2016年05月29日

◆憲法前文の精神に浸る人々の幻想

櫻井よし子



『週刊新潮』 2016年5月26日号 日本ルネッサンス 第705回

5月13日、米国防総省が「中国の軍事動向」に関する年次報告書を発表し
た。報告書
は、中国は共産党創設100周年の2021年までに「適度に豊かな社会」を目
指し、中華
人民共和国創立100周年の49年までに「近代的社会主義国となり、繁栄す
る強国、民
主主義的、文化的で高度に進んだ和を基調とする国を作る」ことを目指し
ていると報
告した。
 
しかし、習近平政権は毛沢東時代に逆戻りしたかのような凄まじい言論弾
圧を行って
いる。前政権の政治犯は10年間で66人だったが、習政権は発足以来3年余
りですでに
600人もの政治犯を拘束、拷問している。和を基調とする国作りは絵空事
である。
 
年次報告はまた中国の海軍力増強に関して強い警戒感も示した。中国はソ
連崩壊後、
2度にわたって軍改革を断行、江沢民政権は93年、湾岸戦争でアメリカの
ハイテク兵
器を駆使した戦い振りに驚嘆して、ハイテク化に乗り出した。
 
胡錦濤政権は04年に、通信手段を高度化し全軍が情報を共有して効率的な
展開を可能
にする情報化戦争に向けた改革に踏み切った。
 
2月の大規模な機構改革によって中国人民解放軍(PLA)は新しい段階
に入った
が、それによって中国共産党(CCP)のPLAに対する掌握力が強ま
り、中国大陸
から離れた遠方地域での短期集中型戦争に勝利する統合運用能力は高まる
と見られ
る。
 
米国防総省の報告からわが国に関する記述を拾えば、中国は尖閣諸島問題
で対日摩擦
を引き起こすとしても、アメリカを決定的に怒らせないレベルにとどめつ
つ、自国の
利益を拡大していく戦術だとの分析がある。領土要求を満たすために、中
国は厳しい
緊張の中で米国を刺激しすぎることなく、かといって諦めることもなく、
戦いを続け
ているというのだ。

「戦えば必ず勝つ軍隊」
 
中国の深謀遠慮について、アメリカ側は彼らはアメリカと同じような軍隊
を創るつも
りはないと分析する。アメリカ海軍大学教授のトシ・ヨシハラ氏とジェイ
ムズ・R・
ホームズ氏の共著『太平洋の赤い星』(山形浩生訳、バジリコ)の指摘が
興味深い。
中国人は制海権を手にするために、大日本帝国海軍を研究しているという
のだ。その
心は小であっても大を制し得るということだ。
 
習主席は、PLAは「戦えば必ず勝つ軍隊」でなければならないと檄を飛
ばす。勝つ
ためには軍艦をはじめとする装備が重要だが、勝利するか否かに決定的な
意味を持つ
のは軍人の質である。
 
PLAの力量については、中越国境紛争以来30年以上も大規模な戦争を
戦っていない
こと、中国海軍に至っては一度も実戦経験がないことなどが注目され、彼
らの実力は
低く評価されがちである。ならば日本の足跡はどう説明できるのかとヨシ
ハラ氏らは
問うている。
 
明治維新まで日本には海軍さえなかった。それが明治27年には、物量で
劣っていたに
も拘わらず、清朝の艦隊に圧勝した。10年後の日露戦争では、さらに大規
模海軍を有
していたロシアにも勝利した。
 
その歴史をいま中国人が振り返っている。習主席の唱える「中国の夢」は
史上最大規
模を誇る清朝時代の版図を取り戻すことだ。そのために清朝を打ち破った
大日本帝国
海軍の強さを学びとろうとする中国人を軽く見てはならないだろう。
 
軍事的強さの研究だけでなく、彼らは国際社会の行方を先取りしようとし
ている。中
国は昨年11月3日に「強軍目標」を発表し、「軍事闘争準備や新型作戦力
建設を強化
し、国防・軍隊改革を加速させる」「海洋権益を守り、海洋強国を構築す
る」「深
海、極地、宇宙、サイバーなど新領域の国際ルール制定に積極的に関与す
る」と明ら
かにした。
 
国境が未確定の海や宇宙空間において中国に有利な条件を確定すること
が、近未来の
中国の力を高めると、彼らは理解し、行動しているのである。中国問題に
詳しい拓殖
大学教授の富坂聰氏が語る。

「中国は一旦掲げた旗は絶対に降ろさないでしょう。台湾も南シナ海も東
シナ海も尖
閣も諦めないと思います」
 
中国の要求は、中国の主張を国際社会が丸ごと受け入れることである。南
シナ海問題
を国際問題にしてはならないと彼らは言うが、真意は、彼らが核心的利益
と定めたも
のは、そのまま受け入れよ、ということだ。
 
日本をはじめとする自由諸国にとって、それは受け入れ難い帝国主義的要
求である。
それでも中国は主張を押し通すために死力を尽くす。ASEAN諸国を南
シナ海沿岸
国とカンボジア、ミャンマー、タイなどの非沿岸国に分断して非沿岸国組
を中国の味
方に引き入れようとする。フィリピンのアキノ大統領が中国の行動を常設
仲裁裁判所
に提訴したが、中国は国際裁判自体を認めないと言う。
 
国際法無視の蛮行を押し通そうとする不条理の前で、しかし、国際社会の
中国包囲網
とでも呼ぶべき体制を崩しかねない不確定要素が生じてきた。中国ともう
まくやれる
かもしれないと言うアメリカのドナルド・トランプ氏や、祖父は中国人
だった、中国
と相互利益のために協力するなどと述べるフィリピンの次期大統領、ロド
リゴ・ドゥ
テルテ氏らの存在である。
 
中国の脅威は日本にとりわけ厳しく向かってくる可能性がある。だが、日
本は殆んど
対応できないのではないかと思わせられる驚くべき世論調査があった。

米軍に守ってもらえばよい

「AERA」(5月16日号)が11都府県の700人に行った対面調査結果であ
る。「自衛
のためなら戦争を認めるか」「自衛のためでも認めないか」との問いに、
女性はどの
世代も全て、認めないと回答していた。
 
それでは「他国や武装組織の日本攻撃にはどうすべきか」と問うと、「日
本には攻め
てこないと思う」「外交の力で攻撃されないようにすればよい」「日本は
戦争しない
で米軍に戦ってもらえばいい」などの答えが並んだのだ。
 
このように答えた人たちは、中国が日本を念頭に軍事的脅威を高めている
との米国防
総省の分析や、南シナ海における中国の蛮行に目をつぶるのだろうか。ア
メリカ人の
税金で日本を守るのは真っ平だと主張するトランプ氏と、氏を支える幾千
万人の米国
人に向かって「米軍に守ってもらえばよい」と本気で言えるのか。

「日本には攻めてこない」などと言う人は諸国民の公正と信義に縋るとい
う憲法前文
の精神に染まっているのであろう。いまどきこんな考えにどっぷり浸って
いれば、ト
ランプ氏やドゥテルテ氏同様、中国には歓迎されるであろうが、それは思
考停止以外
の何ものでもない。

2016年05月28日

◆トランプに強力助っ人?

平井 修一



ダグ・バンドウ氏/米ケイトー研究所シニアフェローの論考「ドナルド・
トランプの不介入主義は正しい」(ニューズウィーク5/20)から。

<米共和党の大統領候補指名をほぼ確実にしたトランプは、史上最も攻撃
的な候補者だ。

本気で論争すれば負けそうな主張もあるが、強みになりそうなのは外交政
策だ。近年のアメリカ外交はことごとく失敗に終わり、世論も中東への更
なる軍事介入を支持していない。

トランプは、ネオコン(新保守主義者)や軍事介入を支持する共和党主流
派と一線を画している。外交に関する演説では、外交政策そのものより政
策顧問の人事に焦点を置いていた。

「世代を超えて持続可能な外交政策を確立する。目標達成のために私が求
めているのは、優れた政策や実践的なアイデアを出せる有能な専門家だ。
完璧なのは経歴だけで、長年失敗ばかりを繰り返し、戦争で被害しかもた
らさなかったエリートの助言はいらない。外交にも新しい人材が必要だ」

トランプの念頭には、共和党保守派の有力者ら117名で作る「共和党国家
安全保障コミュニティ」が3月に発表した連名書簡があったのかもしれな
い。トランプを「不誠実」「ペテン師」「憎悪に満ちている」「一貫性が
ない」などとこき下ろしていた。

あるいは、トランプが排除しようとしている既存の外交エリートたちが、
トランプ政権入りへの意欲を示しているとメディアから伝え聞いたのかも
しれない。ある共和党の関係者はワシントン・ポストの取材に対し、
「(トランプが大統領になっても)完全に孤立させて良い助言を与えない
のは無責任だ」と、恩着せがましく語った。

*過去の過ちから学べ

外交政策の基本は、アメリカの国益を守ること。特権や輝かしいキャリア
に目がくらんでいるだけのエリートをトランプが必要としていないという
のも道理だ。

ジャーナリストのエバン・トーマスは、アメリカ外交にはエリートの頭脳
が欠かせないと言ってトランプを批判する。彼はトランプの真意を理解し
ていないようだ。トランプは外交のために経験豊富な人材を活用すること
自体に異論はない。

トランプが不要だと言っているのは、失敗ばかりを繰り返し、アメリカに
とって破滅的な結果を導いてきた「アドバイザー」たちだ。実際、イラク
戦争をはじめとする軍事介入では、次々と新たな問題を生み出して、新た
な軍事介入の必要に迫られてきた。

