2017年06月02日

◆「和の国 日本」。これだけで十分だ

MoMotarou



馬淵睦夫元ウクライナ大使は定年を迎えた防衛大学で考えました。「自分
は日本の為に何をしてきたのだろうか」その強い思いが現在の大活動に結
びついております。外務省を辞めて防衛大学教授になった事が、その思い
を表しております。

「和の国 日本」
https://www.youtube.com/watch?v=npbJKhWUL4E

なかなかテレビでは見られません。現在のマスメディアは所謂戦後左翼の
洗礼を受けた連中が上にいるから。小和田という東京裁判史観のドンが外
務省OBトップにいる限り、外務省の若き日本男児の栄光は見られない。そ
れどころか男女共同参画思想を使い、サヨク教育のDNAに詰まった蓮舫風
女子隊を形成していくだろう。

世界で多発するテロは米国等からみると自由への迫害だが、テロリストか
ら見ると米国が200年前に戦った対英独立戦争とどこが違うのかぐらいか
もしれない。要するに勝った方が王様で、後はそれに従うか否か。

昔から強い勢力になびくのは同じだ。日本でも同じ。民主主義では自分た
ちの要求の伝達者が闘うのが選挙だ。これを疎かにするのは間違い。

江戸時代の幕府の政策は面白い。賄賂貢物を多くして自分の藩に大型公共
事業のご指名が、なんとか係らない様にしていた。なぜなら金も人も自前
だから。薩摩藩が名古屋の地の事業を仰せつかった。整備と薩摩の国力減
が狙いだった。幕府も政策思想が巧みだ。現代の政府もかなわない。

突然ですが、しばらくお休みになります。随分皆様にはお世話になりまし
た。記憶にのこるのは「鉄腕アトム」の誕生日が2003年の4月7日。現役の
航空自衛隊の教導隊の方から、それは戦艦大和が沈んだ日、アトムはヤマ
トの蘇りだと、ロマンあるご指摘メールを頂いて感激した事でした。もう
将軍でしょうね。手塚さんも凄かった。!


2017年06月01日

◆悔しがる朝日新聞

大江 洋三



5月29日の朝日朝刊に、安倍内閣に対する世論調査記事が載っている。主
題「阿部一強」崩れぬ支持率。副題「若者・労働者層にも広がり」
3面全部使っての記事だから、朝日の危機感の表れである。

世代毎の支持率グラフまで載っていて、それに依ると、世代に関係なく大
凡50%が阿部内閣を支持している。但し、朝日教養世代の60歳以上が、や
や下がり支持率約45%になっている。

回答者は、質問者の聞き方や意思を忖度するから産経新聞が調査すると、
支持率はもっと上がるだろう。

5月3日に安倍総裁・総理が憲法9条改正を促進すると公言したから、世
論を測るために、実施した世論調査だと思われる。

編集委員の堀江浩氏の解説が付いていて、阿部内閣支持率の高さへの残念
さが滲み出ている。

支持する人の主な理由は「他よりよさそうが半数を占め、政策で選んだ人
は2割にすぎない」そうだ。

これは当り前の事で、特に現役世代は小難しい政策を勉強する暇が無い。
我々年活・暇人でも国会討論を聴いたり、法案概要を読んだりと手間暇か
かる。という訳で、テレビや街頭演説を聞いてもインチキそうで無い人や
党に投票する。

「政策がいいから」は稀である。

従って、若者の「他よりよさそう」はベストアンサーの事である。
氏は、それがよく分かっているようで、解説の最後の方で警鐘を鳴らして
いる。

高支持率に関係なく、副題は「中身の評価が大切」

「有権者は(他より良さそう)という意識が広がるあまり(中身)の評価
が甘くなっていないか」

「異論に耳を傾けず、幅広く納得を求めない姿勢を許す事につながらないか」

堀江氏は、現代民主主義の「民意の成立過程」がよく分かっていないよう
だから、氏に講釈しておきたい。

選挙で多数を得た政党が与党になり内閣を組織する。つまり民意の方向性
が決まる。一本の法案も、与党内で甲乙議論した上で内閣が採用するし、
逆の場合もある。つまり、選挙争いと与党内の議論が先行する。

内閣においては、各省庁とよく協議した上で、閣議決定(政策や法案の国
会提出)する。その後で、内閣は野党の異論に耳を傾けるために、国会に
法案を提出する。国会には、それぞれの専門委員会があり、与野党が内閣
案を廻り激しく論争する。与党が野党の異論と修正妥協する事もあるが、

最終的には、国会の多数決により政策が決定する。

漠然とした民意は、このように各段階で議論と手間暇かけて制度化あるい
は法案化される。

氏は、世論調査の結果がよほど悔しいのだろうが、最後に、東大先端科学
技術センターの槇原教授の言を借りている。

「国民は気を抜いてはならない。破局的結末を招かないよう、しっかり
チェックする必用がある」

国民とは我々の事であろうが、立派過ぎて冗談に聞こえる。国民の多くは
は日々の生活に一生懸命で、専門用語が多発する内閣案を全て理解できる
ほど暇がない。それが健全な国民生活である。

だから選挙で公平に、代議士先生を選んでいるのだ。

それに、何をもって破局というのだろうか。憲法9条改正の事であろう。
編集委員なら、人の言葉を借りず、自分の言葉で具体的意思を表さなけれ
ばならない。

折角の署名記事が泣くというか卑怯に映る。朝日諸君の立場は周知だか
ら、何を遠慮する事があろうか。


            

2017年05月29日

◆「措置入院」精神病棟の日々(44)

“シーチン”修一 2.0




狂気じみた人は珍しくないだろうが、正真正銘のキチ○イで刃物を振り回
して緊急措置入院させられ、退院後も懲りずに、恥ずかしげもなく、せっ
せとキーを打っている小生のような人は稀少動物ではないか。

レア、rare、珍奇、生焼き・・・Call me Rareってどうか。キラキラネー
ムで「麗阿」と書いて「れあ」と読ませるのはありそうだ。「阿(あ、
お)」は「女子の名の上につける愛称」でもあり、「おたまちゃん/阿
玉」「おゆきちゃん/阿雪」はその類だそうだ。

5/23は4週おきの通院。カウンセラー“ピーコック”とおしゃべりを楽しん
だが、「保育園に行っている長女の息子が来年小学校に入学するけど、長
女夫婦は毎朝7時頃に家を出るから、通学時刻まで息子をどうしようか
困っている」と言えば、「それ“小1の壁”って言いますよ」。なるほど。

「老人の壁」もある。病気ではなくても体力が衰え、ヨボヨボする。「歳
をとると、目はかすむ、耳は遠くなる、“我”ばかり強くなって嫌われる」
と国定忠治は嘆いたが、考えてみれば人生は壁の連続だ。夫にとっては
「妻の壁」もありそうだ。

「アベさんもアキエさんには手を焼いているんじゃない? 余計な苦労を
させられて気の毒だ」という話になり、“ピーコック”も「モリトモの奥さ
ん見ました? すごい顔ですよ」。

小生は知らないが、大阪のオバチャン風なのかもしれない。

ま、どうでもいい話なのだが、カウンセラーは雑談の中でもしっかり観察
しているのだ、「自分のことだけではなく、家族や社会に関心を持つよう
になったんですね、前回とはずいぶん違ってきましたよ」と言われた。さ
すがプロ、と大いに関心、感銘を受けた。

小生は「うん、脳ミソが回復してきた感じがある、と言っても元のエキセ
ントリックに戻りつつある感じだけれど」。そしてともに笑うのだが、当
事者のカミサンには言えないこと、言わないことをカウンセラーには言え
て、結構心が楽になる。

Dr.には「晴れたり曇ったり、ときどき雷雨だったけれど、今は雷雨は
めったにないし、ほとんど晴れになりました、ついては薬を減らしていき
たい」と申し入れた。

カミサンもこのところ明るくなってきたし、多分、わだかまりも徐々に消
えていくと思うが・・・残念ながら現実は多分、そうはならないだろう。
女は概ね感情の動物であり、常にフラッシュバックし、般若のごとく憎悪
を新たにするから、韓国人と一緒、謝罪も合意も無意味という真実(多
分)を知らなかった初心な小生の病棟日記から。

【2016/12/2】*カミサンにいかに謝罪するか・・・これが問題だ。以
下、草案。

<永年にわたり苦労をかけた上に、また迷惑をかけて申し訳ない。会話が
苦手のため、以下、文書にしたので子供たちにも見せてほしい。

「謝罪と誓い」

沢山の幸せをもらいながら、良き夫、良き父から転落して、手の付けられ
ない酒乱になってしまい、皆の気持ちを傷つけ、悲しい思いをさせたこと
を心から詫びる。

入院治療により心も体もリフレッシュされ、徐々に自分の弱さ、至らなさ
を知るようになった。もう一度チャンスをもらい、生まれ変わり、良きヂ
イヂとして皆の幸せに貢献したい。

ここに断酒を決意し、恩に報いる生活に邁進することを誓う>

*職場復帰を目指す“マジメ”は不眠症のようで今朝も暗いうちに目覚め
た。21:00〜6:30までは部屋で横になっている決まりなので6畳ほどの室
内をウロウロしている。読書の習慣もないからウロウロ、モンモンするし
かない。

朝食後に廊下で運動をしていたら、60歳ほどの“令夫人”から声を掛けられた。

「ずいぶん熱心ですね、運動したり、読書したり、少しも退屈しないみた
いですね」

「はい、一日があっという間に過ぎていきます」

彼女は「私には一日がとても長く感じる」と表情を暗くした。

その後、洗面所で見かけると、彼女は洗濯ものを抱えながらプリペイド
カード式洗濯機の前で困惑しており、「洗剤は別なの?」と聞く。

小生はいつも手洗いなので洗濯機は使ったことがなく、近くの女子に訊く
と「洗剤は自分で用意します」とのこと。小生は使い切れないほどの洗剤
を持っているので、「好きなだけ使って」と提供し、その後、10回分くら
いの洗剤をビニール袋に入れて彼女の部屋に届けてあげた。

「昨日入院したばかりで勝手が分からず・・・どうもありがとうございま
す」と喜んでいた。人の役に立つのは良いこと。お互いさま、だ。

10:00〜11:00、今日の作業療法はラヂオ体操第一、第二、柔軟運動、
ゲーム。ゲームは2連敗、急性期病棟は弱い!

