2020年09月24日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(80」

       “シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/190(2020/9/22/火】死刑囚の永山則夫は生まれ育ちを刑死するまで恨んでいただろう。著書「無知の涙」にこんな一遍を遺している。


<おおき過ぎて見えない神は言った



「こりゃ凶悪犯よ 汝が仕出かした事々 悪いと思って居るのかや 申してみ 顔を上げるな 下げたまま申してみ」

凶悪犯は構わず顔を上げた


「あんたが神という奴か 一度 一度会いたかったぜ おっさん 質問に答えてやろうか



悪いと思ってはいないぜ 第一番に言う あんたに裁く権利はないぜ あんたを信じた為にこうなった それでも裁くというのなら――



俺の育ってきた一日でも あんたは見たのかよ おっさん 神と名乗るくらいなら 分かるな 俺の罪と 育った一日でも較べて見ろ



・・・答えてみろよ えっえ! 答えられねぇだろうよ さっきの威丈(偉)高振りはどうした・・・どうした おっさんよ・・・



いいか答えさせねえ! 俺が! あんたと俺は生きる世界が違うんだ あんたは あんたと人間に差別を作った 俺の純粋なる良心は差別の無い世界の物だ あんたは自分を何だと思ってんだ 言ってみろ



・・・まぁ待てよ 人の名前を聞くまえに何とやら だ 俺は殺人者だ
えばれた者じゃねえ だがよ・・・あんたよりましだぜ



あんたは精神界一番の無責任者だ 何をやっても 仕出かしても 黙って黙って 見てきて こうなってから言いやがるが 俺は違うぜ・・・責任とるんだ



誰にも頼んだ訳じゃねえのによ 生みやがって 生きやがってよ! 俺は責任とるんだ!! 俺は責任とるんだい・・・」





凶悪犯はそれっ切り言わなかった 神は無表情のまま聞いていて 力なく頭を下げる凶悪犯に言った



「言う事はそれだけか」>(以上)



そう言えば永山が収監されていた1975年頃「振り向けば 絞め殺したし 我が人生」なんて句が朝日俳壇あたりで評価され、類似の投稿がどっと押し寄せて収拾がつかなくなったそうだ。



我が身の現在の不幸、苦境の主因を生まれ育ちや時代など己以外の他に転嫁する、というのは自己防衛的な本能かもしれない。しかし、多くの人は「なにくそ、負けないぞ!」と逆境に耐え、奮起するのではないか。大体、この世は温室でもお花畑でもない、己が発奮、努力しなければ置いてけ堀だ。



永山には「劣悪な家庭環境で育った」という同情する部分もあるけれど、永山とその周囲の支援者にも感じられないないのは「被害者と遺族への思い」である。



残念ながらそういう実に(小生のような前科者から見ると)偏向した人の多くは「犯罪は社会が生み出す、犯罪者は社会の犠牲者」という、犯罪者に寄り添うような人道主義≒リベラル≒アカモドキが多い。



彼らの多くは「被害者の人権」に思いを馳せることなく「加害者の人権」を大声で唱え、政治問題にして、意識的かどうかは分からないが、ユートピアらしき世界を目指し、終局的には共産主義革命を起こして独裁者、勝者になりたい、我が世の天国にしたいという人々である。



子曰く「たとえ不遇な時でも学び続け、前進する、楽しいことだ」。高杉晋作の辞世の句「面白き こともなく世を 面白く 棲みなすものは 心なりけり」。夏彦翁は「人間とは嫌なものである、この世は生きるに値しない」と諦観しながらも実に楽しそうに人間観察を続けていた。



小生は不治の病だが、「発狂を恐れるキチ〇イ」であろうと自制心、ブレーキに努めている。タガが外れると何をしでかすか分からない、と、自分で自分を恐れ、警戒している。ちっとも自慢にはならないが、それなりに病識があるわけ。



一方でリベラル系脳内お花畑患者は、基礎疾患として「私は正義病」を抱えており、病識が全くないからブレーキが働かず、底なしの悪事に突っ走る傾向が非常に強い。基本的な人道、モラルが完全に欠落し「正義と思えば何でもできる」という、ほとんど歩く狂気、戦狼だ。これっぱかしも信心に濁りがないから目が澄んでいる、狂人の目のように蒼く澄んでおり、これは結構怖いぜ。



「看中國」2020/9/21によると習近平の奥さん、彭麗媛が久し振りにビデオ会議ながら公の場に登場したという。



<習近平国家主席の妻であり、長い間顔を見せていなかった彭麗媛氏は昨日、貧困削減と女性の役割をテーマにした紅二代婦人連の「北京グローバル女性サミット」のビデオ会議に出席し、「貧困緩和」についてスピーチした。習夫婦には「家庭不和」の噂も報じられている。「貧困緩和」は習近平が現在直面している大きな問題の1つだ>



習は妄想的「世界制覇」にのめりこんでいるが、奥さんは習の狂気に耐えがたくなって別居したと小生は思っている。前回の同会議では夫婦で出席しており、今回の奥さん単独参加は夫婦不和説を天下に公表したようなものだろう。



彼女が「貧困緩和」をテーマにしたのは、「我が国は世界制覇よりも6億の貧困層を助けるのが喫緊の課題だ」と習を諫めたということだ。これは先に李克強が5月末の全人代で語った以下の内容と平仄を合わせている。



<中国は人口が多い発展途上国であり、中国国民1人当たりの平均年収は3万元(約45万5000円)ですが、月収1000元(約1万5150円)の人たちが6億人います。1000元では中都市でさえも住宅の賃借が困難であるのに、今は感染症の蔓延に直面して苦しんでいますが、感染症の蔓延が終わった後に人々の生活を守ることは重要な課題になります。



従来から生活が困難であった人々と感染症の蔓延により新たに困難に陥った人々、これら双方の基本的な生活をどのように保障したら良いのでしょうか。我々はそれを最重要事項に取り組みます>



中共内部で習近平の世界制覇を目指す「戦狼武闘派」と、李克強と人民に絶大な人気のある彭麗媛のタッグによる貧困絶滅最優先の「内政福祉重視派」が裏面でガチンコ内戦を本格的に始めたということだ。



2020年6月25日の加茂具樹・慶應義塾大学総合政策学部教授の論稿によると――



<習近平は今年4月末に地方経済情勢を視察するために西安を訪問した際にも「歴史的な大きな進歩は重大な災難の後に生まれている」と述べ、感染症を封じ込めたことは「危機をチャンスに変える歴史的な機会でもある」と述べていた>



中共がどう動くのか小生は分からないが、コロナ禍で世界中はドタバタしており、習近平一派以外に内戦であれ外戦であれ誰一人として戦争を望んでいないということは確かだ。ちっとも支持を得られない戦争を始めれば、習は内外から猛反発を食らうことになる。



常人ならそれが分からないはずはない。習近平が分からないのなら、頭が完全にイカレタか緊急措置入院一歩手前ということだ。我々は中共版「大化の改新」を見ることになるかもしれない。



習が死んだら「人体の不思議」永久保存、生きていたら「最後の皇帝 無知無智無恥の涙」とか出せば生活費は稼げるだろう。いずれにしても年内で中共の方向性は決まるだろう、古人曰く「善は急げ」、また「築城10年、落城3日」とも。

2020年09月22日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(79」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/189(2020/9/19/土】ようやくに 彼岸来たれど 曇り空 曼珠沙華には 秋天似合う


曼珠沙華(彼岸花)はサンスクリット語
manjusaka(赤い花)に由来、法華経で「天上の花」、中国原産だとか。小生は曼珠沙華を思うと満洲の大平原をイメージするが、父の姉さん(小生にとっては伯母さん)夫婦が大連で写真館「大真堂」を開いていたので、「草原には曼珠沙華がいっぱい咲いていた」とか話を聞いていたのかもしれない。


曼珠=マンジュ(文殊菩薩)=満洲という説もあるが・・・「まあ、残念だったなあ、もうちょっと上手くやれば良かったのに」なんて今のところは言えないね。


支那大陸ではなく日本の東北を一大ハイテク工業・農林水産業地帯にするという列島改造・・・茨木あたりから青森まで直径2キロの巨大なドームシティを並べていく新フロンティア開拓。自然と人間に優しい21世紀大プロジェクトなんか夢があっていいと思うけれどなあ。安倍氏をリーダーにしたらどうか。


「現代の後藤新平、出でよ!」と呼びかければ「我こそは」という人材が日本は元より世界中から集まるだろう。クラーク博士曰く「男は野心、山っ気が大事、人生はチャレンジだ!」(小生の解釈)。要は政界、財界、国民の「やる気、気力」が肝心だ。


古人曰く「好きこそものの上手なれ」。「誰でも好きな事には熱心になるし、工夫を凝らすので上達が早い」という意味だ。


好きな仕事、憧れの仕事に運良く就けると、寝る間を惜しんでアーデモナイ、コーデモナイと考え実践する。思うようにいかないと「なぜ駄目だったんだろう」、またアーデモナイ、コーデモナイと考え、考え抜いて再挑戦する。


一流の指導者、匠、職人、芸人、選手、良き父母も皆そうだ。大体、知的な風情がある、哲人の様である。


どこの国でも隣人は厄介なものだろうが、日本は中国、ロシア、韓国、北朝鮮という、ほとんど世界最強、最悪のヘビー級ダーティ・カルテットに日々付き合わされている。知的な風情どころかゴロツキ、疫病神、狂人のような人々。まるで「カルト国家」。


国民に理性、良識があるのかないのか分からないが「目先の感情、勘定だけに反応して動く」という印象。まるで付和雷同、集団ヒステリー、ロシアは狡猾、冷酷な殺し屋みたい。


今、日本のみならず世界中で嫌われ始めている習近平・中共。支那人はそれをどう思っているのだろう、「上は上、下は下、上に政策あれば下に対策あり、自分が儲かればいい。明日の百より今日の十、国や他国がどうなろうと知ったこっちゃない」ということなのだろうか。


孔子は「それでは駄目だよ、よく学び、よく考えて行動しなさい」と説いたのではないか。中共独裁にとっては人民が賢人になっては困る、餌付けすれば大人しくなるようにしておきたいから「目先の利」だけで動くように人民を暗愚化、愚昧化を進めたい、だから孔子を学ばせないのだろう。


批林批孔とは「中共に逆らうな、考えるな、ひたすら恭順しろ、黙って俺についてこい」ということだ。


10年前(2010/
6/17)の論考だが、柯隆氏(当時は富士通総研主席研究員)の論稿「スポーツを通じてみえた中国人の国民性」は面白かった。曰く――
    

<中国人はサッカーが大好きである。国民的なスポーツといっても過言ではないが、大事な国際試合があるたびに、国民が失望させられる。なぜ中国人は大好きなサッカーについてこんなにも下手なのだろうか。


1)サッカーの組織と管理体制の問題


中国は早い段階からサッカーのレベルを上げるために、日本のJリーグと同じようなクラブ制を導入し「Cリーグ」を作った。プロサッカーの試合によって選手の競技レベルを上げようとしているが、国際試合になると、一向に勝てないのは現状である。


中国のサッカーファンにとり、毎回悔やむのは自分の好きな選手とチームは肝心な国際試合になると、いつも負けてしまう。昨年になって、ようやくその原因の一つが突き止められた。


実は、国内のCリーグでは選手とレフェリーは真面目にプレーしておらず、試合の結果に関する賭博にかかわっていたのである。


要するに、場外で試合の結果について巨額のお金が賭けられ、選手もレフェリーもそれにかかわっていた。ときには、相手チームの勝利に賭けられる賞金が多ければ、選手はオウンゴールを演じることも少なくなかったといわれている。


しかも、レフェリーもこうした演出にかかわっていたのは事態の深刻さを物語っている。


言ってみれば、日本の相撲の八百長のようなものである。そ
れによって、サッカーチームに対する信頼が失墜してしまったのである。


むろん、こうしたインチキなプレーはいつまで経ってもばれないわけはない。昨年、関係者の内部告発により、インチキが発覚し、ついに逮捕者が出た。以降、Cリーグのサッカー試合は以前に比して少しぐらいは真面目にプレーするようになったようだ。むろん、グローバルレベルには至っていない。


2)国民性の問題もあるかもしれない


実は、中国人がサッカーに弱いのは単なるインチキの問題だけではない。国民性の問題もあるのかもしれない。


中国人の国民性といえば、個人プレーに強い。スポーツでいえば、卓球などに強い。近年、卓球の国際試合では、中国ナショナルチームはほぼすべての種目のチャンピオンを独占するぐらいである。


中国人が個人プレーのスポーツに強いのは、その「役割と責任が明らかであり、努力した分が報われる」からである


振り返れば、30年前に始まったトウ小平の「改革・開放」政策は農業改革から着手された。改革の方法は(集団)農業生産体制を「農家請け負い責任制」に細分化したことである。それまで人民公社の体制では、生産量は一向に増えなかった。個別農家の請け負い責任制になっただけで生産は急増するようになった。


これは、中国人が利己主義だからというよりも「努力した分、評価されたい」からである。曖昧な評価システムは却ってプレーヤーのやる気を損なってしまう。


考えてみれば、農業改革と卓球の試合は相通ずるところがあるように思われる。逆に、チームワークには中国人が得意ではないようだ。サッカーはその典型例といえるかもしれない。


同じ30年前の改革を思い起こせば、農業改革に成功した中国政府は同じような改革を工業についても行ってみたところ、失敗に終わった。なぜならば、工業生産は個人に細分化することができないからである。増産に向けた積極性は上がってこない。


サッカーの話に戻れば、なぜ中国人はサッカーに弱いのだろうか。


実は、いかなるチームワークの作業もカバーレージ(互いに補完しあうこと)が重要である。チ
ームワークによる中国のサッカーチームの試合をみると、ゴールキーパーを含む11人の選手全員が相手ゴールを攻めに行きたがるが、相手が攻めてきたときに、守りの体制はばらばらである。


誰かが攻めに行ったら、ほ
かの選手はそのポジションをカバーしてあげなければならない。そのカバーがないため、いつも失点して負けてしまう。この弱さはスポーツに限らず、実際のビジネスでもみられる。


3)バレーボールの示唆


では、中国人はチームワークのスポーツやビジネスはまったく適さないのだろうか。答えはノーである。


たとえば、同じチームワークのスポーツでもバレーボールなら中国人は非常に強い。6人でプレーするバレーボールだが、サッカーと違って、それぞれの選手が位置するポジションによってその役割ははっきりしている。


何よりも、バレーボールのキーパーソンはトスを上げるセッターであり、セッターからボールをもらえなければ、どの選手もスパイクを打てない。


このようにしてバレーボールから得られる示唆として、スポーツもビジネスも「役割と責任を明らかにする」ことがポイントである。


再び、30年前の改革に戻れば、国有企業改革は個人プレーのように細分化を試みたが、失敗に終わった。その後、企業経営機能と行政機能が分離され、経営自主権の確立が図られた。


それでも国有企業の経営は思うように改善されず、最終的に、近代企業制度の構築という名目で国有企業のほとんどは株式会社に転換し、経営責任の明確化が図られた。


むろん、中国の「改革・開放」政策は依然道半ばにあるが、その方向性はすでに明らかである。すなわち、かつての統制経済はそれぞれの個人や企業などの市場プレーヤーの役割と責任が曖昧であり、それゆえ、モ
ラルハザードが起きた。


市場経済を構築するということは、それぞれの市場プレーヤーの役割と責任を明らかにすることによってその生産意欲を喚起することである。この点が、「改革・開放」政策わずか30年間で中国経済を世界二位にまで押し上げた背景である>



毛沢東独裁回帰を夢想する発狂暗愚の張子の虎、習近平一派は、先人の苦労を踏みにじって民営化した企業を再び国有化している。モラルも生産性も落ちるばかりだろうが、レッドカードを突き付ける勇気ある審判がいそうもないから地獄に落ちるだけか。こんな統治で中共は戦争に勝てるのだろうか。


防衛研究所2020/9/8「世界一流の軍隊を目指す中国軍」から。


<中国が今世紀中葉までに「世界一流の軍隊」を建設することを目標に、透明性を欠いたまま、軍事力の質・量を広範かつ急速に強化している。中国が目指す「世界一流の軍隊」とはどのようなものなのかを考察するため、中国における軍事訓練に関する報道等を通じて、現場レベルの部隊活動の状況の一端を示す。


1)習近平が掲げる「強軍目標」の内容と「世界一流の軍隊」の方向性


2017年10月の中共党大会で習近平は、党の新時代における強軍目標とは、「党の指揮に従い、戦闘に勝利でき、優れた気風をもつ人民軍を建設し、世界一流の軍隊に築き上げることである」と述べた。


2)「党軍」としての性格を維持・強化しつつ進められる軍改革

中国は「国家は党による指導を受ける」ことが憲法で規定されており、中国の軍隊も国軍ではなく「党の軍隊」である。将来の総参謀長候補とも目されていた章沁生上将は、軍の国家化を主張して処分されたといわれている。


習近平政権下で「党軍」としての特徴は強化されている。


2015年末から断行された軍改革は(中共)中央軍事委員会の軍隊に対する力を高めた。(中共軍は歴史的に大陸内での内戦が主体であったため陸軍主導であったが)習近平は
2013年11月「大陸軍主義を放棄」と発言、一連の改革で陸軍は海・空軍などと同格にされた。(防御から外征・侵略への大転換)


3 )近代軍としての実戦的訓練の充実


習近平は(権力を得た)2012、2013年頃から「全軍は軍事訓練を戦略的な位置に据え、部隊の実戦化レベルを不断に向上させなければならない」と軍の実戦能力向上について主張していた。その具体例として、以下に事例を紹介する


第1は、2014年に報じられた、成都軍区のある旅団の訓練記事である。当該訓練では4つの「初」達成として、以下のことが報じられた。


1.初めての高地における実装・実弾・実支援の訓練 2.初めての運動中の戦車に対し実弾射撃で打撃を与える訓練 3.初めての実装戦場における応急処置・整備の訓練 4.初めての情報システムを活用した総合的兵站の演練


これらの「初」は、能力の向上が示された一方で、問題点も多かったという。記事によると、無人走行させた戦車に対して戦闘用車両2両が射撃したが、命中しても停止せず、5発目の命中でやっと停止したという。この事例からは以下のような問題点等も指摘されている。


「従来では、命中イコール大破の判定だった」「射撃後、敵からの反撃がないのは不自然である」「5発命中でも大破せず、乗車させていた実験用の羊2頭の命に別状はなかった」「整備用に大型車5両分の器材等を準備していたが必要な部品が速やかに見つけられず、2時間の遅延が生じた」


記事では、旅団長が「戦法が実戦に合致しておらず、『発見イコール命中、命中イコール大破』の思考に陥っていたが、今回の件で、未来の作戦においては必ずしもそうではないということが分かった」というコメントをしており、部隊レベルでの認識の甘さがうかがわれる。


(第2は、兵員が勇猛さ・精強さを誇示するかのような形相でナイフを口にくわえたまま各個動作を行う「ナイフくわえ」は、見せかけだけの「形式主義」として淘汰されたかに思われていた。しかし
2020年3月、『解放軍報』において「ナイフくわえ」が訓練の場面によっては有用にもなり得るとして「復帰」を果たした・・・バカバカしい話、対印でゲバ棒や投石も訓練しているのか?)


