平井 修一
■4月12日(日)。朝は室温16度、快晴、フル散歩。久し振りにいい陽気。桜はハゲチャビン。
散歩コース沿いの畑では界隈の特産品「ノラボウナ」の収穫が始まっている。菜の花の一種だ。上の方を摘んでお浸しや野菜炒め、汁の具などで食べる。小生は食べたことがない。全国区ではないから流通に乗らない。畑などのそばにある無人販売店などごく一部でしか入手できない。
地産地消ではダメだ。地産全国消、地産世界消がいい。
散歩道には誰もいないから「ちょっと貰おうか」という誘惑に駆られるが、悪さをすると不思議なことに誰かが見ているのだ。「天知る、地知る、我知る、汝知る、隠し事はできない」と古人は言ったが、まことに然りだ。
カミサンの運転で投票所を経由して「生田緑地」へ。久し振りにオニギリと犬のオヤツを持ってハイキング。森は新緑が美しく、白、薄緑、緑、薄桃、赤、紫、濃緑、茶、黒などに彩られている。
枝垂桜は満開、山桜の花も残っているし、ツツジは咲き誇っている。タンポポの黄色い花も一斉に開花し、踏まないように慎重に歩く。老犬も楽しそうだ。
山道をたどるとあちこちで鶯が鳴いていた。広場に出ると数十本のメタセコイアは茶色いままだが、近づいてよく見ると小さな芽をつけていた。池の面には新緑や花が映り、まるでモネの絵のよう。フランスか京都に行った気分だ。
広場には小さな子供を連れた人々がぞくぞくとやってくる。天気が良すぎる、投票より行楽、だ。シャボン玉が風に流れていく。子供の歓声。周囲は新緑と花々に包まれている・・・「この世こそ天国だなあ」という思いがする。
見つけたゴミはたった一個。なんというモラルの高さだろう。国際基準でいえば「非常識的なほど高すぎるモラル」となるだろう。ボランティアが早朝に掃除しているのかもしれないが、ディズニーランドの人が言っていた「人は汚い所にゴミを捨てるが、きれいな所には捨てない」という言葉を思い出した。
■4月13日(月)。朝は室温17度、曇、フル散歩、途中から小雨。葉桜が美しく、八重桜は6分咲き。行く花、来る花。
今朝の“極右扇動紙”産経には啓発される論考が多かった。「産経抄」は未成年者の喫煙と飲酒を禁止した法律の制定(大正11/1922年)に奔走した政治家、根本正を紹介。
国際面ではクネ出席の国際会議で高さ3メートルの模型が倒壊し「人災の国=韓国」を世界に改めて印象付けたであろう記事。韓国のマスコミは“国辱”ものだからどこも報道していなかったようだ。隠蔽体質。
キューバが民主化するのは難しそうなことも興味深かった。利権が絡むから独裁を手放したくないのだ。「人民のために」革命で潰されたバティスタ政権、「自己保身と利権のために」民主化を拒むカストロ独裁。バティスタ政権の方がマシだったと思う。バティスタは逮捕したカストロを殺さなかった。
オピニオン面の「夫婦別姓の誤り」は目から鱗だった。「姓名」というのは法律にはなく、正しくは「氏名」であり、「姓」は源、平といった大血族集団で、細かな家族的集団の呼称が「氏」なのだという。
徳川慶喜は宮中では「源慶喜」、幕府では「徳川慶喜」と名乗った。「夫婦別姓」ではなく「夫婦別氏」が日本語としては(主張はともかくも)正しいようだ。
「正論」では和田秀樹教授が大学生の質がさらに下がりそうだと警鐘を鳴らしている。この問題は小生もネタを集めており、そのうち公表したい。
若者の多くは大学へ行ってもろくに勉強しないし、卒業したところでそれにふさわしい仕事につける人は半分とか1/3以下ではないか。それなら中高卒後は金のかからない職業訓練学校に通いながら産経を読んで社会勉強した方がいい。頭が鍛えられる。
とっくの昔から大卒という学歴で食える時代ではない。いい加減にこの幻想から解放された方がいい。欧米もそうだが、奨学金や教育ローンなど借金を背負って「大卒」になっても採算は取れるのか。男は「稼いでナンボ」、必死で腕を磨き、いい仕事をすれば金も女もついてくる。仕事が仕事を呼ぶ。
「セラピードッグ」のいい話も新鮮だった。老犬と老生はお互いがセラピーだ。癒し癒され。ラブラブ。
LGBT(性的少数派)の就職問題にも触発された。小生は「日陰者は日陰者同士でひっそりと暮らせばいいじゃないか。昔からそうやってきたのだから」と、幼い頃のわが街の“シスターボーイ事件”(そのうち紹介する)から単純に考えていたが、社会生活上いろいろ深刻な障碍があるようだ。難しい問題だ。昭恵夫人は熱心のようだが、小生はヘジテイトしちゃうなあ。
