2020年04月17日

◆雀庵の「リリーよりチェリーがいい」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/96(2020/4/12】4月から産経に台湾がらみの論考が増えた。陳水扁総統の回顧録、台湾近代化に貢献した日本人列伝などが始まった。チャイナコロリで蔡英文総統らが防疫で頑張っている記事も多く、産経は大物の天津生まれ育ちの矢板明夫氏を台北支局長に任命した。


バイリンガルのネイティブスピーカー矢板氏は最高クラスの中共・台湾ウォッチャーで、実際に氏の記事はとても新鮮、知的好奇心をそそる。小生もいっぱい勉強して櫻井よし子先生のような必殺必中、情け容赦ない舌鋒を目指そう。


産経は部数減を抑えるため「女子供でも分かりやすく書いてね」という方針を強めているようで、先日の櫻井先生の論考はサンドペーパーでまろやかになっていた。小生は先生の刺々しい、痛いところを刺す、サド的な文章が大好きだから、何だか物足りなかったが、購読者をせめて維持したいという産経の切羽詰まった気持ちは分かる。男はつらい、のだ。


小生は舌鋒を鋭くして何を目指すのか。これが問題だ。

築地豊洲で大はしゃぎした緑のオバサンは、今はチャイナコロリで注目を浴びエクスタシーの絶頂、芯からの騒動士、そのうち記者会見、報道発表は英語になるな。


「合い言葉は Stay home!
アンデスタン? 今回からネットでプレスミーティングします。コンテンツはワールドワイドにリポートされるべきで、イングリッシュでします、エニー・クエスチョン?」


やりかねないなあ、このオバサン。


♪今日は朝から私のお家は てんやわんやの大さわぎ 盆と正月一緒に来たよな てんてこまいの忙しさ 何が何だかさっぱりわからず どれがどれやらさっぱりわからず 東京ネギネギブギウギ 人の気持ちも知らないで わてほんまによう言わんわ あほかいな あーしんど


政治家は注目を浴びてナンボよ! 政治は爆発よ! 都内の緑のオバサン、ユナイト!


この世は理性じゃない、感情で動くということを、騒動士の目の玉タヌキ的オバサンは痛いほど知っているのかもしれない。緑のオバサンに懲りて理性を吹き飛ばす「禁じ手のポピュリズム」を辞さずか、エジプト帰りのリリーはどこへ行く。


わしは単純だで「中共殲滅/解体/普通の国化」が当面の目標だな。台湾完全独立、日米台英豪加乳印安保条約実現も応援したいものだ。倒れても「志」は残る、誰かが引き継いでくれる。

そこで拙文、台湾シリーズの続きを書く。日本人には苦い話になるので気が進まず、ここ暫く休筆していたのだが、台湾の元気に触発されて再スタートだ。蔡英文に加油された!


最初にまず言っておくべきは、日本が異民族、例えば漢族の植民地になったらどんな気持ちか、考えて欲しいということ。我々は嫌悪感どころか激しい憎悪と敵意を持つだろうし、テロだって厭わない。チャンコロに支配されるなんてやなこった、死んだほうがマシだ、死して護国の鬼となる、と徹底的に戦う、あるいはサボタージュする、足を引っ張るのが普通だろう。


当時の為政者は「やがて台湾人は日本統治を理解して受け入れるかもしれないし、屈服しないぞと戦い続けるかもしれない」と思っただろう。「屈服しない、抵抗し続ける」ことを侵略/統治する側の国民がとやかく言う権利なんてない。


統治されている人々は「嫌なら出て行け、バカやろう!」と怒り、追い出す天賦の権利があるのだ。


そもそも土地は先住民のものだ。後から来て武力で先住民を迫害する、追い出す権利なんてありはしない。それを宗教は許しても天と人倫は許さない。欧米列強は戦後、植民地政策のしっぺ返しを今なお受けている。


日本の敗戦で台湾は「解放」されたが、そこに潜り込んできたのが蒋介石・漢族の軍隊、即ちゴロツキだった。台湾人が今でも日本に寛大なのは、このゴロツキ強盗殺人強姦軍団に比べれば日本は番犬として大いに役立った、はるかにマシだったという評価に拠っている。別に日本の植民地を肯定したわけではない。


「再婚? ヨリを戻したい? 冗談じゃないわよ、いい気にならないで!」


というのが本音だろう。同盟国として中共と戦う同志、今はそういう関係を強めるのが大事だ。トウ小平曰く「将来のことは将来の人に任せよう」。今人はレールの土台(土盛り)を造っておくぐらいでいいかも知れない。やがて機は熟す。


本論に入ろう。王育徳「台湾」から。

<日本帝国主義の重圧は(朝鮮と比べると)台湾においてひどくのしかかった。そもそも植民地支配は、それがいかに優れた成果を収めたものであれ、道徳的には無条件に指弾されるべきものであり、私自身、過去のおぞましい数々の体験からも、個人的に日本の台湾統治を憎悪し糾弾してはばからない>


小生はここまで読んで、胸がいっぱいになって、先を読むのが怖くなり、永らく筆をおかざるを得なくなった。氏は「しかし」と冷静な学者の視点で「日本統治」を分析評価すべきだという。続きは次回へ。


【措置入院 精神病棟の日々(185)2017/1/25】承前。産経、貝塚茂樹「『考え、議論する』は道徳の本道」、本当か?


議論は相手との戦いで、歩み寄るのではなく、勝つか負けるかで、結局は投票になり、51人は満足、49人は不満とかになる。


色々な意見を聞くのは良いが、それをベースに自分で考え抜いて「これはこうだ、こうすべきだ」と判断し、採決で支持を得れば果敢に行動する「知行合一」が道徳であり、規範ではないか。


議論は結構だが、議論を尽くしていたら時間だけがかかり、際限がない。お互いに譲歩するとなれば、双方とも不満は残る。それをもとに行動していたらロクな結果になりはしまいか。


だから制限時間になったら採決し、右へ行くのか左へ行くのか決定する。それは邪道か? 決定して行動しなければクラッシュしてしまう。小田原評定が本道なのか。国政なら「議会が麻痺して政府は何も決められない」レームダックになりかねない。


日本の近代化は陽明学の影響を受けて鳥羽伏見での銃口から生まれた。現在の先進国の近代化は大なり小なり、毛沢東の言うように「銃口から生まれ」たのであり、「お上品なお茶会での会話から」生まれたのではない。


竹中平蔵「正論 経済の乱気流に耐える改革を」。そんな「茶話会」での上品で高尚なマクロ論は聞き飽きた。どうしたら生産性が上がるのか、消費が拡大するか、経済学者は書を捨てよ、街へ出よ、だな。モノに溢れた先進国の人でも手を出したくなるような「体験型の商品/サービス」、旅行、グルメ、エンタメ、趣味、スポーツ、芸術などを研究すべきではないか。

(今の武漢肺炎下にあって思うに、これまではGDP上昇が是とされていたが、それで国民が幸せになったのか、マイナス成長は不幸になるのか、政治経済社会の常識を根本から考え直すべきではないか。疑問が起きるのは「解」がどこかに用意されているからだとヘーゲルが言っていたらしいし、パスツールは「偶然は構えのある心にしか恵まれない」と言ったとか。発明、発見の多くは「どうすべきか、何だろう」と思うことから始まった、それならば新しい「解」は発見されるのを待っているわけだ、いよいよ俺はスミス、ケインズを越えるか、それとも神ってる変人になるか、人生の遅すぎた岐路だなあ)


面白い広告があった。日成ビルド工業は折り畳み式の倉庫などを造っている。コンクリートや金属に代わる、軽くて丈夫な建材が普及すれば、あっという間にビルができたりして。


「沖縄に東北縄文土器 初出土 2000年以上前、交流か」、沖縄人先住民族=独立すべし論はそのうち消えるだろう。(2020/4/12)


2020年04月16日

◆雀庵の「中共叩き:舌戦から実戦へ」

         “シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/98(2020/4/14】「あんなにチヤホヤしてたのに、今はまるで黴菌あつかい・・・あんまりよ」。

♪顔もみたくないほど あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた人形みたい 愛されて捨てられて 忘れられた部屋のかたすみ・・・


弘田三枝子が切々と歌う「人形の家」を習近平が部屋のかたすみで歌い、泣きぬれるとは。一寸先は闇、と古人は言った。


同志諸君、人生いろいろ、国家もいろいろだなあ。大阪の高級料亭「船場吉兆」が客の食べ残し料理の使い回しがばれて廃業してから12年。ちょっと躓くとあれこれボロが出て、そして娑婆から消えてしまう・・・無常かつ無情、平家物語は永遠なり。


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。


遠くの異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり・・・


嗚呼、君よ、同志よ、歴史の転換点を今、我々は目撃し、体験する機会を天から授かった。この歴史の一コマ一コマが記録され、100年後も「歴史の証言 古老が語る『あのとき私は』再放送」になるのだ。


子孫が「あ、これ、俺のひい爺さんだぜ、キチ〇イだったそうだけど・・・あ、やっぱおかしいよ、Vサインしてる、イエーイだって! 変わってるよなー」なんて楽しんでくれるかもしれない。それでいいのだ。

1949年秋晴れの天安門で建国宣言、それから71年の2020年にアリの一穴から千里の堤が崩れ始めるなんて・・・そんな期待は以前からもっていたけれど、今、その時が来て千里の堤からちょろちょろ水が漏れ始め、あっ、あっちからもちょろちょろ、向こうからもちょろちょろ、もしかしたら年内に総崩れ? あり得るよなあ。


「まさか」が目の前で始まっている、夢のような、映画のような感じだ。


習近平はチャイナコロリ蔓延で大失敗(ホップ)、それを米国産だと偽って大失敗(ステップ)、俺は被害者だが一番上手に快復し世界を救援しているのだから感謝しろと盗人猛々しく居直って大失敗(ジャンプ)、着地しそうなのが何と崩れそうな土手である。


小生がチャイナ7なら――


「同志諸君、習阿Qは14億を道連れにしかねない、早く引き吊り降ろさないと文革並みの大災害、大悲劇になる。今こそ結束して愚かな桀紂を滅せずば、我々は永遠に暗愚の謗りを受けるだろう。


非業に倒れた劉少奇同志の遺志を継ぎ、世界から、歴史から敬意を表される国造りへ、小異を捨て大同に付き、命懸けで決起しよう。身はたとい武漢の野辺に朽ちるとも留めおかまし魏徴魂。

同志諸君、北部戦区と東海艦隊、南海艦隊はわが方が抑えた、新しい歴史の始まりだ。中南海を包囲せよ、国賊反動守旧派を殲滅せよ、命惜しむな、名こそ惜しめ、溝壑(こうがく)にて相まみえん」


歴史を意識してこんなアジをするがのう、吶喊ヂヂイの血が騒ぐで。いつもは知的冷静な花清漣女史も何やら興奮を抑えかねたような論考を世界に発信した。

<武漢肺炎が「メイド・イン・チャイナ」を危篤状態に  2020年4月13日


3月8日、 習近平中国国家主席が中共政治局常務委員会で行った講話には、
二つのキーワードが含まれていました。


一つは「ボトムライン思考」(決して疫病流行の発生源で流行状況を隠蔽したことを認めない)、

もう一つは「外部情勢の変化に長期的に対応する」必要性でした。


「外部情勢の変化」とは、 国際的な賠償請求と政治上の中国離れの動きの他に、
中国当局が一層気にしているのは、 中国を中心とするグローバル製造業チェーンの外部移転です。
これは中国当局にとって巨大な経済的苦境となるばかりか、
中国の外交上の切り札(外貨準備)を失わせます。

▼見通し暗い中国経済の回復能力

英国放送協会(BBC)はこのほど世界130カ国の経済的適性と回復能力を評価しました。回復力の高い国のトップ10、柔軟性のある国のトップ5にも米国は入っていますが、
中国は抜けています。


特に米国の回復力は強く、 その世界経済への影響力はさらに重要であることに言及しています。世界のGDPの4分の1近くを占める米国は、
世界経済に重大な影響を与えており、
世界経済の回復は米国経済の状態に大きく左右されます。


エコノミストの多くは「世界がまもなく『中国の世紀』に突入する」と予測していましたが、今や「中国の世紀」は来ないばかりか、
すっかり影をひそめてしまいました。

▼中国が直面しなければならないいくつかの没落


いくつかの厳しいサインは「中国の世紀」という幻が急速に消え失せていることを示しています。

1)中国に頼る国際需要の喪失


武漢肺炎が世界に伝染し、 各国は皆、 自宅待機命令を出し、 社会的隔離を求め、
経済はほとんど休止状態です。


習近平は、 中国で流行が消えたと宣言して就業・操業復帰を強行すれば、 中国経済は真っ先に復活し、
中国が再び世界を左右できると考えていました。

しかし結果は、 防疫用品の発注以外のあらゆる注文は全て消えてしまいました。河南省のEHL国際物流プラットフォームは、
国外の販売が5割減となり、 外国商品の輸入はストップし、 中国商品への注文は激減。
注文はただマスクだけといったありさまなのを発見しました。