トランプは過去の過ちから学習しない人々を、心底軽蔑しているのかもし
れない。いい例が、イラク戦争やリビア内戦だ。リビアでカダフィ政権が
倒れた後の2011年8月、国際政治学者のアン・マリー・スローターは「リ
ビア軍事介入の懐疑論者はなぜ間違ったか」と題した記事で、軍事介入の
成功を誇った。

だがリビアの混乱は収まるどころか内戦が続き、ISISの伸長を許した。以
来彼女は口を閉ざしたままだ。

オバマ米大統領の外交顧問だった米国連大使サマンサ・パワーは介入がす
べて悪であるように誇張すべきではないと言っているが、それは誤った建
策ばかりをしてきた責任を逃れたい一心からだろう。

*大統領としての資質は疑問

重要なのは、イラクへの軍事介入が何をもたらしたかを冷静に考え直すこ
とだ。数千の米国民の命を犠牲にし、宗派間の対立や自爆テロで多くの血
を流した。何十万人ものイラク人の命を奪い、何兆ドルもの金を浪費した
うえISISの台頭を許し、キリスト教徒のコミュニティーは破壊され、イラ
ンの影響力が増大した。

それでもなお誤りを認めようとしない保守派のエリートたちの意見に何の
価値があるだろう。

トランプの大統領としての資質を不安視する理由はいくらでもある。だ
が、長年他国への軍事介入を支持してきたワシントンの政治エリートを排
除するという点で、トランプは正しい。

これまでアメリカは、尊い人命や莫大な資金、国際社会での信用や影響力
など、あまりに多くを犠牲にしてきた。次期大統領は、同じ過ちを繰り返
させようとするエリートアドバイザーを断じて拒むべきだ>(以上)

潮目が変わってきたようだ。

ウィキによるとケイトー研究所は、リバタリアニズム/自由至上主義、新
自由主義(政府による個人や市場への介入は最低限とすべき)の立場から
「公共政策と政府の役割に関して公に疑問を呈する」かたちで公共政策に
「伝統的なアメリカの原理としての、小さな政府、個人の自由、市場経
済、平和などの拡大のための議論を深める」ことを使命として掲げる。

共和党に近いとされるが、公式には無党派であり、また同党の宗教右派と
は対立している。個人の自由を最大限に尊重するとの観点から、最低賃金
の廃止、麻薬取締りの停止、女性や少数民族に対する積極的差別是正措置
の否定、在外米軍基地の閉鎖と他国の戦争への不介入などを掲げる。

なるほど、トランプの考えとかなり近そうだ。勝ち馬に乗れ、ということ
か、トランプにとっては強力な助っ人が登場したことになる。

ところで共和党やケイトー研究所のタニマチは米国一の大富豪のコーク兄
弟(2人合わせるとゲイツを上回る)だ。渡辺由佳里氏の論考「アメリカ
政治を裏で操るコーク兄弟の“ダークマネー”」(ニューズウィーク5/23)
から。

<コーク兄弟はコーク財団を作り、ケイトー研究所、ヘリテージ財団など
保守系シンクタンクを多く支援した。ブッシュ政権の公共政策や外交政策
のアドバイザーを多く送り込んだアメリカンエンタープライズ公共政策研
究所もそのひとつで、コーク兄弟やその仲間である大富豪から何億円もの
支援を得ている。

ジェーン・メイヤーが書いた『Dark Money: The Hidden History of the
Billionaires Behind the Rise of the Radical Right』によると、(ア
メリカンエンタープライズは)表面的には研究所だが、実際には石油、天
然ガス、石炭等の企業による環境汚染を法的に正当化することと、企業の
減税のために働く団体だ。

コーク兄弟のコーク財団と同様の目標を持つのがオーリン財団だ。CIAの
隠れ銀行として機能したこともあり、ハーバード、シカゴ、コーネル、
ダートマス、ジョージタウン、マサチューセッツ工科大学といった多くの
有名大学で、保守的な思想を説くプログラムに何十億円も寄付し、それら
のプログラムで学んだ学生が政府やシンクタンク、メディアで有名な論各
へと育った。

しかし、コーク兄弟ら保守派の大富豪にとっての大きな皮肉は、計算に
まったく入れていなかったトランプの登場だ。トランプは、コークたち富
豪を必要としていないから、彼らの言うことはきかない。そして、コーク
らが作りだしたティーパーティの代表テッド・クルーズを退けて共和党の
筆頭候補になり、このままでは大統領にもなりかねない勢いだ。

コーク兄弟らは、庶民の味方であるリベラルな政治家を潰す目的は果たし
たが、その過程で、フランケンシュタイン博士のように、自分では操れな
いモンスターまで生み出してしまったのだ>(以上)

孫子の兵法、魑魅魍魎の謀略世界。日本とはレベルが異なる異次元の世界だ。

<【ワシントン時事5/23】サンダース上院議員は、22日放映のABCテレビ
のインタビューで、ヒラリー氏とトランプ氏が民主、共和各党候補として
戦うことになれば、大統領選は「よりましな悪」の選択になると指摘した>

アカモドキの“バラマキ”サンダースよりはましだと小生は思うが・・・
(2016/5/26

◆甘かった「天下の無法松」

伊勢 雅臣



皆さん、ご存じですか。

今、全世界のインターネット上でマイクロソフト社に依るテロ行為が起き
ております。(沖縄だけでなく、米国人はネット上でもテロを行っており
ます。)

無法松も20日(金)にそのテロに遭遇しましたので、今週はまた「緊急
特別号」に戻ってお送りします。

既に、ご存じの方も多いかと思いますが、この5月前後より、まさかと
思っていたことが起きております。

つまり、想定外等と言う人間は「頭の中で馬と鹿が暴れ回っている人間」
にしか過ぎないと考えていた無法松にとっても想定外のことが起きたのです。

以前、このメルマガでマイクロソフト社が全世界のパソコンにWindows10
をインストールさせようとしており、それを防ぐ方法をお知らせしました
が、その時は顧客の許可無しにはその様なことにはならないだろうと考え
ておりました。

それが最近ではインターネットに常時接続で繋げているWindows10以前の
Windowsマシンの電源を入れた途端に、Windows10がダウンロードされイン
ストールされる事態となっているのです。

最も、それを防ぐ準備をしていたパソコンは被害には遭っていないはずで
すが、これは正にマイクロソフト社に依るテロ行為です。(今回はその防
衛ラインを破ってきております。)

Windows10対応ではないバージョンのソフトがインストールされている場
合はWindows10インストール後に必ずと言って良い程、パソコンが起動し
なくなります。(無法松がF-secureと言うウィルスチェックソフトで体験
しました。)

今回の自動インストールはその途中で1回のみ取消し可能の様ですが、実
際に既に多くの人々が被害に遭っており、次の様な声がネット上で溢れて
おります。

●2.マイクロソフト社のテロ行為に遭った人々

コロコロ

2016年5月18日 8:05 PM

日本のパソコンメーカーに頑張ってもらって、Windowsに変わるものを
作ってもらったらどうかと思ってしまいます。

OSに関係なく使えるExcel、ワードに変わるものを作って、最低の互換性
で使えるものを欲しいとまで思ってしまいます。

N-S

2016年5月19日 4:08 AM

私のPCも昨夜何もしていないのに予告通りにWindows10にされてしまい、
さらにはネット接続が出来なくなってしまいました。この状態では8.1に
戻せなくなってしまうのか悩んでいます。

アブ

2016年5月20日 2:02 AM

先日作業中にWin 8.1から勝手に10にアップデートが始まり、入力中の
データーがオシャカに!直ぐに8.1に戻すも半日が無駄に過ぎた!

そしてまた、すぐにアップデートのカウンダウンが始まり、解除のやり方
が判らないまま10にアップデート!催促が嫌がらせレベルなので、そのま
ま10を使っていたら、32日目にネットにも接続できなくなり、8.1に戻す
こともできない。

リカバリーしてもエラーが出てリカバリーすらできなくなった。

Xp を使えなくして金出して新しいパソコンかったのに強制的に使えなく
された気分。

パソコン壊されたのは私だけではないはず。

確かに、自己責任かもしれないけど、あれだけ嫌がらせの表示しておいて
自己責任ってのもおかしくないか?(無法松・・・違います自己責任では
なく、マイクロソフト社のテロです!!)

hidecade

2016年5月20日 9:27 AM

起動時のポップアップでカウントダウンが予約時間に達した時に自動的に
Windows10へアップグレードされるようですね。

途中で止めることは出来ないので、終了後に同意を求めて来るので拒否す
れば(2回)再起動後に復元が始まりアップグレード前に戻るようです。
ただしカウントダウンは取り消されましたが予約は残ったままなので、予
約も取り消す必要があります。

マイクロソフトのHPの「テクニカル サポートを騙る詐欺行為を報告す
る」に、会社名:マイクロソフトと書く

webサイトのURL:マイクロソフトのwin10アップグレードページ
URLを書く

住所:日本マイクロソフトの住所を書く

「その会社との・・・」の部分には、勝手にウイルスソフトをインストー
ルしてくると書く

以下、「こちらからの依頼もなく接触してきた」にチェックを入れる

「マイクロソフト社」を名乗っているにチェックを入れる

「リモートでお客様のPCにアクセス・・」は「はい」にチェックを入れる

「製品をダウンロードするよう依頼しましたか?」も「はい」にチェック
を入れる

「どのURLから製品をダウンロードしましたか」にはWIN10のダウ
ンロードページのURLを書く

「相手の指示により・・・・不具合が発生しましたか」は「はい」に
チェックを入れ、コメント欄に不具合の内容を書きまくる。例えば修復す
るのに業者に依頼し費用が発生した等。

尚、この場合の費用は電話代や交通費、例えばPCデポ等の業者にPCを
持ち込むのにかかったガソリン代や時間等、更にネットで対策を調べた時
間等も含める事(←ココ重要ww)

次は「悪化した」にチェックを入れる

「サービスに料金を・・・」には「いいえ」(←うそは駄目なので流石に
「いいえ」)

「マイクロソフトからの質問・・・」は「いいえ」ww

さあ! みんなでガンガン報告を入れましょうwwwwwww

何回でも入力できるみたいだしwww

Windowsとビルゲイツの物語も遂に終焉を迎えたのだと思う。

win10以降はMsも新規バージョンソフトの発売もしないという話なので新
たな物語の始まりだろう。

●3.自動インストールを防ぐ最後の手段?

