2019年09月30日

◆ウクライナ疑惑でトランプ弾劾調査

          Andy Chang
 

トランプ大統領が就任して3年たったが、オバマ民主党の闇の帝国
(Deep State)は執拗に二度三度とトランプ罷免運動を続けている。
一回目のトランプ調査はマラー検察官のロシア疑惑調査で、結果は
ロシア癒着の証拠は見つからなかった。

続いて第二回目は国会における複数の調査委員会による大統領の
権力乱用調査はまだ継続している。
そして先週から第三回目、密告者の通報からトランプ大統領のウクラ
イナ疑惑と称する権力乱用と選挙妨害でペロシ国会議長が正式にトラ
ンプ大統領の弾劾調査を始めた。

国会が大統領罷免を調査したのはニクソン、クリントンに次いで三回
目だが、今回は前の二回と違って確証がないまま罷免調査に踏み切
ったのである。これこそ闇の帝国の権力乱用である。

密告者の通報によると、トランプ大統領がウクライナ総統の電話して
「軍事援助金を交換条件としてバイデン元大統領の息子がウクライナ
のエネルギー会社の顧問になった経緯の調査」を頼んだと言うのだ。

バイデン氏は2020年の大統領選の有力候補とされている。だからこれ
を聞いた民主党側は「金銭援助の交換条件」で政敵に不利な情報を要
求したのは権力乱用というのだ。ある議員はこれを反逆罪と息巻いた
し、反逆罪は死刑だと言った人も居る。

バイデンが副大統領だった2014年に彼が軍事援助金の見返りに彼の
息子をウクライナのエネルギー会社の顧問に就任させた。バイデンの
息子は麻薬常習者で海軍から退職させられた経験がある男だ。オバマ
の副大統領の権力で息子を外国の会社に月5万ドルの顧問にさせた。
このことがウクライナで司法調査の対象となり、検察官は2014年11
月にバイデンの息子を法廷に喚問する予定だった。

するとバイデン元副大統領は一か月後の2014年12月にウクライナ総
統と会談し、「米国の援助金10億ドルの見返り」に彼の息子を調査し
ていた検察官を(一説には6時間以内)罷免せよと要求した。ウクラ
イナ総統(前任)は直ちにこの検察官を罷免した。

このことについて、バイデン自身がテレビ対談で「俺があの検察官野
郎(Son of bitch)を罷免した」と自慢したのである。米国の副大統領
が権力を行使して息子を外国の会社の顧問にさせ、そのことを調査し
ていた検察官も援助金の交換条件を使って罷免させたのである。

これは明らかなバイデン副大統領の権力乱用と外国司法干渉である。
だから両国の政権が変わったあとトランプ大統領が新任のウクライナ
総統に事件の調査を頼んだのはアメリカの大統領として当然である。
バイデンの権力乱用を調査するトランプが同じく交換条件を使った権
力を乱用するはずがない。トランプは選挙干渉をしたのではなく、バ
イデンの犯罪調査を依頼したのである。

ところがトランプのホワイトハウスにおける電話内容を司法検察官に
告発した男が出てきたのである。告発の概要は「トランプ大統領が、
ウクライナのゼレンスキー総統との電話会談で、バイデン親子の犯罪
調査を依頼した。これは権力乱用で選挙違法である」と言うのだ。

大統領が外国の主要人物と電話会談をするのは違法ではない。犯罪の
調査を依頼するのもアメリカ大統領として当然である。しかし密告者
の告発をうけた検察総長がこに事を調査して国会に通報した。これも
当然である。この時点では告発の内容は新聞が発表しただけの不確実
なものだった。だがペロシ議長は24日、トランプが政敵に不利な調査
を外国の総統に依頼したこと、そして大統領が交換条件で相手に調査
を高揚したのは権力乱用だとし、大統領の弾劾調査を発表したのであ
る。検察総長は25日に告発の内容を発表した。

バイデン氏がテレビ談話で自慢したのは犯罪証拠が確実である。トラ
ンプ大統領がウクライナ総統に調査を依頼するのが当然である。しか
しトランプが米国の援助金を交換条件として調査を強要したなら問題
である。トランプは直ちに交換条件はなかったと発表したが民主党側
はトランプを罷免できる証拠が出たと凱歌を上げた。

トランプは25日になってウクライナ総統との30分の電話会談を機密
解除して公開発表した。この内容でトランプが「交換条件」を言わず、
「バイデン親子のことは貴殿も知っていること、これは調査すべきだ」
と述べただけと判明した。その上に国連の会議に参加していたウクラ
イナのゼレンスキー総統もテレビ対談に出て、トランプの圧力や交換
条件はなかったと証言した。トランプの潔白が証明されたばかりか、
バイデンの犯罪はテレビ対談の証拠があるので選挙どころか政治生命
の終焉だし、調査で有罪となったら親子共々監獄入りだ。

もう一つの問題は密告者のことである。密告者の名前は法律で秘密保
護されているが、報道によると(1)密告した内容は本人が調査した
事実ではなくホワイトハウス内の複数の人間からの又聞きだった、
(2)彼は嘗てヒラリーとシューマー上院議員の下で働いていた人間
だった。つまり密告者は反トランプでDeep Stateの一員だったのだ。
いずれ密告者の正体は判明するだろう。

残る問題はハワイとハウスで大統領が外国の要人との電話会談は機密
だが、機密を外部に漏らした人間が居たことだ。おまけに機密を反ト
ランプの密告者に通報したのは厳重な機密漏洩事件である。この事件
は始まったばかりで終点はなかなか見えない。


at 09:46 | Comment(0) | Andy Chang

2019年09月28日

◆ウクライナ疑惑でトランプ弾劾調査

         Andy Chang
 

トランプ大統領が就任して3年たったが、オバマ民主党の闇の帝国
(Deep State)は執拗に二度三度とトランプ罷免運動を続けている。
一回目のトランプ調査はマラー検察官のロシア疑惑調査で、結果は
ロシア癒着の証拠は見つからなかった。続いて第二回目は国会におけ
る複数の調査委員会による大統領の権力乱用調査はまだ継続している。
そして先週から第三回目、密告者の通報からトランプ大統領のウクラ
イナ疑惑と称する権力乱用と選挙妨害でペロシ国会議長が正式にトラ
ンプ大統領の弾劾調査を始めた。

国会が大統領罷免を調査したのはニクソン、クリントンに次いで三回
目だが、今回は前の二回と違って確証がないまま罷免調査に踏み切
ったのである。これこそ闇の帝国の権力乱用である。

密告者の通報によると、トランプ大統領がウクライナ総統の電話して
「軍事援助金を交換条件としてバイデン元大統領の息子がウクライナ
のエネルギー会社の顧問になった経緯の調査」を頼んだと言うのだ。

バイデン氏は2020年の大統領選の有力候補とされている。だからこれ
を聞いた民主党側は「金銭援助の交換条件」で政敵に不利な情報を要
求したのは権力乱用というのだ。ある議員はこれを反逆罪と息巻いた
し、反逆罪は死刑だと言った人も居る。

バイデンが副大統領だった2014年に彼が軍事援助金の見返りに彼の
息子をウクライナのエネルギー会社の顧問に就任させた。バイデンの
息子は麻薬常習者で海軍から退職させられた経験がある男だ。オバマ
の副大統領の権力で息子を外国の会社に月5万ドルの顧問にさせた。
このことがウクライナで司法調査の対象となり、検察官は2014年11
月にバイデンの息子を法廷に喚問する予定だった。

するとバイデン元副大統領は一か月後の2014年12月にウクライナ総
統と会談し、「米国の援助金10億ドルの見返り」に彼の息子を調査し
ていた検察官を(一説には6時間以内)罷免せよと要求した。ウクラ
イナ総統(前任)は直ちにこの検察官を罷免した。

このことについて、バイデン自身がテレビ対談で「俺があの検察官野
郎(Son of bitch)を罷免した」と自慢したのである。米国の副大統領
が権力を行使して息子を外国の会社の顧問にさせ、そのことを調査し
ていた検察官も援助金の交換条件を使って罷免させたのである。

