2019年09月26日

◆雀庵の「平穏無事+ときどき災難=人生」

 “シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/27(2019/9/25)】好事魔多し、ということか、
PCが身代金要求の悪性ウイルスに攻撃され、クソッ!とあれこれ抵抗した
のだが、うまくいかない。ついに万策尽きて「もはやこれまで」と初期化
を決意したのだが、ナント!初期化も途中でストップしてしまう。

膨大なデータはもう復元できない、完全に破壊されて、ネチズンに復活す
るのに2週間以上もかかってしまった。新しいPCやソフト、保守一式で7.5
万円、メール復活などでアレコレうんざりしたけれど、まあ、気晴らしと
暇つぶしで自転車で遠乗りできるようになったからいいか・・・事故りそ
うだが。

「9月になれば Come September」という軽快な歌があったが、小生の場
合、9月はどうもイケナイ。独居房に叩き込まれたのは1971/9/16、同時多
発テロで会社が破壊されたのが2001/9/11、2003/9月頃は抗がん剤で生き
ながら死んでいる、死んでいるのに生きているという、幽明境を行ったり
来たりしていた。

去年の9月は左足の膝皿を複雑骨折してひどい目にあった。今でも跛行し
ている。歳をとると完治することはないのだろう。

去年の台風25号、今年の15号はともに9月で、我が家も随分な被害にあっ
た。昨日も今朝も街のあちこちで屋根を直している。千葉県は台風への脆
弱性が明らかになったからIR誘致競争の点では大変なマイナスだろう。

そう言えば9月6日は結婚記念日で、まさしく「苦労の日」、愛と子育ての
20年を除けば、つまり50とか60歳以降は「六九でもない」日々にな
る・・・小生の場合は。

小生は「バカみたいなキチ〇イ」、カミサンは「キチ〇イみたいなバ
カ」。キチ〇イにつける薬はあるけれど、バカにつける薬はない、「だか
ら俺のほうがマシだ」と思って留飲を下げているが、結婚、子育ての苦
労=生き甲斐=楽しみと、その後の「ヂヂババだけの暮らし」を天秤にか
ければドッコイドッコイで、結婚しない人が増えているのも理解できる。

亭主の足を引っ張る家庭内野党的な奥さんは珍しくないし、奥さんを殴る
暴力亭主も珍しくない。伴侶を持つよりも犬猫ペットで十分、という考え
も分かる。

久し振りに記事を書いたので、とても疲れる。これから自転車で隣町へ行
き図書館で「朴正煕選集」選集を借り、ブックオフで掘り出し物を探すつ
もりだ。

PCを便利にするために「お気に入り」やメルアド登録をしなければならな
い。マイペースでのんびりやればいいのにと思うが、セッカチ、早漏だか
らそれができない。昨日、医者から「抗うつ剤は気分が落ち込んだと思っ
たら飲めばいい」という言質を引っ張り出したから、まあ快復過程に入っ
たわけだが、「大丈夫だろうか」と疑心暗鬼になっている。

読書の時はそれだけに集中、没頭できるが、それ以外ではブルーで、あれ
これ考えまくっている。台湾史、朝鮮史、我が家のルーツ史をどう描く
か、書けるのか、涼しくなってきたからペンキ塗りもしなくてはならな
い、塀は補修か全面新築か、自転車は事故る確率は高いからどうしよう、
電動車椅子を借りるかなどなど・・・スパっとした「解」が見つからない
から全然すっきりしない。

昔はそんな時は酒で気分を高めていたが、せっかく3年間も断酒したのだ
から、いまさらご破算にはしたくない。チョコやお菓子でごまかしている
が、今は虫歯でそれもかなわない。「ああ呑みてえなあ」「それをやった
らおしめいよ」、その繰り返し。

老人の繰り言とはよく言ったものだ。(つづく)2019/9/25


2019年09月12日

◆雀庵の「支那人は国を信頼しない」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/26(2019/9/10)】京浜急行の横浜からの下り 線
は結構スリルがある。毀誉褒貶の人、島崎藤村「夜明け前」の真似をす
ればこんな具合。

「京急線は概ね山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖際
の線路であり、あるところは十間下の川を越えたり、あるところは山の尾
をめぐる谷の入り口である。山を貫く隧道を抜けるとまた隧道に入り、そ
の数知れず。一筋の線路はくねくねと回りながらこの緑多い森林地帯を貫
き海へ向かっていた」

トンネルを抜けても雪国じゃないから駒子はいないね。藤村が骨まで
しゃぶった「こま子」とか、猪、鹿、狸などのジビエはいそうだ。

仰げばトンビが空をのんびり泳いでいる。思えば遠くに来たものだ、
「旅」という気分になる。南下の旅はひたすら明るい。「三崎口行」なん
てそれだけで気持ちいい。

京急の特急電車は通常は時速120キロ、最速140キロで突っ走る。曲がり
くねっているから見通しが悪く、こんなところに踏切が!と驚いたりす
る。ジェットコースターみたい。少なくともビッグサンダー・マウンテン
より興奮する。

事故を防ぐには線路を高架化すればいいだろうが、莫大な金と時間がか
かるから難しい。比較的簡単なのは踏切を線路の下に移すことだろう。大
型車の通行は無理だろうが。

安全にはカネがかかる、半端ない。日本では自然災害は避けようがない
が、人災は比較的少ない。国家は民に「炊煙と安眠」を保障してこそ存在
意義がある。

「国は国民を守ってくれる」と、戦後復興のいい時代に生まれ育った小
生は思うが、支那の民にとって国=官=支配者=収奪者、民=被収奪者=
囚人、なのではないか。広大な収容所で、囚人は生き延びるためにひたす
ら働き、知恵を巡らせ、獄卒は特権階級として「ユスリ、タカリも芸のう
ち」「三方一両得」で遊んで暮らす。選挙もないから、国民には「自分た
ちの国」という意識があるはずもない。

独裁、専制国家の民はひたすら支配階級の圧政下で生きる道、抜け道を
探り、支配階級は常に簒奪、己の利益のために一党独裁体制護持に努め
る。だから「公共のみんなの国」を愛するとか守るという意識はない。

支那ではあらゆる省庁は単なる行政機関で、その上には絶対君主として
法律を越えた独裁者、共産党が君臨、統治している。党員以外は中共の支
配する専制国家をまず愛さない。愛せというのが無理筋。

中共は建国から70年で、ようやく飢餓を克服した。しかし、恐らく10億
前後の人々の生活は厳しいままだろう。一方で金持も増えているから貧富
の差は開くばかりだ。皆が貧しいのは耐えられても、こちらが冴えない一
品料理でヒーヒー暮らしているのに、隣が毎晩のようにベンツに愛人を乗
せて高級レストランで満漢全席では、なお一層のこと惨めな気分になる。

安全ではない、空気も土壌も汚染されている、社会保障はないか薄い、言
論思想の自由はない、選挙もない、真面目な人がバカを見る・・・そんな
国、体制への愛国心は育ちようがない。それは有史以来連綿と続いた支那
の初期設定だ。

日本の従軍記者の嚆矢でもある岡本綺堂「江戸っ子の身の上」から。

<「昔の従軍記者」

日露戦争の当時、私は東京日日新聞社に籍を置いていて、従軍記者とし
て満洲の戦地に派遣されましたので当時のことがもっとも大きく記憶に
残っていますが、順序としてまず日清戦争当時のことから申し上げましょう。

日清戦争(1894/明治27年〜1895/明治28年)は初めての対外戦争であり、
従軍記者というものの待遇や取締りについても、一定の規律はありません
でした。朝鮮に東学党の乱が起こって、清国がまず出兵する、日本でも出
兵して、明治27年6月12日には第五師団の混成旅団が仁川に上陸する。

こうなると風雲穏やかならず、東京、大阪の新聞社からも記者を派遣す
ることになりましたが、当時は従軍記者ではなく、各社が通信員を送り出
したというに過ぎないので、直接には軍隊とは何の関係もありませんでした。

そのうちに事態いよいよ危急に迫って、7月29日には成歓牙山の支那兵を
撃ち払うことになる。この前後から朝鮮にある各新聞記者はわが軍隊に付
属して、初めて従軍記者ということになりました。

戦局がますます拡大するに従って、内地の本社からは第2第3の従軍記者を
送ってくる。これらは皆、陸軍省の許可を受けて、最初から従軍新聞記者
と名乗って渡航したのでした。

何分にも初めてのことで、従軍記者に対する規律というものがないの
で、その服装も思い思いでした。みな洋服を着ていましたが、腰に白木綿
の上帯を締めて長い日本刀を携えているのがある。仕込み杖をいるのがある。

今から思えば嘘のようですが、当時の従軍記者としては、戦地へ渡った暁
には軍隊がどの程度まで保護してくれるか分からない。万一負け戦とでも
なった場合には、自衛行動をもとらなければならない。非戦闘員とて油断
はできない。

まかり間違えば支那兵と一騎討ちするくらいの覚悟がなければならない
ので、いずれも厳重に武装して出かけたわけです。

実際、その当時は支那兵ばかりでなく、朝鮮人だって油断はできないので
すから、このくらいの威容を示す必要もあったのです。軍隊の方でも別に
それを咎めませんでした・・・>

それから10年後、明治37、38年の日露戦争から従軍記者に対する規律が
定まった。大尉相当の待遇を受ける、その代わりに軍規に一切服従すべし
となった。また、従軍記者は1社1人に制限された。各社とも困り果てた
が、蛇の道は蛇、「上に政策あれば下に対策あり」で、地方新聞社の名義
を借りて複数の記者を派遣するようになった。

陸軍省も知っていたろうが、規定には触れないので許可した。これにより
大手紙各社は3〜6人の記者を派遣できたという。武器はピストルのみ許可
された。

<食事は監理部へ行って貰ってくるのですが、時には生きた鶏や生の野
菜をくれることがある。米は炊き、鶏や野菜は調理しなければならず、な
かなか面倒でした。

私たちは7人が一組で、2人の支那の苦力(クーリー、人夫、軍夫)を
雇っていましたが、毎日交代で日本の料理法を指導していました。


苦力の日給は50銭で、みな喜んで忠実に働いてくれました・・・>

1931/昭和6年の柳条湖事件(満州事変)あたりから、支那は蒋介石国民
党、毛沢東共産党、日本との三つ巴の内戦・乱戦になるのだが、支那人に
とって国民党はゴロツキ、共産党は餓狼山賊殺人鬼、日本軍はそれを追い
払う討伐隊(番犬)というような感じではなかったか。

国民党は“官軍”を自称するが、その徴兵は「アンビリーバボー!」とし
か言いようがない。町村の幹部を脅して、そのアドバイスで“札付きの厄
介者”を拉致したり“通りがかりの若者”を拉致したり。彼らは「拉壮丁」
と呼ばれ、坊主頭で眉毛を剃られて逃げることもできない。捕まれば半殺
しかお陀仏。ほとんど奴隷。

国民党は「砲声一響、黄金万両」(戦争は金儲けのチャンス!)で強
奪、強姦、汚職などの悪事はするが、共産党は奪い尽くし、殺し尽くし、
焼き尽くす「三光作戦」で、「貧民以外は階級の敵」史観だから非常に恐
れられた。

この群は銃を持っているのは3分の1、裸足は2分の1で青龍刀や棍棒を担い
でいる。服装はボロボロ、まるで乞食、阿Qの群だ。「赤匪が来る!」と
なれば近隣の町村はもぬけの殻になったという。

人民は抵抗する術がないから国民党軍や日本軍が来ると用意しておいた旗
を振って友好の挨拶をしたそうだ。「あまり乱暴しないでね」(カネとエ
サとサケはやるから早く出てってくれ)というわけ。にわか娼婦や強姦も
あったろう。

綺堂は、苦力や農村の人々が「日本軍はインテリが多い(現実は「国破れ
て山河在り」とか「月落ち烏啼きて霜天に満つ」なんて有名な漢詩は多く
の人は常識として知っていたし、書けただけなのだが)、漢字で意思疎通
できる、乱暴しない」と警戒心を解き、やがて親密な中になっていくこと
に心打たれている。

今の日本は「日は落ちアカ鳴きて涙天に満つ」だが、愛すべき、支える
べき、信頼できる日本国は土俵際で何とか残っている。最初からそんな母
のように優しい、父のようにイザとなれば頼れる国がない支那の民が、カ
ネ・コネしか支えがないのは気の毒である。互助会みたいな宗族は国の代
わりのなるのか、殉死する価値はあるのか・・・小生には分からない。

♪白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春

支那の民もこの歌が大好きだった。故郷、故国・・・愛すべき国がある
ことは素晴らしいことである。

発狂亭“愚にして辱だがたまには凛?”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(144)2017/1/13】産経は「トランプが来
る、大変だ、大変だ!」、まるで狼少年のごとくに騒いでいるが、記者の
中にはリベラル≒アカモドキもいるから、まあ、そのうち慣れるだろう。

政治マンガ(山田伸)はいつも本当につまらないが、今朝のはデタラメ
ルケルがトランプに「保護主義はダメ!」と阻止している絵だった。独を
亡国へ導く“ジャンク”メルケルに比べれば、テーブルの下でプーチンと手
を握り合って「うまいことやろうぜ」と意気投合を演じている怒鳴門・虎
河豚の方が遥かにマシだ。調理次第で高級料理になる。

新聞チラシに入っていた「厚木市タウンニュース」によると、緑豊かな
愛甲石田あたりの住民ボランティアによる無料ミニバン路線バスが金曜夜
の終バス(神奈中バス?)後に深夜便運行を始めたという。「このままで
は地元に若者はいなくなってしまう」という危機感が動機だ。

