かった』に触発さ
れ、少し書かせていただきたい。私も映画『南京の真実』第一部を拝見し
ていて、早川氏の描写に当時の記憶が蘇ってきたし又、これを機会に「史
実を世界に発信する会」の委員の端くれとして事実の拡散に資したいと考
えるからである。

先ず、南京(大)虐殺事件件なるものは捏造プロパガンダ過ぎなかったこ
とが明らかになり、今や論争そのものはほぼ鎮火したと考えていたが、早
とちりであったのか。

自虐史観に立つ反日左翼を中心に肯定論が喧しかったが、私などは極めて
単純に「我らが父祖がそんな残虐非道な戦争犯罪を起こす筈がない。愛国
心があればこんな与太話を信じられるわけがない」と受け止めていた。愛
国心と言ったが、これは“連綿と続く我が日本国の歴史の中で培われ育ま
れた文化・伝統を知る日本民族の一員であれば”というニュアンスでご理
解願いたい。

この問題は、揚げ足取りの反論等を含む夥しい議論で賑わったが、東中野
修道・亜細亜大学教授(当時)が著作『南京事件――国民党極秘文書から読
み解く』(草思社、2006年)にて台湾の国民党史館で発見した【国民党宣
伝部国際宣伝処工作概要1938〜1941】の内容を発表したことで、真実が明
らかになった。

支那国民党が外国人ジャーナリストを篭絡し密接な関係を築いていたこと
が記載されていて、外人記者の記述や証言の信憑性が大きく損なわれた
他、次のことが決定的だった。

支那共産党は、日本軍の南京入城約1ヶ月前から約11ヶ月間に外国人記者
団を相手に300回の記者会見を開催していたが、記録では、その中で唯の
一度も日本軍による組織的虐殺に言及していなかったのである。捕虜の不
法殺害も言及されていない。

白髪3千丈の支那人の社会であるから、仮に少しでも疑惑の行為があれば
嘘を交えてでも大いに非難した筈であるが、それがなされなかったという
ことは、組織的な犯罪行為は殆ど起きなかった、ほぼ皆無であった、とい
うことであろう。

それはそうであろう。ゴロツキ紛いの兵隊が多い他国の軍隊と比べ、我が
皇軍は厳しい軍律で知られる存在であったことに加え、他国の首都を巡る
攻防戦という観点から、より厳正な管理・指導が行われていたのである。
当然の帰結である。

南京虐殺事件を巡っては前述の通り議論百出であるが、事件の否定派は如
何なるイチャモンをつけられても無視し、この支那国民党の記録の存在と
いう事実を突きつければ事足りるのではなかろうか。この結果、私がこの
論争は鎮火済みと思い込んだのも当然であろう。

次に、なぜ支那国民党とアメリカとの合作による捏造プロパガンダと言え
るのか。

米軍は、大東亜戦争の末期に制空権を握るや日本本土の空襲に踏み切り、
人口密集地である都市の空襲を活発化して無辜の市民を虐殺した他、遂に
は悪魔の原子爆弾の投下にも手を染め、多数の日本国民の生命を奪った。
彼らは国際法規違反の戦闘行為であることを承知しており、それに対する
非難の排除或いは減衰化を狙った。GHQによる報道管制である30項目のプ
レス・コードに加え、色々と工作を行ったが、その証拠が残っており、そ
の一つを紹介する。

第2次大戦中、主として欧州戦線を戦った米国のマーシャル元帥が1945年
9月1日に著したレポート、“Biennial Report of the United States Army
to the Secretary of war 1 July 1939 - 30 June 1945”の和訳本が二冊
(次のA.及びB.)、異なる訳者によって別々に発行された。A.「勝利の
記録」(1946年8月発行) B.「欧・亜作戦」(1946年11月発行)その
A.とB.には次の違いがある。

 1.GHQに関する言及
A:訳者の序文に 「GHQ民間情報教育局の絶大なる援助があった」 と
記載。

 B:GHQについての言及なし。

 2.「最後の勝利」の章における「日本が広島。長崎の原爆を蒙った」
と述べた後の文章
  
A:「日本は奉天、上海、真珠湾、バターンにおける悪逆に対し充分なる
償いを・・・」
 
B:「日本は南京、奉天、上海、真珠湾及びバターンにおける反逆に、充
分なる代償を・・・」

問題は、2.の記述の違いにあり、B.には原文にない「南京」が唐突に
付け加えられているのである。その背景を忖度すると、米国は1946年7月
頃、東京裁判の法廷に突如持ち出した「南京虐殺」をこの和訳本に反映さ
せようとしたものの、A.には間に合わず、B.への追記となったもので
あろう。そこでGHQとの関係の痕跡を消し去るべくB.ではGHQへの
言及は割愛したものであろう。

時系列からは上海の後に来るべき南京が、何の脈略もなく地名の最初に記
載されており、唐突性が強く感じられ、捏造を確信させるものである。

上記の内容は、2011年5月に目を通した『絵の具と戦争』(溝口郁夫著
(株)国書刊行会) の中で、著者の溝口氏が捏造の痕跡として指摘され
ていることである。当にその通りとメモを残したものが6年ぶりに陽の目
を見た。




2017年07月22日

◆指導者の格言

Andy Chang



指導者(リーダー)の業績は歴史が決めることだが、リーダーが歴史
に名を残すのは業績だけでなくリーダーの格言、政治哲学と信念で
ある。

台湾の新総統・蔡英文は就任式で言った:

「偉大な国家はリーダーではなく国民全体が共同した努力で作る。
一国の総統は支持者だけでなく、国全体を団結させるべきである。
(A great nation is not made by a leader but the united effort of
the entire citizens.)」

ケネディ大統領は就任式で言った:

「国が何をしてくれるかを問うな。君が国に何ができるかと問え。
「Ask not what your country can do for you ? ask what you can do
foryour country)」

ケネディと蔡英文の格言はまるでコインの表と裏である。蔡英文が
将来においてどれほどの業績を残すかは別として、彼女はこの格言
だけで歴史に名前を残すだろう。

●自大狂トランプ

これをトランプの発言と比べるとリーダーの資格が歴然とする。

トランプのは自分が偉大な指導者であると妄想している:「オレがアメリ
カを再び偉大にする。(I will make America great again. Believe
me)」

「オレが国境に素晴らしい塀を作る、そしてメキシコに払わせる。
(I will make a beautiful wall, and make Mexico pay. Believe me.)」

いつも彼自身が偉大なリーダーであると宣伝し、いつもオレを信じろと付
け加える。

トランプには多くの支持者が居る。支持者はトランプを信じるのではな
く、「トランプがとんでもないことをやらかすかもしれない」と言う期待
から支持するのである。なぜかと言うと投票には大きな欠点があるからだ。

カナダの社会学者ムンロー(1875-1957)の格言は以下の通り:
「人民は不満(怒り)に投票する。普通の人は何かに投票するのでは
なく何かに反対だから投票するのである。(People vote their
resentment, not their appreciation. The average man does not v
ote for anything, but against something.----William Bennet Munro)」

●民主主義の優点と欠点

民主主義とは自由と平等である。選挙(票の平等)で国の形を決め
ることが出来るのは民主主義の優点だ。だが民主主義には欠点もあ
る。人民は平等の権利を持つが平等の知識と道徳を持つのではない。
ムンローが喝破したように選挙とは人民が不満に投票する傾向が強
く、満足な現状に投票するのではない。

不満な現状の改善に期待する、改善を期待できるのは優点だが、誰
かの提案が最良の解決とは限らない。不満だから投票して更に不満
を募らせることもある。オバマは選挙で改革(Change)と呼びかけ
て当選した。だがオバマ政権はもっと大きな不満と怒りを招いた。

独裁的な政権を倒して民主政権と作ることが出来た台湾は民主主義
の良い例である。蒋介石が逃亡してきた中華民国政権は中国人が台
湾人を奴隷扱いしてきた政権だった。今年一月の投票で台湾人が国
民党政権を倒すことが出来たのは良かった。

アメリカには国民の不満が溜まっている。オバマの憲法違反の大統
領命令と黒人優先に対する不満、オバマケアに対する不満、国境の
安全を維持できない不満、黒人の暴動を制御できない警察に対する
不満、オバマを制御できない国会に対する不満……。

トランプは国民の不満を増幅させたから聴衆の同感を得た。だがト
ランプの解決策は人身攻撃と無茶な放言で政策ではない。つまりト
ランプはリーダーではなく民衆の不満の代表なのだ。

それでも「トランプが何とかするなら、やらせてみよう」と思う者
がいる。トランプが当選すれば外交内政ともに行き詰まり国が破綻
する。それに気が付かない支持者は愚民である。つまり民主主義は
ともすれば愚民政治、暴民政治になってしまう。

●アメリカの破滅

今年の選挙はアメリカの未曾有の危機をはらんででいる。ヒラリー
は国務長官でありながら個人の秘密を優先して国家機密の漏洩と言
う厳重な違法行為を犯した。リーダーにふさわしくない罪を犯した
のである。トランプは暴言で愚民の支持を得たが全体国民の支持を
得ることは出来ない。良識のある国民はトランプ反対だが愚民はト
ランプを支持する。