第3は、最近では真に実戦的な訓練についても多く報道されている。


1)2020年6月の『解放軍報』第一面に掲載された記事である。ある旅団は長距離機動後、従来であれば一旦結節を設けて次の行動への準備をしていたような場面で、息をつく間も無く、対抗部隊の空軍機から襲撃を受けたという。


この記事は、移動間も各指揮系統の間で連携を保持し、次の作戦に移る態勢がとれていること、空地の連携によって陸軍部隊を空軍機が攻撃したことも注目される。


2)史上最大の海上閲兵に引き続いて空母艦隊が訓練を行ったという事例である。2018年4月、南シナ海において中国の史上最大規模の海上閲兵が行われた。閲兵には、空母「遼寧」を含む艦艇48隻、航空機76機、人員1万人以上が参加、習近平は迷彩服姿で「世界一流の海軍建設」を強調した。


この訓練では、バシー海峡東側、西太平洋海域において、「遼寧」を中心とした戦闘隊形を構成し、警戒ヘリの運用、艦載レーダーによる早期警戒態勢の確立、海空目標の捜索・識別、状況に応じた指揮官の決心等を実施。


東シナ海においては、対空作戦及び対潜作戦等の課目訓練を実施、航空機部隊や潜水艦部隊との対抗訓練、潜水艦脅威下の海域の突破等を実施したという。


また、艦載機部隊は約20機を有し、陸海空の目標に対する打撃や、制空権の奪取のための重要な力を具備するとされている。


今回の訓練は、海空域における活動のみならず地上戦力との連携も行っており、訓練のレベルについて、戦術的なものから戦術・戦役的なものへの向上が指摘されている。



3)中国がサイバーに関する対抗訓練を通じて、その攻撃と防御の能力を向上させている。従来は「重点=通信の確保」というレベルだった訓練が、現在では複雑なサイバー環境下における妨害・破壊等を含む、実戦的なものを行い得るようになったとされている。訓練後には問題点として「サイバー攻撃の手段がワンパターン」ということも挙げられたという。


中国の急速なサイバー能力の向上が指摘されているが、サイバー部隊として知られる「61398」部隊以外でも、中国の部隊は多様なサイバー攻撃を念頭に置きつつ、各種能力向上に積極的に取り組んでいることが示されている。


おわりに:中国は「世界一流の軍隊」の構築に向け、スピード感をもって積極的に各種の訓練等を行っているが、透明性の欠如や習慣・思考の差異も相まって、如何なるアプローチをとっているのか、そしてその先にあるのは如何なる姿なのか、正確に把握することは困難を伴う。


しかし、軍事訓練時の現場の状況を観察することで、中国が軍事的な行動を行う場合の様相を含め、的確に看取できる可能性がある。このため、平素の中国の軍事訓練の動向等を確認していくことが重要である>(以上)


諜報は95%は公開情報により、独自の裏面でのスパイやら調査、観察による情報集は5%だという。素人でもそれなりに目配りしていれば、習近平・中共が何をしようとしているかはおおよそ分かるだろう。


1998年12月29日改正の兵役法により、中共志願兵が優遇されるようになり、制度としては選抜徴兵制度は一応残ってはいるものの、貧困にあえぐ農村部を中心に志願者が必要人数枠を埋める応募があるため実質志願制に移行しつつあるという。

ただ、問題は「一人っ子」であり、かつ伝統的にも「戦線離脱者は殺す」という督戦隊がなければ逃げ出す、命を惜しむのが支那の兵士の常だということだ。小生は支那の奇妙な発明は「纏足、宦官、督戦隊」と思っているが、蒋介石は徴発(誘拐)した兵が逃げないようにおでこに入れ墨までしたという。支那の民は「良い鉄は釘にならない」と兵士(=ゴロツキ)をバカにしていた。


「ナイフくわえ」で勇ましさを装っても支那兵士の4000年のDNAは「戦線離脱」であり、10年20年で「戦線死守」の勇猛果敢な兵士にはなれない。大国との近代戦争の経験は少なく、勝ったこともない。


人民が習近平・中共独裁を排除しなければ戦争になり、数十年は封鎖される。今が国民国家へ革命する大チャンスだ。座視して朽ちるか、崛起して未来を拓くか、14億は歴史的な岐路に立っている。

2020年09月20日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(78」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/188(2020/9/18/金】「箍を締める」(タガをしめる)。「また負けた・・・箍を締めて出直しだあ!」なんて言う。「緩んだ気持ちや規律を引き締める。タガは、桶や樽の周りにはめて緩まないようにする竹や金属の輪」と辞書にある。


パレスチナ問題は何十年たってもタガが締まらない。アッバス率いるパレスチナ自治政府はそもそもタガを締める力はないし、その気もない。永らく国連など世界中から「お気の毒に」と同情され、見舞金やら義援金で暮らしているから、遊んで暮らせる。まじめに働く気なんて起きやしない。


第一、平和になったら「いつまでもブラブラしてないで働けば」となり、カンパ収入は激減してしまう。自治政府の腐敗貴族は干上がってしまから「平和なんて大嫌い! 平和反対、紛争賛成!」だろう、本音は。


パレスチナ問題はパレスチナを巡るアラブ人とユダヤ人(イスラエル)との大昔からの領土紛争である。1993年の「オスロ合意」でしばらく鎮静化していた時は、多分世界中が「パレスチナ国家建設、地域の安定」を期待したろう。小生もそうだった。我々は人を見る目がなかったのだ。

中東情勢に詳しい産経の佐藤貴生記者も嘆き悲しみ、ついに見放した。

<苦境を招いたのはパレスチナ自身でもある。アッバス議長率いる自治政府がヨルダン川西岸を、一方でイスラム原理主義組織ハマスが自治区ガザをそれぞれ統治する分裂状態が10年以上に及び、国際社会への訴求力は弱まるばかりだ。


アッバス氏は任期が切れた2009年の後も自治政府の議長選を行わず、腐敗の蔓延も伝えられる。独立国家創設の熱意など、とても感じられない>


利害関係のない第三者の産経でさえ「自治政府には何を言ってもムダ、付ける薬なし」と匙を投げたのだから、西側も中東諸国も「我々は待った、待ち続けた、それなのに自治政府はまったく動かなかった」と大きな挫折感を持っただろう。


元祖過激派PLOの首魁アラファトを真似て義援金のネコババで優雅に暮らしているような自治政府支配階級は、狂気の原理主義テロリスト集団ハマスを制圧する意志も力もない


<一般的に日本のメディアでは「ハマス」「イスラム原理主義組織ハマス」と表記されることが多い。


イスラエルに対してテロを含めた武装闘争路線を維持するハマスに対する評価は、国や団体により様々である。イスラエル、欧州連合(EU)、米国はハマスをテロ組織に指定している>(WIKI)


寄生虫の自治政府と時代錯誤のイスラム原理主義テロリストに愛想を尽かしたアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンはついに“宿敵”イスラエルとの国交正常化に踏み切った。中東情勢は新たな時代に入ったのだ。


産経2020.9.17「パレスチナ問題、風化が加速」から。


<米国の仲介によりホワイトハウスで15日、アラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンの外相はイスラエルと国交正常化の署名式典に臨み、イスラエルのネタニヤフ首相に、ともにパレスチナ問題解決に努力するよう求めた。


だが、式典の場にパレスチナ高官の姿はなく、現地では抗議のデモが起きていた。パレスチナ問題を置き去りにするUAEとバーレーンの姿勢は明らか。問題風化の加速は避けられない。


両国はイスラエルとの国交正常化という「アラブの禁じ手」を使い、パレスチナの独立国家創設に見切りをつけた。パレスチナでは「裏切りだ」との非難があふれ、式典のさなかにはパレスチナ自治区ガザからイスラエル領にロケット弾が撃ち込まれた。


パレスチナ暫定自治に道を開き、中東和平への期待が高まった「オスロ合意」から27年。イランの脅威増大を訴えてアラブ諸国の結集を図るというトランプ米政権の異次元のアプローチで、パレスチナ問題はかつてないほど色あせた>


中東情勢安定化の壁になっていたパレスチナ問題は終わったといって良いだろう。今後イスラエルは“中東の期待の星”としてほぼフリーハンドで新秩序を創っていくはずだ


まずガザからハマスを追放し、独立を迫るだろう。次いでパレスチナ自治政府とヨルダン川西岸の国境確定を進める。シーア派大国イランへの警戒感が高まっている現在なら西側世界から反発されることは少ないだろう。


膝元の火種を消せば、次は問題児のレバノン、シリア、イラク、イエメン、トルコ、そして総元締めのイランを牽制していくだろう。問題児の後ろにはターミネーターのプーチン・ロシアが控えているが、ロシアの最大の売物は天然ガスであり、最大の顧客はヨーロッパである。


イスラエルが問題児の牙を抜いていく過程で、問題児はプーチンに支援を要請するだろう。しかし、プーチンが軍事行動を起こせばEUは「ロシアからの天然ガスパイプラインを止めるぞ」とプーチンを牽制するはずだ。世界中でエネルギーはだぶついており、EUは米国やサウジなどから輸入できるので強気になれる。


計算高いプーチンは表立っては参戦できないから、クリミア強奪戦争のようにこっそりやるだろうが、4年間の経済制裁(残り1年)を再び課せられてはたまらないから、言い訳程度の支援しかできないだろう。


つまりイスラエルは足を引っ張られることなくハマス的狂信教問題児を個別撃破できる。イスラム教国だって多くの為政者は過激な原理主義者には手を焼いているから、イスラエルを強く非難したり制裁することはないだろう。


パレスチナ問題は貪官汚吏の寄生虫を生んで自壊したが、長い間の「中東問題」解決へ道を示したという点で世界に貢献したと言えるかもしれない。


習近平・中共も強権独裁と夜郎自大の愚昧で自壊するだろうが、共産主義幻想を完全に払拭したという点で世界に貢献したと歴史に刻まれるのではないか。


フォークランド紛争の時、アルゼンチン海軍は深く静かに潜行した英国原潜を発見できずに、戦わずして海軍は港に引き籠るしかなかった。小生思うに、これが最大の敗因だろう。



NHK2020/9/15「海上自衛隊 訓練に潜水艦の追加派遣
事前公表は異例の対応」から。


<海上自衛隊は南シナ海からインド洋にかけての海域で行っている訓練に、潜水艦を追加で参加させると発表しました。中国が海洋進出を強めるこの海域への潜水艦の派遣を事前に公表するのは異例の対応で、専門家は中国海軍の出方を伺うねらいがあると指摘しています>


中共は海自の蒼龍型潜水艦を捕捉できない。となれば素人から見ても中共の艦船は港から出られないことになる。出れば魚雷攻撃を受ける。


イージス艦などを航行できなければ海上での安全確認ができないから、戦闘機や偵察機も運航できない。ターゲットになるだけだ。せいぜい沿岸を警戒するしかできない。


つまり中共は陸上から敵地をミサイル攻撃するか、自国内での伝統的な陸戦しかできないことになる。移動ができない/しにくい拠点ならすぐに衛星で捕捉されるから恰好のターゲットになり、一晩でガラクタになるだろう。イラク戦争でのフセイン軍のように。


陸戦と言っても支那の国土に上陸しようという無謀な国はない。中共の反撃がなくなり、事実上の停戦になれば、長城作戦で包囲網を固め、中共を自壊、崩壊させればいい。人民がその後の支那の国体、政体を決めるだろう。


それにしても世界市場に通用する自動車さえ造れない国が世界制覇を狙うというのは・・・習近平は緊急措置入院精神科急性期閉鎖病棟に保護拘束した方がいい。努力すればまあ小生ぐらいには穏やかになるかもね。


2020年09月19日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(77」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/187(2020/9/16/水】そういえば「等々力渓谷」はどうなっているんだろう、30年前に行ったときは随分ドブ臭かったけれど・・・ということで行ってきました、だって多動児なんだもん。


<東京都指定名勝 等々力渓谷/世田谷区


等々力(とどろき)渓谷は、武蔵野台地の南端に位置しており、この台地面を谷沢川が浸食して形成された延長約1キロメートルの東京23区内唯一の渓谷(開析谷)です。


東急大井町線の等々力駅から南に歩いて3分ほどの、谷沢(やざわ)川に架かるゴルフ橋(東急のゴルフ場があった名残)脇の階段を下りると、下流に向かって谷沢川沿いに散策路があります。


夏でもひんやりとした渓谷内はケヤキ、シラカシ、コナラ、ヤマザクラなどの樹木が鬱蒼と茂り、川のせせらぎや野鳥の声が聞こえ、渓谷のいたる所から水が湧き出ています。


散策路を下流に進み、環状8号線にかかる玉沢橋をくぐると、古墳時代末期から奈良時代の頃の横穴墓(よこあなぼ)である等々力渓谷3号横穴があります。


さらに渓谷南端には、桜の名勝として知られる等々力不動尊があります。不動尊から渓谷に下りた所に不動の滝があり、古来から今日まで滝に打たれて行をする人々が各地から訪れています。


等々力の地名は、渓谷内の不動の滝の音が響き渡り轟いたところからついた、との言い伝えがあります。


谷沢川には平成6年より仙川浄化施設(多摩川水系の上流)からの導水が始まり、水質の改善がおこなわれました。また、等々力渓谷には約30箇所以上の湧水が発生し、一部には窪地に集まって湿地を形成しています。


谷沢川の水質は、ゴルフ橋から下流に行くにしたがって改善されていることから、この谷沢川に流れ込む湧水が、水質や水量の維持に大きく寄与していることがうかがえます>


チャリで多摩川右岸を下り、二子多摩川へ渡って左岸をさらに下って第3京浜の下をくぐって行くと左に広い上り坂がある。えっちらおっちら愛車を押し上げていったが、丘陵は戸建ての家やマンションだらけで森らしきものが見えない。


さらに坂を登れば低血糖と脱水症状でヘロヘロになり、行旅死亡人として官報デビューしかねない。


「本籍・住所・氏名不詳、推定年齢70歳前後の男性、身長155cm位、長髪。胃切除創痕、左足膝蓋骨手術創痕、奥歯なし。着衣は、緑色ポロシャツ、茶色半ズボン、ウォーキングシューズ。所持品なし。


上記の者は、令和2年10月14日に東京都世田谷区の多摩川河川敷草叢で死体で発見されました。死亡年月日は死後1か月程度と推定され、身元不明のため火葬に付し、遺骨は保管してあります。心当たりの方は、世田谷区保健福祉課福祉係まで申し出てください」


誰か引き取ってくれるのかなあ、「海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」・・・先人は立派だったが、小生は「なさず、なせず、遺さず」ただの溝(どぶ)で朽ちるという最後か。まあ刑死よりはマシだが・・・


それはさておき、体力が残っているうちに帰るしかないと下り坂の横道に入って暫く行くと、人の手の入っていない小さな森がある。神社でもあるのかなあと未舗装の狭くてゆるい坂を登って行ったら、何と「等々力不動尊」だった