この辺りの若者の多くは、神奈中バスや小田急などを乗り継いで東京の
職場まで通うと最低2時間はかかる。結構しんどいから東京に住んでしま
う。「せめて週末には故郷へ帰ってきてよ」というヂヂババの願いだ。

過疎化、過疎地をどうするか、みな悩んでいるが、生産性の低い小規模
農業では一家4人を支える最低所得、年収800万円には到底届かない。国際
競争もあるから企業誘致も難しい。サービス業にしても猿と鹿、熊は何も
買ってくれない。

狭い農地にしがみついていないで皆でドローンや無人コンバインを使う
農業法人などを先行企業を巻き込んで創るべきだ。地平線が見えるくらい
の農地! せめて2〜4キロ四方の農地でなければ競争に勝てないし、次世
代は育たない。起業では農地を物納して株主になればいい。

「先祖伝来の農地」を死蔵するのではなく、大いに活かす、頭を使う、
魅力ある産業に仕立て上げる、それがご先祖様への何よりの供養になる。

なあ、爺さん、あんた分かってないようやから教えといてあげるがの
う、誰が住むのか分からんような豪邸を建てても、チンケな農業の跡取り
には嫁さん来ないぜよ、のう。よーく考えることや、脳ミソ使わんと呆け
るで、のう。(つづく)2019/9/10


2019年09月11日

◆雀庵の「支那人は国を信頼しない」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/26(2019/9/10)】京浜急行の横浜からの下り線
は結構スリルがある。毀誉褒貶の人、島崎藤村「夜明け前」の真似をすれ
ばこんな具合。

「京急線は概ね山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖際
の線路であり、あるところは十間下の川を越えたり、あるところは山の尾
をめぐる谷の入り口である。山を貫く隧道を抜けるとまた隧道に入り、そ
の数知れず。一筋の線路はくねくねと回りながらこの緑多い森林地帯を貫
き海へ向かっていた」

トンネルを抜けても雪国じゃないから駒子はいないね。藤村が骨までしゃ
ぶった「こま子」とか、猪、鹿、狸などのジビエはいそうだ。

仰げばトンビが空をのんびり泳いでいる。思えば遠くに来たものだ、
「旅」という気分になる。南下の旅はひたすら明るい。「三崎口行」なん
てそれだけで気持ちいい。

京急の特急電車は通常は時速120キロ、最速140キロで突っ走る。曲がりく
ねっているから見通しが悪く、こんなところに踏切が!と驚いたりする。
ジェットコースターみたい。少なくともビッグサンダー・マウンテンより
興奮する。

事故を防ぐには線路を高架化すればいいだろうが、莫大な金と時間がかか
るから難しい。比較的簡単なのは踏切を線路の下に移すことだろう。大型
車の通行は無理だろうが。

安全にはカネがかかる、半端ない。日本では自然災害は避けようがない
が、人災は比較的少ない。国家は民に「炊煙と安眠」を保障してこそ存在
意義がある。

「国は国民を守ってくれる」と、戦後復興のいい時代に生まれ育った小生
は思うが、支那の民にとって国=官=支配者=収奪者、民=被収奪者=囚
人、なのではないか。広大な収容所で、囚人は生き延びるためにひたすら
働き、知恵を巡らせ、獄卒は特権階級として「ユスリ、タカリも芸のう
ち」「三方一両得」で遊んで暮らす。選挙もないから、国民には「自分た
ちの国」という意識があるはずもない。

独裁、専制国家の民はひたすら支配階級の圧政下で生きる道、抜け道を探
り、支配階級は常に簒奪、己の利益のために一党独裁体制護持に努める。
だから「公共のみんなの国」を愛するとか守るという意識はない。

支那ではあらゆる省庁は単なる行政機関で、その上には絶対君主として法
律を越えた独裁者、共産党が君臨、統治している。党員以外は中共の支配
する専制国家をまず愛さない。愛せというのが無理筋。

中共は建国から70年で、ようやく飢餓を克服した。しかし、恐らく10億前
後の人々の生活は厳しいままだろう。一方で金持も増えているから貧富の
差は開くばかりだ。皆が貧しいのは耐えられても、こちらが冴えない一品
料理でヒーヒー暮らしているのに、隣が毎晩のようにベンツに愛人を乗せ
て高級レストランで満漢全席では、なお一層のこと惨めな気分になる。

安全ではない、空気も土壌も汚染されている、社会保障はないか薄い、言
論思想の自由はない、選挙もない、真面目な人がバカを見る・・・そんな
国、体制への愛国心は育ちようがない。それは有史以来連綿と続いた支那
の初期設定だ。

日本の従軍記者の嚆矢でもある岡本綺堂「江戸っ子の身の上」から。

<「昔の従軍記者」

日露戦争の当時、私は東京日日新聞社に籍を置いていて、従軍記者として
満洲の戦地に派遣されましたので当時のことがもっとも大きく記憶に残っ
ていますが、順序としてまず日清戦争当時のことから申し上げましょう。

日清戦争(1894/明治27年〜1895/明治28年)は初めての対外戦争であり、
従軍記者というものの待遇や取締りについても、一定の規律はありません
でした。朝鮮に東学党の乱が起こって、清国がまず出兵する、日本でも出
兵して、明治27年6月12日には第五師団の混成旅団が仁川に上陸する。

こうなると風雲穏やかならず、東京、大阪の新聞社からも記者を派遣する
ことになりましたが、当時は従軍記者ではなく、各社が通信員を送り出し
たというに過ぎないので、直接には軍隊とは何の関係もありませんでした。

そのうちに事態いよいよ危急に迫って、7月29日には成歓牙山の支那兵を
撃ち払うことになる。この前後から朝鮮にある各新聞記者はわが軍隊に付
属して、初めて従軍記者ということになりました。

戦局がますます拡大するに従って、内地の本社からは第2第3の従軍記者を
送ってくる。これらは皆、陸軍省の許可を受けて、最初から従軍新聞記者
と名乗って渡航したのでした。

何分にも初めてのことで、従軍記者に対する規律というものがないので、
その服装も思い思いでした。みな洋服を着ていましたが、腰に白木綿の上
帯を締めて長い日本刀を携えているのがある。仕込み杖をいるのがある。

今から思えば嘘のようですが、当時の従軍記者としては、戦地へ渡った暁
には軍隊がどの程度まで保護してくれるか分からない。万一負け戦とでも
なった場合には、自衛行動をもとらなければならない。非戦闘員とて油断
はできない。

まかり間違えば支那兵と一騎討ちするくらいの覚悟がなければならないの
で、いずれも厳重に武装して出かけたわけです。

実際、その当時は支那兵ばかりでなく、朝鮮人だって油断はできないので
すから、このくらいの威容を示す必要もあったのです。軍隊の方でも別に
それを咎めませんでした・・・>

それから10年後、明治37、38年の日露戦争から従軍記者に対する規律が定
まった。大尉相当の待遇を受ける、その代わりに軍規に一切服従すべしと
なった。また、従軍記者は1社1人に制限された。各社とも困り果てたが、
蛇の道は蛇、「上に政策あれば下に対策あり」で、地方新聞社の名義を借
りて複数の記者を派遣するようになった。

陸軍省も知っていたろうが、規定には触れないので許可した。これにより
大手紙各社は3〜6人の記者を派遣できたという。武器はピストルのみ許可
された。

<食事は監理部へ行って貰ってくるのですが、時には生きた鶏や生の野菜
をくれることがある。米は炊き、鶏や野菜は調理しなければならず、なか
なか面倒でした。

私たちは7人が一組で、2人の支那の苦力(クーリー、人夫、軍夫)を雇っ
ていましたが、毎日交代で日本の料理法を指導していました。


苦力の日給は50銭で、みな喜んで忠実に働いてくれました・・・>

1931/昭和6年の柳条湖事件(満州事変)あたりから、支那は蒋介石国民
党、毛沢東共産党、日本との三つ巴の内戦・乱戦になるのだが、支那人に
とって国民党はゴロツキ、共産党は餓狼山賊殺人鬼、日本軍はそれを追い
払う討伐隊(番犬)というような感じではなかったか。

国民党は“官軍”を自称するが、その徴兵は「アンビリーバボー!」としか
言いようがない。町村の幹部を脅して、そのアドバイスで“札付きの厄介
者”を拉致したり“通りがかりの若者”を拉致したり。彼らは「拉壮丁」と
呼ばれ、坊主頭で眉毛を剃られて逃げることもできない。捕まれば半殺し
かお陀仏。ほとんど奴隷。

国民党は「砲声一響、黄金万両」(戦争は金儲けのチャンス!)で強奪、
強姦、汚職などの悪事はするが、共産党は奪い尽くし、殺し尽くし、焼き
尽くす「三光作戦」で、「貧民以外は階級の敵」史観だから非常に恐れら
れた。

この群は銃を持っているのは3分の1、裸足は2分の1で青龍刀や棍棒を担い
でいる。服装はボロボロ、まるで乞食、阿Qの群だ。「赤匪が来る!」と
なれば近隣の町村はもぬけの殻になったという。

人民は抵抗する術がないから国民党軍や日本軍が来ると用意しておいた旗
を振って友好の挨拶をしたそうだ。「あまり乱暴しないでね」(カネとエ
サとサケはやるから早く出てってくれ)というわけ。にわか娼婦や強姦も
あったろう。

綺堂は、苦力や農村の人々が「日本軍はインテリが多い(現実は「国破れ
て山河在り」とか「月落ち烏啼きて霜天に満つ」なんて有名な漢詩は多く
の人は常識として知っていたし、書けただけなのだが)、漢字で意思疎通
できる、乱暴しない」と警戒心を解き、やがて親密な中になっていくこと
に心打たれている。

今の日本は「日は落ちアカ鳴きて涙天に満つ」だが、愛すべき、支えるべ
き、信頼できる日本国は土俵際で何とか残っている。最初からそんな母の
ように優しい、父のようにイザとなれば頼れる国がない支那の民が、カ
ネ・コネしか支えがないのは気の毒である。互助会みたいな宗族は国の代
わりのなるのか、殉死する価値はあるのか・・・小生には分からない。

♪白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春

支那の民もこの歌が大好きだった。故郷、故国・・・愛すべき国があるこ
とは素晴らしいことである。

発狂亭“愚にして辱だがたまには凛?”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(144)2017/1/13】産経は「トランプが来
る、大変だ、大変だ!」、まるで狼少年のごとくに騒いでいるが、記者の
中にはリベラル≒アカモドキもいるから、まあ、そのうち慣れるだろう。

政治マンガ(山田伸)はいつも本当につまらないが、今朝のはデタラメル
ケルがトランプに「保護主義はダメ!」と阻止している絵だった。独を亡
国へ導く“ジャンク”メルケルに比べれば、テーブルの下でプーチンと手を
握り合って「うまいことやろうぜ」と意気投合を演じている怒鳴門・虎河
豚の方が遥かにマシだ。調理次第で高級料理になる。

新聞チラシに入っていた「厚木市タウンニュース」によると、緑豊かな愛
甲石田あたりの住民ボランティアによる無料ミニバン路線バスが金曜夜の
終バス(神奈中バス?)後に深夜便運行を始めたという。「このままでは
地元に若者はいなくなってしまう」という危機感が動機だ。

この辺りの若者の多くは、神奈中バスや小田急などを乗り継いで東京の職
場まで通うと最低2時間はかかる。結構しんどいから東京に住んでしま
う。「せめて週末には故郷へ帰ってきてよ」というヂヂババの願いだ。

過疎化、過疎地をどうするか、みな悩んでいるが、生産性の低い小規模農
業では一家4人を支える最低所得、年収800万円には到底届かない。国際競
争もあるから企業誘致も難しい。サービス業にしても猿と鹿、熊は何も
買ってくれない。

狭い農地にしがみついていないで皆でドローンや無人コンバインを使う農
業法人などを先行企業を巻き込んで創るべきだ。地平線が見えるくらいの
農地! せめて2〜4キロ四方の農地でなければ競争に勝てないし、次世代
は育たない。起業では農地を物納して株主になればいい。

「先祖伝来の農地」を死蔵するのではなく、大いに活かす、頭を使う、魅
力ある産業に仕立て上げる、それがご先祖様への何よりの供養になる。

なあ、爺さん、あんた分かってないようやから教えといてあげるがのう、
誰が住むのか分からんような豪邸を建てても、チンケな農業の跡取りには
嫁さん来ないぜよ、のう。よーく考えることや、脳ミソ使わんと呆ける
で、のう。(つづく)2019/9/10

2019年09月10日

◆雀庵の「華僑が世界にばらまく悪弊」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/25(2019/9/8)】前回紹介した「金儲けの神
様」邱永漢(1924−2012年)の死後、2015年4月「遺族3人が東京国税局か
ら遺産20数億円の申告漏れを指摘された。また2013年までの2年間に配当
約10億円を所得として報告していなかった」(日経2015/4/29) 。

大物は「死してもカネを離しませんでした」、根性が違う。西武グルー
プの2代目、堤義明もドタバタ劇はあったが、その処理で3兆円の資産を投
じ、それでも残ったカネが50億円だという。あっらー、カネは偉大なり!
 別世界。

毎日100万円、1か月3000万円、1年で3億6000万円使っても14年以上もか
かる。小生にとっては地獄だな。奨学金財団を創ってさっさと処理したい
(ま、あり得ないね)。

堤義明は観光産業に造詣が深かったが、傘下のコクド(現NWコーポレー
ション)の八ヶ岳高原ロッジ&ヒュッテ総支配人から「売上を伸ばす知恵
はないか」と相談を受けて視察に行ったことがある。