アメリカは今も2大政党政治だが、2大政党を代表するこの2人と
も大統領になる資格はない。ヒラリーを支持する者は犯罪者を支持
する愚民である。トランプを支持する者は暴言を支持する暴民であ
る。それなのにヒラリーとトランプの外に大統領選挙に立候補する
者がいない。現状はまさにアメリカの危機、民主主義の危機である。

オバマは2大政党を2極化させた。トランプは愚民政治で暴政を推
進した。ヒラリーは国家首脳の違法行為を曖昧にした。この3人が
アメリカをダメにした。

立派なリーダーと良識のある国民が偉大な国を作る。これがアンディの格
言である。

2017年07月21日

◆官邸VS財務省 内閣支持率は危険水域

坂元 誠



官邸VS財務省 内閣支持率は危険水域 「ポスト安倍」は増税派ばか
り…財政再建に動く石破氏、岸田氏、進次郎氏

 安倍晋三内閣の支持率が下落するなか、自民党内やメディアなどで「ポ
スト安倍」が取り沙汰されている。政権批判のトーンを強めたり沈黙を貫
いたりとさまざまだが、財政再建や消費税率引き上げを主張するなど、い
わゆる「増税派」ばかりが目立つ。安倍政権は「消費増税の凍結」という
切り札を携え、最強官庁・財務省と対決姿勢も辞さない構えだが、増税派
が政権を握り、「霞が関主導」政治に逆戻りして、日本経済は大丈夫なのか。

報道各社の世論調査で、安倍内閣の支持率が30%未満の「危険水域」に突
入してきた。

時事通信が7〜10日に実施した調査では、安倍内閣の支持率は前月比15・
2ポイント減の29・9%となった。ANNが15、16日に行った調査でも、
先月から8・7ポイント下落し、29・2%になった。いずれも、2012年の
第2次政権発足以来、初の20%台となった。

今後、安倍首相が厳しい政権運営を強いられるのは必至で、「ポスト安
倍」候補らがうごめき始めている。

「加計学園」問題や、東京都議選での自民党惨敗などを受けて、メディア
に頻繁に登場しているのが石破茂元幹事長だ。ワイドショーでも「ポスト
安倍」の筆頭格として名前が出ている。

石破氏は6月中旬に開かれた、アベノミクスに否定的な自民党有志による
「財政・金融・社会保障制度に関する勉強会」(野田毅会長)の2回目の
会合にも出席した。記者団に「原油安と円安に頼る経済政策であってはな
らない」と述べた。

ブルームバーグが6月26日に行ったインタビューで、石破氏は、安倍政権
が2度にわたり消費増税を延期したことについて、「消費税をきちんと上
げるという意思が本当にあるのか」と疑問を呈し、次期衆院選で「また
『消費税を上げない』などと言えば、この国は本当にどうなるのか」と懸
念を示したという。

完全な「増税派」というしかない。

基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標維持を主張するな
ど、財政規律を重視する立場の石破氏だが、果たして「イシバノミクス」
は日本経済をよくできるのか。

経済政策に詳しい上武大教授の田中秀臣氏は「石破氏は以前から『金融緩
和でマネーを供給すると、ハイパーインフレになる』と主張している。消
費増税を前提とした経済政策という発想がうかがえる。『加計学園』問題
では、政権を批判するスタンスに立ち、(岩盤規制にドリルで穴を開ける
ような)規制緩和に積極的には見えない」と解説する。

さらに、「アベノミクスの『積極的な金融緩和』と『機動的な財政政策』
『規制緩和など成長戦略』という3本の矢といずれも逆向きで、そのまま
政策として実行すると日本は経済破綻してしまいかねない」と話す。

「ポスト安倍」の有力候補である岸田文雄外相も「格差に適切に対応する
ことが重要だ」といい、アベノミクスを修正すべきだとしている。

田中氏は「経済格差の原因は、高齢化や不況の長期化だが、相対的貧困率
も子供の貧困率も改善しているのが実情だ」と語る。

安倍首相が8月3日に断行する方針の内閣改造で、閣僚や官房副長官での
起用が取り沙汰され、「将来の首相候補」と目されている小泉進次郎衆院
議員についても、田中氏の評価は厳しい。

「進次郎氏は『こども保険』という名前の実質増税策を打ち出している。
石破氏よりも増税スタンスははっきりしている。日本経済にとってマイナ
スになるような政策を、いま実行しようとしている分、危険度が高いとも
いえる。善意で発想しているのだろうが、国民目線に立っているのか」

安倍政権では、経産官僚が力を持ち、かつて「最強官庁」と呼ばれた財務
省は冷遇されてきた。安倍首相や菅義偉官房長官は消費税増税に消極的だ
が、財務省は麻生太郎副総理兼財務相とともに抵抗してきた。現在の政治
状況は、財務省にとっては主導権奪還の好機なのだ。

こうしてみると、「ポスト安倍」の面々は「いずれも財務省を筆頭とする
官僚依存の傾向が強い。2度の増税延期で財務省と闘ってきた安倍首相と
の違いは大きい」(田中氏)というのだ。

安倍政権としては今後、支持率下落を受けて「経済重視に回帰する」とみ
られる。ただ、経済政策は今後の政治スケジュールとも密接にかかわって
くる。

 元内閣参事官で嘉悦大教授の高橋洋一氏は「秋の臨時国会では、経済政
策の強化のために補正予算が打ち出されるだろう」とみる。

有効求人倍率や失業率、企業業績は改善しているが、14年4月の消費税率
8%への引き上げ後の消費低迷の悪影響が尾を引き、デフレの完全脱却や
2%のインフレ目標実現にはほど遠い状況だ。日銀の量的緩和継続ととも
に、財政面での手当ても必要になる。

支持率の回復につなげるとの思惑に加え、18年政局に向けた環境整備の意
味合いもあるという。そこでは、消費増税に関する判断が極めて重大な案
件となってくる。

前出の高橋氏は次のように続ける。

「安倍政権の『20年の憲法改正』という目標から逆算すると、憲法改正
の是非を問う国民投票は、18年後半に衆院選とのダブルで実施される可
能性が高い。19年10月に予定されている消費税率10%へ増税の是非
も争点となり、安倍政権は『増税凍結』を仕掛けてくるのではないか」

 18年9月には自民党総裁の2度目の任期満了も迎える。

 高橋氏は「『反安倍勢力が総裁選で勝つ』『衆院選で与党が敗れる』
『国民投票で過半数に届かない』のいずれかになれば、10%への消費税増
税が実施されることになるだろう。これまで2度増税が延期されている財
務省側にとっては好都合ではないか」とみる。

「反アベノミクス」が実施された場合も、日本経済について高橋氏はこう
話している。

「再び深刻なデフレに転落し、『失われた20年』の再来となるだろう。歴
代政権でも最高レベルになっている雇用環境も次第に悪化していくと予想
される。失業率が上昇すれば、自殺率が上昇し、強盗などの犯罪も増える
という統計もあり、社会不安が高まるのは避けられない」

写真−財務省との距離感も注目される(右上から時計回りに)安倍首相、
岸田氏、小泉氏、石破氏(合成写真)
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170719/soc1707190012-p1.html?ownedref=article_not%20set_newsPhoto
【ZakZak】2017.7.19 〔情報収録 − 坂元 誠〕


2017年07月17日

◆2大政党制度の弊害

Andy Chang



トランプの長男、トランプジュニアがナタリヤ・ベセルニツカヤと言うロ
シア人弁護士と会見したたと発表し、会見に関わったメールを公開したの
でアメリカでは「ロシアゲート」と呼ぶスキャンダルがエスカレートした。

民主党側はロシア政府がトランプの選挙に関わった証拠だと喜んでいる。

トランプジュニアがベセルニツカヤと会見した理由は彼女がヒラリーに不
利な情報を提供すると言ったからとされた。しかしその後のインタビュー
で彼女はヒラリーに関する情報は何もなかったと述べている。

トランプジュニアはベセルニツカヤとの会見は20分だけで何でもなかった
と否認した。会見はトランプジュニアのほかにトランプの女婿クシュナー
とトランプの選挙本部の総指揮マナフォートが参加したと言う。

ところがその後になってまた新証拠が発表されてトランプ側は窮地に陥っ
たようである。新証拠とはジュニアとベセルニツカヤの会見には7人が参
加していたと言うのだ。

トランプ側はトランプジュニアとトランプの女婿クシュナー、それに選挙
対策の総指揮マナフォートの3人だが、ロシア側はナタリヤ・ベセルニツ
カヤと通訳の外にリナット・アフメトシンと言う米国籍を持つロビイス
ト、7人目はアナトリィ・サマチョルノフと言う男だ。アフメトシンはロ
シアの元諜報員と言うが今は米国籍を持っているし、今ではロシ
アのインテリジェンスと何の関係もないと述べた。もう1人のサマルチョフ
の詳細はまだわかっていない。

「ロシアゲート」と呼ぶスキャンダルはトランプの選挙活動がロシア政府の
援助の有無である。民主党側はこれを「トランプのロシア癒着」と称して証
拠探しに奔走しているが、たとえジュニアとロシア人が会見したとしても、こ
れがロシア政府の援助、またはプーチン政府がトランプ選挙陣営にヒラリ
ー不利なニュースを提供した証拠ではないし、あったとしてもトランプの当
選無効とする材料にならない。トランプ罷免も理由不足である。

