2016年02月12日

◆民主党の社民党化がとまらない

阿比留 瑠比


民主党の社民党化がとまらない… 国民を「ダチョウの平和」の道連れにするな

「北朝鮮の核・ミサイルに絡む国際共同歩調が模索されている局面で、民主党も、このような政策対応を打ち出すというのか。この論理構成が、どうにも理解できない」

東洋学園大教授(国際政治学)で、本紙正論メンバーでもある櫻田淳氏が、8日付の自身のフェイスブックでこう嘆いていた。民主党が維新、共産、社民、生活各党の計5党で、安全保障関連法の廃止法案を来週中にも共同提出する方針であることへのコメントだ。

 折しも、北朝鮮の自称・水爆実験成功と、それに続く長距離弾道ミサイル発射によって国民の生命・自由・財産など基本的権利が脅かされていることが誰の目にも明らかになったタイミングである。

 まさに日米韓3カ国が安保協力を強化すべき時に、わざわざ日米連携にひびを入れるような話を持ち出すとは、民主党はどういう政治センス、国際認識をしているのかとあきれた。

■自ら野党化志向

 「(共産、社民、生活の)3党から(共同提出を)強く要請を受けているので調整をしている」

 民主党の枝野幸男幹事長は8日、国会内で記者団にこう語った。共産党の山下芳生書記局長も同日の記者会見で、野党共闘への影響について「一歩前進になるのではないか」と期待感を示していたが、安全保障問題を政局の道具に使われては国民はたまらない。

 「民主党はどんどん社民党化している。(一応原則のある)共産党以下だ」

 政府高官がこう突き放す通り、民主党は政権再奪取を目指すどころか万年野党化を自ら志向しているとしか思えない。

 何せ平成27年版防衛白書によると、北朝鮮はただでさえ短・中・長距離弾道ミサイルを合わせて700基から千基を保有しているとみられるのである。中国も短距離弾道ミサイルだけで1200基を持ち、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む南西諸島の一部も射程に入れている。にもかかわらず、これらの野党は、北朝鮮の脅威そのものよりも、政府・与党が脅威を安保関連法の必要性と結びつけることばかり警戒し、牽制しているようにみえる。8日付毎日新聞朝刊によると、枝野氏は7日、仙台市での会合でこう訴えたのだという。

 「近くにおかしな国があるからこそ個別的自衛権をしっかりやるべきだ。首相周辺は悪用して集団的自衛権や憲法改正が必要という話にしかねない。だまされてはいけない」

 日米同盟を毀損するようなことをやって、どうやって「おかしな国」から国民の安全を守るというのか。喜ぶのは北朝鮮や中国だけだろう。その北朝鮮をめぐっては、社民党も又市征治幹事長名で7日に「ロケットの発射」と題する談話を発表し、こう主張した。
「いたずらに『北朝鮮の脅威』をあおり、ミサイル防衛システムの整備・強化や『南西諸島防衛』名目の自衛隊の沖縄展開に利用することは、北東アジアの緊張関係をかえって増幅しかねない」

 ■「ダチョウの平和」

 だが、北朝鮮の脅威は別に「あおる」までもなく今そこに厳然としてある。社民党が、砂に頭を突っ込んで身に迫る危機を見ないようにして安心する「ダチョウの平和」に安住するのは勝手だが、国民を道連れにしようとしないでほしい。

 民主党の保守系議員は、ここで執行部の社民党化路線に歯止めをかけられないようでは、存在価値が疑われても仕方あるまい。

(論説委員兼政治部編集委員)
産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免2】016.2.11

◆私の「身辺雑記」(312)

平井 修一



■2月9日(火)、朝は室温12度、快晴。風邪で体調不良の2歳女児を預かるが、バギーに乗せてハーフ散歩できるかどうか・・・外は風があり寒そう、無理は禁物、諦めた。

さてさて、冷静に考えて見れば、小猿3〜5匹の150デシベル攻撃によるストレスで終日下痢に悩まされるというのは、すこぶる軟弱である。そんなことで中共を殲滅できるはずはない。

どの面下げて靖国の英霊に対面できるのか。体力が衰えるのは仕方がないが、気力が衰えたらダメだ。意識的に戦意にあふれた吶喊頑固ヂヂイにならなければ勝てやしない。

中共との戦いは絶対勝てる。去年、2015年の1月時点で中共のダッチロールを予測した人はほとんどいない。世界中でも宮崎正弘氏くらいだろう。

氏は2013年に中共は崩れ始めると書いていた。実際にそれが表面化したのは2015年だったが、その誤差なんてまったく問題ない。繊細敏感なカナリアは真っ先に危機を告げるのだ。

今年は年初からのサーキットブレーカー騒動で中共中央が経済をまったくコントロールできていないことが世界中に知れ渡った。外貨準備高が急減していることも知れ渡った。北朝鮮に対してなにも影響力がないことも分かった。

人民は上からの押し付けではない「草の根資本主義」を進めるようになった。支配者は好きにやればいい、我々も好きにやる、もうお前らの言うことなんぞ聞かない、と。

「最後の皇帝」溥儀の家庭教師だったジョンストンは「清朝末期の民衆はまったく自由だった」と書いている。日清戦争の従軍記者だった岡本綺堂は「清朝軍の軍夫は清朝軍が敗けると翌日には日本軍の軍夫になった」と書いている。

つまり「政府は庶民を食わせられない、それなら自分たちで食うしかない」ということだ。支那の民心は政権から完璧に離れつつある。

支那のネトミンは7億だという。ちょうど人口の半分だ。中共が「不都合な真実」を抑え込めるはずはない。中共が「ヤバイ」と思って削除したい情報は、またたくまにアチコチのサイトに拡散する。

秘すれば現れる、のだ。

無知蒙昧な習近平支持者/下層民/生活保護者も、そのうち真実を知る。今年で習近平にうんざりするだろう。大体、経済が低迷して生活保護の原資が枯渇するだろう。そうなると来年あたりに習政権は交代するしかない。そうしないと共産党自体が倒壊する。

8000万党員は習近平より自分のメシが大事だ。習に詰め腹を切らせるよりほかに手はない。我々は習の訃報をやがて聞くだろう。習自身もそれは覚悟しているだろう。さっさと逝くべし。

介錯は、まあ、この間のいきさつ上、李克強がするしかないか。「お前も追い腹切れ」とは誰も言わないだろう、建国以来一番惨めな首相だったのだから・・・

ウ? 惨め? 俺のことでもあるか。

18時にカミサンが帰宅し、女児のお守りからようやく解放された。女児は朝の8時15分から、ずーーーーっと喋りっぱなし。小生の3年分は喋っていた。小生は振り回さっれぱなしで、20キロ歩いた感じ、疲労困憊、腰はふらふら。

30年ぶりにレディーのオシッコの世話、可愛いウンチまで見てしまった、嗚呼。

いろいろ考えてみたが、寿命は2か月分は減ったろう。あわててサプリ(QPとスッポン)を追加補給したが、とにかく習近平がくたばるまでは死ねやしない。悩ましい。

夕食はパワーアップでニンニク味のビフテキ、ポテトとニンジンのフライ、サラダなど。肉食系のカミサンは大喜びだった。

■2月10日(水)、朝は室温13度、快晴、地軸が動いて北東から昇るようになった日射しが今朝はずいぶん強くなってきた。春子が冬子を追い出し始めたのだ。のんびりハーフ散歩。

