わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
頂門の一針 6185号
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2022(令和4年)年 7月1日(金)
戦後は終わり戦争の時代へ:“シーチン”修一 2.0
プーチン大統領の意図:小泉悠
日中「正常化」50周年:伊勢雅臣
ビルゲーツは全米に26万7000:宮崎正弘
重 要 情 報
身 辺 雑 記
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頂門の一針(まぐまぐ)
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戦後は終わり戦争の時代へ
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“シーチン”修一 2.0
【雀庵の「大戦序章」61/通算493 2022/6/29/水】先週末から我が家に
中型の柴犬(雌)「チーちゃん」と名無しのハムスターがやって来た。長
男坊一家が夏休みで西表島へ出かけたので10日ほど面倒を見ることになっ
たのだ。ハムスターは夜行性だから手間がかからないが、犬はそうはいか
ない。小生は6時から30分の朝の散歩を任された。夕方はカミサンか近所
の次女が散歩させる。
我が家の愛犬ビーグル「トト」が大往生したのは2015年12月で、小生が
ペットロス?でアル中になって発狂し入院したのが翌年の10月末だった。
犬や子供とはある程度距離を置かないと、先立たれたときに精神的ダメー
ジで鬱病になりやすいのではないか。動物を飼うというのは癒しになる
が、喪失リスクも伴う。
小生の通常の暮らしでは、春から秋なら毎朝5時起きでカーテンを開
け、庭掃除や水遣り、6時には30分かけて調理した手製の餌を雀にやり、
コーヒーを飲みながら一服して、「さあ、今日もアカを叩きまくるぞ!」
とPCに向かうのだが、チーちゃんが来たので6年振りに犬との早朝散歩・・・
ところがたった30分歩いただけで「私はいけない、ワンコは元気」とい
う、どうも情けない状態になってしまった。華麗なる加齢は難しい。
で、日々の日課である「チャリ散歩」は無理かと思っていたが、10時に
はどうにか気力が回復し、1時間ほど隣町の迷路のような道を散策でき
た。しかし今一つスッキリ感、満足感がない。どうも70代になると心技体
が急速に衰えてきて、「燃える闘魂」のような喜怒哀楽はもうないのかも
知れない。「七十にして矩(のり、道理)をこえず」・・・道理を越えた
くても、小生にはそのパワーが枯渇したような感じがする。
孔子先生は70歳で隠居、74歳没、同時期のお釈迦さまも80歳没だが、
2500年前では大変な長寿だ。脳みそと肉体を動かすことは長生きの秘訣の
ひとつかも知れない。今は64歳あたりまでが「現役」のようだが、そのう
ち「69歳まで頑張ろう!」となりそうだ。「永らえば恥と薬多し」になら
ぬよう気を引き締めないといかんなあ。
岩田清文、武居智久、尾上定正、兼原信克・・・皆60代前半である。こ
の4氏を知っている人は軍事研究者や外交関係者、軍事オタクかも知れな
い。この4氏による対談「自衛隊最高幹部が語るウクライナ戦争――ウクラ
イナの戦いから我々は何を学ぶべきか」(座談会は5月13日、新潮社
Foresight掲載は2022/6/7)を読み始めたが、皆さん、すこぶる頭脳明
晰。戦時になると男は勇武の血が騒ぐが、指揮官となると冷静かつ科学的
に状況を分析するのだなあと、小生もそうありたいと大いに刺激的だっ
た。以下、冒頭部分のみを転載する。
<【軍事大国ロシアによる隣国ウクライナへの全面侵攻は、国際社会に
大きな衝撃を与えた。ウクライナ戦争は今後の国際秩序にどう影響するの
か。同じくロシアと国境を接する日本は、ウクライナの戦いからいかなる
教訓を得られるのか。陸海空自衛隊、そして国家安全保障局の元最高幹部
が一堂に会して語り尽くした、“ウクライナ後”の安全保障論。※この座談
会は5月13日に行われました】
・・・・・・・・・
岩田清文(元陸上幕僚長):これまで私たち4人は、日本の安全保障を
テーマにした座談会を2度行い、それぞれ『自衛隊最高幹部が語る令和の
国防』『自衛隊最高幹部が語る台湾有事』という本にまとめました。今
回、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、また同じメンバーに集まって
