平井 修一
■8月10日(日)。朝は室温26度、とても涼しい。夕べはずいぶんと降ったようだが、今朝は微雨→小雨→中雨、時々大雨。久し振りにフルコース散歩を予定していたが、中雨になってハーフで戻らざるを得なくなった。家の窓を全開していたからだ。世の中、思うようにはいかない。
Seoul, Soul, Sewol……4月16日、セウォル号沈没の第一報を聞いた朴クネは、その後7時間行方不明になったとか。森喜朗を思い出した。
<2001年2月10日、ハワイ沖で日本の高校生の練習船「えひめ丸」が、アメリカ海軍の原子力潜水艦と衝突して沈没、日本人9名が死亡するという「えひめ丸事故」が発生した。森喜朗首相は第一報が入ったときゴルフ場におり、連絡はSPの携帯電話を通じて入った。
衝突により日本人が多数海に投げ出されたことや、相手がアメリカ軍であることも判明していたが、森は第二報のあとの第三報が入るまで1時間半の間プレーを続け、これが危機管理意識上問題とされた>(ウィキ)
産経出身の森はこれで評価を落としたが、ゴルフをやっていたことは明白だ。朴クネは7時間も行方をくらまし何をしていたのだろう。ソウルの氷姫にも熱いソウル(魂)はあって、セウォル号より優先すべき大事なことをしていたのか。
<朴大統領めぐるうわさ報道 産経新聞に「責任問う」=韓国 2014/8/7
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の広報首席秘書官は7日、「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題する記事を掲載した日本の産経新聞に対し、民事・刑事上の責任を問う方針を示した。
この記事は朝鮮日報のコラムと証券街の情報などを引用し、朴大統領の私生活に関するうわさを報じており、外国のマスコミが他国の首脳を侮辱したと物議を醸していた>
大統領府は産経を告訴するのかどうか。大本、元ネタの朝鮮日報は恐いから触らず、その代わりに産経を叩けば反日病の国民感情に大いに賛同されるから、産経告訴、ソウル支局長逮捕、名物の黒田勝弘翁公開処刑、記者はすべて国外追放なんてことになるかもしれない。
韓国野党の「新しい政治民主連合」議員も「産経が、朴大統領が7時間の間、不適切などの行為をしたという噂を載せた。国内で真実の究明ができないから外国から大韓民国の国家元首が侮辱されることになる。もし、私たちが日本の首相を、国王をあんな風に記事に書いた場合は、日本は温和しくしているはずがない。プライドもないのか」と追及しているとか。
韓国ネット界では、「じゃあ(朴クネは)何をやっていたか明らかにすればいいじゃないか」というコメントに多くが賛同している。レイムダックで朴も韓国も沈没するのだろう。大いに楽しみだ。産経、GJ!
「クネ 氷の女王」、副題は「わたしはこれで辞めました」という映画を創ったらどうか。日本極右の卑怯卑劣なあの手この手の攻撃でクネ女王が退位せざるを得なかった反日愛国悲劇に仕立てれば韓国でヒット間違いなし。セウォル号沈没も当然、日本極右の陰謀にする。かの国では歴史はすべてロマン、史実など無視だからクネ慰霊碑もできるに違いない。
■8月11日(月)。朝は室温28度、外は27度ほどか、とても涼しくて犬のフットワークも良く、時速5キロですたすた前を行く。大事をとって3分の2で引き返した。
昨日はカミサンにパンツを2枚買ってもらった。「洗う?」と聞くから「いや、いい。君は買いたての下着を洗うの?」。「洗うわよ。ほら、これメイドインチャイナよ、縫製工が何十人も触っているし、手も洗っていないから毒パンツよ。お店でもそのまま吊るしているから、何人も触っているでしょ。直に肌に着るものだから下着は洗うわ、ねえ、そうでしょ?」
Nに話を振ると、Nも「私も洗うわ」。なるほど、毒パンツか。洗うことにした。衣食住はチャイナフリーで行きたいものだ。
中韓のおかげで日本人は歴史を取り戻しつつあるのだから、中韓には感謝すべきかもしれない。まったく奇妙奇天烈な人々で、毛沢東、トウ小平と並ぶ“偉人”になりたいのだろう、誇大妄想狂の習近平はいよいよ自分の神格化を新華社に書かせ始めた(8/1)。大作そっくり。