これは明らかなバイデン副大統領の権力乱用と外国司法干渉である。
だから両国の政権が変わったあとトランプ大統領が新任のウクライナ
総統に事件の調査を頼んだのはアメリカの大統領として当然である。
バイデンの権力乱用を調査するトランプが同じく交換条件を使った権
力を乱用するはずがない。トランプは選挙干渉をしたのではなく、バ
イデンの犯罪調査を依頼したのである。

ところがトランプのホワイトハウスにおける電話内容を司法検察官に
告発した男が出てきたのである。告発の概要は「トランプ大統領が、
ウクライナのゼレンスキー総統との電話会談で、バイデン親子の犯罪
調査を依頼した。これは権力乱用で選挙違法である」と言うのだ。

大統領が外国の主要人物と電話会談をするのは違法ではない。犯罪の
調査を依頼するのもアメリカ大統領として当然である。しかし密告者
の告発をうけた検察総長がこに事を調査して国会に通報した。これも
当然である。この時点では告発の内容は新聞が発表しただけの不確実
なものだった。だがペロシ議長は24日、トランプが政敵に不利な調査
を外国の総統に依頼したこと、そして大統領が交換条件で相手に調査
を高揚したのは権力乱用だとし、大統領の弾劾調査を発表したのであ
る。検察総長は25日に告発の内容を発表した。

バイデン氏がテレビ談話で自慢したのは犯罪証拠が確実である。トラ
ンプ大統領がウクライナ総統に調査を依頼するのが当然である。しか
しトランプが米国の援助金を交換条件として調査を強要したなら問題
である。トランプは直ちに交換条件はなかったと発表したが民主党側
はトランプを罷免できる証拠が出たと凱歌を上げた。

トランプは25日になってウクライナ総統との30分の電話会談を機密
解除して公開発表した。この内容でトランプが「交換条件」を言わず、
「バイデン親子のことは貴殿も知っていること、これは調査すべきだ」
と述べただけと判明した。その上に国連の会議に参加していたウクラ
イナのゼレンスキー総統もテレビ対談に出て、トランプの圧力や交換
条件はなかったと証言した。トランプの潔白が証明されたばかりか、
バイデンの犯罪はテレビ対談の証拠があるので選挙どころか政治生命
の終焉だし、調査で有罪となったら親子共々監獄入りだ。

もう一つの問題は密告者のことである。密告者の名前は法律で秘密保
護されているが、報道によると(1)密告した内容は本人が調査した
事実ではなくホワイトハウス内の複数の人間からの又聞きだった、
(2)彼は嘗てヒラリーとシューマー上院議員の下で働いていた人間
だった。つまり密告者は反トランプでDeep Stateの一員だったのだ。
いずれ密告者の正体は判明するだろう。

残る問題はハワイとハウスで大統領が外国の要人との電話会談は機密
だが、機密を外部に漏らした人間が居たことだ。おまけに機密を反ト
ランプの密告者に通報したのは厳重な機密漏洩事件である。この事件
は始まったばかりで終点はなかなか見えない。



at 10:01 | Comment(0) | Andy Chang

2019年09月23日

◆台湾の総統選挙

Andy Chang
 

政治家の素質低下は世界共通の問題だが台湾の総統選挙は有権者が投票
を拒否するほど悪い。

三週間前の記事(No.751)で台湾の総統選挙で候補者や政治家の素質
の低下について書いた。政治家の素質低下は世界共通の問題だが台湾
の総統選挙は有権者が投票を拒否するほど悪い。

数週前までは民進黨の蔡英文と国民党の韓国瑜の外に郭台銘と柯文哲
が出馬する噂があった。郭台銘/柯文哲コンビ、郭台銘/王金平コンビ
などが話題だった。郭台銘の出馬は韓国瑜に不利なので、

国民党の長老31人が連名で国民党の団結と韓国瑜支持を新聞に掲載したと
ころ、郭台銘が怒って国民党を脱退する騒ぎとなった。藪を突いて蛇を出
すとはこのことだ。

だがその数日後に郭台銘は総統選挙に不出馬を発表したので、蔡英文
と韓国瑜の対決となり、韓国瑜では蔡英文に勝てないから国民党は韓
国瑜を更迭して別の候補者を立てる噂があった。

この時点では蔡英文の当選はほぼ確実と新聞は書いた。ところが郭台銘が
不出馬声明を出したすぐ後に元副総統の呂秀蓮が出馬すると発表したので
形勢が逆転して蔡英文に不利となった。

呂秀蓮は民進黨の元老だったが、去年の5月末に民進黨を脱退すると
発表した。しかし民進黨は彼女が正式に脱退した文書はないとしてい
る。民進黨の党首・卓栄泰はさっそく呂秀蓮と会談して立候補しない
ように説得したが効果はなく、呂秀蓮は独立派の喜楽島聯盟の推薦で
立候補すると決定した。

呂秀蓮が喜楽島聯盟を代表して立候補することは民進黨と蔡英文にと
って大きな痛手で、台湾人の独立派が民進黨に失望したことを意味す
る。つまり台湾人の独立系有権者が蔡英文に投票せず、

民進黨の国会議員候補者にも投票しない可能性がある。去年の中間選挙の
二の舞となったら国民党が再び政権を奪取するかもしれない。

一方、外省人選民の半分は中台統一に反対だから韓国瑜に不利、つま
り蔡英文と韓国瑜の双方ともに有利な状況ではない。しかし蔡英文に
対抗して出馬した呂秀蓮の人気も決して高くない。

民意調査によると呂秀蓮と蔡英文の二人を比べると蔡英文が72%で呂秀蓮
28%となっている。つまり呂秀蓮が立候補すれば蔡英文に不利だが本人の
当選も期待できず、韓国瑜に有利となるだけである。

選挙委員会の発表によると18日に始まった総統選挙の立候補登記で
は呂秀蓮組を含む8組(登記には正副総統の名前が必要)がすでに登
記を済ませた。蔡英文と韓国瑜の二組はまだ登記していない。

呂秀蓮以外の7組はみんな有象無象である。選挙規則によると、総統
選挙に登記した組は100万元の保証金の外に45日以内に280384人の賛
成者名簿を提出すべきで、もしも45日以内に賛成者が半数の149192
人に達しなかったら保証金を没収される。

だから8組が登記しても28万人の賛成者を獲得できなければ失格である。
だから最終的に選挙資格を獲得できるのは蔡英文、韓国瑜と呂秀蓮の三組
となる可能性が高いし、この三組の外に立候補しても勝ち目はない。

現状では蔡英文が優勢と保っているようだが蔡英文には致命的な問題
がある。それは彼女が84年にロンドン政経学院で取得した博士学位の
真偽問題である。

これは個人的な問題だが民間で調査している人が多数いて、今日までに有
名な学者が二人、別々にロンドン政経学院に赴いて調査した結果を発表し
ているので選挙に大きな影響を与えるのは間違いない。

以上の結果を総合すると韓国瑜は人気が日毎に下落して国民党が彼を
更迭する動きもある。呂秀蓮は個人的に人気がなく喜楽島聯盟の支持
者も多くない。

蔡英文は博士号問題が発覚したら選挙どころではないし、
当選しても辞職を迫られるかもしれない。今回の選挙は有権者が
どのように投票するか全く予測できない。
at 09:55 | Comment(0) | Andy Chang

2019年08月27日

◆グーグルが大統領を選べる

Andy Chang
 

SNS(ソーシャルネットワークサービス)が選挙に決定的な影響を与え
ることが大きな関心事になっている。グーグルやフェイスブックなど
厖大な読者層を持つネットサービスは数百万人の意見操作が出来る。
SNSは世界中に読者を持っているので選挙だけでなく世界中の人間を
洗脳することが出来る。これは大問題だ、早急に世界共通の規制法則
を作るべきである。

これまでは選挙は金で動かせるということだった。しかし今ではネッ
トで呼びかけるだけで候補者を当選させることが出来る。ネットサー
ビスの会社がほとんど見分けることが出来ないプログラム操作で多数
の「決まった意見のない投票者(Undecided voter)」をコントロールす
ることが出来るし、SNSが意見を操作した証拠もあげられない。