そこで、無法松が手に入れた「Windows10自動インストール」を防ぐ最後
の手段?をここで皆様に御披露致します。

それは、次のサイトにあり、その中のツールで「GWX Control Panel」と
言うのがあり、それが今のところ最も有効ではないかと無法松は考えてお
ります。

Windows10への半強制アップグレードが再び猛威を奮っている模
様:http://goo.gl/bXtuZw

Windows10へ勝手にアップグレードさせないツール「GWX Control
Panel」:http://goo.gl/RdJW49

このサイト以外に次の様なサイトがあり、このサイトも見ておいてください。

やはり、これからは全世界の人々はWindowsを止めた方がよいでしょう。

Windows10への強制アップデートでついにXボタンが消えカウントダウ
ン:http://goo.gl/WPIQk3

●4.世界最大のテロ行為を全く報道しないマスゴミ達は同罪!!

それにしても、Xpの時はマイクロソフト社の宣伝に乗せられてWindows7
や8に乗り換える様に大騒ぎしたマスコミが今回の全世界的テロ行為には
完全に知らぬ振りを押し通しているのはマスコミもマイクロソフト社と同
罪であると言うことです。

と言うことで、やはり我が国のマスコミはマスゴミにしか過ぎないのです
が、本家本元の米国のマスコミはこのマイクロソフト社のテロ行為を報道
しているのでしょうか。

マスゴミはマイクロソフト社の言いなりになって、マイクロソフト社の金
儲けには協力し、今回はマイクロソフト社が全世界のマスコミに何兆円と
言う金をばら撒いて、金の力で今回のテロ行為の報道を押さえられている
のでしょうか?

もしかして、このテロ行為は全世界でも我が国のみでおきているのでしょ
うか。(今回のこのことはテロであり、犯罪ではないでしょうか?)

オバマはんには広島県人や沖縄県人のみならず、全世界の人々に対して、
福祉事業に参画してテロをカムフラージュしているピル・ゲイツやマイク
ロソフト社の人間どもと共に謝罪して貰いたいものです。

その前に無法松は北九州市民の一人として、生活保護の姉の扶養を拒否し
ているネズミ男と言われている外人の女好きの北九州市出身の男を、東京
へ都知事としてお送りしたことをここに謝罪申し上げます。

そのお詫びとしまして、今回、公けの報道(週刊誌までをも含む)では絶
対に目にしない情報を皆様に提供させて戴きました。

2016年05月27日

◆ピースでボーッとしている人たち

〜海自派遣に反対しながら守られる〜

阿比留瑠比



アデン湾でピースボートの旅客船(奥)を護衛する海上自衛隊の護衛艦
「ゆうぎり」(防衛省・自衛隊提供)

 18日付本紙政治面の記事「ちゃっかりピースボート 派遣は反対 護衛
はお願い」を読み、ああ、この人たちは何も変わっていないなあとため息
をついた。実は麻生太郎内閣時代の7年前の平成21年5月にも、本紙はこん
な見出しの記事を載せているからである。

 「『反対、でも守って』 ピースボート 海自が護衛 ソマリア沖」
 2つの記事の中身はほぼそっくりだ。ともに海賊対策での海上自衛隊派
遣に反対している民間国際交流団体「ピースボート」が、アフリカ・ソマ
リア沖のアデン湾を通る際に、海自の護衛艦に守られて航行していたとい
う「ムシのいい話」についてである。

 「先方からの申請に基づいて実行に移したと報告を受けた」

 菅義偉官房長官は18日の記者会見でこう述べた。ピースボート側は今
回、契約している旅行企画会社が依頼したものであり、旅行会社の判断を
尊重する立場だと主張しているようだ。だが、自分たちが批判している相
手に繰り返し護衛を受けることに矛盾は感じないのだろうか。

 7年前の記事では、ピースボート側は「海上保安庁ではなく海自が派遣
されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(旅行会社
が)護衛を依頼した判断を尊重する」と説明している。当時に比べ、国際
情勢はさらに厳しさを増しているにもかかわらず、彼らの世界認識に進歩
はみられない。

 この年の1月には、民主党(当時)の平田健二参院幹事長が記者会見
で、海自派遣についてこんな疑問を示していたのを連想する。

 「海賊というのは漫画で見たことはあるが、イメージがわかない」
 実際には近年では、南シナ海で中国海賊船にベトナム漁船が襲撃され、
沈没する事案も起きている。一方、ピースボートのこうしたあり方につい
て、陸自出身の佐藤正久元防衛政務官は17日付の自身のフェイスブックに
こう記した。


 「ソマリア沖の自衛隊派遣に反対していながら、その自衛隊の庇護を受
けるのは、分かりにくい。自衛隊は、依頼されれば守らざるを得ないが、
であれば、ピースボートは海自に感謝するのが筋」

 また、織田邦男元空将も18日付のフェイスブックにこう書き込んでいる。

 「自衛隊は『自衛隊は要らない』『自衛隊は憲法違反だ』と言っている
人たちも、分け隔てなく守る」

 自分たちに理解がなく、能天気で国際情勢に疎い無責任な人たちであっ
ても、現役の自衛官らが嫌な顔一つせず淡々と守っている姿に頭が下が
る。せめて、OBたちの発信からその本音をくみとりたい。

 7年前のピースボート護衛の時には、安倍晋三首相(当時・元首相)は
自身のメールマガジンで次のように訴えていた。

 「(自衛隊の派遣そのものに反対しておきながら)自分たちの船がいざ
その危険な海域に出たら守ってもらいたいと依頼する。『恥を知れ』と言
いたいと思います。ピースでボーッとしている人たちと思っていましたが
あきれました」
 「平和(ピース)ボケ」と引っかけた言葉だろう。在日米軍の駐留経費
の全額負担を求めるドナルド・トランプ氏が、米大統領の有力候補となっ
ている中で、安全保障関連法の廃止法案を国会に提出した野党もまた、
「ピースでボーッ」としているようにみえる。
阿比留瑠比(論説委員兼政治部編集委員)





◆北京・人民日報 国際部  劉軍国 記者あて

浅野 勝人 (元副外相 )

= 人民日報に回答 = 
オバマ広島訪問について    
 

@今回の広島訪問についての評価。

原爆投下から71年。伊勢志摩サミットの機会に、安倍首相と共に、被爆地・広島を訪れるアメリカ大統領の歴史的決断を日本国民は高く評価しています。

広島市民は、オバマ訪問を核保有国が非核国家に向かって徐々に歩む速度を早めるきっかけになってほしいと捉えています。ですから「あえて謝罪の言葉を求めず、世界の人々に二度とあんな悲惨な思いをさせたくない。そのための機会にしたい」と考える成熟した態度が、オバマ訪問を実現させたと私は理解しています。長崎の人々は言うに及ばす、多くの日本人の思いです。


A日米同盟にどんな影響を与えるか。

日米間の信頼の絆は一層強まります。
かつて、アメリカ国民の80%が、「原爆投下は正当だった」と認識していましたが、今では「正当だった」「正当ではなかった」がおおむね半々になっています。大統領の広島訪問によって、アメリカの世論は「原爆投下は正当ではなかった」と思う人がさらに増えるものと思われます。

軍事同盟については、核の不拡散と非核保有国家への漸進を基本理念としながらも、隣の中国が核大国であること。さらに、原・水爆をもって、いつでも使うと恫喝外交を繰り返す「狂気の指導者」が傍(そば)にいることから、日本にとってアメリカの核の傘は抑止力として不可欠の存在となっています。その意味からも同盟関係は維持・強化されます。


B アジアおよび日中、中米への影響 如何。

日米同盟の安定・強化は、アジアの平和と繁栄に良好な効果をおよぼします。

日中関係への影響については、日本が中国全土で侵略戦争を強行した「日中戦争」における日本 と 日本の奇襲攻撃に伴う一方的な宣戦布告に対して、防衛のための反撃から戦闘を開始・推進した「アジア・太平洋戦争」におけるアメリカとでは、立場が根本的に異なります。
従って、オバマ広島訪問が日中両国に与える政治的効果は、おのずと異なり、中国への影響が限定されるのは当然です。

ただ、オバマ広島訪問が「歴史問題は未来志向を優先させるべきもの」という教訓になるとすれば、日中関係改善をめざす未来にとって重要な示唆となります。

核大国同士の米中両国にとっては、「核なき世界」への一里塚、浅野理論の「日・米・中、トライアングル同盟」構築への一里塚になってほしいと念願します。(2016/5月10日、元副外相)

―註:沖縄でアメリカ人による殺人事件が起きる前ですー


2016年05月21日

◆熊本地震で見えた政府の危機管理能力

小野 晋史



菅義偉官房長官が官邸内を猛ダッシュ! 