当初、 おバカな“愛国青年”たちが欧米の武漢肺炎流行をみて快哉を叫んでいましたが、
彼らは欧米からの発注がなくなった結果、
国内の大量の工場の倒産と何万人もの失業が生じることは考えていないようです。


2)マスクが引き起こした世界各国の安全への懸念


グローバル化が始まって以来、 世界中の資本の動きの主な要因は利益を追い求めることであり、
どこの国ならコストが最低であるかということでした。中国の土地、 労働、
物流のコストは徐々に上昇していますが、 相対的な優位性はまだあるとして、
資本はずっと離れることを渋ってきました。


しかし武漢肺炎の流行では、 中国は医療用品の世界的なローエンド製品の絶対的な優位性を占めました。
その上、 流行の初めに国家動員して、 マスク、 防護服や他の流行予防用品を世界的に求め歩き、
短期間で供給の優位性の独占、
外交的イニシアチブを握って「マスク外交」を展開しました。


中国製の予防接種製品が基準を満たしていないと各国が批判したことに対し、
外務省の耿双報道官は「『中国製には毒性がある』と言う人がいるなら、 中国製のマスクを着用するな、
中国製の防護服を着用するな、
感染防止に中国から輸出された呼吸器を使用しするな」と述べました。


この「非友好的な国には、 マスクをやらない」という悪漢国家の素顔は、 とうとう世界にはっきりと「価値観の違う無頼漢の国家とは、
経済成長は共存できても、 いったん、 非常事態になったら、 必要な商品を独占して、
私たちの首を絞めにかかるんだ」と気が付かせることになりました。


中国は武漢肺炎流行中、 アメリカ企業が中国で作ったマスクを国外出荷を禁止しただけでなく、
全世界で22億枚のマスクを調達し、 他国のマスク不足を起こさせました。その結果、
米国やEUの一部の国では、
公衆衛生や安全性が懸念される製品を中国のような国に生産を任せておくことはできないと考えるようになっています。


米ハリス世論調査会社は、 4月3〜5日まで、
2000人近くのアメリカ人を対象に「経済界が製造業を米国に戻すべきかどうかについての態度」を調査しました。
その結果、 86%の回答者が「企業が中国の生産ラインを米国に戻すと約束した場合、
その企業に対する好感度が上がる」と回答しました。


4月10日、 ホワイトハウスの経済顧問クドロー氏は、 Forbes.comに「米国企業が中国に過度に依存している。
流行後、
このビジネス関係を変えるために何をすべきなのか?」と質問されました。


彼は、 工場、 設備、 知財、 構造、
リフォームなどの「引越し費用を米国政府が全額負担して米国企業に支払うのも一つの方法」と答えました。このアプローチが実施されれば、
米国の資本は大幅に回帰することになるでしょう。


3)外国輸出の深刻な萎縮


4月1日のロイターの報道によると、 今年最初の2カ月間、 中国のコンテナ・スループット(処理量)は前年比10.6%減、
輸出は17.2%減となりました。輸出業者や業界アナリストは、 世界で中国製品の需要が急減し、
大勢はその流れにあると警告しました。


ロイターは、 市場調査会社IHSマーキットのラフル・カッポー副社長の発言を引用して、
「今後の四半期の貿易成長に対する、 最近の衝撃の深刻さは前代未聞になるかもと予測。
経済は停滞しており、 主要国が孤立化政策を全面実施し、
外需は崩壊に直面している」としました。


第2四半期には中国の輸出が30%縮小するという予想もあります。


▼武漢肺炎が「メイド・イン・チャイナ」に危篤通知


武漢肺炎は世界200の国と地域に広がっており、
世界経済は大損害を被りましょう。2003年の中国のSARSの流行よりもはるかに高いコストが世界にかかるというのが共通認識です。


流行はまだ途上で、
損害見積もりはすぐに過小評価であることが証明されるでしょう。


中国の製造業の落ち込みが激しいことは、 国際的な投資銀行業界の基本的なコンセンサスとなっています。しかし、
次の世界の製造業ハブは誰になるのかについては意見が分かれており、
現在はメキシコが最も有力とされています。投資調査会社ブレトン・ウッズ・リサーチの責任者であるシノレリ氏は「中国をハブにしたモデルは死亡した」としています。


ブルームバーグは3月31日、 「メイド・イン・チャイナよ、 さようなら、 が世界の趨勢に」(Not
Made in China Is Global Tech’s Next Big Trend)という見出しで報じました。
私の考えでは、
この不可逆的な情勢は「メイド・イン・チャイナ」の臨終通知です>(以上)


ずいぶん手厳しい見方だが、小さな火があれよあれよという間に広がり、やがて全土をおおいそうな・・・そんな映像を見ているようだ。


中共が瓦解すれば北朝鮮、キューバ・・・やがてロシアも連鎖倒壊するだろう。その次の課題はイスラム原理主義撲滅=世俗化(政教分離)か。どんな世界になるのか、小生には分からないが、少なくとも自由民主人権法治が世界に定着することを願っている。(2020/4/14)


2020年04月15日

◆雀庵の「中露包囲で大恐慌に備えよ」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/97(2020/4/13】マスコミ界では「チャイナコロリ禍で世界大恐慌になりそうだ」との論調が目立つが、読者を獲得することが彼らの仕事だから話半分で聞いておく方がいいだろう。


チャイナコロリ以前の数か月前だが米国では「2008年のリーマンショックは大変だった」という声が依然としてあり、小生は「へー、俺は痛くもかゆくもなかったけどなあ」と首をかしげたものである。


リーマンショックはインチキ詐欺的金融商品「サブプライムローン」に乗った欲深様たちが大打撃を受けて世界的な経済失速になった一件。清貧が趣味の小生は、つつましい農民が天やご先祖様に感謝の祈りする「晩鐘」(ミレー)が好きだ。当たり前ながらマネーゲームに興味がないし、株だろうがゴールドだろうが投機、博打には手を出したことがない。


投資はヒヤヒヤドキドキ、ホクホクカンゲキ、泣いたり笑ったり、絶叫マシンみたいに面白いのかもしれないが、一番それを楽しみ、一番儲けているのは昔から胴元だ。宝くじを見よ! 胴元の国、自治体の取り分は何と50%! 残りの50%を客が分け合っているだけ。そういうことを知っていると金融商品なんて手を出す気にはなれない。


恐慌の原因はいろいろ、複数かつ複雑だろうが、大体が楽観論による過剰生産、過剰投資でモノがあふれ、一方で賃金上昇が小さいためや事件事故による不安から消費が追い付かず、在庫が増え過ぎて過剰になり、物価低下→ 生産縮小→ 雇用減少→ 賃金低迷→ 消費低下→ デフレーションになる。


その繰り返しがデフレスパイラルだ。多少でも給料が上がらないと元気が出ないよなあ。


農林水産業も当然縮小するから、やがて食糧などが在庫不足、生活必需品や産業資材も底打ちし始め、物価は徐々に上昇する。昨日まで1枚100円のマスクがやがて500円になったりする。あらゆるものが値上がる。つまりインフレーションになる。


インフレ率は年に3%ほどなら給料も上がるから健全だと言われている。物価も上がるから「また値上がり!? いやーね」なんて奥さんはこぼしながらも買い物を楽しむ余裕はある、それが3%の意味だろう。


本来は政府/国家の基礎である通貨価値は大きく上がったり下がったりすると信用が低下する。キャッシュではあまり当てにならないからと、国民は生活防衛のために危機に強いゴールドを買ったり、食糧備蓄に励むから、弱い通貨ほどインフレが続き、やがては信用度ゼロ、毎度おなじみアルゼンチンみたいに紙くずになったりする。

日本の戦後の物資不足の混乱期は物々交換も当たり前だった。通貨が当てにならないのだから物々交換は間違いのない取引で、まるで縄文時代。女は着物、さらに操まで売った、米に変えた。男は進駐軍物資の横流し、まがい物、ヒロポンも売って糊口をしのいだ。こうして己と家族を養った。

焼跡闇市、生きるのが精一杯で、14歳の野坂少年は妹の面倒まで見切れずに餓死させてしまった。「火垂るの墓」の現実は過酷で、「兄ちゃんを許してくれ」という慚愧の書だった。

政府は通貨改革などでどうにか経済を安定させていく、そういうのが当時は大恐慌からの回復処方箋だった。特効薬がないわけではないが・・・劇薬だ。

日本の場合は1945年の終戦から4、5年後の朝鮮戦争特需でどうにか息を吹き返したが、1930年代の米国発大恐慌では、民主党のフランクリン・D・ルーズベルト(通称FDR、日本をはめた悪党、ソ連の手先、最悪のアカ)は、公共事業などニューディール政策で雇用を創出し、危機を乗り越えたと宣伝していたが、実際は効果がなかったようだ。


しかし、その後のFDRによる「日本を締め付けて最初の一発を撃たす、それで欧州戦を忌避する国民を目覚めさせて欧州戦線に乗り込んで独伊、さらに日本を叩く」という悪魔的、スターリン的「裏口からの参戦」政策はものの見事に大成功して、戦後世界の王者になった。


勝てば官軍、今でも米国ではこの真っ赤かのFDRは歴代で最も人気のある大統領だ。今でも大恐慌には戦争がとてもよく効くクスリだろうが、それが高じると核戦争になり、勝っても負けても空前絶後の被害、ほとんど廃墟になるから今の時代では現実的ではない。

(現在の核兵器ミサイル1万5000発を総動員すると地球を200回ほど壊せるとか。たった400発で人類は消える(餓死が多い)そうだからほとんどの核兵器は実戦では不要、つまり抑止力として機能しているわけ。備えあれば患いなし、日本も100発ほどレンタルした方がいい)


一番現実的なのは軍事力ではなく、中露など共産圏を封じ込める「鉄のカーテン」政策ではないか。中露は自ら西側世界の一員になる気はないし、西側を取り込む力もない。しかし放置すれば逆に西側世界を生物兵器などで破壊しかねない。

西側は中共に「チャイナコロリの責任を取れ、賠償せよ」と強くねじ込む、ノーなら西側から中共に流れ込んでいた膨大なドル、ユーロ、ポンド、円をストップさせる、経済封鎖すると脅す。

中共はどちらにしても受け入れまい、多分「名誉ある孤立」を選び、プーチン帝国と鉄のカーテンの中で運命を共有するしかない。

チャイナとロシアの「チャイロ連合」、ロシアは「中共を創ったのは俺だ」、中共は「アンタが種をまいたが、ここまで育て14億の大帝国にしたのは俺たちだ」、両方とも腹の中では「嫌な野郎だ」と嫌っているからあまり長続きはしそうもないか。結構なことである。

西側世界が「チャイロ連合」という敵を作り、緊張を高める、いわば疑似的な戦争状態にする。軍事と民政で「チャイロ連合」を圧倒して封鎖し続ける。少なくとも中共から「世界の工場」は逃げ出し、ロシアの石油・天然ガスプラントも数年もたたずにラストベルト、錆びついて「茶色」になる。


「チャイロ封鎖」の新冷戦が西側世界の最上の現実的な大恐慌対策になるだろう。(2020/4/13)

2020年04月13日

◆雀庵の「リリーよりチェリーがいい」

“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red
Gables/96(2020/4/12】4月から産経に台湾がらみの論考が増えた。陳水扁総統の回顧録、台湾近代化に貢献した日本人列伝などが始まった。チャイナコロリで蔡英文総統らが防疫で頑張っている記事も多く、産経は大物の天津生まれ育ちの矢板明夫氏を台北支局長に任命した。

バイリンガルのネイティブスピーカー矢板氏は最高クラスの中共・台湾ウォッチャーで、実際に氏の記事はとても新鮮、知的好奇心をそそる。小生もいっぱい勉強して櫻井よし子先生のような必殺必中、情け容赦ない舌鋒を目指そう。


産経は部数減を抑えるため「女子供でも分かりやすく書いてね」という方針を強めているようで、先日の櫻井先生の論考はサンドペーパーでまろやかになっていた。小生は先生の刺々しい、痛いところを刺す、サド的な文章が大好きだから、何だか物足りなかったが、購読者をせめて維持したいという産経の切羽詰まった気持ちは分かる。男はつらい、のだ。


小生は舌鋒を鋭くして何を目指すのか。これが問題だ。

築地豊洲で大はしゃぎした緑のオバサンは、今はチャイナコロリで注目を浴びエクスタシーの絶頂、芯からの騒動士、そのうち記者会見、報道発表は英語になるな。


「合い言葉は Stay home!
アンデスタン? 今回からネットでプレスミーティングします。コンテンツはワールドワイドにリポートされるべきで、イングリッシュでします、エニー・クエスチョン?」

やりかねないなあ、このオバサン。


♪今日は朝から私のお家は てんやわんやの大さわぎ 盆と正月一緒に来たよな てんてこまいの忙しさ 何が何だかさっぱりわからず どれがどれやらさっぱりわからず 東京ネギネギブギウギ 人の気持ちも知らないで わてほんまによう言わんわ あほかいな あーしんど


政治家は注目を浴びてナンボよ! 政治は爆発よ! 都内の緑のオバサン、ユナイト!