いただきました。
本日のテーマは、「今日のウクライナを明日の台湾、日本にしないため
に」というものです。討論は大きく4部にわけて行います。
第1部は、ウクライナ戦争から我々が得るべき教訓は何か。第2部は、中
国や北朝鮮に与えた影響について。第3部は、核戦略および台湾有事への
影響について。そしてそれらを踏まえて、第4部では日本を含む西側諸国
が今後とるべき進路について。この4点について、陸海空自衛隊、そして
官邸や外務省、それぞれの立場から議論を深めていきたいと思います。
岩田:まず今回の戦争から得るべき教訓について。ロシアによる侵攻に
よって、もう半世紀、あるいは70年も時代を引き戻された感があります
が、そういう中で皆さんが認識している時代の変化と、その評価や教訓に
ついて語ってください。
兼原信克(元国家安全保障局次長):今回の戦争の一番大きなショック
は、国連の安保理常任理事国で、NPT(核兵器不拡散条約)体制における
正当な核兵器保有国であるロシアが、隣国のウクライナを正面から侵略し
て、しかも核の恫喝を行っているということです。これは戦後国際秩序の
根幹が崩れたということだと思います。
安全保障面からの教訓は、一つがサイバーです。サイバーに関して、今
回ウクライナはすごく立派に戦っている。
2014年のクリミア併合の際は、ロシアのハイブリッド戦が効果的で、発
電所、変電所、通信施設がみんなやられてしまった。電気がないと機械は
動かないし、通信ができないので、ウクライナはいわば盲目の“座頭市”状
態になって一瞬で負けた。
しかしその後、米軍の協力を得ながらサイバーセキュリティの増強を行
い、今回はロシアのサイバー攻撃が完全にはね返されている。これは極め
て大きいと思います。結果的に今ロシア軍は、第二次世界大戦さながらの
破壊と前進という、100年前の陸軍の戦い方をしていて、これは裏を返す
と、ウクライナのサイバーセキュリティがしっかり機能しているというこ
とだと思います。
ただ、これと同じことを日本ができるかというと、おそらく2014年のウ
クライナみたいな“座頭市”型になってしまう。日本もサイバー能力の増強
が絶対に必要です。たしかに自衛隊の中にもサイバー防衛隊が立ち上がっ
ていますが、まだまだ規模が小さい。
アメリカの元国家情報長官デニス・ブレア氏にアメリカではどうやって
いるのか聞いたところ、全体で1万人ぐらいの規模のサイバー部隊を抱え
ているそうです。その最前線では、6人組のハンティングチームというの
を作ってある。内訳は2人が軍人、2人がハッカー専門家、2人がエンジニ
アですね。
この組み合わせで、米国政府などに侵入してくるマルウェアを追っかけ
回しているんです。そして最終的に発信元を特定したら、スパコンの力を
使って、マルウェアを発出する敵のコンピュータの中に、正当な権限を
持って入り込んで警告する。
実は今回、ロシア軍の動きに関する情報は、サイバー空間からの情報が
半分以上だといわれています。戦況を見てもわかるように、かなり正確に
相手の動きを掴んでいる。こういった能力は、現在の日本には完全に欠落
してる能力なので、すぐにスパコンを導入してハンティングチームを作っ
て、岩田陸幕長が水陸機動団を作らせたように、今度はサイバー旅団とい
うのを作らないといけないと思います
そして自衛隊に政府と重要インフラを守らせる。あるいは、内閣サイ
バー情報セキュリティセンターを作って自衛官を大挙して送り込むことが
不可決です。
それから核ですね。チンピラのような北朝鮮は別にして、核保有国同士
では「最後の瞬間には互いに核を使うことになるから、はじめから戦争は
しない」というのが暗黙の了解だった。
ところがP5(NPT*=核不拡散条約で核保有を認められた安保理常任理
事国の米露英仏中5カ国)の一員であるロシアの大統領が、隣国に攻め込
んだ上に「俺はいつキレるかわからないぜ」と言って核を恫喝に使ってい
る。これは想定外で、「エスカレーション抑止」なんていうと聞こえはい
いですけども、要するにチンピラがキレるぜと言って凄んでいるのと同じ
です。核はそういうふうに使うものではないというのが前提だったんで
す。*Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons(1970年発効)
他方、同じことをされたらどうなるかということは、日本も考えておく
必要がある。ウクライナ戦争と台湾有事の決定的な違いは、NATO(北大西