何気なく紅灯篭を見たら寄進者に「等々力の叔母さん」(父の妹)の嫁ぎ先の名があったのは、叔母さんが小生を導いてくれたのかも。バブル崩壊でここ30年は行方知れずだが・・・呆然としていたら別の小道からハーハー言いながら若いカップルが登ってきた。「そうか、ここは渓谷の一部なんだ、ついに発見した!」。


しかし、もう体力は限界で、志半ばにして断念、ヘロヘロになって帰路についたのであった。ああ青春は麗し、されど悲しき・・・そんな気分。因みに多摩川右岸の川崎市側にも等々力があり、等々力競技場など運動施設がある。明治末まで同じ「等々力村」だったという。


しつこい、やり残したくない、極めたい、老いてますます嫌らしいほど粘着質になっていくようで、昨日は夜も明けやらぬ早朝から地図まで作って再挑戦した。


緑の風も爽やかに、握るハンドル、心も軽く、老生ながら「戦狼」(戦老)気分でペダルを踏んで1時間、着いた所が小さな“正門”(環8沿い)。


間違えたのかとうろうろしたが、どうも正門らしい。我が家の駐車場、6畳ほどの狭さで、ナンカナーの気分。


手摺のない、これまたナンカナーの階段を慎重に降りていくと、空が見えないくらいに鬱蒼と背の高い木が覆い、何やら心細くなってきたが、犬2匹と散歩しているお姉さんを見たときはホッとした。午前8時、人気はないのは当たり前か。


降りたところが渓流沿いの遊歩道。鼻をクンクンしてみたらかつてのドブの悪臭はなく、水は澄んでいるし、きれいに掃除されている。土砂崩れ対策はしているのだろうが、20メートルほどもあろうか、両岸の崖は自然のまま。奥の方に進んでいくとまったく「深山幽谷」の趣。


ロングスカートのお姉さんが遊歩道のベンチで本を読んでいる。彼女はドラマのヒロインの気分に浸っているようだ。「お嬢さん、藪蚊に気を付けた方がいいですよ」と声をかけたくなったが、無粋な爺さんとは見られたくないから我慢した。「よく我慢した、自分で自分を誉めてやりたい」、まだ正気が残っているか。


とても気持ちがよく、流れに沿って巡ると小さな「谷沢橋」に出た。そこは前述の「小さな森」の横だった。ここから渓谷に入れば坂を延々と登らなくても手軽に「深山幽谷」を楽しめる。大発見!(駐車場がないので秘密にしているのだろう)この先で流れは多摩川方向と二子多摩川方向に分かれていく。


まあ「深山幽谷」と書いたものの、狭い日本だから「圧倒的な迫力で迫る」大パノラマというわけにはいかず、箱庭的な「美」なのだ。日本は小さいながら周りはすべて広大な海であり、どこに暮らしていようと車で3時間も行けば海に出られるから、「狭いながらも開・解放感がある国」、それが良さなのかもしれない。


世界の一流都市は(震災がなく美観・伝統優先の都市以外は)どこでも高層ビルだらけで、もう40年以上も前だが、ニューヨークから来た女性が「東京の空はとても広い」と感動していたものである。米国でも見渡す限りの自然を地べたに立って満喫できるのは荒野(desert、砂漠、無人地帯)くらいだろう。


自然豊かなニューヨーク州で話題になるのはNYCなど都市部だけだ。森林地帯も山を登らない限りは見晴らしがいいとはならない。手軽な山の尾根を歩いても木が鬱蒼としているから眺望は得難いだろう。


自然への畏怖、恵みへの感謝、母なる大地への敬意によるのだろうか、自然をできる限り残したいという思いは人類共通ではないか。


ちなみにイザベラ・バードの「朝鮮紀行」によると、半島人は人食い虎に襲われることを非常に恐れて、予防のために森をハゲチャビンにするそうだ。虎が多過ぎるのなら清正流に虎退治をしたり、毛皮を売ろうという発想はなく、ひたすら森を潰すのは人災だろう。メキシコ在住の方の「トラネコ日記」2018/7/1から。


<それでも李氏朝鮮時代にも国土の7割は森林があったとされるが、人々が暮らす町村周辺はオンドルの燃料と焼き畑のおかげで、平野部はもちろん山野にも殆ど森林がなくなっていたのである。


だから日韓併合の頃のソウル周辺はほとんど禿山になっており、ちょっと長雨が続けば大洪水になったという。これらの事実は、当時西欧や日本からきた人々の旅行記や報告書に述べられている>


日本は半島統治時代にずいぶん植林したが、日本が撤収すると食糧増産などで山は再びハゲチャビンにされたようだ。


閑話休題。大国だろうが小国だろうが、多くの人間は利便性の高い狭い所に密集しているだろう。第一次産業=農林水産業依存ではない都市化(≒高層化)が進んでいる先進国の国民性は、今では国土の広さや風土とはあまり関係がなくなりつつあるのではないか。むしろ価値観が同一化しつつあるような気がする。例えば、


・国民国家である。国民による、国民のための、国民の国家だ。

・自由、民主、人権、法治を重んじる。

・普通選挙が公正に実施されており、政治に民意が反映されている。

・教育水準、民度が高い。

・産業は基本的に市場経済重視の民間企業が主体であり、国有企業は例外的である。

・GDPなどの経済指標は高い。概ね輸出入のバランスが取れている。

・国民所得は高く、貧富の格差、富の偏在は比較的に少ない。

・福祉政策はそれなりに重視されている。

・国際問題は軍事より経済、外交で世界秩序を維持する傾向が強い。


G7とかG20という国は概ね上記の「先進国価値観」を共有(受容)しており、国家間の競争はあるものの、軍事力で他国を威嚇したり、戦争で抑圧したり、領土を奪うということは戦後の75年間はほとんどなかった。5大戦勝国(米露英仏中の常任理事国)中心の国連の機能がそれなりに働いていたことは事実だろう。


今はどうか。軍事大国かつ経済大国になった中共は、上記の価値観を否定し、軍事力で他国を威嚇し、経済力(カネ)で世界を屈服、支配し、巨大な「習近平独裁共産主義圏」を創ろうと牙を剥き出しにし始めた。パンダが着ぐるみを脱いで戦狼、餓狼の本性を現したのだ。


常任理事国は各自が「拒否権」を持ち、自国に不利な取決めはすべて拒否できる。中共にとって国連は利用するもので、気に入らない決議や議題は「ただの紙切れ」と拒否、無視、ちっともブレーキにはならない。


ロシアはもともと上記の価値観からは距離を置いているから、国連安保理のキャスティングボートを握ってプーチン帝国の利益=他国の不利益を追及するだろう。狡猾な“漁夫の利”狙い。


習近平は政敵も多く「このままだと求心力が衰える、軍の支持を固めるためにも開戦は今しかない」と焦っているのではないか。


「核ミサイルでアンカレッジかシアトルを攻撃し、次はハワイかサンディエゴだぞと脅して米国の介入を抑えながら、まずは短期決戦で南シナ海と東シナ海を制圧しよう、その後にグアム、西太平洋へ、さらにインド洋へ駒を進めるべし」


毛沢東は「核戦争で3億死んだって、まだ3億も残っている。大体、我が国は人口が多すぎる」と豪語したが、毛の真似っ乞食、病的エピゴーネンの習近平なら「7億死んだって、まだ7億も残っている、どうってことない」と思っているはずだ。


G7中心の連合軍は中共軍の出鼻を速攻で叩くか? 米国依存症のヘタレの日本はどうするのか、はなはだ怪しい。


上海のホテルで目撃したが、漢族は相手が強いと直ぐに引いて大人しくなる。一瞬で変身するのは「形勢が悪い時はさっさと引く、無駄あがきすれば犬死、そのうち機会を見て逆襲すればいい」というのが4000年の処世訓だからだ。それを思うと初戦で中共軍を叩き、威圧し、同時に習近平を始末すべきだ。


孫子は「戦わずして勝つ」のが最上等と言った。それなら戦端を開く以前に「習近平は不慮の事故で急逝」したことにすれば世界はずいぶん平和になる。ノープロブレム! 習は疑心暗鬼になっているようだから自殺説でもいいか。


ゴルゴかジャッカルか、あるいは衛星からのピンポイント攻撃か、毒殺なら「ウラジミール、あんたの出番だ」。成功報酬は経済制裁緩和とか。

2020年09月17日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(76」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/186(2020/9/15/火】今週末の19日/土曜は彼岸の入り、夏子は振り返りつつ南へ帰る時期だが、まあ、大人しくは帰らないから何回かは猛暑がありそうだ、台風も!


今朝は24度。天気と体調を見ながら1か月ほどかけて(実働は1週間)庭の手入れをしてきたが、かなり見栄えは良くなった。庭造りは楽しいが、メンテナンスは結構大変だ。子作り、子育ては若さの勢いもあってどうにかできたが、老いてから始めた(2017年春、癲狂院退院後の66歳)趣味の園芸はどんどん「義務の園芸」になった。


ほんのいたずらで庭に餌を撒いたら今やスズメは50〜60羽になり、朝夕の餌やりはもう欠かせない。スズメの奴隷、賄い爺さんだ。


胃がん手術後の55歳前後からブログ記事を書くようになったのは「頂門」渡部亮次郎氏が「書いてみたら」と背中を押してくれたからだが、まさか毎日のように書くようになるなんて、それも「執拗に」習近平・中共を憎悪、罵倒、崩壊を煽るようになるなんて全くの想定外だった。


45歳の頃に「リタイアしたら何をしているのかなあ、自転車で多摩川の土手を走り、晴耕雨読かなあ」と思っていたこともあるが、義務の園芸、スズメの奴隷、反共ブロガー、腰痛、跛行は想定外、意外な展開だ。


これからも想定外があるのだろうが、「欧州は中共理解が浅いのだろう、パンダハガーが多い、ドイツは発狂して中共と心中するつもりか、〇〇につける薬なしだな」と小生は見限っていたのだが、中共熱は「夏が終わり秋へ、所により冷え込むでしょう」と冷めてきたようだ。


<EU、監視団の新疆入り要求 人権問題に懸念―中国と首脳会談 2020/9/15


【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)首脳は14日、中国の習近平国家主席とオンライン形式で会談し、中国当局による弾圧が問題視されている少数民族ウイグル族の扱いなどの人権問題に「深刻な懸念」を表明した。ミシェルEU大統領は終了後の記者会見で、「独立した監視団の新疆ウイグル自治区入りを求めた」と明らかにした。


EUは国家安全維持法施行後の香港情勢にも懸念を伝えた。首脳会談は6月以来で、フォンデアライエン欧州委員長とEU議長国ドイツのメルケル首相も参加。貿易や気候変動問題も議論した>


一方、習近平は――


<人民網2020/9/15「習近平国家主席『世界の新型コロナ対策、経済回復、正義の維持に一層貢献』」


習主席は、香港特区や新疆地区関連の問題における中国側の原則的立場を明らかにし、「香港特区や新疆地区関連の問題の本質は中国の国家主権・安全・統一の維持、各族人民の平穏な暮らしを送る権利の保護だ。


中国側はいかなる者、いかなる勢力が中国で不安定、分裂、動乱を引き起こすことにも断固として反対し、いかなる国が中国の内政に干渉することにも断固として反対する」と表明した>


蛙の面に〇〇、異次元の世界にいる“妄想習”主席にEUは「何を言っても無駄、話にならない」と最終評価を確定したろう。


中共の撒き餌に嬉々としている後進国はいざ知らず、世界の主要国は「親中から嫌中へ」と風向きが急速に変わっていくはずだ。ここまで来るのに何と60年ほどもかかったが、レッドウイルス感染症の治療は実に難しいのだ。


毛沢東の後継者と見られていた林彪(「毛語録」の編者)は文革の初期(1966年頃)には「毛沢東の軍師」として地位を固めており、その頃の論文だろう、こう書いている。もちろん、毛の意をくんだ代弁だ。


「世界的な視野から(発展速度の遅い)途上国の問題を見た場合、北アメリカ、西ヨーロッパを“世界の都市”とすれば、アジア、アフリカ、ラテンアメリカは“世界の農村”ということになる。


今日の世界革命も、ある意味では農村による都市の包囲という形勢にある。世界の革命事業全体は結局、世界人口の圧倒的多数を占めるアジア、アフリカ、ラテンアメリカ人民の革命闘争によって左右される」


農村を制圧して革命拠点を創り、それに拠って都市を包囲し、攻撃して、腐敗階級を制圧し、人民、財産、土地まですべてを共産党が奪い、共産党員の天国に変える――これが共産主義である。


貧困層であれ富裕層であれ、中共に餌付けされた人々は“ヤク中”であり、クスリのためには何でもする。民主主義許すまじという米国の暴動を見よ! 追い詰められた中共とアカだけが大喜びをしている。


元を断たなければダメ、まずは中共包囲網というロックダウンを我々は始めるべきである。オーストラリア、チェコ、台湾、香港などを孤立させてはならない。

2020年09月15日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(75」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/185(2020/9/13/日】今朝は26度、ずいぶん秋めいてきた。天高く、人肥ゆる・・・コロナ禍による巣ごもり、運動不足ゆえか、肥満の人が増えているような気がするが、どうなんだろう。ストレスのせいか、世界中で暴れまくる人も増えているようだ。

一定の空間に一定の動物が増えすぎるとストレスからの異常行動が見られるという。野生動物は増えすぎると人間への害も増えるから駆除されたり、逆に減っていくと今度は保護されたりする。人間は神か?

<鳥獣保護管理法」の目的は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資すること」とされています>(環境省)

つまりは人間の都合次第だ。クジラは友達、殺して食っちゃう日本人は「人類の敵、地球の敵!」やがて「日本人を駆除しろ」と言いかねない。ストレスによる異常行動か。そのうち“愚れた主義者”は集団自殺で自滅したり・・・


地球のお父さんは宇宙、お母さんは太陽だ。地球は桃のようで、皮(地殻)、実(マントル)、種(核)からなっている。中心部の核は5700度にもなる超高温の鉄合金らしい。


これが地球を内部から温め、外からは太陽が温めてくれる。だから生命が誕生したわけだ。

宇宙には地球のような生命を育む星があるかどうかは分からない。ないとは言えないが、あったとしても人間がそれを発見することはまずあり得ないというのが学者の共通認識のようだ。

地球は人間のほかに数えきれない程の生物にあふれている。地球自体が人間を歓迎しているわけではなく、人間もただの生き物の一つに過ぎない。

小生が10歳の1961年あたりまで我が街は野原、田畑、灌木、疎林、森、小川、農家と寺と神社だらけ、国木田独歩の「武蔵野」の風情そのものだった。優勢な自然に人間は圧倒され、ちょっと油断していると庭も広場も田畑も草だらけになり、昆虫やモグラ、ネズミ、イタチ、タヌキ、ハクビシン、蛇、鳥など鳥獣も元気いっぱいだった。

その頃から東名高速建設のため土地買収が進み、それまでは二束三文だった土地が結構なカネになった。農民は食うには困らなかったが、キャッシュは余りなかったから田畑を売って俄か大尽になった。

東京のはずれの世田谷区や調布市にあった工場は立退料もあって多摩川を越えて川崎市の我が街へもずいぶん移転してきた。当然、人口は増える。キャッシュを手にした農家は田畑を潰してアパートや貸家をどんどん造り、街から野原や緑はどんどん消えていった。

多摩川流域は上下水道は普及していなかった。清流だった多摩川は工業化と人口増による激しい水質汚染で、小生が10歳(小3)の時から遊泳禁止になった。界隈の行楽地はアユ料理とウナギのかば焼きで人気だったが、多摩川からアユもウナギも1965〜70年までにほぼ絶滅した。料亭も消えてラブホになった。

世界中が時期やスピードの差はあれども、自然が人間に排除されていった。1960年のアマゾン川流域の人々は圧倒的な大自然に潰されるようにして暮らしていた。油断していると大蛇が馬までも襲って河に引き吊り込み飲み込んでいった。熱帯性の病原菌は蔓延していた。自然は敵だったが、今は人間に潰されそうだ。

アユはここ10年でようやく遡上数が年間200万匹になったというが、往年の100分の1ほどだろう。一度汚染された川のイメージ回復は長い年月が必要で、今年もアユの釣り人はほとんど見かけなかった。

地球にとって一番害をなす生物は人間である。“愚れた主義者”も否定できまい。1960年に30億の人口は今や75億に急増し、間もなく100億になるはずだ。地球をクリーンにしたいのなら人口を減らす算段を考えるべきではないか。

日本で代表的な感染症は「肺病」だろう。戦後になってから特効薬のストレプトマイシン、通称ストマイが普及して死亡率は激減したようだが、それまでは死の病とされており、徳冨蘆花の「不如帰(ほととぎす)」は日本中の老若男女の紅涙を絞ったもである。


<1898年(明治31)11月から翌年5月まで『国民新聞』に連載。1900年1月、民友社刊。片岡陸軍中将の娘浪子(なみこ)は、海軍少尉川島武男(たけお)と結婚したが、結核にかかり、家系の断絶を恐れる姑(しゅうとめ)によって武男の留守中に離縁される。

2人の愛情はとだえなかったが、救われるすべのないまま、浪子は「もう女になんぞ生まれはしない」と嘆いて死ぬ。女性の弱い立場を訴え、愛を阻む家を間接的に告発している。新派で上演され、明治期屈指のベストセラーとなった>(WIKI)