この世は理性じゃない、感情で動くということを、騒動士の目の玉タヌキ的オバサンは痛いほど知っているのかもしれない。緑のオバサンに懲りて理性を吹き飛ばす「禁じ手のポピュリズム」を辞さずか、エジプト帰りのリリーはどこへ行く。


わしは単純だで「中共殲滅/解体/普通の国化」が当面の目標だな。台湾完全独立、日米台英豪加乳印安保条約実現も応援したいものだ。倒れても「志」は残る、誰かが引き継いでくれる。

そこで拙文、台湾シリーズの続きを書く。日本人には苦い話になるので気が進まず、ここ暫く休筆していたのだが、台湾の元気に触発されて再スタートだ。蔡英文に加油された!

最初にまず言っておくべきは、日本が異民族、例えば漢族の植民地になったらどんな気持ちか、考えて欲しいということ。我々は嫌悪感どころか激しい憎悪と敵意を持つだろうし、テロだって厭わない。チャンコロに支配されるなんてやなこった、死んだほうがマシだ、死して護国の鬼となる、と徹底的に戦う、あるいはサボタージュする、足を引っ張るのが普通だろう。


当時の為政者は「やがて台湾人は日本統治を理解して受け入れるかもしれないし、屈服しないぞと戦い続けるかもしれない」と思っただろう。「屈服しない、抵抗し続ける」ことを侵略/統治する側の国民がとやかく言う権利なんてない。


統治されている人々は「嫌なら出て行け、バカやろう!」と怒り、追い出す天賦の権利があるのだ。

そもそも土地は先住民のものだ。後から来て武力で先住民を迫害する、追い出す権利なんてありはしない。それを宗教は許しても天と人倫は許さない。欧米列強は戦後、植民地政策のしっぺ返しを今なお受けている。


日本の敗戦で台湾は「解放」されたが、そこに潜り込んできたのが蒋介石・漢族の軍隊、即ちゴロツキだった。台湾人が今でも日本に寛大なのは、このゴロツキ強盗殺人強姦軍団に比べれば日本は番犬として大いに役立った、はるかにマシだったという評価に拠っている。別に日本の植民地を肯定したわけではない。


「再婚? ヨリを戻したい? 冗談じゃないわよ、いい気にならないで!」


というのが本音だろう。同盟国として中共と戦う同志、今はそういう関係を強めるのが大事だ。トウ小平曰く「将来のことは将来の人に任せよう」。今人はレールの土台(土盛り)を造っておくぐらいでいいかも知れない。やがて機は熟す。


本論に入ろう。王育徳「台湾」から。

<日本帝国主義の重圧は(朝鮮と比べると)台湾においてひどくのしかかった。そもそも植民地支配は、それがいかに優れた成果を収めたものであれ、道徳的には無条件に指弾されるべきものであり、私自身、過去のおぞましい数々の体験からも、個人的に日本の台湾統治を憎悪し糾弾してはばからない>


小生はここまで読んで、胸がいっぱいになって、先を読むのが怖くなり、永らく筆をおかざるを得なくなった。氏は「しかし」と冷静な学者の視点で「日本統治」を分析評価すべきだという。続きは次回へ。


【措置入院 精神病棟の日々(185)2017/1/25】承前。産経、貝塚茂樹「『考え、議論する』は道徳の本道」、本当か?

議論は相手との戦いで、歩み寄るのではなく、勝つか負けるかで、結局は投票になり、51人は満足、49人は不満とかになる。


色々な意見を聞くのは良いが、それをベースに自分で考え抜いて「これはこうだ、こうすべきだ」と判断し、採決で支持を得れば果敢に行動する「知行合一」が道徳であり、規範ではないか。


議論は結構だが、議論を尽くしていたら時間だけがかかり、際限がない。お互いに譲歩するとなれば、双方とも不満は残る。それをもとに行動していたらロクな結果になりはしまいか。


だから制限時間になったら採決し、右へ行くのか左へ行くのか決定する。それは邪道か? 決定して行動しなければクラッシュしてしまう。小田原評定が本道なのか。国政なら「議会が麻痺して政府は何も決められない」レームダックになりかねない。

日本の近代化は陽明学の影響を受けて鳥羽伏見での銃口から生まれた。現在の先進国の近代化は大なり小なり、毛沢東の言うように「銃口から生まれ」たのであり、「お上品なお茶会での会話から」生まれたのではない。


竹中平蔵「正論 経済の乱気流に耐える改革を」。そんな「茶話会」での上品で高尚なマクロ論は聞き飽きた。どうしたら生産性が上がるのか、消費が拡大するか、経済学者は書を捨てよ、街へ出よ、だな。モノに溢れた先進国の人でも手を出したくなるような「体験型の商品/サービス」、旅行、グルメ、エンタメ、趣味、スポーツ、芸術などを研究すべきではないか。

(今の武漢肺炎下にあって思うに、これまではGDP上昇が是とされていたが、それで国民が幸せになったのか、マイナス成長は不幸になるのか、政治経済社会の常識を根本から考え直すべきではないか。疑問が起きるのは「解」がどこかに用意されているからだとヘーゲルが言っていたらしいし、パスツールは「偶然は構えのある心にしか恵まれない」と言ったとか。発明、発見の多くは「どうすべきか、何だろう」と思うことから始まった、それならば新しい「解」は発見されるのを待っているわけだ、いよいよ俺はスミス、ケインズを越えるか、それとも神ってる変人になるか、人生の遅すぎた岐路だなあ)


面白い広告があった。日成ビルド工業は折り畳み式の倉庫などを造っている。コンクリートや金属に代わる、軽くて丈夫な建材が普及すれば、あっという間にビルができたりして。


「沖縄に東北縄文土器 初出土 2000年以上前、交流か」、沖縄人先住民族=独立すべし論はそのうち消えるだろう。(2020/4/12)


2020年04月12日

◆雀庵の「現実を正視する勇気こそ」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/95(2020/4/11】奢れるもの久しからず、盛者必滅の理・・・今年に入ってから中共が断末魔の如く激しく、時にジタバタと暴れまくり、のたうち回っているから、小生の投稿やブログ記事もそれにピクピクドキドキ反応して、従来の定番記事=過去の回想がお休みになってしまった。

後ろを振り返るより前を見た方がオモシロイのだが、振り返ると「今」や「未来」が見えることもある。古人は「温故知新」と言った。小生が我が身を振り返れば「そこは一木一草もない荒野だった」というわけではないが、スリル満点の断崖絶壁、ジェットコースター、空中ブランコの絶叫マシンだったという感じはするなあ。


バカとキチ〇イをシェイクした危険カクテルのような、あるいはクスリのような、一歩間違えたら塀の中か病院、棺桶行きという怪しさ、胡散臭さはある。

昨日、最首悟(さいしゅさとる)という人が論考を書いていることを知った。1971年に小生を取り調べた千葉県警のベテラン公安デカがまだ生きていたのか!?と調べたら同姓同名の人、千葉出身、早稲田の革マル臭い騒動士、安田講堂籠城組、今は教授、作家だった。

最首は千葉に多い姓だ。デカの最首は「俺の子供もアカにかぶれて困ったもんだ」とパチンパチンと爪を切りながら完黙小僧の小生相手に言っていたが、革マル臭い最首はもしかしたらデカの最首の子供じゃないかなあ、年齢的に合うし。


革マルは寄生虫サナダムシ路線で組織に忍び込んで組織を乗っ取る。JR総連はその代表例だ。枝野は国会に寄生している、そのうち乗っ取りたいのだろう。


中核派は猪突猛進の単純脳細胞のバカ、革マル派は深く静かに宿主(しゅくしゅ、やどぬし)に寄生する害虫、悪党、コロナ菌だ。日本の至るところで「えっ、あの人が!」というほど蔓延している。「あなたの隣に革マルが・・・気をつけよう、明るい笑顔と豊かな知性」だな。


沖縄と北海道は革マルに乗っ取られたようなものだ。秘密結社、カルト、利権集団の革マルが目指すのは「革マルによる、革マルのための、革マルの独裁国家」、麻原彰晃とその子分が目指したオウム帝国とそっくりだ。


創価帝国、日共帝国は少子高齢化などですっかり下り坂だが、秘密結社、シンジケートの革マルは親子や夫婦でも「えっ! うちのお父さん、革マルだなんて、ウッソーッ」、それくらい、まるで蒼龍の如く、革マル(トップクラス)は深く静かに潜航しているのである。


頭脳明晰、嗜虐趣味、秘密主義、公然部隊と非公然部隊・・・スターリン帝国、習近平帝国がモデルなのだろうか。革マルの公然部隊(チンケな労組の専従など下っ端の兵隊)は以前は南京虐殺記念館詣でをしていたが、「中共礼賛は反帝反スタと相容れない」と苦情が出たためか、いつの間にかやらなくなった。


この柔軟性は、思想ではなく「利」が組織の背骨になっているからだろう。教祖クロカン(黒田寛一)曰く「ひたすら静かにこっそりと宿主をのっとって、そいで食べちゃう!」。クロカンは著書を子分に買わせるという「寄生」で食っていた。池田先生そっくり!

まあ、他者のことは言えないが、この世の人は目糞鼻糞、喜怒哀楽を重ねているうちにあの世行きになるのだが、ちっとは「公」の役には立ちたいもの。小生は我が家ではいささかお荷物、オジャマ虫、異端児の感があるが、せめて、せめて北京に一太刀を・・・「絶壁のヂヂ」だな。


温故知新、昔の名前で出ています・・・久し振りに病棟日記から。


【措置入院 精神病棟の日々(184)2017/1/25】産経、西見由章「中国 アパホテル利用ボイコット」、藤本欣也「北京、中小企業を追い出そうと・・・パンケーキ店に幕」、同「北京春秋 ドキドキの空港検査」。


“眠れる獅子”と畏れられていた大清帝国は眠りこけ、やがて中共・毛沢東が蒋介石軍を台湾に追い払った後は「竹のカーテン」に引き籠り(隔離され)政敵や貧民5000万〜1億を殺しまくった、餓死させた。


トウ小平の改革開放で1990年代から四半世紀、中共は飢餓を克服したもののイノベーションの壁を越えられずに停滞、習近平は毛沢東時代の「原始共産主義的国家独占資本主義」に戻ろうとしている。


今は跛行しているが、ソフトにせよハードにせよ、ランディングは避けられない。低賃金、低価格を武器に「世界の工場」として飛び回ることはない。中小零細企業をつぶし、アパホテルを脅し、空港はテロの不安でびくびくしている。


小雲規生「米、TPPから永久離脱 トランプ氏 日本たたきは過去の恨み?」、湯浅博「米が秩序を壊すのか」、加納宏幸「多国間協調排し直接交渉へ『私の政権、1対1が基本』」・・・産経のリベラル的な記者諸君はトサカに血が上ったか?


曽野綾子「トランプ就任式 演説の中の意外な真っ当さ」

<日本のメディアは「空席が目立った」と報じていたが、テレビに映った限りでは目立つほどではなかった。日本のほとんどすべてのマスコミは、反トランプデモ、抗議の欠席が目立った、アメリカの理想の喪失、という形の報道に力を注いだ。トランプの言葉の中にあった真っ当さについてはほとんど触れなかった。

CNNの同時通訳は、トランプのスピーチの聖書の引用の部分も訳すことができず黙っていた。トランプは旧約の詩論の133.1にある、「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び」という個所を引いたのである。素朴な人間の基本的な幸福感を示した、私も好きな情景である。


マスコミは、今後トランプを悪人として扱うことに決めたようにも見える。私は特にトランプ贔屓でもないし、トランプのスピーチにも、彼独自の哲学はなかった。しかし彼は現実主義者、実利主義者なのだろう。


私は現実を正視する勇気ある人には希望をつなぐ。当惑するのは人間の精神も生活もまともに見る勇気を欠きながら、「理想的人間である自分を売り込む」人なのである>


痛烈だなあ! このレベルに到達はできないが、せめて八合目までは登りたいものである。産経の諸君も綾子先生に学びなさい。


(そう言えば大学時代の小生のマドンナはテニス部の広瀬綾子ちゃんだったっけ。教職に就いたらしい。出獄後に「好きでした、もう他の人は愛せません」と手紙を書いたらすぐに会いに来てくれ、「思い出の中の私ではなく、今の私を見て!」と訓導してくれた。綾子先生大好き・・・醜夫の深情け、ビョーキだな)(つづく)(2020/4/11)


2020年04月11日

◆雀庵の「中共ウイルスの由来来歴」

“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red
Gables/94(2020/4/10】「歴史は勝者が創る」「歴史は勝者によって都合よく書き換えられていく」というのは本当だろう。日本による真珠湾攻撃についての米国の公文書、資料は「日本を挑発して最初の一発を撃たせることで米国は世界大戦に参戦する」という筋書きが克明に描かれているはずだが、記憶によれば「80年後に公開」だったが、今は「120年後に公開」になり、つまりはほぼ永久に非公開になってしまった。