ドドドドドド…! 熊本県を中心として震度7の大地震が発生した4月
14日夜、東京・永田町の首相官邸のエントランスにも地鳴りのような大
きな音が響き渡った。

音の発信源は、地震発生で急遽、官邸に駆けつけた菅義偉官房長官と、
菅氏に群がる報道陣だった。菅氏は「猛ダッシュ」でエントランスホール
を駆け抜けて奥のエレベーターに向かったため、被害状況や政府の対応策
などを取材しようと記者たちが慌てて追いかけたからだった。

菅氏は昨年2月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)
が日本人を殺害したとされる映像が公開された際も、エントランスを猛
ダッシュで駆け抜けた。エントランスに控えるテレビカメラがその姿をと
らえることで、安倍晋三政権の初動対応を国民にアピールする効果もあっ
たとされる。

 今回の熊本地震は、安倍政権が発足してから最も大きな地震災害となっ
た。菅氏が官邸に入った直後、安倍首相も会合先から官邸に舞い戻り、記
者団の取材に対し「状況の把握に全力を尽くす」などと応じた。

首相は官邸に戻る間、被害状況の把握や災害応急対策、国民への正確な
情報提供などを関係省庁に指示。発生から約1時間半後には関係閣僚や防
災担当者が官邸に集まり、最初の非常対策会議を開催した。

当時は、自民党公認候補の苦戦が伝えられていた衆院北海道5区補選
(4月24日投開票)の選挙戦のまっただ中。安倍政権が対応を一歩間違
えれば野党を勢いづける恐れも十分にあり、初動の遅れは許されなかった。

16日未明に起きた本震でも、菅氏は猛ダッシュこそしなかったものの、
発生直後に官邸入りして記者会見を行い、公邸に宿泊していた首相もすぐ
に官邸へ移動し指揮をとった。

首相の行動力は被災地への視察でも表れた。当初は日に熊本入りす る予
定だったが、同日未明の本震で中止となった。それでも首相は被災地 視
察への意気込みを持ち続け、1週間後の23日に自衛隊機で熊本入り。

ヘリコプターで上空から南阿蘇村の土砂崩れ現場を視察したり、特に被
害 が大きかった益城町の避難所を訪れて被災者を激励するなどした。

このうち益城町の避難所となっていた保育園では、疲れた表情を見せる
高齢の被災者の前に正座して話を聞いたり、子供連れの若い夫婦を激励。
さらに、園庭では多くの避難者から記念撮影を求められると、それぞれに
応じ、スマートフォンを渡された首相秘書官がカメラマン役を務める姿も
みられた。

被災者が置かれた状況は困難だが、このときばかりはちょっとした“祭
り”のようで笑顔も見られ、地震発生以来の疲れを一時的にでも忘れるこ
とができたようだ。

益城町で記者団の取材に応じた首相は、熊本地震の激甚災害指定を明
言。帰京後も被災者の便宜を図る特定非常災害への指定や、復興に向けた
補正予算の成立など矢継ぎ早に対策を進めている。

一方、熊本地震の前震と本震のちょうど中間にあたる4月15日は、北朝鮮
で最大の祝日といわれる金日成元国家主席の生まれた日であった。5月上
旬に開かれた36年ぶりの党大会も控えた北朝鮮が、5回目の核実験や弾道
ミサイルの発射などに踏み込む可能性が高いといわれていた。

そのような状況で発生した熊本地震。結果として北朝鮮は核実験も弾道ミ
サイルの発射にも踏み込まなかったが、官邸は一時的に「二正面作戦」を
強いられる形となった。

これに対して政府高官の1人は「(官邸の地下にある)危機管理センター
は、同時もしくは少しの時間差で、2つもしくは複数の事態が発生するこ
とを想定している」と指摘し、「大丈夫ですよ」と余裕の表情を見せてい
たが、異例の事態だったことも確かだろう。

むろん、熊本地震への対応が100点満点だったわけではない。被災者への
支援やエコノミー症候群への対応をはじめ、発生が夜間だったこともあっ
て、上空からの被害状況の把握も手間取るなど、さまざまな課題が浮上した。

そこで政府内では、今後の災害対応に生かすため、政府として熊本地震へ
の対応や課題、教訓などをまとめる考えも浮上している。未来に目を向け
た大切な作業の一つであり、その完遂も、災害対応に最後まで手を抜かな
い政府の姿勢を国民に示すことになるだろう。(政治部)
              産経ニュース【政界徒然草】2016.5.20



◆マフィアの前顔役とトランプは親しい

宮崎 正弘
 


<平成28年(2016)5月19日(木曜日)通算第4907号 >  

〜マフィアの前顔役とトランプは親しい(ワシントンポスト)が、
  「だから何だ」というのが支持者の反応〜


 共和党内の不協和音はまだ納まっていない。
 党大会の土壇場で奥の手を使ってでもトランプを正式な党候補から引き
づり降ろそうという工作も、いくつかのグループに分かれて進んでいる
が、各セクトが団結できないため、それぞれが勝手な動き、誰も統率でき
る指導者がいない。

 党を割って独立候補を擁立しようとする動きもミット・ロムニー(マサ
チューセッツ州知事)を基軸に、ネオコンのイデオローグらが画策している。
しかし、「ヒラリーを落とすことが先決だ」とウォールストリートジャー
ナルが唱え始めたため、保守本流と穏健派、ウォールストリート派から
は、トランプ一本化への暗黙的合意がある。

 トランプのスローガン[MAKE AMERICA GREAT 
AGAIN]に重ねて「MAKE OUR PARTY GREAT 
AGAIN」運動が持ち上がった。ユタ州の活動家らが組織したもので、
「まだ捜せば有力な候補者は居るはずだ」と訴えているが、党内でも相手
にされていないようだ。

 ラジオ番組の人気ホストを務めるエリック・エリクソン(ネオコンの論
客でもある)らは「トランプを撰ぶなんて共和党は集団自殺でもするつも
りか」と手厳しい。
「党大会の代議員への多数派工作を積極的におこなえば、トランプ優勢を
崩せる」といまも主張しているが、同調者はあまり集まらない。
党首脳らは「もっと団結して党をまとめよう」と、反トランプ連合には否
定的な姿勢に変化してきた。

 「党の規則を変えよう」「この際、共和党の刷新には素晴らしいチャン
スだ」「党を救え」という党内のセクトの動きもあちこちで花盛りだが、
どれも一本化出来ない状態である。
 

 ▼ 南東部エバンジュルカルの大票田はトランプ支持へ

他方、共和党の大票田は南東部のエバンジュリカルである。

教義からすれば2回も離婚しているトランプへの嫌悪感が消えないはずだ
が、サウス・カロライナ州予備選での勝利は、こうした「バイブル・ベル
ト」と呼ばれる信仰心熱いプロテスタントの多い地域でも、トランプがそ
れに近い主張をしていたテッド・クルーズを破ったことが象徴するよう
に、「中絶」「信仰の自由」「最高裁判事任命」などのイッシュウではト
ランプの主張が受け入れられた。

嘗てレーガン、ブッシュの大票田となったエバンジュリカルの伝道師、70
年代からの「モラル・マジョリティ」運動。とくにジェリー・ファルウェ
ル師らも「同性愛結婚反対」「ファミリー・バリュウの尊重」などの問題
で、トランプの主張には同意できるとした。

もっとも、これら南部パブチスト諸州は「アンチ中央、アンチ・エスタブ
リシュメント」のメンタリティが強いため、アウトサイダーのトランプを
好感している。

ネオコンの動きはといえば、総帥格のウイリアム・クリストルが旗振りと
なって、マイク・マーフェイ、スチュアート・ステーブンスらが四月半ば
ごろから集まって協議しているものの彼らが求める「独立候補」は、例え
ばベン・サッセ上院議員(ネブラスカ)、トム・コバーン前上院議員(オ
クラホマ)ら誰もが、独立候補となることはためらう。


かれらは水面下でブルームバーグ擁立にも動いたが、果たせず、共和党の
集金マシンとして奔走するスペンサー・ズゥックなどは、「いまさら独立
候補などカミカゼか」と吐き捨てる。
 
ワシントンポスト(5月17日)はマフィアの元顔役でモスクワからの移民
でもあるフェリックス・セイターという人物がNYのトランプタワー27階
に事務所をもち、しばしばトランプと密談をして、ロシア、ウクライナ、
中国への進出で協議を重ねた経緯があるとすっぽぬいたが、何れも過去の
話であり、プロジェクトはどれも宙に浮き、トランプ陣営はセイターとの
親しいつきあいを否定している。

セイターは2008年に作家のティム・オブライエンが書いた『トランプ帝
国』で怪しげな経緯を書かれ、名誉毀損で訴えを起こしたが、この裁判は
取り下げとなった。

共和党全国大会は7月18日からオハイオ州クリーブランドで開催される。
オハイオ州知事はつい先週まで三位につけていたケーシックだ。

2016年05月20日

◆習近平、求心力衰え孤立へ

平井 修一



中共では怪しい「習講話」が拡散しているらしい。元外交官・河東哲夫氏
の論考5/16「中国外交の近代化を告げる いわゆる怪文書」から。

<雑誌「東亜」4月号(No.586)に掲載されている、中国専門家・高橋博
氏の論文によると2014年初頭、「(習近平)軍事委主席、戦争問題につい
て軍事委領導幹部に講話」という文書がインターネットで流されたそう
で、それが本物かどうかはわからないが、「習講話」として話題になって
いる。以下はすべてこの高橋氏の論文に依拠している。