洋条約機構)圏外のウクライナにはアメリカは直接介入しないということ
です。だから介入の直前まで、寸止めで支援をしているわけですけども、
ウクライナと違って台湾は西側の勢力圏に入っているので、正式な防衛義
務こそないものの、台湾有事では直ちにアメリカが軍事支援に入る可能性
がある。
そうなると、台湾と目と鼻の先にあって米軍基地のある日本も瞬時に巻
き込まれるということが十分考えられます。その場合、習近平にとって一
番効果的なのは、日本を戦線から離脱させることだと思うんですね。西側
の鎖の中でそこが一番弱い環なので。日本が外れたらもうアメリカは戦え
ませんから、そこをブッ千切ればいいわけです。それが理由となって日本
が核の恫喝に晒される可能性がある。
アメリカは米兵が殺されたら絶対にやり返すんですけど、日本が単独で
守っている離島がやられたら、本当にやり返すかはわからないわけですよ
ね。もしそうなったら、恫喝されるだけでおそらく総理官邸は腰が抜けます。
核兵器は、半分は心理戦用の兵器です。戦争が始まってから自衛隊を打
ち負かすのではなく、始まる前に総理の腰を砕けばいい。核の恫喝に屈し
ないと言える総理はなかなかいないと思いますよ。ですから、核に対する
抑止力をどう強化するか。日本は独自核が持てないので、アメリカの「核
の傘」の信頼性をどう強化するかということは、これから真剣に考えてい
かなくちゃいけないと思います>云々
人類史で初めて核兵器2発を戦争で使用(=お試し動物実験)し日本(≒
サル)を屈服させた米国は、西欧同様に白人以外は人間とは思っていな
かった。黒人や有色人種を「人間認定」し始めたのは1965年あたりだから
まだ半世紀たっただけである。このキリスト教臭い「白人至上主義=有色
人種蔑視」が急速かつ顕著に広まったのは新大陸“発見”以降の1500年代か
らだろう。
<大航海時代以後の西欧人は近代的な軍隊により世界の大半を侵略、植
民地化していった。植民地支配を正当化するため西欧人の優勢が主張され
「白人が、非白人に文明を与えるのは義務である」とされた。この優位性
は、「白人こそが最も進化した人類である」という価値観さえ生む結果と
なった。この考え方は次第に肥大し、学術分野においても各人種間に特徴
的な差異を「一方の人種が劣っている証拠」とする説が発表され、優生学
の名で正当化された。この中にあって進化論は大いに捻じ曲げられ、後の
文化人類学発達を大きく妨げたと考えられる。
2015年には、欧州連合の人々の約17%がアジア人との仕事に不快感を覚
え、約31%が、子供がアジア人を愛するようになると不快感を覚えたと報
告した(EU「2015年のEUにおける差別」)。また、新型コロナウイルスの
感染拡大の影響で、東アジア人が差別的言動を受ける例も報告されている
(swissinfo.ch 2020/3/13)>(WIKI)
白人至上主義の米国は「日本を100年間戦争のできない国」にするた
め、占領中で主権のない日本に「日本国憲法」を押し付けた。講和条約発
効後、つまり戦争が正式に終わった後で米国製憲法を廃棄して新しい日本
製の憲法を創ったら良さそうなものだが、憲法改定には国会議員の3分の2
以上の賛成がないとできないという、高いハードルを設けていたから、未
だに新憲法は実現していない。
表向きはそういうことになっているが、実は米国製憲法は日本にとって
都合の良い部分、第9条の戦争放棄により軍事力に莫大なカネをつかわな
くていい、軍事力は米国との安全保障条約に依存していればいい、無駄金
をつかわずにひたすら経済発展を進めればいい、という、実にオイシイ決
まりがあるから、多くの日本国民にとって「明日の憲法より今日のカ
ネ」、かくして米国製憲法は75年も継承されているわけだ。
<第九条(戦争の放棄・平和主義・戦力不保持・交戦権否認)
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権
の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決す
る手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しな
い。国の交戦権は、これを認めない。>
今、戦後初めて日本は「戦争危機」を現実的に覚え始めたようである。
榊原智氏「国民が抑止力を求める時代」産経2022/6/28はこう論じている。
<参院選の主な争点は、物価高対策と並んで安全保障だという。このよ