文化欄も刺激的だ。小生と同学年かも知れない作家・小池真理子は美人過ぎる。司馬遼太郎曰く「美人はとかく人騒がせだ」。然り。才色兼備は罪深い。アンチエージングに女性は夢中になっているが、いいのかどうか・・・旦那はマカで頑張るのか。若いツバメが跋扈しそう。
大和ハウスが歴史についてのフォーラムを開くそうだが、パネリストの一人が岸恵子だというのには驚いた。岸や小百合はオーエ真理教の臭いがする。赤旗2004/1/12「全国に『派兵反対の音』吉永小百合さん、岸恵子さんらメッセージ」にはこうあった。
「俳優の吉永小百合さん、岸恵子さん、米倉斉加年さんらの反戦メッセージが紹介され、云々」
日共の御用役者。1970年頃に米倉は中核派の集会によく顔を出していたっけ。売れない頃だったから暇だったのだろう。人気商売は政治に首を突っ込まないほうがいいと思うがの・・・
産経の購読料は1か月3000円。1日100円。知的刺激と「寝た子を起こす」性感帯刺激まで。日本の言論界の岩盤を突き崩す異次元的先端ドリル「蒼井そら」だな。中南海は青い空を飛ぶ正論爆弾と性蜜妄動ミサイルに耐えうるか。
■4月14日(火)。朝は室温14.5度、曇、フル散歩。
一昨日4/12の夕方、NHKラヂオが大英博物館/BBCの共同歴史研究番組を紹介していたが、世界で最初に煮炊きに使われたのは1万4000年前の縄文土器で、人類はこれで煮炊きができるようになったのだという。土器はハイテク、最先端技術だった。正確にはこうだ。
<北海道の大正遺跡群の(日欧チームによる)調査によって、土器が最初に料理に使われたのは1万4000年前であるとされている>(時事通信2013/4/11)
人間にとって一番大事なのは自分と家族の命だ。安全保障。命を守るために武器と技を練磨し徒党を組む。集団的自衛権。
次に大事なのは食だ。食糧安保。土器以前は調理はせいぜい焼くか燻製/干物、地面に穴を掘って蒸す“ルアウ”くらいだったろう。耐熱土器を発明して煮炊き、アク抜きができるというのは一種の食糧革命だった。
日本が農耕を始めたのが遅かったのは「魚介類を含めて食糧が豊富だったので、農耕に頼らなくても良かったからだ」とも報じていた。
世界のスープやシチューなどの鍋料理の元をたどれば縄文土器に至ることになる。実際にこの発明が日本から世界へ伝播したかどうかは分からないが、発明は日本だ。反日NHKが「日本人として誇りに思う」と言っていた(アングロサクソンの言うことには逆らわないのか。NHKにはBBC崇拝がある)。
日本人のDNAには創意工夫があるのだろう。では漢族のDNAは何か。
小生は文系だから理系の分野はド素人なのだが、製造業は分野ごと(ITとか機械、製鉄、資源とか)で世界のトップクラスでないと生き残れない時代になっているのだと思う。
トップ10のメジャー、せめてトップ20以内でないと勝ち組になれない。グローバル化がそれを加速しているに違いない。
ものすごい競争の中で、トップ企業は何を考えているのか。後進は何を学ぶべきか。
「企業事例から学ぶ技術優位の競争戦略 安川電機が産業用ロボットで世界一になれた理由」(WISDOM編集部 3/20)は示唆に富んでいた。
<今やモノづくりの分野だけでなく、介護の現場など、幅広く使われるようになったロボットですが、今からおよそ40年近く前の1977年、国内で初めて全電気式産業用ロボット「モートマン」を世に送り出したのが、今回ご紹介する安川電機です。
同社は1960年代に今や世界共通語となった「メカトロニクス」を世界で初めて提唱したことでも知られていますが、こうした世界をリードするコンセプトや技術はどうやって生まれてくるのでしょうか。同社代表取締役専務執行役員/技術開発本部長の小笠原浩氏にお話をお聞きしました。
*プロダクトアウトだからこそできた
――御社には産業用ロボットやサーボモータ、インバーターなど世界シェアトップの事業がたくさんありますが、はじめに、こうした事業がどういう経緯で立ち上がってきたのかという歴史的な背景を教えていただけますか。
元々は福岡の筑豊などで炭鉱事業を行っていた明治鉱業を興した安川敬一郎から、「何か事業をやれ」と言われた息子の第五郎が、炭鉱用の電気用品の開発・製造を行うことを目的に設立した会社です。
炭鉱用のモータをずっとつくってきて、もう少し小さいモータというか、特徴のあるモータをつくろうということで生まれたのがミナーシャモータ(DCサーボモータ)です。
この発明によって得た技術が、やがて超高速・超精密なモーション制御の世界を切り開くことになりました。