数日前、国会の上院議員諮問会でエプスタイン博士(Robert Epstein)
はは彼の研究によると2016年の大統領選挙でグーグルのSNS操作で少
なくとも260万人がヒラリーに投票したと述べた。エプスタイン氏は
心理学者でAmerican Institute for Behavioral Research and
Technologyの上級研究員である。彼は民主党員だが、グーグルが選挙の際
に情報操作でヒラリーに援助したことを厳しく批判し、「一つの会社が多
数人民の意見を操作する能力を持つこと」に警報を発したのである。

上院の諮問委員会でテッド・クルース議員(共和党)が彼の260万票
発言について再確認を求めたとき、エプスタイン氏は「私が述べた260
万票とは最低の数字です。SNS操作では260万から1050万票を動かせ
る」と述べた。また、「2016年の選挙ではヒラリー当選がほとんど確
実と思われていたのでグーグルだけが意見操作をした。しかし2020年
の選挙ではSNSが最低でも1000万票を動かすことが出来る」と述べ、
「例えばリベラルと知られて(思われて)いるフェイスブックのズッ
カーバーグ会長が皆で投票に行こうと書いたら少なくとも1600万票
がサヨク候補に投票し、意見を操作した証拠もない」と述べた。

グーグルの意見操作はZackary VorhiesとGreg Coppora両人の内部告発
でわかったのである。https://youtu.be/buYS1biprSs 

しかしVorhiesはグーグル内部で情報操作ををした複数の人物も証拠
も確定できないと述べた。グーグルやフェイスブック、ツイッターな
どのインターネット会社は常に利用者の人物調査をしているし、利用
者をストップする、ブラックリストに入れる、ランキング(Ranking)
と言って利用者の傾向を調べて意見を分類し、どの部類に属するかを
決めたり変更したりできる。

また摘発が困難な方法で内容を変更することもできる。メディアの意
見操作は通常的で簡単だ。例えば「トランプがこのように述べた」と
書くのと「トランプはこのように喝破した」では大きな違いがある。
Vorhiesは、グーグルはいつも意見の公平
を維持していると言うがグーグル内部のリベラル人物が情報操作をし
たことは明らかだと述べた。問題は確証を上げられないことだと言う。

エプスタイン博士はは国会の諮問委員会でグーグルやフェイスブック
が日常的に行っている「監視、検閲、運営、操作(Surveillance,
Censorship, Administration, Manipulation)」は選挙だけでなく世界中
の人間の意見操作ができる。早急に規制を設けるべきだと述べた。

共和党のクルーズ議員は「SNSの情報操作について早急に規制対策を
講じるべき」と述べた。民主党の選挙候補者ウォレン議員はGAFA(グ
ーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)を分割せよと主張し
た。大会社を分割してもSNSを制御することはできない。バイデン候
補とハリス候補は政府がSNSを制御する方策を講じろと述べただけで
ある。アメリカは2020年の総選挙までに対策を講じるべきだが、それ
より世界共通の対策が必要である。
at 10:10 | Comment(0) | Andy Chang

2019年08月02日

◆台湾の選挙事情

 Andy Chang
 

台湾の総選挙は来年の1月20日が投票日である。投票日まで4カ月半
しかない。選挙事情は混沌としている。これまで台湾の政治は2党政
治を理想として国民党と民進黨の政権争いだったが、今では国民党、
民進黨、共に人気が低下し、小政党がたくさん出来た。小政党の合併
統合は進展しない。

台湾には外省人系(泛藍)の国民党の他に親民党と新党などがあり、
台湾人系(泛緑)の民進黨、台聯党、独立系(泛白)の時代力量、喜
楽島聯盟など多数ある。台湾には大小合わせて250近くの政党がある
と言われている。小政党がたくさんあるのは国民の政治意識が混乱し
て統合できないことと国民の国民党と民進黨に対する失望である。

国民は国民党の親中路線に反対だが、現状維持の蔡英文に失望してい
る。国民党も民進黨も嫌いとなると誰に投票すればよいのか迷ってし
まう。総選挙には総統選挙と立法委員(国会議員)の選挙だが、総統
選挙では国民党の韓国瑜と民進黨の蔡英文、2人とも民間の評価は最
低だ。蔡英文に投票して民進黨に投票しない者、蔡英文に投票せず民
進黨に投票する者、両方とも投票しない者、民進黨に失望して国民党
に投票する者、いろいろある。国民党側でも同じく韓国瑜に投票しな
い者、国民党に投票しない者などが居る。

韓国瑜は親中路線を主張し、主張が曖昧で高雄市長の失政ぶりが目立
ち、高雄市では罷免の署名運動が起きている。韓国瑜は外省人老人層
の支持が強いが中年層と若年層の支持は低い。但し中国の支持がある
ので韓国瑜のニュースが毎日の新聞の大半を占めている。

民進黨の蔡英文は現職の総統だが、去年の中間選挙で惨敗したにも拘
らず、政党初選で強引に選挙ルールを変更して対立候補の頼清徳に勝
ったため国民が失望した。最近は香港の反中デモのお蔭で蔡英文支持
が高まったと思ったら蔡英文の総統府侍衛長のタバコ密輸事件で人気
がまた下がった。つまり今のところ総統選挙における蔡英文と韓国瑜
の支持率は二人とも20%どまりと言われている。

総統選挙の候補者が蔡英文と韓国瑜の2人だけなら勝負は五分五分だ
が、もしも第三、第四の候補者が出れば結果はわからない。この2人
の外に出馬を噂されているのが台北市長郭文哲と国民党の初選で落
選した郭台銘の2人である。2人とも出馬を明らかにしていないのに
支持者団体が強力に出馬を推進している。

郭台銘は国民党の初選で落選したあと日本に旅行し31日に帰国した。
支持団は彼が必ず出馬すると気勢を上げている。郭台銘は国民党系の
候補者だから彼が出馬すれば韓国瑜に不利である。

一方、柯文哲は数回の親中発言で独立派に嫌われているが今でも支持
者が強力で、彼が出馬すれば蔡英文を拒否する票が彼に集まる。蔡英
文に失望した民衆がかなり多いのがわかる。以上4人の支持率は蔡、
韓、郭が20%どまりで柯18%と言われている。

ところが郭台銘と柯文哲がコンビを組めば蔡英文と韓国瑜を抜いて
当選すると予想されているので2人の動向が注目されている。国民
の反国民党と反民進黨感情がかなり強いことがわかる。郭・柯コンビ
が投票結果の40%を取れば当選は確実だ。

まだある。郭・柯コンビが当選するのを恐れる民間では新しく政党を
立ち上げた喜楽島聯盟が民進黨の初選に落ちた頼清徳を擁立して立候
補させると言う。喜楽島聯盟は台湾の独立派であり、民間の頼清徳の
人気も高いから独立派が頼清徳を立てて郭・柯コンビの当選を防ぐ可
能性は高い。こうなれば総統選挙は候補者が4人の大混戦となって誰
が当選するか予想は難しい。

総統選挙と国会議員選挙が台湾の将来を左右することは間違いない。
誰が総統に当選するかが大切だが、国会議員も重要である。国民党親
中派が国会で優勢となったら中国の台湾併呑が進むだろう。民進黨・
独立派が国会で優勢なら中国の併呑を一時的に阻止できる。台湾人が
人口の85%を占める台湾で中国の脅威がこれほど強いのは蔡英文・民
進黨の責任であり、これを改善するのは投票者全体の責任である。

at 09:56 | Comment(0) | Andy Chang

2019年07月31日

◆マラー検察官の国会喚問は大失敗

Andy Chang
 

米国でマラー検察官が22カ月の調査の後で発表したトランプ大統領の
ロシア癒着疑惑の調査では、報告書の第一部でトランプのロシア癒着
の証拠はなかったと結論した。

だが報告書の第2部ではトランプが調査を妨害した疑惑調査では罪の
証拠はなかったが、トランプの名誉を回復(Exonerate)するに至って
いないと結論付けた。マラー検察官は調査結果は全て報告書に書いたから
付け加えることはないと述べたが、マラー検察官は「トランプ有罪の証拠
はなかったけれど、国会が大統領を罷免する権利がある」と付け加えたの
である。