米国にとって不都合な真実は伏せられているが、まあ、いずこの国でも「勝者が歴史を創る」のだから、我々はそれを前提にして歴史を学んだ方がいい。



夏彦翁曰く「ひと皆飾ってものを言う」、面接や見合いの席で本人の口から「実は前科/学歴/元カレカノのことなんですが・・・」なんて話すのは正直どころかマナー違反だ。そんなことを告られたら「いや実は私も・・・」と言わざるを得なくなって、まとまる話も壊れてしまう。



中共ウイルス、武漢ウイルス、チャイナコロリ(これは修一特製)とか言われている悪性伝染病について、誰が一番悪いのか、誰が被害を弁償すべきか、戦犯探しが始まっている。



事によれば戦犯容疑者は世界を敵に回して国際裁判で有罪になり、指導者を死刑にする羽目になったり、憲法まで押し付けられたりするから、「とんでもない、俺は被害者だ、それでも俺のお蔭で世界は救われた、俺に感謝しろ」と今のうちから声高に叫んでおくに如かずなのだろう。



負け戦だとひどい目に遭う。



<戦後の連合軍によるドイツとヨーロッパ諸国での政策は住宅復興に重点を置いたこととは対照的に、占領期間中のGHQは日本の住宅復興対策に関心を向けず、建築物資の横流しを防ぐための建築制限および、占領軍とその家族のための住宅の強制接収と建築資材供給および建設・改築命令を出した程度であった。



日本政府はその対応だけで予算の相当部分をつぎ込まされ、国民の住宅復旧にまで手が回らない状態だった。占領軍のための物資の確保すらままならず、また納期が厳格であり、政府自ら建築資材を闇市から調達するなど奔走していた>(WIKI)



占領軍の費用の多くを敗戦国日本は負担させられた。思うに占領は「今でも」続いており、米軍駐留経費の8割は日本負担で、これは世界一。首都圏(1都8県)の空域(空の道)はほとんどが「今でも」米軍が占領している。日本の空ではなく米軍の空だ。



主権がない占領下に押し付けられた憲法を神託の如く拝んでいる日本――戦争に負けると臆病になり、堕落するのだ。



だから絶対勝てると踏んでいた中越紛争で火傷した中共が敗戦を恐れる気持ちは高いだろう。ここはどうしても「米国ウイルス菌を退治したのは中共だ、俺は正義だ、俺は勝者だ」と大声を上げ続けるしかない。



トランプ米国はそんなパフォーマンスで納得するはずはなく、「誠意を見せろ」と手打ち金を手にするまで中共叩きを止めないはずだ。その方が大統領選挙にも優利だから。習近平は内憂外患でますます困惑するだろう。日本も二階のパンダを蹴落とす時期だ。



シンゾーは二階のパンダを「毒を以て毒を制す」つもりで登用したのだろうが、大熊猫がかぶっていた「ネコ」がとれて元来の肉食大熊になってしまった。獅子身中の“尾崎秀実”(ホツミ、朝日記者出身でスパイに昇りつめた超エリート)、早めに駆除すべし。



バカ殿さまの近衞文麿と同じように良家のお坊ちゃまのチャマチャマシンチャンが「ペキン命」の海千山千確信犯の着ぐるみパンダに勝てるかどうか・・・



己の不明を嘆き泣きながら馬謖を斬るか、それとも斬られるか。二階のパンダは黙って斬られるタマじゃないからなあ、自民党にもピンクパンダーは結構いるし。返り討ちに遭ったりして。



そんなわけで世界中が右往左往、グレタもマッツァオ、「温暖化がチャイナコロリの原因だ」と主張できれば習近平・中共は熱烈にハグしてカネと名誉をくれるだろうが・・・



未曽有の内憂外患でわが街も閑散としているが、人々は感染症をとても恐れる。目に見えない菌、完璧に防ぐことができない菌、いつ自分や家族が罹患するか全くわからない菌・・・つまり見えない幽霊、悪魔、邪神だから恐怖が募るわけだ。



この菌がせめて蠅、蚊のようならやっつけようもあるが、今は有効な手立てはヒッキーぐらいしかない。神様仏様も効果なし。



日本でのチャイナコロリの感染者数(毎日新聞4/9現在)はクルーズ船の乗客乗員らを合わせて計6254人、死者は計120人だ。



WHOの発表では「2016年の世界の交通事故による死者数は135万人で、2013年の調査に比べて10万人ほど増加している。しかしながら、世界の人口増加と自動車数の増加分を考慮すれば事故死率自体は抑えられている」という。



警察庁が発表した統計によると「2019年の全国の交通事故負傷者数は46万715人、うち死者数は3215人」。死者は事故から24時間以内に死んだ数で、それ以降を加えれば5000人ほどではないか。



年間で世界で135万人、日本だけで3000人超(1日に10人ほど)が交通事故で死んでいるが、「自動車、ダメ!絶対」なんて誰も言わない。



利便性とリスク/危険性を秤にかけると自動車はOK、チャイナコロリは利便性はゼロに近いが社会生活、経済活動への打撃はすさまじいし、見えないからなおさら怖い、だから「大嫌い、来ないで、ダメ!絶対」になるわけだ。



中共は「災い転じて福と成す」「禍福はあざなる縄の如し」、中国語なら「因禍得福」を狙っている。「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」「楽は苦の種、苦は楽の種」「上り坂あれば下り坂あり」・・・4000年の処世術! しぶとい、転んでもただでは起きない、全くいい根性してるよ! 友達にはなりたくないなあ。



毎日が日曜日でお迎えを待つばかりのヂヂイには今回の大災害は恰好の脳トレだが、程暁農氏の「各国が伝染病の蔓延理由を追求し始めた」(2020年4月6日)がこの間のチャイナコロリをめぐる中共のアレコレを整理しているので、ポイントだけを時系列で紹介しておく。(小見出しは修一)



★2019年3月 最初の黄信号



武漢での発生の約1年前の2019年3月2日、 中国科学院ウイルス研究所の研究者は、
西側の英文学会誌「ウイルス」に掲載された論文の中で、こう書いている。



「コウモリ由来のコロナウイルスが、 再び次のラウンドの発生を引き起こすと広く信じられており、
中国が発生場所となる可能性がある・・・直面する挑戦は、 それがいつどこで爆発しても、
我々は拡散を防がなければならないということだ」



論文の著者4人はいずれも研究所の「特殊病原体・バイオセーフティ研究室」の研究者。
北京の中国科学院大学の学生で関連論文をいくつか発表していることで知られている石正麗が含まれている。



★2019年9月 赤信号点滅



2019年9月18日、
武漢税関が武漢天河空港で「感染症対策の緊急処置演習」を開催した。



内容は、 疫学的調査、 メディカルスクリーニング、 一時的な隔離エリアの設定、
隔離留置、 患者転送、 衛生処理から多くの連環作業を実践し、
新規コロナウイルス感染症処理の全プロセスを具体的に配置した(「軍人オリンピック航空港専用チャンネル開通試験」
『湖北日報』2019年9月26日付)。



この演習から2カ月以上が経過した頃、 武漢では、
この地方政府がまるで占い能力でもあったかのような鬼気迫る事態が発生した。



★2019年12月 患者発生



武漢市江漢区の「華南海鮮市場」で違法に販売されている野生動物がウイルスの発生源との報道がなされた。



★2020年1月 海鮮市場原因説を否定



2020年1月22日、 中国疾病管理予防センター長は、
記者会見で「武漢市江漢区の華南海鮮市場で違法に販売されている野生動物がウイルスの発生源である」と述べていた。



しかし「武漢感染症病院」の黄朝林副院長らによる初期確認患者41人を対象とした研究で、
12月1日に浮上した症例は華南海鮮市場やその他の確認患者とは無関係であることが明らかになり、
「発生源は必ずしも市場の動物からではない」ことが示唆され、1月24日に医学誌「ランセット」(The
Lancet)に発表された。



その後、 武漢市にある「中国科学院ウイルス研究所」は、 新型コロナウイルスの研究プロジェクトを進めている。
同研究所は最高レベルのバイオセーフティ保護を持つ中国初の実験室を持ち、
国家健康衛生委員会が指定する「国家微生物菌毒種保管センター」を持っている。




これらの人々が発表した研究結果は、 研究所が疫病流行の爆発をよく把握していることを示している。


 

★2020年2月 ウイルス研究所は軍の管理下に



世論が病気の原因となるウイルスが武漢から来たものかどうかを疑問視している時に、
RFI(フランス国際ラジオ)中国ウェブサイトは2月8日、 「中国の生物化学兵器防衛の専門家の陳薇少将(女性)が最近、

武漢P4ウイルス研究所を引き継いだ。これによって武漢P4ウイルス研究所と軍との可能性のあるつながりが明らかになった」と報じた。



(陳薇少将については、
近藤大介「新型コロナワクチン 中国人民解放軍が世界に先駆けて開発した背景」参照)



陳薇少将は現在、 軍医科学院生体工学研究所の所長を務めており、 中国科学院武漢ウイルス研究所のカウンターパートナーであり、
彼女はその地位と少将という地位から、
軍の生物兵器防御の主席専門家であると考えられる。



彼女は1月23日に都市封鎖された直後に“落下傘降下”したタイミングとプロセスは、
微妙なものだった。天河空港が閉鎖され、 民間便がない1月25日に武漢に到着したことは、
彼女の武漢行きは軍命令であり、
任務が緊急かつ重要であったことがうかがえる。

武漢ウイルス研究所の軍による接収とは、 軍事的規律、 すなわち、
新冠状肺炎ウイルスにリンクしたこの研究室を統治するための軍事的規律と軍事法の適用だ。軍事的な指揮下に入れるというのは、
厳格なバイオセーフティと機密保持のためである可能性が高い。



武漢ウイルス研究所の軍事統制は、 流行の源に対する外部の憶測は、 すべて検証できなくなったということだ。軍事統制は、
研究所を完全に封鎖する高い壁を築くことに等しいものであり、 武漢市都市封鎖よりもはるかに厳しく、
漏洩した情報はすべて軍事裁判の対象となりうる。



2003年のSARS流行の原因では、中共は後になってから「実験室汚染と職員の感染が主な原因」と認めた(新華社通信2004年7月1日)。



しかし、 今回の流行の世界的な影響はあまりにも深刻で、 中共が後になって、
ウイルスの発生源を明らかにすることを期待したり、 本当の流行の源がどこにあるのかを、
外部から知ることは不可能である。



★中共は伝染病を蔓延させる

 

中共は、 SARSの惨劇を引き起こすウイルスを実験室で開発した苦い経験がある。新型コロナウイルスについて多くの情報を得て、
「コロナウイルスが再び次の大流行を引き起こし、
中国が大流行地点になるかもしれない」ことを事前に知っていた。



さらに、 少し前に武漢で大流行対策訓練が行われたばかりで、
中国ほど大流行に対抗する準備が整っている国は世界にはなかった。



根本的な理由は、 中共が伝統的に流行病は隠蔽して、 真実を遮断する体制をとっているため、
必然的に海外に蔓延し、 世界的な惨劇に発展したのだ。中共の疫病隠しは、
ネガティブイメージの拡散を防ぐことが最大の政治であるという意味では、
他の共産主義国と同様だ。



★中共は世界を騙す



要は、 中共は社会や国際社会の構成員への被害を減らすことに重点を置くのではなく、
政府のイメージダウンを防ぐことに重点を置き、 ときには前者を断念することもある。このために、
中共は災害に対処するため一貫した一連の対策を講じている。



第一に、
政府が国内および国際社会から説明責任を問われないように伝染病の発生源を隠すこと。



第二に、 国際社会が警鐘を鳴らさないように伝染病の危険性を軽視させる。



第三に、 予防措置が経済を揺るがして政権の安全を脅かすことを防ぐこと。



第四に、 外部のプロパガンダで各国の注意を逸らすことで、
政権の悪行に対する国際社会の懸念を軽減すること。



この点から見ても、 今回の中共のやり方は従来のやり方と何ら変わらない。西洋社会が、
中共の伝染病についての誤った情報を信じてしまうと、
その結果は散々な目に遭うことになる。



★騙された代償は甚大に



欧米の政界や主流派の学界では、
まさかチェルノブイリの惨劇が中国によって繰り返されるのではないかと疑問に思う人はほとんどいなかった。しかし今日、現実が証明してくれた。



西欧諸国は(中共に騙されて)共産国家の負のイメージを拭い去ったこと、中共の疫病の嘘を信じて騙されたこと、
その結果として第2次世界大戦以来の最大の人的犠牲を払うことになったのだ。




世界的な流行が続いており、 それがどの程度国民の生活や各国の経済的安定を危うくしているのかは、
まだ多くは不明だ。しかし今後数年の間に、 流行の広がりと、 類似ウイルスが再び世界に害を及ぼすことをいかに防ぐかは、
長期的な医学的・生物学的な問題というだけでなく、 国際社会が直面しなければならない政治的課題でもあるのだ。(以上)