地球は、あるいは神は「最悪害獣の人間を駆除すべし」と舵を切ったのではないか。コロナ菌をその先兵とすれば、「奢れるもの久しからず、生者必滅の理」の強烈な一発になった。それでも懲りないのなら二発目は「世界戦争」、三発目は「気候変動飢餓地獄」あたりか。

人間が地球を畏れ、天を敬い、慎み深さを知り、傲慢不遜の生き方を変えて「良い子」になるまで、天罰はいつまでも続く・・・小生にはそんな風に思えるが、人間による過去100年の自然環境破壊の修復には最低でも100年はかかるのではないか。

まあ、人間は「技術の蓄積ができる」モノ作りは得意だが、ゼロで始まる人生はそれができないから、「生きる知恵」はいつまでたっても向上しない。石器時代や縄文人と同じ悩みを悩み、同じ喜びを喜んでいる。

失敗を繰り返し、どうやらこうやら解答を得たところでオシマイ・・・この繰り返しだ。「いかに生きるべきか」「隣の部族といかに接するべきか」などなど、数千年前のご先祖様の悩みは今でも悩みで、少しも前進しない。

モノ作りだけはここ20〜30年ほどで目まぐるしいほど進化した。先進国では市場にモノは溢れかえっている。旧型かつ売行きの悪い商品は市場からどんどん駆逐され、新型の人気商品にとって代わられる。

<ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし>

昨日までの新型の人気商品は今日にはさらに新型の人気商品にとって代わられ、旧型は消えていく。ヒトもモノも一緒、諸行無常だなあ。

1995年あたりまで日本の生活は、分野にもよるが百年、五十年、十年一昔だった。出版業界では鉛合金の「活字」で文字が組まれていた。それがあれよあれよという間にマッキントッシュ(アップル)などICT機器でデジタル化され、鉛活字はほとんど絶滅した。

莫大な投資で最新のICT機器を導入しても数年でさらに最新のものに取って代わられる。企業は借金を完済する前に新たな借金をしてリノベーションを繰り返している。人々は借金をしてでも新製品を追い求める。まるで回し車のネズミのように物欲にかられて動き回っている。ほとんどビョーキ。


これが進歩か? 文化か? 文明か? 発展か? このままでは行きつく果ては地獄か戦争か・・・少なくとも天国ではないだろう。増えすぎた人間、それが作り出すものは地球の自浄能力を越えて、地球を破壊しかねまい。

神は悪しき人間の住むソドムとゴモラを破壊し、大洪水で地球を洗濯、ガラガラポンしたとか。地球という生命体は人間という名の癌の繁殖、増殖を許しはしまい。我々自らが「習近平・中共」という悪性腫瘍を切除しなければ地球は人類を一掃するのではないか。

澁谷司氏の「チャイナ・ウォッチ 中国歴史教科書『文革』評価の変遷」(日本戦略研究フォーラム9/9)から。

<1981年、中共は11期6中全会で「文化大革命」(1966年〜76年。以下、「文革」)を総括した。

同会議では「建国以来の党の若干の歴史問題についての決議」が採択され、毛沢東主席が起こした「文革」は「誤り」だった、とはっきり認めた。

けれども習近平政権は「文革」を復活させようとしている。おそらく習主席は自らが毛主席と肩を並べる存在か、それ以上を目指しているのだろう。具体的に、次のような事例である。


1)2015年頃から「文革」時代の「密告」制度が復活した。例えば、生徒・学生が“誤った思想”を持つ教師・教授を当局に「密告」している。


2)昨2019年10月以降、中国教育部(文部省)が全国で焚書を奨励している。そのため、文化的遺産である相当数の書物が焼失した。

3)今年(2020年)7月、『人民日報』が「下放」を推奨した。学生らが“自発的”に農村へ行くというのは建前で、実際には「強制的」に農村へ送り込まれる。

「文革」時の1968年、毛主席は都市の知識人青年約1600万人を農村へ送り込んだ。だが、その多くの青年は都市へ戻る事ができなかったという。

近年、中国歴史教科書で大きく変化したのは、2018年版である。おそらく習近平政権は、前年の2017年(ないしは、それ以前)から「文革」への評価を変更しようとしていた事が窺える。そして、実際、18年の教科書改訂につながった。これは「習近平派」が一時、党内で優勢になった結果ではないだろうか。

ところが翌19年には「反習近平派」(その中心は李克強首相)が徐々に巻き返し、今年20年には、以前の「文革」評価に戻っている。これは18〜19年にかけて「反習派」が党内で支配的になった事を物語るのではないか。

だからと言って軽々に、「反習派」が共産党全体を牛耳っているとは決めつけられないだろう。習近平主席が依然、軍・武装警察・公安等を掌握しているからである。


ただし、いつ習主席に対するクーデターが起きても不思議ではない状況にある。直近では、今年3月、郭伯雄の息子、郭正鋼がクーデターを起こしたと伝えられている。

それにしても中国共産党は一度「文革」を明確に否定しておきながら、習主席に再び「文革」発動を許すというのは、どういう訳だろうか。


中国では、未だ普通選挙の実施等、民主主義が作動していないという“悲劇”かもしれない>

狂人が14億人と兵器を満載した「発狂戦艦戦狼」を操艦している。我々は警戒監視しながら包囲戦を進めていかなければならない。習による世界包囲網の「一帯一路」は今や金欠で瓦解寸前だ。我々は勝つ、「中共殲滅、支那解放」は地球のための戦いでもある。


2020年09月14日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(74」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/184(2020/9/10/木】早朝から排水パイプの掃除。3週間ほど前に革命的なオイルボール除去システムを創ったが、今朝は本番だ。


人生はいつでも初舞台、ああ、神様仏様稲尾様・・・恐る恐る動かすとスル、スルスル、スルスルスル・・・ほとんど抵抗なく砕かれたオイルボールと汚水が出てきた、出る出る、ああなんというスッキリ感だろう!


そうだ、特許庁へ行こう、システム名は「悩みスッキリモーラック」! 日本の、世界の「ツマリ」を直す、つまり、八紘一宇を気持ちのいい、爽快な、幸せな気分にするのだ。世界を洗濯いたし申候。


厄介な悪性“オイルボール”習近平は、自己保身のために文革で政敵と国家を滅茶苦茶にした毛沢東の轍を踏むつもりだろう。「このままでは俺は失脚しかねない、やられる前にやれ、政敵を潰すべし」と焦りまくっている印象だ。


人間は元気であっても己の最後を無意識的に知っているのではないか、と思うことはある。向田邦子の代表作「あ・うん」は1981年初夏に発行され、それを見届けるようにして彼女は同年8月22日に事故死してしまった。

「あ・うん」の最後の方は「とにかく書き終えなくては」という焦りがうかがえて、読者の多くは「書き急いだのだなあ」と思っただろう。


習近平・中共の今の様子を人民/ネチズンは「加速主義」と呼んでいるとか。習近平一派は崩壊を前に焦っているみたいだ。まるで絶叫マシンの如くにどんどんスピードが速まり、景色がグルグル変わり、何が何だか分からないままに奈落の底に落ちていくような「アワワワワ・・・」、人民は振り回されてバーに必死でしがみついているのが精いっぱい――そんな感じだろう。


小生も世界も同じくアワワワワだ。1月あたりから武漢肺炎、3密、蔡英文の台湾総統再選、東京五輪パラ延期、米国大統領選とアカによる暴動、中印国境衝突、北朝鮮による韓国恫喝、国際条約を無視した中共の香港侵略、プーチンの永久独裁、天候不順、中共大洪水、レバノン・ベイルート大爆発、米台が反中で接近、米・イスラエルとアラブの握手、中共恫喝外交への世界的反発、安倍首相辞任、そして世界不況・・・

今年を表す一字は「乱」、流行語はいっぱいあり過ぎて困るほどだが「驚天動地」か。Worst
of the Year
は1位:中共・習近平、2位:WHO・テドロス、3位:アンティファあたりで決まりだろう。

Best of the Year
は流動的だが、台湾、豪州、チェコ、ベトナム、インド、フランスあたりはノミネートされて然るべきだ。選挙に勝てば米国・トランプは最有力候補だろう

「看中国」2020年9月10日「加速主義」から要約する。



<最近、新しい政治用語として「加速主義」が中国のソーシャルメディアに突然登場した。中国の特別な状況と政治情勢の中で、加速主義はここ数カ月間で起こった一般的な思想の傾向として広まっている。

WIKIによると加速主義は「歴史における資本主義システムまたは特定の技術関連の社会プロセスを加速して、大きな社会変化を生み出す必要があると信じている政治的および社会的理論」だという。


しかし、中国の加速主義にはふたつの解釈がある。習近平・中共支持のナショナリストは「習近平が中国をより強くして中国の台頭を加速させる、終盤がより速くなり、より完全になる」と信じ、期待している。


中国の悪化する政治状況を心配する自由主義者、リベラル派は、習近平が世界からの隔離を招き、中国を終盤と衰退に導く、終わりへ向かって加速していくと見ている。

リベラル派は自身を「加速主義者」と呼んでり、時事を正確に指摘し、当局を批判している人もいる。


彼らは「習近平の閉鎖的で権威主義的な政策と行動が中共、中国を世界の敵に変え、孤立させ、中国を未知の深淵へと追いやったと信じている。習近平の政策と行動は、中共の敗北を加速させ、社会全体がますます閉鎖されていくと語る。彼らは、政治の変化がより速く、より徹底的に行われることを望んでいる。「お湯が沸くのを待ってはいられない、もっと加速しろ」と。


では、誰が加速しているのか? もちろん加速の最初のドライバーは習近平で、「チーフアクセラレーター」と呼ばれている。習近平の自己認識では、自分こそが「(正当な共産主義国家)中国をより強くし、(腐敗堕落した資本主義国家の悪の帝国)米国と戦うように導いている指導者」である。


しかし、過去6か月間に習近平がなした中国内外での台頭は地政学的プロセス(地理的な環境が国家に与える国際政治、軍事的、経済的な影響)をマイナス方向へ加速するという内外の確信をさらに強めた。



習近平の(国威発揚という)自己認識は政治的現実とはかなり異なる。伝染病の隠蔽、(威嚇的な)戦狼外交、(姑息な)マスク外交、「香港国家安全法」の推進など、一連の問題に対する彼の誤った判断は、中共を困難な状況に追い込んでいる。


中国の人々は抑圧的なルールに不満を抱いて、ネットで「加速主義」を笑いと呪いを交えて提唱、「社会主義は良い」を「加速主義は良い」に変えた歌が話題になっている

♪加速主義は良い、加速主義は良い、加速主義国の人々は世界に報告するのが大好き。資本主義の旅人は打倒され、外資は後ろを向いて逃げ、世界の人々は団結する。加速主義建設、建設クライマックス、(崩壊の)クライマックスの始まりだ・・・

習近平主導の列車「中共号」は加速しながら非常に速いスピードで動いており、最早列車を止めたり減速したりすることはできない。人々は何をするか、何もしないかを選ぶだろうが、最後まで加速させるだろう。


終点は中国共産党の終わりかもしれないが、たとえ終点が不明であっても、加速主義者は「現在の道を歩んでいるよりはマシだ」と信じている>


習近平が生き急いでジタバタ加速すると人民のみか世界が迷惑する。彼が静かに体調を理由に引退すれば、「最後の暴君だったが、引き際はきれいだった」と、墓に小便する人はいないだろう。以心伝心、安倍氏はそれを習に伝えたのではないか。


キチ〇イの先輩としてヂヂイも言いたい。


のう、習さん、日本には「終わり良ければ総て良し」ちゅう教えがあるんやが、人間、引き際が肝心やで。あんたの親父さんが毛さんに逆らったと汚名を着せられ、あんたも頑迷固陋の反革命分子の倅や言われて辛い目に遭ったんは、心から同情する。あんたの姉さんは首くくったそうやが、あんたもさぞ悲しかったやろ。


世間を見返してやる、あんたがそう決意した気持ちはよー分かる。ろくに勉強の機会もなく中坊のあんたが田舎に下放され、洞窟の中で、同じように下放された王岐山を先生に毛沢東語録を学び、「俺は絶対、毛沢東になって世間を見返してやる」と心に誓ったのは分からんでもない。

さわさりながらや、中共の公式見解でも毛沢東は「貢献7割、失敗3割」や。ほんまのところは「貢献1割、失敗9割」、蒋介石を追放したのは結構としてもや、個人独裁で人民に塗炭の苦しみを与えて1億を殺したのは大犯罪や。

毛沢東は支那を破壊し、トウ小平が弾圧に耐えてボロボロな国をまともな国へと導いた、これは否定しようのない事実や。共産主義では国民を食わせられない、発展するためには資本主義から学ぶべきは学ぶ――韜光養晦で皆が頑張って、ようやく飢えをなくしたばかりやで。


14億のうち、6億はまだまだ貧困層や。皆がそこそこ気分よく暮らせるちう“普通の国”にするためには先進諸国から学ぶべきこと、支援や協力を貰わなければならないことはいっぱいある。


あんたが今やってることは、夕日に照らされて大きく見えている影を本物だと思い込んでいるだけの夜郎自大そのものや。尊大、自己肥大、暗愚・・・それで14億を乗せた巨大過ぎる船を座礁させずに操縦できるのか、座礁して世界中を血だらけにして、やがて沈没・・・

今あんたが進もうとしている海域は座礁の名所、誰一人として航行できなかった難所や。世界もあんたの乗客も、そんなところに行こうとしているあんたの気持ちが全く分からん、あんたの奥さん、娘さんさえもとうに逃げ出した、王岐山先生も愛想を尽かしたいう噂やないか。


それでも行く、と言うならあんた、ビョーキやで。毛沢東の演説や紅衛兵の声が聞こえるなら幻聴や。悪口を言われている、見張られている、命を狙われていると思っているんなら被害妄想や。コロナや水害で皆が苦しんでいることを理解できない、判断できない、なす術もない、それは思考の混乱やで。


俺は偉大だ、プーさんと呼ぶな、尊敬しろ、俺は嫌われてる・・・とか、感情が不安定みたいやな。


あんた、統合失調症やないか。不遇をかこった親父さん、自殺した姉さん、最初の奥さんとの離婚、浮気癖、今の奥さんとの不和・・・不都合なことを隠して大人を装ってきたストレス、その上に国家主席というストレスが重なって発症するというんは大いにありそうやな。


「独裁者の病」と言われとる「妄想性パーソナリティ障害」は一代で成り上がった絶対権力者はまずかかる病気や言うで。人間不信とか疑心暗鬼が激しくなるとかで、近代では最初からいかれてたスターリン(銀行強盗)とヒトラー(ユダヤ人憎悪)以外はみんな罹ったそうやないか。


まだ正気のかけらが残っとるうちに潔く身を引くことや。それが支那と世界にとってあんたができる最大の貢献やで。善は急げ、加速主義で
Go To Haven!