但し、ジュニアがロシア人と会見した事実を公表しなかった、おまけに事
実がNYタイムスに暴露された後でも「事実を小出し」する態度は愚の骨
頂、それだけで何かあったのだろうと疑われて当然である。

●醜い2大政党の闘争

今のアメリカは国政を放置してトランプ降ろしに明け暮れている。国民の
半分はトランプが大嫌い、民主党は党を挙げてトランプのあら探し、メ
ディアもトランプの情報、ガセネタ、でっち上げで一杯である。これに対
するトランプもメディアに対抗してツイッターで反撃する。政治は停頓状
態だがどちらも国政に関心を持っていないようだ。

私はトランプが嫌いだから彼のことは関心がないし聞きたくもない。彼の
演説、身振り手振りも、口振りも聞くに堪えないので、テレビで彼の顔を
見たらチャンネルを換える。トランプが罷免されるとは思えないし、民主
党は証拠も無いのにでっち上げ、あら探しに夢中である。

アメリカの政治が停頓しているのは半分はトランプ、半分は民主党のせい
である。

トランプが就任して半年たったが民主党は非協力で法案は停頓状態であ
る。これがいつまで続くか全くわからない。トランプを罷免する理由がな
いから政治停頓が続けばアメリカの衰退となる。

民主主義の2大政党交代が良いと言うが、2大政党とは2つの政党が国を
2「極化して闘争すること、これが理想的な政治とは言えない。保守政
党と自由政党の闘争と言えば理想的に聞こえるが、今の政治は敵対政党に
全て反対で、この状態が続けば国は麻痺状態となる。

民主党はヒラリーが負けたことで大きな痛手を負って今でも反トランプの
外にどうやって政党の信用を取り戻すかを模索中である。トランプ反対だ
けでは民主党を立て直すことは出来ない。

トランプも決して妥協しないから国が2極化を続け、解決は見えない。共
和党首脳がトランプの暴言暴挙を抑えることが出来なければこの状態は
いつまでも続くだろう。

2017年07月14日

◆「措置入院」精神病棟の日々(54)

“シーチン”修一 2.0



7/13、今日も暑い。10日ぶりの原稿だが、クーラーをかけて上半身裸で寝
ることを繰り返していたら徐々に体調が悪くなり、11日までの3日間は体
を横たえるのも苦痛だった。体力、気力が衰え、「儚くなりそう・・・老
化とはこういうことか」などと思っていたが、夏風邪だった。Kにもらっ
た「ロキソプロフェン」がよく効いた。

12日は6歳男児が喉の痛みから食欲がなく、小生が預かったが、「体調が
悪いから・・・」なんて言っていられない。皇軍兵士のように、ここは吶
喊するしかないのだ。

フラフラしながらコンビニでパワーになりそうな菓子類を求め、家の中を
あちこち“発掘”して発見した薬「カロナール」で男児はどうにか元気に
なった。(処方薬の残りを活用するのは薬事法に触れるかもしれない
が・・・)今日も男児の面倒を見ており、「散歩に行きたい」というが、
外はオーブン状態だからちょっと無理だろう。

この間に誕生パーティも2回あったり、暴風雨対策をしたり。損保から
70〜80万円ほどの保険金が出るので1F店舗の天井・壁・床の修復に充てら
れそう。損保の調査を前に約款を4行読んだだけで小生の脳ミソはダウン
したが・・・いずこの業界の約款もチンプンカンプン。どうにかしてもら
いたいね。

3Fに1m×4mの庇(ひさし)設置工事も始めたが、これは脳ミソと筋肉の
両方を激しく使うからとても面白い。1Fと3Fの倉庫に死蔵されていた材料
を活用するので金はかからないし、倉庫は片付くし、材料どもは「第二の
人生だ」と喜んでいるし、暮らしは快適になり、小生の脳ミソも正常化さ
れそうだから五重マルだ。ま、筋肉は増えているようだが、足腰の痛みが
改善しないのだが・・・

面白いと言えば、先日の午前2時にトイレに行くと、2FのLDKをなんとツバ
メが飛んでいた。最初はコウモリかスズメかと思ったが、スイスイ飛んで
いるから近所のツバメ以外にない。家で唯一窓が開いているのは3F階段踊
り場の30センチだけで、そこから出入りしたのだろう。巣作りの場所を探
していたのかもしれない。“鳥目”と言うが、ほとんどの鳥は夜に活動をあ
まりしないだけで“鳥目”ではないそうだ。夕べは真夜中にハトが飛んでい
たっけ。

今やスズメのお宿のような3F隔離室は英国風ガーデニングで緑もたっぷ
り。「雀庵」(じゃくあん)と名付けよう。多動老人“発狂亭雀庵”の病棟
日記から。

【2016/12/10】(承前)*“コンチャン”がベッドサイドに飾っていた白黒
写真が床に落ちていた。キャンプ場だろう、テントをバックにニコニコし
ている父親と、中学生くらいの“コンチャン”が写っているが、“コンチャ
ン”はあらぬ方向を向いている。少しもじっとしていられない多動児だっ
たのだろうが、60歳ほどになっても終日2F病棟をうろつきまわり、飽きる
とベッドで寝ている。なんという人生なのだろう、現実は呵責だ。

*14:00“ゼッキョー”がホールで毎度おなじみの絶叫。まったく「薬効む
なしく」改善しない。みんな慣れてしまって知らんぷり。ナースのいじわ
る“ジャイコ”が情け容赦なく部屋に連行した。

*14:30、Dr.面接、娘たちの思いを伝えた。体はさらに健康に向かって
おり、γ-GTも正常値に戻った。強制的な措置入院ではあるが、治療で命を
拾ったことになる。その命をどう使うか。佐吉主義で喜々として報恩に努
めるのか、天下国家を論じながら些事である己の生き方、死に方をも考え
ていかなくてはならない。

「智に働けば角が立つ、情に棹差せば流される、兎角この世は面倒だ」。
まったくそのとおりだが、悟道解脱すれば坦々と清水のごとく、あるいは
古木のごとく、ごく自然に生きていけるのだろうか。

それは達観なのか、それとも諦観なのか?

何しろ年輪を重ねたところで「老いはいつでも初舞台」、初心者マークを
付けて初めてオフロードを走るようなもので、NAVIもありはしない。手探
り、試行錯誤で行くしかない。さんざ心配、迷惑をかけてきたのだから、
それに報いることなく今さら人生ゲームから降りるわけにはいかない。人
生はまったく厄介だ。

輪廻転生があるのならば二度と人には生まれたくない、セミで結構。人間
以外ならミミズでもいいや。

16:00、ナースの“シュゴー”来。30年前は酒が切れるとグラスを持てない
ほどに震えた、アル中一歩前だったという。「明日から薬は自己管理にな
りますよ。一歩前進だね」。彼女は小生のファンである。

カウンセラーの“ピーコック”も同意していたが、老いた小生はひ弱な感じ
で、「放っておけない」と母性本能を刺激するようである。これが逆に小
生の大嫌いな「干渉」を招くのだろうか。(つづく)2017/7/13




2017年07月05日

◆閉会中審査検討へ

坂元 誠



=都議選大敗受け方針転換−政府・自民

政府・自民党は3日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐり
野党が求めている閉会中審査に応じる方向で検討に入った。これまでは応
じない姿勢を示していたが、方針を転換した。東京都議選で自民党が歴史
的大敗を喫したことを受け、国民の批判に真摯(しんし)に向き合う必要
があると判断した。

閉会中審査の実施時期や、安倍晋三首相出席の有無など具体的な形式は、
自民、公明両党間で詰める見通しだ。

自民党の竹下亘国対委員長は、3日の政府・与党連絡会議で「国民に説明
するため、どこかの局面で(閉会中審査を)検討していきたい」と語っ
た。公明党の井上義久幹事長は「国民の疑問にしっかり答えていくことが
大事だ。積極的に説明責任を果たしてもらいたい」と政府に求めた。 

加計問題をめぐり、首相は通常国会閉幕を受けた記者会見で、丁寧な説明
に努めると表明。だが、民進、共産、自由、社民の野党4党の憲法53条に
基づく臨時国会の早期召集や、閉会中審査実施の要求を政府・与党は拒否
してきた。こうした対応が自民党惨敗を招いたとみて、野党の要求に一定
程度応じる方向に傾いた。

これに対し、民進党の野田佳彦幹事長は3日の記者会見で、加計問題や稲
田朋美防衛相の失言を挙げ、「きちっと説明されていない。不誠実な態度
を自民党は反省しないといけない」と強調。野党4党は近く幹事長・書記
局長会談を開き、改めて臨時国会召集を政府に求めることを確認する。
【時事通信】 2017/07/03-16:19 〔情報収録 − 坂元 誠)


2017年07月04日

◆「措置入院」精神病棟の日々(53)

“シーチン”修一 2.0



6/30、発狂からちょうど8か月、退院からちょうど5か月、両陣営は講和条
約締結、即発効となった。まあメデタイのだろうが、敗戦国が戦勝国から
押し付けられた占領下、主権のないままの条約だから、わが方にとっては
不満は残る。しかし半島みたいにいつまでもにらみ合っているのは非生産
的で、この辺でこちらが折れるしかない。戦勝国は絶対に譲歩はしないの
だから。

