2019年03月03日

◆マッケイブ元FBI長官の新書発表

Andy Chang


司法省監察長官に嘘を吐いた廉で免職されたマッケイブ(Andrew
McCabe)元FBI長官が“The Threat”と言うタイトルの本を出した。本
の副題は「How The FBI Protects American in The Age of Terror and
Trump」、つまりDOJ/FBIの上層部のトランプ罷免陰謀を正当化するために
書いた本である。

マッケイブはFBI副長官だったがコーメイ長官が免職になったので繰
り上げて代理長官となった。彼自身は引退する予定だったけれど、司
法省の監察長官に対し四回もウソを吐いた廉で引退直前(26時間前)
に免職になった男である。2016年の大統領選挙の際にFBIがトランプ
に不利な情報を意図的にメディアに洩らした事実を4度も監査官に聞
かれ4度とも否認した嘘吐きである。

「トランプに不利な情報」とはヒラリーの金ででっち上げたスティー
ル文書のことである。この文書に信憑性がない事は2016年5月と10
月に司法省のBruce Ohrが説明したのでわかっていたが、ウソとわか
っていたにも拘らずDOJ/FBIはスティール文書をWall Street Journal
のほか二か所に洩らし、この文書を使って法廷にFISA(外国スパイ調
査許可)の申請を提出したあと、トランプが当選したあとも3回ほど調
査の延期を申請したのである。コーメイFBI長官はトランプが当選し
た後の2017年1月4日にトランプと会見して「スティール文書は信憑
性に欠ける代物だ」と述べたにも拘らず会見後もスティール文書を使
ったFISAの延長を3回申請した。

DOJ/FBIの反トランプ陰謀の外にも国会はトランプの就任後もスティ
ール文書を理由にしてマラー氏を特別検察官に指名してトランプのロ
シア癒着を調査した。マッケイブの新書はトランプの罷免陰謀につい
ての弁解書である。トランプがロシアのスパイ要員(Asset)である可
能性を調査したとして正当性を主張しているのである。

この本はDOJ/FBIの上層部数人がトランプを罷免する証拠を研究して
いた、つまりトランプを罷免する陰謀の経緯が書かれていたのである。
新書発表のあともマッケイブはCBSの60Minutes とMSNBCのテレビ対談
で、ローゼンシュタイン司法副部長とFBI職員たちと一緒にどうやっ
てトランプを罷免する方法と証拠集めを討論していた。トランプ罷免
の秘密会談だがローゼンシュタインが首謀者だと陰謀の責任をなすり
付けている。

マッケイブはテレビ対談で、トランプ大統領がコーメィFBI長官を罷
免した8日後、マッケイブFBI長官、ローゼンシュタイン司法省副長
官やその他DOJ/FBIの職員数人がトランプ罷免の相談を行ったと話し
た。つまりクーデターの相談をした事実を発表したのである。

この集会でローゼンシュタインはトランプを罷免するには憲法改正第
25条を使えばよい、「大統領が日常の責務を果たせなくなったと認定
された場合、国会及び上院の両方で3分の2以上の賛成を得て副大統
領を大統領に繰り上げることが出来る」と述べた。

トランプが大統領の責務を果たせない証拠は、ローゼンシュタインや
DOJ/FBI職員が身体に録音機を隠してホワイトハウスに赴き、トランプ
大統領との会談を録音し、録音を国会議員に提供し、国会議員が憲法
改正第25条を行使してトランプを罷免すればよいと述べたと言う。

つまりトランプが正常な人間でない証拠を秘密録音し、国会議員に渡
して罷免に持ち込むという陰謀である。これが事実であればトランプ
罷免を画策したグループ全員が国家転覆罪で有罪判決を受けることに
なる。たとえローゼンシュタインを首謀者に仕立ててもマッケイブそ
の他の参加者も同罪である。

憲法改正第25条はDOJ/FBIの公務員が使うことができない。国会議員
のみがこれを行使できる。大統領を罷免する権限を持たない公務員が
大統領が不能者である証拠を作るのは明らかにクーデターである。ま
してやホワイトハウスでトランプとの会談を秘密録音するのは明らか
に違法であり国家転覆を図る大罪である。

ローゼンシュタインが秘密録音をすることはメディアが二カ月前に報
道したことでローゼンシュタインはこのニュースが発表されると直ち
にトランプと会見して「秘密録音は冗談で言ったことだ」と釈明した。
但し憲法改正第25条を行使することは冬至のニュースに報道されて
おらず、彼もトランプに釈明しなかった。

マッケイブは新書出版のあとMSNBCのChris Hays記者との対談で「コ
ーメイ長官が罷免された8日後にDOJ/FBIの数人が集まって相談した
際にローゼンシュタインが秘密録音をする提案をした」と述べた。つ
まりローゼンシュタインが首謀者と言うマッケイブの責任逃れである。

マッケイブは免職され裁判にかけられるはずだが裁判の前にFBIがト
ランプのロシアのスパイ嫌疑調査を正当化するためにこの本を書いた
のである。しかし自分の責任逃れのために仲間も同罪に引き込む結果
となったのも確かである。

この本、“The Threat”はマッケイブFBI長官がトランプのロシアのス
パイ嫌疑を調査した事を正当化することが出来なかった。しかし
DOJ/FBIのトップが共謀してトランプ大統領を罷免しようとしたこと
で「闇の帝国(Deep State)」が如何に巨大であるかが明らかになった。