美しいお嬢様風のロッジはさておき、この「ヒュッテ」は徳川義親(尾
張徳川家19代当主、侯爵)の邸宅を移築したもので、小生のようなイタズ
ラ坊主からすれば実に高貴、気品あふれる令嬢そのもの。

「アーッ、なんて素晴らしいんだろう、一度でも寝てみたい・・・ここ
は泊まれるんですか?」「いや、今は物置にしています」。

何と! まるで眠れる森の美女、小公女セーラを雨ざらしの物置にする
なんて。「このヒュッテ、キレイにしたら売れますよ、結婚式場にもなる
し・・・好き心のカップルなら一度だけでもこんな素敵なおとぎの国で愛
の交歓をしたいもんです」

まあ、そんなアドバイスをしたが、総支配人が派閥抗争で消えてしまっ
たので、話は終わってしまった。噂によると総支配人は若き堤義明の身代
わりでムショに入り、そのお情けで総支配人になったんだとか。

今、このリゾートではヒュッテを夏場にレストラン、ティールームとし
て使っているから、まあ小生の口先三寸的ソリューションは役立ったのか
もしれない。

世界中に新天地を求めた華僑は、国家を(吸血鬼、簒奪者と呪詛して)
まったく信じない代わりにカネと宗族(男系男子の血脈集団)を崇拝す
る。カネの力を知っているから、悪弊(彼らにとっては常識)を世界にば
らまく。日本の海外旅行業界でもそれに染まっている。

1)航空会社から旅行業者へ支払われる「キックバック」。契約書がない
リベートというか報奨金だ。まあ“人参”で、旅行業者は必死でニギリ(ノ
ルマ)を達成しようと励む。追いつめられると叩き売り、「タダでもい
い!とにかく乗ってくれ」。

旅行会社は次期の仕入れ枠が削られてしまうから必死で、航空会社も
ロードファクター(利用率)を高めるために「空気を運ぶよりまし」と黙
認する。

バッタ屋が二束三文で残席を買って、激安ツアー、激安チケットとして
売る。HISはこうして大手にのし上がった。

2)現地旅行会社(ランドオペレーターとかツアーオペレーターと言う)
による「ランドフィーゼロ」。地上費(ホテル代、観光バス代、美術館な
どの入場料、昼食代など)は要りません、タダでOK。

ウマイ話には裏があり、客を土産屋に送り込む。「1日5店回しは当たり
前、10店回しまでは許容範囲」。現地旅行会社はショッピングコミッショ
ンで地上費を賄い、利益も得るわけ。

もちろんお娼妓さんも紹介してコミッションを得る。まるでポン引き。

日本の旅行業者もキックバックを得られるからウィンウィン。昔は添乗
員に払われていたので、1年添乗して家が建たない奴はバカだ、と言われ
たものである。

それを元手に起業した人も多かったが、1975年あたりからコミッション
は直接、会社に入るようになったから、「金ぴかの歩く高級ブランド」だ
らけだった添乗員は一気に最底辺の仕事になってしまった。「好きじゃな
いととてもできないわ」と皆言う。

当時では年間300日働いても年収300万円、今でも人気のある添乗員
(ファンがつく)でもせいぜい500万円だろう。TV(テクニカルビジッ
ト、産業視察旅行)で特定分野の造詣が深く評判のいい40〜50歳の添乗員
でも700万円程度だと思う。

3)地獄の沙汰も金次第、多くの交渉事がワイロ、リベートに左右され
る。民間取引から政府などの認可が必要な案件(空港の発着枠など)も、
袖の下が潤滑油になる、無理も通る。「満員です」、これがワイロ次第で
「古くからの友達、優先させます、大丈夫!」。カネ、コネの世界。

まあ、そんな感じで華僑がいる国ではアングラマネーが動かないとビジ
ネスは上手くいかない。それで誰も損しない(本当は客や真面目な会社が
損しているのだが)、皆ハッピーなんだから波風を立てることもあるま
い、と多分世界中が華僑式ビジネスに汚染されてしまった。みんなお代官
様、越後屋さん。平次さんも「まあ、あんまり派手にやらねえでくれよ」
と見逃してくれる。

実際、いろいろな国への資金・物資援助が正しく使われてるかどうか、
誰にも分かってはいないのではないか。北朝鮮への援助のコメが、市場で
堂々と売られている。赤い羽根共同募金が最終的にどこへ行っているの
か、分からない。怪しいNGOはそれで食っているのではないか。

華僑なら「騙される奴が悪い」「カネがあれば難交渉でも上手くいく」
となるのだろうが、少なくとも日本人は「機械あれば機事あり、裏はとも
かくも、表はキレイにしておかないと」と思うだろう。

支那系の大企業で初の日本支社長(海軍主計局上がり)になった人はほ
とんど華僑みたいだった。人間関係=金銭関係で、「油断するとネコババ
される」と常に社員を疑っていた。女子社員がトイレに行くと「あなた、
いつも30分もトイレに行く、会社の金を盗んでいるようなものです」と詰
り、小生にまで「うちの部長とあなたは仲良しだから、本当にこの請求書
は正しいのですか」なんて疑ったりしていた。

給料はとても良かった。ところが数年たつと「あなたは有能だから取締
役になってくれませんか、ついては株主になってください」。給料が高い
分、株を買わざるを得ないようにして、大方の社員は「こんなワンマンの
銭ゲバの下でカネを絞られてはたまらない」と辞職する。

支社長は「人材は高給で釣れるし、辞めてもらってもどうということな
い」と屁の河童。

社員曰く「あいつは粗にして野だが卑でもある、とにかく卑、卑、卑。
頭のてっぺんから足のつま先まで卑!」と言って辞職した。(この方は
時々産経に記事を書いている。自宅で料理教室も開いたとメールが来た)

因みに支社長の奥様はマンションころがしの天才、息子は日銀マン。一
家を挙げて「銭ゲバ家族」!華僑より出でて華僑より欲深! 儲け話が来
ると「100万円くれたら話に乗りますよ」、詐欺師は尻尾巻いて逃げる。
まさに華僑もマッツァオ!タフ!

極くたまにアジアの暴動などでは華僑が狙われる。香港でも中共とウィ
ンウィンの華僑の大財閥は嫌われているらしい。あまりにえげつなく華僑
式ビジネスをやると叩かれるのではないか。

発狂亭“粗にして野だが貧でもある”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(143)2017/1/12】野口健「自分を追い詰
めず苦しいと認める」。

<多種多彩な活動を続ける上で重要なことは、自分の精神的キャパを把
握することだ。人間の精神力、集中力には限界があるから過剰に自身を追
い詰めてはいけない。苦しい時には苦しいと認めること。

一時の正義感や思い付きだけでは活動は続かない。人生も活動も短距離
走ではないのだから。何よりも大切なのは本人がその活動に夢やロマン、
新たな可能性を感じていること。どんな活動にもワクワクしたい。また活
動を「やりっぱなし」で終えるのではなく、形にまとめ、次につなげてい
くことも重要だ。

今年も一歩一歩、コツコツと焦らずに積み重ねていきたい>

哲学者というか、求道者とか、武蔵のような風格がある。彼は歴史に名
を刻むだろう。

「建設現場 進む自動化 高齢化で130万人離職(平成26年比で37年に
は)の見通し 鹿島、日本初のダンプカー導入」

<複数の重機を一人で操られるようにするが、リモコンによる遠隔操作
とは異なり、一度指示した作業を各重機が連携しながら自律的に繰り返す
点が大きな特徴。改造費は1台当たり500万円・・・>

単純肉体労働者はやがて粗大ゴミになるのか?「窓際が あった時代が
 懐かしい」(サラリーマン川柳)

・・・・

土方では 生きていけない 世となりぬ 汗水流す 現場は消える(修)

京急事故で高齢ドライバーは駆逐されるのだろうな(つづく)2019/9/8


2019年09月09日

◆雀庵の「華僑が世界にばらまく悪弊」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/25(2019/9/8)】前回紹介した「金儲けの神
様」邱永漢(1924−2012年)の死後、2015年4月「遺族3人が東京国税局か
ら遺産20数億円の申告漏れを指摘された。また2013年までの2年間に配当
約10億円を所得として報告していなかった」(日経2015/4/29) 。

大物は「死してもカネを離しませんでした」、根性が違う。西武グルー
プの2代目、堤義明もドタバタ劇はあったが、その処理で3兆円の資産を投
じ、それでも残ったカネが50億円だという。あっらー、カネは偉大なり!
 別世界。

毎日100万円、1か月3000万円、1年で3億6000万円使っても14年以上もか
かる。小生にとっては地獄だな。奨学金財団を創ってさっさと処理したい
(ま、あり得ないね)。

堤義明は観光産業に造詣が深かったが、傘下のコクド(現NWコーポレー
ション)の八ヶ岳高原ロッジ&ヒュッテ総支配人から「売上を伸ばす知恵
はないか」と相談を受けて視察に行ったことがある。

美しいお嬢様風のロッジはさておき、この「ヒュッテ」は徳川義親(尾
張徳川家19代当主、侯爵)の邸宅を移築したもので、小生のようなイタズ
ラ坊主からすれば実に高貴、気品あふれる令嬢そのもの。

「アーッ、なんて素晴らしいんだろう、一度でも寝てみたい・・・ここ
は泊まれるんですか?」「いや、今は物置にしています」。

何と! まるで眠れる森の美女、小公女セーラを雨ざらしの物置にする
なんて。「このヒュッテ、キレイにしたら売れますよ、結婚式場にもなる
し・・・好き心のカップルなら一度だけでもこんな素敵なおとぎの国で愛
の交歓をしたいもんです」

まあ、そんなアドバイスをしたが、総支配人が派閥抗争で消えてしまっ
たので、話は終わってしまった。噂によると総支配人は若き堤義明の身代
わりでムショに入り、そのお情けで総支配人になったんだとか。

今、このリゾートではヒュッテを夏場にレストラン、ティールームとし
て使っているから、まあ小生の口先三寸的ソリューションは役立ったのか
もしれない。

世界中に新天地を求めた華僑は、国家を(吸血鬼、簒奪者と呪詛して)
まったく信じない代わりにカネと宗族(男系男子の血脈集団)を崇拝す
る。カネの力を知っているから、悪弊(彼らにとっては常識)を世界にば
らまく。日本の海外旅行業界でもそれに染まっている。

1)航空会社から旅行業者へ支払われる「キックバック」。契約書がない
リベートというか報奨金だ。まあ“人参”で、旅行業者は必死でニギリ(ノ
ルマ)を達成しようと励む。追いつめられると叩き売り、「タダでもい
い!とにかく乗ってくれ」。

旅行会社は次期の仕入れ枠が削られてしまうから必死で、航空会社も
ロードファクター(利用率)を高めるために「空気を運ぶよりまし」と黙
認する。

バッタ屋が二束三文で残席を買って、激安ツアー、激安チケットとして
売る。HISはこうして大手にのし上がった。

2)現地旅行会社(ランドオペレーターとかツアーオペレーターと言う)
による「ランドフィーゼロ」。地上費(ホテル代、観光バス代、美術館な
どの入場料、昼食代など)は要りません、タダでOK。

ウマイ話には裏があり、客を土産屋に送り込む。「1日5店回しは当たり
前、10店回しまでは許容範囲」。現地旅行会社はショッピングコミッショ
ンで地上費を賄い、利益も得るわけ。

もちろんお娼妓さんも紹介してコミッションを得る。まるでポン引き。

日本の旅行業者もキックバックを得られるからウィンウィン。昔は添乗
員に払われていたので、1年添乗して家が建たない奴はバカだ、と言われ
たものである。

それを元手に起業した人も多かったが、1975年あたりからコミッション
は直接、会社に入るようになったから、「金ぴかの歩く高級ブランド」だ
らけだった添乗員は一気に最底辺の仕事になってしまった。「好きじゃな
いととてもできないわ」と皆言う。

当時では年間300日働いても年収300万円、今でも人気のある添乗員
(ファンがつく)でもせいぜい500万円だろう。TV(テクニカルビジッ
ト、産業視察旅行)で特定分野の造詣が深く評判のいい40〜50歳の添乗員
でも700万円程度だと思う。

3)地獄の沙汰も金次第、多くの交渉事がワイロ、リベートに左右され
る。民間取引から政府などの認可が必要な案件(空港の発着枠など)も、
袖の下が潤滑油になる、無理も通る。「満員です」、これがワイロ次第で
「古くからの友達、優先させます、大丈夫!」。カネ、コネの世界。

まあ、そんな感じで華僑がいる国ではアングラマネーが動かないとビジ
ネスは上手くいかない。それで誰も損しない(本当は客や真面目な会社が
損しているのだが)、皆ハッピーなんだから波風を立てることもあるま
い、と多分世界中が華僑式ビジネスに汚染されてしまった。みんなお代官
様、越後屋さん。平次さんも「まあ、あんまり派手にやらねえでくれよ」
と見逃してくれる。

実際、いろいろな国への資金・物資援助が正しく使われてるかどうか、
誰にも分かってはいないのではないか。北朝鮮への援助のコメが、市場で
堂々と売られている。赤い羽根共同募金が最終的にどこへ行っているの
か、分からない。怪しいNGOはそれで食っているのではないか。

華僑なら「騙される奴が悪い」「カネがあれば難交渉でも上手くいく」
となるのだろうが、少なくとも日本人は「機械あれば機事あり、裏はとも
かくも、表はキレイにしておかないと」と思うだろう。

支那系の大企業で初の日本支社長(海軍主計局上がり)になった人はほ
とんど華僑みたいだった。人間関係=金銭関係で、「油断するとネコババ
される」と常に社員を疑っていた。女子社員がトイレに行くと「あなた、
いつも30分もトイレに行く、会社の金を盗んでいるようなものです」と詰
り、小生にまで「うちの部長とあなたは仲良しだから、本当にこの請求書
は正しいのですか」なんて疑ったりしていた。

給料はとても良かった。ところが数年たつと「あなたは有能だから取締
役になってくれませんか、ついては株主になってください」。給料が高い
分、株を買わざるを得ないようにして、大方の社員は「こんなワンマンの
銭ゲバの下でカネを絞られてはたまらない」と辞職する。

支社長は「人材は高給で釣れるし、辞めてもらってもどうということな
い」と屁の河童。

社員曰く「あいつは粗にして野だが卑でもある、とにかく卑、卑、卑。
頭のてっぺんから足のつま先まで卑!」と言って辞職した。(この方は
時々産経に記事を書いている。自宅で料理教室も開いたとメールが来た)

因みに支社長の奥様はマンションころがしの天才、息子は日銀マン。一
家を挙げて「銭ゲバ家族」!華僑より出でて華僑より欲深! 儲け話が来
ると「100万円くれたら話に乗りますよ」、詐欺師は尻尾巻いて逃げる。
まさに華僑もマッツァオ!タフ!