世の中にまともな人はいるが、共産主義教というカルトを信奉する人も相変わらず多い。彼らの組織は池田学会と同様に利益共同体でもあるから、自分から除染しようという人はまずいない。苛めや孤立が怖いこともある。



彼らはいくら叩かれようとオウムと同様で自然消滅することはまずない。洗脳されるということはチャイナコロリと違って快感、法悦があるからだ。もろアヘン。



アヘン依存症のような1億の党員が中共を熱烈に支持しているが、一朝事あれば主君の馬前に討死する覚悟だったのが、結局「強い方に付く」という事大主義が漢族の初期設定。家族、宗族、地縁血縁の空気次第でどうなるか分かったものではない。



同志諸君、中共崩壊を目の当たりにするのは意外に近いかもしれない。「それまではオムツをしてでも、這ってでも生きるんだ」という好奇心でしつこく生き延びようぜ。(2020/4/10)



2020年04月09日

◆雀庵の「世界は秩序再編、ガラガラポンへ」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/93(2020/4/7】屋上展望塔から新宿の高層ビル群が見えなくなった。北側にマンションが建ったからだが、わが街(川崎市多摩区)はここ数年、マンションラッシュが続いている。


ちょっと古い家や畑はどんどんマンションになっている。銀行が土地を担保にジャブジャブ金を貸し、土地持ちが相続税対策もあって銀行や建設会社の話に乗り、かくてわが街のトチモチクラブ連中は競って「オーナー様」になった。


多摩川梨、多摩川桃の産地だったのに、息子は代々の稼業だった農業を継がない。田畑はほとんどマンションになり、梨園の後には「梨花ハイツ」ができ、その名称が昔を物語るだけである。


「まあ、こんなものか・・・わが街は新宿、渋谷に30分、銀座、新橋、虎ノ門40分、東京50分、横浜30分、それでいて東京より家賃は30%ほど安いしなあ」


そんな風に思っていたが、新聞折込の「タウンニュース」を見てびっくりした。「公示地価・住宅地 宿河原で上昇率 神奈川県で4位」! せいぜい1km四方のちっぽけな街、小田急か東急か京王に乗り換えないと都心に行けない、JR南武線鈍行(急行は1時間に1本)だけの街なのに!


ドン亀の泥臭い田舎娘が知らぬ間にミスコン県大会入賞! ナオシが入っているわけじゃないのに、いつの間にか美人になっていた、というわけ。びっくりしちゃうよ。


今朝、散歩していたら新たに3か所で基礎工事が始まっていた。先週完成したマンションの駐車場は早くも満杯だ。展望塔から眺めると必ずどこかでクレーンが動いている。


小生の祖父らが農地を提供して国鉄を誘致し、畦道を道路に整備した駅前一等地は小生ら子供の遊び場だった。今は以前のバブル並に坪500万前後になっているだろうが、国鉄誘致で功あった地主の末裔たちはマンション経営の傍ら駅前ではそれぞれ商売(チンケ!暇つぶし的)しており、地価が上がると市県民/資産税、相続税も上がるから、これ以上の街の発展、変容は望んでいないだろう。


ネイティブの多くは、素朴でのんびりした「三丁目の夕日」が好きなのであり、東京下町みたいな密集地にはしたくないと思っているに違いない。先日、京王線千歳烏山へ行き、無茶苦茶な陋巷、迷路にびっくりさせられたが、そんな街には少なくとも小生は暮らしたくない。


チャイナコロリが落ち着くとわが街はまたまた発展するのだろうか。「もう、これ以上は住民も建物も増えて欲しくないなあ」と思う。人口が密集すると少なくとものんびり感はなくなる、緊張は高まる。


誰でも故郷は懐かしいままであってほしいと願うだろう。素朴なら素朴のままに、賑やかなら賑やかのままに。現実は「全然昔の面影ないよ、寂しいよねえ」と感じるのが普通ではないか。


戦後の日本は生産性、利便性から一極集中、都市集中が急速に進んだ。それだから敗戦からたった15年の1960年、小生が9歳の頃にはまだ貧しさはわずかに残っていたが、ひもじさはなかった。


イケイケドンドンで日本は経済大国になったが、故郷など日本人が大切にしてきたモノ、コトなども急速に消えていった。産業から暮らしまで、ここで「日本を洗濯し」、国家の進路を考え直す時ではないかと思う。


また、戦後世界も日本同様に物欲、快楽追及でやってきた。多くのよきものは消えたり、消えかかっているのではないか。一方で「人権」の名のもとにリベラル勢力が力を増し、働かない(働けない)けどカネ寄こせてきな倒錯、共産主義への間違った信仰による中共への支持など間違った思考、行動も増えていった。


世界的なチャイナコロリ禍、いずこの国も民族もその被害対策で苦労している。しかし世界が心を一つにして「21世紀の新しい世界像」を描くにはいい機会かもしれない。一番大きな問題は、このままなら「先進国連合」対「中共連合」に分かれ、新たな冷戦あるいは熱戦が起きかねないことだ。


中共はチャイナコロリをきっかけに習近平降ろし、民主主義化の動き(党内抗争)が高まるかもしれないが、今のところ読めない。普通の国なら国民は意思を表明できるが、異常な独裁国家では国民の不満は表に出ないし、サボタージュや裏技(韜晦)で圧政をかわすから、外野からはなかなか見えない。


しかし、何かが起きる、起きないわけがない、このままでは済まない、という風の臭いはする。世界的な硬軟の中共バッシング、中共のプロパガンダと威嚇、世界の動揺、中共内部の動揺・・・戦後体制が終わって、新しい秩序、新しい世界が模索されることは確かだが、日本や西側世界にとって「良き結果」になるかどうかは分からない。


ただ、西側世界は中共とは最早、これまでのように仲良く(上手く)やっていくことはないだろう。利害、価値観が対立し、とても共有できない。世界秩序の再編、改造、ガラガラポンの時代になろうとしている。(2020/4/7)


2020年04月07日

◆雀庵の「一番大切なものは何なのか」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/92(2020/4/5】「真面目な話は暗くなる」と言ったのは誰だっか、すっかり忘れてしまった。西洋の社交界が今でもあるのかどうかは知らないが、「政治と宗教の話はご法度」だという。ケンカになりやすい。「真面目な話はケンカになる」。

芸人は広く愛されなくてはならないのでファンクラブなどではやはり「政治と宗教の話はご法度」だろう。「あいつ、○○教/党の広告塔だぜ」なんて評判が立てば、「キモッ!」と言って人気が落ちそうだ。

同窓会などでも「政治と宗教の話はご法度」。人脈を活かして儲けようという話が多いのか。無粋だな。

西洋の小説を見ると、社交界の話題は「ゴシップ、噂話」が多いようだ。


「スワンさんの新しい恋人のことご存知? 高級娼婦だともっぱらの評判ですわ」

「じゃあ、あの有名なサロンは殿方を集めるための罠でしたの? スワンさんがつまずくなんて・・・信じられませんわ」


「ここだけの話ですけど、ワイルドさん、少年愛で起訴されたとか、ご存知?」

「あら、両刀使いなんですの? ドリアン・グレイそのもの、インモラルですわ、監獄に閉じ込めるべきですよ」


パパラッチが大活躍する週刊誌ネタのような話題が社交界から陋巷までを席巻する。ゴシップを探して金儲けする人、それを楽しむ人が、レディー・ダイアナを殺し、ハリー王子を苦しませ、女王のご宸襟を悩ませる・・・これが表現の自由か? こういうネタを楽しむ人を古人は「下司」と言った。

「キチ〇イになるも下司になるなかれ」だな。


大宅壮一曰く「一億総白痴化」、世界中がさらに「銭ゲバ化」をプラスしている。「清貧」「矜持」「謙譲」「慈愛」なんて言葉は死語みたい。

少なくとも人間は成長していない。自由民主人権法治はこの100年で多少普及したくらいで、それも未だに脆弱だ。大昔から正論や正義、良識よりも「その時の気分、感情」で歴史は大きく動き、やがて「疲労と飢え」「理性と知性」でソフトランディングするのだろう。歴史はその繰り返しかもしれない。


書庫からオスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像画」を見つけ出して開いたらメモが出てきた。

「非核3原則、武器輸出3原則・・・自縄自縛のSMプレイ」

上手いなあ、ずいぶん以前から小生はマトモ(世間的には異端)だったんだなあと、変な気分である。無知無恥ジャポネを覚醒させる鞭は・・・これは世界共通で「戦争などの危機」だ。今はチャイナコロリのような中共への不信、嫌悪感で、やがてそれが高じると国民が一気に団結して「奴は敵だ、敵を倒せ」、誰も逆らえない「時代の空気」になる。


ジョン・スタインベックが米国を見つめた時代は1930年代の世界恐慌、それに続く自然災害の時期だから、彼の性格もあって作品は「真面目な話は暗くなる」式ばっかり。その中で「人間は、人生は、生きてみる価値はあるんだなあ」と思わせるのが掌編「朝めし」だ。

定住地を持たない(持てない)農場で働く最下層の貧しい季節労働者の朝餉を描いている。早朝、「私」は散歩に出る。ブラウニングの「春の朝」(上田敏訳)のような早朝だろう。

時は春、日は朝(あした)、朝(あした)は七時、

片岡(かたおか)に露みちて、

揚雲雀(あげひばり)なのりいで、

蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、

神、そらに知ろしめす。

すべて世は事も無し。


そんな春が待ち遠しいが、まだまだ肌寒い朝の話だ。


<田舎道に沿って歩いて行くとテントが見えた。そばの古錆びたストーブの裂け目からオレンジ色の炎が噴き出ていた。若い女が見えた、まだ娘と言っていい若さだった。赤ん坊は寒さから母親の胴着の中に頭をうずめて乳を吸っていることが分かった。

私はすぐ近くまで来ていたので、ベーコンを炒める匂いや、パンを焼く匂いなど、この上もなく温かくて、この上もなく喜ばしい、あの懐かしい匂いが漂ってくるのを嗅ぐことができた。


テントの垂が開いて若者と老人が出てきた。二人とも新しいダンガリーのズボンをはき、新しいダンガリーの上着を着ていた。どちらもするどい顔つきをした男たちで、二人ともよく似ていた。


「おはよう」と老人が言った。愛想がよくもなく、悪くもなかった。「おはよう」と私は言った。「おはよう」と若者も言った。


若い女は大きな荷箱の上に錫のコップを置き、錫の皿やナイフやフォークを並べた。それから炒めたベーコンの皿や、褐色の分厚いパンや、肉汁を入れた鉢や、コーヒーポットを並べた。

男たちは深く息を吸いこんだ。若者は低い声で「こいつはたまらねえ!」と言った。

老人は私の方を向いた。「朝めしは済んだのかい?」

「いや」


「そうかい、そんなら一緒に座んなよ」

私たちは荷箱のそばに行って、地べたに座った。

「お前さんも綿つみかね?」と若者は私に尋ねた。

「いや」

「俺たちは12日間以上も働いたんだ」と若者は言った。


若い女がストーブのそばから言った。「それで二人とも服を新調したんだよ」

二人の男は自分たちの真新しいダンガリーの服を見下ろして、ちょっと微笑した。


私たちはめいめいの皿に取り分けて、パンにベーコンの肉汁をかけ、コーヒーに砂糖を入れた。老人は口いっぱいに頬張って、グシャグシャと噛んでは飲み込んだ。「こいつはうめえや」そして、また口いっぱいに頬張った。

若者が言った。「俺たちはこれで12日間もうまいものを食ってるんだ」

みんな素早くがつがつ食い、お代わりをして、またがつがつ食った。そのうちに腹がいっぱいになり、体が暖かくなった。熱く苦いコーヒーが喉を刺激した。


日の光が色づいてきた。二人の男は東に向いていたので、顔が夜明けの光に輝いていた。老人の目の中に、山と、その向こうから射してくる光のイメージが映っているのを見た。

やがて二人の男はカップの中のコーヒーかすを地面に投げ捨てて、一緒に立ち上がった。「さあ、もう行かなくちゃ」と老人が言った。


若者は、私の方を振り向いた。「綿つみをやる気ながあるんなら、仕事の世話をしてもいいぜ」

「いや、私は行かなきゃならないんだ。どうもご馳走さま」


老人は、とんでもないというように手を振った。「いいんだ。よく訪ねてくんなすった」


彼らは一緒に歩いて行った。空気は東の山の端から射す光に温められようとしていた。


それだけのことなのだ。もちろん私にも、なぜそれが楽しかったのか、理由は分かっている。だが、そこには、思い出すたびにあたたかい思いに襲われるある偉大な美の要素があった>

スタインベックは貧しい人々に寄り添い、それはどうしても体制批判になりやすい。「重い」話になるから、読み方によっては共産主義思想にかぶれているようで「何かなあ」という読後感になる。


そのために評価は分かれているのだが、小生が一番好きな上記の「朝めし」は皆が文句なしに「いいね!」なのだという。


清貧、質素倹約、仕事、「欲少なく足るを知る。足るを知りて分に安んずる」生き方。今のような「あれも買いたい、これも食いたい」という肥大化するばかりの物欲に牛耳られたような生き方では死ぬまで餓鬼道みたい、最後の言葉が「もっとマスクを」だったり。