台湾台南の倒壊マンションのオカラ工事はすさまじい。「ここまでやるか」とびっくりした。悪質さは中共をはるかに上回っている。台湾の勝ち?1973年、ムショ帰りの小生は(カネを稼げる)鳶職になったが(バカはサルと一緒で高いところに登る、高所でもあまり抵抗感がない=「ホヤがいい」と言うそうだ)、最初の現場は五反田のホテルだった。

小生は「ホヤがいい」し、当時は死に場所を探している感じだし、要領がいいから、足場組み立ての単純作業なんぞはすぐに覚えた。ラチェットレンチ、120と60センチのビケ、直交/自在クランプ、単管パイプ、養生網、3層3スパン、玉掛け、七分ズボン、こはぜ12枚の力王地下足袋・・・

昼休みには老若の職人が談笑するが、コンクリートを流すための型枠にゴミやら木っ端を入れるトンデモ職人がいたものだという話を聞いたことがある。

当時でもそれは多少はあったが、元請の監督や施主の監視で73年頃には多分なくなったのではないかと思う。意地悪な施主になると、ビルの完工式とか引き渡しの直前に、「あそこの壁、ここの床にゴミが埋まっている。欠陥を放置するのか」と元請を締め上げるのだ。

元請は真っ蒼になる。ゴミを掘り出して修復するか(平井:恥知らずの小生でも書くのがはばかれるゴミもある)、それとも補償金で済ますのか。

いずれにしても、こういう話は瞬く間に広まり、建設業界全体がビビッて施工管理に真剣に取り組むようになった、と小生は思っている。

とにかく商売は信用第一で、「あそこは安いけれど手を抜く」なんていう悪評が立ったらお仕舞、レッドカードだ。10年20年の信用も一瞬でパー。耐震装置、杭打ち、エアバッグ、VW・・・嘘、ミス、インチキがばれると信用回復に膨大な時間とコストがかかる。

どんなビジネスでも納期がある。納期に遅れたらペナルティを課せられる(小生も泣いたことが1回ある、利益ゼロになるのだ)。だから「手を抜くしかない」という風に流れる気分も分かる。ところが悪に手を染めると、まず間違いなく破滅だ。

最初はびくびくしていたが、やがては「いつもの手でやるしかない、ばれてもいないし」と常習化する。その先には業界追放、破滅しかないのだ。そうなると皆、容赦しない、「この野郎!」と叩きまくる。

(「俺だってそうやって逃げたかったよ、でも必死で真面目にやっていたんだ、それなのにお前は・・・くたばれ、バカ野郎!」・・・という気分)

あまりにもリスキーだから日本人は悪事には手を出さない方だが、中韓北ならともかく兄弟姉妹の台湾でのオカラ工事は実に意外だった。

犯人を締め上げるべきだろう。犯人はあちこちの現場でオカラ工事を繰り返していたはずで、現場を特定して対策をとるべきだ。

遅ればせながら産経が「台湾地震救援金受付」の告知。ちゃんと早急に被災者に届くのだろうか。まさか愚図の日赤に任せることはないとは思うが・・・確認した方がいいだろう。

産経新聞厚生文化事業団にメールした。

「2/9の産経紙面で「台湾地震救援金受付」の告知を見ました。どういう方法で被災者に救援金が届くのか教えてください。まさか愚図の日赤に丸投げするようなことはないとは思いますが」

これくらい用心しないと支援が無駄になる。なんでも疑ってかかる方がいい。

夕刻、近所のお茶屋さんが「店仕舞いします」と挨拶に見えた。ご夫婦(75歳、73歳)ともに心臓病だし、奥さまは腎臓病もかかえている。ご主人は銀行を定年退職し、暇つぶしで商売していたようなものだから生活はまったく困らない。空き店舗は貸すのだろう。

明日、花屋に5000円の花束を届けてもらうようにした。まったく「ご苦労様」だ。

■2月11日(木)、紀元節、朝は室温11度、快晴、寒い、皇居、靖国遥拝、忠魂碑に献花、ハーフ散歩。寺にも寄ったが、気になる石碑の裏面にいわれが彫られていたのでメモした。

日経の「企業30年寿命説」は有名だ。昇って10年、昇りつめて10年、下って10年。改革とか新事業とか業態転換、M&Aなどにチャレンジしないと30年で寿命が尽きるというものだ。

面白いことに企業は昇ったところで本社ビルを建てたがる。構想着手から5年後に本社ビルが建つ。「この世をば我が世とぞ思う」ほどで意気揚々、飛ぶ鳥を落とすほどの勢いがある。ところがそれから5年もたてば売上が低迷してくる。

こうなると本社ビルを売って現金を手に入れ、そのまま賃借りしたりする(リースバック)。それでも大体が上手くゆかずに斜陽となり、やがて潰れる。

「企業30年寿命説」を思い出すと、いつも浜松町からモノレールで一駅、天王洲アイルという不便な立地のJAL本社ビルを思い出す。ネットによれば――

<Q:日本航空の本社ビルですが、ビルの壁面にあった“JAL”のロゴマークの大きな看板が、いつの間にか“CANON”になっています。JALの本社は他へ引っ越して、そのビルはその後キャノンが使うのでしょうか?(平井:正しくはキヤノン=創業者は観音=カンノン信仰)

A:JALは2004年に野村不動産系のファンドに650億円でビルを売却、本社をそこに残したままテナントとして入っています。 野村不動産天王洲ビルというのがその後の名前です。

JALロゴは2010年から外されました。JALは借りていた部分をだいぶ整理したので空き室が出ていました。貸しビルですからキヤノン系列の会社がたくさん入ったのでしょうね>

栄枯盛衰だ。JALは1996年に竣工した本社ビルをわずか8年で手離し、2010年には会社更生法の適用を申請した。一寸先は闇。

ところで石原慎太郎が「MRJはもっと大型にすべきだった」と書いている(産経1/18)が、ずーっと前にそう書くのならわかるが「今さら何を」という感じ。航空機の開発には最低10年はかかるのであり、夕食のメニューを変更するのとはわけが違う。JALのサイトから。

<世界最大の飛行機、ボーイング(B)777-300型機は、現在「ジャンボ」の名で親しまれているB747型機より機体が約3m長く、その全長は73.8mにもなります。

飛行機を製造するときは、まず航空機メーカーが、これからはどんな仕様の飛行機が売れるのかという市場調査を綿密に行います。仕様というのはお客様が何人ぐらい乗れて、どのくらい遠くまで飛べるか、最高速度はどのくらいで、運航するのにどれくらいの費用がかかるか、などです。

航空機メーカーは、市場調査に基づいて、新型機の開発計画を立て、開発の決定を下します。同時に、各航空会社へ向けて、新型機の開発を発表します。そして、航空会社からの注文数が、飛行機をつくっても採算が取れる機数となったときに、初めて製造を開始するのです。

例えばB777型機の場合、1機の値段は約150億円。ところが開発の費用だけでも6000億円から1兆2000億円にものぼるといわれていますから、開発費の採算を取るだけでも、多くの受注が必要となります。