2020年09月12日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(73」

             “シーチン”修一 2.0


Anne G. of Red
Gables/183(2020/9/8/火】台風一過、涼しくなったが、咬みつくような日射しだ。小学校の校庭では小1が100人ほど、何のためかは分からないが動いており、半年ぶりに見る光景だ。校庭には子供がよく似合う。


しかし皆、マスクしているためか、キャーキャー声は聞こえない。小生の耳が遠くなっているためでもあるだろう。


加齢による劣化はオツムから足指まで日々進む。やがて亡き母のように呆けていくのだろう。呆ける前に中共を潰さないと安心(あんじん)できないから焦る。


マルクス曰く「存在(下部構造)は意識(上部構造)を規定する」。簡単に言えば「経済の在り様によって人の考え、社会の在り様は変わる」。ちょっとひねくると「出来不出来に関係なくみんな月給50万円にすると争いごとのないユートピアになる」「共産党・共産主義を支持して物欲をなくせばこの世は理想郷になる」。


つまりすべて嘘八百、おとぎ話以下の悪い冗談だ。真実は「人間の意識、願望、必要、価値観、創意工夫が経済システムや社会の在り様を創っていく」、つまり「意識が存在を規定する」のだ。


神が人間を創ったのではない、人間が神を創ったのである。そんなことを言うと日本では「野暮は言いっこなし、イワシの頭も信心から、好きにさせたらいい」。ところが宗教原理主義や共産主義独裁などの非寛容な国では「神への冒涜だ」と確実に制裁され、首チョンパになる可能性もある。


まったく宗教や主義思想は正邪混淆、度数の高い酒みたいだ。飲み過ぎるとひどい目に遭う。分かっちゃいるけど適当なところで止められない人は珍しくない・・・トホホホ


日本は酒飲み天国かと思っていたが、「アルコール依存症者の割合:2010年
世界保健機関(WHO)」によるとたったの1.1%、190か国/地域中136位。1位は今話題の共産主義独裁国家ベラルーシの11.0%だ。


欧州の“共産圏”など北方は特に寒いからだろう、アル中は多く、2位はハンガリー9.4%、3位はロシア9.3%。自由がない、日射しがないとかを含めて鬱屈の種が多く、ウォッカなど強い酒で憂さを晴らすためだろうか。


日本がアル中が少ないのは、体質や伝統的価値観もあるが、「酔っぱらうほど飲むのはカッコ悪い、みっともない、恥」という意識や、会社人間ではなく仕事が終われば「俺の時間」という個人主義が1995年あたりからのICT化(PC、モバイル普及など)とともに高まったからだろう。「個」優先の個人主義とか、また酒が安くなったことで有難味が減ったということも影響していそうだ。


世界的に価値観が多様化し、個人主義は進んでいるだろう。(株)リスキーブランドの「日本の社会的価値観の動向」レポート(2008〜2018年の10年間の時系列データ、各年約4000サンプル)によると、


<日本の社会的価値観はこの10年、「冷笑主義/シニシズム」の傾向が高まった(社会風習や既存の価値・理念などに対して、懐疑的で冷笑するような態度をとる傾向)。特徴は、


1)他人への無関心、2)信頼関係の希薄化、3)感動の希薄化、4)リスクは取らない、5)今さえ楽しければ、6)贅沢の日常化、7)冷めた目線


補記:団塊ジュニア世代は、1971年から1974年までに生まれた世代と言われます。1971年生まれの人を例にとると、20歳の時にバブル経済が崩壊し、大学を卒業するタイミングで深刻な就職氷河期を迎えた世代です。



団塊ジュニア世代は、その上の世代であるバブル世代や団塊世代と異なり、やみくもな消費意欲は少なく、クールな価値観が特徴と言われています。「冷笑主義」の萌芽は、団塊ジュニア世代にあったという仮説も成り立ちます。


団塊ジュニア世代以降に生まれた人の人口は、2017年時点で約6247万人と、全人口の49%を占め、2018年には過半数を超えると予想されます>


バブル経済は1985〜1990年の5年間だったが、この時にそれを堪能した若者は1963〜1968年以前の生まれで、団塊ジュニアは「バブルってなーに?」、パーティが終わってから社会人になったわけだ。「バブル世代」?の小生にとっては余熱を含めて10年近くは美味しい思いをしたのだが、3、4年遅れてきた青年はシラケっぱなし、ヒッキー志向/思考になりやすいのも道理だ。



1990年代から湾岸戦争など中近東が不安定になったことや2008年のリーマンショックもあって、先進国はいずれも低成長が続いているから、今の40代、50代以下は基本的にはシラケた個人主義の人ばかりで、コロナ禍もあって、これからも「シラケた」人々は増えていくのだろう。


そういう時代の中で「中共殲滅」という冷戦あるいは熱戦に先進国は積極的に取り組むかどうか。理論的にはシラケた国民はシラケたままで「我関せず」だ。ところがドンパチが始まると男は数千年、数万年の戦士のDNAが甦り「女、子供を守れ、敵を倒せ!」となるようだ。


これは理論ではなく本能だろう。第1次大戦のとき、欧州のマルクスボーイは一夜にして愛国戦士に変身し、「戦争を革命に転化せよ」と叫んでいたレーニンはがっくりした。「祖国を憎悪するように若者を教育しないとだめだ」と、以来、世界のアカどもに「若者には自虐史観を植え付けよ」と指令した。


第2次大戦のとき、我関せずと青春を謳歌していた米国の明るい、軽佻浮薄な、JFKみたいな若者は(参戦のためにFDRルーズベルトの仕掛けた罠にはめられた)日本軍の真珠湾攻撃に覚醒し、一夜にして愛国戦士に変身したのである。


多民族国家ユーゴスラビアは「我が国はひとつであり、民族主義的な思想は許さない」と「タガ」であったチトー亡き後の1990年代には四分五裂、昨日の友は今日の敵、血で血を洗う内戦になった。もろ先祖返り、民族のDNAが甦ったのだ。


人々のDNAは今なお変わらないかもしれない。しかし、近代になって工業化が進むと兵器の破壊力は急速に高まり、戦争の規模は大きくなり、職業軍人だけでは足りずに国民皆兵になり、1、2年で収まっていた戦時は3、4年に長引き、戦争の人的、物的損害は勝っても負けても耐えがたいほど甚大になってしまった。


1945年の未曽有の大量破壊兵器である原子爆弾の登場は、米ソなど先進国に最早、御先祖様のDNAでは戦争ができないことを悟らせ、確かに強国同士の戦争は75年間もなく、共産主義圏の盟主、アカどもの心の故郷、核兵器大国であり大帝国のソ連も包囲網、冷戦、軍拡競争で自滅した。


核兵器の是非は世界中の政治家や識者が75年間も論じたが、「核の恐怖が安定をもたらした、それに代わるものはない」という現実は否定しようがない。「国権、国境、格差を緩めれば、やがて戦争や対立のない世界になる」というEUの試みも、不法移民という侵略を招いただけの“脳内お花畑”で終わりそうだ。


ソ連に代わる現在の紅い盟主、自由世界の敵は、毛沢東原理主義の習近平中共である。脳内毛語録帝王の習近平は「東風が西風を征す、中共は世界に君臨する」と本気だ。世界から見れば「荒唐無稽」だが、習近平とその一派にとっては崇高な目標であり、まさに「キチ〇イに核」。


西側諸国はソ連を自滅させた包囲戦で世界の悪夢「習近平の夢」を潰すべし。エキセントリックなドイツも何やら夢から覚め始めたか? 川口マーン惠美氏の論考「王毅外相の“不機嫌な訪独”をドイツメディアはどう報じたか 第2テレビは異例の中国・メルケル批判」(現代ビジネス2020/9/4)から。


<◆ドイツメディアで何かが変わった


9月1日、夜7時のZDF国営第2TVニュースの真ん中あたりで、中国の王毅外相のドイツ訪問のニュースが流れた。ドイツのマース外相との共同記者会見の様子が主だったが、二人の態度が凍りつくように冷たい。ニコリともせず、ほとんど目も合わせない。ひょっとして演技かと思うほどの異常さだった。


マース外相は、伝統的に中国寄りのSPD(社民党)の政治家にしては珍しく、最近、かなり中国の人権侵害に言及していた。香港との犯罪人引き渡し条約もいち早く停止している(日本は香港と犯罪人引き渡し条約を結んでいない)


ただ、この記者会見を見る限り、民主主義の価値を守りつつ、中国のメンツも潰さないというマース外相の試みは、ほとんど暗礁に乗り上げていた。「ヨーロッパが中国との良い関係を望んでいるということをお伝えすることは私にとって非常に大切」、「地球温暖化防止は、中国の協力なしには行えない」など涙ぐましい。


それでも、今やこのマース外相の態度が、ドイツの主要な政治家の中では中国にかなり厳しいものとして映るのは、メルケル首相(CDU・キリスト教民主同盟)があまりにも中国に近しく、対中政策を卑屈な叩頭政治にしてしまっているからだ。


このニュースのあとで同テレビ局のホームページを見たら、この王毅外相の訪独についての詳しい記事が出ていた。こちらは、これまでになく、歯に衣を着せぬ率直さで中国批判を展開している。タイトルは「中国に対する幼稚な思い込みからの決別」。


記事のリードは「王毅外相はヨーロッパ訪問で、恐喝し、威圧する中国を見せつけた。彼は、『中国に対する幼稚な思い込みからの決別』という方向転換を加速させてくれるかもしれない」。


ドイツ政府はここ20年間、交易が盛んになれば、中国は自然に民主化されるという理屈をかざして商売に励んできた。それが正しくなかったことは、すでにここ10年ぐらい明らかなのだが、しかし産業界の意向もあり、これまで軌道修正は「意識的に」なされなかった。


つまり「中国が勝手に民主化すると、ドイツ人が幼稚に思い込んでいたわけではない」ということは、ここで付け加えておきたい。


記事では、ウイグルで100万人が収容所に入れられていることも、香港で人権や協定が破られていることも、チェコの議員団が台湾を訪問したあと王毅外相に恐喝されていることも、中国が強硬に売り込んでいる5Gのファーウェイが、ウイグル人の監視と抑圧に多大な貢献をしていることも、全部書いてある。


そればかりか「特にメルケル首相とアルトマイヤー経済相は、北京の怒りを買って経済的な不利益を被ることを恐れて、今でもシャープな批判は躊躇っている」とメルケル批判まで入っていたのにはビックリ。


これまでにはなかったことだ。ドイツメディアで、何かが変わった!と私は感じた。



この日、第2テレビの9時45分のニュースでは、王毅外相の件がトップニュースに出世していた。そればかりか、香港から亡命してきている活動家Nathan
Law氏のライブインタビュー、CDU議員ミヒャエル・ブラント氏の解説などを含め、30分番組の13分あまりを割くという大きな扱いだった。


ブラント議員は驚くほど的確に中国の現状と問題点を提示しており、こういうものが主要メディアのニュースの時間にここまで丁寧に取り上げられることは今までほとんどなかったため、私は、再びドイツの中国報道の分水嶺を見るような思いだった。


◆王毅外相の不機嫌の理由


今回、王毅外相はドイツの前にイタリア、オランダ、ノルウェー、フランスを訪問した。コロナ騒動勃発以来、初のヨーロッパ訪問だ。彼の目的は明らかで、米中紛争においてEUを中国の味方に付けることだろう。



ところがヨーロッパに来てみたら、風向きはすでに変わっており、今や中国の気にいることを言ってくれる国は無くなっていた。


イタリアのように、中国から莫大な投資を受け、コロナの非常時にも助けてもらい、しかも「一帯一路」に率先して加わった国の外相でさえ、「(香港の)自治権と自由の保持は絶対に守られなければならない」と言ったのだから、王毅外相の不機嫌は想像に難くない。こうなると、最後の望みはドイツであったはずだ。


ドイツはこれまで中国とはとりわけ仲が良く、顔を合わせば“ウィンウィン!”と口癖のように言っていた。中国がEUでダンピングなどの問題を起こすたびに、助けの手を差し伸べるのがメルケル首相の役目となっていたほどだ。だから今回も、マース外相は仏頂面をしながら、奥歯に物が挟まったような物言いを繰り返した。


「我々は主権国家として堂々と行動しなければならない」「物事は対話で決めるべき」とか、「コロナ対策は国際協力が必要」「二国間関係は同じ目線で互いに尊敬し合い」とか……。


また、台湾には一切言及せず、香港問題についてはマクロン仏大統領のように「非常に懸念」とは言わず、「心配事はまだすべて取り除かれたわけではない」となる。いったい何が言いたいの?という感じだ。


この日、王毅外相が強調していたのは、中国とヨーロッパの関係が悪化しているのは、第3国のせいだということ。もちろん米国を指す。中国は、自分たちがヨーロッパでの覇権拡張を図っていることなどおくびにも出さず、中国とヨーロッパは米国がいなければ仲良くできると示唆した。


◆EUはどこへ向かうのか


ただ、私がわからないのはヨーロッパの本音だ。現在、どの国も中国に向かって人権やら民主主義を主張し始めたが、商売を犠牲にしてまで中国に楯突こうという国を私は知らない。しかも皆、自分たちが人権問題などに拘って中国との交易に穴を開けたら、他の国が喜ぶだけだと思っている。


直近の利益を犠牲にしても中国の伸長を阻止しようとしているのはオーストラリアぐらいではないか。


そもそも、本当に中国を牽制し、自由と民主主義を防衛するつもりなら、価値観を共有する国として米国と協調するべきだろうが、メルケル首相はトランプ大統領を蛇蝎の如く嫌っており、ほとんど反民主主義者の扱いだ。だから結局、中国はヨーロッパの国々が、それぞれ別々に何を言おうがどうってことはない。


唯一怖いのは、EUが束になって中国を締め出すことだろうが、EUがそう簡単に結束するとも思えない。さらにいうなら、EUが結束できなくなった理由の一つが中国なのである

ドイツの対中政策もかなり歯痒いが、考えてみたら、日本の対中政策はもっと酷かった。ドイツではようやく国営放送の一つが、ルポではなく、ニュースとして中国の実情を報じ出したが、日本の公共放送はまだ頑なに中国に寄り添っているように見える。どうしたものか?>


トウ小平は1962年に「黒い猫でも、白い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ」と言った。主義や思想でメシが食えるか、現在の中国が最優先で取り組むべきは経済発展だ、という至極まっとうな意見である。5000万人が餓死した直後なのだから、まったく理にかなっていた。毛沢東は頭にきてトウ小平を追放し、文革で国中を滅茶苦茶にし、そして復権した。


晩年になって毛沢東は外国賓客を篭絡するためには「カネ、名誉、女、欲しがるものは何でもくれてやれ」と指示した。「黒だろうが白だろうが、欲深だろうがスケベだろうが、そんなことは些事、中共にとって役立つならいい奴だ」と“進歩”した。


政策ミスで1億人を殺して初めて気づいた毛に倣って、習近平も1億人を殺すつもりか。殺して何をしたいのか。習近平語録に曰く――( )は修一流の翻訳。


「なぜソ連は解体したのか? なぜソ連は崩壊したのか? その大きな理由は、彼らの理想と信念が揺さぶられたことだった」(毛沢東主義、共産主義は絶対だ、断固としてブレない!)


「中国は主要かつ責任ある国としての役割を今後も果たし続けていく」(必ず世界を征服、赤化する!)


「中国への扉は決して閉じず、更に広く開くだろう」(三跪九叩頭すれば属国にしてやる、朝貢せよ、欲しいものは与えるぞ!)


「広大な太平洋には、中国と米国のための充分なスペースがある」(米国は太平洋の東側、中国は西側と東・南シナ海を縄張りにする、WINWINで行こう!)



中共では昨年から小中で「習近平語録」を教え始めたとか。毛語録の真似だ。修一語録に曰く「暗愚の正義はやがて国を亡ぼす」。

2020年09月11日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(72」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/182(2020/9/7/月】台風10号で引き籠っていたが、隠居と言うか仙人みたいな生活だなあと思う。社会人でも会社人でもない、カミサンに(お情けで)飼育されている老犬・・・ゴミ出し専用、猫よりマシ・・・そんなところか。


「全日本ゴミ出しヂヂイ連盟」、通称「ゴミG連」は地域社会のゴミ問題に取り組み、環境改善・老害対策に努めます、なんていうのはあり得るな。

ただ、組織とか集団は創れても、維持するのは難しそうだ。どうしても派閥はできるし、婦人部に手を出すヂヂイはまだしも、中には宗教や政党の勧誘、商売に利用する輩も出てくるから、よほど役員が結束していないと組織はもたない、自壊したりする。


ところが肝心の役員内部、幹部同士で争い始めて、そのために分裂したりは日常茶飯事だ。人間の性か、と思うが、組織も社会も国家、民族も大昔からそういう事態にならないように工夫はしている。建国神話、伝説、伝統、道徳、習慣、禁忌、礼節、長幼の序などなどが紐帯になっている。それは人間の智慧だが、一般的に「利」が絡むとタガが緩みやすく、長期の結束は難しいようだ。日本は神代の昔から天皇を戴くことで2000年も続いており、これは人類の奇跡だろう。


『麻雀放浪記』の阿佐田哲也(朝だ、徹夜だ!)の本名が色川武大とは知らなかった。彼の言葉だったと思うのだが「北(ペイ)も鳴かずば撃たれまい」というのがあって、仕事の上で麻雀、ゴルフを習い始めていた小生は雀卓で言われて「上手いこと言うなあ」と大いに感激したものである。授業料は痛かったが・・・


「雉も鳴かずば撃たれまい」、処世訓だな。

<余計なことを言ったばかりに、自ら災いを招くことのたとえ。口は災いの元、三寸の舌に五尺の身を亡ぼす、物言えば唇寒し秋の風>


言葉に気を付けろ、という戒めは多い。「沈黙は金、雄弁は銀」は英国産らしい。

<何も語らず黙っていることは、すぐれた雄弁よりも大切であるということ。イギリスの思想家カーライルの言葉で、「Speech
is silver, silence is
golden」から。よどみなく話せることも大事だが、黙るべきときを知ることは、もっと大事だということ。言わぬが花、言わぬは言うにまさる、言葉多きは品少なし>


「負けは負け、江戸っ子だろ、野暮は言いっこなし」なんていう言葉もあったなあ。夏彦翁によると欧州の社交界では「野暮」は厳禁だった。WIKIによると、

<社交界とは、王族、貴族、上流階級の名家などの人々が集い、社交(交流)する場のこと。英語の"society"から来ている。


歴史的には、爵位や称号など勲章や地位を持たぬ者は、基本的には出席することができない集まりだった。

知的で洗練された会話や振る舞いをすることが求められ、各国間での高度な外交や交渉事、政治や経済の方向性や流れなどが、あたかも世間話のように決められている歴史的な場でもある。

ヴェルサイユ宮殿などフランスの宮廷に起源を持つサロンが有名である。明治時代の日本でも社交界を育てるため、鹿鳴館が造られ、華族文化が開花した。現代日本においても、皇族、旧華族、名門家、政治家、高級官僚、財界人、各国要人、外交官・大使、名士などが集う"社交界"があり、夜会などが催されている。


近年、セレブリティー(著名人、セレブタント、成金など)らが集うパーティーやイベント等が、ほぼ同義の意味で多くのメディアで報道されたりするが全く別物である。それら単なる成金・平民富裕層の社交の場のことは普通「クラブ」と呼ぶ>