ャイナコロリは人類に「今の生き方でいいんですか」と考える時間を与えてくれたとも言える。アーミッシュと我々はどちらがまともなのか、とか、省察するのもいいのではないか。


以上は、小生を可愛がってくれた大先輩、寛大慈悲菩薩のような「シバヤン」から10年ぶりにメールをいただき、眠っていた「寛容」が目覚めたことによる論考である。(2020/4/5)

2020年04月06日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(17)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/92(2020/4/4】ものすごい西風で屋上庭園の高さ4mの「スズメの塔」が倒れた。東風対策はしていいたが、西風で倒れるのは初めてで、防備の薄いところを風は襲うわけだ。


これは「想定外でした」と謝る場面だな。ストロボが光りシャッター音が機関銃の如く続く。パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ・・・CANONのカメラが多いみたい。NIKONは「カパシャ」だったと思うが。


「シャッター音は消せるけれど、無音だと盗撮が増えるから業界は自主規制しているのよ」とカメラマンが言っていた。電気自動車などもわざと音が出るようにしているらしい。気配もなくそばを車がピューっと通るというのはちょっとびっくりするからね。


小生は老化とともにどんどん無音無口になっており、食事とフロ、散歩の時以外は引きこもっている。孤独から「なにがしか」は生まれそうだが、お喋りからは「さえずりの同調感、一体感、安心感」は感じても、それ以外のものは得られそうもない。それなら自分や色々な国、職業の人、故人との対話の方が面白い。たとえば――


プーチンは「スラブ民族は絶対君主制でしか治められない」、習近平は「14億を民主主義で治めるなんて無理。13億のインドは民主主義でバラバラ。マキャベリだって、秩序がない自由な国より独裁国家の方がはるかにましだ、と言ってるぜ」とか。

「ABC予想って世界で10人ほどしか理解できない・・・俺は未だに電気の仕組みが分からない・・・それでも中共解体は支那人と世界に幸福をもたらすと知っている」とか。

孤独の方が生産的ではないか。孤独、内省から良きものが生まれる・・・まあ、こんなことを思いながら、えっちらおっちら踏ん張って、どこから攻められても「フェイルセーフでやったから、横倒しになることはあるまい」と2日がかりで「スズメの塔」を直し、スズメはいつものように遊んでいる。

北原白秋は「雀の生活」を書いている。解説にはこうあった。

<白秋の貧窮流浪時代。「寂しさに堪え、貧しさに堪えて」創作と推敲に打ち込む白秋を慰めたのが、住み替わる先々での雀でした>


そのうち読もう。スズメは身近な鳥だから結構多くの人が作品にしているようだ。孤独な人にはお勧めの鳥、見て良し、遊んで良し、食って良し・・・Oh,
my God!


「フェイルセーフ」、地震大国の日本では、建物は頑丈に造るが、1980年頃から、揺れても大丈夫な「耐震・制振・免震」技術が普及してきた。地震の力に対抗するのではなく、強風を受けた竹のように揺れ圧力を逃し、立ち直るというものだろう。スタビライザーみたいなものか。


民主主義国なら政権党がしくじれば、選挙で2番手だった党が政権党になったりして、国家を安定させる。米国の共和党と民主党、英国の保守党と労働党が有名だ。


中共には共産党と「民主党派」と呼ばれる8派があるが、ただの飾りだ。大体、国民は選挙権がない。毛沢東は党内規律は「民主集中制」だと言っているが、民主=自由な判断・発言、集中=党決定に従い団結するという原則だ。

どういうことかと言えば、


1)個人は組織に従う、2)少数は多数に従う、3)下級は上級に従う、4)全党員は中央に従う、ということ。

「これらの規律を破る者は党の統一を破壊するものであり、採択した決議を再討議することはできるが、行動の上では反対の態度を示してはならない」と脅している。


結局、トップが決めたことに従わない奴は破壊者、裏切り者、敵だということ。クチパクの自由、拍手する自由、完全に従う自由、つまり「無私の奴隷」だけが優秀な党員なのである。


今の日共も同じ。会議では反対意見がない、拍手だけ。反対しようものなら党籍剥奪で追放だ。殺されないだけ中共より進んでいるが、目糞鼻糞の類。

中共独裁帝国はすでに「世界の工場」としてピークは過ぎた。当初の1990年代に工員労賃は日本の5分の1、今は2分の1の13万円ほどだろう。一方でベトナムは上昇しているとはいえ4万円ほど。中共は「世界の工場」としてインフラが整っているとはいえ、「リスクヘッジでアジアでもう一つ工場を造ろう」となればベトナムなど新興国に向かわざるを得ない。

中共は14億パワーの市場としての魅力は大きいから現地生産の工場を置く必要はあるものの、これから新興国が市場としても有望になるからどうしても「次の工場はアジアに」となる。チャイナコロリのように中共の独裁体制はリスクが不安でもある。


米中の貿易戦争、米中対立は続くだろう。日本やEUも「中露から攻撃されたら米軍に助けてもらうしかない」から、中共との貿易は、特に安保に絡むハイテク分野では控えていくだろう。中共は14億の民を札束と言うかカネで黙らせてきたが、このままそれを続けることはできるのか、また、衣食足りて自由を知る、チャイナコロリで思い知った中共独裁の弊害への人民の不満は募るばかりではないか。

中共、正確には中共中央の習近平一派が求心力をなくしてこければ、もともとが北京語、上海語、広東語など言語・風俗が異なるうえに、軍閥など群雄割拠の民族だから、大混乱になりかねない。そうなる前に上海閥と共青団などは軍(利権集団)の5戦区のボスと団交して、「縄張りを15〜20ほどに分けて独立させ、総選挙で政体を決めさせる」と合意していた方がいい。

当然、有史以来初めてのことで混乱するだろうが、スイスやEUあたりが選挙指導員にでもなって監督すれば、なんとか血を見ずにソフトランディングするのではないか。

今は世界中がヒッキーで、もし暇ならシコシコと「武漢肺炎後の世界」を考えて見てはどうか。医療の方はトリアージで若い人を優先し、小生のような賞味期限切れは後回しで結構。次代のための礎になれれば御の字だ。


世界が中共を封鎖する・・・人民は人民による人民のための「本当の新中国」建設に向かうと信じたい(2020/4/4)

2020年04月03日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(16)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/91(2020/4/1】「時代の空気」とか「時代の風」とかに「乗る」と言う表現がある。


「日中友好」が「時代の波」になったのは1972年9月29日の日中国交回復前後からだ。1か月後の10月28日、中共はパンダ2頭を日本に送り込んだ。北京の飼育係は「器量が良くて大人しいのを厳選、不細工や、すぐに噛みつくような気が荒い奴は避けた」という。もちろん中共トップの指示だ。「特上を送ってたらし込め!」


「パンダ外交」という一種のハニートラップに日本中が見事に引っかかった。ネコ目/食肉目クマ科ジャイアントパンダ(大熊猫)。政治目ハニー系タラシ科だな。


パンダ外交は中共の主敵、蒋介石が1941年に発明し、12月に日米開戦への感謝を込めて美人の妻、宋美齢の名でパンダ1つがいを米国に贈った。日米開戦における負傷兵の第1便とともにサンフランシスコに到着し、蒋介石の大スポンサー米国でパンダブームが起きた(イロンナ:三船恵美氏)。


中共は昔からパクリの天才で、蒋介石を大陸から追い出して以降、あちこちにパンダを贈り、パンダ外交を進めていたからノウハウは十分だ(昔パンダ、今マスク)。毛沢東は相手をたらし込むためには「何でもくれてやれ」方式で、日本でもパンダは「女子と小人」に大人気、「日中友好」は「時代の潮流」になり、インテリのオッサン連中も中共にメロメロになった。テドロスみたいな男妾。


<対中ODAは1979年に開始され,2016年度までに有償資金協力(円借款)を約3兆3165億円,無償資金協力を1576億円,技術協力を1845億円,総額約3兆円以上のODAを実施してきました。


2018年10月,安倍総理による中国訪問の際・・・対中ODAは2018年度をもって新規採択を終了し,すでに採択済の複数年度の継続案件については,2021年度末をもって全て終了することになります>(外務省)


中共国民は日本による3兆円以上のODA支援を誰も知らず、笛が鳴ればいつでも反日暴動に決起することになっている。


「誠意を見せろって・・・それパンダ代? それとも慰謝料? みかじめ料?」「嫌なら無理にとは言わんが、のう、8億のシマで商売したいちゅう親分さんは仰山おるきに、わしらは困らんが・・・血の気の多い若いもんがおるんで、まあ気を付けるこっちゃ」


ゆすりたかりも芸のうち、中共は3兆円でインフラ、軍拡を進め、毎日のように尖閣で挑発している。日本は(日本も)間抜、バカが多いというより、中共の方が老獪だった。

小生が司馬遼太郎・陳舜臣の対談「中国を考える」(1978年)を文庫本で読んだのは2005年、闘病中だったが、当時はさらっと読んだのに、先日、何気なく読み直したらものすごく違和感があった。2005年にはトウ小平の「改革開放」「韜光養晦」(警戒されるな、パンダ式でやれ)からまだ10年ちょっとで、「日中友好」という「時代のムード」は続いていたのだ。

今では「日中友好」なんて死語ではないか。日中ラブラブ真っ盛りの頃の司馬遼太郎・陳舜臣の言葉を今になって批判するのはどうかとは思うが、優秀な方でも「時代の風向き」でずいぶん大きく言論を左右される、漱石の言うように「情に掉させば流される」のだなあ、と、ご参考までに以下記す。( )は修一追記


<司馬 ウイグルの連中は(異民族同化に長けた農耕の漢族と違って)商業民族だよね。唐の時代は(シルクロード交易で)商業的に大活躍した。自分たちの風俗、言語を守って、偉い学者を出し、唐の官吏や将軍になったりしているけれども、概して同化が鈍い感じでしょう。


陳 そうですね。蒋介石の国民政府の時代に同化政策をやったんですよ。ウイグル族のことを「回族」と言ってたんですが、蒋介石はそれを禁じた。「回教徒」と呼べ、「族」をなくせ。それで漢族化を目指した。


今の(中共)政府はそれ(同化政策)を取り消したわけですよ。いくらやってもダメなんですね。これは少数民族に対する原則ですよ。なにしろ今でもアラビア文字を使っているんですよ」


司馬 中国の近代主義というのは、漢民族自らがこの大陸は多民族国家であると自覚したところから出発しているわけですね。もし昔通りの華夷意識で漢民族の優位姿勢をのこしていたら、近代中国など国家の体をなさなくなってしまう。・・・


まあ、明治の末年に辺境の少数民族にまで影響を及ぼした、清朝を倒した辛亥革命というのは、少数民族にとってはガミン(モンゴル語で略奪、革命、国民化)でしかなかった。それから65年ぐらいで(同化ではなく多民族国家容認へとなった)。つまり、ここまで漢族の中国人が成長、というより歴史が成長したんだね。


それで中国はいま世界で一番新しい国になった。世界で一番新しい国というのは、そのまま世界性を持っているわけだ。国家そのものが普遍性を持っている>


司馬がまるで人民日報みたいに力んで話しているが、それから40年経た我々が今見ている中共、世界は真逆ではないのか。中共が大陸を征し、世界がそれを「普通の国化」しようとし、逆に中共は世界制覇を目指すようになった。少数民族は死屍累々、数百万が獄に繋がれている。


中共へは世界中から逆風が吹いている。少数民族を救えという声が大きくなっている。人民は「これまではメシが食えたから独裁を容認していたが、黙っていたら中共の恣意的な情報操作、情報隠蔽で殺されかねない」と怒り、不信感を募らせている。

中共とこれまでのような友好関係を続けることは「国民感情が許さない」「民意を受けて是々非々で当たる」というように多くの国が考えているはずだ。風向きは変わった。


(金持ちになったからって、中共はもともと匪賊、殺し、叩き、脅し、火付け、強盗、嘘八百、付き合う相手じゃないぜ。それをリベラル≒アカモドキが餌につられて群がり、もうズブズブの習さま命、キンタマ握られて、誰か逃げ出したら様子を見て、大丈夫そうなら俺も逃げる、っていう日和見よ、男じゃねーぜ・・・俺? まー、ちょっと、そう慌てるない、ま、じっくりと考えているところだ。熟慮断交ってやつで、へへへ)


今や中共は「国家そのものが特殊性、異常性、不道徳性にあふれており、自由民主人権法治という近代国家の普遍的価値観とはまったく相容れない危険な病人」と見られているだろう。信用は地に落ちた。


司馬さん、良かったね、大好きな中共の末路を見ずに済んだんだから。小生はしっかりエンディングを見て、現認報告書、始末記を書き残したい。世紀の大イベント、「余命短し、記せよヂヂイ、呆けて入院する前に」、早めにやってくれ。

えっ! コロナで無期延期・・・チャイナコロリはトランプ圧力をかわすための中共の深謀遠慮? 真実はいかに・・・つづく。(2020/4/1)