つまり、航空機メーカーにとって、最初の市場調査で判断を誤ることは、会社の命取りにもなりかねないのです。

新型機の開発が決定すると、サプライヤーと呼ばれる担当工場は、開発計画の設計に基づいて、飛行機の各部分の製造を始めます。B777型機のサプライヤーは、アメリカ、日本をはじめイギリス、イタリア、韓国、オーストラリア、シンガポールなど数ヵ国にわたります。

なかでも日本は、胴体の約7割を製造し、重要な役目を果たしています。

最後に、各国で出来上がった飛行機の各部分は、航空機メーカーの工場に集められ、組み立てられます。

飛行機の組み立て作業が終了すると、いよいよ試験段階です。飛行機の試験といっても、実際に飛行を行うだけではありません。最低速度での離陸や、離陸の中断、マイナス50度Cにもなる寒冷地での作動試験、繰り返し荷重による疲労試験など、さまざまな試験が行われます。

B777型機の場合、航空会社に手渡されるまでに、約1年をかけ、5機の飛行機を使っての試験が繰り返されました。

このように、新しい飛行機が、実際にお客様を乗せて空を飛ぶまでには、市場調査から開発、設計、製造、試験まで、約10年もの歳月がかかっているのです。

しかもB777型機を1機製造するには、約1年かかります。現在、この飛行機を製造したアメリカ・シアトルのボーイング社では、1ヵ月あたり4機のB777が誕生しています>(以上)

慎太郎も老いたか。まるで10周遅れのトップランナーだ。「老害」などと言われぬように注意した方がいい。ま、聞く耳を持つはずもないが。それが彼の魅力でもあるけれど・・・(2016/2/11)

◆米FRBイエーレン議長が議会証言

宮崎 正弘
 

<平成28年(2016)2月11日(建国記念日の)弐 通算第4811号>   

 〜米FRBイエーレン議長が議会証言
   中国の経済と通貨政策の不確実性が市場に動揺と不安を与えている〜


 2月10日、イエーレンFRB議長は議会証言に立った。 眼目はFRBの利上げが続くのか、どうか。議長は「市場の混乱に配慮し、利上げペースは経済データを見ながらの判断となる」として、利上げペースの原則を示唆した。

 「米国経済は雇用統計や自動車の力強い販売実績などをみても明らかに拡大している」としながらも、新興国の経済が急減速していること、企業の資金調達がコストの上昇を招いているなどと指摘した。

 とりわけ資源国の低迷、中国を筆頭とする新興国家からのドル資金のエクソダスを目撃すれば、世界経済はますます安定を欠いており、こういうタイミングで米国が利上げを続けると、好調な米国経済も暗転しかねないだろう。

 日銀はマイナス金利に舵を切ったため、日本では数日、株高、円安が続いたが、短期的効果で終息した。以後は中国人民元下落に歩調を合わせるかのように円高、株安が進んだ。まして人民元のさらなる暴落の予兆と中国からの資金流失、景気の低迷はさらに悪化する方向にあり、欧州にまで飛び火している。

 イエーレンは「中国の経済と通貨政策の不確実性が市場に動揺と不安を与えている」と述べたが、このFRB議長証言で、最も注目するべきポイントこそ、この「中国」への評価である。

 彼女はこう言った。

 「人民元の下落は中国の為替政策ならびに展望の不確実性によって悪化している。国際金融市場での不安定、ならびに国際経済の脆弱性は世界経済を不透明なものとしており、成長への懸念を産むが、中国の供給過剰と過度な在庫が石油など世界の商品価格を押し下げ、資源新興国への金融ストレスを惹起しかねない」。

 現実の問題は、過剰在庫、過剰設備投資がアジアでは鉄鋼不況など深刻な悪影響をもたらしており、FRB議長の現実認識にはタイムラグを感じた発言だった。

◆発足する前から反「新」政権

Andy Chang



台湾の選挙が終わったが新政権は5月にならないと発足しない。5月20日の就任式までは過渡期である。台湾は旧暦のお正月で帰省ラッシュの大混雑の時に大地震が起きた。新政権は発足すると同時に外交、経済、いろいろな改革、地震災難の修復、仕事が山積してい
る。民間ではまだ発足ていない政権に対する反「新」政権の声が出てきた。慨嘆することしきりである。

民進党の蔡英文が当選して新政権は民進党政権となった。台湾人の大多数が投票して新政権に賛成し、期待しているのである。人民には新政権を監督する必要がある。

新政権と言っても中華民国の制度で、中華民国名義は変わらない。世界諸国は中華民国も台湾も認めないから台湾独立はまだ遠い。中国は台湾独立に反対で武力で恫喝しているし、アメリカも現状維持を主張して早急な国名変更には反対である。中華民国から台湾国へ
の正名、制憲はまだある。

急いては事を仕損じる。このような新政権がまだ発足していない時に中華民国の名(華独)を捨てて真の台湾独立(台独)を推進せよと言うのは無いものねだりである。

●敵性語を使うな

私が小学校一年に入学した昭和16年の暮れに大東亜戦争が起きた。間もなく学校では敵性語を使ってはいけないと言われるようになり、音楽の時間はドレミファソでなく、ハニホヘトになった。ABCはいけないから甲乙丙となった。しかしあまり効果はなかったようで、
ゼロ戦をハヤブサと呼ぶうになっても、「エンジンの音轟轟と」の歌が流行った。変換不能の言葉はたくさんあり、血液はA型B型O型で、トラホーム、アメーバ赤痢やチブス、コレラは原語のまま流行した。

民進党が政権を取ったら新しい敵性語が出てきて、中国、中華民国、両岸(中国と台湾のこと)などは使うな、中華民国政府ではない、台湾政府と呼べ、92共識は存在しないと言う人が出てきた。また、ある人はパスポート(中華民国)の表紙に台湾国パスポートの表紙の貼って入国拒否された。こんな児戯に等しいことをしても台湾国が認められたことにならない。

●オバマに陳情キャンペーン

台湾の新聞報道によると、台湾人女性と結婚したリー・チャップマンと言う男が英国国会に台湾を承認させる署名運動を起こしたと言う。どれだけの署名が集まったかは知らないが、英国政府は中国を唯一の中国政府と認める、台湾も中華民国も認めることはできない
と返事して陳情を却下した。

これに触発されたらしいが、オバマに台湾を自治領として認める陳情をするためネットで署名運動を開始した人がいる。陳情書を見ると、「台湾は民主選挙で台湾人総統が誕生した。だから台湾を自治領として認めよ」と言うのである。このメールが出ると数十名が署名
して返信した。10万の署名が集まればオバマホワイトハウスは陳情を受け入れると言う。

だが、台湾国は存在しない、新政権もまだスタートしていないのにどうしてアメリカが台湾を認めるのか。まだある。新政権が発足しても中華民国政権であって台湾国政権ではない。

オバマに中華民国を認めさせる運動なら台湾人は反対である。アメリカが台湾を認めたら台湾国は成立すると思ってこのような陳情をしてもオバマでもオバカでも騙されるはずはない。