この発言のため民主党優勢の国会はマラー検察官を国会に召喚してト
ランプを罷免するための新証拠を探すとした。共和党側はロシア疑惑
とはヒラリーが選挙違法ででっち上げたものでトランプは冤罪で、冤
罪をでっち上げたFBI/DOJを調査すべきだと主張している。国会喚問
の二つの委員会、司法委員会はトランプが選挙で違法行為があったか
について調査し、情報委員会はロシアの選挙介入についてトランプが
関連した疑惑とトランプがマラーの調査を妨害したかを調査する。

7月24日にマラー検察官は国会の司法委員会と情報委員会の喚問に応
じて、二つの委員会でそれぞれ3時間の質問に答えた。国会喚問の結
論は両党側の議員とメディアが認めたように民主党にとって大失敗
(Disaster)、または不発弾(Dud)だった。もう一つの結果は後述
するようにマラー氏の検察官としての信用がガタ落ちしたことである。

民主党側がトランプ不利な言質を得ようとした度重なる質問に対し、
マラー検察官は二十数回も「報告書に書いている通り」と答え、新たな
証拠はなかった。民主党側の議員がトランプに不利な意見を述べても
マラー検察官は「同意できない」と答えるか、「私の調査に関係ない」
と答えた。民主党側の得た唯一の結果はトランプとロシアの癒着の証
拠はなかったと述べたことである。

トランプの調査妨害についてマラー検察官は「名誉回復(Exonerate)
と結論しなかった」と報告書にあったことを再確認した。民主党側は
名誉が回復できないとは「罪の疑惑が残っている」と主張しているが、
共和党議員は「検察官の任務は有罪証拠を調査することである、証拠
がなければ無罪、名誉回復は検察権の任務ではない」と反論した。更
に共和党議員は、「検察官の任務である有罪証拠がないと結論としたの
にトランプの名誉を回復しなかった」とし、司法部に名誉回復の責任
を取らせるようにしたと譴責した。

トランプとロシアの癒着(Collusion)調査について、マラー検察官は
「癒着」は法律用語ではないとしたが、共和党議員はマラー検察官が
癒着(Collusion)とはトランプがロシアと結合した陰謀(Conspiracy)
のことと報告書に書いてあることを指摘し、陰謀の調査でトランプが
ロシアと共謀した証拠はなかったと書いてあると指摘した。つまり癒
着(ロシアとトランプが共謀した)証拠がなかったなら名誉を回復す
べきなのにトランプの名誉を回復をする責任を司法部になすり付ける
べきではないと譴責した。マラー氏は共和党議員の何回もの譴責にす
べて沈黙を守り返答しなかった。

共和党側はマラー検察官がなぜFBIの高級官僚、Andrew Weissmannや
Peter Stzrokなど、反トランプ陰謀の仲間の人たちを使って調査した
明白な違法行為を追及した。更にこの調査はスティール文書と言う偽
の証拠を元にFBIがFISA(防諜スパイの調査申請)始めたことを追及し
したがマラー検察官はスティール文書、ヒラリー、FISAの違法性など
については一切答えることはしないと断って共和党の追求を避けた。
そして更にマラー検察官は「私は仕事ができる人を起用しただけで、
反トランプの人物を選んで雇用したのではない」と答えた。

これを更に追及されたマラー検察官は呆れたことにAndrew Weissmann
がヒラリーの当選パーティに参加したことやPeter StzrokとSteeleの関
係をみんな知らなかったと述べ、スティール文書がヒラリーの金で
Fusion GPS会社がスティールを雇って作成したことなど、みんな知らな
いと答えたのである。

彼の起用した調査員の政治動向や反トランプの中心であるガセネタの
ことなど一切知らないと答えたのは衝撃的である。これでマラー検察官
が調査に不適任で部下に任せっきりだったことが暴露されたのである。

マラー検察官は数多の質問に答えることが出来なかった。6時間にわ
たる質問で報告書の内容も詳しくないことがわかり、議員の質問に対
して報告書のどのページかと聞き返し、議員に指摘されて報告書の該
当箇所を読んだあとで「ここに書いた通りです」と答えたことが20
数回にも及んだので、恐らくこの調査報告は部下のワイスマンが書い
たのだろうと言うことが判明した。つまりマラー氏は不適任でしかも
調査を部下に任せていたことがわかった。ワイスマンは反トランプの
首魁だから報告書の信憑性、正当性が疑問視されることになった。

この国会喚問は民主党のロシヤ癒着の調査と共和党のトランプ冤罪を
でっち上げた証拠を探すためだったので、民主党と共和党の双方から
いろいろな質問があり、双方にとって有利、不利な結果があったので、
注意しなければ「群盲象を撫でる」報道となってしまう。特に翌朝の
「テレ朝」の報道は、「トランプ氏は大統領の任期を終えたら追訴でき
る」と述べていた。これではまるでトランプは有罪だが在職中は起訴
できないが、退職すればすぐ追訴され有罪判決を受けるように思われ
てしまう。

実際に起きたことは当日朝の聴聞会でTed Lieu議員(民主党)が大統
領を退職後に追訴出来るかと訊ね、マラー検察官が「法律は全ての人
に公平だから退職後は追訴できる」と答えたことである。しかしこの
あとマラー検察官は午後の聴聞会で「この答は不完全である。誰でも
追訴する権利はあるが、本調査でトランプ大統領の有罪証拠はなかっ
た」と追加説明した。

トランプ大統領の追訴について民主党議員は「法律上の時効」は5年
だがトランプ氏が2020年に再選を果たせば退職は8年後で、時効にな
るだろう(ロシア癒着は2016年)と言った議論がなされた。マラー検
察官の追加説明でトランプの有罪証拠はなかったと言明したので時効
論は意味がない。

国会喚問の翌日、民主党側はトランプ有罪の追加証拠はなかったが、
トランプ罷免の努力は継続すると発表、これに対しペロシ国会議長
(民主党)は証拠がなければ罷免はできない、たとえ下院が罷免案を
通しても上院で否決されると述べた。

共和党議員の大多数は、トランプのロシア癒着は冤罪であることが
わかった。今後はトランプの冤罪をでっち上げた真犯人の調査をす
べき、William Bar司法長官の「冤罪調査の調査」に期待すると述べた。


at 11:47 | Comment(0) | Andy Chang

2019年07月29日

◆マラー検察官の国会喚問は大失敗 

         Andy Chang
 

米国でマラー検察官が22カ月の調査の後で発表したトランプ大統領の
ロシア癒着疑惑の調査では、報告書の第一部でトランプのロシア癒着
の証拠はなかったと結論した。

だが報告書の第2部ではトランプが調査を妨害した疑惑調査では罪の
証拠はなかったが、トランプの名誉を回復(Exonerate)するに至って
いないと結論付けた。マラー検察官は調
査結果は全て報告書に書いたから付け加えることはないと述べたが、
マラー検察官は「トランプ有罪の証拠はなかったけれど、国会が大統
領を罷免する権利がある」と付け加えたのである。

この発言のため民主党優勢の国会はマラー検察官を国会に召喚してト
ランプを罷免するための新証拠を探すとした。共和党側はロシア疑惑
とはヒラリーが選挙違法ででっち上げたものでトランプは冤罪で、冤
罪をでっち上げたFBI/DOJを調査すべきだと主張している。国会喚問
の二つの委員会、司法委員会はトランプが選挙で違法行為があったか
について調査し、情報委員会はロシアの選挙介入についてトランプが
関連した疑惑とトランプがマラーの調査を妨害したかを調査する。