名家でも成金でも平民富裕層でもなく、しゃべくりもできない(断酒の副作用)小生は一人遊びのヒッキーでしか生きられないのか。ヒッキークラブを創っても誰もしゃべらない・・・気味悪いし、誰も来なくなるな。

<社交辞令:日常から行事、風習などといった場面での人間付き合いにおいて、物事を円滑に進めるために発言することが望ましいとされている挨拶や誉め言葉。相手に対して本音を言っている場合と、止むを得ずであったり、利益のために相手に対して不本意や偽りの態度をとっている場合とが存在する。

社会的交流の中で、相手を気遣う為に使う嘘や御世辞を言う事、答えになっていない様な遠回しな答え方、問題解決を後回しにする為に何らかの口実を使う事など。

しかしながら相手が、その様な答え方を求めていない場合などでは、問題が膨張し取り返しの付かない程の大きなトラブルへと発展することがある>


小生が現役の時は「仕事には政治や宗教の話題を持ちださない」「空気を読む、場違いな発言や行動はしない」「TPOを考慮する」というのは基本的なマナーだった。TPOは、Time「時」、Place「所」、Occasion「場合」の略で、時と場所柄と場合を考えて発言、行動すべしというのは社会人の常識、良識、ルールだったが、今もそうだろう

人気商売、例えば芸人なら日共の「労音」と池田教の「民音」でのステージで応援メッセージを求められたら、まさか当たり障りのない「平和のために頑張りましょう」だけでは客は満足しないから「安倍政治にNO! 菅を許さない」とか「池田先生万歳! いつまでもご長寿で」とか言ってくすぐるだろう。

しかし、政治や宗教の色のついていないステージで、芸を見に来た観客の価値観にお構いなく、自分の個人的な特定の主義思想を公言するのは露骨なマナー違反ではないか。観客は憂き世を忘れて「芸」を楽しみたいから安くはないチケットを買って見に来ているのであり、芸人の主義思想を知りたいからではない。


こういう不埒な行為を野暮、無粋、下司、下劣、世間知らず、無知蒙昧という。周囲に「それは芸道にもとる」と諫める人もいないと、学ばざれば暗し、舌禍はやがて身を亡ぼす、自業自得・・・このまま突っ走れば観客ばかりかヒイキ筋、タニマチも手を引くだろう。孤立、そして破綻する

外国交際=外交は「血を流さない戦争」だという。ニコニコしながら、餌付けしながら、時々「衣の下の鎧」をちらつかせたり「袖の下」で握ったり・・・自国のファンを創るためには何でもありのようだ。

中共の外交は毛沢東のスターリン詣でから始まったといって良いだろう。カネ、武器、技術などがなければ、米国の支援を受けている蒋介石軍との内戦には勝てない。


林賢參「建国前夜における毛沢東の対米戦略」(「アジア研究」2003年10月)から。

<終戦直前の1945年5月、中共七期党大会で毛沢東は「戦後の趨勢から見れば、米国の反ソと蒋介石の反共が必然の流れであるため、我々はソ連を必要とすると同時にソ連も我々を必要とする」と述べ、そして自信にあふれたように出席者に対し、「ソ連の援助が必ず来る。来なければ、俺の首を切っても構わない」と冗談めかして誓った。

彼は、スターリンが米ソ冷戦と蒋介石の親米反ソ傾向によって、中共を支持して蒋介石政権を倒す以外に選択肢はないという敵味方の関係を見抜いたからである。


対日開戦をきっかけに満州を占領したソ連は、毛沢東の予想通りに中共の協力者として再び中国で影響力を振るってきた。終戦後、国共の満州争奪戦から分かるように、ヨーロッパに端を発した米ソ冷戦の波は、すでに中国にまで押し寄せ、「国民党・アメリカ」対「中共・ソ連」という図式で展開されてきた。

それにより、ソ連の援助をもとにする中共の西北戦略は、満州を奪取して戦略的基地の樹立を目指す東北戦略として復活した。


満州の確保は、スターリンのソ連東部安全保障の構想にとって極めて重要な位置を占めている。ところが、終戦直後、米軍は国民党軍を満州に送り込むために、満州の航海ルートを制する青島などに上陸しはじめた。それに対し、スターリンは神経を尖らせ、対抗措置として中共という切り札を使って蒋介石とアメリカの行動を牽制しようとした


1945年9月14日、ソ連極東軍の代表は中共の本拠地延安を訪ね、(中共の赤い)旗を出さないならば、中共軍の満州進出を認めると通告した。翌15日、劉少奇は直ちに政治局拡大会議を開き、ソ連軍が押収した日本関東軍の武器装備を取得するために、華中と華北を拠点としている100旅団の軍幹部と数千名の延安幹部を、丸腰で軍服を着用せずに迅速に満州に向かわせた。


当時中共の戦略的目標は、華北と東北の支配権を奪取し、それを以って蒋介石に立ち向かうというものであった。この政策決定は、国共内戦の流れに決定的な影響を与えた「東北戦略」であった。

10月4日、ソ連軍は中共東北局に対し、数十万兵力を装備できるような日本軍の武器弾薬その他の軍事装備すべてを中共に引き渡せると伝えた。その後、蒋介石政権の抗議により、ソ連軍は表向きではその引き渡しを拒んだが、実際には、暗黙のうちに便宜を与え、最終的にその引き渡しに支障は生じなかった。


中国社会科学院研究員楊奎松によると、11月初旬の時点で中共東北局は、日本軍の輸送機6機、戦車50台、100門以上の大砲、瀋陽軍需工場の設備、及び十数万兵力を装備できる満州南部にある日本軍武器庫の銃器弾薬を受け取ったのである。


こうしたソ連軍の協力について、毛沢東は
1945年11月12日に開かれた政治局会議で、「19万の軍隊を東北に派遣したということは、共産党樹立以来、はじめての大規模な部隊移動だ」と述べ、ソ連軍の協力によって全国各地に散在している中共軍を急遽満州に集結させた状況を報告した。

また「東北でのソ連軍の協力について、我々はしっかりやるべきで、外の誰にも漏らしてはならない。今のところ、我々は一部の(地方)政権を接収した。12万丁の銃、幾つかの大砲と(軍需)工場をも接収した。1、2週間後、ソ連軍が撤退する前に、接収工作を終わらせなければならない」と満足の意を隠さなかった。


それに加えて、ソ連軍は口実を設けて撤兵の期限を勝手に延ばしたり、国民党軍の満州接収を妨害したりして、中共軍の満州移動の所要時間を稼ぐことに務めてきた。

このようにして1946年2月末ごろ、満州の中共軍がすでに大砲や戦車など重装備と弾薬を大量保有し、31万9000名兵力にのぼるまで増強してきた。ソ連軍の協力がない限り、中共軍は短期間でこのように急速な増強を成し遂げることが不可能であった。

それだけに、ソ連軍の撤退後、満州の接収に来た蒋介石・国民党軍が直面した敵は、過去のゲリラ戦の兵器でなく、米製兵器にも劣らぬ日本軍兵器を装備され、しかも勢力が地方に浸透した中共軍であった。


満州争奪戦の火蓋が切って落とされた後、ソ連は中共軍の武器弾薬の補給者と避難所の提供者の役割を演じつつ、中共の満州制圧に大きな貢献をした。ソ連共産党政治局委員によると、48年の終わりまで、ソ連軍は総勢70万人分の日本軍の武器・弾薬を中共軍に引き渡した。

こうしたソ連軍の協力を背景に中共は48年11月、満州の奪取に成功し、その後満州を戦略的根拠地として蒋介石政権に致命的一撃を与えた「三大戦役」の勝利を収めた。


毛沢東は1949年2月4日の(スターリンの特使との)会談で、「仮にソ連からの援助が何もなかったとしたら、我々はほとんど今日の勝利を得られなかっただろう。我々はソ連から送られた援助額の4分の1に達する東北での軍事援助が非常に重要な役割を果たしたという事実も、決して忘れてはならない」と述べ、中共の勝利に対するソ連の貢献を高く評価したのである>


スターリンは毛沢東を格下の子分扱いしたが、世界で唯一の大スポンサーだから毛はスターリンが死ぬまで頭が上がらなかった。お目通りが叶うまで2か月も待たされるという恥辱にも耐えたそうだ。

TPOを弁えて「物言えば唇寒し秋の風、じっと我慢のシトシトピッチャン」で巨大帝国を築いた毛沢東はそれなりに偉かったが、スターリンが死んでからはブレーキがなくなって、まるで暴君、1964年の核保有以外はやることなすことすべて失敗、トウ小平がどうにかまともな国にした。



それを毛沢東原理主義の習近平がちゃぶ台返しで滅茶苦茶にしようとしている。改革開放で美味い汁を吸ってきた幹部連中は、このままではやがて習近平流の文革で「腐敗分子」として吊るし上げられ、資産を奪われ、公開処刑されるだろう。座して死を待つか、先手を取って習近平を殺すか、二択しかない。中共と世界は岐路にある。


2020年09月08日

◆庵の「中共崩壊へのシナリオ(71」

“シーチン”修一 2.0


Anne G. of Red
Gables/181(2020/9/6/日】相変わらずの猛暑で、それでもチャリ散歩を敢行するのは「気分爽快になる、面白い発見がある」からだ。

ツクツクホーシが鳴いている、「ツクツクツクツク、オーシツクツク、オーシンツクツク、オーシンツクツク・・・ツクツクツク・・・」、もうすぐ秋だなあ、彼岸までの辛抱だ、台風10号は強力らしいが窓を補強するか・・・

日本がコロナ禍被害を小さくできたのは、土足で室内に入らないという生活習慣にもよるのではないか、「土足NO!」は世界中で増えているらしいが、日本は完璧に「土足NEVER!」だ・・・とかとか。

最近は「俺の頭は自分ではなく天に動かされているのではないか、随分行儀よくなったし・・・これは天の導きか、それとも単に加齢による痴呆症的煩悩解脱症状なのか」とかもよく考える。

ブックオフへ行くと本やCDが「おい、あんただよ、あんた。俺を買っていけ」と呼びかけるのは常態化した。昨日は、石光真人「ある明治人の記録」、高坂正堯「国際政治」、楊海英「中国人の少数民独根絶計画」、クレア・キップス「ある小さなスズメの記録」、CD「Blue
Note A Story of Jazz」を求めた。

「スズメ」は今日の午後、小6孫が遊びに来たので貸したが、それは小生にとっては全くの想定外で、天が指示したとしか思えない。不思議だ。

この連載「中共崩壊へのシナリオ」がこんなに長続きするのも全くの想定外。「中共叩きゲーム」にハマったとかいう見方もできるが、「天の啓示」という見方もできそうで、もしかしたら「神がかる」とかはこんなことかなあと思ったりする。

本質的にキチ〇イとか「狂」だから教祖になりやすいが、幸いなことに(?)人徳がない、孤独が好き、しゃべくりが苦手だからそういうことにはならないという“自信”はある。大体、自分ひとりの世話だって持て余し気味で、うつ病だから「もういいや」という思いが強い。


「もういいや、で投げ出していいのか、志半ばに倒れた先人を再び悲しませて恥じないのか、後に続くものあるを信ずと散華した先輩にどの面下げて会おうというのか、お前の料簡を聞きたい、そもさん!」


天は敵前逃亡を許さないのだ。夏バテなのか吶喊爺はちと弱気になってしまったが、さあ、今日も元気で打ちてし止まん、中共殲滅、支那解放へ!


同志諸君、日本は元より世界の反共(嫌共、疑共)人士は、リベラル≒アカモドキ≒アカ≒アカブラ(アンティファなどの「アカでブラック=腹黒い」暴力革命団)のようにはトランプ米大統領を憎悪・嫌悪しない。なぜか。


トランプは「粗にして野だが卑ではない」、交渉相手を時に怒ったり、時に仲良くしたりするのは、外交を含めて政治全般は基本的にビジネス、ディール(交渉)の延長だと思っていることを反共人士は知っており、それを容認しているからだ。「それがトランプ流だ」と。


彼は現実主義者、リアリストであり、(裏はともかく表向きは公明正大な競争的)資本主義を信奉しているリーダーだと小生も思う。


しかし資本主義(自由競争主義≒格差)や国境を悪として、グローバリズム&共産主義を理想と夢見ているリベラル≒アカにとっては、トランプは絶対に許せない極悪の反動政治家ということになる。


小生がアカなら「トランプ=安倍の反動政治を許さない 9.11霞が関&ワシントンDC包囲戦へ 万国の労働者・学生団結せよ! Occupy
DC & Major Streets」とアジるがなあ


この手の街頭運動には秘密結社主義の革マル≒枝野は絶対に乗らないが、土井たか子の子分の辻󠄀元清美は日本赤軍の北川明が起こした出版社「第三書館」から何冊も自著を出しているからアカの血が騒ぐのではないか。獄中の重信房子は2018年に第三書館から出版(共編著)している(WIKI)。


「清美、どうだ、俺と一緒に苦労してみるか」と口説けるような武闘派アカは日本では絶滅したが・・・労組は待遇改善を求めるのなら与党を支持すのが筋。アカの弱小野党を支持するのは未だに「専従」というパラサイト労働貴族が赤化革命を望んでいるからだ。〇〇につける薬なしか。


反共論壇「看中国」2020年9月5日「米国は中共に『血』で代償を支払わせる(原題:香港への恩を仇で返した中共)」から。在米実業家で香港民間公使でもある袁弓夷(エルマー・ユエン)氏の8月下旬の講演から抜粋する。


<1980年代当時、中共は「改革開放は国民の利益のためだ」と言い、人々は安価な労働力にされた。今、中共は香港に国家安全保障法を課し、世界中の人々は中共のの真の姿を見させられている。


香港の伝統的な文化では「中国人は信用でき、感謝の気持ちを返す方法を知っている」はずだった。大陸の人々が助けを必要とするたびに、香港は常に彼らに多額の支援をしてきた。


1991年の中国東部の洪水の際、香港はわずか10日間で6040万米ドル(1ドル=100円として60億円)の援助資金を集めた。1998年、中国南部で壊滅的な洪水が発生すると香港は本土に8773万米ドル(87億円)を寄付した。


2008年の全川大地震では、香港政府とあらゆる分野の人々が29億7000万米ドル(2970億円)を拠出し、世界の寄付の半分を占めた。中国が危機に瀕するたびに、被災地の救助や復興に香港の人々は支援してきたのだ。


中国の改革開放の間、多くの香港ビジネスマンは中国に投資しただけでなく、個人的に本土に行って、ビジネスの運営方法や工場の設立方法を人々に教えた。「香港がなければ中国の経済発展の奇跡はなかった」という声もあった。


1978年の改革開放以来、中国初の外資系企業、初の合弁会社、初の5つ星ホテル、初のハイウェイなどは、香港の支援で完成した。香港は中国に資金と人材を送るだけでなく、中国に経営文化と開発モデルをもたらしたのだ。


香港の対中直接投資は1兆米ドル(100兆円)を超え、外国直接投資全体の半分以上である。また、国際金融センターとして香港は世界最大のオフショア人民元ビジネスセンターでもあり、香港は世界の人民元決済事業の4分の3以上を占めた。


復讐は中国の伝統ではない。中共は「中華人民共和国」という国の正式名称を盗み、マルクス・レーニン主義とソ連の文化を追求し、中国人の要件に従わず、搾取された人々を気にしない。


中共の要人と高官は、不正な資金を使って海外投資を行った。金はどこから来るのか? 中国の人々は安価な労働力を提供し、米国ドルと引き換えに彼らの製品を米国などに輸出し、腐敗した中共当局者は利益を自分のポケットに入れたのである。


中共は人間の生命を無視し、動物のように人々を扱う。中共の高官は儲けた金を海外に送金し、ゴールドマン・サックス、ウォール街などは高い手数料を見返りに蓄財を助けた。第二世代と第三世代の中共リーダーは、最高の教育を受けるために米国に来て、卒業後にウォール街に入社した


中共幹部の資産は莫大だ。スイスの銀行における中共要人100人(50家族)の預金は10兆米ドル(1000兆円=中国のGDP並)と驚異的になった。要人はすでに中国の外国為替残高を空にしている。10兆米ドルのうち、江沢民ファミリーだけで1兆米ドル(100兆円)を持っている。


金が国外に流れ、香港を含む世界中の様々な都市に投資されている。不正蓄財資金による香港での投資、不動産、資金の独占により、李嘉誠(香港最大の企業集団・長江実業グループ創設者兼会長)は事業を英国に移すことを余儀なくされた。


高級幹部は9000万人の党員を支配し、さまざまな産業を独占し、蓄財する。最下層は搾取された中国人だ。共和国と言いながら人々が国家のマスター(主人)になることができない。中国では人々は投票したことも国の予算、決算報告を見たこともない。


祖父の世代から現在まで、中国の誰もが中共によって迫害されている。現在、中共が蔓延さえた武漢肺炎ウイルスは世界中に広がっており、この状況は中共を排除する機会だ

私は20年間米国に住んでおり、この国をよく知っている。中共ウイルスは17万人以上の米国人の命を奪っている。米国は中共に「血」で代償を支払わせるだろう。それは金の問題ではない。


米国政府は、米国の失業者数の急激な増加を引き起こしている中共ウイルスと戦うために数兆米ドルを投下した。中共はこれらの損失を補償することはできない。


下から上まで、国民から下院議員、大統領まで、米国は中共を逃がさないだろう。米海軍は南シナ海で演習を行い、中共は段階的な崩壊を余儀なくされている。


中共は「完璧な嵐」に遭遇している。洪水は中国南部の収穫に大損失を引き起こし、中共は米国から大豆やその他の農産物を購入し、将来的にはより多くを購入する可能性がある。現在の中国は「内外」問題に直面している。


中共は香港から「法の支配、自由、民主主義、繁栄」のすべて奪い、混乱させている。中共はファーウェイ、アリババ、ティクトクなどについて米国と交渉したいと考えているが、トランプは拒絶した。さらに現在、米国には30万人から50万人の中国共産党員がいるが、トランプはその財産を凍結し、彼らとその家族を国外追放するつもりだ。


香港が倒れそうなとき、男の基本的な責任は祖国を守ることである>


香港魂、台湾魂、大和魂・・・世界の勇者と共に立ち上がるべし!