極くたまにアジアの暴動などでは華僑が狙われる。香港でも中共とウィ
ンウィンの華僑の大財閥は嫌われているらしい。あまりにえげつなく華僑
式ビジネスをやると叩かれるのではないか。

発狂亭“粗にして野だが貧でもある”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(143)2017/1/12】野口健「自分を追い詰
めず苦しいと認める」。

<多種多彩な活動を続ける上で重要なことは、自分の精神的キャパを把
握することだ。人間の精神力、集中力には限界があるから過剰に自身を追
い詰めてはいけない。苦しい時には苦しいと認めること。

一時の正義感や思い付きだけでは活動は続かない。人生も活動も短距離
走ではないのだから。何よりも大切なのは本人がその活動に夢やロマン、
新たな可能性を感じていること。どんな活動にもワクワクしたい。また活
動を「やりっぱなし」で終えるのではなく、形にまとめ、次につなげてい
くことも重要だ。

今年も一歩一歩、コツコツと焦らずに積み重ねていきたい>

哲学者というか、求道者とか、武蔵のような風格がある。彼は歴史に名
を刻むだろう。

「建設現場 進む自動化 高齢化で130万人離職(平成26年比で37年に
は)の見通し 鹿島、日本初のダンプカー導入」

<複数の重機を一人で操られるようにするが、リモコンによる遠隔操作
とは異なり、一度指示した作業を各重機が連携しながら自律的に繰り返す
点が大きな特徴。改造費は1台当たり500万円・・・>

単純肉体労働者はやがて粗大ゴミになるのか?「窓際が あった時代が
 懐かしい」(サラリーマン川柳)

・・・・

土方では 生きていけない 世となりぬ 汗水流す 現場は消える(修)

京急事故で高齢ドライバーは駆逐されるのだろうな(つづく)2019/9/8


2019年09月06日

◆雀庵の「洗脳、扇動、恐怖政治は限界に」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/23(2019/9/5)】山本夏彦翁は「正義はやがて国
を亡ぼす」と書いたが、政治、特に外交は「昨日の敵/友は、今日の友
/敵、明日の敵/友」で、永遠に変わらないのは「国益だけ」という論はよ
くある。

過去を見ても、鬼畜米英は日本の親友みたいになった。支那の国民党は敵
だったが、台湾に引き籠ってから日本は仲良くなった。国民党の敵の中共
が台頭すると日本は掌返しで日中友好と叫び出した。「サヨナラ台湾、
ニーハオ北京」・・・

明日はどうなるのか、分からない。いずこの国も“国際政治天気予報”に敏
感になっているが、積み木崩しでアレヨという間に状況が変わるから、国
家経営は実に難しい。

芥川龍之介の「侏儒の言葉」は面白かった。ビアスの「悪魔の辞典」、モ
ンテーニュの「随想録」みたいに秘伝辛子が入っているが、「悪魔の辞
典」を日本に紹介したのは芥川だそうだ。彼は「随想録」も読んでいる。

「侏儒の言葉」は『文藝春秋』に1923/大正12年1月から1927/昭和2年の自
死まで断続的に連載された。頭が良過ぎるというか、早熟というか、35歳
で逝くのはチョットナーという気がする。早世とか夭折は当時の文壇の流
行病だったのだろうか。

「侏儒の言葉」から引用(要約)する。

<古来政治的天才とは民衆の意志を彼自身の意志とするもののように思わ
れていた。が、これは正反対であろう。むしろ政治的天才とは「彼自身の
意志を民衆の意志とする」もののことを云うのである。

少くとも民衆の意志であるかのように信ぜしめるものを云うのである。

この故に政治的天才は俳優的天才を伴うらしい。ナポレオンは「荘厳と滑
稽との差は僅わずかに一歩である」と云った。この言葉は帝王の言葉と云
うよりも名優の言葉にふさわしそうである。

民衆は大義を信ずるものである。が、政治的天才は常に大義そのものには
一文の銭をも投じないものである。唯民衆を支配する為には大義の仮面を
用いなければならぬ。しかし一度用いたが最後、大義の仮面は永久に脱す
ることを得ないものである。もし又強いて脱そうとすれば、如何なる政治
的天才もたちまち非命に倒れる外はない。

つまり帝王も王冠の為におのずから支配を受けているのである。この故に
政治的天才の悲劇は必ず喜劇をも兼ねぬことはない>

「彼自身の意志を民衆の意志とする」・・・ヒトラーの演説は実に民衆の
魂を高揚させたのだろう。彼自身が演説中に興奮して倒れ込むこともあっ
たという。エクスタシー、ヒステリー、失神・・・まさに名優だ。

「JFK」ケネディの(カネと野望に溢れた父親が雇っただろう)ゴースト
ライター、スピーチライターは実に優秀だった。JFKのオツムは普通なが
ら、軍歴があり(日本軍に撃沈され漂流、これを父親は「英雄譚の物語」
にした))、イケメンで(TV映りが良いように化粧をした)、病的な女好
き(秘せられたろう)という男の演説は、しかし、聴衆を大いに魅了した。

モンテーニュ曰く――

<ある修辞学者は、「自分の仕事は、小さな事柄を大きそうに見せ/思わ
せることである」と言った。スパルタでなら詐術師として鞭打たれたに違
いない。

(古代アテナイ全盛期の王に次ぐ事実上の最高権力者ペリクレスの政敵に
対して)王は「角力(すもう)ではどっちが強いのか、ペリクレスか、そ
れとも汝か」と尋ねたところ、彼はこう答えた。

「どうとも言えませぬ。わたしが角力で彼を地に投げても、彼は並み居る
人々に向かって『自分は倒れはしなかった』と言い張り、結局勝ってしま
います」

王はさぞかし驚いたことだろう。

婦人の化粧は男の目を欺くが、大した損害ではない。ところが修辞学者は
我らの目ではなく判断を欺き、変えることを職としている。クレタのよう
に秩序、善政のもとにある国々は、雄弁家をあまり尊重しない。


アリストン(スパルタ王)は賢明にも修辞学を「人民を納得させる学問」
と言った。ソクラテスとプラトンは「欺きかつへつらう術」と言った。マ
ホメット教徒は修辞学を無用の長物として子弟に教えることを禁じた。

またアテネ人は、修辞学が彼らの都においてはなはだ重んじられたために
いかに世を毒したかを悟り、人の感情を煽り立てるような部分を削除させた。

修辞学は、常軌を逸した群衆や暴徒を扇動したり操縦したりするために案
出された道具である。医薬のように病める国家においてのみ使用される道
具である。

俗衆や無知の者、誰でも彼でもが何でもなしえた国々、たえず物情騒然の
国々には(修辞学に長けた)雄弁家が集まった。これらの共和国において
は、雄弁の助けを借りずに衆望を負いえた人物はほとんど見られないので
ある。

ポンペイウス、カエサル、クラッシュス、ルクルス・・・いずれも己の雄
弁を大きな頼りとして、とうとうあれほどの高位まで昇ったのである。雄
弁を武器以上に活用したのである。

政治が安定しないと雄弁家が百家争鳴、暗愚軽信の庶民は耳に快い美辞麗
句に魅せられてしまい、理性によって物事の真偽を識別するに至らない、
一人の君主をいただく国は、そうでない国々ほどに雄弁を必要としないよ
うだ・・・>


我らの隣人、支那、半島は概ね権力者の暗闘と民の暗愚軽信の「私利私欲
的支那人(シナジー)効果」で何百年も活火山だ。時々女が火に油を注
ぐ。いつ大噴火するか分からない。

香港政府は中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正
案の正式撤回を表明した(9/4)。建国70週年を迎える10月1日の国慶節前
後あたりまでは香港に対する中共軍の攻撃はなさそうだ。


この“休戦”は習近平と上海閥(香港に強い)、共青団(海軍に強い)との
合意によるものだろう。習近平は建国70周年を安泰に迎える代償として何
を譲歩したのか。

地球を俯瞰すれば、独裁国家の「洗脳、扇動、恐怖政治」は限界に来てい
る、と小生は思う。不都合な政敵を闇討ちするようなやり方ではとても国
際競争を乗り切れはしない。少なくとも中共は香港の普通選挙を認めなけ
れば香港市民は手を緩めないのではないか。

<9月11日から12日にかけて、香港で「一帯一路」サミット2019が開催さ
れることになっている。参加者は部長級ではあるものの、現状では開催可
能なはずがない。では、どうするつもりなのか?・・・他の都市に移して
開催するだろうと推測される。その都市はどこかと考えた時に「深セン」
が有力候補として考えられる>(遠藤誉・中国問題グローバル研究所所長)

こんな騒擾の中で「一帯一路」会議で訪中するのは三跪九叩頭の属国によ
るお見舞いみたいで、中共を警戒する多くの国から反発を買うのではないか。

香港人を圧殺すれば台湾人は中共の侵略に命懸けで反発する。外資系企業
や人材は逃げ出し、ロシアのように孤立するしかない。連邦制国家への移
行は出血の最も少ない体制転換だ。習近平がそれを成せば永遠の名君とし
て、成さねば永遠の暴君として歴史に刻まれるだろう。

発狂亭“香港加油!台湾加油!”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(141)2017/1/12】承前【産経】広告「宮崎
正弘『日本が全体主義に陥る日』」。個人の自由の抑制、社会・集団の利
益優先・・・多かれ少なかれ先進国は選挙で政権を選ぶから、右や左にぶ
れる危険性は常にあるし、回復力もあるから、大きく国を棄損することは
なさそうだ。

阿比留瑠偉ボナパルト「実現しつつある『高麗共和国』」、「誰が大統領
になるにせよ、韓国の従中、反米、反日、親北の左派路線は今後ますます
強まりそうで、在韓米軍の撤退すら現実味を帯びてきそうだ」。韓国は自
殺するのだろう、ほとんど狂気。

石平「習政権を襲う“黒船”トランプとの貿易、南シナ海、台湾という3つ
の戦線」。米中はお互いにジャブは打つけれど、激烈な権力闘争を抱える
習としては当面は様子見でいくしかないだろう。

伊藤元重「正論 グローバル化が諸悪の根源か」。それはどうかは分から
ないが、ヒト・モノ・カネが国境を越えて自由に動き回ると、国柄、公序
良俗、価値観などが壊れる危険性は高い。制御できないとかなりヤバイ。
2019/9/5

2019年09月05日

◆雀庵の「上に政策あれば下に対策あり」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/21(2019/9/2)】支那というか漢族は数千年も独
裁政権の圧政下にあったから、圧政を受け流すどころか、それを逆手に
「儲ける」知恵もビックリするほど上達している。ほとんど芸術的だ。


「上有政策、下有対策」はトップクラスの格言で、「庶民憲法第一条」と
いう感じ。「上に政策あれば下に対策あり」で、具体的にはこんな風だ。


<「以旧換新」旧型家電の新型家電への買い替え促進策

消費刺激策の一環として、2009年より旧型家電から省エネ新型家電への
買替え促進策(以旧換新、古きをもって新式に変える)が実施されたのに
伴い、行政当局が予想していなかった産業チェーンが生れた。

旧型家電を中古として100元(1500円)程度で購入し、これを家電販売 店
に持ち込んで補助金を受け取って安く新型家電を購入する者が相次いだ
のである。量販店の販売員がこの方法を耳打ちし、自分の販売ノルマ達成
を図るとともに、補助金のキックバックを得る例も多発したようだ。

この結果、旧型家電が人気商品となり、まだ以旧換新が実施されていな
い周辺都市に出向き旧型家電の買い溜めをする中古家電屋まで現われた>
(大和総研2010年11月01日 アジアンインサイト 範 健美)

芸術的どころかミラクル、まるでシルク・ドゥ・ソレイユだ。日本人的
な考えでは「法の抜け穴をついて儲けるなんて恥ずかしいこと。天知る、
地知る、吾知る、汝知る、そんなことをしていると信用を失うよ」となる
が、支那では「いやー、大したものだ、俺もやろう!」となるわけだ。

カネ、カネ、カネがすべて、蓄財蓄妾美酒美食もすべてカネ次第。すご
い民族だ。そうしなければ圧政の中で生きて行けなかったのだろう。弱肉
強食のジャングルで生まれ育てば誰でもそうならざるを得ないのかもしれ
ない。

消費税増税は当分延期されたのかと思っていたら10月から10%に上がる
そうだ。財務省の官僚どもによる悪法。二桁に増税されたら次は13%、
15%、無節操に蛇口を開いているからやがては20%、さらに25%になる。
下々は「下有対策」を考えなければならない。


ずばり、1か月間、消費を我慢する、耐乏生活にできるだけ頑張る。政府
が増税撤廃を決断するまで耐える。3か月で政府は音を上げる。

枯れ木に水をやるような遣い方をしていたら、いくら増税したって間に
合わない。自分の老後は自分で責任を持つ、これが基本だ。カネがなくて
生活ができないのは基本的に自己責任。これまでの人生がまっとうなら、
近所の人たちが奉賛金、寄付金、協賛金、賛助金などを募る奉加帳を町内
に回してくれる。「以前お世話になったから」と医者に連れていってくれ
る人もあろう。


支援がないのであれば、基本的には自業自得、「あなたの人生が間違って
いた」のだ。運不運はあるが、ちゃんとやってきたのか、それでも運悪く
食にも事欠く状態・・・「それなら生活保護を、区役所には私が連れてい
きましょう、まずは社協に相談しましょう」という人が出てくるはずだ。

誰も助けてくれない、声をかけてくれる人もいない、「それならせめて
人の迷惑にならないようにご自分で始末を」と言うしかない。

それはそれとして、景気は安定しているが、懐が温かいとは言えない。
贅沢はできない、ちょっと我慢しようという感じ。そういう時に消費増税
というのは消費マインドをずいぶん下げてしまうのではないか。今は円高
で輸入品は下がっているが、増税でその効果もなくなり、「品質は落ちて
もちょっと安い方にしよう、我慢しよう」となりかねない。

メーカーは売上が伸びない、給料を上げられない、民は財布のひもを絞
る、という悪循環になれば、景況感が好転するまでに数年かかるだろう。
暗くて長いトンネルになったら、未来のための増税が未来をダメにするこ
とになりかねない。

全国3500万のヂヂババ同志諸君! まずは3か月、窮乏生活に耐えよ、 財
務省のトンチンカン官僚にNO!を、キング牧師は「静かなる抗議」で公
民権運動を進めて勝った、欲しがりません勝つまでは! 