作業療法士の話では「冬季うつ」という病名が近年創られたようだ。日射
しが不足し、脳が1日=24.7時間と認識するために、毎日0.7時間=42分ず
つ遅れ、2週間もすれば昼夜逆転の生活になったりするらしい。

「罹患率は北国が高いの?」と聞けば、「北極圏の人の罹患率が高い。九
州と関東を比べても、関東の方が高い」そうだ。

エスキモーとか、アラスカに追いやられたインディアンなどネイティブア
メリカンは、アルコール依存症で寿命は短いが、ロシアなど旧ソ連邦の男
はウォッカで命を縮めている。北欧は大丈夫なのか。

米国ユタ州はスキーのメッカだから冬はずいぶん冷える。州都のソルトレ
イクシティは酒、タバコはもちろんコーヒーもダメダメのモルモン教徒の
聖地で、指導者のブリガム・ヤング牧師に率いられた信者が西へ西へと幌
馬車での苦難の旅の果て、聖地に至ったのだ。

街はタバコの臭いがしなかったが、ドラッグストアの店先ではホームレス
が酔っ払って寝ていた。モルモン教も彼の救いにはならなかった。

神は己を助く者を助く・・・自助努力をしない者は神にも人にも見放され
る。「善人は往生する、(救いが必要な)悪人はさらに往生する」という
具合には、まあ行かないだろう。世の中は甘くない。(つづく)2017/5/28


2017年05月25日

◆「措置入院」精神病棟の日々(43)

“シーチン”修一 2.0



わが家の営繕の仕事で一番困難なのは3F軒下のペンキ塗りである。体力が
少しずつ戻ってきたし、十分な長さの脚立も買ったから着手すべきだ、と
理性では思う。「困難な仕事だからこそ真っ先にやるべきだ」とも思う。

しかし現実はどうか。「今日は暑くなりそうだから・・・」「今日は天気
が悪いし、雨も降りそうだから・・・」「雨漏りしているわけではないか
ら・・・」、あれこれ理屈をつけて先送りするのだ。

要は好き嫌いで、「やらない、やろう、やります、やる、やる時だ、やれ
ば、やれ」といろいろ考えるものの感性で「やりたくねー」となってしま
う。結局、締め切りが迫って、尻に火がついて大慌てで取り組むことにな
る、徹夜したりして。

「さっさとやっていればいいものを・・・先憂後楽と古人も言っているだ
ろう」と理性では分かっちゃいるけど、生命体を守ることを至上命題とす
る脳ミソの無意識層では「後回しにできるのならそうしろ、いつポックリ
逝くか分からないのだから面白そうで簡単な仕事からやっていけ」と初期
設定されているに違いない。

「人は困難な問題ほど避けたがる、先送りしたがる」、これは真理だな。
憲法改正?面倒くさい、票になるのかよ、別に今やらなくてもいいんじゃ
ね、そのうちいい手が浮かぶだろうから後進の叡智に託そうぜ、とか。

「酒やめますか、それとも人生やめますか」・・・難題に心が揺れ続け、
尻に火が付いた日々を綴る病棟日記から。(“狂人日記”を書いていてよ
かった、自分で言うのもなんだが、結構面白い)

【2016/12/1】*神無月の末に拘束され、霜月を経て、いよいよ師走だ。
昔は12月にお坊さんが檀家を訪ねお経をあげていたから大忙し、江戸時代
ならカゴ、明治からは人力車を使っていたのだろう。一年の無事を感謝
し、来年も良い年でありますようにと祈願したに違いない。

盆暮は菩提寺に奉賛費を納めることになっていたからお坊さんも一所懸命
だったろう。

小生は大晦日に墓参りをしていたが、今年はカミサンが行ってくれるだろ
うか。今度の面会の時に言ってみよう。「いろいろ迷惑をかけて申し訳な
かった」とも言うことにしよう。

完敗、無条件降伏、占領、主権喪失、言論統制、WGIP(間違った戦争をし
たお前が悪いという洗脳)、家訓第9条「酒、ダメ、絶対!」。“酒権”放
棄だな。長生きしそうで嫌な感じ。

♪はーやくこいこい おでむかえ

「健康」に意識的に留意した嚆矢は、日本では家康、欧州ではヒトラー
か。「健全な精神は健全な肉体に宿る」などと、健康な人は不健康な人を
蔑んだりすることがままあるのだろう。夏彦翁曰く「健康(崇拝)は嫌な
ものである」。

健康だと本来は脳ミソに向かう血が五臓六腑に回り過ぎて、物欲、色欲、
不老長寿欲に取りつかれはしまいか。それを戒めた古人は「長生きすれば
恥多し」と訓導したのではないか。

夕べは眠剤2錠だけだったが、副作用で排尿センサーが劣化したのだろ
う、2回もオネショをし、真夜中の洗濯になった。1錠に減らしてもらお
う。モンローもプレスリーも眠剤中毒になったそうだが、気を付けないと
廃人になりかねない。長命の廃人・・・最悪だ。そうならないように祈る
しかないが、まずは断酒だな。

*クネクネ韓国はオシマイだ。次の大統領がハンキブンでも北寄りだろう
とも、ひたすら漂流するだけ。中共はこのポンコツを拾うことは絶対ない
し、北は金欠病で米軍も怖いから手を出すまい。

日本は破綻した朝鮮を救うため1910年に日韓合邦し、国家予算の3分の1を
注いでインフラ整備、殖産興業に努めたが、日本が連合国に負けると朝鮮
人は一挙に反日になり、「植民地にされ収奪された、少女は性奴隷にされ
た」などと難癖をつけるようになったから、さすがにお人好しの日本も助
け舟は出さないだろう。

つまり韓国は再びIMF管理国になるしかないが、「トップがアホやから政
治にならへん」、再生には長い年月がかかるだろう。情緒不安定で短兵急
に目先の利益を追う半島人にできるかどうかは不明だ。

*通常の屋内散歩の後、数年ぶりにジョギングしてみたら100メートルで
きた。スキップはどうかとやってみたらコケそうになった。無理をすると
間違いなく骨折か捻挫をするだろう。

*“コンチャン”は檻の中の動物のように部屋とホールの間をひっきりなし
に行き来している。ホールでは誰も相手にしてくれないから部屋に戻る
が、寝る以外にやることがないから5分後にはまたホールへ行く。その繰
り返しで、気の毒だ。

昼食時に“コンチャン”曰く「呆け始めて忘れっぽくなった。飯を食ったの
も忘れちゃう」。小生は、

「歳をとったら皆そうだよ、大病とか怪我をしないだけでも幸せだよ」
「そうだな」

思考力が緩んだり戻ったり「まだらボケ」のようだ。“コンチャン”曰く、

「本を読んだり書くのが好きみたいだね」
「勉強とか遊びとかで、まあ暇つぶしだよ」

*15:45〜16:00、‟ピーコック”による心理面接。カミサンに謝罪し、カ
ミサン及び社会との接点を探しなさいとの課題。

*16:15、Dr.来、12月中旬にカミサンを交えて面談するとのこと。確か
布施明が歌っていたと思うが、

♪もしもどちらか もっと強い気持ちで いれば 愛は続いていたのか・・・

失って 初めて分かる 大切さ 家庭カミサン 子・孫八人(修一)

今ならやり直しが効く、まだ回復力はある。“ノンアル修ちゃん”でいくし
かない。考えようによっては「一粒で二度おいしい」とか・・・一度目の
人生はややほろ苦かったが、二度目の人生はグリコキャラメルのように甘
くて200メートル徒競走で一等賞をとれるかもしれない。「かもしれな
い」(つづく)2017/5/22

2017年05月23日

◆「措置入院」精神病棟の日々(43)

“シーチン”修一 2.0



わが家の営繕の仕事で一番困難なのは3F軒下のペンキ塗りである。体力が
少しずつ戻ってきたし、十分な長さの脚立も買ったから着手すべきだ、と
理性では思う。「困難な仕事だからこそ真っ先にやるべきだ」とも思う。

しかし現実はどうか。「今日は暑くなりそうだから・・・」「今日は天気
が悪いし、雨も降りそうだから・・・」「雨漏りしているわけではないか
ら・・・」、あれこれ理屈をつけて先送りするのだ。