♪ジャガジャガのむのもフォドフォドに ここらで止めてもいいコロナ・・・

まあこれで家の天気が良くなればいいか。

屋上の餌場には最大でスズメ11羽、ハト2羽が集まってくるが、最初は縄
張り争いでスズメ同士が空中戦で取っ組み合い、しがみついたまま屋上に
ポトリと落ちてきた。去年はツバメの取っ組み合いを見てびっくりした
(これもともに墜落)が、大体、先に来た方が結局は譲歩する、というか
諦める。

闖入者と戦争していると自分が食べる時間はなくなるし、仲間はどんどん
餌を食べるから、旨いものはどんどんなくなる。ホテル旅館のバイキング
と同じだ。急いで食べないとタクアンしか残っていない。

ということで結局は今は11羽が忙しそうに食べているのだが、巣立って間
もない小スズメが親に餌をねだる仕草は感動的だ。ペンギンのように羽を
床につけ、細かく羽を振って「ワタシは歩けないの、ママ、餌をチョーダ
イ!」とアピールするのだ。親スズメは子供3羽の養生で大忙し、口移し
で給餌する。まったくかわいい光景だ。

スズメとハトは喧嘩しない、どころか互いに完全に無視している。フラン
ス流個人主義で、心では「嫌な奴」と思っているが、スズメはヒッチコッ
ク的なハトと戦えば傷つくし、ハトは、機動力がある上に群をなすスズメ
と戦えばやはり傷つく。互いに抑止力で戦争を回避しているわけだ。

中共は「権力は銃口から生まれる」という毛沢東の思想に染まっているか
ら、軍事力でシナ海、西太平洋、インド洋を縄張りにしようとしている。
いわゆるサラミ戦術だ。slow but steady で公海を少しづつ少しづつ簒奪
している。

周辺国が拱手傍観すれば世界中の海がシナ海になる。抑止力を高め、内外
での圧力を高め、習近平を排除し、支那を10前後の国に解体し、やがては
共産主義を放棄させる。できるのか? できるのだ、世界はソ連を解体で
きたのだから。アノ山口組も3派に分裂し、解体途上にある。

誰を第二次支那革命、支那維新の旗手、ゴルバチョフ、エリツィンにする
か。李克強(共青団派=団派)、張徳江(上海閥=江沢民派)あたりか。
上海閥は軍への影響力が強く(軍事予算バラマキによるだろう)、香港も
押さえているようだ。

(雨傘運動は上海閥が習近平への圧力として使嗾したという説がある。
7/1の香港での習近平と中共を呪う大デモも同様かもしれない)

毛沢東は軍を握っている林彪の協力がなければ文革発動による権力復活は
なかったろうし、エリツィンは軍とKGB(ソ連国家保安委員会)の支持が
なければ体制護持派のクーデター(1991/8/19の八月革命)でつぶされ、
ロシア連邦初代大統領にはなれなかっただろう。

中共・習近平は金欠病ながらも軍事予算のカットはできない。軍の支持を
失うからだが、伸び率は抑えており、どうにか軍は大人しくしているが、
所詮は今はやりの“面従腹背”が軍の初期設定ではないか。

さてさて7/1は、忙しさにかまけて溜まった産経5日分のツンドクをヒー
ヒー言いながら読み、その後、夕方から「犯罪心理学」(中公新書)の勉
強。ケーススタディはかの大久保清で、彼は2か月足らずの間に女性8人を
相次いで殺害。著者の福島章教授は大久保の精神鑑定に参加しており、あ
まりにもの生々しさに小生は気分が悪くなった。

精神病者は、というか小生は「一歩間違えば自分も残虐なことをしかねな
い」と、とても不安になる。自分の病気について知りたいというのは自然
だが、知らない方がいい場合もありそうだ。「無知の涙」の逆、「知の不
安」か・・・

入院中もそれは変わらない。自分が怖い発狂老人の病棟日記から。

【2016/12/10】*複数の精神科医師によると、脳内には幸福や不安を感じ
やすくする遺伝子があり、これが「ストレスの感じ方」を左右するそう
だ。日本人を含めたアジア系民族は環境によるストレスを受けやすく、逆
に欧米系民族は不安を感じにくく、楽観的な傾向があるという。

簡単に言えばアジア系は繊細、欧米系は鈍感、楽観的、進取的のようである。

アジア系=農耕・定住民族、欧米系=狩猟・移動民族というククリも考え
られ、アジア系は天気に一喜一憂し、欧米系は獲物に出会うかどうかは運
しだいだからくよくよしない、明日はいいことがあるかもしれないと楽観
的になるともいえる。欧米系は肉食動物のように食いだめができるよう
で、それなら数日間は獲物なしでも暮らせるわけだ。

厚労省の平成26年調査によると、精神疾患の患者数はここ20年でずいぶん
増えている。統合失調症(統失、以前は精神分裂症と呼ばれていた)など
の「妄想性障害」と、小生のようなうつ病などの「気分/感情障害」は、
平成8年が72万1000人+43万3000人=合計115万4000人、これが平成26年に
は77万3000人+111万6000人=合計188万9000人へと増えている。

以前なら同僚から「今ちょっと気分が落ち込んで、スランプ、ブルー。今
一つヤル気が起きない・・・」なんて言われたら、「まあ、そういうこと
はよくあるよ、テンションが高くなったり低くなったり・・・じゃあ今夜
は女子も呼んでパーッと飲もうぜ」で、本人も周囲もあまり気にしなかった。

ところが近年は医者がどんどん病気を発見するというか、創っていく。病
気、病人は医者のドル箱だし、今一つ調子が悪い人でも、医者から「アス
ペルガー症候群ですね、このままだと境界性人格障害とか自閉症になりか
ねません、精神安定剤と抗うつ剤を処方しますから、しばらく様子を見ま
しょう」などと診断され、患者として認定されることになる。

だから患者数はどんどん増え、医療業界は潤うわけだ。キミは病気、ボク
も病気、上司も病気、部下も病気・・・だって人間だもの、ってか。

関連の調査「生活を整えて落ち込みを防ぐ」にはこうある。

<一日の生活は、仕事や勉強を除くと、睡眠、食事、運動、休養で成り
立っています。これらのバランスがとれて心身が充実していれば、ストレ
スを受けても上手に対処できます。

しかし、生活のバランスが崩れると、ストレスがたまって気分が落ち込み
やすくなり、睡眠障害も重なって、昼夜逆転など不規則な生活になりがち
です。

そうすると体内時計が乱れ、自律神経の働きやホルモン分泌が低下し、さ
らにストレスに弱い体になってしまいます。

このような時の過度の飲酒、重大な決断は、不本意な結果を招くことがあ
るので避けた方が良いでしょう>

オイラは「不本意な結果」になってしまったよ、嗚呼・・・上記の続きに
はこうある。

<*不安症・強迫症:主な症状=無意味な行動や、社会的に不合理な行動
を繰り返す。長い間、強い不安を感じることによって引き起こされる。

*心的外傷後ストレス障害(PTSD):主な症状=意欲が低下する、ひきこも
る。強烈な体験や経験によって受けたトラウマ(心の傷)によって引き起
こされる>

長年にわたってストレスが積み重なり、それを酒で紛らわしていた小生
は、遂に上記の2つのミックスで発狂したと思っている。(つづく)2017/7/3




2017年07月03日

◆トップの意思を忖度する事は性悪?

大江 洋三



元・文部科学次官の前川喜平が、加計学院獣医学部設置について「総理の
ご意向を記した内部文書があり、それにより行政が曲がった。現に文書が
有るものを無いとは言えない」

5月25日の事で唖然として見詰めていた。退職して一年も経たないのに国
家公務員に課せられた守秘義務は微塵もない。6月23日にもペラペラやっ
ていた。

数年前、肩叩にあった財務官僚の古賀茂明のペラペラを思い出していた。
いま彼を真面目に相手にする人はいない。

内部文書を映像で見る限り、日付や作成者名はない。菅官房長官曰く「偽
物とは言わないが、いわゆる文書ではない」つまり「有るが無い」と言った。

あたり前の事で、行政職が巷の噂を無署名文書にして撒き散らすようなも
ので、それこそ行政が曲がる。仮に行政訴訟になった場合に証拠採用され
る代物ではない。だから「有るが無い」後に続けなのだろうが、文科省の
内部文書がダーダー漏れになった。いずれも日付や作成者名は隠してあ
る。おそらく、文部官僚とマスコミが米国のホワイトハウス関連を真似た
のだろう。

しかし、アチラは間違えば大統領の刑事犯罪である。

法令を侵す話しなら別だが、行政官が総理の意向を忖度する事に何らの問
題はない。内閣総理大臣は選挙を通して選ばれた行政職のトップである。
当り前だが、企業でも株主総会で信任された代表取締役の意向が社内で忖
度されないようでは企業統治にならない。

官僚から忖度されない総理では政治は溶解する。宮沢喜一、細川護熙など
が相当する。逆に、総理は官僚から忖度されなければならない。

人相からすると前川氏は悪人ではなさそうだ。しかし、あまり分別のある
人でもさそうで思い付きで左右にヒラヒラする軽い人だ。

「百聞は一見にしかず」で、ウイキペディアを検索する必用もない。

いわゆる「加計学園問題」において阿部内閣の失敗を咎めるなら、かよう
な人物を事務次官に据えた事である。仄聞するに霞が関の位置づけでは、
文科省は三流官庁で有能な人材がいなかったと思われる。こちらの方がよ
り深刻な問題である。