●もう一つのオバマ陳情が起きた

この陳情書が出回ると数日後にもう一つのオバマ陳情キャンペーンが出てきた。このキャンペーンは台湾自治政府を名乗るグループが始めたもので、陳情の理由は「蔡英文の新政権は中華民国政権で台湾政権ではないから、アメリカは認めるな」と言う。一つは中華民
国政権を台湾と認めろと言い、この一つは中華民国政権を認めるなと言うのだ。

このグループが台湾自治政府を名乗る理由はサンフランシスコ平和条約で日本が台湾の主権を放棄し、アメリカが台湾の占領権を持っていると勝手に主張しているのである。それが真実なら彼らの台湾自治政府は「アメリカの承認書」があるはずだがそんなものはない。
つまりウソである。勝手に政府を名乗り、しかもオバマに蔡英文政権を否認しろと陳情する、まことに滑稽な話だ。「面白ろうてやがて悲しき詐欺師かな」である。

●台湾人の選んだ道

台湾人は独立したい。台湾人は中華民国を認めない。だが台湾人が選んだ道とは中華民国の選挙で台湾人政権を作り、今はまだ独立を達成できないから「現状維持」を選び、新政権が発足してから徐々に中華民国の制度を変え、やがて正名制憲を達成する。出来るか出
来ないかは別として台湾人がこの道を選択したのである。

新政権はまだスタートしていないのに新政権反対が起きるのは多くの人々が深く考慮せず、いい加減な主張に飛びつくからである。

新政権は700万人の台湾人が投票で選んだ政権である。台湾人は中国人の作った國民黨政権に反対だった。中華民国に反対、中国の台湾併呑に反対、台湾独立に賛成だった。

新政権は台湾人が選んだ政権である。新政権がまだスタートしていないうちから反対を唱えるのは台湾人に反対する行為である。

台湾人民は人民が選んだ新政権を監督する必要がある。もしもこの政権が中国に接近し、中国の脅威に屈服し、中国と統一を図るなら人民は総決起して反対すべきであろう。だが早急に独立したくても現状維持に反対する理由は何処にもない。現状維持はアメリカの支
持する政策である。現状維持反対はアメリカに反対と同じである。


◆「ドイツは今や鼻つまみもの」

平井 修一



小生はドイツ人と接触したことはほとんどないが、旅行業界では昔から「日本の男はグループで買春するから目立つ。ドイツ人は個人で買春(同性を含む)するから目立たない」と言われていた。

だからドイツ人は頭がいいんだなあと思ったが、最近ではそれ故か「俺は絶対正しい」と傍若無人になりやすい人たちだと思うようになった。

悪知恵を働かせたVW不正問題、そして難民受け入れのドタバタ。ドイツは世界中で評判、信用を落とした。ほとんどビョーキである。最大の病原は「赤いマスコミ」のようだ。

川口マーン惠美氏の論考「ドイツ人はなぜ偏向報道に流されるのか?”難民歓迎”熱から覚めたメディアの欺瞞と矛盾」(現代ビジネス1/29)から。
<*ドイツはいまや鼻つまみもの

2015年10月、ドイツでは、1月からの難民申請者がとうとう100万人を超えた。困った政府はその対策として、EUに入ってしまった難民をEU全体に振り分けようとしたが、多くの国は難色を示した。皆、難民問題を大きくしたのはドイツだと思っていたからだ。

それに腹を立てたドイツが、非協力的な国には、EUの補助金の削減など制裁措置を考えるべきだと言い出したとき、ドイツは完璧に鼻つまみものと
なった。

ドイツメディアの自画自賛報道と、それに対する国民の共感という相乗作用は、奇妙なことにドイツではしばしば起こる。このときも、褒められた国民は自らの人道的行為に深く感動し、(EUの難民政策を定める)ダブリン協定違反などメディアの口の端にも上らなかった。

しかし、このころ、このドイツ人の行動を、信じられない思いで見ていた人たちはたくさんいる。たとえば、9月初め、イギリスの政治学者アンソニー・グリースが、ガーディアン紙のインタビューに応じて言っている。

「目下のところ、ドイツはまるでヒッピー国家のように感情だけで動いている。まるで理性を失ってしまったかのようだ」

キャメロン首相も同様に、こう言った。

「イギリス人にももちろんハートはある。しかし、行動するには頭脳も使わなければならない」

*1月4日を境にドイツの世論が急変した

私が解せないのは、ついこの間まで「難民ようこそ」熱を撒き散らしていた人たちが、今、当たり前のように、EU国境の防衛を唱えていることだ。EUに入ってこなければ難民問題はクリアできる? トルコに溜まってしまった難民はトルコの問題? ドイツ人は何か変だとは感じないのだろうか。このあいだまでの「人道」はどこへいってしまったのか?

ドイツ人の行動には、とかく欺瞞や矛盾が多い。何かの拍子で火がついたように熱狂したかと思うと、突然、反対方向に振れる。メディアがそれを助長しているようにも見える。

今回のメルケル首相の「難民ようこそ」政策に関しても、メディアは手放しで褒め称えたばかりか、難民の受け入れは、少子化と労働力不足に悩むドイツにとってのまたとないチャンスだというアピールを繰り返していた。

一方、「難民ようこそ」政策に懸念を表明した者、不安を感じた者に、「右翼ポピュリズム」とか、「極右のシンパ」という烙印を押していたのもメディアだ。終始一貫、難民は犠牲者で、それを助けているドイツ国民は善人であるという「正しい報道」がなされ続けていたのである。

世論が急変したのは、1月4日以来だ。その4日前の大晦日に、ケルン中央駅前の広場や公道で、大量の難民が女性を取り囲み、性的暴行と窃盗を繰り返すという信じがたい事件が起こったことは、すでにこのコラムで書いた。今では被害届がケルンだけで766件に上っている。

しかし、ドイツの主要メディアがそれを報道したのは、なんと4日も経ってからのことだった。これにより、国民もようやく、何か変だと気がつき始めた。そして、そのあとぼちぼちと、今まで伏せられていた"不都合"も報道され始めた。

それからというもの、典型的なドイツ的反応が起こった。女性を守るため、公共のプールから難民の成人男性を締め出せとか、ディスコ入場も制限しろとか。これらは実行されてはいないが、ドイツ人の考えが大きく反対に振れる例だ。これもまた、違った意味で危険ではある。1月27日には、難民の滞在に関する法律を厳しくすることが決まった。

*ドイツメディアを牛耳っている勢力とは

ドイツ人のこの複雑な思考と行動、理性と感情の凌ぎ合い、そして、メディアの偏向報道について分析した好著がある。『ドイツリスク「夢見る政治」が引き起こす混乱』(三好範英著・光文社新書)。

ドイツ人がときどき世界中の国をびっくりさせるような行動に出る原因を、三好氏は、ドイツ人の持つ「ロマンチシズム」を中核に据えて分析している。

内容は、「偏向したフクシマ原発事故報道」から始まり、エネルギー、ユーロ、ドイツの対ロシア、対中国関係などで、どれも地道な取材と豊富なデータと歴史的背景に基づいて、深く考察されている。

同じ題材を扱っても、私が作家の目でエッセーとして書くのに対して、三好氏はジャーナリストとして違った方向から光を当てて探る。なぜドイツ人が「こういうとき」に「こういう行動」に走るのかということが、論理的に説明されていて興味深い。