♪立て、老いたるものよ 今ぞ日は近し 醒めよ我が同胞(はらから) 暁は来ぬ

増税の鎖断つ日 顔は血に燃えて 海山隔てつ 我等 腕(かいな)結びゆく

いざ闘わん いざ 奮い立て いざ あぁ 質素倹約吝嗇節約 我等がもの

同志諸君! 団塊世代の根性を見せたれ! ただの軽佻浮薄ではなかっ
た、と汚辱をそそぎ名をなす秋(とき)だ! いざ、霞が関へ! 財務省
を包囲せよ!


てな感じでじっと耐える、我慢比べ、個人消費が3か月連続で前年割
れ・・・財務省はびびる、後世に「令和元年、日本経済を破壊した5人の
官僚」なんて汚名を残すのは耐え難いからだ。絶対勝つ!「一緒に祈りま
しょう」(あの人、最近姿見ないね)


発狂亭“和式下有対策”雀庵の病棟日記から。


【措置入院 精神病棟の日々(138)2017/1/10】承前【産経】西見由彦
「北京春秋 中国のハットトリック」。中共のえげつない銭ゲババラマキ
外交。


<台湾問題に関しては、中国側の強硬姿勢が台湾人の心を離れさせる連鎖
を生んでいる。求婚を受け入れない異性(修一:今どきは「相手」と書か
ないと叩かれそう、狂気の沙汰!)に嫌がらせをして回る人間と一緒にな
りたいと思うだろうか>


中国科学院がサイトにその類の記事を載せたら習近平が激怒し、沈黙し
た。ノルウェーも中共に屈服してパンツを脱いだが、ノルウェー人でオク
スフォード大教授のステイン・リンゲン氏は、「中国とビジネスをしたけ
れば叩頭して中国の利益に貢献しろということだ」と嘆いているそうだ。


三跪九叩頭は中華帝国への正式な挨拶、朝貢外交の象徴。大昔から支那が
まったく成長しないのは言論の自由がないからだ。


「資生堂 同性婚も平等に 多様性重視 手当・休暇 配偶者扱い」。

<電通が約7万人を対象に実施した平成27年4月の調査によると、LGBTに
該当する人は全体の7.6%だった>


同性カップルに育てられた子供は精神面で問題があるという米国での調査
は、リベラル≒アカモドキに封印されているのだろう。


少なくとも私は資生堂製品は絶対買わないわ、絶対使わないわ。


よくって、今日から私は時々レディになるの、専用車両、トイレでの30分
おしゃべり、飲み代は男性が払うのよ、明日から生理休暇取ります、来年
は課長にしてね、じゃないと差別で訴えるわよ!奥様にばらすからね、パ
ワハラ、セクハラ、私はとても苦しかったのよ、イジメに遭ったの。被害
者なんだからね、誠意を見せて!謝罪して!土下座して!反省するニダ!
(つづく)2019/9/2


2019年09月04日

◆雀庵の「モノは進化、ヒトは不易」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/22(2019/9/3)】10月初旬に友達3人組で津軽 半
島を周遊する。名付ければ「津軽抒情 太宰とタケと縄文人そして会津
の涙」あたりか。現地でレンタカーを借りるが、新宿―青森は往復とも深
夜バスだ。リタイアしたから暇はある、M資金はない、安いので行こう、
Take the cheap bus というわけ。

4泊2日という強行軍は止むを得ないが、大問題がある。

<夜行バスは丸々9時間以上もかかるんだ。まさに“時は金なり”だ
なぁ・・・しかも“車内禁酒”だって!もしかしたら、青森に着く頃は即身
仏になっているかも>

<車内は禁酒禁煙ですぞ。俺は乗車前に飲んで車内はひたすら寝る>

<トイレストップの時に、1)自販機で買う、2)事前に水割りとかを
水筒、PETに入れておいてぐい飲みする、とか。10〜15分ほどしかないか
ら(2)がいいかも>

<修チャンは甘い! バスは高速をブッ飛ばすだろうから、当然ながら
PAにもSSにもオチャケは置いてない!加えて、車内には監視カメラがあっ
たりするから、まずは絶望的(Kちゃんの言う通り、早めに集合して事前
給油するしかないな?>

<「当然ながらPAにもSSにもオチャケは置いてない!」・・・

ほ、ほ、ホントかよ!?可愛いカウンセラーと鬼のような看護婦から
「断酒しないと野垂れ死ぬわよ!」と脅されて以来、酒には関心がなく
なったが、PA、SAに酒がないなんて「信じられなーい!」。

一発で免停! 長距離トラックの運転手はどうやって精神を癒している
のだろう。キャラメル? ガム? チョコ? 

クスリはムショ行きだし・・・リポDとか、奮発してユンケル皇帝液で 元
気をつけているのか? 高速を降りたらコンビニで缶ビール飲んだりし
て・・・

親父は朝5時、日本酒を一杯ひっかけて仕入れに行っていたけどな
あ・・・古い者には生きづらい世の中になったものでございます。

インポ、ノンアル、歩行難・・・夜這いもできない廃車寸前。どこに救
いがありましょう。せめて、せめて、一口だけでも吟醸酒を・・・>

200年前の四国のお遍路さんはようやっと宿に着いたものの、そこは信 仰
上の理由から酒を置いていずに「さて、困ったもんや、どないしょ」
「蛇の道は蛇や、下足番のヂイサンに聞いたらどないか」・・・とあれこ
れ思案している弥次喜多風。

今の悩みは昔の悩み。カネなし、女なし、酒でうっぷんを晴らすしかな
い、だがカネなし、いかにせん・・・そうだ、専務にたかろう!なんて
やったものだ。

人間はそれ自体が進化しているわけではない。試行錯誤で成長しても死
ぬ、昔の人も次代の人もその繰り返し、夏彦翁曰く「寄せては返す波の如
し」。松下幸之助翁曰く「幾つになっても分からないものが人生。分から
ない人生を、分かったようなつもりで歩むほど危険なことはない」。危険
はスリル満点、小生は好きだがなあ・・・幸之助翁もお妾さん持っていた
はずだけれど・・・

人間が動植物と違うのは、どう生きるべきか、なぜ生きるのかを考える
ことだろう。紀元前にキケロ曰く「生きることとは、考えることだ」。そ
れを代々繰り返すが「解」があるわけではないから、人間はいつもゼロか
らのスタートになる。42.195キロ、次代はまたスタートラインから始め
る。すべてが初体験、山あり谷あり、だからオモシロイとも言える。

一方で道具とか機械、建設など「モノ」、モノを産み出す「技術」は
代々発展、深化、進化し、次代へ引き継がれていく。

それによって便利になったり食糧に苦労することも少なくなったが、ヒ
トは相変わらず思春期になれば恋やら人生について悩む。祖父さんや親父
のように悩み、やがて「まあ、こんなもんかいな」と何となく煩悩を解脱
して、めでたく昇天する。天寿全う、万々歳だ。

国家とか政治はどうあるべきか、というと、「モノを発展させる仕組み
を作る、それによって民心を安らかにする」ことが最大の目的でなくては
ならない。特にヒト、モノ、カネの移動が自由で、その分、国際競争が激
しい現代では、知恵、技術で勝ち残らないと、安穏な暮らしはできない。

天然資源に恵まれた国は別として、国際競争で勝つためには知恵・技術
を向上させる必要がある。それにはどうしても言論、思考の自由、百家争
鳴が必要になるから、自由・民主・人権・法治の政治体制でないと難し
い。その自由主義の価値観のない、むしろそれを嫌悪憎悪する独裁政権で
は世界をリードするような新しい発想や技術はまず生まれない。

強権独裁でないと国家の秩序が保てない国はある。マキャベリは「独裁
だが安定した国と、自由だが不安定な国、どちらがいいか。独裁の方がマ
シだ」と書いている。中共独裁の支那の民族は、92%の漢族と56の「少数
民族」とに区分されているが、少数民族を正確に分類すると数えきれない
ほどあるという。

そういう国で民主主義を導入したら、一気に100ほどの国に分裂するだ ろ
う。その多くは後進国で、選挙により中共が支配できるのはごくわずか
になるだろう。米国のように連邦国家にすれば北京党と上海党の二大政党
制で統治できるかもしれないが、蓄財蓄妾美酒美食の「中共利権」はなく
なる。

中共が今のままの独裁ならソ連同様に国際競争に負けて金欠で沈没して
いくしかない。自由化、民主化なら先進国になれるかもしれないが、それ
は連邦制でしかできない。国の将来、民の幸福を優先すれば中共利権を失
う、中共利権をあくまでも握っていたければ独裁体制のままだが、それで
は国力は衰え、やがては中共も利権も失う。

経済の改革開放に続いて政治・文化の改革開放をしないと進化しない。生
き残るためには自らが変わらなければならない。漢族の利己主義、蓄財蓄
妾美酒美食の価値観は不易、永遠に変わらないだろうが、資本主義経済の
連邦国家建設ではその価値観がプラスに働くのではないか。今まで賄賂
だったものを販促奨励金、交際費、会議費、機密費として堂々と表に出せ
ばいいだけだ。

独裁でも豊かな国はあるが、それは天然資源に恵まれた国だけである。
中共は資源輸入国で、これからは知恵・技術でトップを目指さなければな
らないはずだ。軍拡だけではソ連のように疲弊する。

「政権は銃口から生まれる」こともあるが、知恵・技術、競争力は自由
から生まれるのだ。

発狂亭“考える凶器”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(139)2017/1/11】【産経】渡辺利夫「超
高齢化社会をどう生きるか」、冬には豪雪で孤立している山村に総合病院
のある町とを結ぶ道路ができて、雪の季節でも病院へ行けるようになり、
「村の病人数が一挙に増えた」という。

れ以前は諦めていたのだ。諦観、「だって80だもの」・・・

「生きたかろう、生きたからん」「死にたかろう、死にたかん」・・・
夏彦翁は病床の妻をこう描いた。病人の気持、従容として死を受け止める
ことの難しさ、それはそこそこ分かるが・・・悩ましい問題だ。

協和発酵バイオの「オルニチン」広告、「朝からこんなに調子がいいな
んて、想像もできなかった」。やがては「朝から調子が悪い、老化だな」
となるが、奇跡的にGNP(元気、長生き、ポックリ)、PPK(ピンピンコロ
リ)はいる、奇跡的に。

現実はBBNK(病気、ボケ、寝たきり、介護)、みんな疲れ果てて「先
生、楽にしてやってください」、子・孫に囲まれて昇天。医師の処方で自
宅で使える「オレシニン」「無痛往生丸」「征老丸糖衣」を普及させてく
れないか。

スイスは安楽死120万円、ぼったくり! オモテナシ日本、クールジャ パ
ンなら10万円でお釣りがくる! 骨壺を抱いて観光も楽しんでくれ。
2019/9/3


2019年09月03日

◆雀庵の「上に政策あれば下に対策あり」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/21(2019/9/2)】支那というか漢族は数千年も独
裁政権の圧政下にあったから、圧政を受け流すどころか、それを逆手に
「儲ける」知恵もビックリするほど上達している。ほとんど芸術的だ。

「上有政策、下有対策」はトップクラスの格言で、「庶民憲法第一条」と
いう感じ。「上に政策あれば下に対策あり」で、具体的にはこんな風だ。

<「以旧換新」旧型家電の新型家電への買い替え促進策

消費刺激策の一環として、2009年より旧型家電から省エネ新型家電への買
替え促進策(以旧換新、古きをもって新式に変える)が実施されたのに伴
い、行政当局が予想していなかった産業チェーンが生れた。


旧型家電を中古として100元(1500円)程度で購入し、これを家電販売店
に持ち込んで補助金を受け取って安く新型家電を購入する者が相次いだの
である。量販店の販売員がこの方法を耳打ちし、自分の販売ノルマ達成を
図るとともに、補助金のキックバックを得る例も多発したようだ。