それによると、これは習近平のブレーンによって起草された可能性があ
り、中国内の最も開明的な一派の意見を代表している。

要するに、中国が世界政治は勢力争い、陣取り合戦なのだと思い込み、米
国と無用の対立を続け、朝鮮戦争、ベトナム戦争にまで巻き込まれたの
は、ソ連の時代遅れの世界観に影響されたためである、

戦後世界は米国が勧進元になってはいるが、米国は自分の利益を追求する
以外に、世界中に共通のプラットフォームを公共財として提供している、
中国も米国と無用な対立、勢力争いを続けるのをやめて、世界の経済分業
体制に参画していくべきだ、ということを言っているのである。

これは、僕が自分のブログの中国語欄で主張してきた点にそっくりで、ま
さか僕のブログを読んでくれたからだとは思わないが、喜ばしいことだ。
もっとも、米中があまりくっつくと、日本がどこかに弾き飛ばされやすく
なるので、痛しかゆしではあるのだが。

この「習講話」が本物であったとしても、中国の政策が実際にこの方向に
大きく動くとは思えない。まず、習近平の経済政策が政府による統制を振
り回す、時代遅れのもので、必ず経済を駄目にするからだ。

もう一つは、この「習講話」の説く外交政策は、習近平に反対する江沢民
一派(この頃はイデオロギー、宣伝を担当する劉雲山・政治局常務委員
が、反習近平、江沢民の残党の代表格となっている)が習の足を引っ張る
良い材料になるからだ。

ここでは、高橋氏の論文から、「習講話」のさわりをいくつか列挙してお
こう。かなり編集してある。

1)朝鮮戦争、ベトナム戦争とも、ソ連の戦略的野心に中国が引きずり込
まれたもので、それで中国経済は大きく遅れた。中華民族の立場から言え
ば、この二つの戦争に参加する必要がなかった。この戦争故に中国は米国
と対立し、国連とも対立、封鎖されることになった。

2)そして第二次大戦の勝利国としての成果も享受できなくなった。米中
露韓朝の五カ国が手を組み、戦敗国日本に対する牽制も維持できただろ
う。琉球を領有できなくとも、琉球国を復活させることが可能だったかも
しれない(注:ここでは、日本に対する敵愾心、そして沖縄に対する野心
が如実に見える)。その場合(尖閣)問題など起こり得ない。

3)戦後は、米国が世界の主流で、ソ連及びロシアは主流ではない。米中
関係はグローバルなものであるが、中ロ関係は地域的なものでしかない。
ソ連は、世界の大多数国家が受け入れられる国際秩序を提出できなかった
(注:その点は中国も同じなのだが)。ソ連は共産主義理念の下、実は自
分の利益実現をはかっていた。

それに対して、世界の多くの国は米国の言う自由は本物だと信じた。米国
が国家利益も断固として守ることも知っていたが。

4)われわれ自身も大西洋憲章の精神(1941年8月、英米首脳が発した声
明。ドイツとの戦争で領土拡大を目指さないことを表明。ドイツに比べて
公明正大であることを世界にアピール)を忘れるところだった。

民主の自由、公民の自由、往来の自由は、われわれも大いに必要とするも
のである。わが党の少なからぬ同志は常に、米国との関係改善は米国に対
する屈従であり、投降、売国だと考えているが、これは狭小な小集団の立
場に立った考え方である。

5)(大きな成果をもたらしたトウ小平の)改革・開放の数十年間は、米
国との関係改善の数十年だったと言える。・・・何が屈従、右傾、投降、
売国なのだ!

6)胡錦涛・前国家主席の唱えた「和諧」政策には深い意味がある。わが
党は階級闘争理論を放棄したとは言っていないが、実践の中ではそれに代
えて和諧思想をより多く用いていくだろう。社会の異なる利益グループ間
の矛盾を解決するのは階級闘争ではなく、公正な法律の制定による。

7)政府は一つの政党に領導されていても、それは本質的に連合政府であ
る。・・・和諧思想が広がれば、「軍隊の国家化」の条件も成熟するだろう。

(注:人民解放軍は中国政府ではなく、中国共産党に属する党軍である。
これをソ連と同様、政府、国家に属する「国軍」にしようという議論は以
前からあるが、実現していない。国軍にすることは、共産党の権力基盤を
分散させ、権力闘争を助長しかねないからかもしれない。現に、習近平に
チャレンジして投獄された薄熙来も、人民解放軍の国軍化を主張していた
のである)

そうしても、共産党の執政の地位は動揺しない自信がある。

8)共産党の執政は今後、「階級的優勢」に依存するのでなく、「能力的
優勢」に依存する。今日の中国にはわが党の能力を超えるいかなる政治党
派も存在しない。この優勢は、少なくとも今後50年は保持できよう。

(注:ここがいちばん苦しいところだろう。米国流の民主主義に近づこう
としても、共産党独裁を維持する限り、無理なのである)

9)資本主義は資本の増大、社会主義は福祉の増大を目的とするが、目的
追求の途上で双方とも国民の生活、経済はよくなる。労働と資本は両立で
きないものでなく、資本主義と社会主義の二つのロジックも同様に両立で
きないものではない。

10)経済発展のためには、世界との関係を必ず改善しなければならな
い。・・・文明世界にとけ込むためには、われわれは必ず海洋に進出しな
ければならない。

11)一般の国家では軍隊の実力順位が海陸空で、米国は海空陸だが中国は
陸空海。この順序は逆転させるべき時期。

それは海洋覇権争奪のためではない。海洋の現有秩序を遵守する前提の下
で、まず自分の国を守り、ついで世界各国の海運の安全維持に参加するこ
とである。

文明世界の各国海軍力を連合し、個別的な国家の海軍および海賊、その他
テロ分子を含む国際社会の海運秩序に挑戦する海洋勢力を敵と見なすので
ある。

12)米国は現在世界で最強の海洋大国で、国際規則を主導する国家・・・
中国が真の海洋大国を目指すのならば、必ず米国との関係を良好なものに
しなければならない。

13)海洋問題での守勢は取るべきでない。(注:上記11では随分宥和的な
ことを言っていたのが、この一語で衣の下から鎧をのぞかせている)

14)周辺国家の戦略的意義も次第に弱まっている。地縁戦略(「地政学」
に近い概念)はすでにそれほど意味のあるものでなくなっている。・・・
戦略的緩衝地帯の意義は全く失われており、われわれがたとえ某大国と敵
対状態に陥った場合でも、戦略的緩衝地帯によって自己の利益を確保でき
ると発想すること自体が幼稚である。

事実、われわれが固守する地縁戦略こそが不安全を招いている(注:具体
的にはどの政策のことを意味するのだろう。フィリピンなどとの領土紛争
のことか?)

15)人類の普遍的価値と普遍的規則を承認し、経済・政治・文化のグロー
バル化と一体化発展の構造を受け入れ、国と国の正常な関係を発展・強化
し、国家発展の最終目標を大衆の富裕・安逸・文明に置くことを受け入れ
るべきである。

(注:「西側は自由・民主主義・市場経済は人類の普遍的価値だとして中
国に押し付けようとするが、中国には中国の価値観があるので受け入れら
れない」というのが、これまでの中国の立場であった)

16)戦後は、戦争はすでに正当なものと扱われなくなり、実行しがたいも
のになっている。・・・国民をイデオロギーのための戦争の犠牲にする考
え方を、人々がすでに受け入れなくなっている>(以上)

まあ、マルクス回帰の習近平のオツムとは真逆の論だから、改革開放推進
派の反習勢力(上海閥の江沢民・劉雲山、団派の李克強、さらに太子党の
王岐山・任志強など)が創作したものだろう。習の誇大妄想、時代錯誤振
りを嘲笑するのが目的かもしれない。

福島香織氏の論考「習近平は『十日文革』で“友達”を失った「鬼平」「軍
師」「大番頭」が消え、揺らぐ足元」(日経BP3/30)から。

<習近平と王岐山の関係に亀裂が走っている、という話を聞いた。“十日
文革”と揶揄される任志強バッシングがそのきっかけだという(平井:任
は痛烈な正論で有名)。任志強は王岐山の幼馴染にして今なお深夜に電話
で話し込むような大親友関係であり、2月以降に盛り上がった任志強バッ
シング報道は実は王岐山バッシングであったことは誰もが感じとっていた
ことだろう。

私は劉雲山VS王岐山・習近平の戦いの文脈でこの事件を読んでいたのだ
が、現地の中国の政治ウォッチャーたちが読み解く権力闘争構図はそう単
純ではないようだ。

任志強は党中央メディアの卑屈な習近平擦り寄りぶりを批判しているのだ
が、その本質は個人崇拝をメディアを通じて仕掛けている習近平自身に対
する批判でもある。

*「山を隔てて牛を打つ」権謀術数の只中で

だが中国メディアおよび中央宣伝部がかくも威勢よく任志強バッシングを
展開した本当の狙いは、別に習近平への忠誠心からではなく、任志強の発
言が反党・反政府的であったからでもない、と見られている。

任志強バッシングを最初に開始した「千龍ネット」(北京市党委宣伝部主
管のニュースサイト)が掲げた「誰が任志強を“反党”的にさせたか」とい
う一文では「任志強が夜中に頻繁に電話する指導者」(王岐山を指す)を
挙げており、要するに任志強が恐れることなく習近平政権批判めいたこと
を言える黒幕は王岐山だ、ということをほのめかしている。

