平井 修一
■12月23日(火)。朝は室温12度、快晴、フル散歩。天長節、陛下は81歳 におなりだ。長寿を祈る。
東京裁判という野蛮なインチキ報復劇。
<7人の絞首刑(死刑)判決を受けたものへの刑の執行は、12月23日午前0 時1分30秒より行われ、同35分に終了した。この日は当時皇太子だった継 宮明仁親王(今上天皇)の15歳の誕生日(現天皇誕生日)であった。
これについては、作家の猪瀬直樹が自らの著書で、皇太子に処刑の事実を 常に思い起こさせるために選ばれた日付であると主張している>(ウィキ)
日本人はこのやり口を永遠に忘れない!
ところで「アゴラ」という言論サイトがあり、池田信夫という方が速射砲 のように原稿をアップしており、凄いなあと思っていたら、どうやらNHK 出身みたいなので調べたらこうあった。
<いけだのぶお、1953年10月23日‐)は東大経済学部卒、経済学者(学位 は学術博士:政策・メディア、慶應義塾大学)、経済評論家、ブロガー。 NHK職員を経た後、現在SBI大学院大学客員教授、青山学院大学非常勤講 師、株式会社アゴラ研究所代表取締役社長>(ウィキ)
なんとアゴラのオーナーだった。産経も指摘していたが今朝の氏の論考 「朝日新聞の『角度をつける』報道」から。
<朝日新聞も官僚機構だから、この(第三者委員会の)115ページにのぼ る報告書も「事務方」が書いたのだろう。総花的に問題点を指摘し、 ちょっと反省したようにみせるが、具体的には何もしないところも霞ヶ関 に似ている。おもしろかったのは、岡本行夫氏の「個別意見」だ。
【当委員会のヒアリングを含め、何人もの朝日社員から「角度をつける」 という言葉を聞いた。「事実を伝えるだけでは報道にならない、朝日新聞 としての方向性をつけて、初めて見出しがつく」と。事実だけでは記事に ならないという認識に驚いた。
だから、出来事には朝日新聞の方向性に沿うように「角度」がつけられて 報道される。慰安婦問題だけではない。原発、防衛・日米安保、集団的自 衛権、秘密保護、増税、等々】
これは私も前から指摘している朝日の特異な社風である。NHKでは「角度 をつける」という言葉は、一度も聞いたことがない。これは江川紹子氏も いうように、検察があらかじめストーリーを決めて捜査するのと似ている。
膨大な一次情報の中から「作品」をつくるとき、何らかの仮説を立てるこ と自体は悪くないが、朝日の場合はつねに左寄りの「角度」がついている 点に問題がある。このようなキャンペーン体質は、委員のほとんどが指摘 している。たとえば北岡伸一氏はこう批判する。
【日本に対する過剰な批判は、彼ら(=日本国民)の反発を招くことにな る。またこうした言説は韓国の期待を膨らませた。その結果、韓国大統領 が、世界の首脳に対し、日本の非を鳴らすという、異例の行動に出ること となった。
それは、さらに日本の一部の反発を招き、反韓、嫌韓の言説の横行を招い た。こうした偏狭なナショナリズムの台頭も、日韓の和解の困難化も、春 秋の筆法を以てすれば、朝日新聞の慰安婦報道がもたらしたものである】
こういうバイアスを生み出している「戦後リベラル」の先入観を自覚し、 それを相対化して多様な視点を社内に育てることから朝日の再生は始ま る。それは歴史的な大事業だと思う>(以上)
左へ角度をつけて偏向報道、捏造、虚報、嘘八百、デマゴーグ、ガセ、 でっち上げという反日売国記事を書くわけだ。朝日の体質であり、体質改 善なんてできるわけがない。一旦廃業してやり直すしかないだろうが、体 質は変わりはしないか。ま、廃業するんだな。
長谷川豊氏が朝日新聞現役の中堅記者の声を紹介している(ブロゴス9/23)。
<(慰安婦報道問題で)逆に膿が出せたんじゃないでしょうか。他紙が叩 いて来るのも理解できるし、しょうがないとも思います。木村社長は就任 の時にかなり威勢のいいことを言っていたので「何か仕掛けてきそう」と は社内で噂になってました。
(取材活動などは大丈夫ですか?との質問には)
やることは変わりません。僕たちがすることは取材し、お伝えすること>
やることは変わりなし。相変わらず「角度をつける」のだ。それ以外の書 き方を知らないのだから。
夜は8人でXマスパーティ。皆サンタのコスプレ。料理は女性陣が奮闘して くれ、小生は洗いものだけでラクチン。
■12月24日(水)。朝は室温12度、快晴、フル散歩。夕べは飲み過ぎた。
2014年ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏のインタビュー記事を読ん だ(ウェッジ12/22)。
<私の所属するUCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)では、「大 学教授たるもの、どんどん外へ出て、生きた知識を吸収し、それを学生に 教えるべし」とされている。