要は好き嫌いで、「やらない、やろう、やります、やる、やる時だ、やれ
ば、やれ」といろいろ考えるものの感性で「やりたくねー」となってしま
う。結局、締め切りが迫って、尻に火がついて大慌てで取り組むことにな
る、徹夜したりして。

「さっさとやっていればいいものを・・・先憂後楽と古人も言っているだ
ろう」と理性では分かっちゃいるけど、生命体を守ることを至上命題とす
る脳ミソの無意識層では「後回しにできるのならそうしろ、いつポックリ
逝くか分からないのだから面白そうで簡単な仕事からやっていけ」と初期
設定されているに違いない。

「人は困難な問題ほど避けたがる、先送りしたがる」、これは真理だな。
憲法改正?面倒くさい、票になるのかよ、別に今やらなくてもいいんじゃ
ね、そのうちいい手が浮かぶだろうから後進の叡智に託そうぜ、とか。

「酒やめますか、それとも人生やめますか」・・・難題に心が揺れ続け、
尻に火が付いた日々を綴る病棟日記から。(“狂人日記”を書いていてよ
かった、自分で言うのもなんだが、結構面白い)

【2016/12/1】*神無月の末に拘束され、霜月を経て、いよいよ師走だ。
昔は12月にお坊さんが檀家を訪ねお経をあげていたから大忙し、江戸時代
ならカゴ、明治からは人力車を使っていたのだろう。一年の無事を感謝
し、来年も良い年でありますようにと祈願したに違いない。

盆暮は菩提寺に奉賛費を納めることになっていたからお坊さんも一所懸命
だったろう。

小生は大晦日に墓参りをしていたが、今年はカミサンが行ってくれるだろ
うか。今度の面会の時に言ってみよう。「いろいろ迷惑をかけて申し訳な
かった」とも言うことにしよう。

完敗、無条件降伏、占領、主権喪失、言論統制、WGIP(間違った戦争をし
たお前が悪いという洗脳)、家訓第9条「酒、ダメ、絶対!」。“酒権”放
棄だな。長生きしそうで嫌な感じ。

♪はーやくこいこい おでむかえ

「健康」に意識的に留意した嚆矢は、日本では家康、欧州ではヒトラー
か。「健全な精神は健全な肉体に宿る」などと、健康な人は不健康な人を
蔑んだりすることがままあるのだろう。夏彦翁曰く「健康(崇拝)は嫌な
ものである」。

健康だと本来は脳ミソに向かう血が五臓六腑に回り過ぎて、物欲、色欲、
不老長寿欲に取りつかれはしまいか。それを戒めた古人は「長生きすれば
恥多し」と訓導したのではないか。

夕べは眠剤2錠だけだったが、副作用で排尿センサーが劣化したのだろ
う、2回もオネショをし、真夜中の洗濯になった。1錠に減らしてもらお
う。モンローもプレスリーも眠剤中毒になったそうだが、気を付けないと
廃人になりかねない。長命の廃人・・・最悪だ。そうならないように祈る
しかないが、まずは断酒だな。

*クネクネ韓国はオシマイだ。次の大統領がハンキブンでも北寄りだろう
とも、ひたすら漂流するだけ。中共はこのポンコツを拾うことは絶対ない
し、北は金欠病で米軍も怖いから手を出すまい。

日本は破綻した朝鮮を救うため1910年に日韓合邦し、国家予算の3分の1を
注いでインフラ整備、殖産興業に努めたが、日本が連合国に負けると朝鮮
人は一挙に反日になり、「植民地にされ収奪された、少女は性奴隷にされ
た」などと難癖をつけるようになったから、さすがにお人好しの日本も助
け舟は出さないだろう。

つまり韓国は再びIMF管理国になるしかないが、「トップがアホやから政
治にならへん」、再生には長い年月がかかるだろう。情緒不安定で短兵急
に目先の利益を追う半島人にできるかどうかは不明だ。

*通常の屋内散歩の後、数年ぶりにジョギングしてみたら100メートルで
きた。スキップはどうかとやってみたらコケそうになった。無理をすると
間違いなく骨折か捻挫をするだろう。

*“コンチャン”は檻の中の動物のように部屋とホールの間をひっきりなし
に行き来している。ホールでは誰も相手にしてくれないから部屋に戻る
が、寝る以外にやることがないから5分後にはまたホールへ行く。その繰
り返しで、気の毒だ。

昼食時に“コンチャン”曰く「呆け始めて忘れっぽくなった。飯を食ったの
も忘れちゃう」。小生は、

「歳をとったら皆そうだよ、大病とか怪我をしないだけでも幸せだよ」
「そうだな」

思考力が緩んだり戻ったり「まだらボケ」のようだ。“コンチャン”曰く、

「本を読んだり書くのが好きみたいだね」
「勉強とか遊びとかで、まあ暇つぶしだよ」

*15:45〜16:00、‟ピーコック”による心理面接。カミサンに謝罪し、カ
ミサン及び社会との接点を探しなさいとの課題。

*16:15、Dr.来、12月中旬にカミサンを交えて面談するとのこと。確か
布施明が歌っていたと思うが、

♪もしもどちらか もっと強い気持ちで いれば 愛は続いていたのか・・・

失って 初めて分かる 大切さ 家庭カミサン 子・孫八人(修一)

今ならやり直しが効く、まだ回復力はある。“ノンアル修ちゃん”でいくし
かない。考えようによっては「一粒で二度おいしい」とか・・・一度目の
人生はややほろ苦かったが、二度目の人生はグリコキャラメルのように甘
くて200メートル徒競走で一等賞をとれるかもしれない。「かもしれな
い」
(つづく)2017/5/22



2017年05月21日

◆「措置入院」精神病棟の日々(41)

“シーチン”修一 2.0



外国旅行の一番の楽しみは「エーッ、こんなのありかよ!?」といった
(カルチャー)ショックだろう。歳をとると「ふーん、まあこんなもん
か」とセンサーが劣化してあまり感激しなくなるから、外国旅行は若いう
ちにした方がいい、ロバが馬になるのは稀だけれど。

小生は旅行業界の記者だったから外国旅行の機会が結構多かった。忙し
かったので外国取材はできるだけ避けたが、行かざるを得ないことは年に
何回かはある。今でも覚えているショックは――

*米国:中西部アリゾナ州の原野(dessert)では視界の360度が地平線
だった。丘もないし山もない。ウワーッ・・・なんという広さだ、と思わ
ず大地にひれ伏した。

西海岸のセレブの街ビバリーヒルズ。一歩裏通りはゴミだらけ。false
front (建物を立派に見せるための見せかけの正面外観)とはこのことか、
自治体の金欠病と住民のモラルの低さに辟易した。

「人はきれいなところにゴミは捨てない、汚いところに捨てる(だからい
つもきれいにしている)」とディズニーランドの広報担当者が言っていた
ことは本当だ。「破れ窓理論」と今では言うそうで、破れ窓を放置すると
街がどんどん汚くなるのだ。

*フランス:パリジェンヌのファッションは十人十色どころか100人100色
で、「どうだ!」と個性を競っている。さすがに個人主義の国だと驚いた。

日本の女性は流行を追いかけるから100人1色。今は正月の酢だこのような
真っ赤な口紅をして、鉄筋工のような太いズボンをはいている。個性では
なく同調が好きなのだ、「あまり目立ちたくない」と。

*スペイン:強烈な陽射しと強烈な陰影に圧倒される。変哲もない真昼の
道を犬が歩いている、犬と路面と建物が浴びている日射し、そしてその
真っ黒な影・・・それは小生にとって初めての体験であり、芸術そのもの
だった。

ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリといった型破りな芸術家が生まれるのもう
なづける。

ピカソはわが街の近くに生まれた岡本かの子の長男、太郎にも強烈な影響
を与え、太郎は「ピカソを超える」を目標としていた。「俺の父親は一平
だ、絶対一平だ」と悩みっぱなしだった可哀そうな太郎は確かに「超え
た」。悩んだ分超えすぎて陰影が濃くなったのは、小生にとっては残念
だ。かの子は罪作り。

*台湾:南部を旅行すると、そこには小生が幼かったころの日本の農村の
原風景があった。台湾は日本だったのである。郷愁たっぷり。人に「もう
一度行きたい国は?」と問われると、迷わずに「台湾」と答えたものだっ
たが、それから40年、都市化は進んでいるだろうから、あの原風景はもう
ないのだろう、淋しいことだ。

こんなことを思ったのは「シュリーマン旅行記 清国・日本」を読んだか
らだ。彼は日本に強烈なショックを覚え、それをしっかりと記している。
幕末の江戸の「生」を、生々しく記録している。そこには茫然自失してい
る生のシュリーマンがいて、小生もその場にタイムスリップした思いだった。

訳者の石井和子氏の恩師、木村尚三郎・東大名誉教授の解説も大変優れて
いる(木村先生は小生の師でもある)。

<「現代のシナと日本」という本書の原題通り、本書は幕末から明治に向
かおうとする転換期日本、黎明期近代日本と同時代の中国についての、生
き証人による記録である。世の中が明治に変わる三年前、一九六五年六月
一日から七月四日までの一ヵ月間が、シュリーマンの日本滞在期間であった。