ドイツ特派員生活が長かった三好氏が、ドイツの報道に不満を感じていることも明らかで、同書によれば、ドイツメディアを牛耳っている勢力は、かなり左翼のようだ。

「世論調査機関アレンスバッハが2009年に行った、ドイツの政治記者の政党支持に関する調査によると、保守系のCDU・CSUの支持が14%に対し、緑の党が42%」、またヴェルト紙(2011年4月11日)に掲載されたマインツ大学情報学研究所教授(コミュニケーション学)ケプリンガー氏の調査結果では、「今日、ドイツのジャーナリストの35%が緑の党、25%が社民党、14%がCDU・CSUか、リベラル系のFDP支持」とのこと。

メディアの間でここまで緑の党が強ければ、テーマによっては報道のバランスが著しく崩れるはずだと、これを読んで初めて納得した。

ここに書かれていることは、日本の多くの読者にとってはドイツのイメージが変わる内容だと想像するが、私にとっては、日頃から怪訝に思っていた多くの謎がようやく解けた啓蒙の書だった。ドイツの現状について、こういう読みの深い本が出てくることは、大変嬉しい。

難民問題にしても、同書を紐解くと、さもありなんと思えてくる。そういう意味で、「難民問題を予見した本」といえるかもしれない>(以上)

多分、世界中がドイツに呆れたろう。いつ集団発狂するか分からない人々だ。大きくブランドを失墜してしまった。信用を回復するためには長い時間がかかりそうだ。(2016/2/2)

2016年02月11日

◆落ち目の東京大学

MoMotarou



臨時国会が開かれている。野党議員が盛んに質問をしているが、聞いていると聞くに耐えられないような質問を繰り返している。まるでテレビワイドショウの芸能レポーターみたいだ。ネットで履歴を調べてみると"東京大学卒業外務省出身"だった。所謂一流中の一流のようだ。昔偽メールを掴まされて自身の命まで断った民主党議員がいた。東京大学卒業大蔵省出身だった。

■朝日新聞も落ち目

昨年、朝日新聞は東京大学からの採用が一人もなかったとネットで見た記憶があります。今年はどうか楽しみです。就職先として相応しくない会社として認識され始めているのでしょう。

■変わりだした東京大学

経済評論家の日下公人さんが言っていましたが、東京大学教養課程「文科一類」の希望者が減ってきているのだそうです。「文科一類」とは、法と政治を中心にして社会科学全般の基礎を学び,関連する人文科学と自然科学の諸分野にわたって理解を深め,人間と社会について広い見識を養うところらしい、教養課程を終了すると法学部に入るとのこと。高級官僚になる人が多い。

■東京大学は保守の大学?

東京大学の駒場教場では共産党系の政治グループが"幅を利かせている"とのこと。伝統があるのでしょう。読売新聞の渡邉恒雄社長も日本共産党の「細胞」として活躍した。後「除名」。社民党の江田五月・福島瑞穂さんは東大法学部。民主党岡田克也さんは東大卒通産省出身。鳩山由紀夫さんは東京大学工学部。

小和田恒さんは東大・外務省で皇太子妃の実父。此の方が土井たか子社民党党首と組んで「東京裁判史観」を流布。皇室も危なくなってきているのは事実。陛下の心配する所。

■「一流・二流」を分けるもの

今の大学で一流と二流等に分ける基準は「偏差値」のみ。人物の出来不出来は関係なさそうだ。外務省にも東大出身が多いようだが、「慰安婦問題」の実績等をみると「無能」が多い。安倍総理は私立大学の"二流"出身で頭が悪いと裏では言われていたらしい。現実の社会では「一流二流」の区分けは「偏差値」では無理のようだ。「愛国心」の"濃度"が影響を与えるものとする。

       

◆民主党は、「批判ありきの批判」

高橋 昌之
    


民主党の岡田克也代表は1月30日、都内のホテルで開かれた党大会であいさつし、夏の参院選に向けて「政権交代をするための大きな足がかりの選挙にしなければならない」と結束を求めました。

しかし、あいさつの内容は安倍晋三政権を厳しく批判する一方で、民主党が何を目指し、どのようにして政権交代可能な勢力を作るのかは全く示しませんでした。今回は岡田氏のあいさつをもとに、「批判ありきの批判」に終始する民主党について書きたいと思います。

岡田氏はあいさつの中で、今年の参院選について「2つの意味で日本は分岐点にあり、極めて大事な選挙だ」と述べました。2つの意味のうちひとつについては、安全保障法制と安倍首相の言動を挙げ、「憲法の平和主義、立憲主義、あるいは民主主義さえもが今、危機的状況にある」と指摘しました。

集団的自衛権の行使を限定的に可能にする安全保障関連法を成立させたことへの反対論ですが、まがりなりにも3年間政権を担当した政党の主張とは思えません。いまだに対案を示さず、戦後長らく続いた自民、社会両党のイデオロギー対立のような主張に終始しているのでは、共感は得られません。

政権を担当した経験があるからこそ、民主党は現在の複雑化している国際情勢、日本を取り巻く危機にどう対処するのか、自らの見解を対案として示すべきです。

しかし、そのための真剣な議論は党内で行われていません。きちんと議論したら保守系とリベラル系で意見が割れるからです。「民主主義が危機的状況にある」のは民主党の方ではないでしょうか。

岡田氏がもうひとつの分岐点として挙げたのは、「政権交代がきちんとできる政治がこれからできていくのか、それとも1党が圧倒的に力を持って政権交代がない政治に戻ってしまうのか」ということでした。

野党第1党としての民主党に支持を求めたものですが、現在の情勢が「政権交代可能な政治」になっていない責任はまさに民主党にあります。政権担当能力がない政党が政権に就いたらどういうことになるかは、前回の民主党政権で国民は懲りています。

その反省がないまま、対案を示さず、政権を批判するだけの政党だったら、もう1度政権を託してみようという声にならないのは当然のことです。

また、岡田氏はあいさつで、安倍政権について「普通の政権ではない。憲法を変え、平和主義や基本的人権の尊重といったものに対して、平気で原点を変えかねない」としたうえで、「改憲勢力が(参院選で)3分の2をとればそういう憲法改正をやってくる。絶対許してはならない」と強調しました。

安倍政権が主導する憲法改正を「平和主義や基本的人権の尊重という原点を変える」と決めつけたうえで、「だから参院選で与党を勝たせてはいけない」というのも、「批判ありきの批判」です。

自民党は憲法草案をまとめていますが、安倍首相は一貫して「国民の議論を深めていく」と述べています。憲法改正の議論をあるべき方向に進めたいのであれば、まず民主党が憲法を改正するのか、しないのか、するとしたらどのように改正するのか、という見解をまとめることこそ必要です。それをせずに参院選での与党批判にすり替えるのは邪道としか言いようがありません。

一方、岡田氏は維新の党との新党結成について「選択肢として排除されていない」と述べました。そのうえで「大切なことは政策、理念が共有されて、本気で政権を担う政治勢力ができるかどうかということだ」と指摘しましたが、これはまさに民主党にブーメランのように返ってきます。というのは、まず民主党内で政策、理念が共有されていないからです。