この結果、旧型家電が人気商品となり、まだ以旧換新が実施されていない
周辺都市に出向き旧型家電の買い溜めをする中古家電屋まで現われた>
(大和総研2010年11月01日 アジアンインサイト 範 健美)


芸術的どころかミラクル、まるでシルク・ドゥ・ソレイユだ。日本人的な
考えでは「法の抜け穴をついて儲けるなんて恥ずかしいこと。天知る、地
知る、吾知る、汝知る、そんなことをしていると信用を失うよ」となる
が、支那では「いやー、大したものだ、俺もやろう!」となるわけだ。


カネ、カネ、カネがすべて、蓄財蓄妾美酒美食もすべてカネ次第。すごい
民族だ。そうしなければ圧政の中で生きて行けなかったのだろう。弱肉強
食のジャングルで生まれ育てば誰でもそうならざるを得ないのかもしれない。

消費税増税は当分延期されたのかと思っていたら10月から10%に上がるそ
うだ。財務省の官僚どもによる悪法。二桁に増税されたら次は13%、
15%、無節操に蛇口を開いているからやがては20%、さらに25%になる。
下々は「下有対策」を考えなければならない。

ずばり、1か月間、消費を我慢する、耐乏生活にできるだけ頑張る。政府
が増税撤廃を決断するまで耐える。3か月で政府は音を上げる。

枯れ木に水をやるような遣い方をしていたら、いくら増税したって間に合
わない。自分の老後は自分で責任を持つ、これが基本だ。カネがなくて生
活ができないのは基本的に自己責任。これまでの人生がまっとうなら、近
所の人たちが奉賛金、寄付金、協賛金、賛助金などを募る奉加帳を町内に
回してくれる。「以前お世話になったから」と医者に連れていってくれる
人もあろう。

支援がないのであれば、基本的には自業自得、「あなたの人生が間違って
いた」のだ。運不運はあるが、ちゃんとやってきたのか、それでも運悪く
食にも事欠く状態・・・「それなら生活保護を、区役所には私が連れてい
きましょう、まずは社協に相談しましょう」という人が出てくるはずだ。

誰も助けてくれない、声をかけてくれる人もいない、「それならせめて人
の迷惑にならないようにご自分で始末を」と言うしかない。

それはそれとして、景気は安定しているが、懐が温かいとは言えない。贅
沢はできない、ちょっと我慢しようという感じ。そういう時に消費増税と
いうのは消費マインドをずいぶん下げてしまうのではないか。今は円高で
輸入品は下がっているが、増税でその効果もなくなり、「品質は落ちても
ちょっと安い方にしよう、我慢しよう」となりかねない。

メーカーは売上が伸びない、給料を上げられない、民は財布のひもを絞
る、という悪循環になれば、景況感が好転するまでに数年かかるだろう。
暗くて長いトンネルになったら、未来のための増税が未来をダメにするこ
とになりかねない。

全国3500万のヂヂババ同志諸君! まずは3か月、窮乏生活に耐えよ、財
務省のトンチンカン官僚にNO!を、キング牧師は「静かなる抗議」で公民
権運動を進めて勝った、欲しがりません勝つまでは! 

♪立て、老いたるものよ 今ぞ日は近し 醒めよ我が同胞(はらから) 暁は来ぬ

増税の鎖断つ日 顔は血に燃えて 海山隔てつ 我等 腕(かいな)結びゆく

いざ闘わん いざ 奮い立て いざ あぁ 質素倹約吝嗇節約 我等がもの

同志諸君! 団塊世代の根性を見せたれ! ただの軽佻浮薄ではなかっ
た、と汚辱をそそぎ名をなす秋(とき)だ! いざ、霞が関へ! 財務省
を包囲せよ!

てな感じでじっと耐える、我慢比べ、個人消費が3か月連続で前年割
れ・・・財務省はびびる、後世に「令和元年、日本経済を破壊した5人の
官僚」なんて汚名を残すのは耐え難いからだ。絶対勝つ!「一緒に祈りま
しょう」(あの人、最近姿見ないね)

発狂亭“和式下有対策”雀庵の病棟日記から。

【措置入院 精神病棟の日々(138)2017/1/10】承前【産経】西見由彦
「北京春秋 中国のハットトリック」。中共のえげつない銭ゲババラマキ
外交。

<台湾問題に関しては、中国側の強硬姿勢が台湾人の心を離れさせる連鎖
を生んでいる。求婚を受け入れない異性(修一:今どきは「相手」と書か
ないと叩かれそう、狂気の沙汰!)に嫌がらせをして回る人間と一緒にな
りたいと思うだろうか>

中国科学院がサイトにその類の記事を載せたら習近平が激怒し、沈黙し
た。ノルウェーも中共に屈服してパンツを脱いだが、ノルウェー人でオク
スフォード大教授のステイン・リンゲン氏は、「中国とビジネスをしたけ
れば叩頭して中国の利益に貢献しろということだ」と嘆いているそうだ。

三跪九叩頭は中華帝国への正式な挨拶、朝貢外交の象徴。大昔から支那が
まったく成長しないのは言論の自由がないからだ。

「資生堂 同性婚も平等に 多様性重視 手当・休暇 配偶者扱い」。

<電通が約7万人を対象に実施した平成27年4月の調査によると、LGBTに該
当する人は全体の7.6%だった>

同性カップルに育てられた子供は精神面で問題があるという米国での調査
は、リベラル≒アカモドキに封印されているのだろう。

少なくとも私は資生堂製品は絶対買わないわ、絶対使わないわ

よくって、今日から私は時々レディになるの、専用車両、トイレでの30分
おしゃべり、飲み代は男性が払うのよ、明日から生理休暇取ります、来年
は課長にしてね、じゃないと差別で訴えるわよ!奥様にばらすからね、パ
ワハラ、セクハラ、私はとても苦しかったのよ、イジメに遭ったの。被害
者なんだからね、誠意を見せて!謝罪して!土下座して!反省するニダ!
(つづく)2019/9/2

2019年09月02日

◆雀庵の「井上円了と日本の仏教」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/20(2019/8/31)】哲学者で哲学堂(後の東洋大
学)を創立した井上円了は幕末の1858/安政5年、浄土真宗東本願寺派の末
寺の子として生まれた。「安政」、政治の安泰を期した元号で、1853年の
黒船来航で火がついた幕末の激動期の真っ最中だ。この年に日米修好通商
条約が締結されている。



円了は1919年、61歳で亡くなったので今年は没後100年。いろいろなイベ
ントが催されている。彼はとにかく凄まじい勉強家で、なおかつ凄まじい
行動家だった。各地で記録が残っているだけでも5000回以上、講演を行っ
ている。著書は180冊、論文を含めれば軽く1000、2000に達するのではな
いか。



円了の名はあまり知られていない。狭い、因循姑息、徒弟制度的になりが
ちな学窓の博士、研究者ではなく、その世界を離れた独立自尊、孤峰孤高
の啓蒙家、新思想のアジテーターだった。福翁に似ているが、福翁は文明
開化を急ぐインテリレベルに説き、円了は狐狸妖怪に慄く民衆レベルに説
いた、という印象だ。



浄土真宗の寺に生まれたのなら「門前小僧」以上に仏教徒だろうが、そう
ならなかったのは子供の頃から「何でも見てやろう、解剖、分析、研究し
てみよう」という好奇心、批評精神が横溢していたからだろう。



仏教を身近に見れば「ま、癒し系ビジネスね」と小生は思っている。



日本の仏教は基本的に十三派だ。WIKIから。



<日本の仏教は、日本書紀によれば西暦552年に百済よりもたらされた。
約8470万人が仏教徒であるとされる(2013年統計)。現代では、仏教と神
道は区別されることが多いが、幕末までは仏と神を一体で不可分とする神
仏習合の時代であった。



伝統的な仏教の宗派としては、華厳宗、法相宗、律宗、真言宗、天台宗、
日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、融通念仏宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗
の13宗がある。

文化庁の宗教年鑑の統計によると、現在の日本の仏教徒の大半はいわゆる
鎌倉仏教に属している。浄土宗系(浄土真宗)の宗派と、日蓮宗系の宗派
が特に大きな割合を占めている>



浄土真宗(一向宗、門徒宗、真宗、浄土宗とも)の宗祖は親鸞で、法然上
人の念仏の教えに感化され、『教行信証』を著して浄土真宗の開祖になっ
た(1224年)。真宗10派のうち本願寺派が「浄土真宗」、他9派が「真
宗」だという。



(合従連衡は世の常。昨日の敵は今日の友、その逆もあり。キリスト教や
自動車業界は混血ばかりで訳が分からん。日本の野党は今や野合党、カネ
と議席のためには平気でパンツを脱ぐ。あ、ゴメンね、最初からパンツは
いてなかったのね)



円了は遠慮会釈なく仏教諸派を叱咤する。



「真宗識無く、禅宗銭無く、浄土情無く、法華骨無し」とわざわざ韻を踏
み挑発し、「念仏は物知らず、禅は頓馬、真言は盆鎗(ぼんやり)、律は
間抜け、天台は阿房、日蓮は馬鹿」



ほとんど挑発だ、「怒ったか、かかってこいよ、怖いか・・・ちっ、イン
ポ野郎め!」てな感じ。著書「奮闘哲学」にこうも記している。



<世人みな仏教を目して厭世教となすから、仏教は果たして人生を悲観し
たる教えなるか否かを一言しておきたい。



外面よりこれを見れば、仏教は全部厭世、悲観の如くなれども、内容に入
りてうかがわば、人生を悲観するものをして、楽観せしめたいという教え
であることが分かる。



釈迦仏が家を出でて山に入られたのは悲観の境涯であるも、菩提樹下にお
いて正覚の悟りを開かれたるは楽観の境涯である。



最初説かれた小乗教(出家して修行した人しか救われない)は厭世を免れ
ぬけれども、大乗経(すべての人が救われる)に至りては此土寂光(修
一:この世は安らかで、静かな光。理・智の世界)とまで説きたりて、万
法(修一:ばんぽう。物質的、精神的なすべての存在)は有(実在)にし
て空(虚無)にあらざるゆえんを示している。



しかるにその教えがインド、シナなどに行わるるにあたりて、社会の事情
のために厭世の方面にのみ重きを置くようになり、今日にてもわが日本の
仏教家が依然としてその厭世を継続するは、まったく釈迦の本意に背くも
のと思う。仏教は厭世主義にあらずして、活動主義、奮闘主義たれ>



人民が「厭離穢土、欣求浄土」で不平不満を言わずに「あの世で幸せにな
るんだ」と羊のごとく大人しくしている・・・これは為政者にとってとて
も便利、具合がいい。だから仏教は厭世的なのだろう。



洋の東西、宗教を問わず昔から宗教の大スポンサーは為政者だから、スポ
ンサーに逆らう坊主はいない。坊主に逆らう為政者もいない(カノッサの
屈辱で懲りたらしい。ボリシェベキは宗教を抱き込んだ)。マスコミ、特
にTVは花王、味の素、QP、パナソニック、トヨタには絶対噛みつかない。
祟りが恐ろしい、「報道しない自由だ、文句あっか!」てな印象。



一流のアジテーターである円了が「葬式仏教でいいんですか」と問う、あ
ざ笑う、挑発する。しかし、ここまで言われても仏教界は反発しなかっ
た、できなかった。その代わりに徹底的に無視したのだと思う。既得権
益、利権を優先し、社会に貢献する道を拒んだのだ。



第一、反論しようもない。明治18年の東大全学部卒業生の総代で、まるで
知の巨人(ゴジラ)みたいな博学、行動家に論争を挑んでも勝てるわけが
ない、それなら無視、君子危うきに近寄らず、と大人(俗塵界)の保身で
やり過ごしたのだ。



都合が悪いと無視、それを非難されると「誤解を招いたのは遺憾」と引き
籠る。まるで処世訓みたい。



現在の仏教界が家制度、檀家制度の崩壊、少子化などで衰退しつつあるこ
とはずいぶん前から話題になっている。廃仏毀釈でひどい目に遭ったか
ら、普遍性のない政治と距離を置くのは分かるが、人間としてこの世でど
う生きるべきかを人々にアピールする必要はないか(十七条の憲法、五カ
条のご誓文、教育勅語、軍人勅諭などのように)。



まずはナンジャモンジャのお経を分かりやすく「日本語で」と説くことか
ら始めてほしい。キリスト教聖書は結構な頻度で改訂している。かなり以
前から文語体を口語体にしたし、今では「らい病」は「重い皮膚病」「ハ
ンセン氏病」などと表記を変えつつある。



WHOハンセン病制圧特別大使でもある笹川陽平氏がバチカンを「このバカ
チン!」と叩きまくっていたからカトリックも同病の意味付け(この世で
最も不浄な汚物)、表記を改めたのかもしれない。泣く子と大旦那の苦情
には逆らえない。



廃寺や墓仕舞いが話題になっている、大旦那、大檀家は死に絶えつつあ
る、これからは中檀家、小檀家、個人がスポンサーになっていく。「お経
は分からないから有難みがある」なんていう時代ではない。自らが変わら
なければ淘汰されるだけだ。



発狂亭“釈迦に説法”雀庵の病棟日記から。昨日は緑色、今日はピンク、明
日はアカ?・・・数年後に日本の野党は限りなく透明に近いブルーになっ
ているだろう。「明治〜令和 負の遺産展」なんて絶対当たると思がの。



【措置入院 精神病棟の日々(136)2017/1/9】承前【産経】青木伸行
「読めないトランプ方程式」。


<今年、世界はリベラルなグローバリゼーションへの反動として、ナショ
ナリズムと保守主義が一層台頭し、さらには国際秩序が多極化することも
予想される。その行方にトランプ政権が大きく影響することはない>



新味の無い話。


「環球異見 トランプ時代到来」。ワシントンポストやWSJは相変わらず
困惑しつつも「米国の成功、繁栄を応援しよう」「政治に騒乱はつきも
の」と少しずつ現実を理解し始めたようだ。独アルゲマイネ紙は「仏独選
挙次第でEUは危機にさらされるが、国民は破局を望まない」と一縷の望み
を託している。



小堀桂一郎「正論 国家理性に基づく力の発揮を」。



<現在の日本国が直面している運命に、国民はいかなる覚悟をもって臨む
べきか。我々は言葉の正しい意味での「国家理性」の統御のもとに、国際
関係において存分に力を蓄え且つ、揮うことを躊躇せぬ気概を持たなけれ
ばならない>



先生、甘い、甘すぎる。



そもそも米国に防衛を頼んでいるのだから「力」がない。これが現実で、
理性的に考えれば力を発揮することはできない。米国の協力がなければ、
他国からの恫喝、攻撃には降参、尻尾を巻いて屈服するしかない。マキャ
ベリ曰く――


「自国の防衛を傭兵に頼って防御できた国は一つもない」

「おきれいごと」は沢山だ! 現実を語れ! リアルを見よ! 戦力、戦
法を論じよ! 必殺クロスカウンターを教えてくれ! 戦争は理性の沙汰
ではなく、狂気の沙汰だ、「狂」だから討幕でき、対米英蘭の大東亜解放
も成し遂げられたのである、違うか?