先の5月3日の憲法記念の日に、阿部総裁・総理が「憲法9条改定を2020
年までに実現さす」と明言した割には、護憲派マスコミは大人しかった。
彼等はチャンスを窺っていたのだ。

前川喜平という落ちこぼれ官僚を見出し、野党もマスコミも最重要課題の
憲法9条論議を脇に置いたのが、加計学園問題の全てはなかろうか。逆に
いえば、野党は安倍内閣を攻めあぐねているのだ。

ついでに、ウイキペディアで前川喜平を検索すると省内職歴からしても立
派な左派である。

教科書において、竹島記述も南京事変記述も慰安婦記述も、文部官僚によ
り歪められた。いずれも、彼らが他国の意思を忖度した事に間違いはない。

文部官僚の既得権益になっていた初等中等教育の改革に積極的に乗り出し
たのは、第2次阿部内閣である。小学校国語教育に「神話」に積極的に門
戸を開いたのも現内閣から。ここら辺りが、元事務次官の逆恨みの源泉で
はなかろうか。


2017年07月02日

◆「親中愛台」よりも「台湾第一」

Andy Chang



台湾で人気の高い台南市長の頼清徳氏が「親中愛台」というスローガン
を打ち出して批判を浴びている。中国が敵意を露わにしているのに中国
と親しくしましょうと言う態度は降参も同然だ。

世間の批判に対し頼市長の反論は、メディアが話題にする「92共識」や
「独立の党綱領の凍結」などは台湾意識を分裂させる宣伝手段である。こ
れと違って「親中とは台中対等」であり、「愛台とは台湾優先」だと言う。

つまり頼清徳氏は外省人と台湾人の両方に呼びかけたのであり、親中と
は統一派に向けた呼びかけ、愛台とは独立派に向けた呼びかけであると
言うのだ。「統一でなく親中、独立でなく愛台」と言えば台湾が統一派と
独立派に分裂せず一致団結して中国に対応できると言う。

こう言った呼びかけは頼清徳市長が次期総統に出馬する意向が濃厚で
統一派と独立派の双方に呼びかけと思われる。但しこのスローガンは統
独双方とも受け付けないで失敗する可能性が高い。

●台湾人はみな「恐中病」か

中国が台湾併呑を主張して恫喝を繰り返しているのに、台湾では「反併
呑」を主張しない。中国が台湾併呑を主張し、国民党が呼応して統一を
主張する。國民黨は明らかに台湾人の敵である。これに対し民進黨は二
大政党政治、親中、友中、善意などで現状維持を主張している。民進黨
は恐中病に取りつかれている。

中国の敵意に対し台湾が善意を主張するのは負け犬が尻尾を巻いて萎縮す
るのと同じだ。アメリカは台湾を守ると言いながら中国と戦争したくな
い。中国もアメリカと戦争したくないがアメリカが攻めてこないから台湾
を脅すだけである。

台湾もアメリカが守ってくれるから本気で自己防衛をせず、独立派と統一
派が「仲良くして」いる。中台間の相互理解とか、和解と諒解など寝言で
ある。中国はアメリカを刺激しない程度に少しずつ台湾侵略を進めてい
る。パナマ断交がその良い例である。外交で台湾を国際的に孤立させ、国
民党を使って内部分裂させる。

●民進黨に騙されるな

頼清徳市長は独立派を自称している。独立を主張するけれど、統一派に
親中、独立派に愛台を呼びかけるのは蝙蝠と同じである。彼は台湾を核
心とし、中国に友誼の手を差し伸べることが親中愛台の主張だと言う。台
湾人は平和を愛し、民主と自由があり、生活の安定、経済繁栄があれば
中国と共存、中台が対等であればよいと言う。

彼と同じく多くの民進黨政治家は善意、和解、友誼と現状維持で国民党
の統一派と共に中華民国の二大政党政治を続けるつもりだ。しかし中国
は台湾併呑を明確にしているので和解も善意もない。国民党は中国の手
先である。国民党を潰さなければいつまでも中国の圧力をうける。

中国の圧力をなくすには独立以外に方法がない。台湾人は中華民国を
打倒して独立する目標を持っている。ところが人民の願望に反して民進
黨は違った政治目標を持っているらしい。民進黨の独立主張は「中華民
国の政権」を取るための便宜で、本気で國民黨を潰す気がない。これで
は台湾は独立できない。

●問題は「中国の台湾併呑」だ

私は頼清徳市長の独立意識が他の民進黨の政治家より強いことを疑わ
ない。しかし彼が民進黨に留まっている限り他の党員に押されて理想を
達成できないと思う。

民進黨が国民党と共同で台湾の両党政治を目指す。しかし頼市長の親
中スローガンが統一派を説得して独立派と共に中国に対抗するとは思え
ない。台湾独立は国民党消滅が先決である。親中スローガンで國民黨を
説得できないし、愛台スローガンで台湾人が彼を支持することもない。

問題は中国が「台湾併呑」を明にしているのに、台湾が「反中国、反併
呑」を明確にしないことだ。中国の「台湾併呑」に対して「反併呑」を表
明すれば台湾は団結する。

トランプは「アメリカファースト」を掲げて選挙に勝った。日本では小池
東京都知事が「都民ファースト」を打ち出し、都民の支持率が高い。頼清
徳が「台湾第一」、「台湾ファースト」を打ち出せば蔡英文の21%支持率
を凌ぐことは簡単だ。但し頼清徳がそれを打ち出すには民進黨から離脱し
なければならないかもしれない。


2017年06月29日

◆「措置入院」精神病棟の日々(52)

“シーチン”修一 2.0



6/28も慌ただしく過ぎた。アクリルの透明波板による笠木の補強は23日に
続いて25日に長男坊がやってくれたが、小生の工作は「家にある物を再利
用して用が足りればOK」であり、見栄えは二の次だ。ところが長男坊は
「用が足り、なおかつ美しく」と二兎を追う。パーツがなければ買いに行
く。納得したいのだ。

補強というより「作品」を創っている感じで、「手伝おうか?」と声をか
けると「要らない」。邪魔をしないでくれと言わんばかりだ。

“春琴”は「アンタとそっくり」と笑うが、どうやら父系のご先祖様からの
モノヅクリの血、職人の血が引き継がれているようである(曽祖父は。手
抜きは恥、納得できる、誇れる仕事をしたいという職人魂は男にしかな
い、多分。女の場合は趣味以上にはなかなかならないのではないか。

幕末の日本と清朝末期の支那を訪れたハインリッヒ・シュリーマンが面白
いことを書いていた。

<1860年、清国と英仏間に締結された条約の結果、賠償金を支払い終える
まで、清国政府は自国の税務業務に外国人官吏を登用せざるを得なくなっ
たが、そうするとほどなく税収が大幅に増え、それまでの自国役人の腐敗
堕落が明らかになった。それで清国政府は彼らを罷免し、代わりに支那語
を話せる外国人を雇うようになったのである。

イギリス人レイ氏は1861年に年俸50万フランで税関の長官に任命された。
レイ氏の後任に、昨秋、25歳になるかならずの元イギリス領事ハート氏が
据えられた。その若さにもかかわらず、ハート氏は行政の天才で、彼の
とった施策のおかげで、税関の所得は、外国人官吏を雇う前の4倍に跳ね
上がった>(「シュリーマン旅行記 清国・日本」1865年)

当時の1フランは今の1000円ほどか。年俸50万フランなら5億円だ。日本の
税収は60兆円だが、支那の場合だと、国庫に入るのは1/4の15兆円、3/4の
45兆円は役人のポケットに入っていたわけだ。5億円の投資で45兆円も増
えるのなら安いものだ。

高給に魅かれたこともあって日本でも「お雇い外国人」は幕末から増えて
いったが、シュリーマンによると口さがない欧米人は「日本は欧米の掃き
だめ」と言っていたそうだ。本国では門閥や身分制などもあって、能力は
あっても就職できない、出世できない、十分な俸給を得られない、と鬱屈
していた人々がすこぶる評判の良かった日本(今で言うクールジャパン)
を目指したのだ。

福翁が幕藩封建体制=身分制を嫌った(ほとんど憎悪していた)のは、才
能ある父親が下級官吏に甘んじるしかなかった、その口惜しさ、諦観を見
ていたからだ。勉強しろ、才覚さえあれば庶民も立派な仕事に就ける、こ
れが自由主義、民主主義だ、と叫び続けたのはご先祖様からの後押しが
あったからだ、「恨み晴らさでおくものか!」と。

「江戸・幕末滞在記 若き海軍士官の見た日本」の著者エドゥアルド・ス
エンソン(仏)は横須賀海軍造船所を訪ねて、日本人の職工に感動している。

<(お雇い外国人のフランス人>技師が指令を(幕府の)役人に与え、そ
れが日本人に伝えられる・・・ひょっとすると日本人の職人の方が西欧人
より優秀かも知れなかった。日本のものよりはるかに優れている西欧の道
具の使い方をすぐに覚え、機械類に関する知識も簡単に手に入れて、手順
を教えてもその単なる真似事で満足せず、自力でどんどんその先の仕事を
やってのける。