うな国政選挙は初めてだ。報道各社の世論調査では防衛費増額への支持が
6〜7割にも達している。
これが何を意味するかといえば、国民の多数が、平和を守るために抑止
力を培う大切さを理解した―ということなのだろう。厳しい安全保障環境
下の日本にとっては嘉(よみ)すべき、画期的、歴史的な変化だ。ウクラ
イナは対露抑止に失敗して侵略されてしまったからだ>
同じ産経2022/6/28で岡田美月氏は「参院選『景気・経済』重視36%
改憲・コロナは低調」と伝えた。
<産経新聞社とFNNによる参院選の中盤情勢調査で、重視する政策・争
点を尋ねたところ、「景気や経済対策」が36.0%で最多となった。2位以
下は「年金など社会保障」(19.5%)、ロシアによるウクライナ侵攻など
の影響による「物価高対策」(10.3%)、「外交や安全保障」(10.0%)
が続いた。岸田首相(自民党総裁)が実現を目指す憲法改正は3.9%で6位>
どうなっているのか全然分からないが、榊原智氏は「こうあって欲し
い」という願望を書き、岡田美月氏は調査報道で「現実はこうだ」と書い
たわけだ。先人の「良い予感は外れる、悪い予感はよく当たる」の金言に
従えば、「中露北のアジア武力支配に対して日本はなす術もなく屈する」
ということ。黄色の信号なのに「75年も大丈夫だったのだからこれからも
安保は問題なし! それより物価、生活が大事だ!」と大多数の国民は
思っているのだ。
別に今の日本だけがノンビリしているわけではない。庶民は世界中一緒
で、衣食住が安定し、面白おかしく日々を過ごせればいいのであり、戦争
の危機を想定したり憂いたりするのはごく少数、精々人口の5〜10%程で
しかない。
「欧州戦争に介入し共産主義の祖国、ソ連を助けて世界共産主義革命へ
前進するために、日本を挑発して最初の一発を撃たせなければならない、
日本に真珠湾を攻撃させ、裏口から我々は欧州戦線へ乗り出すのだ」
これがFDRルーズベルトの作戦であったと小生は思っているが、深謀遠
慮、実に狡猾で、日本は踏み台にされたのだ。その挙句、FDRの使嗾によ
りソ連に裏切られ、FDRの決定により2発の原爆をくらい、遂には主権を喪
失して米国の属国になり、居心地がいいものだから今ではすっかり「一億
総白痴化」(大宅壮一)になってしまった。
先進国を始め多くの国では日々を楽しく過ごす人々で溢れている。白痴
もいるだろうが大多数は明るい明日を信じている善男善女だ。しかし、い
ずこの時代、いずこの国であっても、カナリアのように危機を察知する
人々も少数ながらいる。
例えば戊辰戦争で新政府軍の戦力は12万あたりのようだが、人口3500万
の3〜4%ほどに過ぎないし、指導者だけなら1%未満だろう。それでも大
回天をなした。たとえ少数派でも、FDRのように緻密で狡猾なやり方をす
れば、厭戦だった米国世論は一気に「参戦」に傾いた。
日本も「有事」になればドタバタしながらを戦時モードに変わるだろ
う。第3次世界大戦に勝てば日本は「日出ずる国」日本を取り戻せる。危
機はチャンスでもある。共産主義帝国の中露北を殲滅し、21世紀を平和な
時代にしていこう。
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プーチン大統領の意図
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小泉悠氏が探る「核シェアリング」を匂わすプーチン大統領の意図
核を保有する大国が他国を侵略するという現実を目の当たりにし、日本国
内でもあがる「核シェアリング」の声。ロシアと協調路線を突き進みNATO
の核と対峙するベラルーシのルカシェンコ大統領も死活問題と捉えている
のか、プーチン大統領に対し「核シェアリング」を促すような発言をして
います。2人の会談を読み解くのは、ロシアの軍事・安全保障政策が専門
の軍事評論家・小泉悠さん。今回のメルマガ『小泉悠と読む軍事大国ロシ
アの世界戦略』で、双方の発言の要点をわかりやすく整理し、当面「核
シェアリング」は、言葉の上に留まるのではないかとの見解をその理由と
ともに記しています。
ベラルーシとの「核シェアリング」を匂わせる動き
情勢アップデートをもう一つ。プーチン大統領は6月25日、ベラルーシの
ルカシェンコ大統領と会談し、ウクライナ情勢を含めた幅広い問題につい
て話し合った。この際、プーチン大統領が核弾頭を搭載可能なイスカンデ
ル-M弾道ミサイルをベラルーシに供与すると述べたことが話題になった
