2021年05月28日

◆大衆の反逆、、、

結局それは、「小人閑居して不善を為す」の類か?:

北村 維康

 オルテガといふスペイン人が、「最近ホテルには人が大勢集まるやうに
なった。これは『大衆』といふものが、無視できなくなったことを示す
な」と思って、『大衆の反逆』といふ本を書いた。それも戦前の話である。



 人類は、産業革命を経て、機械技術

が進歩し、更に今は量子技術が発展し始めてゐる。そのおかげで、人間に
できないことはないと、人々は薄々気が付き始めた。それはフロンティア
がなくなりつつあることを示してゐる。しかし、その反面、「人類は多す
ぎるから、減らした方が良い」といふ漫画的なことを本気で考へる若造が
出てきた。



 これらを観ると、何のことはない、「小人閑居して不善を為す」の類で
ある。フロンティアは、なくなったわけではない。ただ、それを発掘する
努力を怠っただけである。今、火星への探査は具体的に進み始めたが、ま
だまだわれら一般大衆の手が届くところにはない。しかし、タイムマシン
とかテレポーテイションとかは、未開の分野である。宇宙人についても、
「そんなものはゐない」と断言できる人は、本当にゐるのか?



 もしかしたら私は、宇宙人の魂が宿ってゐるだけなのかもしれない。ま
だまだ、勉強することは山ほどある。大衆として反逆してゐる暇はない。



 




◎韓国は度しがたい國ではないか:
前田正晶

私は韓国はバイデン大統領に我が国の菅首相に次いで呼ばれても歓喜して
いるようでは、相変わらず度しがたい國と思わざるを得ない。

先日のPrime Newsでこの件が採り上げられていたので、初めてその意義が
論じられているのを聞けた。私はこの会談には余り関心がなく、バイデン
大統領がそれでも2番目に持ってこられた裏には、極めて簡単な理由があ
るのだと思っていた。

それは、それでなくとも進歩派(なのかな?)の主導的な立場にありDPRK
との関係を政権の最重要事項とし、放っておけば最大の輸出相手国でもあ
る中国に限りなく靡いて行くことを選択するだろう韓国を、アメリカ側と
いうか自由と民主主義の集団に少しでも引き寄せておこうという意図の現
れだと見ていたから。

しかしながら、韓国内の世論は日本(イルボン)の後で2番目だったこと
が気に入らなかったようだったのは、あの国のこれまでの反日と抗日の感
情論から見れば何らの新鮮味もないと思っていた。

ところが、韓国のメディアはバイデン大統領との単独、少数、大人数の会
談の時間の合計が菅首相の時より何分長かったとか、昼食には菅首相がハ
ンバーガーだったか海鮮料理が出たという事を引き合いに出して、我が方
が優遇された大成功の会談だったと歓喜していたというのだ。でも、
Prime Newsでは事務方だったかは「ハンバーガーだけは出さないでと懇願
した」という解説も出ていた。

文大統領と韓国のマスコミはこのような事柄まで取り上げて、如何にも彼
らが我が国よりもバイデン大統領に重要視されていたかを強調したかった
ようだ。だが、既に任期の終わりが1年を切った大統領が結果的にはアメ
リカとの関係においても、DPRKとの関係にも何ら進展の後がなく、我が国
との関係も恐らく史上最悪に近い状況にまで持ってきてしまったにも拘わ
らず、アメリカと中国の間をウロウロしているだけにしか見えないのだ。

文在寅大統領に後に進歩派と保守派の何れかから後継者が現れるかなどは
私などには解らないが、アメリカとは歴とした同盟関係がある我が国に対
しては何かと言えば極限まで逆らい、慰安婦婦問題や半島からの労働者の
裁判の判決問題も解決する気がない状態で、中国に阿っていながらバイデ
ン大統領に歩み寄って貰えて優遇されたと歓喜しているとは、あの國は何
時まで経っても度しがたいなと、あらためて痛感した次第だ。

私は韓国には1971年と72年に2度ほど出張し、ウエアーハウザーに在職中
に1度、リタイア後にも90年代に2度ほど、親しくして頂いていた中小財閥
のオウナーとの会談も兼ねて訪問して、「韓国とは」を色々な角度から経
験して観察してきた。70年代でも、その後でも「もしかして、この國は未
だ国家としての体を為していないのでは」と疑うような現象が多々あっ
た。この度の文在寅大統領のアメリカ大統領との会談の状況を見ると「こ
の國は未だにその当時の状態のアメリカの庇護の下にあった状態を引き
摺っているとしか思えない」というのが、偽らざる感想だ。
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