2020年03月31日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(15)」

“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red
Gables/90(2020/3/30】昨日は満開の桜を凍えさせるような「春の雪」だった。あまりにも重いぼたぼたした雪で、「雪桜」を見るには小生の気力、体力が不足していた。庭の花卉と雀の餌場に雪が積もり過ぎないように散水するのが精一杯だった。


「春の雪」で「桜田門外の変」を思い出した。


<安政7年3月3日(1860年3月24日)に江戸城桜田門外で水戸藩からの脱藩者17名と薩摩藩士1名が彦根藩の行列を襲撃、大老井伊直弼を暗殺した>(WIKI)


維新へ向けての号砲となり、「テロはダメ!絶対」と言う人も「桜田門外の変」を非難しないのは面白い。維新がなければ今の日本はあり得ないのだから、「右にしろ左にしろ暗殺は許されない」なんて正論(めいたこと)を口にすれば、「国賊め!」とビンタかゲンコツ、飲み屋から引き吊り出されて蹴飛ばされ、汚れた雪の上に這いつくばることになる。


吉村昭の「桜田門外ノ変」はとても勉強になった。小生は当たり前のことながら「狙われる権力者」ではなく、専ら狙う方で、しかも吶喊小僧で前進あるのみ、逃げることは考えないから返り討ちか重傷を負って捕縛されるシナリオしかない。


この作品は重大テロを実行した「義士」「愛国戦士」が幕府のみならず本藩からも過酷な追及を受けた悲惨な末路を生々しく描いていた。


吉村昭氏は多くの資料を検証する人で、歴史・ノンフィクション作家としてはとても優秀だと思う。WIKIには「現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表」と紹介されている。


歴史を学ぶとは、われらのご先祖様の生きた軌跡を辿ることだ。教科書では何だか事実の箇条書きみたいで興奮することもなく、まず面白くない。先生も時間がないから「実はね」と横道、裏道にそれる話はしてくれない。


人生は表は行儀の良い石部金吉でも、横道、裏道ではビックリするほどの冒険家、芸達者、趣味人、人情家だったなんて話があるから興味が湧くのであり、学校では学べない生の人生、歴史絵巻、物語は文学などで知るしかない。


成績優秀な高級官僚の多くが(外務省出身の宮家邦彦、佐藤優などを含めて)バカなのは文部省のバカが検定した教科書しか知らないからではないか。キチ〇イの小生は「私は正義、私は賢い」と思い込んでいるバカと接触すると気が狂いそうになる。キチ〇イがこれ以上狂うと新型狂人ウイルスを拡散しかねないから、政財官のバカは無人島にでも隔離して欲しい。


「お前が閉鎖病棟に入れば・・・」、そうだな、それの方が現実的だな。


ま、それはそれとして、エジソンを見よ! アインシュタイン、ゲーツ、龍馬の声を聴け! キチ〇イとか精神病者は人類に大いに役立つことも(ごくたまには)ある。小人(バカ)とは付き合うなと孔子さまも説いている。ヂヂイは「わしは正しい、わし以外はバカばっかり」と思う最強のバカになりやすいから要注意だ・・・お、お、俺は・・・キチ〇イとバカは両立するのか? 破壊的破滅的コラボ? 化学変化で阿Qになる?


阿Qは大革命(あるいは大災難)をもたらす。フランス革命、ナチス台頭、太平天国の乱(長髪賊の乱)、義和団の乱(北清事変)、中共革命、文化大革命・・・阿Q発祥の漢族、支那はさすがにスケールが大きい三尺玉。大塩平八郎の乱は線香花火みたいに見える。いずれにしても鎮火するが、胸の底に火種は残っているのだろうな、焼け木杭には火が付き易い。


中共がパワーをつけてきたのはここ30年ほど。6.4天安門事件後、1990年代のトウ小平の「改革開放」以降だ。中共は「ふつつか者ですがよろしくお願いします」と人畜無害のパンダを装っていたが、懐事情が良くなるにつれて化粧が落ちてきて、今は「俺さまが世界の主だ帝王、皇帝だ、朝貢せよ、三跪九叩頭せよ、さればテドロスのごとくカネ、女、名誉、マスク、何でも欲しいものを進ぜよう」、パンダが「ナンダ、ナンナンダ、俺さまは偉大なり」と自己肥大症を重ね、今や人食い「パンダミックバンパアイ」。


チャイナコロリが大人しかった阿Qの目を覚ましちゃったが、国際社会ではカネの切れ目が重なって北京離れの症状も・・・毛沢東のエピゴーネン(まねっこじき)、フォニー(にせもの)の習近平、その茶坊主どもの明日は・・・風邪とともに去りぬ、になるかならぬか、英国のブックメーカーの出番だが・・・「休業」かよ。


程暁農氏「困難は克服しても、順境で転ぶ中共経済」2020/3/24から。


<中国が世界経済のグローバル化に加わってから30年。その学習過程は「段階ごとに試験に落第して、追試でなんとか」。根本的な原因は「制度的な呪縛」と「パラノイア的思考」だ。

中共は苦境にある時はグローバリズムに対して積極的になり、国際ルールを尊重すると言う。しかし経済情勢が比較的順調だと、騙せるなら騙し、隙があれば違反し、好き勝手のやり放題になる。これが「困難は克服しても、順境で転ぶ」という意味だ。


中共の歴代指導者で、
1989年の天安門事件で失脚した趙紫陽は最も早くから鋭くも経済グローバリズムの大きな流れに気がついていた。1987年後半には、外資を利用して「大胆に前に大きく」輸出戦略をとるべきだと提案していた。


天安門事件以後、 趙紫陽の主張は罪だとされてしまった。しかし、 1992年のトウ小平の「南巡講話」で、
この趙紫陽の主張は改革開放に取り入れられ、奨励されることになって、経済政策は変わり始めたのだ。


トウ小平は、 経済グローバリズムへの認識は欠けていた。
彼はただ「タダ乗り」して経済発展を加速させたいと願っただけで、外資企業の役割を理解していなかった。


しかし当時、 多くの外国企業が中国を、グローバルなプロセスに引き込みつつあった。外国企業は中国に生産ラインを作り、
多国籍企業がグローバルな生産を行う連環の一つになっていたのだ。中共のハイレベル連中の認識は、
常に一歩遅れたものとなった。

1990年代の前半、 香港や台湾のビジネスマンが大陸への投資をはじめ、
中国に経済グローバリズムへの「タダ乗り」のチャンスを与えた。しかし、
中国共産党は外資を利用して技術や輸出の機会を得ようとするだけだった。計画経済の優位性と企業の公有化を信じ、ソ連東欧の民主化の波の中で、社会主義的な地位を保持したいと考え、体制の主要構造を変えることには消極的であった。


しかし人の願い通り天は動かない。1996年の後半から国有企業と、それを支援するための融資を受けている銀行システムの両方が絶望的な状況にあった。資産の清算後に国有資産監督局は、
40万の国有企業のうちの35%が長い間債務を返せず「空っぽの殻だけ」になっていることを発見。残りの国有企業の大半も困難な状況にあり、銀行は金融危機で破産の危機に瀕していた>


落ちたところが上り坂、経済のグローバル化とWTO加盟の道だった。


<まだ政治的には依然として独裁的ではあるが、 共産党支配を救うためには、 社会主義経済システムの構造を捨て、
資本主義の道を歩まなければならなかった。


かくて「世界の工場」建設は急速に進み、
中国はあっという間に経済グローバリゼーションの中でのビッグプレーヤーになれたのだった。


一方で、 中国の経済グローバリゼーションへの依存度は「独立自主、
自力更生」の閉鎖的な状態に戻ることができないほど深くなっていた。


中国共産党は経済グローバリゼーションの「旨味」しか見ていなかった。だから、
最後には、経済グローバル化と衝突したのだ。


中国が現在、 困難に直面している国際的・国内的問題とは、
経済のグローバル化を、中共支配を強化するための道具として利用しようとしていることに起因するものなのだ。

 
経済のグローバル化は、全世界の製造業の配置を一国化から多国化へ向かわせている。しかし中共は、
常に世界の普遍的な価値観に抵抗し(中共独裁に都合の良いように)既存の制度構造と国際的なルールに影響を与えようと試みてきた。


伝染病流行が過ぎ去ったあと、中共は経済グローバル化の「軌道修正」という長期的な影響に依然として直面しなければならないだろう>


「軌道修正」すべき問題は「米中貿易摩擦」や「先祖返り的な国営企業優遇による不正競争」、さらに「西側諸国との軍事的対立」「公海の軍事侵略」「台湾、香港への武力威嚇」「後進国借金漬けによる属国化」「自由民主人権法治無視」などがある。


根本的には、もはや「一党独裁強権恐怖政治体制」では14億の民を統治できないということだ。国土をいくつかに分割して自由民主人権法治の「普通の国」に「どうやってソフトランディングするか」が優先課題だろう。今のままなら遅かれ早かれ国際社会の「鉄のカーテン」が降りてきて、友邦はロシア、イラン、北朝鮮、キューバあたりしかいなくなる。


14億の民を1割のエリートである中共党員が抑え込んでいる。「敵は中南海にあり!」と号砲が轟けば阿Qが凄まじい破壊力で天安門一帯に押し寄せるだろう。ソ連崩壊の際、軍は強そうな方(国民の支持を得たエリツィン)に付いた、勝ち馬に乗った。一番ひどい目に遭った武漢の阿Qの勢いが帰趨を決めそうだ。武漢加油!


天安門でアジったら「支那の中心で愛をさけぶ」みたいに話題になるか。


百合子「クラスターでオーバーシュート、パンデミックしてロックダウンしましょう」

阿Q「用中文説,白痴!」(中国語で言えよ、バーカ!)


他国で革命を煽るときは現地語での会話力は必須だ。やっぱりNOVAかな、古希の手習い・・・「動機は?」「天安門でアジりたい」。病院だな、やっぱ。カウンセラーの陽子ちゃんに会いたい。「あら、また来たの?」「だって君に会いたかったんだもん」、キチ〇イは濃厚接触がお好き。



読者から応援メールがあったのでこのところ躁状態だ。つづく。(2020/3/30)


2020年03月30日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(14)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/89(2020/3/28】散歩コースの「緑化センター」(元・農業試験所)はいつも幼児の声で賑わっている。小生が小学生の頃は豚の品種改良も行われており、小錦のような巨大な豚がブーブー鳴いていた。


今、駅近くには保育園がいっぱいあるが、子供を他者に預けてまでする大事な仕事って何なのだろう、それとも共稼ぎしないと暮らせないほど貧しいのかと考えさせられる。昔は奥さんは専業主婦がほとんどで、共稼ぎだと「旦那の甲斐性がないから・・・」とバカにされていたものだが。


小生が所帯を持ち親になったのは1980年以降だが、「ひらけ!ポンキッキ」で紹介された童謡「パタパタママ」は子供たちとよく聴いていた。子育て中の専業主婦の楽しさを謳歌しており、とても好きっだったが、外仕事をする「キャリアウーマン」とか「キャリーさん」が80年代頃からもてはやされてきて、今ではすっかり消えてしまった。


子育てと外職(そとしょく=本来は建設関係など現場仕事だが、自宅での内職ではない通勤仕事)・・・両立できないから保育園がヘルプするのだが、外職したいのは24時間仕事のような子育てがきついとか小遣いや生活費が足りないからなのか・・・


旦那は職場で心身疲れても家では優遇されていたのが、今では「私だって忙しくてクタクタなんだから、お風呂掃除くらいしてよ、冗談じゃないわよ、モー」。家が安らぎのシェルターではなくなった。「亭主達者で留守がいい」、奥さんだって亭主がいないときはパタパタママをエンジョイしていたのに・・・


「幸せだなあ、我が家は死ぬまで共稼ぎでいくんだ、Wインカム・ワンキッド、いいだろ」


旦那も奥さんも子供もそれで本当に幸せなのかなあ。物欲はそこそこ満たせても、大事なものをなくしているような・・・

こういうのを「老いの繰り言」というのか。


それはともかく、わが街の保育園児はみな一日に一回は緑化センターで“放牧”放し飼いを楽しんでいる。芝生の広場には小さな書庫もあり、絵本がいっぱいあるから、駆けずり回った後は絵本を見たり、読んでもらったりしている。


小さな森や花の道、温室もあるから2時間は楽しめ、週末は老若男女が集う。小生もよく行くが、100円ほどで珍しい花を頒布しているし、使い切った土を無償配布しているのも魅力だ。ミミズが紛れ込んでいるから悪い土ではない。昨年は図書室整理であふれた古本もくれた、「ご自由にどうぞ」。小生は英国のガーデニング雑誌“The
Garden”を貰った。


「本との出会い、本当の出会い」。この月刊誌は The Royal Horticultural Society
(RHS、王立園芸協会)の機関誌で、協会の歴史は1800年のウェッジウッドに遡るそうだ。


彼は高級陶器で有名になった元祖、始祖。我が家にも紅茶セットがあるがティーバッグで利用するのは罰当たり、邪道だし、マグカップに慣れているため小さいのは不便であまり使わない。万一割ろうものなら責められるし・・・「あれはお客さん用なんだから使わないでよ、もー、冗談じゃないわ、五客揃っているから価値があるんだからね!」。


小生のマドンナ(畏れ多くも神戸女学院卒)は香港グルメ研修でウェッジウッドの食器を20キロほど買ったが、成田に出迎えると現地で手懐けた男が運び屋になって大汗かいていた。お嬢様に完敗・・・気の毒に。


元祖ウェッジウッドは「種の起源」のダーウィンの叔父さんだというから、もう大昔、産業革命で大英帝国が「この世をば我が世とぞ思う」ほど輝いていた頃だ、♪坊や良い子だ寝んねしな、今は昔の物語。国家も人間もそれなりに絶頂期があるというのは面白い。


ジョンソン首相はチャイナコロリで蟄居閉門、国民も「皇国の興廃この一戦にあり、英国の宝、国民健康皆保険を守れ!」と各員一層奮励努力、必死で蟄居閉門に耐えているとか。女王の民はいい根性しているよ、英国加油! 習近平と男妾デトロス禁油! WHO、ダブルエッチのオッサン、いやーね、キモイわ。


それにしてもジョンソン首相の髪形、シュールというか、鳥の巣みたいですごいね、ちょんまげの小生も
Yes, you win! あんたの勝ちだ、と拍手したくなる。


それはさておき(林家三平みたいに話が飛ぶなあ、翔ぶのが怖い? それともお好き?)、“The
Garden”を見ていると、箱庭盆栽風の“凝縮内向的”日本庭園よりは“翔んでる”英国風のガーデンが小生には合う。庭園の「庭師」は尊敬するが、「造形作家」を自称する「先生」は好きになれない。無口の職人が大好き、饒舌な芸術家は大嫌い!