中共幹部の不正蓄財1000兆円・・・トランプや西側世界はスイス政府、銀行界と交渉して資産凍結や中共禍損害補填に充てることを考えているだろう。当面は中共包囲網でじわじわと締め上げる。日本は国際平和において名誉ある地位を占めたいのなら「男の基本的な責任」を果たさなければならない。

2020年09月07日

◆庵の「中共崩壊へのシナリオ(70」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/180(2020/9/4/金】雨が多い時はできなかった屋外作業をあれこれ続けたせいか、いささか夏バテ気味になった。午前中もベッドに横たわらないと疲労が抜けない。「加齢なんだなあ」とちょっと寂しく思うが、まあ人並かと納得したり。

20年使ったシェイバーのスイッチが経年劣化し、「新しいのを買うか」と思ったが、せいぜい数年しか使わないだろうから、旅館でもらったカミソリで間に合わせることにした。きれいに剃れるし、つるつる、さっぱりするので気持ちがいい。

己の経年劣化もやりよう、考えようによってはプラスに転じるのではないか。若い時にはあまりなかった自由時間がいっぱいあるのだから、社会の役に立つことだってできる。ツタヤでビデオをどっさり借りている爺さんがいたが、何となく寂しい感じがする。引き籠って暇つぶしするより、何かにチャレンジする方が心と体にとってはいいだろう。

チャレンジ・・・立つんだ、ジョー! 最近、多摩川で大きめのボードに立ったままで櫓をこぐ10人ほどの若者を見かける。皆、ライフジャケットを付けており、調べたら「SUP」とか。

<スタンドアップパドルボード(Stand Up
Paddleboard)は、ウォータースポーツの一つ。サーフボードの上に立ち、一本のパドルで左右を交互に漕ぎ、海などの水面を進む。「SUP」(サップ)という略称や「立ちこぎボード」という呼び方もある>

小生にもできそうだが、すぐにバランスを崩してドボン、だろうな(「あちらのジョー」みたいに)。SUPはここ2年ほどで人気が出てきたようで、同好会のサイトには「9月12日(土)、13日(日)で開催を予定しておりました『SUP
JAPAN
CUP』は、新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大を防止するため、関係各所と協議した結果、延期することと致しました」とあった。

まったくコロナ禍は罪作りだ。中共はその責任を全く感じていないどころか居直っている、それどころか外交のチャンス、経済の商機にしようとし、これまた非難されると逆切れして「おい、ええ加減にせえよ、痛い目に遭わんと分からんようやな、しばくぞ!」と脅しまくっている。

世界はパンダを装った赤い極悪暴力団を封鎖し隔離すべきだったが、餌をたっぷりやって飼育してしまい、今や手の付けられない害獣戦狼に変身し、何と「咬みつくぞ!」と威嚇されてオロオロしている。

生物兵器に世界がすこぶる脆弱なことは身に染みて分かった。ことほど左様に我々は“異形の大国”中共の実態に無知だった、それとも見て見ない振りをしていたのか、我々の責任も免れ得ない。

<サーチナ2020/9/3「中国の貧富の差は『日本人には想像つくまい』、日中の差は農村にあり」

中国も大都市だけを見ると、先進国に全く引けを取らない豊かな国という印象だ。しかし大都市と農村との間には大きな隔たりがあり、農村部は同じ国とは思えないほど立ち遅れている。中国メディアの捜狐は「日本と中国との差は農村にある」と題する記事を掲載、「日本は都会も農村も生活の質に格差がない」と紹介している。

中国は経済大国となったが、貧富の差は日本人には想像もできないほど大きい。路上で物乞いをしているぼろぼろの服を着た高齢者と子どもの横を、超高級車が走り抜けていくといった光景は中国ならではのものだ。

中国が先進国になるためには貧富の差の解消が今後の課題になるだろうが、農村部の住みやすさという点では、日本を大いに参考にできるに違いない>

Record China
2020/9/2「中国で『道路がなかった』最後の村、子供たちが自動車で通学」

四川省涼山イ族自治州昭覚県阿布洛哈村では8月30日、新学期が始まった子供たちが、村の入口で車に乗り、山を下りて集団登校した。中国新聞網が伝えた。

阿布洛哈村は、中国で最後まで道路がなかった建制村(国家承認で設置された村)であり、これまで山を下りて登校する生徒は、道路にたどり着くまでに、険しい山道を3時間以上歩かなければならなかった。

2020年6月30日、建設者たちの不断の努力の結果、「金通プロジェクト」が正式に開通し、同村に対面通行の車道がついに完成した>

政治・統治・行政は「経世済民=世をおさめ、民を救う」のが基本だと日本は支那の哲人から学んだ。ところが毛沢東・中共は私利私欲の徒党だから、民なんて奴隷か敵くらいにしか思わないし、過去にさかのぼって哲人はすべて殺してしまった。今では「経世済民」も「韜光養晦」も禁句だろう。

<JBpress 2020/9/3
福島香織氏「中国政府にモンゴル語を奪われるモンゴル人の怒り」

中国・内モンゴル自治区の多くの地域の小学校や中学校で、8月28日から授業ボイコットが起きている。自治区内の小中学生、保護者らの8割が参加しているともいわれ、改革開放以降、最大規模のモンゴル人の抵抗運動になりそうだ。

きっかけは、9月1日に全自治区で導入される第2類双語教育(バイリンガル教育)に対してモンゴル人保護者たちが、母語喪失につながると強い抵抗感を示しているからだ


(これまでは)国語を含む各学科の授業はモンゴル語で行われ、それとは別に小学校3年から漢語の授業が第2語学として行われる形だった。

内モンゴル自治区に対するこの双語教育モデル変更の方針は6〜7月頃に打ち出され、国際社会でも、中国内モンゴル人からモンゴル語を奪うことになりかねない、と懸念が表明されていた。

日本では内モンゴル自治区出身のモンゴル系日本人の楊海英・静岡大学教授らが、7月の段階からモンゴル人から母語を奪う可能性があると問題視、政策変更の中止を求める抗議文を中国教育部長、内モンゴル自治区教育庁長等あてに提出すべく広く署名を求め、私も署名した>

古人は「正義と思ってなす悪は際限がない」と嘆いた。嘆いても悪は消えない、改心もしない、増長するだけだったことが分かり、米国、西側世界も「習近平・中共つぶすべし」と舵をきり始めた。

ソ連は冷戦という「米英仏日独」主導の経済封鎖で最後は自壊した。中共封鎖は「米英日EU印豪加台」が主導することになるだろう。メルケル独は発狂して中共と同盟を結びそうだが、EUリーダーの仏が抑え込むと小生は期待している。ドゴールが世界を敵に回しても手に入れた核兵器がドイツの暴発を防ぐに違いない。

「中共封鎖」、小生の言う「長城包囲網=グレートウォール作戦」で中共を自壊させられるのか。細谷雄一氏「国際秩序」から。( )内は修一。

<(欧州制覇を夢見る夜郎自大の好戦的なドイツが発狂して火をつけ欧州が大爆発し、未曽有の大災害をもたらした)第1次大戦後の世界秩序を構築するうえで、(1918年のパリ講和会議で)米国のウィルソン大統領が考えていたのは「国際連盟」を創設して、そこでの理性的な討議を通じて国際的な平和を確立することであった。

ウィルソンはそれまでの「勢力均衡」(戦争抑止のために強過ぎる勢力を作らせない)の秩序原理を嫌悪して拒絶した。それこそが(軍拡をあおり)戦争に至る悪の根源であり、それを絶つことで平和が到来するであろう、と。

(ウィルソンは民主党で、国際連盟創設を主導した。綺麗ごとや理想を唱えるがリアルを分からない、分かりたくないという愚者、脳内お花畑。民主党は今でも同じだ。彼は日本が提案した人種差別撤廃案を潰したが、今も人種差別で米国は荒れている。その騒擾を大統領選に利用しているというのが民主党で、まるでマッチポンプ、下司だ。キチ〇イの小生もビックリ、渡る世界は下司だらけ!)

ところが1930年代の国際社会では、日独伊といった国際連盟理事国などの(植民地時代に乗り遅れた)諸国が領土の拡張に乗り出し、国際連盟は無力であり、勢力均衡の論理で対抗することも不可能であった。

かつてドイツの宰相ビスマルクは(世界はお行儀のよい社交界ではない、弱肉強食だとして)「力がなければ平和や安全を確保できない、力の否定は必ずしも平和もたらさない」と喝破した。パスカル曰く「悪い奴はいつもいる」のだ。

ウィルソンの(理性的な討議を通じて国際的な平和を確立するという)国際連盟主義では日本やイタリアの勢力拡張の軍事行動は阻止できなかった。

1939年9月にナチス・ドイツがポーランド侵攻を開始した時に、それを止めるには力が必要だった。「勢力均衡なき共同体」の国際連盟は、そもそも米国の姿はなく、機能麻痺を露呈していた。ソ連はフィンランド侵略で除名されていたし、日独伊はすでに脱退していた。

英仏は自国の安全を守るのに精いっぱいで、独伊の侵略的行為を容認することで戦争を回避しようとした。「宥和政策」である。(そして勢力均衡なきタガの外れた世界は第2次大戦へと雪崩をうっていく)>(以上)

この期に及んで習近平一派を刺激せずに「見て見ぬ振りをしていよう」というのは概ねアカである。アカは世界中を共産主義にしたいと願っているが、それはオウムやISなど過激派邪教と一緒、世界を自分たちのハーレムにしたいのだ。

「鬼畜中独!」「60億火の玉!」「欲しがりません勝つまでは!」・・・万年不況の出版界はチャンス到来、すでに戦時、「わが社の興廃、この一戦にあり!」とやる気満々。産経9/4掲載の広告から。


徳間書店「黄文雄『親中派の崩壊』ポスト安倍政権で加速!暴かれるパンダハガーの工作活動!!日本・世界で始まった親中派狩りを完全解説!」、勇ましいなあ。


現代史において「黄文雄」は2人いる。小生が最初に知った黄文雄(1937年生)は「台湾の政治家・独立運動家・人権活動家で、1970年4月24日、訪米中の蒋経国(後の中華民国総統)をニューヨークのプラザホテルで狙撃するという暗殺未遂事件を起こし、ニューヨーク市警察に逮捕され、その後、保釈中に逃亡し、1996年まで地下に潜伏した」(WIKI)という英雄。


もう一人の黄文雄(1938年生)は2005年頃に池袋の台湾独立運動の集会で知った、上記の本の作者。まだあまり知られていない頃で、ひげは立派だったが貧乏学徒みたいにジャージー上下で、大いに好感したもだ。


<政治家・黄文雄と日本在住の評論家・黄文雄とは、生年・政治的な主張が似ており、しかも双方とも台湾独立建国連盟の関係者であるため、混同されることも多いが、全くの別人である>(WIKI)


両人は傘寿翁でも現役バリバリ、小生も「腰痛だから」なんて怠けてはいられないなあ。言葉を武器に戦死する覚悟で日々を送る・・・吾れ「老獪戦老」たらんなんてちょっとカッコイイかな。些か狂気じみてはいるが・・・

2020年09月05日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(69」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/179(2020/9/2/水】小生は本質的に「狂気」の人である。親友に嫌われたのは自分のせいだ、と悔いてナイフで耳を切り落とすくらいやりそうだから、常に「理性的」であろうと努めている。

古人曰く「身体髪膚これを父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始めなり」。

2016年秋にアル中で発狂して急性期病棟で治療を受けて以来、4年間断酒しており、そのお陰で脳ミソは大分、理性的になってきたかなあと思っているが、狂気は完治しないから再発をいつも恐れている。一度割れた皿は強力な接着剤でも元に戻らない。

その悲しさをテーマに割れた皿でオブジェを創り、「Broken
Heart」と命名したが、50億円では買い手がつかないどころか「1万円+ワイン1本」でどうにか引き取ってもらえる代物だ。ビッグになれば値が付くか?・・・ただの狂人では気味悪がって廃棄処分されるだけだな。

画商は自力で這い上がってきた作家しか相手にしないという。いい作品とは値が付く、つまり市場価値のある作品なのだ。ゴッホの死後、作品は弟テオのベッドの下に放置されていたとか。やがて値が付くようになったが、ゴッホもテオもその恩恵にはあずかってはいない。

小生も、その作品もそういう運命に・・・なんて気取っている場合ではない。要は「何をするか分かったものではない」と自分を恐れ、疑い、怪しんでいるわけ。健常者でも時々の自己嫌悪は珍しくないだろうが、「自分が怖い」というのはあまりないのではないか。

才色兼備のカウンセラー、Nさんに「症例研究会で『我はいかにしてキチ〇イになりしか』って講演しようか」と提案したら相手にされなかった。そういうキャラはまずいないだろうし、何やら狂気じみているから、「この患者はやはりオカシイ」と彼女は思ったに違いない。「Broken
Heart」、残念だなあ。

患者のタモツさんは二重人格のようだった。罵詈讒謗で看護師に当たり散らし、しばらくたって落ち着きを取り戻してから、看護師にそれを指摘されると、「俺はそんなことはしていない、ワーワーやったのは俺じゃなくて、もう一人の『タモ2(ツー)』だ」というのが常だった。看護師は「怪しいなあ」と思いつつも、大人しい時は面白い人だったから嫌われてはいなかった。

「理性」とは何か。goo辞書によると、

1)道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。

2) 善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務を意識する能力。

「理性を失ってつっ走る」・・・人の半分、国家の半分もその繰り返しではないか。「ドジった、まさかこんなことになるなんて・・・負けは負けだ、受け入れるしかない、今度は勝つ、勝ってみせる!」、よくある話だ。

命が来てリベンジとか再チャレンジの機会はないのが普通だけれど、たまたまそのチャンスが来ると「理性を失ってつっ走る」性格は変わらないから「今度は負けない、もっと強烈につっ走るぞ」となるのだろう。いじけてヒッキーになるのはごく少数だろう。

川口マーン惠美氏「ドイツメディアの米大統領選『反トランプ偏向報道』がさすがに酷い 別にトランプの肩を持つわけではないが…」(現代ビジネス2020/8/28)から。


<最近、絶対におかしいと思うのが、アメリカ大統領選に関するニュースだ。ドイツメディアが好んで扱うテーマだが、どうも偏向が甚だしい。

たとえば第2テレビは、民主党の大統領候補として指れたバイデンが自宅からオンラインで指名受諾演説を行ったとき、「我々はこの暗黒時代を乗り越えられる」という彼の主張を全面的に肯定し、あたかも救世主が現れたような報道の仕方だった。

ところが24日、トランプが共和党全国大会で正式に大統領候補に指名された時のニュースは、あまりにも対照的だった。

第2テレビのアナウンサーはその様子を、共和党が「民主党が政権を握ったときのホラー・シナリオ」を披露したと、ほとんど軽蔑の表情を浮かべながら言った。・・・

民主主義のためだと言って(ウクライナの)選挙をひっくり返すことが正義なら、選挙など早晩機能しなくなるだろう。その上、ベラルーシの民主主義が問題なら、では、中国はどうなのか。中国には不正選挙はないが、それは選挙自体がないからだ。


EUが良い関係を保とうと腐心している中国では、反体制派は口を塞がれ、異民族は迫害され、ジャーナリストは抑圧され、一党独裁政治が当たり前のように続いている。

なのに、EUは中国の指導者を国賓として迎え、下にも置かないもてなしぶり。そして、ベラルーシのような小国に対してだけ、民主主義を振りかざして強く出る。しかも、このダブルスタンダードに対して疑問を呈するメディアはない。

現在、中国で未曾有の大洪水が起こっていることを、一般のドイツ人は知らない。ほとんど報道がないからだ。まるで関係のない遠いハイチの洪水までゴールデンタイムに報じるドイツのテレビニュースが、なぜ中国の洪水を報道しないのか、それが私には分からない>

愚かな「狂気」がやがて多数派になって「理性」「正気」になり吶喊する・・・勝てばいいが、そうなると狂気はますます増長して世界制覇を狙うようになり、やがては大クラッシュになったり。栄耀栄華を極めた古代文明は遺跡を残すのみ。

奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ・・・

「前門の戦狼中華、後門の狂犬ドイツ」。戦狼は無抵抗の敵をやっつけるのは得意だが、1840年の阿片戦争以来、連戦連敗。かたやドイツは第1次大戦、第2次大戦で連続完敗。ともに100年間、勝ったことがないという、そのコンプレックスはかなりのものだろう。

ガラガラポンしたい、世界に勝者として君臨し、歴史に名を残したい・・・気持ちは分かるけれど、何もキチ〇イじゃないのだから暴れまくるのではなく、「世界で一番居心地がいい国ランキング」で1位になるとか、別の分野で競った方が自国にも世界にもプラスだと思うけれどなあ。

血を見たい、殺したい、破壊したい、勝って世界を睥睨したい、戦勝に酔いたい・・・大画面で限りなく実戦に近い戦争ゲームをし、1ゲーム勝つと賞金10兆円GETとかでいいのではないか。それとも戦争五輪とかで空海陸に標的を置いてミサイル攻撃の正確度を競うとか。

中共というか習近平は戦争をやって何を得たいのか小生にはよく分からない。もしかしたら全世界の赤化? 赤い帝王? 神になりたい?