が、実際にロシアがベラルーシと核シェアリングを行う可能性はどれだけ
あるのだろうか。
そこでこの会談での対話がどのようなものであったのかを確認してみた
い。ベラルーシ大統領府のサイトに掲載されている文字起こしによると、
ルカシェンコの発言は次の通り。
● Переговоры с Президентом России Владимиром Путиным | Официальный
интернет-портал Президента Республики Беларусь
米国とNATOの核搭載航空機による飛行訓練を懸念している
あなた(プーチン)には「鏡面的な対応」について検討していただくよう
お願いしたい(つまりロシア空軍機にも同じことをしてほしい)
我々の航空機が核兵器を搭載できるよう援助してほしい
ブレストからウラジオストクに至る我らの祖国(ベラルーシとロシアの連
合国家を指すのだろうが、もはやルカシェンコはロシアの一地方首長に成
り下がったかのようでもある)を守るために、核兵器さえ使う用意がある
一方、プーチンの発言は次の通り。
米国は欧州6カ国に200発の戦術核兵器を貯蔵しておりそれらの運用能力を
持つ航空機は欧州側も含めて257機である
(そのような基地はロシアにはないのか?とのルカシェンコの問いに対し
て)ロシアにはない
米国の行動に対して「鏡面的対応」を行うことも可能だが、その必要はな
いだろう
ベラルーシ軍にはかなり多数のSu-25攻撃機がある。これらを改装するこ
とができる(核弾頭搭載可能とするかどうかは明言せず)。その作業はロ
シアの航空機工場で行う必要がある
過去の合意に従い、数ヶ月以内にベラルーシにイスカンデル-M作戦・戦術
ロケット・コンプレクスを引き渡すことを決定した。知られている通り、
このコンプレクスは弾道ミサイルも巡航ミサイルも発射でき、通常弾頭も
核弾頭も搭載可能である
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日中「正常化」50周年
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伊勢雅臣
この50年でなぜ日中対立が深まったのかその検証をすべき
今年は日中国交正常化50周年である。この話題を新聞・メディアに見る
ことは、ほとんどない。
当時はパンダ来日もふくめ、たいへんな騒ぎだった。しかし現代日本はあ
げて嫌中のさなか、そんな節目など、もうどうでもよいのかもしれない。
いま日本が大陸中国を敵視し、台湾を友邦とみるのは、いわばあたりま
え、しかし半世紀前は必ずしもそうではなかった。日中国交「正常化」と
いう表現にも、時代の雰囲気があらわれている。日中の交わりがないのは
異常だったのであり、それを「正常化」するため、台湾と断交した。それ
が「正常」で、正当だったのである。
「正常」な50年で対立が次第に深まり、断交の半世紀はかえって絆を強
めた。大いなる逆説ながら、そんな日本外交を長期的なスパンで検証しな
くてもよいのだろうか。
日々記事にせよ、とはいわない。せめて節目くらいは来し方をふりかえり
得失を吟味してはどうかと思うのである。
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ビルゲーツは全米に26万7000
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)6月25日(土曜日)弐
通巻第7382号
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ビルゲーツは全米に26万7000エーカーの農地を所有
ノウスダゴダ州の2100エーカーでジャガイモを栽培
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ビルゲーツは全米に26万7000エーカーの農地を所有している。ノ
ウスダゴダ州では2100エーカーにジャガイモ栽培を始めた。カナダ国
境へ80キロの寒冷地だ。
1エーカーは1224坪。26・7万エーカーはおよそ3億3000万
坪=10億9000万平方メートル。つまり東京ドーム24500個分で
ある。
各州は気象条件や河川、森林保護、環境保全、灌漑状況などにより、か
なり厳しい農地の開発条件がある。
だが、ビルゲーツにはよほどの先見の明と未来への食糧予測があるのだろう。