全然意識していなかったのだが、今朝、改めて我が屋上庭園を見ると、本場より規模は異次元的に小さいながら“The
Garden”なのである。何となく日英のハーフというかジョンソン首相の髪形風で、何となく楽しい。「何となく暮らしてる」小生の心に沿うなあ。


庭づくりにあたっては「子供の頃にいっぱいあった野原みたいにしよう」とは思っていたが、日本庭園や支那庭園に見られる「人工的」な匂いがしないのはいい。雑然としていながら自然のノビノビした感じがあり、まあ「可愛い花の咲く野原」みたいな面白さ、楽しさはある。


地図で見ると英国本土(グレートブリテン島)は日本よりちょっと小さいが、ざっくり言えば、日本は7割が山で平地は3割足らず、一方、英国は山は1割で9割が湖水地方を含めて平地なのだ。つまり英国には視界を遮るものがない、やたらとだだっ広い。だからゴルフや乗馬が発達する、好まれる。


ドイルの「シャーロックホームズ」を読んでいると、列車の旅では単調な景色が延々と続く様子が描かれている。日本では海、山、畑、街、海、山、畑、街の繰り返しだ。線路も道路もクネクネしている。


<ホームズはひと頃アヘンに凝っていたが、今は元のパイプに戻り、頭脳も恢復したようだ。車窓からの眺めは変わり映えしない。ホームズはタイムズを読み終えた。

「ねえ、ワトソン君、この頃日本はずいぶん新聞を賑わしているね。支那はともかくもロシアに勝ったのは今でも信じられないほどの青天の霹靂だったなあ。英日の関係はすこぶるいいけれど、自信を深めた日本人が今後、『英国は小さな島国だ』と甘く見ると失敗するかもしれないね。『小さな島国のとてつもない大国だ』と思っていた方がいい。日本はうぬぼれるのではなく、英日同盟は日本のためにも継続すべきだと思うんだが、君はどう思う」


日本海軍によるバルチック艦隊の激滅に、いつも冷静なホームズも興奮したようだ・・・>

と、いうような作品があっても良かったろう。

かつての英国植民地である北米、豪州も広い。シドニーから車で山岳地方のブルーマウンテンズ世界遺産地域に向かう際、牧場に沿っていったが、景色がずーっと同じで居眠りし、目覚めてもまだ牧場だった。

短編の名手と言われるO.ヘンリーは前科者でアル中という共通項があるので小生は親しみを覚えるのだが、彼は2年ほどテキサス州でカウボーイをしていた。小生は1年ほど都内でスパイダーマン=鳶職をしていた。

まあ似ているのだが、O.ヘンリーのいた牧場の広さは40万エーカー、東京ドーム3万4000個分・・・と言われても・・・日本人は・・・東京23区は約6万2100ヘクタールだから、これをエーカーにすると・・・クソッ! とにかく広いのだ。


度量衡くらい世界で強制的に統一したらいいが、ISO規格はあまり馴染まないようだ。度量衡にはそれぞれ歴史的背景があるから難しいのだろう。リンダ、一寸(ちょっと、3センチ)困っちゃう、3センチの虫にも15ミリの魂・・・

ああ、神よ、未だに「サインコサインタンジェント」、あれは一体何だったのですか、ストレイシープを助けたまえ。分からないことばかり。

想像もできない40万エーカーに牛が1万2000頭、羊が6000頭・・・「出荷年齢になった牛を1000頭集めて駅の裏のランチに追い込め」と言われても・・・日本人には想像もできない広さ、規模だ。モーあきまへん。

平原や丘陵の多い見晴らしのいいノビノビ系大陸にはガーデンが、山がちで視界が限られるチマチマクネクネ系島国には盆栽風庭園が好まれるのだろう。


支那は広くても下層民や山賊以外は城塞都市暮らしだから名園=盆栽風庭園だ。大陸に住んでいても辺境以外の支那、漢族は基本的に農耕民族であり、英米が「大胆ザックリ肉食革新攻撃」系なら、日中は「繊細チマチマ草食保守防衛」系ではないか。


日本はちっぽけな島に1億3000万人、支那は広い大地に14億人。共に草食系で寄らば大樹ののび太、スネ夫のような存在である。



日本はジャイアン米国の庇護を受け、支那は14億の何をするか分からない阿Qパワーで、とりあえずは生存を確保しているが、14億の阿Qが「どこでもドア、何でもあり」の角の生えたドラえもんになると世界は封鎖封印するしかない。


毛沢東は党内抗争を阿Qを煽って戦った。禁じ手だ。党内抗争が党外抗争、全国抗争になり、有史以来の子が親を殺すという、およそ桀紂の暴政もかくやという大混乱をもたらした。この野蛮的、非文化的「文化大革命」発動を前に、毛沢東はこう宣言した。


<新たに生まれたどのような事物の成長もすべて困難や曲折を経なければならない。社会主義事業の中で、困難や曲折を経ず、大きな努力を払わず、いつも順風に乗って、たやすく成功を収められると思うなら、そうした考え方は幻想にすぎない>(1957/2/27「人民内部の矛盾を正しく処理する問題について」)


死屍累々、餓死者続出という「大躍進政策」の大失敗に、この天上天下唯我独尊の神ッている狂気の天才はめげない、懲りない、この道を行く、それに小生のような阿Qが群がり、怒涛の進撃で既成秩序に反対する、即ち「共産主義の計画経済ではうまくいかない、市場経済で活性化するべし」という劉少奇やトウ小平ら改革派を弾圧していったのである。

<文化大革命は1966年から1976年まで続き、1977年に終結宣言がなされた、毛沢東主導による運動である。名目は「封建的文化、資本主義文化を批判し、新しく社会主義文化を創生しよう」という文化の改革運動だった。

実際は、大躍進政策の失敗によって国家主席の地位を劉少奇党副主席に譲った毛沢東が自身の復権を画策し、紅衛兵と呼ばれた学生運動や大衆を扇動して政敵を攻撃させ、失脚に追い込むための官製暴動であり、中共内部での権力闘争だった。

各国の知識人やフランスの五月革命などの政治・社会運動にも大きな影響を与えた。大量虐殺と共食いも特定の地域で発生した

文化大革命は内乱状態を引き起こしたが、最終的に1976年の毛沢東死去で終結した>(WIKI)


70年代は中ソの緊張、同時に文革で疲弊した中共と米日など自由主義国との国交回復なども進み、時代はトウ小平の改革開放=市場経済推進へと進んでいく。


それを苦々しく思い、共産主義への回帰を狙っているのが文革の産んだ鬼っ子、習近平である。自らを第二の毛沢東にし、世界に君臨したいという習近平の夢は今、最大の岐路に立っている。つづく。(2020/3/28)

2020年03月29日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(13)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/88(2020/3/24】用水路は花見の人で朝から賑わっている。28、29の土日がピークになりそうだが、今でも昼から宴会している人達もいる。人出はさすがに例年よりは少ないが、場所とりの緊張感がないこともあるのだろう、皆ポワーンとか、のんびりした感じだ。


「チャイナコロリ? その時はその時・・・もう仕事したくねーなー」

そんな“空気”。


イスラエル・ニュースによると、チャイナコロリを恐れぬ熱心な信者も罰金は怖いようだ

<アル・アクサ・モスクを管理するイスラム教組織は、イスラエル政府からの警告にもかかわらず礼拝を継続していたが、指導者に5000シケルの罰金が課せられたため、ついに史上初めて礼拝を禁止>(エルサレム・ポスト)


世界中の最大の時差なしの話題が一つ(チャイナコロリ禍)だけというのは「史上初めて」ではないか。中近東も「この際、敵も味方もない」という感じだ。隣人とはケンカするよりも仲良くしていた方がいいんだなあと悟れば結構なもの。ハマスがパレスチナ自治政府に「ヘルプ!」と支援を求めたそうだ。トルコ
VS シリアなどあちこちでの戦争、紛争も休戦したみたい。


支那は「世界を平和にしたチャイナコロリの元祖、本場、本舗」として登録商標をしておけばいいものを、「武漢ウィルス、中国肺炎なんて言うな、あれはアメリカ製だ」とバカなことを言っている。「ハッピーカムカム、昨日の敵は今日の友、元祖漢方武漢肺炎救命丸、支那は地球を救う!」とかで世界中に薬を無償で届ければ習近平は神になれたものを・・・


毛沢東は中共帝国設立に尽力した始祖であり、党員にとっては「功績第一、誤り第二」、功>誤だと公式には評価しているが、民にとってはどうなんだろう、出稼ぎでひもじい思いはしなくなったものの6億の農民(農村戸籍)は未だに貧しいままなのではないか。


去年まで習近平は週末には頻繁に地方視察をしていたが、群がる農民の服装は50年前の日本みたいだった、つまり質素そのもの。保安上、末端の農民には訪問予定は知らされていないだろうから、突然「習主席が舞い降りてきた!」ということで村は大騒ぎ、老若男女がはしゃぎまくる。習近平は毛沢東を気取って満面の笑みで手を振ったり握手したり。

小生は習近平から2、3メートル離れたところにいる男の表情から、こいつは村の党幹部、あいつは省長、その間にいるのは凄まじい眼付きだからボディガードだ、近年の身辺警護は威嚇し予防するためにわざと目立つようにしているんだな、ジャッカルはどこに潜んでいるのだろう・・・などと思ったりする。

毛沢東は1958年に農村大改造、工業化推進の「大躍進」政策を進めたが、農村は荒れ果てて餓死者が続出、人肉を食らうほどの地獄と化してしまった。ここで毛沢東が静かに消えればチャイナコロリ禍もなかっただろう。WIKIから。

<毛沢東はあまりの失策に生涯でただ一度の自己批判を行って国家主席を辞任した。代わりに国家主席となった劉少奇が新たにトップとして大躍進政策の尻拭いを担当した。

劉少奇は党総書記のトウ小平とともに市場主義を取り入れた経済調整政策を実施し、大躍進政策で疲弊した経済の回復に努めた。

こうした政策を(一線を引いたものの党内で吸引力がある)毛沢東が詰る。


「矯正しすぎて右翼日和見の誤りを犯している。何を焦っているのか。足下が崩れかかっておるんだぞ。どうして支えようとしないのかね。わたしが死んだらどうするつもりだ!」

これに対して劉が「飢えた人間同士がお互いに食らい合っているんです。歴史に記録されますぞ」と答えたエピソードを夫人の王光美が記している>


「空想から科学へ」・・・ロシア革命がたまたま成功してしまい、マルクス・エンゲルス・レーニンの共産主義革命論は絶対的不可侵の「革命経典」「革命聖書」になってしまい、チャイナコロリ以上の凄惨な大災難を世界にばらまいた。まるで「ロシアウィルス」。


毛沢東はロシアウィルスにすっかり馴染んだクラスター「菌まく人」で、この強烈なカリスマ的キャラがいなければ中華人民共和国はあり得なかったろう。建国の英雄を劉少奇もトウ小平も殺せなかった。


情けが仇か、毛沢東は反転攻勢の筋書きを練りに練り、1966年「文化大革命」という凄まじい「マオイズムウィルス」のパンデミック攻撃を開始した。大災難、大悲劇、大後退、この世の地獄が始まったのだ(つづく)2020/3/24