7月24日にマラー検察官は国会の司法委員会と情報委員会の喚問に応
じて、二つの委員会でそれぞれ3時間の質問に答えた。国会喚問の結
論は両党側の議員とメディアが認めたように民主党にとって大失敗
(Disaster)、または不発弾(Dud)だった。もう一つの結果は後述する
ようにマラー氏の検察官としての信用がガタ落ちしたことである。

民主党側がトランプ不利な言質を得ようとした度重なる質問に対し、
マラー検察官は20数回も「報告書に書いている通り」と答え、新たな
証拠はなかった。民主党側の議員がトランプに不利な意見を述べても
マラー検察官は「同意できない」と答えるか、「私の調査に関係ない」
と答えた。民主党側の得た唯一の結果はトランプとロシアの癒着の証
拠はなかったと述べたことである。

トランプの調査妨害についてマラー検察官は「名誉回復(Exonerate)
と結論しなかった」と報告書にあったことを再確認した。民主党側は
名誉が回復できないとは「罪の疑惑が残っている」と主張しているが、
共和党議員は「検察官の任務は有罪証拠を調査することである、証拠
がなければ無罪、名誉回復は検察権の任務ではない」と反論した。更
に共和党議員は、「検察官の任務である有罪証拠がないと結論としたの
にトランプの名誉を回復しなかった」とし、司法部に名誉回復の責任
を取らせるようにしたと譴責した。

トランプとロシアの癒着(Collusion)調査について、マラー検察官は
「癒着」は法律用語ではないとしたが、共和党議員はマラー検察官が
癒着(Collusion)とはトランプがロシアと結合した陰謀(Conspiracy)
のことと報告書に書いてあることを指摘し、陰謀の調査でトランプが
ロシアと共謀した証拠はなかったと書いてあると指摘した。つまり癒
着(ロシアとトランプが共謀した)証拠がなかったなら名誉を回復す
べきなのにトランプの名誉を回復をする責任を司法部になすり付ける
べきではないと譴責した。マラー氏は共和党議員の何回もの譴責にす
べて沈黙を守り返答しなかった。

共和党側はマラー検察官がなぜFBIの高級官僚、Andrew Weissmannや
Peter Stzrokなど、反トランプ陰謀の仲間の人たちを使って調査した
明白な違法行為を追及した。更にこの調査はスティール文書と言う偽
の証拠を元にFBIがFISA(防諜スパイの調査申請)始めたことを追及し
したがマラー検察官はスティール文書、ヒラリー、FISAの違法性など
については一切答えることはしないと断って共和党の追求を避けた。
そして更にマラー検察官は「私は仕事ができる人を起用しただけで、
反トランプの人物を選んで雇用したのではない」と答えた。

これを更に追及されたマラー検察官は呆れたことにAndrew Weissmann
がヒラリーの当選パーティに参加したことやPeter StzrokとSteeleの関
係をみんな知らなかったと述べ、スティール文書がヒラリーの金で
Fusion GPS会社がスティールを雇って作成したことなど、みんな知らな
いと答えたのである。

彼の起用した調査員の政治動向や反トランプの中心であるガセネタの
ことなど一切知らないと答えたのは衝撃的である。これでマラー検察官
が調査に不適任で部下に任せっきりだったことが暴露されたのである。

マラー検察官は数多の質問に答えることが出来なかった。6時間にわ
たる質問で報告書の内容も詳しくないことがわかり、議員の質問に対
して報告書のどのページかと聞き返し、議員に指摘されて報告書の該
当箇所を読んだあとで「ここに書いた通りです」と答えたことが20
数回にも及んだので、恐らくこの調査報告は部下のワイスマンが書い
たのだろうと言うことが判明した。つまりマラー氏は不適任でしかも
調査を部下に任せていたことがわかった。ワイスマンは反トランプの
首魁だから報告書の信憑性、正当性が疑問視されることになった。

この国会喚問は民主党のロシヤ癒着の調査と共和党のトランプ冤罪を
でっち上げた証拠を探すためだったので、民主党と共和党の双方から
いろいろな質問があり、双方にとって有利、不利な結果があったので、
注意しなければ「群盲象を撫でる」報道となってしまう。特に翌朝の
「テレ朝」の報道は、「トランプ氏は大統領の任期を終えたら追訴でき
る」と述べていた。これではまるでトランプは有罪だが在職中は起訴
できないが、退職すればすぐ追訴され有罪判決を受けるように思われ
てしまう。

実際に起きたことは当日朝の聴聞会でTed Lieu議員(民主党)が大統
領を退職後に追訴出来るかと訊ね、マラー検察官が「法律は全ての人
に公平だから退職後は追訴できる」と答えたことである。しかしこの
あとマラー検察官は午後の聴聞会で「この答は不完全である。誰でも
追訴する権利はあるが、本調査でトランプ大統領の有罪証拠はなかっ
た」と追加説明した。

トランプ大統領の追訴について民主党議員は「法律上の時効」は5年
だがトランプ氏が2020年に再選を果たせば退職は8年後で、時効にな
るだろう(ロシア癒着は2016年)と言った議論がなされた。マラー検
察官の追加説明でトランプの有罪証拠はなかったと言明したので時効
論は意味がない。

国会喚問の翌日、民主党側はトランプ有罪の追加証拠はなかったが、
トランプ罷免の努力は継続すると発表、これに対しペロシ国会議長
(民主党)は証拠がなければ罷免はできない、たとえ下院が罷免案を
通しても上院で否決されると述べた。

共和党議員の大多数は、トランプのロシア癒着は冤罪であることが
わかった。今後はトランプの冤罪をでっち上げた真犯人の調査をす
べき、William Bar司法長官の「冤罪調査の調査」に期待すると述べた。


     
at 09:47 | Comment(0) | Andy Chang

2019年07月23日

◆台湾の新政党「喜楽島聯盟」

      Andy Chang
 

7月20日、台湾の台南市で新しい政党「喜楽島聯盟」が名乗りを上げ
た。この政党は長老教会が主体となって推進する新政党で、約200人
が参加した。投票によって長老教会の羅仁貴牧師を初代党首に選出した。
副党首は政治学者の施正鋒が当選した。

喜楽島聯盟は「喜樂島連盟」は「反中国併呑」「正名台湾国」「制定新
憲法」「加盟連合国(国連加盟)」をスローガンに掲げている。台湾の
将来は台湾人が決定するとはもとより台湾人の主張だが、蔡英文総統
はこの主張を避けて現状維持で政治が3年も停頓していたため、去年
の中間選挙で民進黨が惨敗した。台湾人が民進黨に失望して国民党に
投票したのである。

なぜ新政党を立ち上げたかと言うと、来年の総選挙で人民が国民党に
投票しないようにするためである。台湾人は民進黨に失望している。

その上に最近の総統候補の初期選挙で民進黨が勝手に選挙ルールを変
更して蔡英文が総統候補に当選したので殆どの民衆は民進黨を見限っ
たと言われている。民進黨はダメ、国民党は絶対ダメ。困ったものだ。

もしも蔡英文が落選して国民党の韓国諭が当選し、国会で国民党過半
数となれば中国の台湾併呑が実現する。来年の総選挙は台湾の危機で
ある。喜楽島聯盟はこの危機を防ぐため総統候補者は出さないが民進
黨とは別の15人の立法委員候補を立てると発表した。つまり民進黨の
国会議員の大多数が落選することを予期して国民党議員が当選しない
ように新しい議員を立てることが新政党の目的である。

民衆は蔡英文政権に失望している。3年前に蔡英文が総統に当選して
民進黨が国会で多数派となり、台湾民衆は民進黨の完全執政となった
ことに大いに期待した。ところが蔡英文は国民党員を閣僚に起用し、
人民の期待した司法改革、憲法改正、公平正義は進捗せず、3つの外
交国を失い、軍艦疑獄、経済汚職、建設汚職など大きな問題が起きた。
人民が期待した陳水扁元総統の冤罪も解決しなかった。

台湾人は蔡英文に失望したが国民党に政権を渡すわけにいかない。2
大政党制度の選挙では民進黨に失望したから国民党に投票する、投票
しない、嫌でも民進黨に投票するの3つの選択がある。喜楽島聯盟は
新たに15名の候補者を出して第4の選択肢を加える。