天野健作「電通『鬼十則』ルーツは昭和26年の第4代吉田秀雄社長訓示 
半生記残る」。鬼十則と24歳社員の“過労自殺”は関係あるのか? これっ
て創業社長なら皆実践していることだぜ。「才能とは努力する能力だ」と
小生は思っている。社員には言ったことはないが「死ぬ気で頑張る、鬼に
なる、吶喊する」は当たり前だった。



仕事はゲーム、スポーツ、喧嘩、戦争であり、「おきれいごと」では済ま
ない。

騒動屋の多くは嘘八百で銭を稼ぐ、被害者面をする。櫻井よしこ「和解は
追及の始まり」は日本に巣食う売国奴をあぶり出した。嘘八百に対して
「真実を力に、正攻法の戦いをすべきだ」と氏は結ぶが、カツアゲにすぐ
に応じる政府、外(害)務省にそれを求めるのは無理筋。

おきれいごとではなく、報復、制裁、脅迫、恫喝、プロパガンダ、謀
略・・・を総動員して「狂」を発揮しないと、敵の「狂」に負けるのだ。

古人曰く「勝てば官軍、負ければ賊軍」。(つづく)2019/8/31

2019年09月01日

◆雀庵の「井上円了と日本の仏教」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/20(2019/8/31)】哲学者で哲学堂(後の東洋 大
学)を創立した井上円了は幕末の1858/安政5年、浄土真宗東本願寺派の
末寺の子として生まれた。「安政」、政治の安泰を期した元号で、1853年
の黒船来航で火がついた幕末の激動期の真っ最中だ。この年に日米修好通
商条約が締結されている。

円了は1919年、61歳で亡くなったので今年は没後100年。いろいろなイ ベ
ントが催されている。彼はとにかく凄まじい勉強家で、なおかつ凄まじ
い行動家だった。各地で記録が残っているだけでも5000回以上、講演を
行っている。著書は180冊、論文を含めれば軽く1000、2000に達するので
はないか。

円了の名はあまり知られていない。狭い、因循姑息、徒弟制度的になり
がちな学窓の博士、研究者ではなく、その世界を離れた独立自尊、孤峰孤
高の啓蒙家、新思想のアジテーターだった。福翁に似ているが、福翁は文
明開化を急ぐインテリレベルに説き、円了は狐狸妖怪に慄く民衆レベルに
説いた、という印象だ。

浄土真宗の寺に生まれたのなら「門前小僧」以上に仏教徒だろうが、そ
うならなかったのは子供の頃から「何でも見てやろう、解剖、分析、研究
してみよう」という好奇心、批評精神が横溢していたからだろう。

仏教を身近に見れば「ま、癒し系ビジネスね」と小生は思っている。
日本の仏教は基本的に十三派だ。WIKIから。

<日本の仏教は、日本書紀によれば西暦552年に百済よりもたらされ た。
約8470万人が仏教徒であるとされる(2013年統計)。現代では、仏教 と
神道は区別されることが多いが、幕末までは仏と神を一体で不可分とす
る神仏習合の時代であった。

伝統的な仏教の宗派としては、華厳宗、法相宗、律宗、真言宗、天台
宗、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、融通念仏宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、黄
檗宗の13宗がある。

文化庁の宗教年鑑の統計によると、現在の日本の仏教徒の大半はいわゆる
鎌倉仏教に属している。浄土宗系(浄土真宗)の宗派と、日蓮宗系の宗派
が特に大きな割合を占めている>

浄土真宗(一向宗、門徒宗、真宗、浄土宗とも)の宗祖は親鸞で、法然
上人の念仏の教えに感化され、『教行信証』を著して浄土真宗の開祖に
なった(1224年)。真宗10派のうち本願寺派が「浄土真宗」、他9派が
「真宗」だという。

(合従連衡は世の常。昨日の敵は今日の友、その逆もあり。キリスト教
や自動車業界は混血ばかりで訳が分からん。日本の野党は今や野合党、カ
ネと議席のためには平気でパンツを脱ぐ。あ、ゴメンね、最初からパンツ
はいてなかったのね)

円了は遠慮会釈なく仏教諸派を叱咤する。

「真宗識無く、禅宗銭無く、浄土情無く、法華骨無し」とわざわざ韻を
踏み挑発し、「念仏は物知らず、禅は頓馬、真言は盆鎗(ぼんやり)、律
は間抜け、天台は阿房、日蓮は馬鹿」

ほとんど挑発だ、「怒ったか、かかってこいよ、怖いか・・・ちっ、イ
ンポ野郎め!」てな感じ。著書「奮闘哲学」にこうも記している。

<世人みな仏教を目して厭世教となすから、仏教は果たして人生を悲観
したる教えなるか否かを一言しておきたい。

外面よりこれを見れば、仏教は全部厭世、悲観の如くなれども、内容に
入りてうかがわば、人生を悲観するものをして、楽観せしめたいという教
えであることが分かる。

釈迦仏が家を出でて山に入られたのは悲観の境涯であるも、菩提樹下に
おいて正覚の悟りを開かれたるは楽観の境涯である。

最初説かれた小乗教(出家して修行した人しか救われない)は厭世を免
れぬけれども、大乗経(すべての人が救われる)に至りては此土寂光(修
一:この世は安らかで、静かな光。理・智の世界)とまで説きたりて、万
法(修一:ばんぽう。物質的、精神的なすべての存在)は有(実在)にし
て空(虚無)にあらざるゆえんを示している。

しかるにその教えがインド、シナなどに行わるるにあたりて、社会の事
情のために厭世の方面にのみ重きを置くようになり、今日にてもわが日本
の仏教家が依然としてその厭世を継続するは、まったく釈迦の本意に背く
ものと思う。仏教は厭世主義にあらずして、活動主義、奮闘主義たれ>

人民が「厭離穢土、欣求浄土」で不平不満を言わずに「あの世で幸せに
なるんだ」と羊のごとく大人しくしている・・・これは為政者にとってと
ても便利、具合がいい。だから仏教は厭世的なのだろう。

洋の東西、宗教を問わず昔から宗教の大スポンサーは為政者だから、ス
ポンサーに逆らう坊主はいない。坊主に逆らう為政者もいない(カノッサ
の屈辱で懲りたらしい。ボリシェベキは宗教を抱き込んだ)。マスコミ、
特にTVは花王、味の素、QP、パナソニック、トヨタには絶対噛みつかな
い。祟りが恐ろしい、「報道しない自由だ、文句あっか!」てな印象。

一流のアジテーターである円了が「葬式仏教でいいんですか」と問う、
あざ笑う、挑発する。しかし、ここまで言われても仏教界は反発しなかっ
た、できなかった。その代わりに徹底的に無視したのだと思う。既得権
益、利権を優先し、社会に貢献する道を拒んだのだ。

第一、反論しようもない。明治18年の東大全学部卒業生の総代で、まる
で知の巨人(ゴジラ)みたいな博学、行動家に論争を挑んでも勝てるわけ
がない、それなら無視、君子危うきに近寄らず、と大人(俗塵界)の保身
でやり過ごしたのだ。

都合が悪いと無視、それを非難されると「誤解を招いたのは遺憾」と引
き籠る。まるで処世訓みたい。

現在の仏教界が家制度、檀家制度の崩壊、少子化などで衰退しつつある
ことはずいぶん前から話題になっている。廃仏毀釈でひどい目に遭ったか
ら、普遍性のない政治と距離を置くのは分かるが、人間としてこの世でど
う生きるべきかを人々にアピールする必要はないか(十七条の憲法、五カ
条のご誓文、教育勅語、軍人勅諭などのように)。

まずはナンジャモンジャのお経を分かりやすく「日本語で」と説くこと
から始めてほしい。キリスト教聖書は結構な頻度で改訂している。かなり
以前から文語体を口語体にしたし、今では「らい病」は「重い皮膚病」
「ハンセン氏病」などと表記を変えつつある。

WHOハンセン病制圧特別大使でもある笹川陽平氏がバチカンを「このバ カ
チン!」と叩きまくっていたからカトリックも同病の意味付け(この世
で最も不浄な汚物)、表記を改めたのかもしれない。泣く子と大旦那の苦
情には逆らえない。

廃寺や墓仕舞いが話題になっている、大旦那、大檀家は死に絶えつつあ
る、これからは中檀家、小檀家、個人がスポンサーになっていく。「お経
は分からないから有難みがある」なんていう時代ではない。自らが変わら
なければ淘汰されるだけだ。

発狂亭“釈迦に説法”雀庵の病棟日記から。昨日は緑色、今日はピンク、
明日はアカ?・・・数年後に日本の野党は限りなく透明に近いブルーに
なっているだろう。「明治〜令和 負の遺産展」なんて絶対当たると思がの。

【措置入院 精神病棟の日々(136)2017/1/9】承前【産経】青木伸行
「読めないトランプ方程式」。

<今年、世界はリベラルなグローバリゼーションへの反動として、ナ
ショナリズムと保守主義が一層台頭し、さらには国際秩序が多極化するこ
とも予想される。その行方にトランプ政権が大きく影響することはない>

新味がない話。

「環球異見 トランプ時代到来」。ワシントンポストやWSJは相変わら ず
困惑しつつも「米国の成功、繁栄を応援しよう」「政治に騒乱はつきも
の」と少しずつ現実を理解し始めたようだ。独アルゲマイネ紙は「仏独選
挙次第でEUは危機にさらされるが、国民は破局を望まない」と一縷の望み
を託している。

小堀桂一郎「正論 国家理性に基づく力の発揮を」。

<現在の日本国が直面している運命に、国民はいかなる覚悟をもって臨
むべきか。我々は言葉の正しい意味での「国家理性」の統御のもとに、国
際関係において存分に力を蓄え且つ、揮うことを躊躇せぬ気概を持たなけ
ればならない>

先生、甘い、甘すぎる。

そもそも米国に防衛を頼んでいるのだから「力」がない。これが現実で、
理性的に考えれば力を発揮することはできない。米国の協力がなければ、
他国からの恫喝、攻撃には降参、尻尾を巻いて屈服するしかない。マキャ
ベリ曰く――

「自国の防衛を傭兵に頼って防御できた国は一つもない」

「おきれいごと」は沢山だ! 現実を語れ! リアルを見よ! 戦力、
戦法を論じよ! 必殺クロスカウンターを教えてくれ! 戦争は理性の沙
汰ではなく、狂気の沙汰だ、「狂」だから討幕でき、対米英蘭の大東亜解
放も成し遂げられたのである、違うか?