「外へ出る」というのは、自分でスタートアップを立ち上げるとか、企業 のコンサルティングをするということを指す。そうして得た最先端の知識 を学生に教える。
教授自らがスタートアップに携わることは、UCSBに限った話でなく、アメ リカでは一般的だ。そもそも工学部の教授の場合、ほぼ100%が企業に勤 めた経験をもつ>
「スタートアップ」とは何ぞや。調べてみた。
<スタートアップとは“新しいビジネスモデルを開発し、ごく短時間のう ちに急激な成長をし一獲千金を狙う人々の一時的な集合体”である。
起業家がスタートアップを立ち上げる理由として最も多いのが、“今まで に無いイノベーションを通じ、人々の生活と世の中を変える事”である。
スタートアップの最も特異な点はその組織形態であろう。立ち上げスタッ フはファウンダーと呼ばれ、その他のスタッフも合わせてチームと呼ばれる。
チーム全体が一丸となって急激なスピードで物事を進めるため、全員が攻 めに徹する“完全ぶっこみ型カミカゼチーム”が構成される。実は立ち上げ 後しばらくの期間は法人登記すらしていないケースも珍しく無く、それで もメンバーさえ揃っていれば立派にスタートアップと呼ばれる>
米国ではアイディアが良ければベンチャーキャピタル(VC)から資金を得 られるそうだ。事業の成功率は10%ほどらしい。失敗してもVCが損するだ けで、日本のようにファウンダーが借金に苦しむこともない。
つまり敗者復活、再チャレンジしやすい。何回失敗しても成功するまで挑 戦する。アメリカンドリームを追及する。ビル・ゲイツやスティーブ・ ジョブズらはこうして生まれたのだろう。米国企業の強さはスタートアッ プによると見ていい。
再び中村氏のインタビューから。
<日本がイノベーション大国になるためには、様々な仕組みを変えなけれ ばならず、大変な労力と時間がかかる。イノベーションを生むようになる ための手っ取り早い方法は、若者がどんどんアメリカへ学びに来ることだ。
孫正義氏など、日本で成功している経営者の多くは、アメリカで学んでい る。アメリカで学び、日本へ戻って起業すればよい。
とにかく日本に必要なのはスタートアップの成功例だ。成功例は後進を育 てる。成功例がある程度出たら、変わっていくだろう>
氏は毀誉褒貶の実業家的研究者(研究者的実業家?)だが、日本人離れし た強烈なハングリー精神、とてつもない上昇志向には驚かされる。いずれ にせよ日本でもVCを強化しスタートアップを大いに奨励すべきだろう。
■12月25日(木)。朝は室温12度、快晴、フル散歩。
日本がオランダから輸入しているものの筆頭は食品(農産物)のようだ。 1980年代の終わりごろ、同国は南欧からの大量の農産物に押され、農業が 不振になったが、ドッコイ、再生して輸出大国になった。
ヴァン・ウィレムスカルティエ・カオル氏の論考「安い海外農産物の攻勢 をチャンスに変えたオランダ ITとマーケティングが生み出す国際競争 力〜進化を続ける小さな農業大国」(JBプレス12/24)から。
<日本の九州とほぼ同じ面積しかない小国のオランダは、不毛といわれる 岩塩混じりの土壌を持ち、北海からの強風が常に本土へ吹き寄せ、曇天が ほぼ1年中続くという、お世辞にも農業に適しているとは言い難い国である。
ところが、農産物の輸出額は、なんと米国に次ぐ世界第2位(約773億ド ル:オランダ中央統計省2013年度調べ)なのだ。
輸出額が特に多いのは畜産製品(肉、乳製品)、トマトやピーマンなどの 野菜、そして生花球根、植木などの園芸植物である。
農産物輸出額世界第2位の地位をこの国にもたらしたのは、「スマートア グリ」の導入によるところが大きい。農業従事者たちがコンピューターを 使い、ビニールハウス内の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、そして地中の 温度などをITによって管理する方法だ。
そこで農業従事者たちは協同組合を結成する。この組合で、経験を基にお 互いのアイデアを交換しつつ、試行錯誤を繰り返しながら、結果としてIT 技術を用いた農作物の徹底的管理法の導入に踏み切ったのだ。
その結果として収獲量が増大し、輸出量が世界第2位となった>(以上)
輸入品に押されていた農業が、知恵と努力と研究で輸出大国になった。日 本も挑戦したらどうか。座視していれば衰退するばかりなのだから。
それにしても記念スイカを求めて9000人が行列し怒号の嵐・・・民度が低 すぎないか。中2レベル。将来が心配だが、除染、再生には何十年もかか るのだろうなあと、ちょっと脱力。(2014/12/25)