最近香港で起きた反中国デモンストレーションのお蔭で親中国を主張
する国民党を警戒するようになった。それでも蔡英文評価は最低で、
今では民進黨候補に投票する民衆は「殆ど居ない」と言われている。
喜楽島聯盟の推薦する15人が全員当選しても台湾派が国会で優勢を
守れるかはわからない。「天祐台湾」を祈るばかりである。

at 10:03 | Comment(0) | Andy Chang

2019年07月19日

◆トランプと闇の帝国の戦い

Andy Chang
 

アメリカのマラー検察官はロシア癒着調査の報告を提出してから、以後は
国会の召喚に応じないと声明したものの、国会議員の圧力があったので今
月の17日に国会の司法委員会と情報委員会の召喚に応じることにしたが、
委員会の都合で24日に延期した。

この2つの委員会は委員が44人もいるので各委員の質問時間は5分しかな
い。みんな聞きたいことがたくさんあるので要点を練っていると言う。

マラー検察官はすべてを報告書に書いたから余計に言うことはないと述べ
た。それでも民主党側も共和党側も聞きたいことが山ほどある。

民主党側はマラーがトランプ有罪の証拠を見つけると期待していたのにマ
ラーが証拠はなかったと結論したので大いに失望した。

マラーはトランプが疑惑調査を妨害した証拠はないが潔白でもない、国会
が罷免できると述べた。検察官が調査したけど証拠がない、それなのに国
会が罷免しろと言ったのである。これでマラー検察官は中立でなく反トラ
ンプの仲間だったことが判明した。

だから議会の民主党議員は新証拠を探すため彼を召喚し、共和党側の委員
はマラーが検察官として公正でなかったことを詰問する。つまり国会喚問
ではマラー検察官の報告書そのものが疑問視される。

あろうことか検察官自身がトランプの罪を発見できなかったから国会
で罷免しろと述べたのである。調査委員会の委員長は2人とも民主党
員だがらマラー氏を召喚して報告書に書いてなかった新事実を見つけ
だすつもりだ。反対に共和党議員はマラー特別検察官が2年かけてト
ランプ大統領を調査したこと自体が陰謀である証拠を探す。

もともとマラー検察官は「ロシア癒着の調査」を任命されたのであっ
て調査妨害は任命の範囲外である。マラー氏は司法省の古参上級幹部
でFBIのコーメィ長官とも親しかったからロシア癒着が嘘だと知って
いたはずである。ロシヤ癒着の証拠はスティール文書だけである。

スティール文書はヒラリーの資金で作成した偽物と選挙の前からわかっ
ていた。わかっていたにも拘らず調査を二年続けた。反トランプの中
心人物、ワイスマン、ストロークなどを雇って調査を続けた。こんな
調査が中立公正であるはずがない。マラー検察官はなぜスティール文
書の信憑性、ヒラリーとスティールの関連を調査しなかったのか。マ
ラー氏も陰謀の仲間だったと考えれば納得がいく。

アメリカの闇の帝国とは大きな渦のようなもので、渦の中心はヒラリ
ーである。ヒラリーが犯した数々の罪を隠蔽するためにいろいろな政
府機関の複数の高級官僚が関与していた。彼女の罪を隠すために数多
の高級官僚が罪を犯し、罪の上に罪を重ねて行ったのである。

ヒラリーの犯罪は彼女が12個以上の個人スマホとクリントン家のサー
バーを違法と知りながら、しかも部下から何度も違法を注意されても
平気で続けて使用していたことに始まる。

Judicial Watch社がベンガジ事件を調査するため国務院とFBI、オバマ
とヒラリーと彼女の部下のメール通信記録を要求した。ヒラリーとオ
バマはベンガジ事件の真相を隠すため通信データの提供を渋った。こ
の調査でヒラリーが違法に個人のスマホを使って通信していたことが
判明し、しかもクリントンのサーバーが中国とロシアにハッキングさ
れていたことも判明した。

ヒラリーの罪を隠すため国務省、ホワイトハウス、司法省やFBI、CIA
のトップが証拠隠滅に加わった。ベンガジ事件に続いてオバマとエリ
ック・ホールダー司法長官のFast & Furiousの失敗事件、ヒラリーの
Uranium One事件、スティール文書の作成、トランプのロシア疑惑、大
統領罷免陰謀などいろいろなオバマ政権の犯罪がどんどん増えていっ
た。これがオバマ民主党の「闇の帝国」である。

彼らは数多の犯罪を隠蔽するためにトランプ罷免を始めたのであった。
ところがトランプは辞職に追い込まれず、闇の帝国の犯罪が暴かれる
ようになったのだ。

オバマ民主党は数多の犯罪を隠すためヒラリーを絶対に当選させたか
った。そのために複数のDOJ/FBI、CIAとDNAのトップが反トランプに
介入した。これだけ多くの民主党員が陰謀に参加したのでトランプが
大統領になってもトランプ下ろしを続ける必要があった。

マラー氏を特別検察官に任命してロシア疑惑を調査させたが、二年
かけても犯罪の証拠がなかった。だから次にトランプがマラーの調査
を妨害した証拠を捜し、それも証拠がないので国会が罷免するという。

闇の帝国は選挙の前、当選したあと、大統領になったあとも闇の帝国
はトランプの罪を追及し続けた。この間トランプは国会で民主党側の
ボイコットとメディアのフェイクニュースにさらされながら、この三
年で経済は向上し株価が高値を更新し続け、雇用増加と50年来の失業
率低下の業績を挙げた。国際問題でも中国、北朝鮮、イランなど良い
結果を得ている。それでもメディアとサヨク民衆のトランプ反対が続
いている。民主党はトランプ再選を阻むため罷免を続けるだろう。闇
の帝国が摘発されたら選挙どころか民主党の破滅となる。
                 (滞米台湾人地球物理学者)


at 11:09 | Comment(0) | Andy Chang

2019年06月29日

◆マラー検察官の国会喚問

Andy Chang
 

マラー検察官は5月29日の引退声明でトランプを調査した事柄はすべ
て448ページの報告書に書いたから今後は国会が召喚しても応じない
と述べた。しかし国会の調査委員会は彼と交渉を続け、マラー検察官
は遂に7月17日に国会での公開証言に同意すると発表した。

これは二つの意味でアメリカの史上初である。第一に特別検察官が調
査報告書を発表した後で国会が検察官を喚問された例はない。クリン
トン大統領を調査したケン・スター特別検察官はクリントン有罪の証
拠を見つけることが出来なかったが、国会は彼を喚問しなかった。第
二の史上初の事態とは、国会議員が今週末から夏休みに入るのに休暇
中の7月17日に国会喚問を行うのである。

国会の情報調査委員会のSchiff民主党議員と監察委員会のNadler民主
党議員は、マラー報告書がトランプの有罪証拠がなかったと結論した
けれどまだ納得できないからトランプ大統領が調査を妨害したかにつ
いてマラー検察官の証言を求めるとした。何が何でもトランプを罷免
したいのである。

ロシア癒着の調査では証拠がなかったのでトランプの潔白が証明され
た。しかしマラー検察官は、トランプが調査を妨害したかどうかにつ
いて「証拠は見つからなかったが潔白を証明できなかった」と述べ、
更に国会がトランプを処罰することが出来ると述べたのである。

この声明で民主党議員は大喜びでトランプの有罪証拠を見つけるため
に新たな調査委員会を発足させ、60人以上の民主党議員がトランプを
罷免する提案に賛成した。しかし証拠がないのでペロシ議長はトラン
プ罷免案を提出できない。2つの調査委員会はマラー検察官を喚問し
て新しい証言を引き出すつもりである。マラー検察官はみんな報告書
に書いたと述べたから公開喚問で新しい証拠が出る可能性は低い。