トランプのロシア癒着の証拠は一つも見つかっていない。しかしトラ
ンプ陣営の5人以上が起訴された。その反面、「闇の帝国」のマッケイ
ブ、ローゼンシュタイン、コーメイ、クラッパー元NSA長官、ブレナ
ン元CIA長官などは一人も起訴されていない。ヒラリーは犯罪が18件
以上証明されたのに一度も起訴されていない。「闇の帝国」は巨大、し
かも健在である。

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2019年01月30日

◆民主主義には節度が必要である

Andy Chang


議会がトランプ大統領の要求した国境の塀を作る資金57億ドルを拒
否したためトランプが国家予算に署名を拒否し、一部の政府公務員が
35日も失職状態となった。

民主党のペロシ議長やシューマー上院議員などは2006年と2013年に
塀を作る予算に賛成投票している。それなのに今ではトランプに反対
するため塀を作る資金をストップしている。

アメリカは国境に塀を作る、作らないの論争を13年以上も続けている。ト
ランプがこの長引いた状況を解決するため国会が資金を拒否するなら国家
予算に署名しないという強硬手段を取った。民主党側はトランプの署名拒
否に抵抗しているが、本音は塀を作ると公言したトランプの選挙公約を実
現させ
ないために反対しているのだ。

このように今のアメリカでは反トランプのためとか、政党闘争のため、
個人的な主張を通すために論争を起こし、政治が停頓し社会の紊乱が
続いている。トランプが苦境におちいったと見て来年の大統領選挙に
立候補を発表した民主党政治家は6人もいるが、みんな社会主義的主
張で国民の歓心を買おうとしている。

私は社会主義、共産主義が大嫌いである。社会主義的主張やポピュリ
ズムの勝手な主張は得票に繋がるらしい。例えば減税とか小さな政府
に賛成する人は多くても得票に繋がらない。そのかわり金持ちに70%
の課税とか、大学学費無料、国民健康保険無料などは得票に繋がる。
金持ちは他人のことだから我関せず、政府が金持ちから金を取って国
民に与えると言えば賛成するものが多い。

中間選挙で民主党のアレクサンドリア・オカショ・コルテスが国民健
保無料化と大学学費無料を主張をしてなんと75%の得票率で当選し
た。当選後も不合理な放言が続いているが人気は衰えていない。誰も
オカシイーヨと言わないばかりか、同じ民主党から立候補したエリザ
ベス・ウォレン議員も金持ちに大幅な課税をすべきと発表した。

政府から金を貰うと言えば賛成者が多い。政府の金は何処からくるの
かと聞けば金持ちから、企業から取ればよいと答える。これは共産主
義である。アメリカは資本主義国家である。自由経済が発達している
からこそ今日の発展がある。個人の努力で発達を遂げ、金持ちになっ
たのは自由主義のお蔭であるが、金持ちになったから課税するのは不
合理である。こんな人間が大統領になったらアメリカは大変だ。

オカショ女史はなんと「金持ちは不道徳だ」と喝破した。毛沢東の言
った「黒五類」つまり金持ち、地主、医者、学者などを粛清した共産
党と同じである。言論の自由がコントロール不能となって暴論が多く
なってしまった。サヨクの特徴は理性的な討論をしないことだ。自説
に反対するものはみな間違いで邪悪だと言う。

ペロシ国会議長は「トランプが主張する国境に塀を作ることは不道徳
だ」と喝破した。国境を守るのは大統領、国民全体の責任であるのに
反対する理由がどこにあるのか。国境に塀を作ると言ったトランプの
選挙公約を実現させないために反対するペロシの方が不道徳である。
ペロシ個人のトランプ憎悪で権力乱用になってしまったのだ。

民主主義だから言論の自由、行動の自由があると言うが勝手な言論や
行動で社会の紊乱を招く。今のアメリカでは毎日のように各都市でい
ろいろなデモンストレーションが起きている。曰く、女性の権利、黒
人の権利、同性愛者の権利、堕胎の権利、胎児の生きる権利など。数
百人から数千人の群衆が集まって街頭デモを行っても効果があるのだ
ろうか。しかも群衆デモが暴徒化して破壊行動に移った事例が少なか
らずある。

デモ群衆の主張に同感を覚える人と反感を覚える人の比例はどれぐら
いか。言論の自由から行動の自由に発展しても国民が賛成より迷惑の
方が多いと思う。自由とか権利を主張するが、不合理な主張や破壊行
為や社会の紊乱を招くのはダメだ。民主主義のもとで言論や行動の自
由には節度が必要である。

民主自由は国家社会の安全と平和を守る範囲内と限定すべきである。
おのれの自由は他人の自由を妨げるべきではない。行動は社会の動乱
を招くべきではない。今の民主主義はどんどんサヨクが増えて社会主
義化を抑えることが出来なくなっている。行き過ぎた自由を節度のあ
る自由に改善するにはどうすればよいのか。

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2019年01月14日

◆台湾の将来に危険信号

Andy Chang


正月2日、中国の習近平が台湾に向けた談話を発表して「習五条」を
強調した上で、彼の主張する「92共識」とは「一国二制度」つまり香
港方式に外ならないことを明らかにした。台湾の蔡英文総統は直ちに
習近平の発言に反撥し、台湾は絶対に92共識を受け入れない、中国が
民主化し、台湾の主権と2300万人の自由民主を受け入れることが必要
であると発表した。蔡英文が習近平の圧力に反応を示したのは就任し
て以来、初めてである。