短期間にもかかわらずというより、短期間だからこそ彼は天才的な理解力
とともに、日本の社会の本質、時代の特質を鋭く見据え、抉り出すことが
できたといえよう>

確かに小生がアリゾナの荒蕪地に1か月もいたら360度の地平線を気に掛け
ることもなくなり、「デザートの生き物たち」とかいった記事を書くため
に毎日サソリやヘビの採集のために地面ばかりを見つめていたろう。大地
にひれ伏すような感動は小生がごく短期の「通りすがりの異邦人」だった
からだ。

シュリーマンが一番驚き、目まいするほどショックを受けたのは、信仰の
場、礼拝の場である神社仏閣と周囲が「観光地」、テーマパークになって
おり、しかも娼婦(花魁)の絵が飾られ、千社札がいっぱい貼られ、拝ま
れていることだった。茫然自失・・・キリスト教的価値観からすれば「イ
ンクレダブル!何なんだ、これは」と絶句するしかない。

今の小生は「当時、花魁は国民的大スター、憧れの的、落語の『紺屋高
尾』などが今でも当時の人気を伝えている」と知っているが、それを知ら
ないから彼は混浴でビックリし、浅草寺で凄まじいカルチャーショックを
受け、とどめを刺されたのだ。

「シュリーマンは、ある国の言葉を覚え、書き、話すのに六週間もあれば
十分だった」と石井氏は解説しているが、この語学の天才はビジネスの天
才でもあり考古学の天才でもあった。シュリーマンの日本評は「キリスト
教的価値観からすれば遅れているが、日本には蒸気機関以外は何でもあ
り、工芸品は世界最高レベルだ」というものだった、そう、不思議の国に
はナンデモアリス。

小生がよく言う「知的好奇心」「知的興奮」とは以上のようなこと。日本
はこの世の楽園(に一番近い国)で、プリンセス真子様、昭恵夫人、小生
のカミサンまでも咲き乱れておるで、小生のように矩を超えて発狂したよ
うなキチ○イでも退屈はしないし、大事にされる。まったくいい国である。

今朝は措置入院の還付金があるそうなので生まれて初めて個人番号カード
を使い、ドキドキウロウロしながらコンビニで住民票を取得した。還付金
といい、優しいオネエサンが忙しいのに操作を手伝ってくれるなんぞ、も
しかしたら小生は知らないうちに天国まで昇っちゃったのではないか。

精神病棟での小生の心理検査「SCT/文章完成法テスト」の続きから小生の
妄言(「 」内)を今日も座興にお届けします。

16:金「はほどほどあればいい。『欲少なく足るを知りて分に安んずる』
まずは物欲を削ぎ落とすことだ」

17:私の野心「というか妄想は中華独裁帝国を倒し、7つ以上からなる自
由主義連邦共和国にすることだ」

18:妻「は物静かな方がいい。私が読書をしている側で妻は編み物をし、
『いい一日だったな』『本当にいい日よりでした』それでいい」

19:私の気持「は概ね理解されない。エジソン、ワット、ゲイツ、ジョブ
ズ・・・変人からイノベーションは生まれる」

20:私の健康「は50代から劣化が進んでいる。60歳までにやるべきことは
やったから、長生きに興味はない。医者にはいかない」

21:私が残念なのは「『連帯を求めるも孤立を恐れず』の気概であっても
同志がいないことだ。奇人変人と思われているのだろう」

22:大部分の時間を「書き物、読書、家にいるときは+家事で過ごしてい
る。まあ私にとって最良の晩年だ」

23:結婚「しない生涯未婚は男50%、女40%あたりだ。戦後に家制度が壊
され、家、家庭への執着が希薄になった」

24:調子のよい時「は頭が躁状態になり、不調の時はネタ探しで読書した
り散歩したり。刺激を与えると脳が活性化する」

25:どうしても私は「『話す人』ではなく『書く人』『聞く人』である。
25年間の記者生活でそうなった。今さら変えられない」

26:家の人は「健常者で女だから、やたらと話しかけるが、私は挨拶以外
は苦手だ。寡黙は悪になってしまったのか?」

27:私が羨ましいのは「トト(愛犬、2015年末に17歳で逝く)で、家族の
誰からも愛され、癒しを提供してくれた。間もなく3回忌だ」

28:年をとった時「、つまりリタイア後、何をして過ごすかを40代の頃に
書いたが、手術後の体力の衰えをまったく予想していなかった」

29:私が努力しているのは「『一日一歩前進』。半歩でも10センチでも、
たとえ1センチでもいい。一日一善みたいな小さなことだけれど」

30:私が忘れられないのは「皇軍兵士だった父の忍耐強さだ。寒い、暑
い、痛い、苦しい・・・泣き言を一言も口にしなかった」
        ・・・
以上で検査結果報告は終わりだが、心理検査が終わったところで病気が
治ったわけではない。悩ましい日々は続くのである。一度発狂、一生発
狂・・・5月は東京場所か、ハッキヨイ・・・発狂用意と言われているよ
うな・・・(つづく)2017/5/20

    

2017年05月20日

◆蔡英文執政1年の成績表

Andy Chang



5月20日に蔡英文が台湾の総統に就任して満一年になる。就任当時
は支持率が70%もあったのに一年経った今では支持率が40%である。
台湾人の総統で立法院で民進黨多数という「完全執政」を得たにも
拘らず、サラリーと労働階級、中台関係、転型正義、司法改革と財
政経済の五つの分野ですべて40%以下の評価で、民間では政権に対
する不満は68%に達していると言う。

蔡英文はアメリカから現状維持を強いられ、中国から92共識(台湾
は中国の一部)主張を強要されたためWHO(国連衛生組織)に観察
員として参加する事も拒否された。国内では国民党と外省人の跋扈
を抑えきれず、中華民国体制を維持すれば台湾独立は難しいと厳し
い評価を受けている。それでも蔡英文の任期はあと3年あるから今
後の発展に期待すると言う者は70%に上る。この1年間の成績を行
政、立法、司法、経済、軍事の分野で評価してみよう。

●行政改革

行政院長(総理大臣にあたる)林全は外省人で親民党員である。蔡英
文は閣僚に外省人を多く起用しているので外省人や国民党の勢力強
大で政策の施行に妨害を繰り返している。現状維持で外交方面に進
展はなく、世界の政治ニュースは殆ど台湾に伝わっていない。中国
は「92共識」を認めろと圧力をかけ、台湾が国際衛生組織(WTO)
に観察員として参加することも拒否された。

人民の蒋介石銅像の撤去運動に対し、マフィアに属する外省人が八
田与一の銅像の首を切る事件が起きた。犯人2人がフェイスブック
に堂々と名乗りを上げても政府は彼らを逮捕できない。政府が進め
る年金改革と週休2日の実施に対し反対デモが多発した。

アメリカかパナマ文書を発表して台湾の兆豊銀行がマネーローンダ
リングに関与していたことがわかったが誰も逮捕されず、その後メ
ディアはこの事件の報道さえしなくなった。在野の評論家が日台関
係の改善、日台防衛協定の締結を提案しても蔡政権は相変わらず尖
閣諸島は台湾の領土であるとか、南シナ海の太平島は中華民国領土
であるなど主張している。

●立法院の議題

立法院(国会)は民進党が大多数だが、国民党の妨害が激しくほとん
どの議案に反対、暴力で票決を拒否し、議会の外では連日抗議デモ
である。

国会の主要議題は国民党が違法接収した旧日本政府の資産の返還、
軍公教の年金改革、週休2日制度の実施の3つである。この3つの
うち国民党資産の調査委員会を設置したが調査は難航し、年金改革
は国民党議員の反対と街頭デモで進展しない、週休2日制度は雇用
側の反対が強力で進展しない。民進党側は国会多数だが事々に国民
党の反対に譲歩を繰り返している。

●司法改革

人民が蔡英文に最も期待していたのが司法改革だったが、人民が最
も失望したのも司法改革だ。法務部長(司法部長)は台湾人だが司
法改革は殆ど進捗していないし、人民の期待する主な法律事件、例
えば陳水扁冤罪の再審査と判決、転型正義に関わる調査は進展して
いない。

司法部には情報処、検察機関などが直属していたが詳細はかなり不
明である。法務部長は去年、司法部特捜部の廃止を述べたが、その
後の進展は不明である。この他に司法部に属さない国防部軍事調査
局と呼ぶ組織がある。

この組織は古い蒋介石時代からあった情報局で、名義も特務処、軍
統局、情報局などから85年に軍事情報局に改称された。国民が最も
忌避するのは国民党特務だが、特務機関が幾つあったか、人民に対し
どの様な秘密調査をしていたか、冤罪事件などは今もって五里霧中で
ある。

●経済発展

蔡英文の主要任務の一つは馬英九時代に落ち込んでいた経済を立て
直すことだった。蔡英文はハイテクの新発展をITからAIへ、そし
て電子工業から生化学へと重点を変える。中国依存の経済を自立経
済へ発展させる。南進政策を取るなどだった。

この1年の間に南進政策は少しずつ成果を上げ、株式と台湾元は上
昇気味だが、土地不動産は下落を続けている。憂慮すべきは中国の
経済侵略が台湾企業を買収し統一路線を進めていることである。

●軍事方面の評価

蔡英文の起用した国防部長馮世?は外省人である。国民党時代から
今まで軍の上層部は外省人によって占められていた。この状況は変
わってない。しかも退役将軍たちが何人も中国を訪問したり永住し
たり、軍事情報を流した事件は多い。今年に入っても現役軍人のス
パイ事件が二件起きた。このような軍隊が中国と戦えるはずがない。
馬英九は義務兵役を廃止して志願制にしたがたちまち兵力が不足し
てしまった。いくら最新武器を購入しても士気が上がらなくては戦
にならない。