ウクライナ危機で表面化したのは小麦、食用油の輸出困難な市況に陥っ
たため、食品の値上げがあいつぐ一方で、中国の爆買いと備蓄、アフリカ
諸国の飢餓、南アジアから中東にかけては主食のナンが急騰した。
世界中で食糧危機が叫ばれ、日本ではパンを止めてお米を食べようとい
う運動も起きている。日本の経済安保政策には食糧の安全保障が基軸でう
たわれている。
さて世界一の金持ちでもあるビルゲーツはマイクロソフトの創業者であ
る。GAFAMブームを先導し、つねにビジネスの規範と仰がれ、スキャ
ンダルは沈静化し、ベゾスやマスクより、依然としてビルゲーツのほうが
全米で人気があるのだ。
そのGAFAMやテスラの株価が年初来、下落傾向にあり、著名四人衆
の株価(時価総額)下落は(1)イーロン・マスクが691億ドルの減
価。(2)べゾス(アマゾン)は611億ドル。(3)マーク・ザッカー
バーグ(フェイスブック)が541億ドル。(4)ビルゲーツは217億
ドル、それぞれ時価による資産評価が下がった(5月22日。ブルーム
バーグ)。
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 悪いか、
もっと悪いかがウクライナ戦争の本質だ
宮崎正弘『ロシアVS.ウクライナ 戦争とユダヤ人』
https://www.amazon.co.jp/dp/B09YC8NY5J/
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 2384回】
──習近平少年の読書遍歴・・・「あの世代」を育てた書籍(習50)
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いま共産党の権力をめぐって「習降李昇」の4文字が取り沙汰されてい
る。厳格なゼロコロナ対策で経済を冷え込ませた習近平に代わって李克強
の進める合理的経済政策が密かに支持を集め、これに習近平の権力膨張を
好まない江沢民、朱鎔基、胡錦濤などの長老連が同調することで、世評で
は「既定の路線」と見なされていた今秋の第20回共産党大会における習政
権3期目が揺らぎ始めた、あるいは破綻する。少なくともスンナリとは3期
目を迎えることはないだろう──というのだ。
これまでも権力交代期には多くの観測・解説の類が「出所不明」のまま
に伝えられはしたが、振り返ってみるに、そのどれもが噂の域から大きく
飛び出すことはなかった。
社会主義化をめぐって「急進・過激VS漸進・穏健」で争った毛沢東対劉
少奇、米ソ両超大国をめぐって「対米対話VS対ソ協調」で対立した(とさ
れる)毛沢東対林彪、毛沢東路線の「抜本的方向転換VS全面的継承」を
争った?小平対華国鋒──これまでみられた主な対立を振り返るなら、合理
的な政策が必ずしも勝利したわけではない。
権力闘争の勝敗を決した最大の要因は、やはり権力に対する執念であり
狂気だったはず。
毛沢東と劉少奇、毛沢東と林彪、?小平と華国鋒の対立を時系列で追っ
てみると、権力闘争の根底を流れる政策的対立は三者三様に異なっていて
並列化して判断することは難しい。だが3つの権力闘争の帰趨から判断す
るなら、勝者の側の執念・狂気が敗者のそれを遙かに上回っていたことを
指摘しておいても、強ち間違いはないだろう
劉少奇の場合、毛沢東が強行した大躍進政策の混乱を収拾し経済を安定
軌道に乗せたことで国民的支持が集まっているはず。そこで「毛降劉昇」
との慢心と油断があった。そこを、毛沢東は密かに、徹底して衝いたので
ある。
65年に入ると、先ず江青が動き出す。上海で後に「四人組」として手を
握ることになる張春橋、姚文元に文革開始の号砲となったとされる論文
「新編歴史劇『海瑞罷官』を評す」の執筆を命ずる。1月半ば、毛沢東は
「党内の実権派」に対する闘争を宣言する一方、側近の陳伯達に社会主義
運動の目的が劉少奇失脚にあることを示唆した。
4月以降、江青を中心に毛沢東思想を称える革命現代京劇を全面的に推
奨する。9月、林彪が論文「人民戦争勝利万歳」を発表し毛沢東思想に基
づく「自力更生」による対米方針を打ち出し、劉少奇派の主張する「反米
統一戦線結成」論を批判した。一方、毛沢東は早くも「党中央に修正主義
が見られる」と危険性を指摘している。
10月には毛沢東の検閲を経た論文「新編歴史劇『海瑞罷官』を評す」が
公表され、11月には林彪が「軍隊建設のための百年大計」を発表し、人民
解放軍による毛沢東思想の「活学活用」が打ち出される。
さに着々と文革に向けた舞台が整えられているにもかかわらず、劉少奇