維新の党は両党が解党したうえでの新党結成を求めていますが、「野合」ではなく「政策、理念を共有した新党」を作るなら、筋道はそうでしょう。民主党執行部は「解党」に否定的ですが、それは党が分裂するのは必至だと思っているからにほかなりません。しかし、そうした自己保身を優先させているなら、新党を語る資格はありません。

参院選に向けては、1人区での野党共闘のために共産党が候補者を取り下げ始めています。そうした選挙区で民主党はじめ他の野党は共産党と同じ主張をして戦うのでしょうか。

政策や理念が異なる野党の共闘が国民から支持されるとは思えません。与党に対抗できる案を示せず、「批判ありきの批判」にとどまらざるをえないからです。

民主党は与党を批判すればするほど、自らの矛盾をさらけ出している「愚かさ」に気付くべきです。そうしなければ参院選後に「自壊」が待っているだけだと思います。

産経ニュース【高橋昌之のとっておき】2016.2.6
                  (採録:松本市 久保田 康文)

◆番狂わせの次は大番狂わせかも

宮崎 正弘 



<平成28年(2016)2月11日(建国記念日)通算第4810号 >  

〜番狂わせの次は大番狂わせかも ブルメンソールNY元市長が参戦すると
        ニューハンプシャー予備選、サンダースとトランプが大勝〜

2月9日のニューハンプシャー予備選は民主党がサンザース上院議員。共和党はトランプの大勝に」終わった。

下馬評では民主党はヒラリーと互角の勝負、共和党はトランプが失速し、ルビオかクルーズの戦闘が本格化するんじゃなかった?

ベニー・サンダースはバーモント州選出の連邦上院議員。社会主義を標榜するが、テロリストとの戦争は断固たたかうと表明している。

サンダースはユダヤ人である。

イスラエルのメディアはどれもこれも諸手をあげての祝意。「はじめてのユダヤ人が大統領予備選でトップを走っている」とはしゃいでいる。

さて共和党主流派にとって、これは衝撃である。

もしトランプが共和党の正式候補になると、実際の民主党候補との一騎打ちで勝ち目が薄くなるからだ。

しかし共和党主流派が結束して推そうとしていたルビオはまったく奮わず、忘れていた存在のブッシュにも負けた。

さてここへ来て注目を集めるのはブルメンソールNY元市長だ。

彼が出るとなると、第3党、つまり無所属の出馬となり、これは民主党の票を奪うことに繋がる。ブルメンソールNY元市長はリベラルで、共和党でもあり、民主党でもあり、よく分からないカメレオン的な政治家だから、大都会のリベラル票を食うであろう。

80年選挙で現職カーターに不満なアンダーソンが無所属ででた。カーターが惨敗した。

 92年選挙ではロス・ペロー(テキサス州の大富豪、タカ派)が出馬したため共和党の票が割れ、クリントンが漁夫の利を得た。

 ブルメンソールNY元市長の出馬を密かに期待するのは共和党という奇妙な構図が生まれる。

2016年02月10日

◆日本が発信しない「拉致」英文本

古森 義久



ワシントンにある韓国政府系の研究機関「米国韓国経済研究所」(KEI)で2月3日、「招待所・北朝鮮の拉致計画の真実」と題するセミナーが開かれた。

その題名の新刊書の内容を著者の米国人ジャーナリストのロバート・ボイントン氏が紹介し、米側専門家たちが討論する集いだった。

実はこの書は、北朝鮮による日本人拉致事件の内容を英語で詳述した初の単行本だった。事件を英語で紹介した文献は米側の民間調査委員会の報告書など があるが、商業ベースの英文の単行本はなかったのだ。

だから拉致事件を国際的に知らせる点で意味は大きく、日本側も重視すべき書である。米国とカナダで一般向けのノンフィクション作品として、1月中旬に 発売されたのだ。

ニューヨーク大学のジャーナリズムの教授でもあるボイントン氏は日本滞在中に拉致事件を知り「この重大事件の奇怪さと米国ではほとんど知られていない 事実に駆られて」取材を始めたという。この本はニューヨークの伝統ある「ファ ラー・ストラウス・ジロー」社から出版された。

ボイントン氏は数年をかけて日本や韓国で取材を重ね、とくに日本では拉致被害者の蓮池薫さんに何度も会って、拉致自体の状況や北朝鮮での生活ぶりを細 かく引き出していた。

また同じ被害者の地村保志さん、富貴恵さん夫妻や横田めぐみ さんの両親にも接触して、多くの情報を集めていた。その集大成を平明な文章で生き 生きと、わかりやすく書いた同書は迫真のノンフィクションと呼んでも誇張はない。

ただし、ボイントン氏は拉致事件の背景と称して、日本人と朝鮮民族との歴史的なか かわりあいを解説するなかで、日本人が朝鮮人に激しい優越感を抱くというような断 定をも述べていた。文化人類学的な両民族の交流史を奇妙にねじって、いまの日朝関 係のあり方の説明としているのだ。

しかし同セミナーでの自著の紹介でボイントン氏はそうした側面には触れず、ビデオを使って、もっぱら日本人被害者とその家族の悲劇に重点をおき、語り 進んでいった。

「なんの罪もない若い日本人男女が異様な独裁国家に拘束されて、人生の大半を過ごし、救出を自国に頼ることもできない悲惨な状況はいまも続いている」

ボイントン氏のこうした解説に対して参加者から同調的な意見や質問が提起された。パネリストで朝鮮問題専門家の韓国系米人、キャサリン・ムン氏が 「日本での拉致解決運動が一部の特殊な勢力に政治利用されてはいないのか」と述べた のが異端だった。

同じパネリストの外交問題評議会(CFR)日本担当研究 員のシーラ・スミス氏が「いや拉致解決は日本の国民全体の切望となっている」と 否定したのが印象的だった。

だがなお残った疑問は、日本にとってこれほど重要な本の紹介をなぜ日本ではなく韓国の政府機関が実行するのか、だった。KEIは韓国政府の資金で運営される。日本側にもワシントンには大使館以外に日本広報文化センターという立派な機 関が存在するのだ。だが同センターの活動はもっぱらアニメや映画の上映など日本文 化の紹介だけなのである。安倍政権の重要施策の対外発信はどうなっているのだろ う。(ワシントン駐在客員特派員)

産経ニュース【緯度経度】 2016.2.6
(採録:松本市 久保田 康文)


◆露、AIIBに早くも失望

宮崎 正弘
 

<平成28年(2016)2月9日(火曜日)通算第4806号 > 

〜ロシア、AIIBに早くも失望
  出資で第3位のロシアがなぜ副総裁になれなかったのかト不満爆発〜

憤懣やるかたなし、ロシア財務省である。

中国の提唱したAIIB(アジアインフラ投資銀行)は1月16日弐正式発足し、金立群総裁以下、副総裁は英国、ドイツ、インド、韓国、インドネシアから撰ばれた。

出資比率から言えば、第3位(5・92%)のロシアからは副総裁が選出されないという面妖な事態の出現にロシアは失望を強める。

もともと格付けを得られないままAIIBはスタートいう異常事態。

日本、米国、カナダが加わらない以上、国際機関は格付けのしようがないのは当然で、発会式の記者会見でも「ドアはまだ(そしていつまでも)開かれている」と日本の参加に綿々と執着する有様だった。