――従来のものに比べて100倍の能力を持つとは大変な発明ですね。
今でもそうですが、当時から結構自由な発想ができる会社だったからこそだと思います。パーマネント磁石を使って、イナーシャ(慣性)の小さいモータをつくろうとしたわけです。
マーケットイン(市場や購買者という買い手の立場に立って、買い手が必要とするものを提供していこうとすること)の発想であれば決してつくろうとはしなかったはずで、
プロダクトアウト(技術や製造設備といった提供側からの発想で商品開発・生産・販売といった活動を行うこと)だからこそミナーシャモータはできたと思います。
難しいけれどもやってみたらできたということで、できた以上は何かに使わなければとなり、それならば一緒に機械を取り込もう、というのがスタートです。
その際、機械が「メカ」で、電気が「エレクトロニクス」ですから、一緒にしたら「メカトロニクス」だね、ということで商標登録をしました。同じようにモータと人を一緒にしたら「モートマン」だね、ということで、こちらも商標登録し、1977年につくり上げた産業用ロボットの名前になっています。
*世界一になれない製品をつくる意味はない
――そうやって立ち上げたものが今や世界トップにまで伸びているわけですが、その原動力は何だったのでしょうか。
会社が九州にあるため、九州から東京に出て行ってもハンデがあるということで、早くから市場として海外を意識したことと、世界一を意識したことでしょうか。
――世界一ですか?
自由な発想が許された会社ですが、基本的には世界一になる可能性のない製品はやらない、という前提がうちの会社にはあります。会社全体が「BtoB」(企業間取引)なんですが、たとえば機械メーカーが相手であれば、勝ち組のお客さまに売るとか、お客さまに勝ってもらう、世界一になってもらうということを一番大切にしています。
――とはいえ世界一になるのは簡単ではないと思います。
世界一になると言うと、みなさんものすごいことを想像すると思いますが、世界一といってもセグメントをものすごく小さくすれば、どこかにはあるものです。
インテルやIBMの世界における世界一ではなく、たとえば半導体に穴を開けるというビジネスがあれば、その世界で世界一を実現することもできます。
サーボモータでも停止精度で世界一とか、サイズで世界一というように定義していけば世界一があるわけです。私たちの会社では、開発者はどんなものを出してもいいけれども「世界一でないとダメ」という発想が根底にあるのです。
――先ほどミナーシャモータはプロダクトアウトだからできたとおっしゃっていましたが、世界一を目指すうえでマーケットを定められています。これはまさにマーケティングの発想のように思われます。
マーケティングというと、たとえばサーボモータを使う会社が日本に3000社あるとして、その中の300社にヒアリングして、300社が満足するスペックをつくって、それを売るという流れになりますが、それをやると失敗します。
当社の場合、業界のトップ、あるいはトップになる可能性のある会社に聞いて、2社が「いります」と言えば、それだけで「つくれ」となります。
では、残りの会社にとってそれは必要なものなのかどうかということですが、「いります」という会社がトップであれば、それがマーケットだというのが当社の考え方です。
そして結果的にその会社が世界一になって、そこに当社のサーボモータが入っていれば、「世界一になった」といえます。そして業界下位の会社は、上位の勝っている会社のものと同じものを使いたがりますから、勝っているところに当社の製品が入っていることが大切なのです。
とはいえ、もちろんそれで成功したケースだけではなく、失敗したケースも、それこそ数え切れないくらいあります。
*技術のコモディティ化は絶対にない
――世界には巨大な欧米企業がいて、中国や韓国を始めとする新興国からの追い上げもあって、技術がコモディティ化(競合する商品同士の差別化特性=機能、品質、ブランド力などが失われ、価格や買いやすさだけを理由に選択が行われること)しています。
その中で、競争力を維持し続けるのは大変なことだと思いますが、どうやってこれまで競争力を維持してこられたのでしょうか。
技術のコモディティ化は絶対にありません。技術は必ず進化しますから、追いつかれたら、それはやめなければならないということです。当社は中国のコンペティター(競争相手)に製品をコピーされることを承知で供給してきました。