は毛沢東の真意を測りかね、モタモタするばかり。いや舐めきっていた、
と言っておこうか。
こんな毛沢東派の動きを象徴するのが、14歳の号手(ラッパ卒)である
于魯紅を主人公にした絵本『雪山上的号手』(趙?・秦大虎 上海人民出
版社)だろう。
彼は毎日、ラッパを金ぴかに磨き上げ、柄のところに赤い布を結びつ
け、そいつを背中に威風堂々と行軍し、全身全霊を革命のために捧げ、勇
猛果敢に戦闘に参加してきた。そこで兵士たちは親しげに于魯紅を「小号
手(小さなラッパ卒)」と呼ぶ。
大難関の大雪山越えを前に、長征部隊は小休止し陣容を整える。冷えた
体を芯から暖めるため、于魯紅は近在の村で厳寒の行軍に必需品の唐辛子
と焼酎を調達。
「大雪山は豪雪に強風。空気は希薄。だが革命的英雄主義を発揮し、団結
して闘い困難を克服し、勝利のうちに踏破しよう」と、部隊長が気合いを
入れる。
毛沢東思想で・・・気合いダ〜ッ!
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★読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声★
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(読者の声1)明石元二郎顕彰碑建立記念ドキュメンタリー映画「我、死
して護国の鬼とならん」の完成発表上映会及びトークショー」のお知らせ
です。
4月23日に多くの方にご支援いただき、そして除幕にも多くの方のご出
席いただき、 明石元二郎顕彰碑を筥崎宮外苑に建立いたしました。
しかし、私たちがこの顕彰碑を建てたのは、ただ単に石のモニュメント
を建てたかったからではありません。明石元二郎という福岡出身の英雄の
ことを一人でも多くの日本国民に知っていただき、当時も現在も日本を取
り巻く状況は全く変わっていないことに警鐘を鳴らしたかったのです。
そのために、顕彰碑建立とともにドキュメンタリー映画「我、死して護
国の鬼とならん」の制作も同時に手掛けてきました。この映画は、明石元
二郎の日露戦争における活躍はもとより明石家三代が台湾に貢献したこ
と、そしてこの顕彰碑建立のために心血を注いで奔走した人、それを支え
ていただいた方々を描いています。
明石元二郎の再現シーンでは元タカラジェンヌの穂高ゆうさんが美しい
顔にひげを付けて熱演していますし、あの門田隆将先生があちこちと登場
し、解説をしていただいております。
森田拡貴氏が脚本を書き、撮影をし、そして編集をした彼の記念すべき
第一回監督作品です。不肖、歴史ナビゲーターの私が監修をし、文言や映
像などを厳しくチェックさせていただきました。
ぜひ、大勢の方にご覧いただきたいので、上映会のご出席と宣伝に力を
貸していただきたいと思っております。厚かましいお願いですが、いつも
のことと暖かく受け入れていただきますようお願いします。
記
7月3日日曜日 13時からと15時半からの入れ替え制で二回行います。
場所は 福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ(百道浜3−7−1)
https://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/facilities/access.pdf
会費は2000円(記念誌付き)
連絡先 井上政典 090-3280-4025 または森田拡貴 090-3075-3123 まで
(九州・歴史・観光戦略研究所 井上政典)
(読者の声2)後期認知症患者バイデン氏に与えられていた、後悔・公開
されない筈の「指導・命令書」が、本人自らの不注意によって、世界に発
信されてしまった。あたかも保母さんが知能指数の低い幼児に与えた脚本
の様な内容。
「君は、部屋に入り、こんにちは、と言う、
君は指定の椅子に座る。報道陣が入る。
君は、2分間、感想を述べる。報道陣は退席。
君は、LI Z SCHULER氏に一つ質問をする。
君は、参加者に礼を述べ、退席する。」
この短い極秘文書を報道のカメラに向けてしまったので、上記の内容が
バレた。
先日は、停まっている自転車から転けて恥をかいた。要するに米国大統領
は、操り人形であり、かつてのオバマ・クリントン政権の幹部が実権を操
作している。彼らは基本的に反米であり、親中・親露路線であり、当然に
独裁主義であり、表面的にはその裏を見せて、国民、世界を騙している。