習近平の発言のあと正月8日にアメリカ、カナダ及びオーストラリア
の学者、John Tkacik、Joseph Bosco、Gordon Chang、Jerome Cohen、
BruceJacobsや、William StantonとStephen Young の元駐台湾AIT大使を
含めた台湾問題に詳しい学者44名が台湾の蔡英文総統及び台湾人民に公
開状を発表し、蔡英文総統への激励と共に、台湾人民が中国の脅威を
正しく認識し、輿論論争による政治主張の分裂を戒めた。

今まで国際学者が連名で台湾人民に警告したことは一度もなかった。
去年11月の中間選挙で惨敗した蔡英文政権に対し、中国の台湾併呑に
危機感を覚える民衆が増えたのは当然だが、国際問題の権威である学
者たちが連名で台湾政府や人民に公開状を発表したことは、諸国が台
湾の将来に危機を覚えて台湾人民に警告を発したのである。

同時に国際学者の公開状は米国その他の国々が(20年前に私が名付け
た)「台湾丸の沈没」を憂慮し、台湾問題に介入する決心をした証拠で
ある。

台湾を失えば太平洋を失う。地球の三分の一が中国に制圧される。中
国の南シナ海における覇権進出よりはるかに厳重な問題である。

●台湾の危機は台湾人民の責任

去年の中間選挙で地方政権の八割を失ったのは蔡英文の責任だけでな
く、「蔡英文に失望した」から国民党に投票した愚かな民衆の責任であ
る。蔡英文は馬英九の親中国路線を踏襲し、中国が台湾の国際的地位
を圧縮し続け、外交と内政ですべて無策無為だった。これに対し民衆
が統一を主張する国民党に投票した。責任は蔡英文と民衆の両方にあ
るが、台湾に多数いる台湾独立派も民衆を動かすことが出来なかった。

蔡英文の現状維持と呼ぶ無為無策に失望した民衆が中国の台湾統一の
脅威を軽視して国民党に投票したのは人民の危機感の欠如と国際政治
に無知である証拠、八割の政治地盤を失った民進黨の責任である。こ
の選挙の結果は人民が蔡英文に徹底失望した証拠である。

●「四大元老」の蔡英文公開状

正月年頭に台湾の元老と呼ばれる李遠哲、高俊明、彭明敏、呉?培の
四名が新聞に蔡英文に対する公開状を発表し、(1)蔡英文は来年の選
挙で総統再選を考慮せず、(2)政治の第一線から第二線に退き、(3)
行政院長に政治を任せることなどを要求した。

この四名のうち二名は蔡英文の総統府顧問である。総統の顧問が蔡英
文に対し政治から引退し再選を考えるなという厳しい勧告をしたので
ある。現職の総統に政治から引退せよと勧告するのは前代未聞だが、
この公開状は民衆から歓迎されたと同時に蔡英文の支持者や民進黨幹
部は彼らを「老いぼれは黙れ」と批判した。

蔡英文個人も「再選に出馬するかどうかは個人問題だ」と反発した。
但しこのことからわかるように、蔡英文が再選に出ても落選するのは
殆ど確実である。蔡英文が勧告を拒絶したことも彼女には顧問の勧告
を受け入れず反省の気配がないことで人民はさらに失望した。民衆は
蔡英文再選を歓迎せず国民党候補に投票するだろう。国民党が再び政
権を取ったら中国の台湾併呑は実現する。まさに台湾丸の沈没である。

台湾には民進黨と国民党の二大政党の外に第三政党の時代力量党もあ
る。しかし時代力量党は泡沫政党に近く人材が少ないし民衆の支持も
ない。台湾独立は人民の精神的支持だけで投票に立候補する主張も明
確でなく、独立理論が分裂しリーダーがいない。外国の学者が指摘し
たように今の台湾は運命の岐路に立っているのに、人民は中国の威嚇
を恐れても対応策がないし覚醒と覚悟が見られない。

●台湾の将来は人民の覚醒にかかっている

外国の学者が発表したように台湾の将来は危険信号で出ている。台湾
は独立しなければ何時までも中国の脅威に怯えるだけである。しかし
台湾独立はかなり困難で、諸外国の支持と台湾人民の一致団結と努力
が必要だ。米国は「レーガンの六か条保証」があるので台湾独立を支
持する表明をだせないが、中国の台湾併呑は世界諸国の危機だから米
国は絶対に台湾を放棄することはない。それではどうなるかと言うと
米国は台湾が中国の一部であることを拒否しても独立を援助して中国
と戦争になることは避けたい。米国は中国の覇権進出を抑えて台湾を
保護する曖昧政策だけだ。

今回外国学者が発表した公開状は米国やカナダが台湾問題に介入し、
台湾の国際的地位の発展を支持することだと思われる。それは来年の
総統選挙の候補者を育てること、民間人の国際政治意識を推進し、国
民党を打倒することなどだ。米国はもはや蔡英文に期待していないが
民衆の覚醒と団結に期待している。