日本人の職人がすでに何人も機械工場で立派な仕事をしていた>

支那人は儲からなければ一所懸命にはやらない。カネ、カネ、カネの世
界。日本人は「とにかくいい仕事をしたい、カネは暮らしに困らない程度
でも構わない」。支那人は今頃になって「日本の職人に学べ、匠を目指
せ」と言っているが、彼らの生活空間は昔から「臭い、汚い、カネとコ
ネ」の4Kで、「汚物、汚染、汚辱、汚職」の4O(4オー)付き、恐ろしく
「清潔、正確、質素、清貧、正直、正道、精勤」の7Sに欠ける。

そういう職場で「いい仕事」ができるはずも「いい職人」が育つはずもな
い。中韓北露・・・われわれは厄介な隣人に悩まされている。厄介者とし
て3Fに隔離され、餌場の今では10羽以上に増えた雀を相手に晩年を送る発
狂老人の病棟日記から。

【2016/12/9】承前。*「古い友人が丹東(中国遼寧省)で日帰り北朝鮮
ツアーを催行している。一緒に行かないか」と(中国通の)Nさんに誘わ
れ、北京経由で無事に丹東着。中朝友誼橋(鴨緑江大橋)を渡ってバスを
降りたとたん、「救援金」と書かれた袋を持った人々の群に囲まれ、彼ら
は口々にこう叫んでいる。

「ドル、ユーロ、人民元、円、ポンド・・・わが国の朝鮮ウォン以外なら
OKです。住民は皆困窮しています、助けてください!」

はなっから観光どころではない。観光地、土産屋、レストラン・・・バス
が停まれば人、人、人の渦で、歩くこともままならない。「どうなってい
るんだ、これじゃあまるでボッタクリツアーだ!」とガイドに苦情を言う
と、Nさんが「修一さん、これが北の現実なんです。中国から毎日大量の
物資が入ってくる丹東対岸の街でさえこの有様です。奥地では飢餓線上の
人々があふれているでしょう」・・・

ここで目が覚めた。夢だったが、幽体離脱で空から眺めたようなリアリ
ティがあった。北の自然発生的“草の根資本主義≒改革開放”が進めばいい
が、上からそれを押さえつけられたら北は破綻するしかない。

〔今朝の産経から〕*措置入院解除後のフォロー体制を整備するという。
医療刑務所、予防拘禁、保護観察などが必要ではないか。

*あしながおじさん運動はいいことだが、「一口○○円」という寄付の“足
切り”は再考した方がいい。低額でも高額でも、その人なりの精いっぱい
の浄財ではないのか。

*正論/榊原英資「統合危うくするEUの歯車」。

<戦後、統合と経済の自由化が進んできたが、再び主権国家への回帰、保
護主義化が進んできている。リベラリズムや寛容な態度でまとめて、一つ
のヨーロッパをつくりあげたのがEUである。確かに難民などの問題を生ん
でしまったのだが、その理念に立ち返るときなのではないか。

日本は自由化の流れを止めない、保護主義を食い止める(というグローバ
リゼーション/GLBの)リーダーシップを取るべきだ、云々>

GLBとは、国境をなくす or フェンスを低くし、ヒト、モノ、カネができ
るだけ自由に動けるようにすることで、それによって経済は活性化すると
言われ、希望に輝いていた。自由化=○、保護主義=×だった。

日本で派遣労働が認められたころ、識者は「年功序列、終身雇用という労
働市場の固定化は不合理だ。企業は必要な時に、必要な労働力を求めてお
り、労働市場の流動化は進めるべきで、生産性向上につながる」と言って
いた。で、どうなったか。非正規雇用が急増し、多くの労働者の収入は
減った。

モノとカネの流動化は、賃金の安い後進国、中国など新興国への工場移転
を促し、日本では国内製造業の衰退、産業空洞化、失業率の上昇、景気悪
化を招き、「就職氷河期」などと言われたものである。

米国ではGBLにより「儲かればよし」とする風潮に一層拍車がかかり、自
動車の街デトロイトをはじめ中部の製造業都市は軒並み産業空洞化により
壊滅的打撃を受け、今やラストベルト(鉄さび地帯)と呼ばれるように
なった。

EUでは移民、難民モドキが押し寄せ、低賃金化、既存労働者の解雇が進ん
だ。英国のEU離脱、欧州全体での“極右”の台頭、米国のトランプ勝利は、
明らかにGLBの大失敗を示しているのではないか。

GLBは孤立主義の対語で、「世界的連携拡大・相互干渉主義」の意味だろ
う。国家、国民、民族、人種にはそれぞれの歴史、伝統、文化、成り立
ち、価値観がある。国家主権とは「アナタはアナタの、ワタシはワタシの
道を行く」ということで、せいぜい国連やWTO(世界貿易機関)のタガで
いいものを、EUは「言うことを聞かなければ村八分にするぞ」と干渉しま
くり、脅かし続けた。アカモドキのEU真理教から皆が目覚め始めたのだ。

榊原などリベラル≒アカモドキは、どうせ東大を出て大蔵省か外務省など
の官僚を勤めたアホだろう。お花畑の邪論、愚論、暴論、詐論、偽論のど
こが「正論」なのか。読者はこの手の妄言を読むためにカネを払っている
のではない。編集者はよくよく反省すべし。(つづく)2017/6/28






2017年06月27日

◆現状維持は「阿Q政策」

Andy Chang



パナマが中国と国交樹立を発表して台湾と断交したため台湾はショックを
受けた。民進黨、蔡英文に対する批判が相次ぎ、蔡英文の支持率は21%
まで下落した。やがて台湾と国交のある国はゼロとなり台湾は世界の孤児
となると言う論もあるが、国交を断たれたのは中華民国で台湾ではない、
今こそ中華民国を捨てて台湾国を名乗るべきだと言う人も居る。

中国は台湾に対し敵意を露わにしている。それなのに蔡英文は現状維
持とか善意と言う叩頭外交を続ける。メディアは親中派の宣伝ばかり、
商売人は中国投資を続ける。人口の85%が台湾人と言うのに蔡政権は中
華民国の名義を捨てず統一派の主張を抑えることをしない。

6月14日のワシントンの新聞によると、ティラーソン国務大臣は国会に赴
い「長期中国政策」について説明を行い、アメリカは将来50年の中国政
策において「従来のチャイナポリシー」を維持するのは当然だが、米国の
台湾に対する約束を固守することにも変わりはないと述べた。つまり米国
50年の長期政策とは、中国と戦争はしたくないが台湾の安全は守るという
ことだ。

これに対し中国は台湾は中国の領土で、台湾が独立すれば武力で併呑
すると言う。片方が台湾併呑の野心を隠さず恫喝し、片方は武力で台湾
を防衛すると言う。両方が頭越しに「政策」を掲げているのに対し、台湾
は「中国の領土か、台湾人の領土か」を明確にしない。台湾は台湾人の国
だと言うべきだが言わずに現状維持と言う「阿Q政策」を続けている。

●台湾の七不思議

台湾問題の七不思議とは以下の通りである。

1.台湾は西太平洋の第一列島線の中央にあり、中国が併呑すればハワ
イ、米国西海岸は中国の脅威を受ける。米国は台湾を放棄しない。

2.台湾が中国に併呑されたら日本、フィリッピン、インドネシアなど東南ア
ジアの多くの国が中国の脅威に晒される。

3.台湾では在台中国人の圧力で「親中」、「反中」、「和中」といった意見
を流している。

4.台湾人は中国の恫喝を怖れて独立宣言をしない。

5.アメリカも曖昧政策を維持して台湾独立阻止している。

6.中国は台湾人の投資を歓迎し、同時に台湾に経済進出する。

7.台湾は中国の脅威に晒されても南進政策がなかなか進展しない。

●蔡英文の支持率低下

パナマ外交が失敗して蔡英文の支持率は大幅に下がった。台湾の人口
比は85%が台湾人で15%が中国人だが、政治力では独立と統一が半半で
ある。蔡英文が総統になり、民進黨が国会で大多数となって完全執政と
言われる台湾で蔡英文の支持率が21%となったのは台湾人が蔡英文・民
進黨に失望したからである。しかし蔡英文を支持しないけれども絶対に国
民党を支持しない。つまり人民の独立願望が強くなったのだ。

選挙で国民党に勝ったとは言え、蔡英文は国民党や親民党の政治人物
を閣僚に任命し、国名を中華民国とし、民進黨と國民黨の二大政党政治
を進めている。これほど愚劣な政策はない。国民党を潰せば台湾の政治
は一枚岩となるではないか。

中国の台湾併呑は台湾が中華民国の名義を保持するから有効であり、
諸国がどんどん中華民国と断交すれば自然と中華民国は滅亡する。そう
なったら台湾は自然と台湾国となる。国名を変更しないから蔡英文の人
気が落ちるのである。

蔡英文が中華民国の名義を放棄しないのは「現状維持と言う阿Q政策」
を取るからである。阿Qは何もしないから中国は恫喝だけで武力行使を
せず、アメリカは戦力で台湾を保護する必要がない。蔡英文が何もしない
から台湾は独立できない、だから蔡英文の支持率が落ちるのだ。

●外交よりも内政を優先せよ

パナマが一方的に断交しても蔡英文は何もせず口先だけ強がりを言う。
蔡英文が強い政治を行えないのは外省人が干渉するからである。「阿Q
政策」を放棄するなら外交より内政を優先すべきである。