<1985年6月にアモイで勤め始めてから、2002年10月に福建省省長の職務から浙江省へ配置換えとなり、習近平主席は福建省で17年半勤務し、前後してアモイ、寧徳、福州、および省党委員会と省政府で指導者の職務を担当してきた。
福建省での仕事期間中、習近平主席は福建省の改革開放と近代化建設事業に自ら参与し、指導した。同時に、習近平主席は軍隊建設とその発展に対してもしきりに関心を寄せて支援し、国防と軍隊建設、経済建設や国防建設の関係および「二つの擁」(中国人民解放軍を擁護し革命軍人の家族を優遇することと、中国人民解放軍が政府を擁護し人民を愛護すること)の仕事に関する重要な思想を提起した。
そのために、本紙記者は福建省福州の駐在部隊に深く入り込み、福州、アモイ、寧徳などに深く入り込んで、習近平主席が福建での勤務期間中に国防や軍隊建設に関心を寄せて支援し、軍政軍民の団結の新局面を切り開いた小さなエピソードを追跡した>
この記事では習の言葉として、
<強大な人民軍と強固な国防は我々が改革開放と経済建設を順調に行うための強靭な後ろ盾であり、頼れる保証だ。二者は中国の特色ある社会主義を建設する偉大な目標の中で統一しており、それは国家と民族の根本的利益を守るのに必要なのだ>
<部隊建設の組織の基盤をさらにしっかりと固め、「呼べばすぐに来ることができる」「呼べば進んでやって来る」「呼べば必ずやって来る」「やって来れば戦うことができる」「戦えば勝利できる」ことを確保する>
などと紹介し、若いころから習が軍隊建設に熱心に取り組んでいたとしている。
権力とは軍事力、警察力のバックがないと危ういが、習はこの面では完全に掌握しているわけではない。いずれも江沢民派の力が残っており、周永康の逮捕には消防隊を使わざるを得なかったという香港報道もある。以上の習の神格化シリーズ記事は軍に「ずっと以前から自分は軍建設に努めてきた。だから自分を支持しろ」とアピールしているわけだ。
習は最近では「命も要らない、名誉も要らない」とも言ったというが、暗殺の危機はずいぶん高まっているようだ。
<中国の習近平国家主席に「暗殺警報」が発せられた。汚職撲滅を旗印に、周永康・前政治局常務委員らを次々と粛正していることに、後ろ盾である江沢民元国家主席が激怒しているのだ。
習氏は「影武者」を用意して警戒を強める一方、江氏一派の息の根を止める急所に狙いを定めた。展開次第では、日本にも直撃しかねない衝撃情報とは。中国最高指導部や長老が国政の重要事項を討議する「北戴河会議」が始まったとの情報も流れるなか、ジャーナリストの加賀孝英氏が迫った。
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「習氏に暗殺の危機が迫っている」「これは(習氏と江氏の)どちらが先に死ぬか、手打ちのない血みどろ権力闘争だ」
旧知の人民解放軍関係者は緊張した声で、私(加賀)にそうもらした。事実、「腐敗撲滅」に政治生命と生き残りをかける習氏と、「上海閥」のトップで、旧権力のドンである江氏との最終戦争はすさまじい>(夕刊フジ8/8)
権力闘争は漢族のDNAなのだ。権力闘争を軍同士の衝突、さらに内乱に転化できるといいのだが・・・軍も軍区で利権集団と化し、さらに海空陸で派閥があるようだ。陸軍の長州閥、海軍の薩摩閥のようなものか。習は内部分裂の連鎖反応に火をつけてしまったのかもしれない。
江は逮捕を恐れて入院し、そこから指令を飛ばしているらしい。まったく三国志みたいで、建国70周年の2019年には中共が存続しているかどうかも危うい。安倍氏はタイミングを見て靖国カードを切り、火をつけるという手もあるか。
もうすぐ8.15だ。中共殲滅、支那解放を祈願しよう。地球もチャイナフリーで行きたいものだ。親亀こければコリアもこける。
集団的子育てで夕方、カミサンが長女の子2人を保育園からピックアップ。食事(辛味抜きの麻婆豆腐など)と風呂の世話をし終った頃に長女来、泊。