蔡英文は軍備更新を目指してアメリカからF-35やミサイルの購入
を要請し、潜水艦の自力建造計画を発表した。だがアメリカがスパ
イ事件や外省人の跋扈する台湾の軍隊に最新武器を提供するはずが
ない。蔡英文は武器購入よりも早急に台湾軍の再構築を進めるべき
である。

以上簡単ながら蔡英文の成績を採点してみた。成績が芳しくない事
に対し蔡英文は、「夜明け前の暗さだ。これからどんどん明るくなる」
と述べた。人民の評価が低迷し、政権の各部門で問題続出だからア
メリカは信用しない。要は平和を維持するだけでなく国際評価、最
も大切なのは外交である。現状維持で外交が停頓すれば台湾の国際
的地位は下がる。蔡英文は早急に日台関係の改善と、アメリカや諸
外国が信頼できる国となるべく努力すべきである。



2017年05月19日

◆「措置入院」精神病棟の日々(40)

“シーチン”修一 2.0

だいぶ前のことだが、タクシーを拾ったら個人タクシーで、かなり旧型の
車だった。「この車、ずいぶん大事に使っているね」と声を掛けると、
待ってました、とばかりに運転手さんが話し出した。

「もう○年(失念)になりますがね、エンジン以外は全部交換しています
よ、ボディも交換しました」

一般的にタクシーは1日300キロを走るという。運転手は交代しても早朝か
ら深夜2時までは走っているのが普通だから、そのくらいの距離になる。
そうしないと経営が成り立たないからで、車を遊ばせておくようなことは
しない。

個人タクシーの場合は1日200キロほどだろう。週6日で1200キロ、月間
5000キロ、年間6万キロ、地球1周半だ。10年で地球を15周もするが、あま
り走らない自家用車でも3〜4万キロでエアコン、ラジエーターがまずいか
れるから、タクシーだと「心臓=エンジン以外は全取り換え」になるのだ
ろう。

奄美の88歳の義母が具合が悪くなり入院したが、心臓弁膜症のようだ。カ
ミサンは急きょ、様子見に行ったが、小生は「外科医はすぐに切りたがる
が、高齢での手術はQOL(生活の質)が大きく低下し、本人が辛い思いを
するからやめた方がいい」と、自分の経験からアドバイスしておいた。

夕べ遅く帰宅したカミサンに義母の容態を訊くと、本人は元気だが、心臓
への負担を抑えるために酸素ボンベを使い、腹水を溜まらないように利尿
剤を使っているという(排尿チューブで寝たきりだから筋肉が衰え、退院
してももはや歩けまい)。

きょうだい3人で相談し、基本的に手術をせず、本人負担が少ない薬剤投
与などに頼ることにしたそうだ。いい選択だと思う。

義母から小生へのお土産は「買ったけれどほとんど使っていない」腰痛用
ベルト。早速腰に巻いたが、とても具合がいい。ただ、夏にはアセモ対策
が必要だろう。

不老長寿・・・人間の欲望は際限がない。移植やips細胞による再生医療
などで、やがては超高齢、たとえば90歳代でも心臓病などで手術する時代
が来るのかもしれない。100歳代の老人が「脳ミソ以外は全部取り換えま
したよ、アッチも元気です、ハッハッハ」なんていう、夢というか悪夢の
ような時代になったりして・・・

その頃には70歳現役が当たり前になっているかもしれない。今でも農村で
は60歳までは自治会の青年部、雑巾掛けが当たり前で、元気なら75〜80歳
でも現役だろう。人工臓器やAIなども発達するから、人間は限りなくロ
ボットになり、ロボットは限りなく人間になり、「人間・ロボット共生社
会」とか「ロボット差別禁止条約」なんかが当たり前になるかもしれない。

ロボットと人間の違いはもはや分からなくなる。「体の左側はほとんどア
シスト機械だし、右側も人工細胞筋をずいぶん使っているからね、生まれ
た時から残っているのは左脳くらいかなあ」なんていう会話が普通になっ
たりして・・・

劇画「MASTERキートン」には感情や思考を含めて人間とまったく変わらな
いロボット夫婦が登場するが、神は己に似せて人を創り、人は己に似せて
ロボットを創るのか。オーウェル「1984」の続編として「2084」を書いた
ら話題になるだろう。「ロボ出身の米国初の大統領にアトム・O・チャノ
ミーズ氏就任」とか。

難しい話はさておき、New Wave(NW)による Sentence Spring(SS)逆襲が始
まったようだ。新潮社VS文藝春秋、出版業界の大手同士(紀伊国屋書店の
2015年出版社別売上で7位と6位)の正面衝突で、産経を含めた新聞は両社
とも大事なスポンサーだから困惑しているのではないか。

5/18産経に載った週刊新潮の広告「スクープ至上主義の陰で『産業スパ
イ』!新潮ポスターを絶え間なくカンニング!『文春砲』汚れた銃弾」。
その昔「疑惑の銃弾」というのがあったっけ。

SSはNWの中吊り広告(電車内の交通広告)を掲載前に取次店(大手出版社
は取次店の優良顧客)を通じて秘密裏に入手していたようだ。産経の取材
にSSは「情報を不正、不法に入手したり、それをもって記事を書き換えた
り、盗用したなどの事実は一切ない」と反論しているが、「情報収集過程
についてはお答えしていない」と逃げている。

己のモラルが問われているのに「ノーコメント」(=あれこれ言いたくな
い)ではなく「お答えしていない」だと。マレーの虎のように「イエスか
ノーか!」とテーブルをドンと叩きたくなるね。SSが取材にきたら「その
件についてはお答えしていない」と回答しましょう。浮気がばれたり、テ
ストの際でも使えるから今年の流行語大賞になるのではないか。

小4から週刊新潮を読んでいたことなど、また月刊文藝春秋をリベラル色
が強すぎると嫌っていることから小生はNWファンで、いろいろ縁もあるの
だが、ダーティーな手で情報をやりとりしていた関係者は出版界を追放さ
れるべきではないか。

発狂して精神病棟に追放された小生の心理検査「SCT/文章完成法テスト」
の続きから小生の妄言(「 」内)を以下、お伝えする、じゃなかった
「聞かれもしないのにお答えします」。

6:私の母「の介護を5年ほどして、母は92歳で大往生した。夜中の11時に
麦茶を飲ませたら『ああ美味しい』。これが最後の言葉になった」

7:もう一度やり直せるなら「○○になりたいとか言う人がいるが、私は同
じ失敗、同じ成功を繰り返しそうだ。スリル満点!」

8:男「はエサを運び、女は家庭を守る、素晴らしいコラボだ。今は共稼
ぎが当たり前、もう昔には戻れない。残念だ」

9:私の眠り「は、9時就寝、4時起床が永年続いている。2時間おきにトイ
レで起きるが、自然である。気にすることはない」

10:学校では「小学時代は並、一念発起した中学では上位、高校ではドン
ケツからトップクラスになった。カメがウサギを追い越した」

11:恋愛「はほとんど失敗した。もてない。唯一カミサンに拾われ、まあ
まともな人生を歩めた。カミサンのお陰である」

12:もし私の父が「戦争に勝っていたら職業軍人の道を歩んでいたろう。
小生も軍人になっていたに違いない。歴史に if はないか」

13:自殺「したいと思ったのは、この世は生きるに値しないと悟った小6
の時で、『父母は死ぬまで悲しむだろう』と断念した。50歳で自殺未遂」

14:私が好きなのは「静かな暮らしだ。晴耕雨読。兼好法師のごとく隠
棲、時々交流、偶に旅、日記・・・徒然なるままに過ごしたい」

15:私の頭脳(あたま)「は知と痴を行ったり来たりし、それぞれで成功
も失敗もした。失敗は成功の元、逆も真也」(つづく)2017/5/18

2017年05月14日

◆矛盾する岩井克己朝日新聞記者の記事

斎藤 吉久



──ねじ曲げられた前侍従長の「私見」 3


以下は、拙著『検証「女性宮家」論議──「1・5代」天皇論に取り憑かれ
た側近たちの謀叛』からの転載です。一部に加筆修正があります。


第1章 いつ、だれが、何のために言い出したのか?