トランプの対中国政策は中国が敵であると明確にし、諸国と連合して
中国を孤立させ中国の軍事、外交、経済の発展をストップさせること
である。米国は中国の武力行使に反対し、台湾の国際的地位を高めて
台湾が国際的に独立国である政策を推進するだろう。台湾の将来は既
に危険区域に入っている。人民の覚醒と団結が必要である。

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2018年12月25日

◆動乱の2018年

Andy Chang


2018年は動乱・騒乱の年だった。今年の主なニュースを表題だけで示
すと、トランプ、サヨク、政党闘争、米中対決、衆愚デモである。世
界各地で起きたサヨク騒乱のキーワードは、差別、セクハラ、リベラ
ルメディアである。今年の騒乱・動乱は再来年の選挙まで続くかもし
れない。或いはサヨクの騒乱がやがて国民の反省と反動を促すかもし
れない。

●世界中がトランプに振り回された

今年は世界中がトランプに振り回された。連日のように反トランプの
ニュースが世界を揺るがした。これはトランプが民主党の「闇の帝国
(Deep State)」に振り回されたとも言える。アメリカの主要都市の新
聞テレビはすべて反トランプで、国民の大半は理性的な判断がなく、
メディアの報道を信じるので女性、若者は反トランプである。

発言はすべて歪曲して報道されるからトランプ大統領はツイッターし
か正しい意見を表明する方法がない。それがまたメディアの反感を買
って更に歪曲され批判される。

トランプは性格が悪く挑戦的なのですぐに反感をそそる。しかしトラ
ンプの主張を冷静に判断すれば正しいことが多い。国境に塀を作る、
WTO脱退、北朝鮮交渉、米中対決などはアメリカにとって良い事であ
り、歴代大統領がやりたくても出来なかったことを決断し、推進した
に過ぎない。要するにトランプはこれまでの大統領より決断力と行動
力があると言うことだ。これまでなかなか出来なかったことをやった
功績は認めるべきである。

●リベラル野党と衆愚の反乱

民主党、闇の帝国はトランプ降ろしのためロシア癒着をでっち上げて
マラー特別検察官を任命したが、2千万ドルを浪費し1年半も続けて
調査しても癒着の証拠が挙がらない。だが民主党がトランプの政策に
反対するため正しい政策も妨害されてなかなか実行できない。

国境を守るために50億ドルで塀を作る予算が「民主党の理由なき反
抗」に遭って通らないのでトランプは対抗策で上院の国家予算にサイ
ンを拒絶すると脅かして国政が停頓している。

サヨクは理性的判断力がなく社会道徳の欠如した愚民に歓迎される。
自由の質が低下して個人の勝手な自由が社会に蔓延り、社会に共通す
る自由と融和を尊重しない。サヨクの煽動で各地でデモが乱発しアメ
リカ各地の騒乱の元となっている。

民衆は社会の道徳観念と理性的判断がなく、サヨクに煽動されてデモを乱
発する。民衆は政府に頼りながら野党に唆されやすい。フェイクニュース
の煽動に踊らされる衆愚が増えれば選挙で与党が負ける結果を招く。

野党は与党に反対なら正しい政策でも反対する。アメリカは国境に塀
を作り違法入国を阻止することができない。日本では憲法改正を提出
することも出来ない。台湾では国民党の違法所得資産を裁く司法正義
さえ通らない。

●米国と中国の対決が世界反中聯盟に発展

トランプの最大の功績は米中対決を決断し推進したことである。中国
はWTOに加盟して数万兆ドルの暴利を貪ったがルールを守らず勝手な
主張を通してきた。諸国は中国の横暴に対して姑息な対応しかできず、
姑息がならず者の横暴を容認し、ならず者国家に迎合して共に暴利を
貪る企業が増えた。しかも中国はハッキングで諸国の国家機密や企業
の機密を盗んで今ではアメリカに比較できる軍事大国となった。

中国は約束を破ることや勝手な主張で南シナ海の埋め立て、尖閣諸島
や台湾併呑を主張しても諸国は阻止できなかった。やがて中国が一帯
一路を発表して近隣諸国の買収と侵略を始め、ようやく諸国が覇権国
家中国に危機感を覚えるようになった。

オバマは無能で8年も横暴な中国の覇権拡張に対抗できず、トランプ
が大統領に就任してから初めて中国を世界平和の敵と看做して対決の
姿勢を明瞭にした。ファーウエィの孟晩舟逮捕は対決の始まりである。
トランプの対中対決はすぐに各国の共感を得て欧州、日本でもファー
ウエィやZTEをボイコットすると発表したので、まるで反中聯盟
(Global Anti-China Union)が成立したようである。

●将来の展望

中間選挙の結果でねじれ国会となったのでトランプと闇の帝国の戦い
は今後も熾烈を極め、再来年の大統領選挙まで続くと思われる。アメ
リカの騒乱はトランプのロシア癒着が無実と判明し、ヒラリーの巨悪
が糾弾されて闇の帝国の敗北が決まるまで続くだろう。

米中対決ではアメリカが勝てるかと疑問視する声もあったが、ファー
ウエィ事件と諸国の同調で中国が勝つ見込みは無くなった。但しこれ
が将来どのような結果を生むかは未定である。中国が態度を改めれば
ナイーヴな諸国は簡単に中国を容赦するかもしれない。これではダメ
だ。世界諸国は中国人の本性を認識すべきだ。中国人は4千年来「シ
ナ人根性」を改めていない。