コピーができて、コピーされるということは、そこで技術の進化が止まるということで、それよりも上にいかないともうやめなければならない、ということを意味します。
――コピーされてお客さまを奪われたことで終わるなら、それはやめなければならない事由だということですか。
中国のローカルメーカーと安川電機製を比べた時、中国のローカルメーカーの方が安くて、性能や機能がほぼ一緒だとしたら、それはもう撤退しないとダメでしょう。
当社の工場も中国にあるのでそこでつくります。中国のローカルメーカーも一生懸命つくります。つくる製品が確実に同じ性能だとすれば、当社がつくる製品が中国のローカルメーカーがつくるものよりも安くつくれない限りは撤退です。
――なかには性能は多少悪くても価格が安い方を選ぶというお客さまもいると思うのですが、その辺はいかがですか。
多少あるかもしれませんが、今の状況は一旦そういうメーカーの製品を選んだとしても戻ってくるケースが多いですね。
――それはなぜですか。
当社はBtoBでビジネスをしますが、その先もB、つまりBtoBtoBなのです。仮に3つ目のB、セットメーカーのお客さまがぼろの部品を使って最後のコンシューマー系のところに納品すると、値段はともかく性能ではじき出されます。すると、当社への受注はないけれども、3番目のBは潰れてしまいます。
モノづくりの世界でどうやったら勝てるかというと、ぼろの部品で勝てるほどやわな世界ではありませんし、「安かろう悪かろう」では製造業は成立しません。
――BtoBtoBの世界ならではということなのですね。
だからこそ技術は進化し続けることが重要で、仮にコストの安さで勝負するコンペティターに技術面で追いつかれた時はおしまいです。同じ性能・同じ機能で彼らの方が安くつくれるとなれば、撤退するのみです。
そうならないためにも数年先を考えたビジネスを考えていかなければならないと思っています>(以上)
「安かろう悪かろうでは製造業は成立しません」・・・中国製品の「安かろう悪かろう」は全世界の共通認識になっている。中国の13.7億の人民でさえ「もう二度と騙されない」と国産品を敬遠するようになった。信用ゼロだ。食品加工産業の惨状には唖然とさせられる。
【産経1/12】病死豚を売りさばき、110人を拘束 合格証まで偽造中国公安省は12日までに、病死した豚を加工して売りさばいていた11のグループを摘発し、容疑者約110人を拘束、問題の豚肉など約1000トンを押収した。
【産経4/9】病死した豚の肉2000トン流通「ひき肉」「ハム」に…過去にはネズミの肉を「羊肉」に偽装も
中国福建省の高級法院(高裁)は、2つのグループが病死した豚2000トンあまりを加工して売りさばいていたと公表した。これらの肉はひき肉やハムとして市場に流通したという。地元裁判所はグループの12人に懲役16年〜2年6月の判決を言い渡した。
【Record China 4/10】2015年4月9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは、中国人民銀行の戴相龍元総裁が金銭がらみの問題で調査を受けたと報じた。中央規律検査委員会は家族への利益供与のために戴元総裁が職権や内部情報を利用したかどうかについて調査を進めているもようだ・・・
いやはや食品加工から中央銀行元総裁までモラルの「モ」の字もない。どうしようもないモラルハザード。絶望的中国倫理崩壊! こんな記事もあった。
【サーチナ4/9】中国では地域路線用で座席数が最大で100席程度のジェット旅客機「ARJ21」の開発が進められている。ARJ21は当初は2005年だった初飛行の予定が08年になり、その後も試験中に目標負荷に達する前に主翼が破損するなどのトラブルが発生。
2014年12月30日に中国当局の型式証明は取得したが、欧州航空安全機関(EASA)及び米連邦航空局(FAA)の型式証明は取得していない・・・
モラルゼロ、信用ゼロ、技術ゼロ――「オールフリー」。あるのは見栄と面子と我欲と嘘と恫喝だけ。これが漢族のDNAだ。
<【北京時事4/11】新華社電によると、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立準備事務局長を務める金立群・元中国財政次官は11日、「コスト効率を高めるとともに、汚職を許さない機関にする」と述べた>
「汚職とともに4000年」。汚職フリーなんてできるわけがない。中共は凋落するしかないが、望むらくは騒音フリーで「静かに消えてくれ」。(2015/4/14)