「指桑罵槐」というか「山を隔てて牛を打つ」というか、権力闘争や権謀
術数の激しい中国では往々にして、このような喧嘩のやり方をする。つま
り、中国メディアと中央宣伝部が任志強バッシングで本当に矛先を向けて
いるのは王岐山だった。あるいは、習近平に忠誠を誓うふりをしながら、
習近平と王岐山の中を割こうとする中央宣伝部(上海閥)の画策かもしれ
ない。

*“文革”勝ち抜き、王朝滅亡の分析本を推薦

任志強バッシング事件は、中央宣伝部が習近平と王岐山の間に亀裂を入れ
ようという狙いで仕掛けたのは事実かもしれないが、私の観察したとこ
ろ、王岐山が習近平との関係を修復するために、任志強に批判をやめさせ
るように働き掛けた形跡はない。結果的に“十日文革”が、習近平と王岐山
の権力闘争の形となったのは否めない。

3月8日の任志強の誕生日の写真を人民公安大学教授の黎津平が微博に流し
ていたが、その時の任志強は紙でできた赤い王冠をかぶり、手にバース
デーケーキを持って花束やご馳走に囲まれており、その表情は“文革”を勝
ち抜いた自信に溢れていた。

3月23日には、公式ブログで推薦図書として清朝が滅亡した理由を分析し
た「帝国的潰敗」(張鳴著)などを紹介しており、ネットユーザーたちは
これを共産党王朝を滅亡に導こうとしている習近平政権への批判、皮肉と
受け取っている。

2月19日の習近平のCCTVなど3大中央メディア訪問を機に始まった3大メ
ディアによる習近平礼賛報道は、一種の“文化大革命”の発動であったと捉
えられている。メディアを使って習近平個人崇拝を展開し、一気に習近平
は毛沢東的な絶対権威の地位を築く腹積もりだった。

毛沢東の文革は10年続いたが、だが習近平の“文革”は、任志強(あるいは
そのバックの王岐山)に阻まれ、10日で終わった。だから一部知識人や体
制外メディアでは任志強事件は「習近平の十日文革」と皮肉られているわ
けだ。

この十日文革によって習近平と王岐山の関係に決定的亀裂が入ったかどう
かはひとまず置いておくとして、最近、習近平は友達がずいぶん減ってし
まった、というのは事実のようである。

話は少し遡るが、劉少奇の息子で解放軍上将であり、習近平の“軍師”の立
ち位置にあった親友・劉源が2015年暮れ、軍制改革を前に完全引退を表明
したのは、実は劉源自身が習近平と距離を置きたかったためだという。

習近平は軍制改革の中で新たに設立する中央軍事紀律検査委員会書記(中
央軍事委副主席兼務)のポストに劉源を迎え、彼に軍内汚職の徹底摘発を
行わせることで軍を掌握するつもりであったが、それを劉源は辞退した。
なぜか。

太子党の大ボス・曾慶紅にこう諭されたという。

「軍の汚職摘発の筆頭がどれほど危険かをよく考えないといけない。官僚
相手の汚職摘発を行う王岐山ですら何度も暗殺の危機にさらされている。
軍の汚職摘発は相手が武器と部隊を持っているのだから、命がいくつあっ
ても足りない。習近平のために、そこまで泥をかぶる必要があるのか」

こう説得されて、劉源は習近平と友達であり続けるのが怖くなったのだと
いう。

*「習近平のために泥をかぶる者は、もういない」

もう一人、習近平と友達をやめたそうな動きをしているのが栗戦書だ。栗
戦書は習近平が河北省時代から交流を持ち、今は中央弁公庁主任という立
場で“習近平の大番頭”とも呼ばれている側近だ。だが、彼は最近、習近平
と距離を置こうとしているらしい。

聞くところによると、全人代で、栗戦書が「習近平を核心とする党中央」
(いわゆる習核心キャンペーン)を提言するシナリオがあった。だが、十
日文革の顛末を見た栗戦書は、習近平の求心力が意外に小さいことに気づ
き、全人代で習核心キャンペーンを打ち出すのをやめたという。

今、共産党中央で何が起きているのかは、外からは非常に分かりにくい。
博訊や明鏡といった体制外華字ネットニュースの報じる内容は、参考には
なるが、いざ体制内の情報通に話を聞いてみるとかなり解釈が違ったりする。

一つだけ、はっきりしているのは、習近平政権の経済、外交、軍政そして
イデオロギー政策については、官僚や共産主義青年団派だけでなく、太子
党内にも不満が広がっているということ。「習近平のために泥をかぶって
仕事しようという政治家や官僚はもういない。あの王岐山ですら愛想を尽
かしている」。現地の情報通はこうささやく。

来年の第19回党大会までに、さまざまな権力闘争が展開されるのだろう
が、従来のような胡錦濤・李克強派(共産主義青年団)VS習近平派という
単純な構図ではなく、習近平派の中から、習近平に引導を渡そうという人
物が出てくる可能性も少し頭に入れておく必要がある>(以上)

来年11月前後の第19回党大会まで1年半。求心力の衰えた習近平では改革
開放推進、国有企業改革という喫緊の課題を解決できない。1年半も放置
していれば経済はますます悪化するだろう。清朝最後の皇帝溥儀は軍閥の
将兵に紫禁城を包囲され、追放された。

軍が中南海を包囲すれば習は辞任せざるを得ない。それはクーデターであ
り、国家の評判を落とすし、習の晩節を汚す。そうならないように早めに
辞任することだ。the sooner, the better、1日遅れれば1日の害、1日早
ければ1日の善。

中共第7代、最後の皇帝習近平、辞任すれば蓄財の罪は問わない、大金持
ちの姉さん家族とともに米国へ移住したらいい。(2016/5/19)




◆ロシアの金備蓄は日本の2倍

宮崎 正弘 



<平成28年(2016)5月19日(木曜日)弐 通算第4908号> 


〜ロシアの金備蓄は気づかないうちに日本の二倍
  中国は日本の2・5倍、かれらは金本位復帰に備えているのか?〜

 ブーチンは西側に悟られないように静かに金備蓄を増やしていた。ロシ
アの国家備蓄としての金保有は1460トン、日本の二倍である。何時の
間に?
 中国は世界最大の産金国であり、同時に世界最大の金消費国でもある。
現在の金保有は1700トンと見積もられる(英文プラウダ、5月17日)

 スペイン紙『エルパソ』によれば、両国が金備蓄を増やしているのは、
第一に米ドルが弱体化していく近未来のショックに備えており、第二は、
米ドル建てで借りている借款への対応とされる。
 
 ロシアの金備蓄を現在のレートで換算すると3680億ドルに達し、同
国の外貨準備高より多い。2005年の備蓄量から二倍となっている。
他方、ロシア通貨のルーブルは対米ドルレートが劇的に下がっており、
2015年に一ルーブル=3円弱、現在は一ルーブル=1円40銭程度ま
で下落している。

 中国も人民元レートは過去一年で10%以上の値崩れを示してきたが、
近未来にさらに下落するだろうと予測されている。
 中国は2015年夏まで毎月6トンから8トンの金を購買してきたが、 15
年末以後はペースを2倍にたかめ、過去15ヶ月に間に70%増やした。

こうした状況下で脆弱な通貨をかかえるロシアと中国がともに金保有を
増やしていることは不気味でもあり、ひょっとして金本位制復帰を、その
備蓄理由の最大の根拠としているのかも知れない。
                   

◆木津と応仁の乱(序)

白井 繁夫



古代から政治の中心地である大和と京、難波を木津川の水運など利用して結ぶ泉津(木津)が歴史の表舞台に登場して最も輝いた時は、奈良時代に聖武天皇が恭仁京(くにきょう)へ遷都(天平12年:740年)した時期です。 

木津川市は地理的に奈良と京都の国境にあり、泉津(木津)が交通の要衝であることから、各時代の表裏いずれかの歴史の舞台に関わってきました。

室町時代におきた応仁の乱についても、京の都に近い南山城は戦乱の影響を避けて通ることは出来ませんでした。

例えば、南山城が東軍(細川勝元側)の時、西軍(山名宗全側)の大内軍が木津川の右岸まで進攻して来て、足軽兵等によって地蔵堂や各寺院が焼き払われました。下記一例です。

奈良時代の高僧、行基が木津川に架けた泉大橋を守護、管理するため建立した泉橋寺の門前に、石造の座像としては日本で一番大きい地蔵石仏(4.58m高)を祀る地蔵堂【徳治3年(1308)上棟、供養:願主:般若寺の真円上人】が文明3年(1471)応仁の乱の影響により焼失し、石仏も焼損しました。(その後、江戸時代の元禄3年石仏の頭部と両腕は修復したが、現在も地蔵石仏は露座のままです。)

話題が少し外れますが、過日(5月1日)、蕪村生誕三百年記念シンポジウムが大阪市立
都島区民センターで開催され、俳句のことは全く不勉強ですが蕪村、芭蕉は木津川にも縁のある俳人と聞いたことを思い出し、知人と講演会に参加しました。

まず驚いたのは、会場の定員をオーバーする参加者のため主催者が別途椅子を用意したこと、各講師の講演内容はそれぞれが個性あふれる特徴をもち、俳句を何も知らない私でも居眠りどころか最後まで有意義な時間を過ごせました。

例えば、蕪村について、与謝蕪村の与謝は幼少期に母に連れられて行った母の故郷(丹後与謝野)からのネーミング、南宋画が生活の糧となり、写実的な俳句をも創造した。

江戸時代前期:木津川の上流三重県の伊賀上野では俳聖と言われる、俳諧師:松尾芭蕉の故郷がある。江戸中期:木津川が合流する淀川の下流の都島区の毛馬には、与謝蕪村の生誕地があります。

