平井 修一
サーチナ6/22「空の便で中国を旅することは悪夢・・・日本とはまさに正
反対」 から。
<日本航空が2015年に定時到着率で世界1位となったほか、空港でも羽田
空港と伊丹空港が同じく定時運航率で1位となった。日本では航空会社、
空港の双方で時間どおりの運航がなされているということだ。
中国メディアの環球網はこのほど、ドイツメディアが中国の空港は離発着
ともに定時という概念がなく、まさに「災難」であると批判したことを伝
えた。
記事は、北京市で「霧雨」が降っていたことを理由に、中国の航空会社が
離陸を遅らせたと伝えつつ、北京首都国際空港も多くの便を取り消したと
紹介、「小雨が降っただけなのに、空の便は麻痺状態となった」と論じた。
さらに、ドイツメディアが「空の便で中国を旅することは悪夢」と報じた
ことを伝え、中国民用航空局のデータとして「2015年における中国の空の
便の遅延時間は平均21分だった」と紹介、全体の便数の3分の1に何らかの
理由で遅延が発生したと紹介した。
ビジネスのため、観光のためなど、空の便を利用する人の目的はさまざま
だ。だが、どのような目的であっても、誰にとっても時間は貴重なもので
あり、「霧雨」程度で定時運航がなされないというのは大きな問題と言え
る。その点、日本の場合は羽田空港が大規模空港部門で定時運航率1位、
伊丹空港が小規模空港部門で1位、さらに日本航空も定時到着率で1位とな
るなど、中国とは正反対のサービスを提供できている。(編集担当:村山
健二)>(以上)
民族性が影響しているのかもしれない。几帳面でサービス精神旺盛、「お
客様は神様です」の日本人。民間企業であり、競争が激しいし、利益を上
げないと経営が成り立たなくなるから社員は真面目で真剣だ。
一方で支那では多くの大企業は国有であり、社員は公務員で、“親方五星
紅旗”的な鉄板飯が保証されている。「遅れず、休まず、働かず」になり
やすい。目立つとハエ叩きに遭いかねないからやる気にならない。「適当
にやる」のが常態化しているのだろう。
航空機が当てにならないのなら鉄道はどうかというと、鉄道も国有だから
どうもパッとしないようだ。サーチナ8/17「日本と比べたら・・・中国の
鉄道サービスは『粗雑で礼儀に欠ける』」から。
<中国は総延長で世界最長の高速鉄道網を構築したとおり、中国の鉄道産
業はハード面においては飛躍的な発展を遂げたと言える。だが、利用客の
利便性などソフト面においてはまだ改善の余地が大きいと言わざるをえない。
中国メディアの張家界在線はこのほど、日本の鉄道のサービス面における
質の高さを伝えつつ、中国高速鉄道がさらなる発展を遂げるためには
「ハードのみならず、ソフト面の改善が必要」だと訴えた。
記事はまず、日本を訪れた中国人旅行客が「日本の鉄道のソフト面に感銘
を受けた」という事例を紹介。日本の鉄道のうち、海岸線を走る路線など
では乗客が車窓からの景色を楽しめるよう座席が窓のほうを向いている構
造であること、さらに日本の鉄道では大声で物を売る販売員がいないこ
と、車掌が乗車券を確認しない場合があることなどを紹介し、「日本の鉄
道は利用客の目線でサービスが提供できている」との見方を示した。
続けて、中国高速鉄道はハード面において飛躍的な発展を遂げたのは事実
だとしながらも、「ソフト面におけるサービスがハードに追いついていな
いのも事実」と指摘。心をこめたサービスやきめ細やかなサービスが欠け
ていると指摘し、中国のサービスは「親近感や礼儀が欠け、粗雑であるう
えに価格も高い」と論じた。
中国はもともと社会主義国であるため、「お客様目線」というものが欠け
ている事例は数多く存在する。新幹線の輸出においては、技術力を基礎と
したハード面のみならず、時間に正確な運行や安全性、質の高いサービス
などのソフト面も競争力につながっており、こうしたサービスは中国で
あっても容易に模倣は出来ないものと言えよう。(編集担当:村山健
二)>(以上)
小生は食材宅配のショクブンを利用しているが、今日はこんなメモが入っ
てきた。
<本日お届の玉葱ですが、ご案内しました産地の入荷が不良のため、下記
のように変更させていただきますのでお知らせします。どうぞよろしくお
願いします。
玉葱 兵庫県産 → 北海道産>
呆れるほどの几帳面さ、しかも小生がチャイナフリーを提案したら、その
通りにしてくれた。
こういうきめ細やかさは2000年間の伝統の中で磨かれたものであり、50
年、100年ではとてもキャッチアップできるものではない。支那のいい加
減さは世界中でバレており、英国は原発建設から支那を外すようだ。
信頼を勝ち取ることができない中国産品は世界市場で最早伸びることはで
きない。支那経済は減速し、長期の低迷に陥るしかない。新興国から後進
国へ一挙に転落するのだ。(2016/8/17)