共和党側は当初からトランプのロシア疑惑調査はでっち上げの証拠を
使った陰謀で、特別検察官の任命や民主党の調査が違法と知っている。
違法と知りながらマラー検察官は2年も調査を続け、結果としてロシ
ア癒着の証拠がなかったのに、トランプが調査を妨害した可能性を報
告の第二部で12のエピソードとして報告し、それでもトランプが踏査
を妨害した証拠はなかったが潔白は証明できないと言い、国会で罷免
すればよいと述べたのである。

つまり共和党側はマラー検察官が「トランプ罷免陰謀の仲間」と見て
公開喚問で彼を尋問したいことが山ほどある。

民主党側はトランプの調査妨害についてである。マラー検察官の報告
には12のエピソードが報告されているが、すでに報告書に詳述したか
ら新証拠を見つけるのは難しい。民主党の調査委員会はマラー検察官
の口からなぜトランプの潔白を証明しなかったのかと聞きたい。これ
は共和党側と国民すべての疑問でもある。

共和党側が知りたいことは山ほどある。ヒラリーの金でスティール報
告をでっち上げたのである。FBI/DOJは当初からスティール文書がガセ
ネタと知りながらヒラリーの当選に関与していた。

FBIはスティール文書を使ってFISA(外国諜報員の調査)申請してト
ランプの選挙妨害をした。それでもトランプが当選した。トランプが
大統領に就任した後になっても同じガセネタを使ってトランプのロシ
ア疑惑をでっち上げ、スティール文書がロシア疑惑の調査で特別検察
官を任命する根拠となったのである。

マラー検察官がFISA申請はガセネタと知りながら2年も調査を続け
たのは何故か。彼は当初から調査すべきでなかったし、途中でガセネ
タである証拠が公開されても調査を続けた。マラー検察官も罷免陰謀
の仲間であると見てもおかしくない。公開喚問での共和党側の追求は
熾烈を極めるに違いない。

検察官は調査で有罪の証拠が見つからなかったら無罪と判決すべきで
ある。これはすべての法学者が認めることである。ところがマラー検
察官は有罪の証拠はないが無罪と言えないと発表し、おまけに国会が
大統領を罷免することが出来ると述べたのである。

共和党のコリンズ議員は「潔白を証明できるまで有罪だと言うのか」
と述べた。来月17日の公開喚問でトランプの有罪証拠は発見できず、
逆に民主党、闇の帝国、マラー検察官に不利になるかも知れない。
Andy Chang氏は在米台湾人地球物理学者。

    
at 12:15 | Comment(0) | Andy Chang

2019年06月24日

◆民主党政治家の素質

Andy Chang
 

2日前にトランプ大統領がフロリダで来年の選挙に向けて選挙運動を
行ったところ2万人の参加者を集める大集会となった。おまけにこの
第一回の選挙運動で2500万ドルの献金が集まったと言う。

トランプに比較して民主党側は3か月前から選挙運動をしているにも
拘らず献金額は人気トップのバイデンが1600万ドル、2番目のサン
ダースは1500万ドル、残りは千万ドル以下である。集会にしても数
千人も集まればよい方でトランプの2万人に到底及ばない。左翼メデ
ィアが3年以上もトランプ批判を続けているのにこれが現状である。
メディアが反トランプを続けても国民はバカではない証拠だ。

アメリカの政治は過去3年のあいだ2極化したままである。メディア
の報道ではトランプが無知で傲慢で人使いが荒いと攻撃する。しかし
トランプ大統領のアメリカは経済向上、雇用増加、失業率は最低、外
交面でも中国や北朝鮮問題ではサヨク議員も反対できない。民主党議
員が連日のように罷免を叫んでいるが、国民はトランプ罷免に賛成す
るか、それともトランプの業績を支持するのか。今のところ2020年の
選挙ではトランプ続投が優勢のようである。

来年の大統領選挙に向けて民主党側は23人が名乗りを上げた。候補者
が多いのは候補者がみんなトランプに勝てると思っている証拠だ。左
翼メディアの報道を見ればトランプに勝つのは簡単と思うようだ。最
近の人気投票ではバイデン、サンダース、ウォレンなどがみんなトラ
ンプに勝つと報道している。それなのにトランプの集会では2万人が
参加し、25900万ドルを集めた。どちらが本当なのか。

民主党の候補者が集会で発表する政策主張はトランプ罷免を第一とし
ている。23人の候補者のほとんどがトランプ罷免を主張している。つ
まり民主党候補者の政治主張はトランプ罷免しかないと言える。トラ
ンプ罷免は国政でもなく経済でも外交でもなく国家政策と言えない。
選挙でトランプに勝つなら罷免する必要もないはずだ。トランプ罷免
で国民の票を集められるかと問えば甚だ疑問である。

共和党側はもしもトランプが負けたら「闇の帝国」が勝つことになり、
ヒラリーの罪悪は永遠に裁けないと主張する。この方が強力だ。アメ
リカ国民はヒラリーやオバマのDeep Stateを裁けない現状にイライラ
している。闇の帝国が勝ったらアメリカは大変だ。若しも投票前にヒ
ラリーが起訴されたら2020年の選挙は共和党が絶対に勝つだろう。

サンダースやウォレン、バイデンなどの社会主義者は「国民の権利」
を掲げて票を集めようとしている。国民には働く権利、無料教育の権
利、健康保険の権利がある、と言うのだ。

国民の権利を実施するには数十兆ドルの経費が必要だから金持ちに
90%の税金を課すると言う。この社会主義的主張はスターリンが半世
紀前に述べた、国民の働く権利、教育の権利、健康保険の権利と全く
同じで失敗すでには明白である。飲酒党の社会主義者に対し、トラン
プは「アメリカは社会主義国家にならない」と述べて喝采された。国
民の責任と義務を無視して政府から貰う権利を主張して愚民票を集め
ようとしてもうまくいかないだろう。トランプ罷免と「パンとサーカ
ス」的な社会主義の外にこれと言った主張はない。候補者の素質の低
さが明らかである。

国会では民主党議員がトランプ罷免を唱え、4つか5つの委員会でト
ランプ罷免の証拠集めをしている。マラー検察官はトランプのロシア
癒着の証拠はないと結論した。しかしマラー検察官は「トランプを起
訴する証拠はなかったが国会は別の方法でトランプを処罰することが
出来る」と述べたのである。この不合理な結論のお蔭で民主党議員が
トランプ罷免の証拠集めを再開したのである。国家の政策を放置して
大統領罷免に熱中しているのだ。

マラー検察官は2年かけて2500万ドルの税金を使い、40人の弁護
士を使って500人の証人喚問をし、2500万件の証拠物件を調査し
たけれどトランプを罷免する証拠が見つからなかった。証拠が挙がら
なかったなら検察官として無罪を主張すべきなのに、マラー検察官は
トランプを起訴できなくても国会がトランプを罷免できると示唆した
のである。

マラー検察官の調査は十分だったから国会が新たに調査しても罷免の
証拠が出るはずはない。それでもトランプ罷免を主張する民主党議員
は60人以上もいると言う。国策討論を放置してトランプ罷免に時間と
金を浪費す国会が空転するだけだ。

この3年間のアメリカを見れば民主党議員にまともな政治家はいない
ことがわかる。メディアの宣伝もあるのでトランプは嫌われている。
しかし、大統領に就任して2年もロシア疑惑で連日攻撃され、国策の
実施でも国会で反対され続けた。それにも拘らず経済、雇用、失業率
で目覚ましい成績を上げ、外交面でも中国や北朝鮮、イラン、シリア
などで国威の高揚を発揮した。

私はトランプが好きではないが大統領として立派な業績を挙げたこと
を評価する。だから民主党の「理由なき反トランプ」が大嫌いである。
民主党政治家にはトランプに匹敵する人物はいない。素質の低い民主
党政治家はトランプの爪の垢でも煎じて飲めばよい。

at 10:18 | Comment(0) | Andy Chang

2019年06月15日

◆台湾は「分断国家」ではない

Andy Chang
  

産経新聞の台北、上海支局長を務めた川崎真澄外信部編集委員兼論説
委員が、台湾と日本との関わりについて講演し、台湾と中国は「分断
国家」であり、家族や友人、恋人も約40年も断絶されていたと述べた。
https://www.sankei.com/life/news/190612/lif1906120044-n1.html