天野健作「電通『鬼十則』ルーツは昭和26年の第4代吉田秀雄社長訓示  
半生記残る」。鬼十則と24歳社員の“過労自殺”は関係あるのか? こ
れって創業社長なら皆実践していることだぜ。「才能とは努力する能力
だ」と小生は思っている。社員には言ったことはないが「死ぬ気で頑張
る、鬼になる、吶喊する」は当たり前だった。

仕事はゲーム、スポーツ、喧嘩、戦争であり、「おきれいごと」では済
まない。

騒動屋の多くは嘘八百で銭を稼ぐ、被害者面をする。櫻井よしこ「和解
は追及の始まり」は日本に巣食う売国奴をあぶり出した。嘘八百に対して
「真実を力に、正攻法の戦いをすべきだ」と氏は結ぶが、カツアゲにすぐ
に応じる政府、外(害)務省にそれを求めるのは無理筋。

おきれいごとではなく、報復、制裁、脅迫、恫喝、プロパガンダ、謀
略・・・を総動員して「狂」を発揮しないと、敵の「狂」に負けるのだ。

古人曰く「勝てば官軍、負ければ賊軍」。(つづく)2019/8/31

2019年08月31日

◆雀庵の「呆け防止は読書から」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/19(2019/8/29)】国語の作文などでは「本との
出会い」といったテーマはよくあるだろう。

定番の「読書感想文」は大体が(1)筋の紹介、(2)それを通じて自身が
あれこれ考えたこと――肝腎のこれはあまり書かれてはいない、だから面白
くないと思う。先生は仕事だから生徒の作文を読まなければならない、ず
いぶんな苦痛ではないか。

ある専門学校の若者向け月刊誌を制作していた頃、若者が読んでおいた方
が良い本を紹介する記事、“古書探訪 おススメの一冊”を毎号書いた。そ
のひとつが「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)で、小生は20歳
の時に独房で読み、涙を流したから、読者にとってもいいだろうと改めて
読んだが、ぜんぜん感動しない。

なぜだろうと長い間思っていたが、最近、書庫の古い本を読み直して思う
のは、作品と読者は恋と同じで、ある時、読者は、昔読んだけれどちっと
も感動しなかったし、筋も全く忘れていた作品を再読し、「ああ、なんて
素晴らしいのだろう」と心が揺れるのだ。

50年ぶりの同窓会で、昔は気にも留めていなかった女子に心をひかれるよ
うな感じ、「ああ、僕は君と友達になりたい!」なんて告って、デートに
駒を進めたような喜びみたい。

現実は気持ち悪がられたり、「修一クンに手を握られたのよ」なんてネタ
にされたり、家人にバレて“色呆けヂヂイ”なんてバカにされることになる
のだが・・・

本と読者の出会うタイミングはいつがベストなのか、それが分からない。
結局はあれこれ「乱読」して、好きな作家や作品の傾向が分かってくる。
料理と似ていて、とにかくあれこれ食べてみることで、自分の好みが分
かってくる。そんな感じ。

いい嫁さんに当たる確率は2割くらいか。あれこれ試食するわけにはいか
ず、何となく成り行きで所帯を持ったり。気に入らないからとお互いに書
庫に仕舞うこともできない。本は酒のごとくに長い間眠らしておくことが
でき、味見ができて「うーん、いい味だ」となる可能性はある。

ここまで書いて昼食。昼寝の友に太宰治「人間失格」をもってベッドで読
み始め、終わりのところでビックリした。

<いまはもう自分は、罪人どころではなく、狂人でした。いいえ、断じて
自分は狂ってなどいなかったのです。一瞬間といえども、狂った事は無い
んです。けれども、ああ、狂人は、たいてい自分の事をそう言うものだそ
うです。つまり、この病院にいれられた者は気違い、いれられなかった者
は、ノーマルという事になるようです。

神に問う。無抵抗は罪なりや?

堀木のあの不思議な美しい微笑に自分は泣き、判断も抵抗も忘れて自動車
に乗り、そうしてここに連れて来られて、狂人という事になりました。い
まに、ここから出ても、自分はやっぱり狂人、いや、廃人という刻印を額
に打たれる事でしょう。

人間、失格。

もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました>

文庫本の奥付を見ると1968年(44刷)とある。小生が18歳、大学1年の時
に読んだから実に50年振り。「うん、いい人は発狂するんだ」なんて思い
つつも、人間恐怖症の太宰(津島修二)は人間に生まれて来たのがそもそ
もの間違いだったのだ。

「面白い子、かわいい坊ちゃん、頭のいい青年、母性本能を掻き立てる弱
くて優しい男」を演じ続けないとイジメられるのではないかという強迫観
念にいつも恐れおののいていた。小さい頃から性的虐待を受けたことも
あって、道化を演じることで人間の攻撃から身を守り、特に理解不能なが
らも自分を受容する女への甘えや同情、悲しみ、迷いに戸惑う。

安住がどこにもない、あっても長続きしない、夢は儚く終わり、美の陰に
醜を見て、そして自暴自棄・・・

小生は太宰の作品で一番好きなのは「津軽」だが、太宰が物心つかない3
歳から6歳まで病弱な母親に代わって乳母として愛情をかけて育ててくれ
たタケを30年ぶりに津軽半島に訪ねる最後は泣ける。

せめて小学校を卒業するまで母親の愛情を得ていたら、生まれついての
「繊細過ぎる」感受性も穏やかになっていたかもしれない。過ぎたるは及
ばざるがごとし。

争いを恐れるために無抵抗になり、道化になり、疲れ果てて、やがて心
中。自殺未遂のゴッホが弟と最期に交わした言葉の一つは「このまま死ん
でゆけたらいいのだが」だったという。

小生のようなキチ〇イはキチ〇イの悲しさ、恐れ、狂気を知っており、再
発狂をとても恐れる。太宰もゴッホも「ようやく死ねた」とほっとしたの
ではないか。その気持ちがよく分かるアナタ、そうアナタです、危ないで
す、ホントに、発狂する前に受診しなさいよ。

うっぷん晴らしに無差別殺人で逝くなんて、最低、邪道、キチ〇イ道にも
とる恥です。迷惑をかけずに一人ひっそりと逝く、人間失格の太宰は遺族
に10億円の遺産(著作権料)を残し、ゴッホは天文学的な値のつく作品、
感動を世界に遺しました。せめて最後は美しく逝く、それが発狂道です。

「指切りゲンマン、嘘ついたら、針千本飲ーます、指切った!」、さあ、
小指を出しなさい、さあ、さあっ・・・オノレ、わいを舐めとるんかい、
そんならこうしてくれるわ、無理心中や、どや、どや、早よ逝かんかい、
クズヤロウ!

さて、こんな風に、運命的に、本と出会う、再会する、感動する、脳ミソ
が活性化される。ホントの出会い。読書の醍醐味だ。脳溢血とか病気では
如何ともし難いが、読書で脳ミソは元気で、痴呆症とかにはならないので
はないかと思うのだが・・・

発狂亭“人生はっけよい”雀庵の病棟日記から。「はっきょうテロ」はダメよ。

【措置入院 精神病棟の日々(135)2017/1/9】成人の日【産経】「漱石
曰く『あらゆる冒険は酒に始まる』、新成人の皆さん、冒険の資格が本当
にあるのか、祝杯の前に自分に問いかけてみたらいかがだろう」、石部金
吉みたいな説教・・・

小生は大学1年の1969年から部活の合宿などでたまに飲んでいた。今は高
校生あたりから飲むのか。

小生の人生は7勝7敗1分だったが、今回は酒でしくじったので6勝9敗の負
け越しの気分。しかし、こと酒については、現役時代は月水金は接待など
で飲みまくり、お客さんから声がかかればカネをもって嵐の中でも飛んで
いった。この本場所では11勝4敗か12勝3敗あたりか。

主張「成人の日 周りを思いやれる大人に」・・・「家族ら周りの人々の
支えに甘えてきた子供の頃とは違って、有縁無縁の力に感謝し、これから
は周りを支える立場になるのだと決意を新たにすることである」。

66歳を目前に「再成人」を誓い、実行できるのか・・・「ガンバレ、
俺!」って、どうも小生はそんなタマではなさそうで・・・困ったな。
(つづく)2019/8/29


2019年08月29日

◆雀庵の「呆け防止は読書から」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/19(2019/8/29)】国語の作文などでは「本との
出会い」といったテーマはよくあるだろう。

定番の「読書感想文」は大体が(1)筋の紹介、(2)それを通じて自身が
あれこれ考えたこと――肝心のこれはあまり書かれてはいない、だから面白
くないと思う。先生は仕事だから生徒の作文を読まなければならない、ず
いぶんな苦痛ではないか。

ある専門学校の若者向け月刊誌を制作していた頃、若者が読んでおいた
方が良い本を紹介する記事、“古書探訪 おススメの一冊”を毎号書いた。
そのひとつが「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)で、小生は二
十歳の時に独房で読み、涙を流したから、読者にとってもいいだろうと改
めて読んだが、ぜんぜん感動しない。

なぜだろうと長い間思っていたが、最近、書庫の古い本を読み直して思
うのは、作品と読者は恋と同じで、ある時、読者は、昔読んだけれどちっ
とも感動しなかったし、筋も全く忘れていた作品を再読し、「ああ、なん
て素晴らしいのだろう」と心が揺れるのだ。

50年ぶりの同窓会で、昔は気にも留めていなかった女子に心をひかれる
ような感じ、「ああ、僕は君と友達になりたい!」なんて告って、デート
に駒を進めたような喜びみたい。

現実は気持ち悪がられたり、「修一クンに手を握られたのよ」なんてネタ
にされたり、家人にバレて“色呆けヂヂイ”なんてバカにされることになる
のだが・・・

本と読者の出会うタイミングはいつがベストなのか、それが分からな
い。結局はあれこれ「乱読」して、好きな作家や作品の傾向が分かってく
る。料理と似ていて、とにかくあれこれ食べてみることで、自分の好みが
分かってくる。そんな感じ。

いい嫁さんに当たる確率は2割くらいか。あれこれ試食するわけにはいか
ず、何となく成り行きで所帯を持ったり。気に入らないからとお互いに書
庫に仕舞うこともできない。本は酒のごとくに長い間眠らしておくことが
でき、味見ができて「うーん、いい味だ」となる可能性はある。

ここまで書いて昼食。昼寝の友に太宰治「人間失格」をもってベッドで読
み始め、終わりのところでビックリした。

<いまはもう自分は、罪人どころではなく、狂人でした。いいえ、断じ
て自分は狂ってなどいなかったのです。一瞬間といえども、狂った事は無
いんです。けれども、ああ、狂人は、たいてい自分の事をそう言うものだ
そうです。つまり、この病院にいれられた者は気違い、いれられなかった
者は、ノーマルという事になるようです。

神に問う。無抵抗は罪なりや?

堀木のあの不思議な美しい微笑に自分は泣き、判断も抵抗も忘れて自動車
に乗り、そうしてここに連れて来られて、狂人という事になりました。い
まに、ここから出ても、自分はやっぱり狂人、いや、廃人という刻印を額
に打たれる事でしょう。

人間、失格。

もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました>

文庫本の奥付を見ると1968年(44刷)とある。小生が18歳、大学1年の 時
に読んだから実に50年振り。「うん、いい人は発狂するんだ」なんて思
いつつも、人間恐怖症の太宰(津島修二)は人間に生まれて来たのがそも
そもの間違いだったのだ。

「面白い子、かわいい坊ちゃん、頭のいい青年、母性本能を掻き立てる
弱くて優しい男」を演じ続けないとイジメられるのではないかという強迫
観念にいつも恐れおののいていた。小さい頃から性的虐待を受けたことも
あって、道化を演じることで人間の攻撃から身を守り、特に理解不能なが
らも自分を受容する女への甘えや同情、悲しみ、迷いに戸惑う。

安住がどこにもない、あっても長続きしない、夢は儚く終わり、美の陰
に醜を見て、そして自暴自棄・・・

小生は太宰の作品で一番好きなのは「津軽」だが、太宰が物心つかない 3
歳から6歳まで病弱な母親に代わって乳母として愛情をかけて育ててくれ
たタケを30年ぶりに津軽半島に訪ねる最後は泣ける。

せめて小学校を卒業するまで母親の愛情を得ていたら、生まれついての
「繊細過ぎる」感受性も穏やかになっていたかもしれない。過ぎたるは及
ばざるがごとし。

争いを恐れるために無抵抗になり、道化になり、疲れ果てて、やがて心
中。自殺未遂のゴッホが弟と最期に交わした言葉の一つは「このまま死ん
でゆけたらいいのだが」だったという。

小生のようなキチ〇イはキチ〇イの悲しさ、恐れ、狂気を知っており、
再発狂をとても恐れる。太宰もゴッホも「ようやく死ねた」とほっとした
のではないか。その気持ちがよく分かるアナタ、そうアナタです、危ない
です、ホントに、発狂する前に受診しなさいよ。

うっぷん晴らしに無差別殺人で逝くなんて、最低、邪道、キチ〇イ道にも
とる恥です。迷惑をかけずに一人ひっそりと逝く、人間失格の太宰は遺族
に10億円の遺産(著作権料)を残し、ゴッホは天文学的な値のつく作品、
感動を世界に遺しました。せめて最後は美しく逝く、それが発狂道です。

「指切りゲンマン、嘘ついたら、針千本飲ーます、指切った!」、さあ、
小指を出しなさい、さあ、さあっ・・・オノレ、わいを舐めとるんかい、
そんならこうしてくれるわ、無理心中や、どや、どや、早よ逝かんかい、
クズヤロウ!

さて、こんな風に、運命的に、本と出会う、再会する、感動する、脳ミソ
が活性化される。ホントの出会い。読書の醍醐味だ。脳溢血とか病気では
如何ともし難いが、読書で脳ミソは元気で、痴呆症とかにはならないので
はないかと思うのだが・・・

発狂亭“人生はっけよい”雀庵の病棟日記から。「はっきょうテロ」はダ
メよ。

【措置入院 精神病棟の日々(135)2017/1/9】成人の日【産経】「漱 石
曰く『あらゆる冒険は酒に始まる』、新成人の皆さん、冒険の資格が本
当にあるのか、祝杯の前に自分に問いかけてみたらいかがだろう」、石部
金吉みたいな説教・・・

小生は大学1年の1969年から部活の合宿などでたまに飲んでいた。今は高
校生あたりから飲むのか。

小生の人生は7勝7敗1分だったが、今回は酒でしくじったので6勝9敗の 負
け越しの気分。しかし、こと酒については、現役時代は月水金は接待な
どで飲みまくり、お客さんから声がかかればカネをもって嵐の中でも飛ん
でいった。この本場所では11勝4敗か12勝3敗あたりか。

主張「成人の日 周りを思いやれる大人に」・・・「家族ら周りの人々
の支えに甘えてきた子供の頃とは違って、有縁無縁の力に感謝し、これか
らは周りを支える立場になるのだと決意を新たにすることである」。

66歳を目前に「再成人」を誓い、実行できるのか・・・「ガンバレ、
俺!」って、どうも小生はそんなタマではなさそうで・・・困ったな。
(つづく)2019/8/29