中国が悪いのではなく共産主義が悪い、つまり中国共産主義国家が悪
いのだと言う人もいる。
?中国が共産国家でなくなったら覇権拡張をやめるか?
?諸国は安心して中国と対等な政治経済交流が出来るか?
?チベット、東トルキスタン(新疆)と台湾の独立を認めるか?
?南シナ海から撤退して航海の自由が再開できるか?
?一帯一路の近隣侵略を破棄するか?
結論は明らかにノーである。

共産主義が悪いことはソビエト連邦の崩壊で証明された。中国人と共
産主義の結合、「兇惨シナ」はソビエト連邦より数倍も邪悪だ。シナ人
は共産主義の本質より悪い。世界諸国は絶対にシナ人の本性を見誤っ
てはならない。


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2018年12月15日

◆ 幽冥界で彷徨う台湾

Andy Chang


台湾はいつまでも国籍未定で幽冥界に留まるのだろうか。現状維持と
は幽冥界に留まることである。中国に併呑されれば煉獄に陥る。独立
すれば中国と戦争になって負ける。結果は同じだ。

ハーバード大学の国際関係の学者、Graham Allison氏が最近「Destined
for War: Can America and China Escape Thucydides'sTrap」と言う本
を出版し、今月10日に台北で台湾の将来について講演し、アメリカと中
国は既にツキジデスの罠に嵌まっているのかもしれないと喝破した。
つまりアメリカと中国、2つの強国が争えば結果は全面戦争に発展す
るかもしれないと言うのだ。

戦争を避けるため中国を挑発するのは避けるべきとし、台湾における
民主主義の発展を称賛する傍ら、独立宣言などで中国を挑発してはな
らないと述べた。しかもアリソン氏は米中両国が戦争に発展する可能
性は台湾独立だけでなく、例えば北朝鮮と韓国の紛争や、南シナ海に
於ける衝突でも戦争になる可能性があるとした。

つまりアリソン氏の主張には台湾に建設的な助言はなく、台湾は挑発
を避けるべきと言うだけである。トランプは中国に強い態度を取って
いるが国会でも全面的に強いアメリカを支持している。彼はトランプ
の強勢態度に建言することもなく台湾は中国を刺激するなと言うだけ
である。

アリソン氏はアメリカは台湾関係法で台湾を守る義務がある、しかし
台湾が中国を刺激すればアメリカは空母を派遣しないかもしれないと
述べた。アメリカの保護がなければ台湾は中国に併呑される。アメリ
カは台湾独立を支持しない。独立しなければ現状を維持するしかない、
つまり台湾の国際的地位をいつまでも「幽冥界」に留めることになる。

●台湾人はどうすべきか

この状態がいつまで続くかは誰にも分らない。明らかなのは独立主張
は人民の支持を得られないことだ。台湾人は独立願望が強い、しかし
米国の支持がなければダメとわかっている。

台湾独立を主張しても人民の大半は支持しない。これは今回の選挙の
結果を見ればわかることだ。だが人民は民進黨の現状維持に強い反感
があるし、国民党政権にも反対、台湾と中国は一つの「92共識」も反
対である。台湾人民は独立主張ができないし、中華民国を台湾国に変
更することもできない。アメリカが支持しない。八方塞がりだ。

今の政治体制で新政党の成立は人民の支持がなくてはならない。今回
の選挙の結果を見ればわかるように台湾人民に賢明な政治意識が欠如
している。今の民進黨政治に反対だから国民党に投票する国民が多く
いた。人民は70年の恐怖政治、蒋介石時代の白色恐怖を忘れ、馬英九
時代のひどい汚職も忘れて国民党に投票したのである。

民進黨政権になってもアメリカに摘発された金融汚職を処罰できなか
ったし、掃雷艦建造について大がかりな汚職が発生しても懲りずに、
再び潜水艦自力建造と称して10億元の予算を組むと言う間違いを犯
している。民進黨政権は呆れるほどダメ、民進黨政治家もダメ、人民
も愛国意識がなく政治オンチばかりである。

●台湾は幽冥界から脱出できるか

アメリカには政治意識の希薄な台湾人を防衛するつもりはない。台湾
が国民党政権に戻って中国に併呑される危機を迎えたらアメリカは撤
退するかもしれない。韓国が北朝鮮と統一すればアメリカは韓国から
脱退する、台湾も同じである。その時になって韓国や台湾が独裁者の
煉獄に落ちても自業自得である。

台湾の将来はアメリカに頼るしかない。今のところトランプと習近平
の闘争はアメリカの方が優勢だが、時間がたてばアメリカの衰退もあ
るし、予想に反して中国が優勢に立つかもしれない。キッシンジャー
のようなパンダハガーは中国が民主化すれば戦争を避けて平和になる
とバカな間違いを犯したが、中国の覇権思想はアメリカを打倒するこ
とにあり、民主主義で平和を達成するなどあり得ない。

中国が覇権闘争に負けてチベットと東トルキスタン、香港が独立し、
中国が東西南北の小国に分裂してから初めて台湾が独立を達成できる
だろう。その時が来るかどうかはわからないが、その時が来るまで
台湾は幽冥界から脱出できないだろう。