■8月12日(火)。朝は室温28度、まあまあ涼しい。1歳女児はお腹がゆるくてかわいそうだ。子育ては本当に戦争だ。若くないととてもできやしない。
支那はインテリも無知蒙昧だ。米国で「ジャパンウォッチャー」として知られるリチャード・ カッツ氏(オリエンタル・エコノミスト・アラート代表)の論考「尖閣諸島領有紛争で中国が望んでいること」(東洋経済オンライン8/10)によると、中共の学者や専門家は、「尖閣諸島や南シナ海での中国の行動が世界の反発を招いている」ことさえ知らないそうだ。
言論はすべて中共中央の統制下にあるから、中共に不都合な情報はまったく広まらないのである。インテリさえも無知蒙昧なままなのだ。小生はこのひどさにショックを受けた。以下要約。
・・・
最近、筆者が北京に行った際に、かなりの数の安全保障専門家たちに質問した──尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる緊張を緩和させるか、解消するために何を望むかと。
中国は、尖閣諸島の領有をめぐって法的争いがある、と日本が認めることを望んでいる。認めれば、中国は周恩来と田中角栄が採用した「棚上げ」の立場に戻ることができるからだ。
日本が現状を維持するとすれば、中国はいったいどうするつもりなのか。中国は現状レベルの緊張がいつまでも続くと見ているのか。圧力を強めれば、最終的に日本は折れざるをえないと期待して、衝突を強める気なのか。この点では見解に相違があった。中国政府には透明性がないため、回答困難だとする人もいた。
中国政府は武力衝突を望まないが、この海域で船舶が意図せず衝突する危険を認識しているとの見方で専門家たちは一致した。衝突を防ぐため、水面下で協議が進行中だとする人もいた。
中国国外の大学院に通っていた大学教授は、日本国内のみならず国際的にも安倍晋三首相を孤立させ、もっと従順にさせようとした中国政府の計画は失敗した、と述べた。
11月に北京で開催されるAPEC首脳会合で習近平主席が安倍首相と会談するメリットについても指導部内で話し合いがあったという。問題は、習主席が首脳会談開催に合意する場合、安倍首相にどんな譲歩をさせる必要があるかだ。
2点が挙がった。(1)靖国神社に二度と行かないと約束する、(2)尖閣諸島をめぐる争いの存在に言及する。私は、日本ができる最大限の譲歩は以下だろう、と述べた。
「日本は法的な争いがないと主張するが、中国は違う考えだと認識しており、これに耳を傾ける用意がある」
中国政府がこの表現を十分と見なすかどうかは、専門家の誰にもわからなかった。
中国政府自身によって過去20年培われてきた草の根のナショナリズム感情に縛られている中国首脳が、日中関係でどの程度の自由裁量を持っているかについて、見解の一致は見られなかった。
オバマ政権は従来、靖国や慰安婦の問題で安倍首相をあれほど批判してきたのに、なぜ大統領が4月に訪日した際、尖閣諸島から集団的自衛権に至るまで安倍首相にあんなにすり寄ったのかと問う人がいた。
尖閣諸島や南シナ海での中国の行動への反応が一因だと私が答えると、心から驚いた様子だった。中国自身の行動が他諸国をどれほど遠ざけているか考えたことが、本当になかったようだった。(以上)
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カッツ氏もビックリしている。支那ではインテリも庶民も中華思想で、「世界は中共を中心に回っており、自分たち=中共は常に正しく、それは小日本以外の世界では認められている」という妄想にどっぷりつかっているのだ。
完全に中共に洗脳されているクチパク、暗愚、痴呆、危険な狂気。気の毒だが、話し相手にはならない。しっかり監視し、襲ってきたら撃退するのみだ。撃ちてし止まん!
夕方にスーパーへ。雨に降られた。その後に寺の施餓鬼法要で墓参り。えらく美人の尼僧がいたが、ちょっと人騒がせになるだろう。
夕食はステーキ用オージービーフ主体の鉄板焼き。7人で満腹。こと鯨では豪州は許さないが、こと戦では我が国を尊敬しているようだから、小生も豪州牛解禁。日豪同盟はうまくいくだろう。(2014/8/12)