後日、TPP署名式に際してオバマ大統領は「中国にルールを作らせない」と言明し、TPPの目的は中国排除にあることを示唆したのだが、AIIBには英国、ドイツが加わった。

とくに英国である。米国はこれを裏切りと認識したかもしれない。AIIB副総裁に入った英国の代表はダニー・アレキサンダー卿。彼はしかも理事会秘書長を兼ねる。つまりAIIBの事実上のナンバーツーである。

アレキサンダー卿は英国財政部筆頭補佐官。つまりオズボーン財務相の一の子分である。オズボーンは英国政界における親中派のチャンピオン。英国を強引にひっぱって習近平訪英のお膳立てにつくし、AIIBへの参加を舞台裏で推進した。

ロシアは英国の出資率が第9位(2・91%)でしかなく、ロシアの遙か後塵を拝する国が、何をもってナンバーツーなのかと批判的になるのも無理はない。中国側は「国際金融に通じるベテランが必要だから」と理由付けをしているが。。。

オズボーン英国財務相が15年3月に突如「英国はAIIBに加わる」としたとき、日米は驚き、ドイツは慌てて加盟を表明し、欧米各国はその列に飛び乗った。日本では「加盟しないとバスに乗り遅れる」「日本は孤立する」などと皮相な発言が続いた。仕掛け人のオズボーンはパンダハガーだったのだ。

AIIBは理事会のほか幹部会と管理部があり、12名の理事選出など、これからしばらく人事をめぐって参加国の執拗な確執がつづき、最初の融資実行は年内になる見込みという。

◆島津亜矢のバジリコのスパゲッティ

馬場 伯明



私は歌手、島津亜矢のファンである。先日、突然の新発見!島津亜矢はバリバリの演歌歌手であるのに、うどんや蕎麦よりスパゲッティ派だったことを知った。しかも、バジリコ・ニンニク入りの・・・。

2016/2/2朝日新聞夕刊「おんなのイケ麺」欄(5面)にイタリアン「西葛西シシリアのバジリコのスパゲッティ」を島津亜矢が紹介していた。相当親しいようだ。東京都江戸川区西葛西6-12-7(2階)03-3804-8321 東西線西葛西駅南口から数分。抄録も面倒なので全文を転載する。 

《六本木と銀座にある老舗イタリアン「シシリア」出身のマスターが開いたお店です。先日成人式を迎えた甥が生まれた頃から通っていて、マスターご夫婦を「ぢいぢ」「ばあば」と呼ぶほど親しくさせてもらっています。

事務所のスタッフさんや家族とテイクアウトも含めて週1回は通っていますね。頼むのも決まっていて、スパゲテイはこれ。オリーブオイルたっぷりだけどしつこくないし、バジルの風味がいい。パワーの源ニンニクも入っているから、体の中から元気になれるんです。
   
熊本に住む93歳の祖母もこの味が大好きで、ばあばに冷凍してもらって送ることもあります。地方公演を終えて東京に戻ると、自然に足が向く、私にとって実家のような存在です。よそでイタリアンを食べても「シシリアがよかね」って。お二人にはずっと続けてもらわないと困りますね。》

(亜矢ちゃんと書いていいのかどうかわからないが)「善は急げ、亜矢ちゃんがいるかも!」と、2016/2/4(木)の夜その店に行った。4人掛けの数卓。昔風の紅白のテーブルクロス。落ち着いた照明の古い店だ。

客は2組。瓶ビール、サラダ。バジリコのスパゲッティを注文。バジルの香りと大蒜(ニンニク)の味が効いている。懐かしい味付けでふるさと長崎の街の店に似ているような・・・。黙々と食べた。

例の新聞が飾ってあったので、帰りに「これを見て来たのですよ」と言ったら、店の女性が「そうかも・・」と思っていましたと笑った。

ここで、島津亜矢(しまづあや)について。1971/3/28日生まれ44歳。演歌歌手。本名は島津亜矢子。熊本県鹿本郡植木町(現:熊本市北区)出身。「オフィス風」所属。(Wikipedia)

2015/12/31、14年ぶり2回目の出場のNHK紅白歌合戦で「帰らんちゃよか」を歌った。関島秀樹作詞作曲2004。熊本の(故)ばってん荒川に「この曲を歌わせてください」と頼み「お前ならよかたい!大切に歌わなんぞ!」と許された歌である。

そらぁときどきゃ 俺たちも淋しか夜ば過ごすこつも あるばってん・・・

と、亜矢ちゃんが歌い始めたらNHKホールの雰囲気が変わった(気がした)。緊張感が走った。チャラチャラした若い歌手の軽い歌ではなく、ホールの奥まで通る限りない声量で丁寧に歌う。観客の心にずんと響く。熊本の田舎の両親が都会へ出た息子を想う心情をせつせつと歌った。

「(初めて聴いて)泣きました」とブログに書いた若者もいたという(Blog「島津亜矢を想ひて」)。TVの視聴者にも涙した人がいたのではないか。

帰らんちゃよか 帰らんちゃよか
こんどみかんばいっぱい送るけん

こんなに歌がうまい亜矢ちゃんが、なぜ14年ぶりの紅白出場なのだ?と思う。七不思議。それでいて「BS日本の歌」では島津亜矢は最多出場歌手らしい。どんな曲も最高レベルで歌えるから。便利使いされている。 

長崎県島原半島で事業を営む同級生のS君の持ち歌の一つでもある。彼の歌いぶりも、リズム・テンポ・音階ともに抜群であり、杉本真人ばりの渋く落ち着いた声質で聴く人を魅了する。スナックで会うのが楽しみだ。

心配せんでよか 心配せんでよか
親のために お前の生き方かえんでよか
どうせおれたちゃ 先に逝くとやけん
おまえの思うたとおりに 生きたらよか

私は伝えたい。「亜矢ちゃん、(田舎には)帰らんちゃ、よか」。「そん代わり、都会で、東京で、そして、全国の津々浦々に、精一杯、歌ば届けんね。そりばってん、たま〜にゃ、ばあちゃんのところに行かにゃ!」と。
彼女は、イタリアのカンツォーネを情熱的に歌い、プリマドンナになる潜在能力がある。何せ、亜矢ちゃんは「西葛西シシリア」のバジリコのスパゲッティを食べ、腹とのどをしっかり鍛えているから(笑)。

ところで、今、私は「山河(さんが)」をカラオケで練習中だ。小椋佳作詞・堀内孝雄作曲。歌は無論島津亜矢バージョン。この曲は五木ひろしが最初に歌った。ただ、勝手な私見!であるが、五木ひろしは表現がくどい。小椋佳の歌い方は平板で、堀内孝雄は声量が少し足りない。

人は皆 山河に生まれ 抱かれ 挑み 
人は皆 山河を信じ 和み 愛す
そこに 生命をつなぎ 生命を刻む  
そして 終いには 山河に還る

顧みて 恥じることない 足跡を山に 残したろうか
永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか
愛する人の瞳に 愛する人の瞳に
俺の山河は 美しいかと 美しいかと

やっぱり島津亜矢が一番うまい。じつは、亜矢ちゃんの「山河」にはビックリポンだ。「ええっ!出だしからこがん高音で、後ろは大丈夫じゃろかい?」と思えば、澄み切った高音の伸びと声量で聴く人を圧倒する。

歌詞の意味を表現する技も天下一品である。「俺の山河は 美しいかと 美しいかと」の最後のフレーズの歌唱は感動的ですらある。(一方、私のカラオケの水準は、言わぬが・・、また、聞かぬが花だ!)