蕪村は芭蕉、一茶と並び称される巨匠であり、しかも江戸俳諧中興の祖、俳画の創始者でもある。明治時代に正岡子規によって蕪村が真に大きく評価されたこと等。

また、奥の細道図巻で、蕪村が画いた絵に記述した文章の字体にまで調和のとれた美があるなど、いろんな角度からの各講師の講演に感動しました。

話題をもとに戻しましょう。

応仁の乱は1467年(応仁元)から1477年(文明九)までの11年間にもわたる大乱で、京都を中心舞台とする戦乱から、京都の市街のみならず各地方も巻き込んだ大戦乱となり、影響を受けた地方も、灰燼となりました。

この京都の歴史を変えた大事件(戦乱)は室町幕府の弱体化こそ大きな原因の一つです。  しかし、他のいろいろな原因も重なって大戦となり、京都の市街が焼け野原と化して、再び荒れ野から新しい京都の文化が芽生え、1000年の都、京都が復活したのです。

飢饉や疫病の流行りと政治の乱等で世が乱れ、大乱になって行った原因は足利将軍の継嗣問題と守護大名の家督相続争い、管領(細川氏)と所司(山名氏)の対立などと、一般的にはよく言われています。

これらの原因を簡略化して記述しながら、地方の木津(南山城)が戦乱に組み込まれた状況をも、折り込み話題を進めてみたいと思います。

足利尊氏が1336年京都に開いた武家政権は三代将軍足利義満の時、京都北小路室町に花の御所(御殿)を造営し最盛期をむかえました。以後、人々はこの屋敷兼政庁を地名の室町第から室町幕府と称しました。

義満から4代義持、5代義量(よしかず)と親から子供へ将軍職が譲られました。ところが
5代義量は酒色に溺れ19歳の若さで継嗣(子息)なく、病死しました。親(4代義持)が代行しましたが、次期将軍を指名せず、遂に臨終の床に伏せたので、義持の兄弟4名の中から、くじ引により、6代義教(よしのり)が選ばれました。

6代将軍義教は天台宗に出家して天台座主にもなっており将軍就任を固辞したが、管領等の
説得により承諾したのです。しかし、くじ引将軍と陰口され、将軍の権威も失墜しました。

義教は将軍の権威回復を得るため、独裁政治を採り、さらに強化して恐怖政治と云われる政策(守護の家督を交替、公家.僧侶の追放など)を実施し、次は播磨守護赤松満祐が危ういと云う噂までたちました。

幕府の侍所の長官でもある赤松氏は1441年(嘉吉元)6月24日、西洞院二条の自邸での饗宴に将軍義教を招き、管領細川持之、侍所長官山名持豊(後の宗全)らがいる席で将軍を先制して殺害した。(細川氏も山名氏もなにもせず、大急ぎで現場を離れて立ち去った。
赤松氏は自邸を焼き領国へ逃げたが追討者はなしの状態、将軍の自業自得の犬死?)

独裁者(義教)死後の混乱(有力守護の思惑)などで、追討軍の出発は20日後管領細川氏
一族を中心とした大手軍が京都を立つが戦意はあまりなく、さらに遅れて出発した搦手軍(からめてぐん)の山名持豊軍も初期は大手軍の戦意なき状況同様でしたが、一転して闘志を燃やし、領国の但馬から播磨へ入り9月10日、赤松満祐の城山城(きのやま)を攻め自害させました。

将軍暗殺から赤松満祐自害までの合戦を「嘉吉(かきつ)の乱」と言い、山名氏一族はこの戦功により赤松氏の領国(播磨.美作.備前)の守護を獲得し、3代将軍義満に追討され勢力が大削減した「明徳の乱(1391)」の汚名をすすぎ、勢力も回復しました。

一方、赤松氏一族は山名氏らの弾圧を受けながらも、赤松則尚が再興運動を起こして享徳3年挙兵したが翌年山名持豊に討伐される。

その後、細川氏の支持も得て、満祐の弟の孫、赤松政則(まさのり)が長禄の変で神璽奪還(1458年8月)の功もあり、将軍義政から家督として家の再興を許されました。(嘉吉の乱の赤松氏が許され、山名持豊は激怒し、隠居して?以後宗全と名乗る)

山名宗全は幕府を二分する派閥の領袖と言われる勢力となり、管領細川勝元と対立を深め、勝元も宗全の勢力を削ぐことに腐心していました。将軍家の権威は弱体化して行き、その上、有力守護大名家の畠山氏や斯波氏の家督相続争いが起きますが、将軍家も継嗣問題を抱えており、政権が不安定になり大乱が起きる要素がいくつも吹き出てきました。

嘉吉元年は全国各地で広汎な一揆の蜂起があり、京都へ攻め込んだ人数は十数万と云われる規模でした。室町幕府も耐え切れず最初の徳政令を発布しました。

長禄元年(1457)の徳政一揆の時は南山城の土一揆が京都へ攻め込み、三十三間堂へ達した時も、細川勝元は木津.田辺の両被官を中心に南山城の被官達を宇治橋に集め防御を命じたが、宇治の民家まで焼き払われて、法性寺から三十三間堂へ10月29日先遣隊7〜8百人が夕方到着しました。

11月1日南山城の土一揆は竹田.九条の京都南郊の土一揆と合流して京中へ入り、京の
酒屋.土倉(土蔵を構えた有力質屋)などの高利貸業者の倉を開かせました。(つづく)

参考資料: 木津町史  本文篇  木津町
      京都の歴史 2 中世の展開 内乱の時代  熱田 公著

2016年05月19日

◆トランプがダントツの人気

宮崎 正弘
 


<平成28年(2016)5月18日(水曜日)弐 通算第4906号  

 〜米国の保守ネット世論ではトランプがダントツの人気
   支持率71%、ヒラリーは僅か14%とワシントンタイムズ〜

ワシントンタイムズが行っている世論調査は、「あなたは次期大統領を誰
に投票しますか」。

トップはトランプで、71%、民主党の有力候補ヒラリー・クリントンは
14%、サンダース上院議員が9%、残りは「その他」(日本時間、5月18
日午前5時現在)。

もっともワシントンタイムズは保守系で、茶会や保守・愛国陣営などが読
む新聞であり、日本の産経新聞よりもうすこし保守的メディアだから割り
引く必要があるが、それでも保守系の人気が高まっていることが分かる。

南部のエバンジュリカルの各派も、クルーズを見限ってトランプ支持に雪
崩をうっている現象が見られる。そのうえ保守穏健派を代表するウォール
ストリートジャーナルが主旨替えし、トランプ支持を打ち出した。

「トンデモナイ候補」であり、「グローバリズム、市場経済の立場を脅か
すアウトサイダー」と批判してきたのだから、共和党保守本流のウォール
ストリートジャーナルの変身には目を丸くした。

 日本でもしかしながら、前回都知事選挙のおり、田母神候補がネットで
は圧倒的に支持を集めていたが、いざ本番では12%しか得票がなかった。
ネットは東京都に投票権のない人も応募していたためだ。
          

◆教育現場でいま何が起きているのか

福田 ますみ



筆者が、2007年1月に出版した『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真
相』、そして、今年2月に出版した『モンスターマザー 長野・丸子実業
「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』はともに、学校現場が舞台であり、
どちらにもいわゆるモンスターペアレントが登場する。
(iRONNA)

しかし、このモンスターペアレントたるや、学校に無理無体な要求をして
教師を悩ませる「困った親」といったレベルをはるかに超えている。常識
では考えられない虚言を弄し、学校への敵意をむき出しにして、教師を破
滅寸前まで追い込んだのである。

彼らの決まり文句は、「我が子がいじめを受けた」の一言だ。前者は、担
任の教師自らが9歳の男児をいじめ、すさまじい体罰を振るったというもの。

後者は、高校のバレー部の先輩が16歳の男子生徒にいじめや暴行を行った
が、学校がいじめを認めないというものだ。その後、男子生徒は自殺する。

「いじめ」という言葉に社会は過剰に反応する。それはもちろん、いじめ
の卑劣さへの憤りゆえに違いないが、ひとたび事件が起これば、加害者や
教師の実名、顔写真がネットに晒され、そこに「弱者の味方」のマスコミ
が加勢して学校を糾弾する。この2つの事件もマスコミに取り上げられ、
教師たちは筆舌に尽くし難い目に遭った。

しかし、である。詳しいことは拙著をお読みいただきたいが、結論から言
うと、すべては母親の悪質なでっちあげだったのである。

世間やマスコミが糾弾した加害者は実は被害者であり、大いに同情を誘っ
た被害者は、学校関係者に対する加害者だったのである。さらに後者の場
合、男子生徒の自殺の原因は、恐ろしいことに、母親自身の言動にあった
疑いが濃厚である。

ただ、こうした似たようなルポを相次いで発表したために、筆者は、どん
な場合でも教師を擁護するスタンスであるかのように思われるかもしれな
い。しかしそれは正しくない。そもそも教育問題にそれほど関心がなかっ
た私がひょんなことから出会ったのがこの2つの事件であり、学校や教師
を擁護するために、意図して類似の事件を掘り起こしたわけではない。

書いた理由はしごく単純だ。マスコミやネットがまことしやかに伝えた事
件の“真相”が、事実とあまりにかけ離れていたからである。だが、これら
の事件を取材するうちに、非常に疑問に思ったことがある。それは、子供
が自殺すると、マスコミや世間はなぜ短兵急に、その原因を学校でのいじ
めに求めるのかということである。