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2018年12月08日

◆台湾の民主主義とは何か

Andy Chang


エドワード・ルトワックは民主化とは権力の分散であると言った。だ
が台湾は特別状況である。民進黨政権が台湾の敵である中国の手先機
関である国民党を温存した結果が今回の選挙の惨敗の原因である。

国民党は台湾の政党ではなく中国の台湾併呑の手先である。国民党を
残して現政権が現状維持を固持して政治が停頓したまま選挙に臨み、
民衆がダメな民進黨を捨てて国民党の復活に投票した結果、台湾併呑
の危機を迎えたのである。

民主主義、デモクラシーほど曖昧なものはない。人民に権力や言論自
由を与えても人民が民主を理性的に活用しなければ混乱を増すだけで
ある。民主とは何かを考えれば考えるほど定義ができない。

投票の自由は民衆主義の一環だが独裁国でも形式的な投票が出来るし、台
湾人民には投票権があっても今回の投票で四千件もの買票事件が発生し、
人民は民進黨政権に失望したから国民党に投票した結果、台湾滅亡の
危機を招いたのだ。国民党が台湾を滅亡させるという認識がないから
敵である国民党に投票する。台湾民主が未熟である証拠である。

アメリカの国会議員が台湾を訪問するとタイワン・デモクラシーを謳
歌して台湾人を喜ばす。これはお世辞だけでアメリカが台湾を守るの
とは違う。台湾人は台湾が民主国家で中国は独裁国だから統一は出来
ないという。ではもし中国が民主化すれば台湾は統一されるか。「台湾
は民主国家」と言うだけでは危険である。

最大の危険は人民も政治家も国民党が敵だとわかっていないことだ。
台湾と中国は人種、歴史的に古い関係があり、商売関係もあるし、外
省人と言う台湾に同化するのを拒んで中国を祖国とする人が15%も
いる。台湾は民主国家であると言えば外省人の自由言論も保証しなけ
ればならないという。敵に民主を与えてはならない。事情が複雑だか
ら統一意識が根強く、独立意識がなかなか普及しない、そして多くの
人民はどっちでもいい、戦争にならなければいいと思っている。

●台湾の国情分析

台湾の国情を政党政治、政治家の素質、人民の政治意識の三つの方面
から見てみよう。政治、政治家、人民である。

台湾は70年も国民党独裁だった。二年前に台湾人総統が台湾総統とな
り、民進黨が国会過半数を制して「完全執政」と凱歌を上げた。

とこ
ろが蔡英文総統は現状維持を主張して政治は停頓し、中国の外交は活
発で台湾と国交のあった国が23国から18国まで減少したのに蔡英文
は「台湾は民主国家である」と言うのみである。

中国の軍用機が台湾沿岸を回って示威飛行し、漁船が境界線を犯しても政
府は何もせず、あまつさえ国民党の政治家を閣僚に起用するなど、完全執
政とは程遠い状態を2年も続けてきた。

国民が最も期待していた司法正義と国民党の違法財産処理も有耶無耶で進
まない。国民党を温存したため改革が進まない。蔡英文の現状維持は独立
反対なのだ。

民進黨の完全執政なのに国会、司法部、軍部など改革が進まず、政治家は
自己の栄達と党派闘争に明け暮れ、民進黨議員の8割は中国に投資してい
る、賄賂政治は相変わらず、こんな政権で政治が停頓し正義が通るはずが
ない。

政府が軍備革新計画を立てても軍備購買で汚職が数件起きただけだった。
軍の訓練をなおざりにして士気は低迷し、国防意識は存在せず、新式装備
を買っても兵士の訓練を怠っているのが現状である。軍の上級幹部が外省
人で中国に機密を携えて亡命する事件も起きるし、海軍は今でも中国の青
幇が上層部全体を占めている。機密漏洩など日常茶飯事だし、機密をもっ
て中国に逃亡する事件が絶えない。台湾の軍隊は台湾軍ではなく中国人の
軍隊である。

台湾人の政治意識は長年の国民党の中国教育から抜け出していない。
これは蔡英文政権の怠慢である。外省人及び最近入国した百万人の中
国人は国内に巣食っている「第五列」である。台湾人の中国投資(民
進黨の政治家を含む)が一般だから危機意識がない。

民進黨に失望したから二年だけで国民党に政権を渡すような台湾人は
亡国の危機意識が希薄である。アメリカが守ってくれるから中国の侵
略はないと思って現状に甘んじ、国防は政府と米国に任せ、独立運動
に無関心な人が大多数である。つまり人民と政治の乖離が明らかで、
人民は政府に頼り政府に不満だが政治家になったら自己の栄達と選挙
しか考えない。

●海外台湾人の努力と援助

国外に住む台湾人が台湾に帰って政治活動をすべきという人もいる。
これまでたくさんの海外台湾人が台湾に戻って政治に参加したが在台
政治家は海外から戻った人物が彼らの勢力と利権を犯すのを恐れて海
外人士の参加を歓迎しない。

台湾は既に民主国家であるとする李登輝、蔡英文など中華民国体制を
維持する体制内派と、中華民国を認めない体制外派、革命ではなく国
民投票で現政権を台湾国とする運動、台湾名義で国連加盟など、いろ
いろな主張があるが、台湾人民の賛同は少ないのが現状である。