https://summit.news/2022/06/24/biden-given-cheat-sheet-that-
instructs-him-how-to-say-hello-and-sit-down/(在米のKM生)
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重 要 情 報
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◎大谷翔平の新ボブルヘッド人形が
限定販売された:前田正晶
矢張り、これは言っておきたくなる。「テレビ局は何故“bobblehead
doll”をボブルヘッド人形とカタカナ表記するのか。これはおかしいバブ
ルヘッド人形であるべき」と。是非とも、「ローマ字読みのカタカナ表記
は元の英語の発音とは違っている」と認識しておいて欲しいのだ。
大谷翔平が所属するAngelsはアメリカのMLBの球団である。それなのに、
何故bobbleを「ボブル」とカタカナ表記するのか。辞書を見て見ろ。発音
記号は「バブル」か「バーブル」になっている。英連邦のOxfordには「ボ
ブル」というQueen’s English式とアメリカ式の「バブル」の両方が出て
いる。アメリカの球団に所属する大谷翔平の人形であれば、チャンとアメ
リカ式に「バブルヘッド人形」として置いて欲しかった。
何でもかんでも、英語の単語をローマ字式にカタカナ表記をするのを、も
う好い加減に止めたらどうか。ナショナルリーグの我が国での人気球団、
Los Angels Dodgersは戦後間もなくから「ドジャース」にされてしまった
が、あれは断固として「ダジャース」なのである。思うに、戦後間もなく
からローマ字式の読み方と表記が一般化していたようだった。
余計な話かも知れないが、遊戯であるような「ドッチボール」は広辞苑に
は「ドッジボールの訛り」と出ているように、元の英語ではdodgeball=
ダッジボールなのだ。こんな例を挙げていけばキリがないが、先ほど新た
に大谷翔平のボブルヘッド人形、即ちbobblehead dollが限定販売された
とのニュースがあったので、「これは宜しくないと思った」ので敢えて取
り上げた次第だ。
◎35度Cの酷暑をものともせずに街頭で:前田正晶
先ほど、午後12時過ぎに高田馬場駅前でバスを待っていた。その時にあの
建前では35度Cの酷暑をものともせずに、某政党の中年のご婦人の数名が
路上で「消費税を5%に」と「憲法を守ろう」と記されていたと思うチラ
シを、懸命に道行く人たちに配ろうとしていた。99%以上の人は無視して
通り過ぎていった。初めて今回の参議院議員の選挙演説に出会ったのだった。
あの頃の時間帯ではアスファルト道路の照り返しを考えれば、体感温度は
40度を超えていたのではないか。正直に言えば「熱中症を考えれば、危険
極まりないのでは」と感じていた。それほど、あの党に忠実なところが凄
いと思わずにはいられなかった。
その光景を見ていたバス待ちの高齢のご婦人は「あの小母様たちは大丈夫
なのかしら」と寧ろ同情的だった。その党の候補者と応援弁士たちは駅前
のロータリーの前に駐車した街宣車の屋根の上に立って獅子吼していた
が、果たしてどれほどの人たちがこの暑さの中で立ち止まってくれるのだ
ろうかと思って眺めていた。念の為に申し添えておくと、この候補者は現
職だった。
申し上げておきたいことは「現在進行中の参議院選挙の候補者たちは非常
に危険な街頭演説を余儀なくされているのではないのか」と感じたこと
だ。ここまでは気象条件の問題だが、私はこの他に仮令「単なる風邪」と
の言い方もされ始めたCOVID-19が、またもや都内での感染者が増加し始め
たという危険な材料もあることを考慮すべきだと見ている。それは「候補
者その人が危険を冒しているのではなく、通行人か密になっても聞こうと
する人たちを巻き込む事になりはしないのか」という辺りだ。
何れにせよ、先ほど初めて現在進行中の選挙運動を見る(演説を聞いては
いなかった、念の為)機会があって、現在の気象条件の下では来月の9日
までは大変な苦労をせざるを得ないのだろうなと思った次第だった。
新宿駅西口に行けばもっと盛況かも知れないが、とてもこの酷暑の下では
そこまでの危険を犯しても他の政党の候補者の政見を聞こうという勇気は
出てこない。
2022年07月01日
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