青少年の自殺についての統計を見ると、小中学生の自殺の主な原因は、学
業不振、家族の叱責、親子関係の不和である。高校生の場合は、やはり業
不振や進路の悩み、さらにうつ病も多く、いずれも、いじめによる自殺は
少数である。

それなのに、どうしていじめ以外に自殺の原因が存在しないかのような安
易な決めつけが行われているのか。それは一種の思考停止ではないか。過
去、悲惨ないじめ自殺が相次ぎ、学校側がそれを隠蔽した事実があること
は確かだ。だからといって、「いじめの事実は認められなかった」とする
学校や教育委員会の発表に対して、すべて「隠ぺいだ」と思い込み、「い
じめ自殺」ありきで突っ走るのは非常に危険なことだと思う。

 拙著『でっちあげ』に登場する教師は、マスコミやネットによって「殺
人教師」と呼ばれ、つるし上げに近い仕打ちを受けた。自殺者などだれも
出ていないにもかかわらず、である。その様は、マスコミやネットが口を
きわめて非難するいじめの構造にそっくりだ。

「いじめ」という言葉に扇動された集団ヒステリーである。そもそも、学
校や教師に何もかも責任を押しつけることで、子供の自殺はなくなるの
か。問題の根本的な解決になるのか。筆者はそうは思わない。ただ少なく
とも、現場の教師をますます萎縮させるだけの効果はあると思う。

丸子実業の事件では、母親はネット上で多くの支援者を獲得している(地
元では、彼女の正体が知れていたため、支援者はほぼ皆無だった)が、そ
の中に、教育評論家を名乗る女性がいる。彼女は自身のブログで、事件の
経緯を逐次伝えていた。

母親が校長らを訴えていた民事訴訟が、母親側のほぼ全面敗訴に終わった
時、彼女は、「教育裁判史上に残る悪判決」と批判して、こんなふうに書く。

「裁判長はいじめのことを何もわかっていない。あるいは、何か政治的な
力が働いたのではないかとさえ思えてしまう」「いじめのことはまるで認
めなかった裁判長は、前代未聞の『いじめた』とされる側の『名誉棄損で
ある』の訴えにはなぜか耳を貸した。

なぜ、母親が必死になってバレーボール部員や顧問に連絡をとらざるを得
なかったのかをまるで考慮することなく。これは恐ろしいことだと思う」
「いじめは隠される。

学校は自分たちの責任が問われることを恐れて、いじめをなかったことに
しようとする。利害が一致した学校と加害者が組んだとき、これではやり
たい放題できる。遺族やいじめの存在を告発した人間の口を封じることが
できる」

判決は、この“教育評論家”が母親の話を鵜呑みにして、初めに結論ありき
で作り上げた事件の筋書きとはあまりに乖離していた。だから彼女には、
判決理由が全く理解できないのだ。いや、理解しようとしないといった方
が正しいかもしれない。

ここまで判決に疑問を持ったのなら、裁判資料を閲覧するなどして事件の
真相に迫る方法もあったはずだ。卑しくも教育評論家と名乗るならそうす
べきである。だが実際は、何一つ調査もせず、おそらく現地に足も運ば
ず、自分の予断と偏見、想像と思い込みだけで全く見当違いの批判をして
いる。

彼女が、拙著『モンスターマザー』を読んだかどうかはわからない。読ん
だとしてもおそらく、ブログを消去するつもりはないだろう。大切なのは
結局、自らのメンツや体面なのだから。

しかし、この“教育評論家”は、子供たちの心と体を守ることを信条として
いるらしい。10年以上の長きにわたり掲載され続けているこのブログの言
葉の一つ一つが、丸子実業高校の教師たちだけでなく、バレー部の子供た
ちの心をどれほど傷つけたか、自覚したことはあるのだろうか。

          ◇

福田ますみ(ふくだ・ますみ) 昭和31年、横浜市生まれ。立教大学卒
業。専門誌、編集プロダクション勤務を経てフリーに。犯罪、ロシアなど
をテーマに取材、執筆活動を続ける。著書『でっちあげ 福岡「殺人教
師」事件の真相』で第6回「新潮ドキュメント賞」受賞。ほかに『暗殺国
家ロシア』『モンスターマザー』(以上、新潮社)など。

産経ニュース【iRONNA発】2016.5.15 
             (採録:松本市城西1 久保田 康文)


    

◆ヒラリーに負けるな

Andy Chang



負けるな負けるな、ヒラリーに負けるな、来い来い来い来い来い

アメリカの大統領選挙は大混乱でまったく予測が出来ない。予測し
てもすぐに変わる。毎日新しいニュースがある。

前の記事でポール・ライアン国会議長はトランプを「支持すると言
わなかった」と書いたが、昨日12日、ライアンとトランプの初会談
が行われた。報道によるとトランプはライアンと会談する前に共和
党の党首プリーブスと会見した。トランプはライアンが反トランプ
にならないようプリーブス党首に釘を刺したと思われる。

ライアンは会見のあと、トランプは意外と温かみのある人物だと述
べたが、続けて第一回25分の会談だけではトランプを挙党支持する
には至っていないと述べた。この会談の後トランプはマッコーネル
上院議長とも会談した。ライアンの支持は得られなかったが、いず
れ党が一致して支持するはずと強気である。

●共和党の困惑

共和党議員には党が一致してトランプを支持しなければならないと
言う共通意見がある。今はまだ嫌々ながら支持を表明する者、頑固
に反対する者も居る。共通意見はヒラリーに負けたら大変、という
ことだが、トランプは党内でも敵を作ったし、彼の政見に反対が多
く、当選すれば国際問題だから反対する者も多い。

ライアン議長がトランプとの政見の違いを議員たちと会議して支持
を決めるべきと言うものが居る。トランプは実行不能な政見で支持
者を増やしたが、政見を変えたら今度は支持者が失望する。

党員でなくてもヒラリーに負けたら大変だから嫌でもトランプを支
持すべきと言うものが多い。ヒラリーに負けてはならないと言うの
が多くの意見である。ヒラリーは巨悪、トランプは中ぐらい悪いと
言う。

●ヒラリーに負けるな

党員にはトランプ反対だがヒラリーは絶対反対と言うものが多い。
その理由は幾つもあるが、最重要な理由として挙げられるのは最高
裁判事の任命である。

ヒラリーが当選すれば亡くなったスカリア最高裁判事の後任として
リベラルな判事を任命するはずだ。そうすれば最高裁はリベラル対
保守が5対4となり最高の裁判決に大きな影響を及ぼす。トランプ
が当選すれば保守的な判事を任命するから、トランプがダメな大統
領でも4年で終わる、最高裁の影響は半永久だと言う。

その次がヒラリーの個人スマホとサーバーの使用や、ベンガジ事件
など多数の未解決問題。そしてオバマの「大きな政府」を継続すれ
ば赤字増大で国が破産し衰退を招くと言う。

●共和党の選択は困難である

トランプを支持するか、トランプ以外の候補者を出すかであるが、
共和党エスタブリッシュメントは姑息な態度を取り続けてきたので
トランプを降ろす時機を失った。Foxnewsはすでにトランプ支持を主
張して挙党一致を呼びかけているが、トランプは敵を作りすぎたの
で国民各層に反対者が多く、女性の6割、ヒスパニックの8割、イ
スラム教徒の9割はトランプに反対するから投票となったらヒラリ
ー有利と言われている。外国でも当選したばかりのロンドン市長は
トランプ反対、ヒラリー支持を発表した。

「負けるな負けるな、ヒラリーに負けるな、来い来い来い来い来い」。
證誠寺の狸みたいにヒラリー反対が共和党側最大の支持理由だが、
トランプもヒラリーも反対と言う私のような選民をどうすることも
できない。今のところ唯一の道は共和党がライアン議長を強制的に
候補者として指名し党大会で一致賛成することだが可能性は薄い。
トランプが候補者となれば党は分裂を避けられない。

●新発展もたくさんある

トランプとヒラリーの選挙の予測が難しい。10日前はヒラリーがト
ランプに勝つと言われていたのにこの数日でヒラリーの人気が急激
低下してヒラリーとトランプの人気は同じぐらいになった。

もしも状況が変わってヒラリーとトランプでなく、トランプとサン
ダースの対決となったらトランプに勝ち目はない。サンダースは社
会主義者だが正直者の定評がありトランプは傲慢な自大狂だから反
対者が多い。共和党員でもトランプ反対ならサンダースに投票する
だろう。

トランプは税金申告を公開したことがなく、本人も公開しないと言
っているが候補者となれば過去数年間の税金申告は発表せざるを得
ない。発表したら追及される問題があるのだろう。ワシントン・ポ
ストの有名記者ボブ・ウッドワードは昨日、トランプの過去の行跡
を調べるために20名の記者を指名したと発表した。トランプは億万
長者の不動産ブローカーだが、過去にどのような不正があったか、
新聞社が調査すれば鬼が出るか蛇が出るか、全くわからない。

また、ジョン・ベイナー元国会議長は昨日、ラスベガスで行われた
SALT Conferenceで「ヒラリーが選挙から退出しても少しも驚くに当
たらない。バイデン副大統領が急遽パラシュート代表になるかもし
れない」と謎のような発言をした。11月の選挙までまだ6ヵ月ある。
ヒラリーのメール事件は起訴に至る可能性が高いので、この間に情
勢がどのように変化するか、予測は難しい。