これは間違いである。分断されたのは中国人であって台湾人ではない。

台湾と中国が一つの国だったなら現状は分断された状態だが、台湾は
中国の領土ではないし中華人民共和国が台湾を統治したこともない。

河崎氏は日清戦争で清国が台湾を日本に割譲したことで「台湾が中国
から分断された」と言うが清国は中華人民共和国とは違う国である。
日本はサンフランシスコ和平条約で台湾の主権を放棄したが、台湾を
中華民国、または中華人民共和国(中共)に「返還」したのではない。
勝手に「中国」と自称する中共が台湾の主権を主張する根拠はなく、
世界諸国も認めていない。

河崎氏は「家族や友人、恋人が40年にわたって断絶されていた」と述
べたが、彼らは蒋介石が毛沢東との内戦に敗れた際に台湾に流亡した
中国人たちであって台湾人ではない。彼らも「外省人」と名乗って台
湾人とは違うと主張している。つまり中国大陸の家族と断絶された生
活を40年も送っていたことは台湾人のことではない。しかも外省人は
台湾住民の15%だけだから彼らが台湾に流亡したからとて台湾を分
断国家と言うのは間違いである。

台湾はサンフランシスコ条約によって日本にも中国にも属しない国と
なったのである。つまり台湾の主権は台湾人にあり中国でも日本でも
アメリカでもない。河崎氏は台湾、上海に10年も赴任していた経験を
持ちながらこんな基本的問題に間違った認識を持っているのか。

中国大陸では過去三千年の間にいろいろな国が出来ては滅んだが、こ
れらの国々は歴史上まとめて中国と呼ばれていても決して一つの「万
世一系」の国ではなく、いろいろな民族が作ったもので繋がりもない。
春秋戦国時代、三国時代、五胡十六国、南北朝、南宋北遼、蒙古人の
元、満州族の清など、違った国が出来ては滅んだ歴史を持っている。

中国大陸とはいろいろな民族が争奪を繰り返した土地なのであるが、
清国の領土を中共が継承する権利はない。清朝が割譲した台湾を中共
が主権を主張することは出来ない。しかも台湾を割譲した際に西太后
が「台湾は化外(けがい)の地」つまり統治の及ばない土地だと述べ
たことも歴史に載っている。中共の主張を認めて中国と台湾は分断国
家と言うのは間違いである。

台湾の主権が中国にあると主張する人の一部は、台湾は漢民族の国で、
中国も漢民族の国だから統一すべきと言う。民族国家であるという主
張だがそれなら中国は真っ先にチベット、東トルキスタン、内蒙古、
満州から撤退すべきである。

河崎氏はなぜ急に台湾と中国は「分断国家」と言い出したのだろう。
あくまでも憶測だが河崎氏は魏鳳和中国国防相のお先棒を担いでいる
のではないか。

6月2日にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャング
リラ・ダイアローグ)で魏鳳和国防相は、アメリカは南北戦争の際に
リンカーン大統領のおかげで「分断されなかった」、中国は台湾が独立
するなら「一戦を交えることも辞さない」と述べた。シャングリラ・
ダイアログの十日後に河崎氏が台湾は分断国家と述べたことは魏鳳和
の演説と関係があるのではないか。時間的にみれば河崎氏は魏鳳和の
演説に追従して台湾は分断国家と言ったように思える。

at 09:12 | Comment(0) | Andy Chang

2019年06月14日

◆「ロシア疑惑調査」の調査

Andy Chang

 
13日月曜、バー(William Barr)司法長官はコネチカット州のダーハ
ム(John Durham)弁護士に「ロシア疑惑調査の根源の調査」を命じた
と発表した。バー司法長官は最近2週間ほど、マラー検察官の報告書
について国会喚問と、ナドラー(Jerry Nadler)民主党議員からマラー
検察官のロシア疑惑調査報告の無検索全文の提出を命じられ、司法長
官として国家機密や個人情報を消去した報告書しか提出しないと応じ
て対立していた。だが民主党側は今回の「でっち上げ調査の根源を調
査する」司法長官の命令については沈黙している。

ロシア調査の根源とは誰が、如何なる理由で、どんな手段でトランプ
の疑惑をデッチ上げたか、誰がデッチ上げ情報を使って特別検察官を
指名したのかなどである。この命令に使用した「根源(Origin)」の意
味は非常に広い範囲を示している。疑惑をデッチ上げた大元は一般に
スティール文書と言われているが、スティール文書はヒラリーが100万
ドルを出し、民主党本部がコイ法律事務所を通してFusion GPSに調査
を依頼し、Fusion GPSが英国の元MI6諜報員スティールを雇って作り
上げた(ガセネタと判明した)文書である。しかもJOB/FBIはガセネ
タと知りながらこれを使ってロシア疑惑を作り上げたのである。

司法部のBruse Ohr、FBIのコーメイ長官や、Peter StrzokとLisa Page、
FBIはガセネタと知りながら何度もスティールに金を払った。FBIはガ
セネタと知っていながらFISA(国際諜報員調査)法廷にトランプ選挙
陣営の数人の調査を命じた。FBIは女性スパイをトランプ陣営に送り
込んだ。

ヒラリーが落選しトランプが大統領に就任した後もロシア疑惑を言い
立ててマラー検察官を指名した。マラー報告書がトランプの
ロシア癒着の証拠がなかったと結論した後も民主党側は独自でトラン
プのロシア癒着の調査を続けている。トランプは無実だと結論しても
民主党側は諦めずトランプ罷免の証拠を探しているのである。

今回バー司法長官が命令した「ロシア疑惑調査の根源を調査」とは一
連のトランプ大統領罷免の陰謀の「根源と行方」すべてを含む調査だ
から調査すればヒラリーはじめ民主党側の数十人の(有罪)関与が明
らかになる。民主党側が沈黙している理由がこれだ。過去二年間はト
ランプ側が沈黙していたが、これからはヒラリー、オバマ時代の司法
部、FBI、国務省、民主党議員、オバマの関与まで一切が調査される。

バー司法長官はダーハム氏を特別検察官に任命したのではなく、バー
司法長官が調査を主導すると言う。つまり、ダーハム検察官はバー司
法長官に調査結果を報告する。しかも検察官として資料提出命令権、
証人召喚権、陪審員招致の権利を持つので、調査で起訴相当となれば
有罪判決となったら監獄入りの可能性がある。

司法長官の調査は官僚に限られているが検察官の調査は官僚や議員、民間
人も含まれる。しかも13日の発表で明らかになったのはダーハム検察官が
数か月前から調査を始めていたことだ。いま話題になっているのはFBIが
トランプ選挙陣営に女性スパイを送り込んだことだ。

コーメイ元長官はスパイではないと弁解したが、正式の許可なくトランプ
の選挙陣営に調査員を送り込んだ行為をスパイかどうか、合法かどうかが
調査される。

トランプは傲慢な性格のためアメリカだけでなく全世界でトランプが
有罪で罷免されるのを喜ぶ人が多い。マラー検察官が2年近く調査し
てロシア癒着の証拠はなかったと結論したにも拘らず国会ではトラン
プの疑惑調査を続けている。無理に証拠を探し続ける民主党は異常で
ある。

「疑わしきは罰せず」という。トランプは疑わしいけれど証拠がない。
ヒラリーは個人のサーバー使用から個人のスマホで国家機密の交信、
それが発覚したら12個のスマホを破壊し、サーバーのディスクをフッ
酸に漬けてデータを完全消却した。個人サーバーの提出を命じられた
ら3300件のメールを違法消去したなど、20件近くの計画的違法行為が
ある。それなのにいまでも起訴されない。

疑いが晴れたトランプの罪を捜し続け、犯罪が明らかなヒラリーを見
逃すとは「いずこの国の習いぞや?」こんなアメリカは法治国家とは
言えない。ロシア疑惑調査の根源調査でDeep Stateを完全に滅却させ
ることに期待したい。


at 08:58 | Comment(0) | Andy Chang