台湾は中国の領
土ではない。台湾人は中国人ではない。台湾は中国の併呑を拒否し、台
湾国を作る。独立を宣言し国内に蔓延る統一派を一掃すれば政治は安定
し、台湾は国際的に尊重され、台湾と国交を始める国が増加する。

独立を宣言すれば中国はミサイルを撃ってくるだろうか。アメリカは台湾
防衛を放棄するだろうか。そんなことはない。本当にそうなったらアジア
全体が戦乱となり、アメリカの中国政策は根本的に失敗となる。

台湾が何もしないのは蔡英文が「善意と自称する叩頭外交」を行い、中華
民国の名称を放棄しないからである。

蔡英文が中華民国を固執するのは国民党・外省人の勢力が強いから、蔡英
文の国民党と親民党の外省人を起用しているからである。内閣も軍隊も外
省人に占められているのに民進黨の完全政治と言えるはずがない。

しかも民進黨が独立を放棄したから台湾が中華民国の首枷を嵌められたの
である。蔡英文は早急に内閣改造を行って外省人政治家を排除すべきである。

国民党を潰せば台湾は良くなる。国民党を潰すのは簡単である。第一に
国民党が違法取得した日本の資産を清算して没収、賠償、処罰を明確

にする。第二に司法正義を実行して国民党の過去の数々の違法を清算
する。この二つを実行すれば国民党は破産し外省人勢力を一掃できる。
民進黨がこの二つを実行しなければ台湾人は民進黨を捨てて独立を主
張するはずだ。

パナマとの断交が起きたあと、蔡英文が阿Q政策を捨てて独立路線を取
るか、或いは台湾人が蔡英文を見限って自立路線を選ぶか、これが台湾
人の二者択一となるだろう。


2017年06月26日

◆「措置入院」精神病棟の日々(51)

“シーチン”修一 2.0



大相撲本場所は15日間だから、前回「今は終盤戦で崩れて5連敗。結局6勝
14敗」と書いたのは「10勝5敗」の間違いだった。こうして徐々に呆けて
いく。「老人呆けやすくポックリ成り難し」だな。

平幕で連勝していた人が書いていたが、「もしかしたら優勝できるかもし
れない」と思い始めたら「もう敗けられない」となり、連敗したという。
平幕だと場所の始めから上位と戦うから「敗けて当たり前、ここは思い
切っていこう」と踏み込みもいい。が、横綱、三役に勝って11連勝、優勝
を意識し始めて「もう敗けられない」となったら、思い切ってぶつかって
いけなくなり、連敗したそうだ。

守りに入ってしまうとか、衝突を避けたい、勝てなくても負けたくはな
い、落としどころを探る、情勢の変化を待つ・・・といった消極姿勢にな
りがちで、もうこれでは「築城8年、落城3日」にまずなってしまうだろう。

仕事もそういうことで、常にチャレンジする。「生き残りたければ自分を
変えろ」、つまり「今現在に安住していたら置いてけ堀になる、飽きられ
る、見向きもされなくなるぞ」という警句がある。

一流の人ほど、たとえば一流の経営者、管理職、エンジニア、研究者、芸
人、職人、芸術家などなど、それぞれの世界で「名人」「やり手」「カリ
スマ」「パイオニア」「指導者」と言われる人々ほど日々チャレンジして
いるだろう。

無形文化財として叙勲された方が「自分で心から納得できた作品はたった
一つです、毎日が勉強です」と言っていた言葉が思い出される。

古人曰く「日暮(く)れてなお道遠し」、スラムダンクの安西先生曰く
「諦めたらそこで終わり」、武田鉄矢のおふくろさん曰く、

「いうとくがなあ、なまじ腰ば降ろして休もうなんて絶対思うたらつまら
んど。死ぬ気で働いてみろ、テツヤ。人間働いて、働いて、働き抜いて、
もう遊びたいとか、休みたいとか思うたら、一度でも思うたら、はよ死
ね。それが人間ぞ。それが男ぞ」

岡本太郎は「芸術はバクハツだ!」と叫び、既成の芸術秩序を彼らしく革
新した。奇想天外、媚びることなく、真似ることなく、太郎にしかできな
い表現をした。ゴッホもそうだった。

チャレンジし続ける、常に限界へ挑む。それは失敗の連続かもしれない
が、1%あるいは0.1、0.01%未満の成功率でも「いつか青空」と信じて
チャレンジし続ける、「後に続く者ある」を信じて・・・

梶山季之曰く「裸にて生まれて来たに何不足」。老人となり、気力、体力
はどんどん衰えていくが、這ってでもチャレンジ、前進、攻撃を続け、
“戦死”したいものである。ま、これは理想であり、小生の現実は「人生は
ボウハツだ!」の連続だったが・・・

6/20は4週ごとの精神病院外来へ。カウンセラー“ピーコック”の名前は
ヨーコだったが、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を真似れば「お山
のヨーコ・丹沢・秦野」か。

♪心理学好きだっていってたけど キチ○イ相手じゃカワイソーだったね
エー あんまり何にも云わない娘だったけど ヂヂイ連中とよく話してい
たっけ 患者を残したまんま 三年たったら おサラバさ! アンタ あ
の娘の何なのさ!・・・

小生はヨーコ・ファン患者の一人に過ぎないのだが、入院以来の8か月で
一番話をしたのがヨーコで、お互いにすっかり馴染んでいるから、今さら
病院を変われない。患者のなかにはお気に入りのDr.が他の病院へ移ると
それを“追っかけ”る人もおり、そうなるとカウンセラーも変わってしま
う。小生もDr.の“イチロー”を信頼していたが、彼はフェミニストっぽく
て女性観が小生とはかなり違っていた。

しかしヨーコは「女はそういうものなのよ、だからこうしなさい」という
知恵を授けてくれる。今日のヨーコは「奥様に“こうした方がいい”とかの
アドバイスを修一さんがしてはいけません、優しい言葉をかけるだけにな
さい」だった。

“春琴”は術後で機嫌は最悪だ。「具合はどう、大丈夫?」なんて声をかけ
れば、「いいわけないじゃないの、ほっといてよ!」と怒られそうで、ど
んな優しい言葉をかけたらいいのか困惑している。佐吉の悩みは深い。

6/21、午前からすごい風雨。室内で機嫌よく趣味の世界に没頭を楽してい
たら1Fテナントから「雨漏りがしている」と通報。雨合羽を着て屋上へ行
くと、天地左右からの強風(多分ビル風)と豪雨で、笠木(かさぎ)の下
部から雨が侵入したのだ。

<笠木はビルの屋上などの陸屋根の周囲に防水のために立ち上がる低い壁
や外壁上部の断面などの水平になった部分など様々なところに取り付けら
れており、防水の役割を担っています。普段、雨水の漏水を防いでいます
が、年数が経過すると傷む確率も高く、劣化が進むと防水効果が薄れマン
ションの早期老朽化に繋がってしまいます>(ジェイ・プルーフ)

風で飛ばされそうだが、「腰が痛い、足がふらつく」なんて言っていられ
ない。とにかく浸水を防がなければならない。ビニールシートは風に飛ば
されるから利用不可で、大きなカーペットで笠木を覆い、飛ばされないよ
うに大急ぎでブロックを積み上げ、それが落ちないようにロープと3枚の
スノコで固定した。

まるで急造のバラック砦のようで、1971/9/16の天浪団結小屋での攻防戦
を思い出した。♪砦の上に我らの世界、築き堅めよ勇ましく ♪立て飢えた
る者よ、今ぞ日は近し・・・いざ闘わん 、いざ、奮い立て、いざ、あぁ
インターナショナル、我等がもの

放水銃の代わりに豪雨だが、スイッチオン、気分は吶喊モード、火事場の
くそ力。♪もうどうにも止まらない

大雨や大雪で老人が屋根から落ちて死傷する意味がよく分かった。危険な
のは分かっちゃいるが、やらざるを得ない場面なのだ。産経によると神奈
川県内では5人の老人が風に煽られて転倒しケガをしたそうな。仕事で死
ねば戦死、本望だぜ、全国30万(1971)の学生同志諸君!