●どうすべきか今後の台湾

中間選挙の結果8割の地方政治は国民党の手中に陥り台湾の民主化は
大きく後退し中国の併呑脅威が増した。これから2年間の間は中国と
地方政権の有形無形の侵略が進み、統一の危機が進むと同時に独立運
動を抑止する地方政権とそれを放置する中央政権が台湾人の独立願望
を妨げるようになるかもしれない。

海外台湾人に頼らず国民全体が亡国の危機を実感し対策を講じなけれ
ばならない。海外からの応援、アメリカの保護や援助に期待してはな
らない。中国の台湾併呑は台湾が第2の香港になるのではなく、台湾
は第二の新疆(東トルキスタン)のように百万人が逮捕され教育と称
する監獄入りとなる。

中国の台湾併呑は軍事攻撃だけではない。中国の経済発展は既に台湾
の経済を破綻させる能力を持っているし、すでに発動したかも知れな
い。商業と農業においても台湾を凌いでいる。台湾は全面的に中国依
存経済をストップし、アジア諸国との合作を発展すべきである。

国民党の地方政権と中国が合作して経済侵略を推進し、気が付いた時
には中国の一部となってしまう恐れがある。台湾人の危機意識、国民
党の政治介入を阻止する国民教育が現政権の急務である。


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2018年12月03日

◆民進黨に失望した台湾人

Andy Chang


中間選挙の結果は民進黨の惨敗となった。せっかく2年前に政権を取
って「完全執政」と得意がっていたのに蔡英文は現状維持で何もしな
いので政治政策が停頓し、中国の圧力で台湾との外交国を三つも失い、
内政、経済の停頓状態が続いていた。国民が民進黨に失望したから負
けたのだ。

問題は台湾人が現政権に失望したから国民党に投票したことである。
台湾人にとって中国の脅威とその台湾独立が最大の課題であるのに、
民進黨は現状維持で国民党の巨悪を放置し、国民の期待していた転型
正義が実現しなかったから民衆が失望したのである。

意外だったのは、いくら台湾人がバカでも現政権に失望しても、民衆
が汚職まみれの国民党に投票するはずがないと思っていたのに、台湾
の民衆は簡単に民進黨を見捨てて外省人に政権を渡すという大きな間
違いを犯したのである。

つまり民進黨に失望した民衆の中国に対する警戒心のなさが大問題で
ある。現状維持を続けて中国の恫喝にもひたすら忍従する蔡英文の政
策に失望したのだ。国民党は台湾の政党ではない。中国と繋がってい
る国民党を「台湾の二大政党」と認める民主政策の間違いである。

民衆にとって民進黨と国民党の2つしかない2大政党制度で、涙を呑
んで民進黨に投票するか、国民党に投票するかの選択しかなかった。
国民党と中国は台湾人の敵なのに敵を潰す勇気がない「姑息で奸を養
った」民進黨が負けたのだ。

民進黨の敗北は惨憺たる有様で、地方建設に全力を尽くした台中市の
林佳龍市長が政治経験のない相手に負けて落選;20年もずっと民進黨
贔屓だった高雄市でも民進黨の大物陳其邁が落選;以前新北市で好成
績をあげた蘇貞昌元県長が再出馬して落選した。

選挙の結果、地方首長の8割が国民党の勝利で、今後2年間は地方政
治が国民党のコントロールに入った。この結果として2年後の大統領
選挙も民進黨が苦戦、国民党が再び政権を握る結果となって中台接近、
台湾併呑が実現に近づく危機を迎える。NYタイムスは今後2年のあい
だ、地方の国民党首長が中国と連携して中央政権を抑え、台湾が併呑
される危機を迎えると予測した。

蔡英文の無為無策に失望したのは納得できるが、台湾人がホンの数年
前の国民党の暴政や汚職を忘れ、再び外省人の暴政に投票したのは意
外だった。台湾併呑の危機に鈍感で自力独立の意欲がない台湾人は滅
亡の危機である。

10年前の台湾では民進黨に失望しても絶対に国民党に政権を渡さず
「含涙投票」、涙を呑んで民進黨に投票する決心があった。今回は台湾
人が民進黨を捨ててシナ人に権力のバトンを渡した、民進黨に失望し
た台湾人が自ら墓穴を掘ったのである。

10年前の選挙で緑色の民進黨と青色の国民党が戦った時、緑の大統領
候補謝長廷が「中間路線」と称して青緑色の旗やジャケットで選挙に
出て惨敗した。今回は蔡英文の現状維持政策が民衆の失望を買って惨
敗した。民進黨は過去の間違いから何も学んでいない。

台湾人にとって中国人は不倶戴天の敵である。統一を主張する中国と、
中国に同調する国民党は独立を主張する台湾人と絶対に共存しない。
中間路線や現状維持は通らない。選挙に負けた原因はいろいろあるが、
根本的な原因は民進黨が独立を支持せず外省人と融和共存する政策の
結果である。台湾の将来は台湾独立の外に方法がない。台湾人はこの
ことを骨身に徹して理解し努力すべきでアメリカの援助を恃むだけで
はダメである。

国民党が大勝利して国民党が再び地方政治の権力を握る結果となった。
国民党勝利で台湾はどうなるか。二年後の総統選挙で台湾人は苦戦す
ることが予想される。台湾人はどうすべきか:
(一)、地方政治の8割以上が国民党の勢力範囲となったので中国の圧
力が倍加する。中国の脅威に対する台湾人の認識不足が投票結果とな
って国民党が再び政権を握る可能性大である。国民党が政権をとれば
中国の台湾併呑が可能となる。