第3節 ねじ曲げられた前侍従長の「私見」──岩井克己朝日新聞記者の
「内親王家」創設論


▽3 矛盾する岩井克己朝日新聞記者の記事

岩井記者の記事は、渡邉允前侍従長(いまでは元職)の文章を引用しつ
つ、その「私見」について。次のように説明しています。

「私が侍従長としてお仕えしていた期間のほとんどは、皇位継承をめぐる
問題がつねに緊迫した課題として存在し続けていました。天皇陛下は、10
年以上にわたって、この問題で深刻に悩み続けられました」

「それが現在では、現行の皇室典範の下で、皇太子さま、秋篠宮さま、秋
篠宮家の悠仁さまが、次の次の世代まで皇位を継承なさることで落ち着い
た状況になっています。私はこの段階では、それでいいのだと思います」

「いずれにせよ我々の世代は、皇位継承の問題について、一端、国論が分
裂する事態を招いて、国民皆が納得する結論を得ることに失敗したわけで
す。従って、この問題は、将来の世代の人たちに、それぞれの時代の状況
に応じて対応してもらうことに期待する以外にあり得ないと思っています」

 以上の引用のあと、岩井記者は、

「そのうえで、皇室典範の男系男子主義の規定はそのままにして、眞子さ
ま、佳子さま、愛子さまら内親王方が結婚しても新宮家を創設して皇室に
残ってもらう『女性宮家』案をあらためて提起している」

と説明しています。この記事を読むと、前侍従長の「女性宮家」創設提案
は皇位継承問題と直結しているように見えます。

しかも、岩井記者は、「女性宮家」創設案は前侍従長が数年前から「私
案」としてたびたび公言してきたことで、「週刊朝日」誌上の対談(渡邉
前侍従長インタビュー「渡邉允前侍従長に聞いた天皇陛下喜寿の胸の
内」=同誌平成22年12月31日号)でも表明されてきたと指摘しています。

さらに岩井記者は、

「長くもっとも身近に仕えてきた人だけに、両陛下のお気持ちを忖度して
の発言だろう。今回、浮上している女性宮家問題も、こうした脈絡で見る
べきだろう」

と付け加えていますが、どうでしょうか?

もしそうだとしたら、前侍従長らが推し進めた祭祀簡略化も「陛下のお気
持ちを忖度」したうえでのことになりますが、即位以来、祭り主の伝統を
重んじてこられた陛下にとって、それはあり得ないでしょう。

私にはむしろ陛下と側近との意見の相違の方が強く感じられます。

「女性宮家」創設論議についていえば、創設の検討を「陛下のご意向」と
することを羽毛田長官が「強く否定」している、とする岩井記者自身の記
事とも矛盾します。


以上、斎藤吉久『検証「女性宮家」論議』(iBooks)から抜粋。一部に加
筆修正があります


◇ 筆者のプロフィール ◇

斎藤吉久(さいとう・よしひさ) 昭和31年、第32代崇峻天皇の后・小手
姫(おてひめ)が里人に養蚕と機織りを教えたとの物語が伝えられる福島
県・小手郷(おてごう)に生まれる。子供のころ遊んだ女神川は姫の故事
に由来する。弘前大学、学習院大学を卒業後、総合情報誌編集記者、宗教
専門紙編集長代行などを経て、現在はフリー。著書に『天皇の祭りはなぜ
簡略化されたか』など。過去の発表記事は斎藤吉久のブログで読める。
「戦後唯一の神道思想家」葦津珍彦(あしづ・うずひこ)の「没後の門
人」といわれる


◆「措置入院」精神病棟の日々(38)

“シーチン”修一 2.0



大学時代からの友人“Sam”は、小生が緊急措置入院で音信不通になると心
配してわが家まで足を運んでくれた。He is a good guy.ありがたいことだ。

Samは懐メロのGSやロックなどのレコードコレクターでもあり、2年ほど前
だろうか、神奈川新聞でも紹介されていた。愛着があれば古いものでも大
切にする嗜好、傾向があり、一時期はクラシックな乗用車やオートバイを
楽しそうに運転していたが、維持費がとてもかさむので(多分奥様のコン
プレインもあって)、この趣味というか道楽は諦めたようだ。

男は諦観、断念の人生、女は幾つになっても18歳、夢見る乙女は少年のま
まの男のロマンなんて忖度しないだろうな。

そのSamからメールが届いた。要約すると――

<毎号愛読していますが「頂門の一針」2017/5/8の記事は大いに疑問です。

そもそもテレビというメディアは、好むと好まざるにかかわらず、通信イ
ンフラでほとんどライフラインです。革命家はまずここを占拠しますよ
ね。世捨て人ならいざ知らず、頂門の一針たらんとし「中共殲滅」を志す
人は、逃げないでください。
 
「一億総白痴化」(大宅壮一)というのも当時の番組コンテンツのくだら
なさを指したもので、必ずしもテレビという媒体を否定したわけではな
かったですか?

「読書派とテレビ派」というのも無理筋、酒派と飯派みたいな分け方で
しょう。両方たしなむのが当たり前ではないかしら。

映像というものの重要さは、元ジャーナリストの方は十分ご存じではない
ですか?だからチャイナは人民に視聴の自由を与えないわけでしょう。

テレビというメディアが有効とされるからこそ、教育番組や放送大学があ
るのでは?

活字媒体だけでどうやって、例えば古典芸能、例えば新車情報を表しますか?

ただ放送の最大の欠点は、我々の都合に関係なく(試験期間であれ夕餉の
団欒時であれ)、一方的に番組が送られて来ることで、このことを指して
山本夏彦は「切れ」といったのだと思う。しかし当時と違って今は録画機
械が普及し、テレビの見方が変わってきたという話は知りませんか?

例えば西部邁ゼミナールでも一度騙されたと思って、見てみてください。
そのうえでコンテンツ論をお願いします。確かに大半の番組は中2以下レ
ベルですが、そればかりではないはずです(人間には「人には言えない
話」が必要と個人的に考えますが、それは措いといて)。

中共殲滅をテーマにした映像を作りユーチューブに流すなんて、どうです
か?川崎のゲッペルス、期待しています。

くどいようですが、論ずべきは器のあり方というよりも、その器の料理だ
と思いますが、いかがでしょう>(以上)

ゲッペルスって、確かナチスの宣伝担当相だったが、小生は蟷螂の斧、し
がない瓦版屋、ゲ(ッペル)ス記者に過ぎない。

テレビは1960年前後から急速に世界に普及していったが、テレポリティク
/telepoliticsは「テレビを意識した政治活動」で、それを活用してのし
上がったのがJFK=ケネディだった(小生にとって彼はインチキ淫乱ゲス
野郎でイルカ大使の親父に過ぎないが)。「1994年版 時代感覚用語」から。

<テレポリティックス :「テレビ政治」「メディア選挙」。テレビとい
うマスメディアが政治のあり様に大きなインパクトを与えるようになった
最初の予兆は、1960年に行われた「ニクソン対ケネディ」のアメリカ大統
領選挙であった。

2期8年間も副大統領をつとめたリチャード・M・ニクソン (共和党) と、
当時ほとんど無名だった若き上院議員ジョン・F・ケネディ (民主党) の
一騎打ちだから、みんな「ニクソンの楽勝」と思い込んでいた。

しかし(テレビで生中継された)“大討論”の際、ニクソンはテレビカメラ
の前にほとんど化粧っ気のないペイル・フェース (青白い顔) をさらけ出
してしまったため、メディア利用のうまいケネディにまんまとやられてし
まった>

今はネットも利用した「E・テレポリティクス」になっているようだ。

Samは「テレビというメディアではなく、その内容=料理=コンテンツこ
そが問われるべきだ」と言っているのだが・・・その通りだが、昔から
「まじめな話は暗くなる」からジャンクフードのようなゲス番組がほとん
どなのではないか。

ビデオリサーチ2017年4月24日(月) 〜 4月30日(日) によると、視聴率
トップ10入りしたNHKEテレは「アニメ」部門で9位「アニメおさるの
ジョージ」4/29(土) 3.5%、10位「アニメひつじのショーン」同3.1%だ
けだった。

放送大学はネットなどでも見ることができるが、視聴率は1%あるのかど
うか。「現在は放送大学本部に収録スタジオを保有していることから
NHK、テレビ朝日(修一:両者とも偏向報道で有名)との関係はなくなっ
たもののNHKの子会社で教育テレビの番組制作を手掛けるNHKエデュケー
ショナルが番組制作協力にあたっている」(ウィキ)そうだ。

悪貨は良貨を駆逐する、真面目な番組を創ったところで視聴率は稼げな
い。書籍も同様で、今や「売れる本」が良書になった。

ところで西部邁。ブント系全学連の中央執行委員として60年安保に参加し
たそうだが、逮捕歴ゼロって・・・まるでカンカラ菅直人、中核派ながら
おめおめと白ヘルを捨てた猪瀬直樹と一緒で、「アジは上手いが逃げるの
も上手い」(佐々淳行氏)? 西部は今はテレビでメシを食っているよう
だが、総合視聴率は「おさる」や「ひつじ」をはるかに下回っているだろう。

イギリス生まれのジャーナリスト、コリン・ジョイス氏(ニューズウィー
ク元東京支局長)によると、英国では今でも厳然とした階級があり、小生
思うにそれは知的階級(頭脳労働、大卒以上、セレブ、読書派、保守党支
持、有事にあっては将校)と労働階級(肉体労働、高卒止まり、庶民、テ
レビ派、労働党支持、有事にあっては兵士)で、氏は仕事柄、労働階級の
知人友人と交流するのだが、知的階級からはほとんど変人のように思われ
ていると書いていた。

つまり2大階級は口さえ利かないのだ。分家の米国も似たようなものでは
ないか。

Samは「一億総白痴化というのも当時の番組コンテンツのくだらなさを指
したもの」というが、大宅はこう書いている。

<テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴組が毎日ずらり
と列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によっ
て、『一億白痴化運動』が展開されていると言って好い(「週刊東京」
1957/2/2)>

それから60年経っても白痴番組が主流なのではないか。5/12/金のゴール
デンタイム(19〜22時)の番組は――

NHK:1300年前の飛鳥美人像に秘められた暗号、NHKEテレ:年を取るほど
美しく 辛口娘ブログで大変身、日テレ:テレビに一瞬映った美女は
誰?、テレ朝:話題のアニメ映画SING、TBS:梅沢富美男 バレた浮気80
回、テレ東:釣りバカ日誌2、フジ:さよなら!おばさんデカ