翌22日は砦の安全確保のためにタイヤチェーンと、わが家族がキャンプの
時によく使った車屋根の荷物を固定するゴム製ネットで補強、23日は早朝
に孫のプール遊び用の日除けネットで覆い、目立たないようにし、フェイ
ルセーフでさらに頑丈になった。

10時ごろに援軍の長男が夜勤明けなのに参戦、ホームセンターで波板など
を買い、さっそく修理に入るために長男はわが砦を撤去し始め、小生は片
づけに回ったが、「築城10時間、落城30分」だった。一夜城の役割は終
わったのだ。

この間には宴会を含む家事、脚立を2つ利用して階段と玄関ホールの蛍光
灯交換、3F階段踊り場の観葉植物置き場増設、スズメの餌場作りも。狂
気、侠気、驚起、狂喜、強記&兇器の多動老人の病棟日記から。

【2016/12/9】*鴨緑江、豆満江を北朝鮮との国境とする支那。支那側は
都市、北側はただの林か村落で、経済格差は大きく、川の浅瀬を渡って北
から支那へ密航する人、食糧強盗する兵士などが少なくない。支那も1980
年代までは貧しかった。

大先輩で、その当時は中堅旅行会社社長、その後は投資コンサルタントに
転身したNさんは、中共高級幹部の子息の日本留学を支援し、何人かは自
宅で同居させていたようだ。「修一さん、中国では“古い友人”の人脈で物
事が動きますからねえ」、Nさんはいつもそう言っていた。

1984年に取材で東の上海、杭州をめぐり、空路で西の桂林へ向かうことに
なっていたが、運悪く欠航してしまった。ところが現地の国家旅游局のガ
イドが「大丈夫です、解放軍にお願いしましたから」。

「軍・・・軍用機で行くのか?」と半信半疑だったが、すぐに白い中型旅
客機が飛んできた。なんと軍が財閥となり、傘下に航空会社も持っていた
のだ。「スクランブルだ!」となれば最優先で滑走路を使えるから、速
い、安い、美味いの三拍子。こうした副業で軍人の懐は大いに潤ったので
ある。

軍はまるで総合商社のようになり、トウ小平が「これではあんまりだ」と
思ったのだろう、軍人の給与を上げることで軍の副業を禁じたが、「上に
政策あれば、下に対策あり」の国柄だから、軍の副業(正業が蓄財=私腹
を肥やすことで、国防は副業=バイトかもしれない)は地下に潜っただけ
のようだ。

軍用車両や戦闘機などの兵器をばらして部品として転売する(2007年)、
軍用地を転売する(2012年)、官位を売る(売官)、軍用地を農地として
貸し出す、就職に絡む贈収賄・・・何でもあり。

これは大昔からの伝統で、時の最高権力者、西太后が日清戦争の海軍予算
をチョロマカシて高級別荘「頤和園」を造ったのは有名な話。大砲の弾薬
には火薬の代わりに砂が入っていたという。これでは負けるわな。

中共では為政者は軍律を正せない。習近平を見よ、あちこちの軍を視察
し、「呼べば来る、来れば戦う、戦えば勝つ!」といったイロハのお題目
を飽きもせずに説教し、それを暗記させ、試験に出すだけ。軍事予算は
ちょっと削るだけで、それ以上やれば確実に殺されるから何もできない。

2015/9/3の「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」軍事パレード
で、習近平は実につまらなそうな顔をしていた。まるで俎板の上の鯉、車
上からの閲兵では彼は右手でしっかりバー(手摺)を握っていたのだろ
う、軍から「軍を敵に回して殺されなかった政治家はいませんよ」とでも
脅されていたとしか考えられない。

軍は上海閥が握っており、その長老は江沢民だ。天安門の貴賓席で彼だけ
がはしゃいでいた。(つづく)2017/6/25



      

2017年06月19日

◆安倍総裁提案の改憲に期待

宝珠山  昇



安倍自民党総裁が憲法記念日に表明された憲法改正の論議加速、実行の決
断・提案(注1)は、現在の日本が抱えている安全保障上の最大の課題
(注2)を前進させる安価で効果的な施策であると考える。

また「憲法改正」は、何等の“省益・個益”をもたらさないためか、論議ば
かりで七十年近くも放置されていたものを、合意できるものから実行に移
すべきだとの国家の指導者に相応しい決意表明に敬意を表し、賛同する。

注1:安倍自民党総裁が提案された改憲論議加速実行案の要旨:「自衛隊
が全力で任務を果たす姿に対し国民の信頼は九割を超えている一方、多く
の憲法学者は『違憲』と言っている、--北朝鮮情勢が緊迫し、安全保障環
境が一層厳しくなっている中、『違憲かもしれないが、何かあれば命を
張ってくれ』というのはあまりにも無責任--私の世代は自衛隊を『合憲
化』することが使命」、「憲法9条の第1項、2項をそのまま残し、自衛
隊の存在を記述するということを議論してもらいたい」

注2:現在の日本の安全保障上の最大の課題は、「自国第一主義」等が顕
在化し、先進国の指導力・統合力が低下している国際社会で、(1)国際
法が順守される世界への推進、(2)日米安全保障関係、共同作戦態勢の
充実、(3)対中、南北朝鮮、ロ関係の改善----(北には「核放棄まで圧
力」を継続し、核保有の効果はないことを知らしめること)、(4)対
欧、印、東南アジア等との関係強化、(5)過激派テロ対応態勢の充実、
等するために、(1)ミサイル防衛態勢の充実・強化、(2)民間防衛態
勢の充実・実効化、(3)敵基地攻撃能力の整備、(4)非核三原則の緩
和・見直し、等であると認識している。

なお「テロ準備罪法」は、北朝鮮が、核兵器やミサイル開発等を推進する
とともに、国外の工作員に指令を出すためと見られる“乱数放送”を16年ぶ
りに再開している状況、諸国におけるテロ行動の頻発、等を考えれば、で
きるだけ速やかに施行されるべきものである。これに反対する勢力は、こ
の法律のリスクの側面に目がくらみ、目前に迫っている基本的人権、安全
保障上の脅威に目をつぶり過ぎていると考える。

この安倍総裁の提案に対し“第2項との整合性はどうなるのか。憲法に自
衛隊という言葉はないが、国民に定着している。無理に書く必要はないの
ではないか”、“第3項を加えて自衛隊を書いたとき、『それは軍隊なのか
違うのか』という矛盾が続く”、“自衛隊は第2項の「戦力」には該当しな
いとの趣旨を第3項に盛り込むべきだ”、“第9条はそのまま残す方が、解
釈を変えない趣旨が明快であり、「第9条の2」を新設して書くのが良
い”、”憲法改正はまだ機が熟していない”等の慎重論、条件付き賛成論、
反対論が見られる。

しかし、これらの懸念は、第9条の次に次の趣旨の1条を加えることによ
り、大部分解消するのではないかと考える。

●第9条の2 前条第1項に規定する「正義と秩序を基調とする国際平
和」が実現するまでは、同条第2項の規定にかかわらず、我が国の平和と
独立並びに国及び国民の安全を確保するため自衛軍を保有する。

2 自衛軍は、内閣総理大臣を最高指揮権者とし、次の要件が充足される
場合に国際法規に従い行動する。
 
(1)我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係
にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かさ
れ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険
があること
 
(2)これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当
な手段がないこと
 
(3)必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと

3 自衛軍は、前文において希求している「平和を維持し、専制と隷従、
圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、
名誉ある地位を占める」諸活動に国際法規に従い貢献する。

基本的補足説明:戦後の神学的な憲法9条解釈論争の起因は、基本的に次
のようなものであると理解している。

△「自衛隊は違憲」の解釈は、日本国憲法第9条を素直に忠実に日本語に
従って読めば、憲法学者でなくても、中学生でも、導かれるものである。
これを反日、反米活動家などが利用などして、日本の生存環境の変化・激
化を軽視し、改憲の論議に浸り、実行を停滞させた。

△歴代政府は、「国防の基本方針」(昭和32年5月20日・国防会議及び閣議
決定)等に示されているように、第9条を憲法が国家の生存と生存のため
の相応の備えを否認することはあり得ないとの基本点に立って解釈し、国
力の増進、国際情勢・安全保障環境の変化などに対応しつつ、漸進的に自
衛力の整備を進めて来た、せざるを得なかった。

△日本国民は、国力の充実、国際的地位の向上、安全保障環境の変化・激
化、国際平和貢献の重要性などを実感する中で、政府の憲法解釈・運用を
支持する勢力を増加させた。

△この私案は、これらを、日本国憲法前文及び第9条との関連を踏まえつ
つ、追認するものである。

〇9条の2の条項案についての補足説明:

△第1項は、国際情勢は9条第1項が規定している「国際平和」は実現し
ていないとの認識を前提として、それが実現するまでの条件付きで第2項
の施行を停止し、自衛のために必要最小限の戦力・軍隊を保有すること
を、「9条の2」として明記・加えるものである。
△第2項は、自衛軍は「専守防衛」の軍隊であることを、自衛権行使の3
原則をもって、明記するものである。

△第3項は、自衛軍は「国際平和」を実現するための国際社会の諸活動に
貢献することを主任務とすることを明記するものである。

△この私案は、次のような関連するこれまでの「憲法解釈」「政府統一見
解」と齟齬をきたすものではない。

(1)憲法第9条についての見解(主権国家として持つ自衛権)
(2)憲法前文の平和主義についての見解
(3)交戦権の否認と自衛力の行使
(4)戦力と自衛隊  (5)自衛力の限界  (6)自衛隊と軍隊

○なお、現実の北朝鮮の暴挙、朝鮮半島の混迷などとの関連については、
次のような理解の下で効果的な施策の一つであると考えている。

△古来、我が国への災難は、大陸の混乱とのかかわりでもたらされてい
る。一衣帯水の朝鮮半島で戦乱が起これば被害も甚大なものとなる。
△超大国に囲まれていて、非核中級軽武装国家の日本が採りうる政策には
大きな限界がある。

△我が国は、国際社会の経済的・政治的・軍事的圧力・制裁の強化を補強
し得るべく、北朝鮮の軍備増強を恐れなくて良いように、北朝鮮の増強ス
ピードに先行して少なくとも並行して、我が国の防衛態勢を充実・強化
(注2)することが賢明・肝要である。
               〈2017年6月18日記〉