小生が何となく「リベラルを装う隠れ革マル(2代目教祖=佐藤優)じゃないか」と昔から怪しんでいる「プレジデント」2020/8/31「中国が尖閣諸島にここまでこだわり続ける理由がついに明らかに」から。

(ちなみに革マル機関紙「解放」最新号(9/7)には『南シナ海の「領海化」に狂奔する習近平中国』の論考がある。派手にやられると迷惑だ、ということだろう。革マルは寄生虫サナダムシ戦略で静かに組織に入り込み、やがて組織を乗っ取るという秘密主義の組織論で(JR総連はその成功例)、立民・枝野は公然部隊長。ラスプーチン佐藤優は黒幕だろう)

<■1993年から石油輸入国に転じる

世界各地での中国の傲岸ともとれる行動が止まらない。尖閣諸島周辺に、8月2日までに111日連続で中国公船を送り込み、「中国の領海であり、日本の船は入ってくるな」と日本の実効支配を脅かし続けている。

1993年から石油純輸入国に転じている中国。14億人弱の人口を抱える今、他国の領土内とはいえ目の前にある豊かな資源に、半世紀にわたってこだわり続けるのも無理はない

それだけではない。南シナ海の軍事基地化、「一帯一路」では、格下の国々を相手に現地プロジェクトへの巨額融資→ 焦げ付き→ 借金のカタに港湾などを専有化……という高利貸のような手法を繰り返す。

新型コロナウイルスの感染拡大に際し、他国が切望したマスクや検査キット提供をちらつかせて外交を展開する……さながら100年遅れてきた帝国主義国という体である。

■台湾国民を目覚めさせた「同胞に告げる書」

19世紀以降、欧米や日本の帝国主義国群に食い荒らされた被害国。その屈辱のリベンジという側面もあろうが、こうした直情的な行動パターンは、かえって周辺国のみならず世界各国の脅威・反発・警戒心を呼び覚まし、中国自身にマイナスの効果を及ぼしているように見える。

なのに彼らの強面外交は、将棋の基本に例えれば「3手の読み」−−こう指す、相手がこう来る、そこでこう指す−−の3手のうち2手目すら想定していないようにも見えてしまう

最上の「核心的利益」として最も細心のケアが必要だったはずの台湾に対しては、2019年1月に「一国二制度が望ましい」等を含む恫喝まがいの「台湾同胞に告げる書」を発表したことと、香港への強圧的な介入が台湾人の恐怖心・警戒心を急上昇させ、今年1月の総統選で独立派の蔡英文総統の圧勝・再選を後押ししてしまった。

■世界中で摩擦を引き起こした自業自得

対米関係も同様だ。中国と懇ろに付き合ってきた米国内勢力にトランプ大統領が取って代わり、貿易摩擦の範疇にとどまらぬ大国同士の覇権争いが勃発した。

そこへ今年、新型コロナウイルスのパンデミックが発生。発生初期の隠ぺい疑惑が濃厚な中で、中国のスポークスマンがなんと「米国の軍人がウイルスを持ち込んだ」可能性を示唆した。

これでトランプがさらなる対中強硬路線を進める契機をつくってしまい、今や自由主義諸国陣営と共産主義的全体主義国との「価値観の争い」という巨大な構図が出来上がりつつある。米国を中心とする中国包囲網の形成は、少なくともあちこちで摩擦を頻発させた中国の自業自得ともいえる。

またオーストラリアにおける中国のスパイ活動の実態が元スパイ?によって告発され、メディアやネットの世論操作、政界・学術界への工作、台湾での世論誘導工作が白日の下にさらされたのも、オーストラリアに反中路線への明確な転換を促し、かつ他の国々にとってもわが身を振り返るタイムリーな契機となったと思われる。

居丈高でありながら、それとは裏腹な「本当は何がやりたいんだ?」と頭をひねりたくなるちぐはぐさが、中国の言動には常につきまとう。彼らの行動原理をうまく説明できないものだろうか。

■中国の一省庁の出過ぎた振る舞い

意外にも、中国の海洋進出時の振る舞いは、2000年代前半にはさほど傍若無人ではなかった。南シナ海の近隣諸国との協力関係を進め、ベトナム・フィリピンとは資源の共同開発まで合議しており、ASEAN諸国の“中国脅威論”は一時沈静化されていたという。

ところが、2000年代後半になって中国は南シナ海で実効統治を拡大し始めた。スプラトリー諸島で大規模な埋め立てを開始したのも、やはり2013年末からだ。

なぜ、中国は行動をガラリと変えたのか。共産党中枢の心変わりや気まぐれとは言えぬ部分がありそうだ。

昨年11月刊の益尾知佐子著『中国の行動原理』(中公新書刊)によれば、中国の海洋部門の主管部門となってきた「国家海洋局」が政治的な地位を急上昇させ、それが2007年ごろからの海をめぐる緊張を高めた原因となったとしている。

要は、国内政治の矛盾や停滞を利用して権益を拡大させた一省庁の出過ぎた振る舞いが、かえって海をめぐる中国一国の外部環境を悪化させた、というわけだ。

■党中央の承認得ぬまま尖閣に侵入

2008年12月、国家海洋局傘下の中国海警局の海洋調査船2隻が初めて尖閣諸島の領海に侵入。5月に来日したばかりの胡錦濤総書記はじめ党中央の承認を得ぬままの行動だったという。「胡錦濤政権はこれらの海域は自国のものという前提に立って、実務部隊が力によって海域の実効支配の拡大を図るのを容認した」(同書)。

“第2の海軍”ともいわれる中国海警局の船は、日本による2012年の尖閣国有化の後も、たびたび尖閣諸島への領海侵入を行うようになった。

■「行動がちぐはぐで指導者の意図が推し量りにくい」

こうした“頭”と“身体”の不一致は、中国という大国ではしばしば起こってきたようだ。前出書によれば、「これまで中国の組織については、組織間の連携、特に国家系統と軍系統のそれがきわめて弱く、行動がちぐはぐで指導者の意図が推し量りにくい、という弱点が指摘されていた」という。

2013年に国家主席の座に就いた習近平は、海上行動の統率権を強引に党中央に引き戻し、国家海洋局から中国海警局を取り上げ、大幅な組織改編で国家海洋局を実質的に解体したという。ただ、習近平が、こうしたちぐはぐさを克服できたとは言い切れないのは、昨今の振る舞いからも推測できる。



尖閣諸島の海域において最大限の警戒と準備は怠れない。が、中国の傲岸な振る舞いに相対するには、見えざる内部の力学を常に念頭に置き、「それ、ほんとに習近平や党中央の本心なのか?」を的確に探り当てられる人材が、政府内、在野を問わず必須であろう>(以上)



中共の乱暴狼藉は、習近平の本意なのか、それとも現場の暴走なのか・・・って、もし現場の暴走なら習近平に「大変ですね、同情します」と励ましの手紙でも出すのかなあ。変な忖度をしないで習近平を叩けばいいのだ、「言うこととやっていることが全然違う、どういう了見だ!」と。

習と現場(軍)の「ちぐはぐさ」は派閥抗争によるのではないかと小生は思っている。

この8月の北戴河会議では習近平から軍の指揮権を切り離す動きもあったようだし、改革開放の1980年頃から軍は高級幹部の利権の温床になっているので(航空旅客運送をやっていたので小生はびっくりした!)、軍はうるさい習の指揮下からはずれたい、のびのび儲けたいと思っているはずだ。

習に対抗する派閥(上海閥、共青団派)は軍を応援することで習一派を弱体化させたいのだろう。習と軍が一体化すれば「キチ〇イに刃物」で危険極まりない。習と軍の暗闘が続けば対外戦争にはなりにくいが、習は軍の傀儡になりかねず、いずれにしても危険だ。

習一派の駆逐(他派閥への支援)という秘密工作は行われているのだろうか。発狂再発中のドイツにも注意が必要だ。EUがドイツを抑え込んでいないと「中独コロナ」で世界は大変なことになる。日台豪は早急に核抑止力を高め、均衡外交に努めなければならない。ただのキチ〇イの妄想、で済めばいいが・・・嫌な予感はよく当たるのだ。

2020年09月04日

◆雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(68」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/178(2020/9/1/火】昨夜からだいぶ涼しくなってきたのは台風が近づいてきたからとか。半島と大陸の方に向かうようで、何となくホッとするのは「対岸の火事」「
他人事」と思うからで、それが昂じると「いい気味、天罰だ、ざまあみろ」となったりする。



支那では「幸災楽禍」という表現があり、「他人の不幸を見て楽しんだり喜んだりすること」を意味する。欧州では「シャーデンフロイデ 独:
Schadenfreude」と言ったりするようで、「自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われた時に生じる喜び、嬉しさといった快感」だという。



昔から「遠交近攻」は世の常だから、それは自然な反応かも知れないが、ちょっと冷静になると、「為政者はともかくも被害者、犠牲者に罪はないんだから・・・大丈夫かなあ」と心配したり、一時的であれ「他人の不幸は蜜の味」と卑しい思いをした自分を恥じたりする。



2000年以上も前から「汝の敵を愛せよ」「寛容たれ」と多くの哲人は説いてきたが、いざ戦争になると「平時には平時の、戦時には戦時のモラルがある、イザ戦わん!」となる。



国家存亡の危機に際して「敵の兵士に罪はない、敵の指導者、支配階級こそを倒すべきだ、戦争を内乱へ転嫁せよ、万国の労働者、団結せよ!」と第1次大戦でレーニンが言ったところで効き目はなかった。



第2次大戦後の世界のそれなりの安定は「核戦争の恐怖」がもたらしたのであって、生産性の向上による飢餓の緩和や人権意識の広まりと言ったことは添え物のような気がする。



1945年から2020年までの“平和”は「核爆弾」がもたらしたのだから世界中の核保有国にノーベル平和賞を贈り、「非核保有国には迷惑をかけません」と宣言させたらどうか。



「核の抑止力」は「核戦争の恐怖」を前提にしている。ところが偉大なる毛沢東は「恐怖」なんてハナからない。誤った政策で数千万人が餓死しても平気な毛沢東は、「核戦争で3億が死んでも、まだ3億もいる、大体我が国は人口が多すぎる」と演説して度肝を抜いたものだ。



<1965年9月30日、毛沢東・共産党主席と劉少奇・国家主席が北京で、インドネシア国民協議会のハイルル・サレ議長ら代表団と会い、毛主席はインドネシアに「核兵器を製造・保有するよう」求め、実現のためにインドネシアを「無条件に支援する」と述べていることが、公開された中国外交文書で明らかになった。



中国は64年10月、初めて核実験を行い、米ソ英仏に次ぎ、アジアで初の核保有国となった。毛の発言は、事実上、米ソの独占状態にあった核兵器を中国だけでなく、アジアのほかの国が保有することで、米ソに対抗する狙いがあったものとみられる。


代表団と毛、劉両主席という中国の最高指導者との会合のかなりの部分が核問題に充てられた。


毛:世界は今、平和的とは言えない状況だ。だから私たちは軍事力を必要としているし、原子爆弾も必要だ。あなた方は原子爆弾を製造したいのですか。

ハイルル:もちろんですとも。


毛:あなた方は作るべきです。

ハイルル:私たちは、核兵器はごく一部の大国だけが保有すべきだ、という考え方には反対です。


毛:その通り。世界の二つの大国が核兵器を独占しようとしている。だが、そんなことは許されない。私たちは自分たちの核兵器を作ることができる。あなた方は原爆製造のための原材料を見つけなければなりません。お国にはありますか。

ハイルル:あると信じています。


毛:鉄鉱石や炭鉱はありますか。お国の資源はわが国より豊かです。お国には石油と天然ゴム、どちらも世界には稀なものですが、それがたっぷりとある。 

ハイルル:その通りです。ですので、我々は経済代表団を中国に送りました。それは中国から学ぶことと、二国間の友好関係をさらに育むためです。鉄鋼産業の開発はインドネシアにとって最も重要な使命です。この面ではできるだけ早く進めなければなりません。もし、中国が援助してくれるなら。


毛:これは全くもって実行可能だ。私たちはあなた方を無条件に支援する。


この会合の9日前の9月21日、インドネシア経済代表団が中国を訪問し、その中には軍将校や科学者らで構成する「核エネルギー班」がいたことも明らかにしている。「核エネルギー班」は清華大学の核実験炉や北京大学の核物理研究所などを訪れ、各地の科学者と議論を交わした。


さらに元国家原子力庁長官、ジャリ・アヒムサ氏によると、「核エネルギー班」はこの訪問で中国からプルトニウムを持ち帰る予定で、このことはスカルノ大統領と中国指導者との間の取引の一部だったとしている>(じゃかるた新聞2016/03/24「
インドネシアに核兵器 毛沢東主席が要請 1965年9月30日に 中国外交文書で判明」)


毛沢東はスターリンには頭が上がらなかったが、スターリンの死後は怖いもなしで、天上天下唯我独尊、側近さえも容赦なく殺した。前回の「林彪事件」の続き。

<1971年9月12日の夕方に、毛沢東暗殺に失敗したことを知った林彪と側近らは、中国軍のライデント機を北京市郊外の基地から、林彪らが待つ河北省北戴河の山海関にある中国軍空軍基地へ移動させた。


その後、林彪らはトライデント機を大連に向けて飛ばすと通告したが、暗殺計画とその後のソ連への亡命計画を知った周恩来から、同機の離陸阻止の命令を受けた山海関8341部隊が林彪らの乗った自動車を発見し、空港へ向かうのを阻止すべく銃撃したものの失敗した。


翌13日の深夜に林彪や息子の林立果、葉群、パイロット、整備士ら計9名を乗せたトライデント機は山海関空軍基地を強行離陸し、ソ連に向けて逃亡したものの、モンゴル人民共和国のベルフ市の10キロ南方付近に不時着陸を行おうとして失敗し、9人全員が墜落死した。


翌日モンゴル政府は領空侵犯と墜落を確認し、許文益駐モンゴル特命全権大使に対してトライデント機の領空侵犯について抗議した。その後、許文益らは墜落現場を確認したが、林彪らの遺体について中共は返還を要求せず、現地での埋葬に同意した。


また、事件翌日にモンゴルの友好国であるソ連のKGBは現地に赴き、モンゴル国内に墜落したトライデント機の中から9体の焼死体を回収、その中の1体を林彪と断定した。


日中戦争当時、林彪は頭部の戦傷の治療のためモスクワに赴いたが、その当時のカルテが保存されていた。その焼死体の頭蓋骨部分に認められた傷とカルテの記載が一致、これが決め手になったという。


ブラックボックスは、ソ連に解析が依頼された。トライデントの墜落の理由として、燃料切れによる墜落説と、機内での発砲による墜落説、ソ連による地対空ミサイルでの撃墜説がある。


当時のモンゴルとソ連の合同調査による報告書では、「墜落時に長時間にわたり広範囲で火災が発生しており、飛行継続可能な燃料があった証拠」として燃料切れによる墜落説を否定し、併せて墜落機内の調査により撃墜説を否定している。報告書では墜落の直接の原因を「操縦ミス」としている。


なお、林彪らの逃亡の通報を受けた毛沢東は「雨は降るものだし、娘は嫁に行くものだ。好きにさせればよい」と言い、林彪らの乗ったトライデント機の撃墜の指令は出さなかったといわれる>(WIKI)


周恩来は病死したが、毛沢東の側近の多くは毛の疑心暗鬼によって凄惨な死に方をした。劉少奇は生きながら腐敗して果てた。


首の皮一枚で辛うじて生き残ったトウ小平(息子は障碍者にされた)が「韜光養晦」の再革命でどうにか赤色帝国をそれなりの大国に育て上げたが、毛沢東病の習近平が世界制覇の野望を持ち出し、再び大躍進・文革の愚を起こそうとしている。


「歴史は繰り返す、1度目は悲劇として、2度目は喜劇として」


14億は習近平を始末できるか、それとも人民服の昔に戻るのか・・・台湾を手本とした無血革命が望ましいが、支那人は自由民主人権法治の経験がまったくないから難しいだろう。世界の識者には14億が墜落、大破しないスムースランディングの方策を考えて欲しいものだ。(インテリにはリアリストが少ないから・・・ああ悩ましい)