ある歌手が「島津亜矢が歌った後には歌いたくない」とつぶやいたらしい。比較されると自分が下手に聞こえてしまうのだ。残念ながら声が衰えた中堅歌手や70歳前後の老齢歌手がNHKや民放にも結構出演している。

三波春夫の名曲「元禄名槍譜 俵星玄蕃」や北島三郎の「山」「川」などを真っ当に歌い切る現役の歌手は亜矢ちゃん以外にいるかなあ・・。

さらに、軍歌「戦友」の全歌詞14番+1番(9分28秒のフルコーラス)は逸品。感情を抑えた歌声が暗い舞台に鎮魂の地鳴りのように響く。時代を超え若者たちが「心の友」の意味を考える契機の一つになると思う。

2016/1/20に発売されたNHK紅白出場曲の「感謝状〜母へのメッセージ〜(2001)」と「帰らんちゃよか(2015)」を収録したCDの売れ行きが好調らしい。何よりだ。また2016/3/16の新曲発表も楽しみである。

日本の歌姫、島津亜矢の未来に乾杯!「シシリア」ではピザパイもけっこういけるらしいので、また、西葛西へ行こう。(生の)亜矢ちゃんに会えるかもしれないし・・・。(2016/2/9千葉市在住)




◆どんな遺言を作りましょう?

〜法律コラム〜

永木友雪 弁護士)

 

遺言には、公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言等があります。
 それぞれ遺言の方式によって、要件が決まっています。

 例えば、自筆証書遺言であれば、日付と氏名を自署し、押印をしなければならないと定められており、これを欠くと無効な遺言と扱われてしまいます。

 そのため、ご自身の意思を相続人にきちっと伝え、 相続の争いを防ぎたい方には公正証書遺言の作成をおすすめしています。

 公正証書遺言は、公証役場で作成するので、 要件の誤りで無効になる心配はありませんし、 遺言は公証役場で保存されるので紛失とか書き換え等の心配もないからです。
もっとも、近日、公正証書遺言であっても、 無効であるという裁判例が出されています。

 その多くは、遺言能力の有無が争われた事案です。

 遺言は、15歳になれば、作成することができますが、15歳以上であっても、意思能力が無い状態で作成すると無効になってしまいます。

 公正証書遺言であっても、意思能力がなければ、無効になる可能性があるのです。 意思能力の有無は、遺言者の病状、遺言の内容、 遺言の作成状況等から総合的に判断されます。

 特に、遺言者の病状(認知症の程度等)は重視されます。 そのため、確実に遺言を残してスムーズに相続させたい方は、 病状が進む前に作成されることをお勧めします。
 遺言を作成されたい方や、 相続の問題でお困りの方はご相談ください。

 弁護士法人 川原法律事務所
連絡先:電話―06−6965−1065


2016年02月09日

◆あらためて考える原子力規制委の権限

櫻井よし子



「読売新聞」が「震災5年」と題して、東日本大震災の当事者たちの証言を連載している。1回目は宮城県南三陸町町長の佐藤仁氏、2回目は福島県飯舘村村長 の菅野典雄氏だった。

小町村の首長がどのような思いで震災に向き合い、住民を守ろ うとしてきたか、読めば胸を締め付けられる。当事者の皆さん方の思いはどれほどの ものかと思う。
 
連載3回目、班目春樹氏(元原子力安全委員会委員長)の証言を読 んで、当時の民主党政権の愚策にあらためて憤りを覚えた。3・11発生の夜、氏は官 邸に招集された。

氏の役割は菅直人首相(当時。以下同)への助言である。ところが 東京電力や現地の保安検査官からの情報は、一切班目氏らには伝えられなかった。

首相補佐官の細野豪志氏が福島第1原子力発電所の吉田昌郎所長と電話で連絡を取り 合っていたことも、伝えられなかった。

「それを私は知りませんでした。後で知ってがくぜんとしました」と氏は証言している。
 
情報が極度に少なく、手許にある限られた情報さえも共有できなかったのが菅政権の実態だった。氏は3月12日朝にヘリコプターで菅首相と福島第1原発を視察 したときのことを次のように語っている。

「東電の武藤栄副社長の説明はとても参考になりました。(中略)次の対策を考えるため、原発で何が起こっているのかをもっと聞き出したかった。

ところ が、首相はその話を遮ってしまった。大事な機会を逸しました」「原子力を知らない政 治家との対話には苦労しました」
 
氏の証言は専門家としての後悔の言葉で満ちている。例えば、11日夕方、原子炉を冷やせない緊急事態になったとの報告が東電から届いたとき、「大丈夫だ」 と思い込んでしまった。自らの甘さを責め、「結局、私は何ができたのか。今も同じ 問いを繰り返す日々です」と語っている。
 
班目氏はいま、あの事故で起こったことを忘れないうちにまとめるべく執筆しているという。日本が2度と同じ間違いを繰り返さないためにも、氏の著作は重 要な意味を持つはずだ。
 
各種の事故調査報告書によって明らかにされたのは、3・11の被害を拡大させた要因の1つが菅政権だったということだ。自身の知識をひけらかして現場の混 乱に拍車を掛けたのが菅首相だが、氏の肝いりで設置されたのが原子力規制委員会で ある。

日本の原発再稼働阻止の意図で設置した機関だと、菅首相自身が「北海道新 聞」の取材で語ったように、強い政治的意図を背景にした規制委は、原発や放射能の安 全を高めるという本来の仕事をしてきたのだろうか。
 
その問いに国際原子力機関(IAEA)の専門家チームが答えてくれた。12日間にわたって調査し、「迅速な改善、しかし、課題あり」という暫定評価を公表 した。そこには規制委に対する厳しい意見が書き込まれている。
 
IAEAが規制委の改善すべき具体例として筆頭に挙げたのが「もっと能力のある経験豊かな人材を集め、教育、訓練、研究および国際協力を通じて原子力と 放射能の安全に関係する技術力を上げるべきだ」という点だ。
 
原子力施設の検査をより効率的に行えるように、関連行政手続きを修正すべきだとの指摘もされた。
 
規制委に関しては活断層問題をはじめ、科学的根拠を欠く議論が注視されてきた。原発再稼働の申請に当たって無意味なほど大量の文書を作らせたこともすで に明らかにされている。
 
国際社会の権威から「能力ある人材を集めよ」と言われてしまう規制委に、わが国は内閣からも独立した強い権限を与え、国の未来を決するエネルギー政策の 根幹を任せているわけだ。規制委に助言する専門家集団の設置が必要だと強調するゆ えんである。

『週刊ダイヤモンド』 2016年2月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1119
                    (松本市:久保田 康文)