(二)、民進黨政権は今後二年の間も外交では無為、無策、無力で、内
政面では政府の実績が国民党の地方首長に横取りされ、民衆は民進黨
を支持しなくなる。

(三)、蔡英文総統の続投は無い。蔡英文の第二期立候補は民衆に唾棄
されるだけである。蔡英文に代わる政治家は現首相の頼清徳だけで、
国民党側は恐ろしく不人気な呉敦義だけだろう。この他に台湾独立派
から誰かが出馬するはずだ。

(四)、二年後の選挙は民進黨(緑色)と国民党(青色)のほかに独立
派の代表(白色)が立候補して三つ巴の戦いとなる。現状では台湾独
立を主張する候補者には選挙の基盤がなく、民進黨が台湾独立を妨害
するかもしれない。民衆は独立賛成なので民進黨が独立反対なら国民
党が漁夫の利を得て当選するかもしれない。

(五)、アメリカは公然と選挙を応援しないが中国は公然と選挙に介入
する。人民の政治意識が希薄ならたとえ独立賛成でも中国の脅威、侵
略戦争を恐れて国民党に投票する者が出る。

民進黨にとって焦眉の課題はたくさんある。現状維持を放棄して独立
推進に切り替える。党改革を断行して民進黨の癌、新潮流派を追放す
る。転型正義を徹底し国民党の不当資産を撤回する。閣僚人事改革で
国民党員を除去する。軍隊の再組織と国防意識の強化、米国と日本と
の国際関係の強化などである。これらの課題を実現できないなら人民
は民進黨を放棄するだろう。むしろ独立派の台頭に期待したい。

at 09:00 | Comment(0) | Andy Chang

2018年10月22日

◆言論自由から暴力肯定へ

Andy Chang


あと17日で投票日である。選挙運動が活発になって最近では街頭デモ
が暴力沙汰に発展してきた。民主主義とは自由平等だと言っていたが、
言論の自由だと言って共和党の候補者に詰め寄り、罵詈雑言を浴びせ、
レストランから追い出すような暴力沙汰が何度も起きた。

言論の自由が言論暴力の自由と変化したのである。これらの暴力沙汰
はすべて民主党の支持者が共和党議員に対して起こした事件で、共和
党側が起こした暴力沙汰は一つもない。

ミネソタ州のSteve Scalise共和党候補者が暴徒に殴られた事件があっ
たが、カバノー氏の最高裁判事の任命で賛成票を投じたメイン州のコ
リンズ上院議員のオフイスに郵便で猛毒リシン(Ricin)の粉を送り付
けた事件が起きた。

暴力を肯定する講演をしたのは民主党議員やヒラリーである。

ヒラリー・クリントンは「我われの信じていることを破壊するような
政党に対して礼節を守る必要はない。我われが政権を取り戻すことが
出来たら、その時に礼節を最出発させられる」と述べた。

トランプ罷免を宣伝する民主党のMaxine Waters議員は街頭演説で民衆
に対し、「レストランやデパート、ガソリンスタンドなどで政府の閣僚
を見つけたら、すぐに群集を呼び集め、彼を押し返し、お前がここに
居ることを歓迎しないと言え」と述べた。

もう一人すごいのが居る。カバノー氏の最高裁判事の任命に反対した
ミシシッピー大学のJames Thomas准教授は、州の共和党上院議員がカ
バノー氏に賛成票を投じたことに対しツイッターで、「彼らの食べてい
るサラダに指を何本も突っ込め。彼のアプリを取り上げて傍で食事を
している人にあげてしまえ。食べものを取り上げて箱に詰めて誰かに
あげてしまえ」とツイートした。これが大学で社会学を教えている准
教授である。

選挙が街頭デモとなり、街頭デモが暴力化してしまった。言論の自由
が自己主張オンリーに変化して自分の言論は自由で他人の言論を拒絶
するだけでなく相手の言論発表の自由さえも拒絶する。相手を怒鳴り
つける、野次る、衆を恃んで相手を圧倒し暴力化する過程が進化して
民主国家が暴力国家となり下がったのである。民主党の政治家が若者
を使嗾して全国各地で街頭デモが頻発している。これが今のアメリカ
である。

2年前の選挙はヒラリーが大統領になるはずだった。トランプが当選
する可能性は百万分の一もないと思って得意になっていた。ヒラリー
が落選した事実を受け付けない。トランプが就任した後もウソの証拠
でロシアゲートの調査を続けている。

中間選挙で民主党が勝利すればトランプを罷免すると言う。たとえ罷
免できなくても次の二年間はトランプ反対を続け、政治を停頓させて
二年後の大統領選挙に持ち込むと言う。これが民主党の政治目標であ
る。ラリーが言うように政権を取るまで礼節は尊重しない、権力を握
るためにはどんな破廉恥なことでもやるのだ。

反対党の政治家がレストランで食事することさえも反対し阻止する政
党、その名が民主党である。サヨクが勝ったらアメリカはどうなる
だろうか。

トランプ政権はこの2年間で経済、外交、失業率などで目覚ましい結
果を上げている。平気で数多の法を犯したヒラリーが大統領になって
いたらアメリカはどうなっていただろうか。それでも国民は民主党に
投票するつもりか。

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