60年前が「くだらない番組」なら今は「思いっきりくだらないゲス番組」
の全面開花ではないのか。

読書階級(高2レベル以上)2割、テレビ階級(中2レベル以下)8割。1票
は1票だから為政者は8割の方に顔を向ける、昔から。

1934年、ヒトラーがどん底、絶望、自殺願望を繰り返しながら首相に這い
上がり、「最後の自由な選挙」を前にしたゲッペルスはほとんど躁状態
だった。2/3の日記にこう書いた(「第三帝国の興亡」)。

「今度は戦いを進めるのがやさしいだろう。我々は国家資源のすべてを投
入できる。ラジオも新聞も我々の自由になる。我々は宣伝の傑作を上演す
るだろう。今度は無論、金に困ることはない」

所詮マスコミ、民衆はそんなもの・・・ナチスが政権を握る100年前に
ゲーテはこう書いている、「私は、個人としてあれほど尊敬に値するの
に、全体としてはあれほど浅ましいドイツ民族のことを考え、しばし悲痛
な思いをする」(同)。

「もっと正気を」か。

正気で冷徹なリアリストのマキャベリ曰く――

<「民衆ほど軽薄で首尾一貫とは程遠いものはない」とはリヴィウスの評
価ではあるが、他の多くの歴史家もこれと同じことを書いている。「卑屈
な奴隷か、さもなければ傲慢な主人か、これが民衆の本質である」とも。

(非難覚悟で)あえて弁護するが、歴史家たちが民衆の欠点として糾弾す
るこの性格は、実は人間全体、その中でも特に指導者たちに向けられるべ
きものだと言いたい。

なぜなら、法に反する行為をする者は誰であれ、秩序なき民衆と同じ誤り
を犯すものだからである。

後先のことを考えないで暴走するという民衆の性格は、指導者のそれより
も罪が深いわけではない。両者いずれとも、思慮に欠ける人ならば誰でも
この誤りは同じように犯しているのだ。(修一:まるで小生そっくり)

それ故に、この場合での理にかなった議論としては、階級で分けずに、人
間全体に共通する欠点への糾弾という形でなされるべきだと思う。

「民の声は神の声」と言われるのも、まんざら理由のないことではない。
何しろ世論というものは不可思議なる力を発揮して、未来の予測までして
しまうことがある。

また判断力ということでも、民衆のそれは意外に正確だ。二つの対立する
意見を並べて提供してやりさえすれば、世論はほとんどの場合、正しい方
に味方する>

まあSamの意見には八分の道理、小生の意見もそんなものだろう。ただ、
マスコミは「二つの対立する意見を並べて提供」なんてまずしない。まと
もな新聞は産経、読売、日経くらいで、シェアは20%、多くはフェイク新
聞、フェイクテレビではないのかと・・・

久し振りに興奮して記事が長くなったので、精神病棟における発狂老人の
心理検査は次回に。(つづく)2017/5/13


  

2017年05月12日

◆「措置入院」精神病棟の日々(37)

“シーチン”修一 2.0



スーパーで近所の奥さんから声を掛けられた。「もう大丈夫なんですか?」

パトカーで搬送された件か、それとも救急車で搬送された件か、後者はほ
ぼ大丈夫だろうけれど、前者は少しも大丈夫ではないから、何と答えるべ
きか困惑したが、「3時間後に報告します、しばし時間をください」なん
て言えやしないから「まあ、どうにか・・・」と。

奥さんは「良かったですね」と言ってくれたが、half good, half bad の
ような微妙な気分である。

朝鮮半島の情勢もかなり微妙だ。小生の独断と偏見によれば――

北朝鮮は中共軍最強の瀋陽軍区と国境を接している。瀋陽軍区(今の北部
戦区)は、最大の潜在敵であるロシア、何をしでかすか分からない北朝
鮮、中共に奪われた南部奪還を狙うモンゴルに備えて最強の戦力を維持し
ている。

北は瀋陽軍区の傀儡で、瀋陽軍区は習近平・北京と激しく対立している上
海閥(江沢民派)の牙城だ。北は“タニマチ”上海閥の言うことは聞くが、
習近平・北京は北には何の影響力もなく、ただ無策のままに見ているしか
ない。

上海閥にとって北の“帽子”が金正男でも金正恩でもどちらでもいいが、習
近平にとっては習近平・北京を憎悪して叔父さんの張成沢(北のナンバー
2で北京派)を殺した金正恩(小生のつけたあだ名は金北豚だが、支那人
は「三代目の豚」と呼んでいる)ではまずい。改革開放に意欲的で北京の
庇護を受けてきた金正男でないと困るわけだ。

で、上海閥=瀋陽軍区=北軍部=金正恩にとって金正男≒習近平は邪魔で
あり、かくして金正男は暗殺された。

韓国大統領に親北派が選ばれた。それを歓迎しているのは誰か。韓国の親
北派だけではないのか。なぜか。

北朝鮮軍(朝鮮人民軍)幹部は南と対峙しているからこそ飯を食える、金
北豚も軍の支持を得てかつがれているからこそいい思いをしている。「南
北の緊張があってこそ」の極楽、この世の天国だ。北にとって南北緊張緩
和を進めようとしている文在寅・韓国新大統領は「痛し痒し」かもしれな
い、「余計なことを・・・」と。

中共も南北が統一されると、人口7500万、そこそこの規模の「核付き」資
本主義国家が誕生することになる。資本主義は生産性が高い=税収増にな
るから北も萌芽的市場経済を発展せざるを得ないはずだ。中共はこの南北
統一国家と国境を接することになるだろうから「改革開放→さらに民営
化」の影響を受け、それは国営企業から甘い汁を吸っている既得権益者の
上海閥も習近平一派も歓迎はしまい。

日米は「韓国主導による平和的かつ親日・親米的な南北統一」を理想とし
てきたが、韓国を親北派が牛耳れば反日・反米的な統一国家になるだろう
から、やはり歓迎しまい。

プーチン・ロシアはもともと北のタニマチだから(北はソ連の傀儡として
生まれた。プーチンは経済が好調だった3年ほど前に北の莫大な対ロ債務
をチャラにした)、北主導での南北統一は容認するだろうが、北が今のま
まの反米反日の国家独占資本主義独裁国家(ロシア、中共も同様)である
限りは、中共への牽制の思惑もあって支持を続けるだろう。しかし「核付
き」資本主義国家になることは到底容認できないのではないか。

プーチンがチェチェン(人口100万人)を押さえ込んだのは黒帯の技では
なくカネの技による。「好きにしていいから、とにかく反ロ活動はやめ
ろ、俺に逆らうな、交付金もたっぷり出すから」と懐柔したからだが、
7500万人(ロシアの半分)の南北統一国家の面倒はとても見切れやしない。

プーチンはウクライナとシリアで手一杯だから文在寅政権に「余計なこと
をするな」とブレーキを掛けるだろう。

欧州の反応はほとんどないだろう。支那は大きな国と知ってはいても、日
本、韓国、北、台湾、香港がどこにあるのかさえ知らないから関心は薄
い。EUが崩壊しかねない危機のなかで地の果ての極東の話にお節介オバサ
ンのデタラメルケルでさえ介入する余裕なんてありはしない

となると親北大統領の韓国は国際的には廬武鉉時代と同様に相手にされな
いだろう。経済もさらに低迷し、文在寅が5年の任期をまっとうできるか
どうかは不明だ。廬武鉉同様に自殺するか、クネのように逮捕される
か・・・始まる前からゲームオーバーで、もうこの国はほとんど死に体で
はないか。

小生が「ほとんど死に体」であった精神病棟で、結構な刺激を与えてくれ
た心理検査の「SCT/文章完成法テスト」。前回に続いて小生の妄言
(「 」内)を以下、お伝えする。

16:将来「何になりたいか? 小4の時に私は『特派員』と書いた。ひょ
んなことから記者になり海外取材もしたから満足だ」

17:もし私の母が「士族のお嬢様でなければ父母は仲良かったろう。母は
労働を卑しみ、プライドが高過ぎた」

18:仕事「の要諦は、相手のニーズ、ウォンツを捉え、ソリューションを
提案し、真面目にコツコツやることだ。金はついてくる」

19:私がひそかに「思うに、職業の3分の2は中卒+職業訓練で十分だろ
う。待遇を良くすれば、そうする若者は多いのではないか」

20:世の中「の知的レベルは中2である。NHK曰く『中2が理解できれば大
人も子供も見てくれる』。テレビを見て利口になった人を知らない」

21:夫「は艦載機だ。朝飛び出し、戦争をして、夕刻帰艦する。妻は航空
母艦だ。戦友同士である」

22:時々私は「犬になって人間を見る、と書いたのは山本夏彦翁である。
立場を逆にしてみると分かることは多いだろう」

23:私が心をひかれるのは「ロングセラーや古典である。明治以降のベス
トセラーでロングセラーになったものはとても少ない」

24:私の不平は「ほとんどないが、カミサンの干渉と説教にはヘキエキし
ている。どう対応すべきか今悩んでいるところだ」

25:私の兄弟(姉妹)「は、大姉、中姉、小姉の3人だ。大姉は才媛で大
成功、中姉も賢くアパート経営。小姉は勉強嫌いでしくじった」(つづ
く)2017/5/11

◆今こそ正常な国家関係を模索する時

東郷 勇策



今こそ正常な国家関係を模索する時―日韓関係―

9年ぶりの左派政権になるという、ムン・ジェイン新大統領が韓国に誕生
した。物事の本質を忘れたかのような韓国民の判断力には、失望を禁じ得
ない。いや、全く呆れたものだと、その学習能力のなさ、情勢判断力の希
薄さを嘲笑したい。

キム・デジュン、ノ・ムヒョン両元大統領の頃、北朝鮮への擦り寄りを政
府が画策した結果、どのような結果がもたらされたのか、一般国民も
ジャーナリストも、又政治家も、きれいさっぱりと忘れ去っているかのよ
うだ。

 *北の独裁政権はいかなる手段を弄してでも南の政府を弱体化し、潰
し、自らが主導する形で南北統一を果たしたいと考え、その政策を追求し
てきているのだ。朝鮮戦争の惹起も、キム・ヒョンヒを使った大韓航空機
爆破事件も、ビルマでの韓国閣僚爆殺事件も、全て北が仕掛け役を演じた
犯行である。

 *現在の北の指導者キム・ジョンウンが血の繋がった兄を暗殺した事件
の記憶も生々しい。親子三代に亘る悪行が意味するものは極めて重要で、
この権力を私する共産党独裁政権の係累に対し生半可な交渉が効を奏する
と考えることはまるで無駄であることを示唆するのである。

*理よりも情を重視し、一般大衆の耳に快い甘言を吐き続けるポピュリス
トの思考の非現実性になぜ思いが至らないのか。同じ民族が分裂して体制
の異なる二つの国として存在する以上、片一方が消滅するまではこの相克
は続かざるを得ないことは自明の理である。

独裁国家を打ち立てて維持するキム一族にとり、体制の崩壊は一族の破滅
であり、如何なる犠牲を払ってでも避けようと考えるのが常識である。理
想論としての綺麗事は、あくまでも脳内だけで実現可能な絵空事なのであ
る。指導者も国民大衆一般もこうした考えの危険性を認識できぬ以上、大
韓民国の行きつく先は破滅でしかない。

 *日本による韓国併合を未だに日本の侵略行為と断罪し、反日の声を上
げ続ける馬鹿な民族に付ける薬もない。その状況をもたらした自らの父祖
の至らなさに非難の矢を向けることはできないのか。仮に、日本国側に悪
意があって侵略の魔の手を伸ばし来た可能性を考えるとしても、前後の展
開を冷静に理で判断すれば、あり得ない虚構の構図だという結論に容易に
導き得る。

華夷秩序の下、清の属国として遅れに遅れた李朝の悲惨な末路の退廃から
救い出してくれたのは隣国日本であり、日本に感謝してもし過ぎることは
ない筈だ。内鮮一体化を謳い志向した日本国の統治は、台湾でも見られた
如く、欧米の植民地主義国家の手法とは全く異質で、植民地化とは似て非
なるものであった。

*強制連行され従軍慰安婦とされた性奴隷だって?よく言うよ、全く。売
春が合法的な社会体制の下、高収入目当てで人類最古の職業を選んだ単な
る売春婦に過ぎぬ連中が、婆さんになりその境遇が世間の同情を集めるよ
うになると、ころころと証言内容を変え、自らを悲劇の主人公に仕立てて
いった痕跡が歴然である。恥を知れと叫びたい。

日本国政府が毅然とした対応を怠り、彼女達や支持者の虚言に根拠を与え
るかのような妄想を抱かせたことや、朝日新聞等の我が国メディアが続け
た捏造報道や、左巻きの連中の扇動活動にも責任はあるが、本質は朝鮮民
族に顕著な虚言癖、歴史捏造体質である。

*昭和19年(1944)にビルマで米軍に捕捉された朝鮮人女性の尋問記録が
米国の公文書館に保管されているが、高給を食み人生を謳歌する、ドレイ
とはとても言えない実態が語られている。

*竹島強奪も、日本国が主権を喪失していた時代に強行された日本民族に
対する朝鮮人の犯罪行為であり、如何に捏造の言辞を弄しようとも、隠蔽
し得ない。

又、我らが同胞の拉致も朝鮮民族による恥ずべき犯罪行為に他ならない。
福沢諭吉の脱亜論はこの民族の本質を射抜いた慧眼であったことが良く判る。

*今や世界の平和志向に逆行する勝手気ままな政策を遂行する北朝鮮は世
界中の非難を浴びている。国連が同国の制裁に足並みを揃えんとする現
在、それを乱すことになりかねないのが韓国の新政権なのである。

*これほど認識力に欠け且つ捏造体質に満ちた民族が構成する隣国とは、
関係を絶って当然だと考えるが、最低限でも“助けず、教えず、関わらず”
という3原則に則って接するのが我が国の採るべき対応策であろう。


2017年05月11日

◆「措置入院」精神病棟の日々(36)

“シーチン”修一 2.0



5/9は快晴ながらとても涼しい、というか寒いくらいだ。前日は上半身裸
でしばし過ごし、今年初めて扇風機を回した。小生が蟄居している3Fは日
射しがたっぷり入るので、これからは結構大変かもしれないが、風もよく
入るから救われるものの、梅雨時はクーラーに頼るしかないだろう。

冬の病棟の室温は23〜23.5度に設定されており、Tシャツで過ごす若い人
もおり、「若いというのはすごいものだなあ」と感心したものだが、思い
返せば小生も飲んだくれて冬でも下着だけで寝ていたことがあったっけ。

駒光なんぞ馳するが如し・・・まさかの精神病棟。これからも想定外のこ
とがあるのだろう。

フランス大統領にマクロンが選ばれたが、リベラルだからオランドとあま
り変わらないのではないか。手厚すぎる社会保障、寛容な難民モドキの受
け入れ、EU官僚に乗っ取られたための加盟国の主権制約・・・

プーチンは「フランスは何もできまい、EU、NATOの弱体化をさらに進めよ
う」とほくそ笑んでいるだろうし、習近平は「ルペンじゃなくてよかっ
た」とほっとしているに違いない。トランプは「EUは自由経済を標榜して
いるが、英国を村八分にしようとしている。ブロック経済そのものだ、い
ずれ解体するだろう」と見ているのではないか。

さて、春爛漫だが今日も精神病棟は何事もない穏やかな一日なのだろう。
そのなかで心理検査は結構な刺激であり、SCT検査もとても面白かった。

<SCT(sentence completion technique)は、知能、性格、意欲、興味・
関心、生活史、人生観、心の安定性を含めたトータルな人間像を把握でき
るように工夫されています。

・受検者に自由に文章を記述させることで、知能や性格、興味や生活史と
いった、パーソナリティの全体的把握を行います。

・受検者の表現や筆跡などを通じ、生の印象を得る事ができます。

・この検査は、短い刺激文に続く短文を書いてもらい、個人の性格をほぼ
全領域にわたり診断することができます。

例)“私の父___”“私はよく___”などの刺激文に続く、短文を作成し
ます>(ネット検索)

以下、小生の記述「  」を紹介する。笑(嗤、嘲)ってくれ。

1:子供の頃、私は「可愛かったが、小3で世の中には本音と建前があるこ
とを知ってから懐疑的になった」

2:私はよく人から「声を掛けられるが、それは老化とともにアクが抜け
たからだろう。いいことなのかどうか」

3:家の暮らし「にはほぼ満足している。子供3人、孫5人、恵まれている
し、経済的にもゆとりがある」

4:私の失敗「は多いが、成功も多い。相撲なら7勝7敗1分。勝ったわけで
はないが、敗けてもいない。いい方だ」

5:家の人は私を「変人と思っているが、私の作る料理が大好きだ。皆、
私が断酒することを望んでいるようだ」

6:私が得意になるのは「文章を書いてくれと頼まれるときである。5000
人が私の論稿を楽しみにしている、毎日!」

7:争い「ごとは嫌なものだが、話し合いで解決できないことは多い。人
類は戦争によって現在を作ってきた」

8:私が知りたいことは「いろいろあるが、宗教やイデオロギーに人はな
ぜ染まるのかもその一つだ。自分で考えなくて済むから楽なのか」

9:私の父「は頭が良く、村で初めての近衛兵になったが、視力が弱く、
射撃は苦手だったという。戦後は起業して大成功した」

10:私が嫌いなのは「リベラル=脳内お花畑=アカモドキの連中だ。きれ
いごとを言うが、現実を見ずに難民モドキを受け入れている」

11:私の服「装ときたら貧民のようだろう。物欲がほとんどないし、『男
子辺幅を飾らず』だから、みすぼらしいかも知れない」

12:死「は当たり前のことだが、長生きは何事かをなすための手段であ
り、目的ではない。長生きして何をしたいのかまったく分からない」

13:人々「というか世間の常識と私の考えは違うことが多い。こそこそせ
ずに堂々と安楽死を認めるべきだ、などと思う。

14:私のできないことは「沢山あるが、結論がなく、無意味なオシャベリ
は苦手だ。まるで小鳥のさえずりのよう」

15:運動「は自らするのが一番楽しい。観戦するのも面白いだろうが、私
は知的刺激にしか関心がない」(つづく)2017/5/10